JP2002093360A - 真空処理装置 - Google Patents

真空処理装置

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JP2002093360A
JP2002093360A JP2000274551A JP2000274551A JP2002093360A JP 2002093360 A JP2002093360 A JP 2002093360A JP 2000274551 A JP2000274551 A JP 2000274551A JP 2000274551 A JP2000274551 A JP 2000274551A JP 2002093360 A JP2002093360 A JP 2002093360A
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vacuum processing
substrate
vacuum
vacuum chamber
processing apparatus
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Teiji Honjo
禎治 本庄
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空槽内の浮遊物の、真空処理の対象である
絶縁性の基板への付着を効果的に防止できる真空処理装
置を提供する。 【解決手段】 基板7を保持した基板保持部6の近傍に
捕集電極9,10を配設する。真空処理の前後において
は、捕集電極9,10に対して捕集用電源17から直流
電圧が印加され、真空槽2内の浮遊物がチャージアップ
状態の捕集電極9,10に吸着される。真空処理(成
膜)中においては、遮蔽板13,14が捕集電極9,1
0の表面を覆う位置に変位し、捕集電極9,10への不
要な成膜を防止する。このとき、吸着した浮遊物の再浮
遊を防止するために、捕集電極9,10への電圧印加は
維持し、チャージアップ状態を保持しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁性の基板に対
して、蒸着、スパッタリング、CVD(ChemicalVapor
Deposition ;化学的気相成長)、またはイオン注入な
どの真空処理を行うための真空処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、真空槽内で基板上に半導体素子な
どを形成する場合、蒸着、スパッタリング、CVD、ま
たはイオン注入などの真空処理技術が用いられている。
このような技術を用いた形成工程においては、真空槽内
に微粒子(パーティクル)のような浮遊物が浮遊してい
る。この浮遊物は、塵や埃の他、真空処理による生成物
(膜)や真空槽の内壁などに付着したこのような膜が剥
がれたものなどである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体素子
などが形成される基板が金属材料によって構成されてい
る場合、この基板そのものを接地すれば、その形成工程
中において基板がチャージアップ状態とはならないの
で、このような基板の表面に真空槽内の浮遊物が付着す
るのを防ぐことができる。しかし、基板が例えばプラス
チックのような絶縁材料によって構成されている場合、
基板そのものを接地することはできない。そのため、そ
の形成工程中において基板がチャージアップ状態となる
可能性が高く、基板がチャージアップ状態となっていれ
ば、浮遊物がこのような基板の表面に付着する虞があ
る。そして、表面に浮遊物が付着した状態の基板に対し
て例えば成膜処理を行うと、付着した浮遊物の上に薄膜
が形成されていわゆる膜抜け(プラッツ)と呼ばれる現
象が起こる。これにより、最終的に製造される半導体素
子などが不良品となってしまい、その歩留まりが低下す
るとともに、製造コストが増加するという問題があっ
た。
【0004】また、薄膜が形成された絶縁性の基板を真
空槽内から取り出して大気にさらした場合にも、この基
板がチャージアップ状態であれば、その表面に微粒子
(浮遊物)が付着する。そのため、このような状態の基
板に対して別の真空処理を行った場合にも絶縁破壊など
が生じて、最終的に製造される半導体素子などが不良品
となってしまい、その歩留まりが低下するとともに、製
造コストが増加するという問題があった。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、真空槽内の浮遊物の、真空処理
の対象である絶縁性の基板への付着を効果的に防止で
き、これにより、この基板上に形成される半導体素子な
どの歩留まりを向上させることができるとともにその製
造コストを削減することが可能な真空処理装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による真空処理装
置は、真空槽内の基板保持部に保持された絶縁性の基板
に対して真空処理を施すものにおいて、真空槽内の基板
への真空処理に対して実質的に影響のない位置に配置さ
れた浮遊物捕集用の捕集電極と、この捕集電極に対して
正または負の直流電圧を印加する電圧印加手段とを備え
た構成を有している。
【0007】本発明の真空処理装置では、真空槽内に配
置された捕集電極に直流電圧が印加されると、槽内の浮
遊物が捕集電極に吸着される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の一実施の形態に係る真空処
理装置1の概略構成、また、図2は図1に示した真空槽
内の、基板保持部(基板ホルダ)に保持された基板、捕
集電極、および遮蔽板の位置関係をそれぞれ表してい
る。なお、図2は図1に示したこれらの位置関係を上下
逆転させて示したものである。真空処理装置1は例えば
蒸着装置であるが、その他、スパッタ装置、CVD装
置、またはイオン注入装置であってもよい。
【0010】真空処理装置1は真空槽2を備えており、
この真空槽2には排気系3および蒸発源4が設けられて
いる。蒸発源4は、例えば真空槽2の底面において絶縁
性の支持部材(図示せず)により支持されている。ま
た、真空槽2には、この真空槽2に対して大気の導入を
行うためのガスライン5が連結されている。真空槽2内
には基板保持部6が設けられ、この基板保持部6に処理
対象となる基板7が蒸発源2に対向するよう、被処理面
を下方に向けた状態で保持されるようになっている。な
お、基板保持部6は支持部材8によって真空槽2の天井
面に支持されている。
【0011】基板保持部6の両側には捕集電極9,10
が真空槽2の側壁面に対して平行に配設されている。捕
集電極9は絶縁性の支持部材11により、また、捕集電
極10は絶縁性の支持部材12により天井面においてそ
れぞれ支持されている。捕集電極9の下部には遮蔽板1
3、捕集電極10の下部には遮蔽板14がそれぞれ真空
槽2の側壁面に対して平行に配設されている。遮蔽板1
3は真空槽2の側壁面に支持された駆動機構15、遮蔽
板14は同じく真空槽2の側壁面に支持された駆動機構
16により駆動されるようになっている。なお、捕集電
極9,10の位置は図1の位置に限らず、実質的に基板
7に対する真空処理(蒸着)に影響のない位置であれば
よい。
【0012】真空槽2の内部は、排気系3によって排気
されることにより、例えば約1.0×10-4Pa程度の
高真空状態となる。この排気系3は、例えば、ターボ分
子ポンプ、拡散ポンプ、またはイオンポンプによって構
成される。
【0013】蒸発源4は、基板保持部6に保持された基
板7に対して蒸着しようとする蒸着用材料を蒸発させる
ためのものである。なお、基板7としては、本実施の形
態では、絶縁性の基板、例えば、プラスチック基板、セ
ラミックス基板、石英基板などの絶縁基板を用いるが、
導電体の周囲を絶縁膜などで覆って構成されたものであ
ってもよい。なお、基板7は、真空槽2に設けられた出
入口2aを通して挿入または取り出しができるようにな
っている。
【0014】捕集電極9,10は銅などの金属材料を板
状に形成したものであり、真空槽2の外部に配置された
捕集用電源17から配線18を通して直流電圧が印加さ
れチャージアップすることにより真空槽2内の浮遊物を
その表面に吸着する機能を有している。なお、捕集電極
9,10の表面は平坦でもよいが、例えば表面を凹凸に
して表面積を大きくすれば、大量の浮遊物を吸着するこ
とができる。
【0015】捕集電極9,10に印加される直流電圧
は、正の直流電圧であるが、負の直流電圧でもよい。捕
集電極9,10に対して、正または負の直流電圧のいず
れが印加されるかは、真空槽2内の浮遊物の種類などに
よる。なお、捕集電極9,10に印加される直流電圧の
値が大きければ真空槽2内の浮遊物を引き寄せることが
できる範囲は広くなるが、大きすぎると放電が生じやす
くなるので、放電が生じない程度の大きさとする必要が
ある。
【0016】遮蔽板13は、基板7に対する真空処理
(蒸着)中において捕集電極9の表面にも不要に成膜さ
れることを防止する機能を有するものであり、駆動機構
15によって、真空処理(蒸着)中には捕集電極9の基
板保持部6側の表面を覆う遮蔽位置(図3,図4参照)
にあり、真空処理の前後の工程においては捕集電極9の
表面から離れた退避位置(図1,図2参照)に退避され
るようになっている。遮蔽板14も、同様に、駆動機構
16によって、真空処理(蒸着)中には捕集電極10の
基板保持部6側の表面を覆う遮蔽位置(図3,図4参
照)にあり、真空処理の前後の工程においては捕集電極
10の表面から離れた退避位置(図1,図2参照)に退
避されるようになっている。
【0017】遮蔽板13,14は、絶縁材料、例えばセ
ラミックスによって形成されている。遮蔽板13,14
が例えば導電性材料によって構成されていると、これら
遮蔽板13,14の存在によって基板7の周囲の電界分
布が乱され、これにより基板7上に均質に成膜できなく
なるなどの影響が生じるからである。
【0018】遮蔽板13,14は、捕集電極9,10と
同様に例えば方形状に成形したものであるが、捕集電極
9,10よりも大きな面積を有していることが望まし
い。なお、遮蔽板13,14の代わりに、捕集電極9,
10を挿入可能な籠状構造とし、捕集電極9,10の周
囲全体を囲むようにした遮蔽部材を用いるようにしても
よく、これにより捕集電極9,10への不要な成膜をよ
り効果的に防止することができる。
【0019】駆動機構15は、支持軸19を回転中心と
して、遮蔽板13を回転方向Aに沿って遮蔽位置と退避
位置との間で変位させるためのものである。同じく、駆
動機構16は、支持軸20を回転中心として、遮蔽板1
4を回転方向Aと同じ回転方向Bに沿って遮蔽位置と退
避位置との間で変位させるためのものである。なお、駆
動機構15,16としては、遮蔽板13,14を、基板
7に対して垂直な方向(上下方向)Cに沿って変位させ
るようなものを用いるようにしてもよい。このような機
構は、例えば上述した籠状構造を有する遮蔽部材を用い
る場合などに適している。
【0020】次に、以上のように構成された真空処理装
置1の作用について説明する。
【0021】(真空処理前)まず、排気系3により、真
空槽2の内部が例えば約1.33×10-4Pa以下の真
空圧力に達するまで排気がなされる。この際、駆動機構
15,16により、遮蔽板13,14を、捕集電極9,
10から離れた退避位置(図1および図2参照)に変位
させる。この状態で、捕集電極9,10に対して捕集用
電源17から所定の直流電圧がそれぞれ印加される。こ
れにより、捕集電極9,10は見かけ上チャージアップ
状態となるので、真空槽2内の浮遊物は、基板7の表面
に付着することなく、捕集電極9,10に引き寄せられ
てその表面に吸着される。このようにして、真空処理前
における捕集電極9,10による浮遊物の捕集が行われ
る。
【0022】(真空処理中)真空槽2の内部が目標の真
空度に達したら、駆動機構15,16により、退避位置
にある遮蔽板13,14を、図3および図4に示したよ
うに、捕集電極9,10の表面を覆う遮蔽位置に変位さ
せる。その後、蒸発源4により基板7に対して成膜が開
始なされる。このとき、捕集電極9,10は遮蔽板1
3,14により覆われているため、捕集電極9,10に
対して蒸着材料が付着して成膜されることはない。な
お、図4は図3に示した位置関係を上下逆転させて表し
たものである。
【0023】この真空処理中では、捕集電極9,10に
は直流電圧の印加を維持し、チャージアップ状態のまま
とする必要がある。これは、捕集電極9,10に対する
直流電圧の印加を中止してしまうと、捕集電極9,10
の表面に既に吸着されている浮遊物が捕集電極9,10
から離れて真空槽2内に再度浮遊してしまい、その浮遊
物が基板7の表面に付着してしまう虞があるからであ
る。
【0024】なお、上述したように、遮蔽板13,14
は絶縁材料によって形成されている。そのため、捕集電
極9,10に印加する直流電圧の値を真空処理において
基板保持部6などに印加されるバイアス電圧の値よりも
十分に小さくなるようにしておけば、チャージアップ状
態の捕集電極9,10がこの真空処理に与える影響は殆
どない。
【0025】このように本実施の形態の真空処理装置1
では、微粒子(パーティクル)のような浮遊物の付着を
防止しつつ、絶縁性の基板7に対して成膜を行うことが
できる。
【0026】(真空処理後の大気導入)真空処理が終了
した後には、基板7を真空槽2から取り出すために、ガ
スライン5を通して真空槽2内に大気が導入される。こ
の大気導入の際には例えば窒素ガスが用いられる。ここ
で、ガスライン5には、外部からの微粒子などの混入を
避けるためのフィルタ(図示せず)が設けられている
が、このフィルタにより微粒子などを完全に捕獲できる
保証はない。そこで、大気導入の際には、駆動機構1
5,16により、遮蔽位置にある遮蔽板13,14をそ
れぞれ再び退避位置に変位させるものとする。
【0027】このときも捕集電極9,10に対して捕集
用電源17により所定の直流電圧を印加したままにして
おくことにより、ガスライン5を通して真空槽2内に窒
素とともに混入した微粒子(浮遊物)は、基板7の表面
に付着することなく、チャージアップ状態の捕集電極
9,10に引き寄せられてその表面に吸着される。この
ようにして、本実施の形態では、大気導入の際に外部か
らの微粒子を含む浮遊物が流入しても、この浮遊物は捕
集電極9,10によって捕集されるため、基板7に形成
された膜に対して付着し、膜品質を損なうことがない。
【0028】大気導入が終了した後、基板搬送装置(図
示せず)により基板7が搬送用カセットに挿入される。
その後、捕集電極9,10に対する直流電圧の印加が停
止される。
【0029】以上のように、本実施の形態では、真空処
理前および真空処理後(大気導入の際)に、捕集電極
9,10に対して直流電圧を印加して真空槽2内の浮遊
物を捕集するようにしているので、真空処理、例えば成
膜処理においては基板上で所謂プラット(膜抜け)の発
生を防止することができる。これにより、基板上に形成
される半導体素子などの歩留まりを向上させることがで
きると共に、その製造コストを削減することが可能にな
る。
【0030】また、真空処理前においては、真空槽2の
排気と並行して捕集電極9,10により浮遊物の捕集を
行っているので、基板7に対する、真空槽内の排気を含
む真空処理全体の処理時間を短縮することができる。
【0031】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記の実施の形態に限定されることな
く、種々の変形が可能である。
【0032】例えば、図5に示したように、捕集電極
9,10の他に、別の捕集電極21,22を基板7の周
囲に配置するようにしてもよい。これにより、真空槽2
内の浮遊物に対する捕集電極の捕集量をさらに向上させ
ることができる。なお、この場合、例えば、捕集電極
9,10に対して正の直流電圧を印加するとともに、捕
集電極21,22に対して負の直流電圧を印加するよう
にしてもよい。
【0033】また、図5に示した4つの捕集電極9,1
0,21,22を基板7の周囲に配置する代わりに、図
6に示すような例えば筒状構造を有する捕集電極23を
基板7の周囲に配置するようにしてもよい。この場合、
捕集電極23と同様な筒状構造とし、基板7と捕集電極
23の間に、上下方向Dに沿って挿入可能な遮蔽部材2
4を用いるようにすればよい。
【0034】さらに、真空処理の前後の浮遊物の捕集時
に捕集電極9,10に印加する直流電圧の値と、真空処
理中の直流電圧の値を変えるようにしてもよい。例え
ば、真空処理の前後では、浮遊物の捕集範囲を広げるた
めに、放電などが生じない程度の比較的高い捕集用直流
電圧を捕集電極9,10に印加する。一方、真空処理中
においては、捕集した浮遊物が捕集電極9,10から離
れて真空槽2内に浮遊しない程度の、捕集用直流電圧の
値よりも低い直流電圧を印加するようにする。これによ
り、真空処理装置全体の消費電力を低減することができ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の記載の真空
処理装置によれば、浮遊物を捕集するための捕集電極を
真空槽内に配置し、かつ、捕集電極に対して直流電圧を
印加するようにしたので、例えば真空処理の前後におい
て、真空槽内の浮遊物を効果的に捕集することができ、
これにより、基板上に形成される半導体素子などの歩留
まりを向上させることができると共に、その製造コスト
を削減することが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る真空処理装置の概
略構成を表す図である。
【図2】図1に示した真空槽内の、基板保持部に保持さ
れた基板、捕集電極および遮蔽板の位置関係を説明する
ための斜視図である。
【図3】図1に示した真空処理装置の、真空処理中にお
ける概略構成を示す図である。
【図4】図3に示した真空槽内の、基板、捕集電極、お
よび遮蔽板の位置関係を説明するための斜視図である。
【図5】捕集電極の他の例を説明するための斜視図であ
る。
【図6】捕集電極および遮蔽部材の更に他の例を説明す
るための斜視図である。
【符号の説明】
1…真空処理装置、2…真空槽、3…排気系、4…蒸発
源、5…ガスライン、6…基板保持部、7…基板、8,
11,12…支持部材、9,10,21,22,23…
捕集電極、13,14…遮蔽板、15,16…駆動機
構、17…捕集用電源、18…配線、19,20…支持
軸、24…遮蔽部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空槽内の基板保持部に保持された絶縁
    性の基板に対して真空処理を施すための真空処理装置で
    あって、 前記真空槽内の前記基板への真空処理に対して実質的に
    影響のない位置に配置された浮遊物捕集用の捕集電極
    と、 前記捕集電極に対して正または負の直流電圧を印加する
    電圧印加手段とを備えたことを特徴とする真空処理装
    置。
  2. 【請求項2】 更に、前記捕集電極の前記基板保持部側
    の表面を覆う遮蔽位置と前記捕集電極の表面から離れた
    退避位置との間で変位可能な絶縁性の遮蔽部材と、 この遮蔽部材を遮蔽位置と退避位置との間で変位させる
    ための駆動機構とを備えたことを特徴とする請求項1記
    載の真空処理装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動機構は、前記遮蔽部材を、真空
    処理中においては遮蔽位置に、真空処理の前後において
    は退避位置にそれぞれ変位させることを特徴とする請求
    項2記載の真空処理装置。
  4. 【請求項4】 前記真空処理は、蒸着、スパッタリン
    グ、CVDまたはイオン注入のいずれか1つの処理であ
    ることを特徴とする請求項1記載の真空処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017014616A (ja) * 2015-06-26 2017-01-19 キヤノントッキ株式会社 蒸着装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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