JP2002094052A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Abstract
化膜を形成し、(b)該酸化膜上に第1金属膜からなる
ダミーゲート電極を形成し、(c)熱処理により前記酸
化膜と第1金属膜とを反応させて前記酸化膜を前記ダミ
ーゲート電極を構成する金属の酸化膜からなる高誘電体
膜に変換し、(d)得られた半導体基板上に第2絶縁膜
を形成し、該第2絶縁膜を前記ダミーゲート電極表面が
露出するまで平坦化することにより、前記第2絶縁膜内
にダミーゲート電極を形成し、(e)該ダミーゲート電
極を除去することにより前記第2絶縁膜に溝を形成し、
(f)該溝内に少なくとも第2金属膜を埋め込むことに
よりメタルゲート電極を形成することからなる半導体装
置の製造方法。
Description
法に関し、より詳細には、メタルゲート電極を備える半
導体装置の製造方法に関する。
実現するため、トランジスタの一層の微細化が求められ
ている。従来からトランジスタのゲート電極材料として
使用されているポリシリコン膜は、リン等の不純物をド
ーピングして低抵抗化を図っているが、ポリシリコン膜
自体の抵抗が高いため、トランジスタの微細化に伴って
ゲート電極の配線抵抗の増大が顕著になり、高速化及び
さらなる微細化に対応できない。また、ゲート電極がゲ
ート絶縁膜に接する部分で空乏化が生じて実効的なゲー
ト絶縁膜の膜厚が厚くなり、ゲート絶縁膜の薄膜化に対
応できない。
ウムをゲート電極材料として用いることが提案されてい
るが、アルミニウムは融点が低いため、製造プロセスに
おける耐熱性の問題もある。つまり、アルミニウム膜に
よってゲート電極を形成した後、イオン注入により、ゲ
ート電極に対して自己整合的にソース/ドレイン領域を
形成し、活性化アニールのための高温熱処理(800〜
900℃)を行うと、この熱処理にアルミニウム膜によ
るゲート電極が耐えられない。
ドレイン領域の活性化アニールを行った後にゲート電極
を形成する方法が考えられるが、フォトリソグラフィ工
程におけるアライメント精度を考慮すると、このような
方法は現実的ではない。そこで、ダミーゲートを用いた
メタルゲートトランジスタが種々提案されている(例え
ば、特開平11−74527号公報、特開平10−18
9966号公報、特開平11−26757号公報等)。
に示したように、素子分離領域21が形成されたシリコ
ン基板20上に、シリコン酸化膜、ダミーゲートの材料
となるシリコン窒化膜を堆積する。これらをフォトリソ
グラフィ及びエッチング工程により所望の形状にパター
ニングして、ダミーゲート23及びダミーゲート絶縁膜
22を形成する。次いで、ダミーゲート23をマスクに
して、例えばリンなどの不純物を自己整合的にイオン注
入してLDD領域24を形成する。さらにダミーゲート
23の側壁に側壁絶縁膜25を形成し、これらダミーゲ
ート23及び側壁絶縁膜25をマスクにして、砒素など
の不純物を自己整合的にイオン注入し、ソース/ドレイ
ン領域26を形成する。
れたシリコン基板20上全面にCVD−シリコン酸化膜
からなる層間絶縁膜27を堆積し、熱処理により層間絶
縁膜27を緻密化する。その後、CMPにより層間絶縁
膜27の表面を、ダミーゲート23の表面が露出するま
で研磨してダミーゲート23及び側壁絶縁膜25を層間
絶縁膜27に埋め込む。
したダミーゲート23を熱リン酸で選択的に除去して溝
28を形成する。層間絶縁膜27及び側壁絶縁膜25を
マスクとして用いて、チャネル領域29にイオン注入す
る。その後、RTAにより熱処理を行いチャネル領域2
9を活性化する。次に、溝28底部のダミーゲート絶縁
膜22を希釈したフッ酸溶液で除去し、溝28底部のシ
リコン基板20表面を露出させる。その後、図3(d)
に示したように、溝28にTa2O5からなる高誘電体膜
30、TiN等のバリアメタル(図示せず)、メタルゲ
ート材料となるアルミニウム膜31を堆積する。
絶縁膜27の表面が露出するまで、高誘電体膜30、バ
リアメタル及びアルミニウム膜31をCMPを用いて平
坦化し、溝28内にアルミニウム膜31を埋め込むこと
によってメタルゲートを形成する。その後、層間絶縁
膜、コンタクトホール、タングステンプラグ、Al配線
等を形成することにより、トランジスタの基本構造を完
成させる。
絶縁膜として高誘電体膜を使用すると、シリコン酸化膜
を使用する場合に比べて実効的にゲート絶縁膜の膜厚を
薄くできるため、厚膜状で形成することができ、均一な
膜厚とすることができる。しかし、近年の微細プロセス
では、溝28内に高誘電体膜を均一に形成することはき
わめて困難である。特に、溝28のエッジ部では膜厚が
薄くなりやすい。その結果、高誘電体膜30自体のリー
ク特性や信頼性のほかに、溝28のエッジ部での薄膜化
に起因するリーク電流の増大、さらには電界集中による
膜破壊等により、トランジスタ特性が劣化するという問
題が生じる。本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、高誘電体膜による信頼性の高いゲート絶縁膜を有す
る半導体装置を自己整合的なプロセスにより形成するこ
とができる半導体装置の製造方法を提供することを目的
とする。
半導体基板上に第1絶縁膜及び酸化膜を形成し、(b)
該酸化膜上に第1金属膜からなるダミーゲート電極を形
成し、(c)熱処理により前記酸化膜と第1金属膜とを
反応させて前記酸化膜を前記ダミーゲート電極を構成す
る金属の酸化膜からなる高誘電体膜に変換し、(d)得
られた半導体基板上に第2絶縁膜を形成し、該第2絶縁
膜を前記ダミーゲート電極表面が露出するまで平坦化す
ることにより、前記第2絶縁膜内にダミーゲート電極を
形成し、(e)該ダミーゲート電極を除去することによ
り前記第2絶縁膜に溝を形成し、(f)該溝内に少なく
とも第2金属膜を埋め込むことによりメタルゲート電極
を形成することからなる半導体装置の製造方法が提供さ
れる。
よれば、まず、工程(a)において、半導体基板上に第
1絶縁膜及び酸化膜を形成する。半導体基板としては、
通常、半導体装置に使用されるものであれば特に限定さ
れるものではなく、例えば、シリコン、ゲルマニウム等
の元素半導体、GaAs、InGaAs、ZnSe等の
化合物半導体が挙げられる。なかでもシリコン基板が好
ましい。この半導体基板上には、素子分離領域が形成さ
れていることが好ましく、さらにトランジスタ、キャパ
シタ、抵抗等の素子、層間絶縁膜、これらによる回路、
半導体装置等が組み合わせられて形成されていてもよ
い。
導体基板と後述するダミーゲート電極を構成する第1金
属膜との反応を防止し得る材料からなる絶縁膜であるこ
とが好ましい。また、この第1絶縁膜は、最終的に、半
導体基板とメタルゲート電極との間に位置し、後述する
高誘電体膜とともにゲート絶縁膜の役割を果たすもので
あるため、誘電率が高いものが好ましい。第1絶縁膜の
材料としては、シリコン窒化膜、SiON膜等が挙げら
れる。第1絶縁膜の膜厚は、例えば、3〜5nm程度の
膜厚で形成することが適当である。
極を構成する第1金属膜と反応して第1金属膜を酸化し
得るものであればその材料は特に限定されるものではな
く、例えば、シリコン酸化膜、SiON膜等が挙げられ
る。なかでも、シリコン酸化膜が好ましい。酸化膜の膜
厚は、得ようとする高誘電体膜の膜厚によって適宜調整
することができる。
第1金属膜からなるダミーゲート電極を形成する。ダミ
ーゲート電極の形成は、まず、酸化膜上全面に第1金属
膜を形成する。第1金属膜の材料としては、第1金属膜
を酸化することにより高誘電体を形成することができる
ものであることが好ましく、例えば、アルミニウム、タ
ンタル、チタン、白金等が挙げられる。なかでも、アル
ミニウム膜が好ましい。第1金属膜の膜厚は、後述する
メタルゲート電極の膜厚により適宜調整することがで
き、例えば50〜100nm程度が挙げられる。第1金
属膜は、例えば、スパッタ法、真空蒸着法、EB法等種
々の方法で形成することができる。次に、第1金属膜上
に公知の方法、例えば、フォトリソグラフィ及びエッチ
ング工程により所定の形状のレジストパターンを形成
し、このレジストパターンをマスクとして用いてエッチ
ングすることにより、所定の形状のダミーゲート電極を
形成することができる。なお、ダミーゲート電極の形状
は、特に限定されるものではなく、後述するメタルゲー
ト電極の形状の応じて適宜調整することができる。
と第1金属膜とを反応させて、酸化膜を、ダミーゲート
電極を構成する金属の酸化膜からなる高誘電体膜に変換
する。ここでの熱処理は、得られた半導体基板を、窒素
雰囲気又は大気中で、500〜550℃程度の温度範囲
にて行うことができる。熱処理の方法としては、例え
ば、ランプアニール、高速熱処理(RTA)、炉アニー
ル等の種々の方法を利用することができるが、ランプア
ニールを利用することが好ましい。熱処理の時間は、高
誘電体膜に変換する酸化膜の膜厚等により適宜調整する
ことができ、例えば、0.5〜1分間程度が挙げられ
る。なお、ここでの熱処理は、酸化膜を深さ方向に完全
に、つまり、酸化膜を第1絶縁膜に至るまで完全に高誘
電体膜に変換するように行うことが好ましい。高誘電体
膜は、先の工程で形成した第1金属膜の材料により決定
されるが、例えば、Al2O3、Ta2O5、TiO2、L
a2O3、ZrO2等が挙げられる。また、高誘電体膜
は、最終的に、3〜5nm程度の膜厚となることが適当
である。
体基板上に第2絶縁膜を形成する。第2絶縁膜として
は、例えば、層間絶縁膜として機能するような絶縁材料
であることが好ましく、例えば、シリコン酸化膜、シリ
コン窒化膜、SOG膜、PSG膜、BPSG膜等が挙げ
られる。第2絶縁膜の膜厚は、ダミーゲート電極の膜厚
よりも厚いことが好ましく、例えば、1000〜110
0nm程度が挙げられる。第2絶縁膜は、その材料によ
り異なるが、例えば、CVD法、プラズマCVD法、ス
パッタ法等の種々の方法により形成することができる。
面が露出するまで平坦化する。第2絶縁膜の平坦化は、
公知の方法、例えば、スパッタ法、ウェットエッチング
法、ドライエッチング法、CMP法等種々の方法が利用
できるが、CMP法を利用することが好ましい。これに
より、第2絶縁膜内に埋め込んだ状態のダミーゲート電
極を形成することができる。
除去する。ダミーゲート電極の除去は、ダミーゲート電
極を構成する第1金属膜を選択的に除去することができ
る方法、つまり、第2絶縁膜及び高誘電体膜等に対して
第1金属膜の除去速度が大きい方法であれば特に限定さ
れるものではなく、例えば、ドライエッチング法、ウェ
ットエッチング法等の種々の方法が挙げられるが、第1
金属膜を溶解する溶液を用いたウェットエッチング法が
好ましい。これにより、第2絶縁膜に溝を形成すること
ができる。
2金属膜を埋め込むことによりメタルゲート電極を形成
する。メタルゲート電極を形成するためには、まず、第
2金属膜を溝を含む半導体基板上の全面に形成する。こ
こで、第2金属膜としては、メタルゲート電極として機
能し得るものであれば特に限定されるものではなく、抵
抗が低く、後工程での熱処理に耐えることができるもの
等が好ましい。具体的には、アルミニウム、銅、等の金
属膜又はこれらの合金膜が挙げられる。なかでもアルミ
ニウム膜が好ましい。第2金属膜は、例えば、スパッタ
法、真空蒸着法等の種々の方法で形成することができ
る。第2金属膜は、溝の深さよりも厚い膜厚で形成する
ことが好ましく、例えば、100〜200nm程度が挙
げられる。次に、第2金属膜を、第2絶縁膜の表面が露
出するまで平坦化する方法が挙げられる。平坦化の方法
は、上記と同様のものが挙げられるが、CMP法が好ま
しい。これらの方法により、メタルゲート電極を形成す
ることができる。
して機能する第2金属膜のほかに、例えば、第2金属膜
のバリアメタルとして機能する金属膜を第2金属膜の直
下に形成してもよい。バリアメタルとしては、例えば、
TiW、TiN、遷移金属の窒化物、ホウ化物、炭化
物、シリサイド等がげられる。バリアメタルの膜厚は、
特に限定されるものではなく、例えば、30〜50nm
程度が挙げられる。
後、工程(d)の前に、ダミーゲート電極をマスクとし
て用いて、イオン注入することにより、ダミーゲート電
極の両側にソース/ドレイン領域を形成することが好ま
しい。ここでのイオン注入は、通常のトランジスタ形成
工程で行う方法、条件を適宜変更して利用することがで
きる。また、工程(c)の後、工程(d)の前に、ダミ
ーゲート電極の側壁にサイドウォールスペーサを形成す
ることが好ましい。サイドウォールスペーサは、当該分
野で公知の方法、つまり、絶縁膜を形成し、RIE法等
の異方性エッチング法によりエッチバックする方法等に
より、形成することができる。さらに、ダミーゲート電
極の側壁にサイドウォールスペーサを形成した場合に
は、ダミーゲート電極及びサイドウォールスペーサをマ
スクとして用いて、イオン注入することにより、サイド
ウォールスペーサの両側にソース/ドレイン領域を形成
することが好ましい。ここでのイオン注入は、上記と同
様に公知の方法を変更して利用することができる。
(d)の前に、上記の工程の1種のみ又は2種のみを行
ってもよいが、3種の工程のすべてを追加することが好
ましい。また、これらの工程の後、注入イオンを活性化
するための熱処理を行うことが好ましい。活性化の熱処
理条件は、特に限定されるものではなく、当該分野で公
知の方法、条件を適宜変更して利用することができる。
以下に本発明の半導体装置及びその製造方法を図面に基
づいて説明する。
ン基板1上全面に、LPCVD法によりシリコン窒化膜
2を1nm程度、LPCVD法によりシリコン酸化膜3
を1〜2nm程度形成する。この上に、さらにアルミニ
ウム膜をスパッタ法により100nm程度形成し、アル
ミニウム膜上にレジスト5を塗布する。フォトリソグラ
フィ及びエッチング工程によりレジスト5を所望の形状
にパターニングし、得られたレジスト5をマスクとして
用いて、アルミニウム膜をRIE法によりエッチング
し、ダミーゲート電極4を形成する。
性が非常によく、さらに、反応性も非常によい。よっ
て、レジスト5を除去した後、アルミニウム膜によるダ
ミーゲート電極4が形成されたシリコン基板1を、例え
ば、窒素ガス雰囲気下、550℃程度の温度で、2分間
RTAすることにより、図1(b)に示したように、ア
ルミニウム−シリコン酸化膜界面で、
の反応が起き、アルミニウム膜の膜厚が減少するととも
に、安定したAl2O3膜6がシリコン窒化膜2上に形成
される。つまり、上記の反応により、ダミーゲート電極
4直下に、高誘電体膜であるAl2O3膜6を均一な膜厚
で、かつ安定に形成することができる。しかも、Al2
O3膜6の直下には、シリコン窒化膜2が存在するため
に、アルミニウム膜とシリコン基板1との反応を防止す
る反応ストッパーとしての役割も果たす。その後、ダミ
ーゲート電極4をマスクとして用いたてリンをイオン注
入(70keV、4×1013cm-2)することにより、
LDD領域7を形成する。
れたシリコン基板1上全面に、シリコン酸化膜8aをC
VD法により100nm程度堆積する。次いで、図1
(d)に示したように、シリコン酸化膜8aをRIE法
にて異方性エッチングすることにより、ダミーゲート電
極4の側壁にサイドウォールスペーサ8を形成する。ダ
ミーゲート電極4とサイドウォールスペーサ8とをマス
クとして用いて、砒素をイオン注入(30keV、5×
1015cm-2)し、LDD構造を有するソース/ドレイ
ン領域9を形成する。
れたシリコン基板上全面に膜厚2000nm程度のシリ
コン酸化膜からなる層間絶縁膜10を形成し、ダミーゲ
ート電極4をストッパーとして用いて、ダミーゲート電
極4の表面が露出するまでCMPで平坦化を行う。次
に、図2(f)に示したように、硫酸等のAl2O3に対
して選択性の高いエッチャントを用いて、選択的にアル
ミニウム膜からなるダミーゲート電極4を、Al2O3膜
6が露出するまで除去し、溝11を形成する。
ルゲート電極を形成するために、まずバリアメタルであ
るTiN膜12を得られたシリコン基板上全面に膜厚3
0nm程度堆積し、その上に、さらにメタルゲート電極
材料としてアルミニウム膜13aを膜厚100nm程度
堆積する。次いで、図2(h)に示したように、CMP
により層間絶縁膜10の表面が露出するまでアルミニウ
ム膜13a及びTiN膜12を平坦化し、溝11内にア
ルミニウム膜13aを埋め込むことにより、メタルゲー
ト電極13を形成する。その後、得られたシリコン基板
1上全面に層間絶縁膜としてシリコン酸化膜を堆積し、
コンタクトホールを形成し、タングステンプラグを埋め
込み、Al配線を形成することによってトランジスタと
しての基本構造を完成させる。
ば、ダミーゲート電極が、ソース/ドレイン領域を自己
整合的に形成する役割を果たすのみならず、酸化膜と反
応させて高誘電体膜を形成するという役割を果たすこと
で、高誘電体膜からなるゲート絶縁膜を均一に形成する
ことができる。よって、従来問題となっていたエッジ部
での高誘電体膜の薄膜化を防止することができる、エッ
ジ部でのリーク電流の防止、さらには電界集中による膜
破壊を防止することができ、高性能の半導体装置を製造
することが可能となる。
明するための概略断面製造工程図である。
明するための概略断面製造工程図である。
概略断面製造工程図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)半導体基板上に第1絶縁膜及び酸
化膜を形成し、(b)該酸化膜上に第1金属膜からなる
ダミーゲート電極を形成し、(c)熱処理により前記酸
化膜と第1金属膜とを反応させて前記酸化膜を前記ダミ
ーゲート電極を構成する金属の酸化膜からなる高誘電体
膜に変換し、(d)得られた半導体基板上に第2絶縁膜
を形成し、該第2絶縁膜を前記ダミーゲート電極表面が
露出するまで平坦化することにより、前記第2絶縁膜内
にダミーゲート電極を形成し、(e)該ダミーゲート電
極を除去することにより前記第2絶縁膜に溝を形成し、
(f)該溝内に少なくとも第2金属膜を埋め込むことに
よりメタルゲート電極を形成することからなる半導体装
置の製造方法。 - 【請求項2】 工程(a)の酸化膜がシリコン酸化膜で
あり、工程(b)の第1金属膜がアルミニウム膜であ
り、工程(c)においてランプアニールにより半導体基
板を500〜550℃で熱処理してAl2O3膜からなる
高誘電体膜を形成する請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 工程(c)の後、工程(d)の前に、ダ
ミーゲート電極にサイドウォールスペーサを形成する請
求項1又は2に記載の方法。
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