JP2002094324A - 無線端末装置 - Google Patents

無線端末装置

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JP2002094324A
JP2002094324A JP2000283025A JP2000283025A JP2002094324A JP 2002094324 A JP2002094324 A JP 2002094324A JP 2000283025 A JP2000283025 A JP 2000283025A JP 2000283025 A JP2000283025 A JP 2000283025A JP 2002094324 A JP2002094324 A JP 2002094324A
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conductive portion
antenna
antenna element
circuit board
wireless terminal
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JP2000283025A
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English (en)
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Naoki Koga
直樹 古賀
Masakazu Hoashi
正和 帆足
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ素子の特性を劣化させることなく、
アンテナ部のデザイン性を考慮した無線端末装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 回路基板7にほぼ平行な第1の導電部1
aと前記第1の導電部1aに連続し前記回路基板7に対
して傾きを持つ第2の導電部1bとから構成され、前記
第1の導電部1aに給電端子3を設けるとともに、給電
端子3から遠い端面を含むように前記第2の導電部1b
を構成した第1のアンテナ素子1を有する。さらに無線
端末装置の幅方向に対してほぼ左右対称に2つの第2の
アンテナ素子1,2を配してダイバーシティ受信を行う
ようにした無線端末装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線端末装置に関す
るものであって、特にアンテナ素子に特徴を有し、無線
LAN用の無線PCカード等として使用される無線端末
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスや家庭内においてネット
ワーク化が進み、複数台のパーソナルコンピュータ(以
下PCという)や、プリンタ等がイーサネット(登録商
標)等により接続されLANが構成されている。一方
で、レイアウト変更時の配線の煩わしさや新規配線の困
難さの問題から、無線を用いたネットワークに注目が集
まってきており、特にIEEE802.11により有線
と同等の11Mbpsの伝送速度が規格化されたこと
で、これまでよりも安価に無線LANの導入が進んでき
ている。
【0003】無線LAN用のアダプタは無線PCカード
として提供されており、無線部が占有できる大きさは限
られている。したがって、アンテナ部を含めた無線部の
構成に特徴を持たせている。
【0004】従来の無線PCカードとしては、たとえば
特許第3004533号や登録実用新案第304169
0号の発明・考案が知られており、これらはどちらの構
成も逆F型アンテナを用いたものである。
【0005】図4(a)は携帯無線端末装置として従来
の無線PCカードの外観を示す斜視図、(b)は携帯無
線端末装置として従来の無線PCカードのアンテナ構成
部を示す斜視図、(c)は前記(b)中に示したX−X
部の筐体を含めた断面図である。
【0006】前記無線PCカードは図4に示すように、
第1のアンテナ素子となる導電部51と、第2のアンテ
ナ素子となる導電部52と、グランドプレーン58をも
つ回路基板57を備え、第1のアンテナ素子となる導電
部51と第2のアンテナ素子となる導電部52は、それ
ぞれ端縁に折り曲げて突設した給電端子53、55およ
び接地端子54、55を有しており、その接地端子5
3、54により基板57上のグランドプレーン58に接
地され、逆F型アンテナとして作用するようになってい
る。
【0007】図中の59は外装となるフレーム、60は
上板金カバー、61は下板金カバー、62はアンテナ素
子を含んだ拡張部である。
【0008】なお、図4には2つのアンテナ素子を示し
ているが、もちろん1つのアンテナ素子でも良い。前記
2つのアンテナ素子を用いているのは、第1のアンテナ
素子51と第2のアンテナ素子52によりダイバーシテ
ィ受信を行い、フェージング等の影響による受信電波強
度の変化に対して、スイッチ(図示せず)により2つの
アンテナ素子を切り替えて特性の良いほうのアンテナを
選択するためである。
【0009】一般的に無線LANカードとして用いられ
るタイプIIの無線PCカードの拡張部はPCカードの規
格で定められており、幅54mm、長さ40mm、高さ
10.5mmの大きさである。また、逆F型のアンテナ
は性能が良く、かつ、小型化できるという特徴を有して
おり、無線PCカードに使用されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで逆F型アンテ
ナの特性は、基板57から導電部51、52までの距離
(図4中hで示した距離)が大きいほど特性が良くなる
ことから、逆F型アンテナの特性を確保するためには、
その距離hを大きくすることが重要である。しかしなが
ら、距離hを規格限度まで取ると、アンテナを含んだ拡
張部62全体の大きさが図4(a)に示すように大きく
なってしまい、デザイン的に自由度がなくなるという課
題があった。
【0011】本発明は、上記従来の問題に留意し、特性
の良い小型の逆F型アンテナを用い、かつ、デザイン的
にもユーザーにアピールするデザインを採用できる無線
端末装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、回路基板の板面にほぼ平行な第1の導電部
と、前記第1の導電部に連続し前記回路基板の板面に対
して傾きを持つ第2の導電部とから構成されたアンテナ
素子を有する無線端末装置とする。
【0013】本発明によれば、アンテナ素子部の高さに
変化を持たせることができることから、アンテナ部のデ
ザインの自由度が増した無線端末装置とすることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、回路基板にほぼ平行な第1の導電部と、第1の導電
部に連続し回路基板に対して傾きを持つ第2の導電部と
から構成されたアンテナ素子を有する無線端末装置であ
り、アンテナ素子部の高さに変化を持たせることができ
るため、無線端末装置のアンテナ部のデザインの自由度
が増すという作用を有する。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明は、回路基
板にほぼ平行な第1の導電部と、第1の導電部に連続し
回路基板に対して傾きを持つ第2の導電部とから構成さ
れ、第1の導電部に給電端子を設けるとともに、給電端
子から遠い端面を含むように第2の導電部を構成したア
ンテナ素子を有する無線端末装置であり、アンテナ部の
デザインの自由度が増すという作用とともに給電端子と
回路基板との距離を大きく取ることができ、アンテナと
して良い特性を得ることができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項3に記載の発明は、回路基
板にほぼ平行な第1の導電部と、第1の導電部に連続し
回路基板に対して傾きを持つ第2の導電部とから構成さ
れ、第1の導電部に給電端子を設けるとともに、給電端
子から遠い端面を含むように第2の導電部を構成した2
つのアンテナ素子を有し、2つのアンテナ素子によりダ
イバーシティを行う構成とし、2つのアンテナ素子を無
線端末装置の幅方向に対してほぼ左右対称の形状とした
無線端末装置であり、アンテナ部のデザインの自由度が
増し、アンテナ素子として良い特性が得られるという作
用とともに、左右2つのアンテナ素子の特性をほぼ等し
くすることができ、優れたダイバーシティ効果を得るこ
とができるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項4記載の発明は、回路基板
にほぼ平行な第1の導電部と、第1の導電部に連続し回
路基板に対して傾きを持つ第2の導電部とから構成さ
れ、第1の導電部に給電端子を設けるとともに、給電端
子から遠い端面を含むように第2の導電部を構成した少
なくとも2つの内部アンテナ素子を有し、切り替えスイ
ッチ付きの外部アンテナ取り出し用コネクタを設けると
ともに、外部アンテナがコネクタに接続された場合は、
無線端末装置内の内部アンテナ素子の内、1つの内部ア
ンテナ素子を外部アンテナに切り替え、外部アンテナと
無線端末装置内部の別の内部アンテナ素子とによりダイ
バーシティを行う構成とした無線端末装置であり、外部
アンテナを使用した場合でも、自動的にアンテナを切り
替えダイバーシティを行うことができるという作用を有
する。
【0018】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
3または4に記載の無線端末装置において、アンテナ素
子は非接地とし、かつ、少なくとも1つのアンテナ素子
近傍にグランドを配置して、非接地のアンテナ素子と高
周波的に結合させた無線端末装置であり、アンテナ部の
デザインの自由度が増し、アンテナ素子として良い特性
が得られるという作用とともに、ダイバーシティ利得の
低下を招くことなく無線端末装置を小型化できるという
作用を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。
【0020】(実施の形態1)図1(a)は本発明の実
施の形態1の無線端末装置としての無線PCカードの外
観を示す斜視図、(b)は本発明の実施の形態1の無線
端末装置としての無線PCカードのアンテナ構成部の斜
視図、(c)は前記(b)中のX−X部の筐体を含めた
断面図である。
【0021】前記無線PCカードは、図1に示すように
第1のアンテナ素子1と、第2のアンテナ素子2と、グ
ランドプレーン8をもつ回路基板7を備えて構成されて
いる。
【0022】前記第1のアンテナ素子1は、板金等から
なる第1の導電部1aおよびこの第1の導電部1aに鈍
角に折り曲げて連続した板金等からなる第2の導電部1
bよりなり、その第1の導電部1aの端縁にはアンテナ
素子への給電端子3とアンテナ素子の接地端子4を折り
曲げて突設してあり、また、第2のアンテナ素子2は、
板金等からなる第1の導電部2aおよびこの第1の導電
部2aに鈍角に折り曲げて連続した板金等からなる第2
の導電部2bよりなり、その第1の導電部1aおよび2
aの端縁には、それぞれアンテナ素子への給電端子5と
アンテナ素子の接地端子6を折り曲げて突設している。
なお、前記アンテナ素子1と第2のアンテナ素子2の第
2の導電部1b,2bは、前記第1の導電部1a,2a
の給電端子5から遠い端面を含むように構成されてい
る。
【0023】前記第1のアンテナ素子1と第2のアンテ
ナ素子2は、その接地端子4、6により基板7上のグラ
ンドプレーン8に接地され、逆F型アンテナとして作用
するようになっている。
【0024】さらに詳しく説明すると、第1のアンテナ
素子1の第1の導電部1aおよび第2のアンテナ素子2
の第1の導電部2aは、給電端子3,5により回路基板
7の面に平行で、かつ、回路基板7の面との距離を大き
く保ち、また、第2の導電部1b,2bは回路基板7に
対して傾きを持つように取りつけられている。
【0025】図中の9は外装となるフレーム、10は上
板金カバー、11は下板金カバー、12はアンテナ素子
を含んだ拡張部である。
【0026】このようにアンテナ素子1,2を形成する
ことにより、無線PCカードのアンテナ部を含む拡張部
12の形状について単なる箱型のデザインにするのでは
なく、アンテナ素子1,2に沿って拡張部12の形状を
小さくすることができ、実際の大きさ以上に拡張部12
の大きさを小さく見せることができる。
【0027】ここで、アンテナ素子のゲイン特性につい
て比較する。実施の形態としては図1中に示す第2のア
ンテナ素子2の形状を用いた。回路基板7との間隔を
5.5mmとし、先端の5mmを回路基板7に介して2
0°の角度で傾けた。従来の技術として図4中に示す第
2のアンテナ素子52を用い、回路基板7との間隔を3
mm、5.5mmとした。測定は、電波暗室にて行い、
標準ホーンアンテナから2.4GHzの連続波を送信し
て、被測定アンテナ素子にて受信した。アンテナ素子を
360度回転させてゲイン特性をスペクトラムアナライ
ザで測定し、その平均をアンテナ素子の測定値とした。
【0028】結果を(表1)に示す。
【0029】
【表1】
【0030】従来の技術において、回路基板7との間隔
を大きくすることにより、アンテナ素子のゲイン特性が
4.4dB程度向上している。しかし、従来の技術1を
用いると無線PCカードの拡張部12は大きくなってし
まう。一方、実施の形態は従来の技術2に対しては3.
9dB程度の性能の向上があり、従来の技術1に対して
は若干ながら性能の悪化が見られるが、拡張部12のデ
ザインとしてはアンテナ素子に沿って拡張部12の形状
を小さくすることができる。
【0031】本実施の形態1の構成によれば、アンテナ
素子としての性能を確保し、アンテナ素子に沿って拡張
部12の形状を小さくすることができ、実際の大きさ以
上に拡張部12の大きさを小さく見せることができると
いう効果を有し、ユーザーへアピールすることができ
る。
【0032】なお、本実施の形態1では2つの逆F型ア
ンテナの例について説明をしたが、本発明はアンテナ素
子の形状やアンテナ素子の種類について限定されるもの
ではなく、別の種類のアンテナ素子と組み合わせて使用
することも可能である。また、無線端末装置として無線
PCカードに限定されるものではない。
【0033】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2の無線PCードにおけるアンテナ部の構成を示す
斜視図である。
【0034】前記無線PCカードは図2に示すように、
第1のアンテナ素子21と、第2のアンテナ素子22
と、グランドプレーン28をもつ回路基板27を備えて
構成されている。
【0035】前記第1のアンテナ素子21は、板金等か
らなる第1の導電部21aおよびこの第1の導電部21
aに鈍角に折り曲げて連続した板金等からなる第2の導
電部21bよりなり、その第1の導電部21aの端縁に
はアンテナ素子への給電端子23とアンテナ素子の接地
端子24を折り曲げて突設してあり、また、第2のアン
テナ素子22は、板金等からなる第1の導電部22aお
よびこの第1の導電部22aに鈍角に折り曲げて連続し
た板金等からなる第2の導電部22bよりなり、その第
1の導電部22aの端縁にはアンテナ素子への給電端子
25とアンテナ素子の接地端子26を折り曲げて突設し
ている。そして前記第1のアンテナ素子21と第2のア
ンテナ素子22は、その接地端子24、26により基板
27上のグランドプレーン28に接地され、逆F型アン
テナとして作用するようになっている。
【0036】また、第1のアンテナ素子21の第1の導
電部21aおよび第2のアンテナ素子22の第1の導電
部22aは、給電端子23,25により回路基板27の
面に平行で、かつ、回路基板27の面との距離を大きく
保ち、また、第2の導電部21b,22bは回路基板2
7に対して傾きを向き持つように取りつけられている。
【0037】本実施の形態2の特徴は、第1のアンテナ
素子21と第2のアンテナ素子22とを、無線PCカー
ドの幅方向に対してほぼ左右対称の形状となるようにし
ている。
【0038】無線PCカードにおいてはフェージングの
影響を抑えるために、ダイバーシティ受信を行ってお
り、本実施の形態2の構成にすることにより、2つのア
ンテナ素子のゲイン特性をほぼ等しくすることができる
とともに、指向性についてはほぼ左右対称にすることが
できるため、効果良くダイバーシティ受信を行うことが
できる。
【0039】なお、本実施の形態2では左右のアンテナ
素子の寸法を若干異ならせることで、周辺部品の配置等
の影響によるアンテナ素子の動作周波数における整合点
のずれを補正することができる。たとえば、第1のアン
テナ素子1の第2の導電部21bの長さを第2のアンテ
ナ素子2の導電部22bの長さよりも長くする等、回路
構成によりそのやり方は種々選択可能である。
【0040】また、本実施の形態2では2つの逆F型ア
ンテナの例について説明をしたが、アンテナ素子の形状
やアンテナ素子の種類について限定を行うものではな
い。また、無線端末装置として無線PCカードに限定す
るものではない。
【0041】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3の無線PCードにおけるアンテナ部の構成を示す
斜視図である。
【0042】前記無線PCカードは図3に示すように、
第1のアンテナ素子31と、第2のアンテナ素子32
と、グランドプレーン38をもつ回路基板37を備えて
構成されている。
【0043】前記第1のアンテナ素子31は、板金等か
らなる第1の導電部31aおよびこの第1の導電部31
aに鈍角に折り曲げて連続した板金等からなる第2の導
電部31bよりなり、その第1の導電部31aの端縁に
はアンテナ素子への給電端子33とアンテナ素子の支持
端子34を折り曲げて突設してあり、また、第2のアン
テナ素子32は、板金等からなる第1の導電部32aお
よびこの第1の導電部32aに鈍角に折り曲げて連続し
た板金等からなる第2の導電部32bよりなり、その第
1の導電部32aの端縁にはアンテナ素子への給電端子
35とアンテナ素子の支持端子36を折り曲げて突設し
ている。前記回路基板37においては、そのグランドプ
レーン38の上面に、前記グランドプレーン38とは電
気的に絶縁関係をもたせた導電部39aと、導電部39
bを形成している。そして非接地の前記第1のアンテナ
素子31と第2のアンテナ素子32は、導電部39aと
導電部39bと高周波的に結合させ、導電部39aと導
電部39bが第1のアンテナ素子31および第2のアン
テナ素子32の導電部の一部となるようにしている。
【0044】また、第1のアンテナ素子31の第1の導
電部31aおよび第2のアンテナ素子32の第1の導電
部22aは、給電端子33,35により回路基板27の
面に平行で、かつ、回路基板37の面との距離を大きく
保ち、また、第2の導電部31b,32bは回路基板3
7に対して傾きを持つように取りつけられている。図中
の40は切り替えスイッチ付きのコネクタ、41は外部
アンテナである。
【0045】なお、動作については実施の形態1と同様
であり、その説明を省略する。
【0046】本実施の形態3の特徴は、第1のアンテナ
素子31および第2のアンテナ素子32が非接地の構成
としたことにある。
【0047】このような構成にすることにより、第1の
アンテナ素子31および第2のアンテナ素子32の相関
を低く保ちつつ、アンテナ素子31、32のごく近傍に
グランドプレーン38を配置し、高周波的に結合させる
ことにより、それぞれのアンテナが広い指向性を持つこ
とができ、良好なダイバーシティの効果を得ることがで
きる。
【0048】なお、アンテナ素子とグランドプレーンと
を高周波的に結合させるのは、表層のみでなく、たとえ
ば、多層回路基板の内層や裏面などでも可能である。
【0049】また、本実施の形態3では切り替えスイッ
チ付きのコネクタ40を有しており、外部アンテナ41
がコネクタ40に接続された場合は、第2のアンテナ素
子32を外部アンテナ41に切り替え、外部アンテナ4
1と第1のアンテナ素子31とによりダイバーシティを
行うことができる。
【0050】また、コネクタ40の位置は回路部品の配
置等の関係で、2つのアンテナ素子の間に配置すること
が好ましいが、特にその位置に限定するものではない。
【0051】前記本実施の形態3では2つの逆F型アン
テナの例について説明をしたが、アンテナ素子の形状や
アンテナ素子の種類について限定を行うものではない。
また、無線端末装置として無線PCカードに限定するも
のではない。
【0052】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によればアンテナ部のデザインの自由度が増すという効
果とともに給電端子と基板との距離を大きく取れ、アン
テナとして良い特性を得ることができる無線端末装置を
提供することができる。また、2つのアンテナ素子の特
性をほぼ等しくすることができ、優れたダイバーシティ
効果を有する無線端末装置を提供することができる。さ
らに、外部アンテナを使用した場合でも、自動的にアン
テナを切り替えダイバーシティを行うことができる無線
端末装置を提供することができる。また、アンテナ部の
小型化を図れるとともに、それぞれのアンテナが広い指
向性を持つことができ、良好なダイバーシティの効果を
有する無線端末装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1の無線端末装置と
しての無線PCカードの外観を示す斜視図 (b)本発明の実施の形態1の無線端末装置としての無
線PCカードのアンテナ構成部の斜視図 (c)前記(b)中のX−X部の筐体を含めた断面図
【図2】本発明の実施の形態2の無線PCカードにおけ
るアンテナ部の構成を示す斜視図
【図3】本発明の実施の形態3の無線PCカードにおけ
るアンテナ部の構成を示す斜視図
【図4】(a)携帯無線端末装置として従来の無線PC
カードの外観を示す斜視図 (b)携帯無線端末装置として従来の無線PCカードの
アンテナ構成部を示す斜視図 (c)前記(b)中に示したX−X部の筐体を含めた断
面図
【符号の説明】
1 第1のアンテナ素子 1a 第1の導電部 1b 第2の導電部 2 第2のアンテナ素子 3,5 給電端子 4,6 接地端子 7 回路基板 8 グランドプレーン 9 フレーム 10 上板金カバー 11 下板金カバー 12 拡張部 34,36 支持端子 39a,39b 回路基板上の導電部 40 コネクタ 41 外部アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J021 AA02 AB06 DB05 FA31 HA06 5J045 AA21 AB05 DA08 FA01 HA02 NA00 5J047 AA04 AA07 AB10 AB13 FD00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板にほぼ平行な第1の導電部と、前
    記第1の導電部に連続し前記回路基板に対して傾きを持
    つ第2の導電部とから構成されたアンテナ素子を有する
    ことを特徴とする無線端末装置。
  2. 【請求項2】回路基板にほぼ平行な第1の導電部と、前
    記第1の導電部に連続し前記回路基板に対して傾きを持
    つ第2の導電部とから構成され、前記第1の導電部に給
    電端子を設けるとともに、前記給電端子から遠い端面を
    含むように前記第2の導電部を構成したアンテナ素子を
    有することを特徴とする無線端末装置。
  3. 【請求項3】回路基板にほぼ平行な第1の導電部と、前
    記第1の導電部に連続し前記回路基板に対して傾きを持
    つ第2の導電部とから構成され、前記第1の導電部に給
    電端子を設けるとともに、前記給電端子から遠い端面を
    含むように前記第2の導電部を構成した2つのアンテナ
    素子を有し、前記2つのアンテナ素子によりダイバーシ
    ティを行う構成とし、前記2つのアンテナ素子を無線端
    末装置の幅方向に対してほぼ左右対称の形状としたこと
    を特徴とする無線端末装置。
  4. 【請求項4】回路基板にほぼ平行な第1の導電部と、前
    記第1の導電部に連続し前記回路基板に対して傾きを持
    つ第2の導電部とから構成され、前記第1の導電部に給
    電端子を設けるとともに、前記給電端子から遠い端面を
    含むように前記第2の導電部を構成した少なくとも2つ
    の内部アンテナ素子を有し、切り替えスイッチ付きの外
    部アンテナ取り出し用コネクタを設けるとともに、外部
    アンテナが前記コネクタに接続された場合は、無線端末
    装置内の内部アンテナ素子の内、1つの内部アンテナ素
    子を外部アンテナに切り替え、前記外部アンテナと無線
    端末装置内部の別の内部アンテナ素子とによりダイバー
    シティを行う構成としたことを特徴とする無線端末装
    置。
  5. 【請求項5】アンテナ素子は非接地とし、かつ、少なく
    とも1つのアンテナ素子近傍にグランドを配置して、前
    記非接地のアンテナ素子と高周波的に結合させたことを
    特徴とする請求項3または4記載の無線端末装置。
JP2000283025A 2000-03-29 2000-09-19 無線端末装置 Pending JP2002094324A (ja)

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