JP2002095578A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2002095578A
JP2002095578A JP2000292498A JP2000292498A JP2002095578A JP 2002095578 A JP2002095578 A JP 2002095578A JP 2000292498 A JP2000292498 A JP 2000292498A JP 2000292498 A JP2000292498 A JP 2000292498A JP 2002095578 A JP2002095578 A JP 2002095578A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯留したおねばが再びご飯に混ざらないよう
にするとともに、貯留されたおねば量を外部から簡単に
確認することができる炊飯器を提供する。 【解決手段】 本体と、本体に収容された内鍋と、本体
に開閉自在に取り付けられた蓋体とからなり、蓋体に、
炊飯中に生じる蒸気を排出するための蒸気排出経路を有
する炊飯器において、蒸気排出経路に、おねばを貯留す
るためのおねば貯留部15を設け、このおねば貯留部1
5内におねばが流入する流入口22に、貯留されたおね
ばが蒸気排出経路に逆流しないようにする舌片部(逆流
防止弁)30aを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の炊飯器は、炊飯時に生じる蒸気を
外部に排出する蒸気排出経路を有する。また、この蒸気
排出経路には、おねばが蒸気とともに炊飯器の蓋体外側
に吹きこぼれ非衛生になることを防止するため、炊飯器
においておねばを貯留するおねば貯留部が設けられてい
る。このおねば貯留部におねばを貯留することにより、
蓋体外側に吹きこぼれないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
炊飯器において、おねば貯留部に貯留されたおねばは、
ご飯を収容している内鍋内に古いおねばが環流し、古い
おねばがご飯に混ざる場合がある。この場合、ご飯の食
味が悪くなるという問題があった。また、おねば貯留部
に貯留されたおねば量を外部から確認することができな
いという問題があった。
【0004】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、貯留したおねばが再びご飯に混ざらないよ
うにするとともに、貯留されたおねば量を外部から簡単
に確認することができる炊飯器を提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明は、本体と、前記本体に収容され
た内鍋と、前記本体に開閉自在に取り付けられた蓋体と
からなり、前記蓋体に、炊飯中に生じる蒸気を排出する
ための蒸気排出経路を有する炊飯器において、前記蒸気
排出経路に、おねばを貯留するためのおねば貯留部を設
け、該おねば貯留部内におねばが流入する流入口に、貯
留されたおねばが前記蒸気排出経路に逆流しないように
する逆流防止弁を設けたものである。
【0006】前記発明では、おねばを貯留するおねば貯
留部を蒸気排出経路に設け、逆流防止弁によりおねば貯
留部に貯留されたおねばが蒸気排出経路に逆流しないよ
うにしたので、おねばが、蒸気排出経路を逆流してご飯
を収容する内鍋まで戻ることを確実に防止することがで
きる。
【0007】前記逆流防止弁は、弾性体からなる舌片で
あることが好ましい。
【0008】前記おねば貯留部に、窓を設けて、該窓か
ら前記おねば貯留部内に貯留されたおねば量をユーザが
確認できるようにすることが好ましい。これにより、お
ねば貯留部内に貯留されたおねばの量を確認することに
より、ユーザがおねば貯留部内のおねばを捨てる適切な
時期を判断することができる。
【0009】前記おねば貯留部に、前記おねば貯留部内
に貯留されたおねばを取出すことができるように着脱自
在の蓋を設けることが好ましい。これにより、ユーザ
が、おねば貯留部内に貯留されたおねばを取出して捨て
ることが可能となり、おねば貯留部内のおねばが満杯に
なることを回避することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面にしたがって説明する。
【0011】図1は、本発明にかかる炊飯器1を示す。
この炊飯器1は、内鍋2と、該内鍋2を収容する本体3
と、該本体3に開閉可能に取り付けられた蓋体4とから
なる。
【0012】前記内鍋2は、熱伝導率が高いアルミ等か
らなる鍋母材の外面に電磁誘導加熱される強磁性材料を
コーティングや接合等を施したものである。
【0013】前記本体3は、前記内鍋2を収容可能な有
底筒形状に形成されている。この本体3には、加熱手段
である誘導加熱コイル(不図示)が配設されている。
【0014】前記蓋体4は、前記本体3に開閉可能に取
り付けられ、この本体3の開口部を閉塞するもので、上
板5と、下板6と、該下板6の底面に着脱可能に取り付
けられ前記内鍋2の開口部を密閉する内蓋7とからな
る。
【0015】前記上板5には、蒸気を外部に排出するた
めの流体通路8と外部(大気)とを連通する排出口9が
設けられている。前記内蓋7の内側には、蒸気孔ユニッ
トケース10が設けられている。また、内蓋7には、図
2に示すように、蒸気孔ユニットケース10の後述する
蒸気孔13と対応する位置に穴7aと、蒸気孔ユニット
ケース10の窓16と対応する位置に透明材料からなる
水位窓7bとが設けられている。
【0016】前記蒸気孔ユニットケース10は、図3に
示すように、本体部11と蓋部12からなり、蓋部12
は、図示しない取付手段により着脱自在に本体部11に
組み付けられている。この蒸気口ユニットケース10
は、流体通路8と内鍋2とを連通させて、内鍋2内に生
じる蒸気を外部に排出する蒸気排出経路を形成するもの
である。
【0017】前記本体部11には、図4、5、6に示す
ように、内鍋2から本体部11内に蒸気を導入するため
の蒸気孔13と、図5において矢印で示す方向に蒸気を
向かわせる蒸気流路11aと、後述するトルネードケー
ス20を収容する収容部14と、おねばを貯留するおね
ば貯留部15とが形成されている。収容部14には、図
3に示すように、おねば貯留部15の開口部を閉塞する
ように後述するトルネードケース20の底面部20bが
嵌合する受け部14aが形成されている。おねば貯留部
15は、円筒形状であり、その底部には、外側からおね
ば貯留部15内部のおねば貯留量を確認することができ
るように透明材料からなる窓16が設けられている。ま
た、本体部11には、図5、6に示すように、おねば貯
留部15の側壁に設けられた連通口15aを介して連通
するタンク17が形成されている。
【0018】前記蓋部12には、図3に示すように、蒸
気を流体通路8に排出するための排出孔12aが形成さ
れている。
【0019】前記トルネードケース20は、図7、8に
示すように、上面開口の円筒形状であり、側壁部20a
と底面部20bからなる。側壁部20aには、本体部1
1の蒸気流路11aからの蒸気をトルネードケース20
内に導入するための側壁口21が形成されている。この
側壁口21を介してトルネードケース20内に導入され
た蒸気は、図8における矢印で示すように、反時計回り
に回転することにより蒸気の排出速度が低下する。底面
部20bには、おねばが前記おねば貯留部15に流入す
るための流入口22と、後述する舌片部材30が取り付
けられる取付部23と、底面部20bの外周から下方に
延びる筒状部24とが形成されている。この筒状部24
は、流入口22からおねば貯留部15に流入したおねば
を下側に導いて、底面部20bと受け部14aとの間に
侵入しないようにするものである。
【0020】前記舌片部材30は、ゴムなどの弾性体か
らなり、図9に示すように、舌片部30aと基部30b
からなるものである。基部30bは、トルネードケース
20の取付部23に取り付けられ、舌片部30aは、容
易に変形可能な薄さからなり流入口22を塞ぐものであ
る。
【0021】次に、前記構成からなる炊飯器1の作用に
ついて説明する。
【0022】炊飯器1の炊飯動作に伴い、内鍋2内のご
飯から生じる蒸気とおねばは、図3の矢印で示すよう
に、蒸気口ユニットケース10内に蒸気孔13を介して
排出される。この蒸気とおねばは、蒸気流路11aを通
過してトルネードケース20内に導かれる。蒸気は、ト
ルネードケース20内において旋回し、蒸気の排出速度
が低下した後、排出孔12aを介して流体通路8へと排
出され、排出口9を介して外部に排出される。
【0023】一方、トルネードケース20内に導かれた
おねばは、底面部20bの上面に溜まり、舌片部材30
の舌片部30aが、図3中2点鎖線で示すように、おね
ばの重量により下側に押し下げられると、流入口22を
介しておねば貯留部15内に流入し、おねば貯留部15
およびタンク17内に貯留される。舌片部30aは、お
ねばの重量により容易に押し下げられるが、おねばがお
ねば貯留部15内に流入した後、すぐに弾性的に元の位
置に戻り流入口22を閉塞するので、貯留されたおねば
は、おねば貯留部15内から逆流することはない。これ
により、蒸気流路11aを環流して内鍋2内におねばが
戻ることを確実に防止することができる。
【0024】また、ユーザは、蓋体4を開け、内蓋7の
水位窓7bを介して蒸気孔ユニットケース10の窓16
を見て、おねば貯留部15およびタンク17内に貯留さ
れたおねば量を確認することができる。ユーザは、貯留
されたおねばの水位が、図2に示す水位窓7bに設けら
れた矢印の位置に有ることを確認し、貯留されたおねば
が満杯で有ると判断した場合、以下の方法により貯留さ
れたおねばをおねば貯留部15内から除去することがで
きる。まず、内蓋7を蓋体4から取り外し、露出した蒸
気孔ユニットケース10の蓋部12を本体部11から取
り外す。トルネードケース20を本体部11から取り出
し、露出したおねば貯留部15内を丸洗いすることによ
り、おねば貯留部15内に貯留されたおねばを開口部1
5aから排出して空にすることができる。これにより、
おねば貯留部15およびタンク17が満杯になり、おね
ばを貯留することができなくなることを回避することが
できる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、おねばを貯留するおねば貯留部を蒸気排出経
路に設け、逆流防止弁によりおねば貯留部に貯留された
おねばを再び蒸気排出経路に戻さないようにしたので、
おねばが、蒸気排出経路を環流してご飯を収容する内鍋
まで戻ることを確実に防止することができる。これによ
り、ご飯の食味が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかる炊飯器を示した断
面図。
【図2】 図1の内蓋を示した平面図。
【図3】 図1の蒸気孔ユニットケースのI−I線断面
図。
【図4】 図1の蒸気孔ユニットケースの本体部を示し
た断面図。
【図5】 図4の蒸気孔ユニットケースの平面図。
【図6】 図5の蒸気孔ユニットケースのII−II線
断面図。
【図7】 図1のトルネードケースを示した断面図。
【図8】 図7のトルネードケースの平面図。
【図9】 図1の舌片部材を示した拡大斜視図。
【符号の説明】 1 炊飯器 2 内鍋 3 本体 4 蓋体 15 おねば貯留部 17 タンク(おねば貯留部) 22 流入口 30a 舌片部(逆流防止弁)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、前記本体に収容された内鍋と、
    前記本体に開閉自在に取り付けられた蓋体とからなり、
    前記蓋体に、炊飯中に生じる蒸気を排出するための蒸気
    排出経路を有する炊飯器において、 前記蒸気排出経路に、おねばを貯留するためのおねば貯
    留部を設け、該おねば貯留部内におねばが流入する流入
    口に、貯留されたおねばが前記蒸気排出経路に逆流しな
    いようにする逆流防止弁を設けたことを特徴とする炊飯
    器。
  2. 【請求項2】 前記逆流防止弁は、弾性体からなる舌片
    であることを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
  3. 【請求項3】 前記おねば貯留部に、窓を設けて、該窓
    から前記おねば貯留部内に貯留されたおねば量をユーザ
    が確認できるようにしたことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の炊飯器。
  4. 【請求項4】 前記おねば貯留部に、前記おねば貯留部
    内に貯留されたおねばを取出すことができるように着脱
    自在の蓋を設けたことを特徴とする請求項1から3のい
    ずれかに記載の炊飯器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011125607A (ja) * 2009-12-21 2011-06-30 Mitsubishi Electric Corp 電気炊飯器
JP2013022284A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Mitsubishi Electric Corp 炊飯器
KR101360463B1 (ko) * 2008-10-15 2014-02-07 미쓰비시덴끼 홈기기 가부시키가이샤 밥솥

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KR101360463B1 (ko) * 2008-10-15 2014-02-07 미쓰비시덴끼 홈기기 가부시키가이샤 밥솥
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