JP2009272685A - アンテナ及びそのアンテナを有する通信装置 - Google Patents

アンテナ及びそのアンテナを有する通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アンテナの放射素子の位置を導体基板に対して近接させることができるアンテナとそのアンテナを有する通信装置を提供する。
【解決手段】アンテナ装置は,給電部を有する放射素子と,給電部に供給する高周波信号を生成する高周波信号源を有する導体基板と放射素子との間に設けられ電気的にフローティングにされたフローティング導電部材とを有する。そして,放射素子と導体基板との間の距離を,共振周波数信号の波長の16分の1未満且つ64分の1以上,望ましくは前記波長の32分の1乃至64分の1にする。
【選択図】図1

Description

本発明は,アンテナ及びそのアンテナを有する通信装置に関し,特に,アンテナの放射素子と回路基板との距離を短くできるアンテナ及びそのアンテナを有する通信装置に関する。
無線LANなど無線通信速度を増大するための伝送技術として,MIMO(Multiple Input Multiple Output)通信方式が提案されている。この通信方式では,送信アンテナ及び受信アンテナを複数設け,複数の送信アンテナから同一周波数帯域のチャネルで且つ異なる送信信号列を同時に送信する。このようにすることで,周波数帯域を拡大することなく全体の伝送速度を増加させることができる。つまり,周波数帯域を拡大しなくても,送信アンテナの数が増えた分だけ送信信号列を増加させることができ,周波数の利用効率と無線伝送速度の向上を図ることができる。
また,ダイバーシティ伝送を行う場合は,受信側に複数の受信アンテナを設け,受信利得が高いアンテナを選択して感度の高い受信電力を受信する。このようにすることで,異なる伝送路を介して伝送された受信電力のうち高いほうを選択することができる。
MIMO通信方式やダイバーシティ伝送方式に利用させるアンテナについては,特許文献1,2,非特許文献1などに記載されている。特許文献1には,無線端末装置に複数本のアンテナ素子を搭載する場合に,給電点から第1の面内で立ち上がる第1のアンテナ群と第1の面と垂直な第2の面内で立ち上がる第2のアンテナ群とを設け,第1,第2のアンテナの相互結合の影響を少なくした端末用マルチアンテナが記載されている。
また,特許文献2には,切り欠け部を有するグランドパターンの切り欠け部の両側に給電部を有する第1,第2の放射素子を設け,放射素子間の電磁的な相互作用を減少させて放射素子間の結合度を低減し,複数の放射素子の特性を分離した一体型平板多素子アンテナが記載されている。
そして,非特許文献1には,MIMO通信方式のアンテナにおいて,1対の放射素子のグランド端部どうしを結合する導電体ブリッジを設けて,放射素子間の相互結合を低減することが記載されている。
特開2007−142878号公報 特開2007−13643号公報 「携帯端末用L字型折り返しモノポールアンテナの素子間相互結合低減に関する一検討」防衛大学校 電気電子工学科 Yongho KIM 伊藤淳 森下久,電子情報通信学会 信学技法,2008年3月27日沖縄大学にて発表
従来の端末用のアンテナでは,アンテナの放射素子をその放射素子が取り付けられる導体基板(回路基板)に近接させると,放射素子と導体基板とが電磁的に相互作用を及ぼしあい,アンテナの共振周波数が所望の周波数からずれると共に,反射係数(VSWR:Voltage Standing Wave Ratio)が上昇しアンテナの利得が低下する。例えば,2.4GHz帯の場合はλ/16(≒0.125/16≒7.8125mm)以下に近接させることは,上記の問題から不可能である。特に,携帯端末用に利用される逆F型アンテナやL字型アンテナは,比帯域幅(中心周波数に対する帯域幅)が6%程度と低く,共振周波数が移動することは回避すべきである。
一方で,ラップトップパソコンに装着される無線LANカードの場合,アンテナをカード筐体内に格納することが望ましい。また,携帯電話やその他携帯情報端末においても,アンテナとそれが取り付けられる導体基板(回路基板)とをコンパクトに構成することが望ましい。しかし,上記の通りλ/16程度までしか放射素子を導体基板に接近させることができず,小型化の障害になっている。
そこで,本発明の目的は,アンテナの放射素子の位置を導体基板に対して近接させることができるアンテナとそのアンテナを有する通信装置を提供することにある。
アンテナ装置は,給電部を有する放射素子と,給電部に供給する高周波信号を生成する高周波信号源を有する導体基板と放射素子との間に設けられ電気的にフローティングにされたフローティング導電部材とを有する。そして,放射素子と導体基板との間の距離を,共振周波数の信号,より詳しくは,共振周波数帯域の周波数を有する信号のうち一番長い波長の16分の1未満且つ64分の1以上,望ましくは前記波長の32分の1乃至64分の1にする。
フローティング導電部材を設けることで,放射素子への導電基板からの電磁的影響を遮断することができ,共振周波数がずれることなくアンテナの放射素子の位置を導電基板に波長の1/16未満に近づけることが可能になる。しかも,発明者の実験によれば,アンテナの反射係数(VSWR)を低下させて利得を向上させることもできる。
好ましくは,放射素子とフローティング導電部材との間に空気の誘電率より高い誘電率を有する誘電体を設ける。放射素子とフローティング導電部材との間に誘電体を設けることで,誘電体がない場合に比較して放射素子とフローティング導電部材との距離を短くすることができ,さらに,放射素子に接続される容量値が高くなり,アンテナの比帯域幅を大きくし受信可能な帯域幅を広くすることができる。若しくは,誘電率が空気に比較して高いので同じ容量値であれば放射素子の面積を小さくしてアンテナを小型化することができる。
アンテナを有する送信装置は,給電部を有する放射素子と,給電部に供給する高周波信号を生成する高周波信号源を有する導体基板と,放射素子と導体基板との間に設けられ電気的にフローティングにされたフローティング導電部材とを有する。そして,放射素子と導体基板との間の距離を共振周波数信号の波長の16分の1未満且つ64分の1以上,望ましくは前記波長の32分の1乃至64分の1にする。また,好ましくは,放射素子とフローティング導電部材との間に空気の誘電率より高い誘電率を有する誘電体を設ける。
アンテナ装置の放射素子と,放射素子が取り付けられる導体基板との距離を短くし,低姿勢のアンテナ装置を提供することができる。
以下,図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し,本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず,特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図1は,第1の実施の形態におけるアンテナを有する送信装置の斜視図である。また,図2は,図1中の矢印100の逆方向から見た側面図である。そして,図3は,図1のアンテナの放射素子1,2の部分を分解した分解斜視図である。これらの図を参照して,本実施の形態のアンテナとそれを有する送信装置の構成について説明する。
このアンテナは,1対の逆F型アンテナで構成され,銅箔からなる放射素子1とそれに接続される細幅の放射素子3とからなる第1のアンテナと,銅箔からなる放射素子2とそれに接続される細幅の放射素子4とからなる第2のアンテナとを有する。1対の放射素子1,2は,近接して配置され,絶縁材料からなる支持部材5により回路基板を構成する導体基板8に取り付けられる。つまり,放射素子1,2,3,4は,導体基板8から所定の高さHを隔てた位置に配置される。細幅の放射素子3,4は,共に銅板などの導体材料で形成され,放射素子1,2にそれぞれ接続されている。さらに,細幅の放射素子3,4はL字型に曲げられ,先端側は導体基板8の両辺に沿って延在し,その先端は開放されている。放射素子1,3の合計長,放射素子2,4の合計長は共に,送受信する周波数帯幅の約1/4波長の電気長を有する。
導体基板8は,回路基板を構成し,アンテナから送信する高周波信号を生成する高周波信号源11,12を内蔵する。そして,高周波信号源11,12と放射素子1,2の中央位置の給電点17,18とが,給電線13,14を介して接続される。図1,2,3では省略しているが,図11で後述するとおり,正確には給電線13,14は同軸ケーブルの内導体で構成される。さらに,回路基板8内のグランドと放射素子1の右端の無給電点19,放射素子2の左端の無給電点20とが,グランド線(無給電線)15,16を介して接続される。そして,同軸ケーブルの外導体(図示せず)もグランドに接続される。なお,図2では,給電線13,14とグランド線(無給電線)15,16は省略されている。回路基板である導体基板8のアンテナ配置位置とは反対側の端部には,ラップトップパソコンに接続する接続コネクタ9が設けられている。接続コネクタ9は,例えばUSBコネクタである。
図2の側面図,図3の分解斜視図から明らかなとおり,放射素子1,2と導体基板8との間には,電気的にフローティングにされたフローティング導電部材7が設けられている。フローティング導電部材7は,例えば銅箔板で構成される。また,フローティング導電部材7は,放射素子1,2に誘電体層6を介して貼り付けられている。誘電体層6は,例えばエポキシ基板で構成され,その誘電率εは空気の誘電率ε=1より大きく,例えばε=4.8である。
放射素子1,2と導体基板8との間にフローティング導電部材7を配置することで,放射素子1,2と導体基板8との間で電磁界を遮断し,放射素子1,2への導体基板8による影響を抑制することができる。その結果,放射素子1,2を導体基板8に近接して設けることができ,低姿勢のアンテナを実現できる。
フローティング導電部材7を介在させずに,放射素子1,2を導体基板8に近接させると,例えば,送受信信号の波長をλとした場合に,両者間の距離がλ/16(2.4GHz帯の場合はλ/16(≒7.8125mm)未満になると,放射素子1,2と導体基板8とが電磁的に結合し,共振周波数がずれることが確認されている。さらに,発明者の実験によれば,λ/16未満に近接させると,共振周波数がキャリア周波数からずれることに加えて,反射係数VSWRが高くなりアンテナの利得が低下することが確認されている。
それに対して,フローティング導電部材8を設けることで,放射素子1,2を導体基板8にλ/16〜λ/64程度,望ましくはλ/32〜λ/64程度近接しても,共振周波数がずれることがなく,反射係数VSWRが高くなることもない。むしろ,フローティング導電部材8を設けることで,反射係数VSWRを低下させることができた。ただし,放射素子1,2と導電基板8との距離をλ/64未満まで近接させると,ふたたび反射係数VSWRが上昇することが発明者に確認されている。
図4は,本発明者が行った実験結果による周波数に対する反射係数のデータである。破線が従来例モデル,実線が本実施の形態による実施例モデルのデータである。実施例モデルでは,導体基板8上に絶縁材料の支持部材5により厚みが18μmの銅箔の放射素子1を取り付けて,放射素子1には厚みが150μm程度のエポキシ材料からなる誘電体層6を介して厚みが18μmの銅箔のフローティング導電部材7を設けている。実験モデルは,1つのアンテナのみ有する。そして,放射素子1と導体基板8との距離Hは約3mmである。3mmは,2.4GHz帯の場合のλ/32(≒3.91mm)<3mm<λ/62(≒1.95mm)の関係になる。
一方,従来例モデルは,上記の実施例モデルにおいてフローティング導電部材7と誘電体層6が設けられていない。そして,放射素子1と導体基板8との距離Hは,約λ/16(≒7.82mm)である。
図4に示されるとおり,従来モデルでは,放射素子1と導体基板8との距離Hをλ/16程度に保つことで,所望の周波数2.4GHz近傍で反射係数VSWRが極小値をとり,その周波数帯でアンテナの利得を高くすることができる。但し,上記の距離Hをλ/16より小さくすると,反射係数VSWRが高くなり,且つ反射係数の最小値の周波数が2.4GHzから大きくずれることが,発明者の実験により確認されている。
それに対して,実施例モデルでは,放射素子1と導体基板8との間にフローティング導電部材7を設けているので,放射素子1と導体基板8との距離Hを約3mmに近接させても,実線で示されるとおり,所望の周波数2.4GHz近傍で反射係数VSWRが最小値をとり,その周波数でアンテナの利得を高く保つことができる。つまり,放射素子1を導体基板8に近接させても共振周波数のずれは生じない。しかも,実線の反射係数は,破線の従来例モデルよりも低くなっていることが観察される。つまり,実施例モデルのアンテナの利得が従来例モデルより高くなっている。
放射素子1とフローティング導電部材7との間に誘電体6を設けることで,放射素子1に形成される容量値をより高くすることができる。さらに,誘電率ε>1の誘電体6を設けることで,放射素子1の面積を小さくすることができる。さらに,誘電体6を設けることで帯域幅をより広くすることができる。アンテナ素子自体に容量を付加することで波長を短縮することが出来るので、アンテナ長を短く出来る。また、アンテナの長さを変えすに、容量結合することで帯域幅を広げられることは当業者に広く知られていることである。
図1,2,3に示した本実施の形態のアンテナは,1対の放射素子1,2の距離を例えば1〜2mmまで近接させている。そして,1対の放射素子1,2の無給電点18,19間(またはそれらに近接する点の間)を,導電結合部材10で結合している。この導電結合部材10で無給電点18,19間を結合することにより,1対のアンテナの放射素子間結合を低減することができる。導電結合部材10は,導電材料であれば良く,例えば銅線である。この導電結合部材10による素子間結合の低減については,前述の非特許文献1にも類似のブリッジが記載されている。
図5は,本実施の形態のアンテナの周波数に対する利得特性を示す図である。1対の放射素子1と3,2と4を近接して設けることで,実線で示すとおり,共振周波数f0を中心周波数とする周波数帯で所定の利得を得ることができる。この近接する1対のアンテナの利得は,1つのアンテナの場合の利得に比較すると,1対のアンテナが電磁波的に結合したことによりより高くなる。
図1,2,3に示した本実施の形態のアンテナでは,1対の放射素子1,2のグランド供給点(無給電点)19,20の間を導電結合部材10で結合している。このように放射素子1,2間を導電結合部材10で結合することで,図5の破線で示すとおり,共振周波数f0近傍の利得が低下することが,本発明者により確認された。この破線で示した利得の低下により,1対のアンテナの特性が,周波数f0−fd,f0+fdの周波数帯でそれぞれ利得が高くなる特性を得ることができる。このような利得の周波数特性は,1対のアンテナが2つの共振周波数と周波数帯域を有することと等価であることを意味し,MIMO伝送方式のアンテナとして有益である。つまり,1対のアンテナの放射素子間の結合が低減されていることを意味する。
MIMO伝送方式では,送信側で1対のアンテナから同じキャリア周波数f0で異なるデータを送信する。各アンテナから送出される送信信号は,わずかに位相が異なって受信側の1対のアンテナで受信される。受信された2つの信号は帯域幅を有しているので,2つの受信信号の周波数帯は,図5の2つの周波数帯の両方と重なる。したがって,1対の受信アンテナは,周波数f0−fd,f0+fdの周波数帯でそれぞれ2つの受信信号を受信することができる。受信回路では,上記の位相の違いを検出して2つの受信信号を分離する。または,送信信号がコード拡散されていれば,コード逆拡散によっても分離することができる。
本発明者によれば,導電結合部材10の長さを調整することで,図5の破線で示した利得が低下する周波数を調整することができることが確認された。定性的には,導電結合部材10の長さを長くすると,利得低下周波数が低くなり,導電結合部材10の長さを短くすると,利得低下周波数が高くなる。よって,利得低下周波数とキャリア周波数f0とがマッチングするように導電結合部材10の長さが調整されることが望ましい。具体的な導電結合部材10の長さは,放射素子のインダクタンスやキャパシタンスに依存して調整される。導電結合部材10の長さを調整することは,等価的に放射素子の電気長を調整したことになる。このことは集中定数によって調整することも可能である。
図6は,本実施の形態におけるアンテナを有する送信装置の断面図である。図2の側面図に対応している。図1,2,3では,放射素子1,2を絶縁材料からなる支持部材5で導体基板(回路基板)8に取り付けている。それに対して,図6の例は,外観が所定の厚みを有するカードを構成する6面体の筐体20内に,回路基板8と1対の放射素子1,2,L字放射素子3,4,誘電膜6,フローティング導電部材7,導電結合部材10が収納されている。よって,絶縁材料で形成される筐体20が,放射素子1,2を回路基板8から所望の高さHの位置に支持している。筐体20の上面内面に放射素子1〜4を取り付けることで,放射素子1,2と回路基板8との間隔をHにすることができる。この高さHは,前述のとおり,λ/16〜λ/64またはλ/32〜λ/64である。
図7,8は,第2の実施の形態におけるアンテナを有する送信装置の分解斜視図と断面図である。本実施の形態では,フローティング導電部材7が,4つの誘電体材料部材26を介して放射素子1,2に取り付けられている。誘電体材料部材26は,例えば発泡スチロールからなり,内部に空気を多く含むのでその誘電率εは1に近い値になる。しかも,誘電体材料部材26の面積は,放射素子1,2の面積,或いはフローティング導電部材7の面積よりも遙かに小さい。よって,放射素子1,2とフローティング導電部材7とは実質的に空気層を介して離間していることになる。
さらに,フローティング導電部材7は,同様の誘電体材料部材27を介して回路基板8に取り付けられている。つまり,フローティング導電部材7の両端で1対の誘電体材料部材27により回路基板8に取り付けられる。よって,誘電体材料部材26,27の厚みとフローティング導電部材7の厚みの合計値が,放射素子1,2と回路基板8との距離になる。この距離は,前述のとおり,λ/16〜λ/64またはλ/32〜λ/64である。
上記の通り,放射素子1,2とフローティング導電部材7との間に誘電体層が形成されていなくても,放射素子1,2の高さを低くできることは,第1の実施の形態と同じである。
なお,図7では,1対の放射素子1,2間を結合する導電結合部材10は省略されているが,図8のとおり,図1,2,3の実施の形態と同様に,放射素子1,2の無給電点19,20間を導電結合部材10で結合することが望ましい。これにより,アンテナ装置は,図5に示した1対の周波数帯域を有する。
図9は,第3の実施の形態におけるアンテナを有する送信装置の斜視図である。この実施の形態のアンテナは,図1,2,3の第1の実施の形態において,支持部材5をヒンジ構造にしている。この支持部材5のヒンジ構造により,矢印200の方向に放射素子1,2を回転させて,放射素子1,2の方向を図1の水平方向から垂直方向に変更することができる。これにより,図1のように放射素子1,2が水平方向に配置されている場合は,水平偏波の受信信号を主に受信し,図9のように垂直方向に配置されている場合は,垂直偏波の受信信号を主に受信することができる。この送信カードがラップトップパソコンに装着された場合,ラップトップパソコン本体の位置を変えることなく,水平偏波と垂直偏波とを切り換えて受信することができる。上記のヒンジ構造以外は,第1の実施の形態と同じである。
図10は,第4の実施の形態におけるアンテナを有する送信装置の斜視図である。この実施の形態は,L型アンテナに適用した例である。図1の第1の実施の形態は逆F型アンテナに適用した例であった。それに対して,図10のL型アンテナの場合は,回路基板8内の高周波信号源11,12に接続されている同軸ケーブル33,34の内導体(給電線)が,放射素子1,2の給電点17,18に接続される。そして,同軸ケーブル33,34の外導体(無給電線)の間が,導電結合部材10により直接接続される。また,同軸ケーブル33,34の外導体は,回路基板8のグランドにも接続されている(図示せず)。それ以外の構成は,図1の第1の実施の形態と同じである。
L型アンテナも逆F型アンテナも,2.4GHzなどの高周波帯のアンテナとして一般に普及している。そして,いずれのタイプのアンテナに本発明を適用しても,放射素子1,2と回路基板である導電基板8との距離を短くすることができる。さらに,導電結合素子10によりアンテナの放射素子間結合を低減して,1対の周波数帯域を持たせることができる。
図11は,本実施の形態における逆F型アンテナとL型アンテナの接続状態を示す図である。図11には,各アンテナの放射素子1,2における給電点17,18と,無給電点19,20と,導電結合部材10の接続点と,高周波信号源11,12に接続される同軸ケーブルの内導体と外導体との関係を示している。
図11(A)の逆F型アンテナの場合は,放射素子1,2の中央部の給電点17,18に同軸ケーブル13,14の内導体(給電線)の一端が接続され,内導体の他端は回路基板内の高周波信号源11,12に接続される。また,同軸ケーブル13,14の外導体は回路基板内のグランドに接続されている。そして,放射素子1,2の細幅放射素子3,4とは反対側の端部の無給電点19,20に無給電線15,16の一端が接続され,無給電線15,16の他端は回路基板内のグランドに接続されている。さらに,無給電点19,20間(またはその近傍間)が導電結合部材10で結合されている。
一方,図11(B)のL型アンテナの場合は,放射素子1,2の細幅放射素子3,4とは反対側の端部の給電点17,18に同軸ケーブル33,34の内導体(給電線)の一端が接続され,内導体の他端は回路基板内の高周波信号源11,12に接続される。また,同軸ケーブル33,34の外導体は回路基板内のグランドに接続されている。そして,同軸ケーブル33,34の外導体の間が導電結合部材10で結合されている。
以上の実施の形態をまとめると,次の付記のとおりである。
(付記1)
アンテナ装置において,
給電部を有する放射素子と,
給電部に供給する高周波信号を生成する高周波信号源を有する導体基板と前記放射素子との間に設けられ電気的にフローティングにされたフローティング導電部材とを有するアンテナ装置。
(付記2)
付記1において,
前記放射素子と前記導体基板との間の距離が,共振周波数信号の波長の16分の1未満且つ64分の1以上であるアンテナ装置。
(付記3)
付記2において,
前記放射素子と前記導体基板との間の距離が,共振周波数信号の波長の32分の1乃至64分の1であるアンテナ装置。
(付記4)
付記2または3において,
更に,前記放射素子と前記フローティング導電部材との間に空気の誘電率より高い誘電率を有する誘電体を有するアンテナ装置。
(付記5)
アンテナ装置において,
給電部をそれぞれ有する第1及び第2の放射素子と,
給電部に供給する高周波信号を生成する高周波信号源を有する導体基板と前記第1及び第2の放射素子との間に設けられ電気的にフローティングにされたフローティング導電部材と,
前記第1及び第2の放射素子間を接続する導体接続部材とを有するアンテナ装置。
(付記6)
付記5において,
前記第1及び第2の放射素子と前記導体基板との間の距離が,共振周波数信号の波長の16分の1未満且つ64分の1以上であるアンテナ装置。
(付記7)
付記6において,
前記第1及び第2の放射素子と前記導体基板との間の距離が,共振周波数信号の波長の32分の1乃至64分の1であるアンテナ装置。
(付記8)
付記6または7において,
更に,前記第1及び第2の放射素子と前記フローティング導電部材との間に空気の誘電率より高い誘電率を有する誘電体を有するアンテナ装置。
(付記9)
アンテナを有する送信装置において,
給電部を有する放射素子と,
前記給電部に供給する高周波信号を生成する高周波信号源を有する導体基板と,
前記放射素子と前記導体基板との間に設けられ電気的にフローティングにされたフローティング導電部材とを有する送信装置。
(付記10)
付記9において,
前記放射素子と前記導体基板との間の距離が,共振周波数信号の波長の16分の1未満且つ64分の1以上である送信装置。
(付記11)
付記10において,
前記放射素子と前記導体基板との間の距離が,共振周波数信号の波長の32分の1乃至64分の1である送信装置。
(付記12)
付記10または11において,
更に,前記放射素子と前記フローティング導電部材との間に空気の誘電率より高い誘電率を有する誘電体を有する送信装置。
(付記13)
アンテナを有する送信装置において,
給電部をそれぞれ有する第1,第2の放射素子と,
前記給電部に供給する高周波信号を生成する第1及び第2の高周波信号源を有する導体基板と,
前記第1及び第2の放射素子と前記導体基板との間に設けられ電気的にフローティングにされたフローティング導電部材とを有する送信装置。
(付記14)
付記13において,
前記第1及び第2の放射素子と前記導体基板との間の距離が,共振周波数信号の波長の16分の1未満且つ64分の1以上である通信装置。
(付記15)
付記13において,
前記第1及び第2の放射素子と前記導体基板との間の距離が,共振周波数信号の波長の32分の1乃至64分の1である通信装置。
(付記16)
付記14または15において,
更に,前記第1及び第2の放射素子と前記フローティング導電部材との間に空気の誘電率より高い誘電率を有する誘電体を有する通信装置。
第1の実施の形態におけるアンテナを有する送信装置の斜視図である。 図1中の矢印100の逆方向から見た側面図である。 図1のアンテナの放射素子1,2の部分を分解した分解斜視図である。 本発明者が行った実験結果による周波数に対する反射係数のデータである。 本実施の形態のアンテナの周波数に対する利得特性を示す図である。 本実施の形態におけるアンテナを有する送信装置の断面図である。 第2の実施の形態におけるアンテナを有する送信装置の分解斜視図である。 第2の実施の形態におけるアンテナを有する送信装置の断面図である。 第3の実施の形態におけるアンテナを有する送信装置の斜視図である。 第4の実施の形態におけるアンテナを有する送信装置の斜視図である。 逆F型アンテナとL型アンテナの接続状態を示す図である。
符号の説明
1,2:放射素子 3,4:細い放射素子
5:支持部材
6:誘電体層 7:フローティング導電部材
8:回路基板,導体基板 9:コネクタ
10:導電結合部材

Claims (10)

  1. アンテナ装置において,
    給電部を有する放射素子と,
    前記給電部に供給する高周波信号を生成する高周波信号源を有する導体基板と前記放射素子との間に設けられ電気的にフローティングにされたフローティング導電部材とを有するアンテナ装置。
  2. 請求項1において,
    前記放射素子と前記導体基板との間の距離が,共振周波数信号の波長の16分の1未満且つ64分の1以上であるアンテナ装置。
  3. 請求項1または2において,
    更に,前記放射素子と前記フローティング導電部材との間に空気の誘電率より高い誘電率を有する誘電体を有するアンテナ装置。
  4. アンテナ装置において,
    給電部をそれぞれ有する第1及び第2の放射素子と,
    前記給電部に供給する高周波信号を生成する高周波信号源を有する導体基板と前記第1及び第2の放射素子との間に設けられ電気的にフローティングにされたフローティング導電部材と,
    前記第1及び第2の放射素子間を接続する導体接続部材とを有するアンテナ装置。
  5. アンテナを有する送信装置において,
    給電部を有する放射素子と,
    前記給電部に供給する高周波信号を生成する高周波信号源を有する導体基板と,
    前記放射素子と前記導体基板との間に設けられ電気的にフローティングにされたフローティング導電部材とを有する送信装置。
  6. 請求項5において,
    前記放射素子と前記導体基板との間の距離が,共振周波数信号の波長の16分の1未満且つ64分の1以上である送信装置。
  7. 請求項5または6において,
    更に,前記放射素子と前記フローティング導電部材との間に空気の誘電率より高い誘電率を有する誘電体を有する送信装置。
  8. アンテナを有する送信装置において,
    給電部をそれぞれ有する第1,第2の放射素子と,
    前記給電部に供給する高周波信号を生成する第1及び第2の高周波信号源を有する導体基板と,
    前記第1及び第2の放射素子と前記導体基板との間に設けられ電気的にフローティングにされたフローティング導電部材とを有する送信装置。
  9. 請求項8において,
    前記第1及び第2の放射素子と前記導体基板との間の距離が,共振周波数信号の波長の16分の1未満且つ64分の1以上である通信装置。
  10. 請求項9において,
    更に,前記第1及び第2の放射素子と前記フローティング導電部材との間に空気の誘電率より高い誘電率を有する誘電体を有する通信装置。
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