JP2002095303A - 畦形成機 - Google Patents

畦形成機

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JP2002095303A
JP2002095303A JP2000335248A JP2000335248A JP2002095303A JP 2002095303 A JP2002095303 A JP 2002095303A JP 2000335248 A JP2000335248 A JP 2000335248A JP 2000335248 A JP2000335248 A JP 2000335248A JP 2002095303 A JP2002095303 A JP 2002095303A
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JP
Japan
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ridge
levee
soil
embankment
transmission case
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Pending
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JP2000335248A
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English (en)
Inventor
Kenji Nogami
健治 野上
Toshimitsu Soma
敏光 相馬
Toshiki Kagasawa
豪紀 加賀沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sasaki Corp
Original Assignee
Sasaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 畦形成機における畦上面の雑草等の前処理装
置の構成に関するものである。 【解決手段】 畦形成機であって、畦形成部に土を盛り
上げ状態に供給する土盛装置と、畦形成部に盛られた土
を締め固めて畦を形成する畦形成装置とを具えて構成し
たものである。前記した畦形成機の土盛装置の直後で、
畦形成装置の直前に畦上面削土装置を配設し、この畦上
面削土装置は上下方向に移動調節可能に構成して、必要
によって畦状面から昇降させて削土の深さを可変するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、旧畦を修復して新
たな畦を造成する畦形成機において、旧畦の雑草等が繁
茂して表層が硬くなっている上面の前処理機構に関する
ものであり、特に畦上面削土装置を土盛装置の直後に位
置させた構成に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の畦形成機としては特公平
4−64642号が知られる。この従来の構造のものは
「走行機体に連結機構により機枠を連結し、該機枠に少
なくとも旧畦の一方側面より旧畦の内部に回転穿入して
旧畦上に土を跳ね上げる複数個の掻上刃をもつ回転ロー
タを設け、該回転ロータの上方及び畦の上方にカバー部
材を設け、該回転ロータの進行方向後方位置に畦の上面
及び畦の一方側面に合わせた縦断面.形状の整畦体を設
け、該整畦体を整畦動作させる整畦機構を設け、該回転
ロータの進行方向前方位置に、上記回転ロータにより土
が跳ね上げられて盛り上げられる前において、旧畦の上
面を砕土可能な砕土刃を配設し、該砕土刃を砕土動作さ
せる砕土機構を配設して構成したことを特徴とする整畦
装置。」である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
造の場合、畦に盛土をする回転ローターの進行方向前方
位置に旧畦の上面処理砕土刃を配設したので、雑草や硬
土層を含めて、上面砕土した雑草根のマット層を形成し
たものに対し、そのマット層の上面に盛土することにな
るので、盛土層と2層に分離される欠点があると同時に
畦形成機の機体自体が前後に長く大型化するという問題
があった。又、同一畦の上面であっても、雑草株が少な
い場合や、新しい畦では硬土層が薄い等に対する対応調
整が不充分であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、土盛装置と、畦形成装置と、土盛装置の直後で畦形
成装置の直前に畦上面削土装置を配置した畦形成機にお
いて、畦上面削土装置を上下方向に対して移動調整可能
に構成したことを特徴とした畦形成機を提供したもので
ある。
【0005】
【作用】土盛装置の直後で畦形成機の直前に畦上面削土
機を配設し、土盛装置の被覆カバーと畦上面削土装置の
被覆カバーとを共有したので、土盛装置から削土されて
放出される飛散中の盛土と、直後の上面削土機によって
畦上面の雑草株と硬土層を破砕処理された処理土が混和
される。この盛土と上面処理土が混和されて続いて畦形
成機によって畦の裾部、上面ともにほぼ同質状の盛土に
よって締め固められ、機体がコンパクトになり旋回性も
良好である。又、畦上面削土装置を上下方向に対して移
動調整可能に構成したので、畦上面の雑草株の成育状況
や、硬土層の厚さに適宜に対応できる。硬土層が厚い場
合は深めに設定し、また新しい畦では上方に上げて畦か
ら解除すると無駄なエネルギーが排除される。
【0006】
【実施例】本発明を実施した図面に基づいて構成を説明
する。
【0007】図1は、畦形成機を説明する斜視図を示
し、図2は動力伝達を示す平面展開図を示し、図3は作
用を説明する正面図、図4は作用を説明する側面図、図
5は側面外観図、及び図6は要部の斜視図である。
【0008】図1において、1は装着フレームを示し、
トップブラケット2、及び左右一対のロアピン3を有し
てなり、中央部に入力軸4が装備されている。6は機枠
を示し、中央に主にミッション7を配置し、一側部に第
1伝動ケース8を連結する。機枠6は伝動手段を内装し
て、前方部の装着フレーム1にリンク枠5を介して平行
状に連結されてなり、必要によって装着フレーム1は平
行揺動して位置を変更する。
【0009】主ミッション7の他側には第3伝動ケース
24を突出させて配置する。第3伝動ケース24の下端
から機枠6と平行状に横パイプ25を設置させる。横パ
イプ25には第2伝動ケース9を設置する。この第2伝
動ケースの前部外方に向けて土盛装置11を形成する。
土盛装置は進行方向に直交する水平状の主軸12と堀削
爪13、短爪14とからなる。
【0010】29は第4伝動ケースを示し、第2伝動ケ
ース9の後部に連結されて回転力が伝達される。この第
4伝動ケース29は第2伝動ケース9に突設する横パイ
プ軸25−1に対してボス軸32が摺動可能に支持され
30の上下調節機構によって上下方向に対して移動調整
可能に構成される。さらに、第4伝動ケース29の後方
には土盛装置11と平行状に畦の上面削土装置が連結装
備される。
【0011】前記削土装置18は、土盛装置11の直後
で畦形成装置の直前に配置されるもので、第4伝動ケー
ス29の上部から前記した土盛装置を駆動する主軸12
と平行状に延設された回転軸26と、この回転軸26に
数個の砕土爪10、10′が取り付けられて、畦の形成
時に畦の上面を削土して、雑草等を削り同時に表面の硬
土層を破砕するものである。砕土爪10′は砕土爪10
より幾分長く形成され、畦上面の盛土側の肩部を破砕す
るものである。
【0012】15は畦形成装置で、畦の側部斜面を形成
する円錐状ディスク16と畦上面を成形する円筒状回転
体17とから形成されて、第1伝動ケース8に設けた回
転伝達軸19より回転駆動する。又、畦形成装置15の
周速は走行車の作業速度により早く設定され、スリップ
回転しながら締めて、土質、水分状態によって回転速度
は調整される。
【0013】上下調整機構30は削土装置18を上下方
向に移動するもので、同一畦上面において硬土層が深い
場合にはハンドル31を回転して削土装置18の砕土爪
10を下げて削土深さを深くする。新しい畦で上面に硬
土層がない場合には削土装置を上方へ上げて削土作業を
排除する。
【0014】図2において、7の主ミッションはベベル
ギヤ等の変速部品が内蔵され、この主ミッション7の入
力軸4′は図示していないが、走行車である四輪トラッ
ク等のPTO軸から伝動され、本実施例では装着フレー
ム11に設けた入力軸4からユニバーサルジョイント軸
を介し回転される。
【0015】主ミッション7の外側部に位置する第3伝
動ケース24は、第2伝動ケース9へ横パイプを介して
伝動する。第2伝動ケース9は、下部前方に土盛装置1
2を設ける。土盛装置11の主軸12には堀削爪13及
び短爪が配列され、畦の斜面をニ段階に掘削深さが調整
されて、畦の斜面部の中位部をくさび状に掘削する。掘
削爪13と短爪14は畦斜面側へ屈曲されて、掘削土は
畦の上面と斜面側へ飛散され盛土される。
【0016】第2伝動ケース9の後部には第4伝動ケー
ス29を連結して動力を伝達し、この第4伝動ケース2
9には畦上面削土装置の回転軸26が連結され駆動され
る。30は削土装置18を上下に調節する上下調節機構
である。又、主ミッション7の内側からは、畦形成装置
15を駆動する第1伝動ケース8に回転伝動軸19が配
備される。21は土盛装置11の上部を被覆する被覆カ
バーAであり、後方部には田面を掘削した土を畦の斜面
側へ案内するものである。21−2は前記した横送り板
21−1の後方に向けて連続して設けた仕切板を示した
もので、横送りされた盛土を畦形成装置の円錐状ディス
ク16へ案内するものである。
【0017】23は畦上面の削土装置18の上面を被覆
する被覆カバーCを示したものである。盛土装置の掘削
爪13、短爪14で掘削された放てき土は横送り板21
−1と被覆カバーAとによって規制されながら畦上面の
被覆カバーBと、被覆カバーCの内面へ飛散され、畦上
面を破砕した削土と混和され、さらに破砕される。機枠
6の内側に第1伝動ケース8が支持部が2重嵌合されて
支持され、畦形成装置15が畦の高低によって高さ調整
可能に構成される。
【0018】図3は作用を説明する正面図で、畦20の
上面に円筒状回転体17の外周面が平行状に接地されて
配置され、円錐状ディスク16は畦20の内側の斜面に
接地される。畦上面の削土装置18は畦の上面に平行状
に設置されね複数本の削土爪10′は畦の盛土側肩部ほ
階段上に切削しながら土盛装置11から放てきされる掘
削土とを混和しながらさらに破砕する。畦上面を切削す
る必要がない時はハンドル31を回転させ削土装置18
を上方へ上げて畦から解除する。
【0019】本実施例においては土盛装置は田面を掘削
する掘削爪13と、畦斜面の中位をくさび状に切削する
短爪14とからなり、短爪14は畦斜面の中位を雑草株
の破砕と同時に切削跡は階段状になって、盛土の堆積保
持部となって盛土形成部は堅固になる作用がある。
【0020】図4において、畦20の進行方向に対して
土盛装置11による掘削爪13の正転回転(F−1)に
よる掘削と被覆カバーAと横送り板21−1によって上
面の削土装置18に放てき飛散され、削土装置18は正
転回転(F−2)しながら土盛装置11からの放てき土
と混和破砕する。削土装置18で破砕した破土は被覆カ
バーC、被覆カバーB及び仕切板21−2によって規制
されながら畦の上面と側面に盛土され、畦形成装置によ
って鎮圧成形される。
【0021】図5は側面の外観図であって、被覆カバー
Cの側面部に被覆カバーCは連結される。被覆カバーC
の後部には飛散を防止して円筒状回転体17の前に削土
をガイド材28によって案内する。土盛装置11の被覆
カバーAと被覆カバーCは弾性材27で連結され、相互
の角度変更可能となっている。
【0022】図6は削土装置18を上下方向に調整する
要部の斜視図である。前方に土盛装置11を支持した第
2伝動ケース9の後部に削土装置18を上下回動自在に
連結してなる。33は第2伝動ケースの後端に設けた金
具で支持駒35を装備している。34は第4伝動ケース
29の側面に設けた金具を示し、ネジ駒36を装備して
いる。31はハンドルを示し、上方は支持駒35に支持
され下方のネジ部はネジ駒36に螺着されている。従っ
て、ハンドル31を回転すると第2伝動ケース9に対し
て削土装置18は昇降作用する。
【0023】
【効果】以上のような構成にしたので、機体全体がコン
パクトで軽量に製作できるとともに、畦の内側斜面及び
上面は粉砕された雑草株が混和されて強力に同質状態に
練り締められ、丈夫な畦を成形可能になったものであ
り、特に畦上面削土装置は削土深さを独立的に調整で
き、不要な場合は上方へ解除すれば無駄な馬力も排除さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 畦形成機を説明する斜視図
【図2】 動力伝達を示す平面展開図
【図3】 作用を説明する正面図
【図4】 作用を説明する側面図
【図5】 側面外観図
【図6】 要部の斜視図
【符号の説明】
1 装着フレーム 2 トップブラケット 3 ロアピン 4、4′ 入力軸 5 リンク枠 6 機枠 7 主ミッション 8 第1伝動ケース 9 第2伝動ケース 10、10′ 砕土刃 11 土盛装置 12 主軸 13 堀削爪 14 短爪 15 畦形成装置 16 円錐状ディスク 17 円筒状回転体 18 削土装置 19 回転伝達軸 20 畦 21 被覆カバーA 21−1 横送り板 21−2 仕切板 22 被覆カバーB 23 被覆カバーC 24 第3伝動ケース 25 横パイプ 25−1 横パイプ軸 26 回転軸26 27 弾性材 28 ガイド材 29 第4伝動ケース 30 上下調整機構 31 ハンドル 32 ボス軸 33 金具 34 受金具 35 支持駒 36 ネジ駒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B034 AA02 BA02 BA07 BB01 BC06 DA03 DA08 DB21 DB27

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】土盛装置と、畦形成装置と、土盛装置の直
    後で畦形成装置の直前に畦上面削土装置を配置した畦形
    成機において、畦上面削土装置を上下方向に対して移動
    調整可能に構成したことを特徴とした畦形成機。
JP2000335248A 2000-09-26 2000-09-26 畦形成機 Pending JP2002095303A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011135808A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Sasaki Corporation 畦形成機
JP2011211943A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Sasaki Corporation 畦形成機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011135808A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Sasaki Corporation 畦形成機
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