JP2002094703A - 通話料金補正装置 - Google Patents
通話料金補正装置Info
- Publication number
- JP2002094703A JP2002094703A JP2000282268A JP2000282268A JP2002094703A JP 2002094703 A JP2002094703 A JP 2002094703A JP 2000282268 A JP2000282268 A JP 2000282268A JP 2000282268 A JP2000282268 A JP 2000282268A JP 2002094703 A JP2002094703 A JP 2002094703A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- call
- time
- pbx
- correction value
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Meter Arrangements (AREA)
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 最新のキャリア側データとＰＢＸ側データと
を突合せて統計的に得られる補正時間値に基き、現在の
ＰＢＸ側通話を補正して料金計算を行う。 【解決手段】 複数の内線電話類を管理するＰＢＸにお
いて、外部の通信業者が通知する呼記録とＰＢＸが自身
で持つ時計による記録とにより過去の通話時間の統計処
理による補正値を得る照合処理部１０と、照合処理部に
よる通話時間補正値１２により現在の通話時間を補正し
て通話時間を推定する補正部１３とを備えた。
を突合せて統計的に得られる補正時間値に基き、現在の
ＰＢＸ側通話を補正して料金計算を行う。 【解決手段】 複数の内線電話類を管理するＰＢＸにお
いて、外部の通信業者が通知する呼記録とＰＢＸが自身
で持つ時計による記録とにより過去の通話時間の統計処
理による補正値を得る照合処理部１０と、照合処理部に
よる通話時間補正値１２により現在の通話時間を補正し
て通話時間を推定する補正部１３とを備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＰＢＸにおいて内
線から局線に対して通話を行った呼の通話料金を計算す
る手段に関するものである。
線から局線に対して通話を行った呼の通話料金を計算す
る手段に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のＰＢＸにおける通話料金の計算方
法を示すブロック図を図３を用いて説明する。従来のＰ
ＢＸにおける通話料金計算方法は、ＰＢＸ １おいて収
容する内線２から局線３に対して通話を行った場合、Ｐ
ＢＸ １内にもつ時計４により通話時間、通話開始時刻
又は終話時刻を計測し発信元の内線番号、相手先番号と
共に通話明細情報５（以下ＣＤＲデータと称す）として
記録する。上記ＣＤＲデータ５を元に通話料金計算部６
において個々の通話料金を計算しこれを通話料金情報７
として記録する。一方通信事業者（以下キャリアと称
す）側はキャリア側の局用交換機２０において局用交換
機２０内に内蔵する時計２１により通話時間及び通話開
始時刻又は終話時刻を計測し、相手先番号、局線番号と
共に呼記録２２を作成記録する。キャリアは上記呼記録
２２を元に通話料金計算部２３で通話料金計算を行い通
話料金を加えて加えた呼記録２２ｂを作成する。
法を示すブロック図を図３を用いて説明する。従来のＰ
ＢＸにおける通話料金計算方法は、ＰＢＸ １おいて収
容する内線２から局線３に対して通話を行った場合、Ｐ
ＢＸ １内にもつ時計４により通話時間、通話開始時刻
又は終話時刻を計測し発信元の内線番号、相手先番号と
共に通話明細情報５（以下ＣＤＲデータと称す）として
記録する。上記ＣＤＲデータ５を元に通話料金計算部６
において個々の通話料金を計算しこれを通話料金情報７
として記録する。一方通信事業者（以下キャリアと称
す）側はキャリア側の局用交換機２０において局用交換
機２０内に内蔵する時計２１により通話時間及び通話開
始時刻又は終話時刻を計測し、相手先番号、局線番号と
共に呼記録２２を作成記録する。キャリアは上記呼記録
２２を元に通話料金計算部２３で通話料金計算を行い通
話料金を加えて加えた呼記録２２ｂを作成する。
【０００３】なお、特開平５−３００２７５号公報によ
れば、交換局が自トランク内で転送処理を行った場合
の、課金振分けを行うことが示されている。また第２の
従来例として、特開平６−３７９３７号公報によれば、
構内交換機側の時計よりも、通信業者からの請求に重点
を置き、通話記録から請求の記録に合うものを照合して
確定する方法が示されている。しかしこれは通話時間は
専ら通信業者の記録を信じ、確定できる内線に振り分け
るのみであり、しかもその振り分けはキャリアからの請
求があった後に生じる作業である。
れば、交換局が自トランク内で転送処理を行った場合
の、課金振分けを行うことが示されている。また第２の
従来例として、特開平６−３７９３７号公報によれば、
構内交換機側の時計よりも、通信業者からの請求に重点
を置き、通話記録から請求の記録に合うものを照合して
確定する方法が示されている。しかしこれは通話時間は
専ら通信業者の記録を信じ、確定できる内線に振り分け
るのみであり、しかもその振り分けはキャリアからの請
求があった後に生じる作業である。
【０００４】従来のＰＢＸにおける通話料金計算方式で
は、ＰＢＸ内でキャリア側とは別に、独立した時計を用
いて計測した通話時間、通話開始時刻又は終話時刻を元
に通話料金を計算していた。一方キャリア側はキャリア
側の局用交換機において計測した通話時間及び通話開始
時刻又は終話時刻を元に通話料金を計算していた。この
ように互いに異なる時計を用いてかつ、通話開始及び終
了を検出する部分も互いの交換機内で独立に判断を行っ
ているため両値は必ずしも一致しない。更に、違いを照
合して振り分ける第２の従来例でも、振り分けは請求時
に行うのでホテル等のリアルタイム性を要求される場合
には適用できないという課題がある。
は、ＰＢＸ内でキャリア側とは別に、独立した時計を用
いて計測した通話時間、通話開始時刻又は終話時刻を元
に通話料金を計算していた。一方キャリア側はキャリア
側の局用交換機において計測した通話時間及び通話開始
時刻又は終話時刻を元に通話料金を計算していた。この
ように互いに異なる時計を用いてかつ、通話開始及び終
了を検出する部分も互いの交換機内で独立に判断を行っ
ているため両値は必ずしも一致しない。更に、違いを照
合して振り分ける第２の従来例でも、振り分けは請求時
に行うのでホテル等のリアルタイム性を要求される場合
には適用できないという課題がある。
【０００５】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、ＰＢＸ側で計測する通話時間、通
話開始時刻又は終話時刻に対して、過去に当該ＰＢＸが
計測した通話時間及び通話開始時刻又は終話時刻と同一
通話のキャリア側が計測した通話時間及び通話開始時刻
又は終話時刻を比較、統計処理して相互の誤差を予測し
て算出し、これを補正値として即時、通話料金計算を行
う。
めになされたもので、ＰＢＸ側で計測する通話時間、通
話開始時刻又は終話時刻に対して、過去に当該ＰＢＸが
計測した通話時間及び通話開始時刻又は終話時刻と同一
通話のキャリア側が計測した通話時間及び通話開始時刻
又は終話時刻を比較、統計処理して相互の誤差を予測し
て算出し、これを補正値として即時、通話料金計算を行
う。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通話料金
補正装置は、複数の内線電話類を管理するＰＢＸにおい
て、外部の通信業者が通知する呼記録とＰＢＸが自身で
持つ時計による記録とにより過去の通話時間の統計処理
による補正値を得る照合処理部と、照合処理部による通
話時間補正値により現在の通話時間を補正して通話時間
を推定する補正部とを備えた。
補正装置は、複数の内線電話類を管理するＰＢＸにおい
て、外部の通信業者が通知する呼記録とＰＢＸが自身で
持つ時計による記録とにより過去の通話時間の統計処理
による補正値を得る照合処理部と、照合処理部による通
話時間補正値により現在の通話時間を補正して通話時間
を推定する補正部とを備えた。
【０００７】
【発明の実施の形態】実施の形態１．過去の最新データ
に基づき通話時間の補正を行い、通話終了と同時に補正
を適用可能な構成を説明する。図１は、本実施の形態に
おける望ましい適用例を示す通話料金補正装置と関連装
置の接続を含むシステム構成図である。図において、１
０は通信業者であるキャリア側の交換機から送られてく
る呼記録と、ＰＢＸ側で得られる照合条件データ１１と
をつき合わせて、これら複数のデータを積算して最新の
誤差統計値を得る照合処理部、１２ａは例えば最新の２
ヶ月の積算データから得られた通話時間補正値、１２ｂ
は同じく通話開始時刻と通話終了時刻である。また１３
は得られた時間補正値をＰＢＸからのデータに加減算し
て現在の通話時間を推測する補正部、５ａは得られたＣ
ＤＲデータ、６ａは通話料金計算処理部、７ａは通話料
金情報である。その他の図３中の要素と同一の番号は、
従来のそれと同等のものである。
に基づき通話時間の補正を行い、通話終了と同時に補正
を適用可能な構成を説明する。図１は、本実施の形態に
おける望ましい適用例を示す通話料金補正装置と関連装
置の接続を含むシステム構成図である。図において、１
０は通信業者であるキャリア側の交換機から送られてく
る呼記録と、ＰＢＸ側で得られる照合条件データ１１と
をつき合わせて、これら複数のデータを積算して最新の
誤差統計値を得る照合処理部、１２ａは例えば最新の２
ヶ月の積算データから得られた通話時間補正値、１２ｂ
は同じく通話開始時刻と通話終了時刻である。また１３
は得られた時間補正値をＰＢＸからのデータに加減算し
て現在の通話時間を推測する補正部、５ａは得られたＣ
ＤＲデータ、６ａは通話料金計算処理部、７ａは通話料
金情報である。その他の図３中の要素と同一の番号は、
従来のそれと同等のものである。
【０００８】本構成の装置による動作を説明する。先
ず、キャリア側局用交換機２０から、例えば月毎に時
刻、時間、宛先内訳を付記した呼記録が送られてくる。
これをＰＢＸ側の照合処理部１０で、ＰＢＸ１で作成さ
れたＣＤＲデータ５とキャリア側呼記録２２ｂを照合す
る。この照合処理は、通話時間の照合範囲、及びそのも
とになる照合条件を記載した照合条件データ１１を参照
して、通話時間、通話開始時刻または終話時刻、通話相
手電話番号等を抽出して１件毎に照合する。これを２な
いし３ヶ月積算すると、キャリア側局用交換機２０内の
時計２１とＰＢＸ １内の時計４との時間ずれを主とす
る統計的な接続時間の誤差である最新の通話開始時刻補
正値１２ａ、通話終了時刻補正値１２ｂが得られる。
ず、キャリア側局用交換機２０から、例えば月毎に時
刻、時間、宛先内訳を付記した呼記録が送られてくる。
これをＰＢＸ側の照合処理部１０で、ＰＢＸ１で作成さ
れたＣＤＲデータ５とキャリア側呼記録２２ｂを照合す
る。この照合処理は、通話時間の照合範囲、及びそのも
とになる照合条件を記載した照合条件データ１１を参照
して、通話時間、通話開始時刻または終話時刻、通話相
手電話番号等を抽出して１件毎に照合する。これを２な
いし３ヶ月積算すると、キャリア側局用交換機２０内の
時計２１とＰＢＸ １内の時計４との時間ずれを主とす
る統計的な接続時間の誤差である最新の通話開始時刻補
正値１２ａ、通話終了時刻補正値１２ｂが得られる。
【０００９】こうした準備が出来ると、これらの統計デ
ータである最新の通話開始時刻補正値１２ａ、通知終了
時刻補正値１２ｂを基に、補正部１３は現在通話が終了
した通話毎にＣＤＲデータ５から補正後のデータ５ａを
得る。これを基に通話料金情報７ａがリアルタイムで得
られる。なお、他に時間補正値を利用するシステムがあ
れば、図２に示す接続によりキャリア側とＰＢＸ側の通
話時間補正値１２を利用してもよい。
ータである最新の通話開始時刻補正値１２ａ、通知終了
時刻補正値１２ｂを基に、補正部１３は現在通話が終了
した通話毎にＣＤＲデータ５から補正後のデータ５ａを
得る。これを基に通話料金情報７ａがリアルタイムで得
られる。なお、他に時間補正値を利用するシステムがあ
れば、図２に示す接続によりキャリア側とＰＢＸ側の通
話時間補正値１２を利用してもよい。
【００１０】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されてお
り、統計的な時間誤差に基づく時間補正値により現在通
話時間を予測するので、ＰＢＸ側の事情に合わせること
ができる、しかもキャリア側の通話料金との誤差が少な
くできる効果がある。
り、統計的な時間誤差に基づく時間補正値により現在通
話時間を予測するので、ＰＢＸ側の事情に合わせること
ができる、しかもキャリア側の通話料金との誤差が少な
くできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の実施の形態１における補正値を元に
した通話料金の値を得る装置の構成ブロック図である。
した通話料金の値を得る装置の構成ブロック図である。
【図２】 実施の形態１における通話時間の補正値を得
る他の装置の構成ブロック図である。
る他の装置の構成ブロック図である。
【図３】 従来の通話料金計算方法を示すブロック図で
ある。
ある。
１ ＰＢＸ、２ 内線電話機、３ 局線、４ ＰＢＸ内
蔵の時計、５，５ａＣＤＲデータ、６，６ａ 通話料金
計算処理部、７，７ａ 通話料金情報、１０照合処理
部、１１ 照合条件データ、１２ 通話時間補正値、１
２ａ 通話時間補正値、１２ｂ 通話終了時刻補正値、
１３ 補正部、２０ キャリア側局用交換機、２１ キ
ャリア側局用交換機内の時計、２２ａ，２２ｂ 呼記
録、２３キャリア側通話料金計算部。
蔵の時計、５，５ａＣＤＲデータ、６，６ａ 通話料金
計算処理部、７，７ａ 通話料金情報、１０照合処理
部、１１ 照合条件データ、１２ 通話時間補正値、１
２ａ 通話時間補正値、１２ｂ 通話終了時刻補正値、
１３ 補正部、２０ キャリア側局用交換機、２１ キ
ャリア側局用交換機内の時計、２２ａ，２２ｂ 呼記
録、２３キャリア側通話料金計算部。
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の内線電話類を管理するＰＢＸにお
いて、 外部の通信業者が通知する呼記録と上記ＰＢＸが自身で
持つ時計による記録とにより過去の通話時間の統計処理
による補正値を得る照合処理部と、 上記照合処理部による通話時間補正値により現在の通話
時間を補正して通話時間を推定する補正部とを備えたこ
とを特徴とする通話料金補正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000282268A JP2002094703A (ja) | 2000-09-18 | 2000-09-18 | 通話料金補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000282268A JP2002094703A (ja) | 2000-09-18 | 2000-09-18 | 通話料金補正装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002094703A true JP2002094703A (ja) | 2002-03-29 |
Family
ID=18766813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000282268A Withdrawn JP2002094703A (ja) | 2000-09-18 | 2000-09-18 | 通話料金補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002094703A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016025372A (ja) * | 2014-07-16 | 2016-02-08 | 富士通株式会社 | 通信課金システムおよび通信課金方法 |
-
2000
- 2000-09-18 JP JP2000282268A patent/JP2002094703A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016025372A (ja) * | 2014-07-16 | 2016-02-08 | 富士通株式会社 | 通信課金システムおよび通信課金方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20051018 |
|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071204 |