JP2002093091A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2002093091A
JP2002093091A JP2000286224A JP2000286224A JP2002093091A JP 2002093091 A JP2002093091 A JP 2002093091A JP 2000286224 A JP2000286224 A JP 2000286224A JP 2000286224 A JP2000286224 A JP 2000286224A JP 2002093091 A JP2002093091 A JP 2002093091A
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lever
actuator
magnetic disk
support mechanism
disk drive
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JP2000286224A
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Takashi Koshiyouji
隆 小正路
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ディスク装置において、加振特性を向上
させるとともに非動作時の外部からの衝撃に対する磁気
ヘッドのディスク面への飛び出しを阻止する。 【解決手段】 ハードディスク1の慣性ラッチ機構10
は、アクチュエータ6の移動を拘束するためのラッチレ
バー23と、一定以上の衝撃力を受けた場合に、解除位
置に保持されているラッチレバー23に接触してラッチ
レバー23を拘束位置に移動させるイナーシャレバー2
5と、イナーシャレバー25を回動可能に支持するため
の回動支持機構33とから構成され、この機構33に
は、イナーシャレバー25に固定される大径部34、軸
受によってラジアル方向から支持される小径部35、3
6、並びに軸受によってスラスト方向から支持される段
差部37、38を備えた段付きシャフト39と、段付き
シャフト39の小径部35、36及び段差部37、38
を支持するベアリング40、41とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
に係り、詳細には装置本体が衝撃を受けた場合に、磁気
ヘッドをディスクの外側に待避させた位置で拘束するた
めの拘束機構を備えた磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯型のPC(パーソナルコンピュー
タ)、例えばノートパソコンに搭載されるハードディス
クには、外部からの衝撃に対する高信頼性が求められて
いる。すなわち、ハードディスクでは、例えば非動作時
等に外部から大きな衝撃が加わった場合、アクチュエー
タに搭載されたヘッドスライダが、衝撃により所定の待
避位置から例えばディスク表面のデータ領域に飛び出し
てしまい、ヘッドスライダがディスク面に吸着された
り、データ領域を傷つけたりして、ハードディスクの致
命的な故障となる。
【0003】そこで、携帯型のPC等に搭載されるハー
ドディスクには、外部からの衝撃に対する信頼性を高め
るために、例えばロード/アンロード機構を採用してい
る機種が増えている。このロード/アンロード機構は、
ハードディスクの非動作時において、ディスクの外側に
設けられたランプと呼ばれる部位に、ヘッドスライダを
先端部に有するアクチュエータを機械的に保持しておく
ことで、ヘッドスライダがディスク表面に容易に接触し
ないようする機構である。
【0004】さらに、近年のハードディスクでは、慣性
ラッチ機構と称する拘束機構を備えているものがある。
この慣性ラッチ機構は、上記ロード/アンロード機構と
一般に併用される。慣性ラッチ機構は、ハードディスク
に一定値以上の衝撃が加わったときに動作するものであ
り、加わった衝撃により発生する慣性力を利用してアク
チュエータをラッチする外れ防止機構である。
【0005】詳述すると、この慣性ラッチ機構は、待避
位置に定位しているアクチュエータの一部と係合してこ
のアクチュエータの移動を拘束する拘束位置と拘束が解
除される解除位置との間で回動自在なラッチレバーと、
一定値以上の衝撃力をハードディスクが受けた場合に、
この衝撃力により、解除位置に保持されているラッチレ
バーに接触してラッチレバーを解除位置から拘束位置に
移動させるイナーシャレバーとで主に実現されている。
【0006】したがって、イナーシャレバーは、衝撃を
受けた際の慣性モーメントを、少なくともラッチレバー
に働く慣性モーメントよりも大きくとる必要があること
から、比較的大きな質量を有するように作製されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
慣性ラッチ機構では、衝撃時のイナーシャレバーの慣性
モーメントを大きくとる必要があるにも拘わらず、イナ
ーシャレバーの回動中心を支持する支持機構についての
配慮が十分なされていなかった。
【0008】すなわち、従来のイナーシャレバーの支持
機構は、単に、レバーの内部を貫通するように形成され
た貫通穴と、この貫通穴を外周面で支持するストレート
のシャフト等とで構成される簡易的な機構が一般に採用
されている。
【0009】ここで、衝撃時のイナーシャレバーの慣性
モーメントを大きくとるために、貫通穴内面とシャフト
外周面とが摺動する際の負荷を極力軽減することが望ま
しいが、従来の支持機構におけるラジアル方向(径方
向)において、シャフトと貫通穴とが摺動する全スパン
にわたっての互いの成形精度が影響を及ぼすことになる
ため、イナーシャレバーの動作の信頼性の面で問題があ
った。
【0010】一方、従来の支持機構における特にスラス
ト方向(軸方向)において、イナーシャレバーと支持機
構とのクリアランスガタについての配慮が積極的になさ
れていないため、ハードディスクが外来振動を受けた場
合、質量の大きいイナーシャレバーが、共振等を引き起
こす振動発生源となり、加振特性、すなわちハードディ
スクが外来振動を受けている場合のリード/ライト性能
等を悪化させてしまうことになる。
【0011】そこで、本発明は、このような課題を解決
するためになされたもので、装置の加振特性を向上させ
ることができるとともに、装置の非動作時に外部からの
衝撃に対する磁気ヘッドのディスク面への飛び出しを確
実に阻止できる磁気ディスク装置を提供するものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る磁気ディスク装置は、磁気ヘッドを有
するアクチュエータと、前記磁気ヘッドをディスクの外
側に待避させるための待避位置で前記アクチュエータを
定位させる拘束機構とを備え、前記拘束機構が、前記待
避位置に定位している前記アクチュエータの少なくとも
一部と係合して該アクチュエータの移動を拘束する拘束
位置と拘束が解除される解除位置との間で回動可能な第
1のレバーと、前記第1のレバーを前記解除位置に保持
する保持機構と、一定以上の衝撃力を受けた場合に、前
記解除位置に保持された前記第1のレバーに干渉して該
第1のレバーを前記拘束位置に移動させる第2のレバー
と、複数の支持部分を通じて前記第2のレバーを回動可
能に支持するための回動支持機構とを具備することを特
徴とする。
【0013】また、本発明に係る磁気ディスク装置は、
前記回動支持機構が、前記第2のレバーと一体に固定さ
れた主軸と、前記主軸の各端部をそれぞれ支持する軸受
とを具備することを特徴とする。
【0014】さらに、本発明に係る磁気ディスク装置
は、前記主軸が、前記第2のレバーに固定された大径部
と、前記軸受によってラジアル方向から支持される小径
部と、前記軸受によってスラスト方向から支持される段
差部とを備えた段付きシャフトであることを特徴とす
る。
【0015】また、本発明に係る磁気ディスク装置は、
前記軸受が、ベアリングで構成されていることを特徴と
するさらに、本発明に係る磁気ディスク装置は、磁気ヘ
ッドを有するアクチュエータと、前記磁気ヘッドをディ
スクの外側に待避させるための待避位置で前記アクチュ
エータを定位させる拘束機構とを備え、前記拘束機構
が、前記待避位置に定位している前記アクチュエータの
少なくとも一部と係合して該アクチュエータの移動を拘
束する拘束位置と拘束が解除される解除位置との間で回
動可能な第1のレバーと、前記第1のレバーを前記解除
位置に保持する保持機構と、一定以上の衝撃力を受けた
場合に、前記解除位置に保持された前記第1のレバーに
干渉して該第1のレバーを前記拘束位置に移動させる第
2のレバーと、複数の支持部分を通じて前記第2のレバ
ーを回動可能に支持するための回動支持機構と前記第2
のレバーを回動可能に支持するための回動支持機構とを
備え、さらに、前記回動支持機構が、前記第2のレバー
の内部を貫通するように穿設された穴部と、前記穴部よ
り大径のフランジ部並びに前記穴部の内壁に外周面で摺
動する小径部を有する段付きネジとを具備することを特
徴とする。
【0016】また、本発明に係る磁気ディスク装置は、
前記小径部が、複数の個所で前記穴部の内壁と摺動する
ように形成された部分的に突出している部位であること
を特徴とする。
【0017】さらに、本発明に係る磁気ディスク装置
は、前記回動支持機構における軸方向のクリアランス
が、径方向のクリアランスよりも小さいことを特徴とす
る。
【0018】これらの発明の磁気ディスク装置は、磁気
ヘッドを有するアクチュエータを第1のレバーを通じて
待避位置に拘束すための第2のレバーの回動支持機構
が、複数の支持部分を通じて第2のレバーを回動可能に
支持するので、例えばこの複数の支持部分を2点支持構
造で構成すること等により、支持機構全体でなく、これ
ら2点の直接的な支持部分のみを重要個所として成形
(構成)することが可能となる。また、本発明の磁気デ
ィスク装置は、前記クリアランスを懸念することのない
ベアリングを用いた回動支持機構を搭載している。
【0019】これにより、第2のレバーの支持部分を実
質的に高精度に成形(構成)することが可能となるの
で、支持部分の回転負荷が実質的に軽減され、第2のレ
バーの動作の信頼性を向上させることができる。また、
特にスラスト方向においてクリアランスが必要以上に大
きくなるおそれ等がないことから、装置が外来振動を受
けた場合に共振等を引き起こす振動発生源となり得る第
2のレバーの振動が実質的に低減され、振動時のリード
/ライト性能等を良好なものとすることができる。
【0020】よって、本発明の磁気ディスク装置によれ
ば、装置の加振特性を向上させることができるとともに
装置の非動作時に外部からの衝撃に対する磁気ヘッドの
ディスク面への飛び出しを確実に阻止できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。
【0022】図1は、本発明の第1の実施形態に係る磁
気ディスク装置としてのハードディスクを概略的に示す
平面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−
B断面図、図4は図1のC−C断面図である。
【0023】これらの図に示すように、このハードディ
スク1は、磁気ディスク2と、磁気ディスク2を回転駆
動するスピンドルモータ3と、磁気ヘッドを有するヘッ
ドスライダ5が実装されたアクチュエータ6と、アクチ
ュエータ6を回動させるためのボイスコイルモータ(V
CM)7と、アクチュエータ6の回動範囲を規制するス
トッパ8と、アクチュエータ6が待避位置に定位してい
るときのヘッドスライダ5近傍の保持部分となるランプ
ユニット9と、装置本体に一定以上の衝撃力が加わった
場合でも、アクチュエータ6を待避位置に定位(拘束)
させておくことの可能な拘束機構としての慣性ラッチ機
構10と、これら機構部品、電子部品等を内部に収容す
るエンクロージャ(上蓋図示せず)11とから構成され
ている。
【0024】このハードディスク1は、いわゆるロード
/アンロード機構と慣性ラッチ機構とを併用しており、
装置の動作停止の際に、ヘッドスライダ5の近傍がラン
プユニット9に保持される待避位置にアクチュエータ6
をアンロードし、装置の非動作時において、装置本体に
一定以上の衝撃力が加わった場合でも、この待避位置に
アクチュエータ6を拘束しておくとが可能となってい
る。
【0025】磁気ディスク2は、スピンドルモータ3の
ロータ部に固定されており、装置が動作しているとき、
スピンドルモータ3のスピンドル軸を中心にして回転駆
動され、装置の非動作時に駆動が停止する。また、磁気
ディスク2の表面には、データ及びサーボ情報が記録さ
れるトラックが同心円状に形成されている。
【0026】アクチュエータ6は、ヘッドアーム12と
コイルアーム13とを有し、軸14に回動自在に支持さ
れている。コイルアーム13は、アウターアーム13a
とインナアーム13bとから構成されている。ヘッドア
ーム12とコイルアーム13とは、軸14を挟んで互い
に対向するように配設されている。ヘッドアーム12
は、キャリッジアーム15と、このキャリッジアーム1
5に懸架されたサスペンションアーム16とを有する。
【0027】図5は、磁気ディスク2との対向面側から
サスペンションアーム16をみた斜視図である。同図に
示すように、このサスペンションアーム16は、ランプ
ユニット9と干渉するタブ17を備えている。タブ17
は、アクチュエータ6の移動によりヘッドアーム12が
待避してきたときに、ランプユニット9により保持され
る部分である。このタブ17にはランプユニット9に接
触する凸部18が設けられている。
【0028】サスペンションアーム16には、ヘッドス
ライダ5が実装されている。ヘッドアーム12は櫛状に
複数形成されている。ヘッドアーム12を磁気ディスク
2の配設空間に移動したときには、ヘッドアーム12
は、磁気ディスク2の相互間のみならず、最上部の磁気
ディスク2の上方、及び最下部の磁気ディスク2の下方
にも位置するようになっている。
【0029】ヘッドスライダ5は、それぞれ磁気ディス
ク2の上面、下面に対向するようにヘッドアーム12に
取り付けられ、ヘッドワイヤ等により、制御部(図示せ
ず)に接続されている。このヘッドスライダ5は、制御
部からのデータを磁気ディスク2の表面のトラックに記
録するとともにトラックに記録されたデータを読み込ん
で制御部に送る磁気ヘッド素子(図示せず)が組み込ま
れている。
【0030】VCM7は、コイルアーム13の内面に実
装されたボイスコイル7aと、上ヨーク7b及び下ヨー
ク7cと、上ヨーク7bの下面に着設された永久磁石
と、下ヨーク7cの上面に着設された永久磁石とにより
主に構成されている。ボイスコイル7aには、図示しな
い制御部から駆動電流が供給される。コイルアーム13
は、上ヨーク7bと下ヨーク7cとに挟まれた空間に配
置されている。
【0031】ストッパ8は、動作中にVCM7が暴走し
てしまったとき等に、コイルアーム13のアウタアーム
13aに当接してアクチュエータ6の回動を強制的に停
止させ、アクチュエータ6がスピンドルモータ3や他の
機構部分に衝突するのを防止するために設けられた弾性
体である。
【0032】図6は、図3に示すランプユニット9を矢
印D方向からみた斜視図である。図3及び図6に示すよ
うに、ランプユニット9は、ランプサポート19の側面
から水平方向に突出させた複数のランプ20を備えてい
る。各ランプ20は、上下に複合平面21を有する。こ
れらの複合平面21は、それぞれタブ17に対応するよ
うに形成されている。なお、アンロードの際のサスペン
ションアーム16の回動に伴うタブ17の凸部18の移
動方向は、無論、磁気ディスク2の内周から外周側に向
かう矢印D方向となる。
【0033】図7は、図1における慣性ラッチ機構10
を詳細に示す拡大図である。この図7及び図1、図4に
示すように、慣性ラッチ機構10は、待避位置に定位し
ているアクチュエータ6の一部と係合して該アクチュエ
ータ6の移動を拘束する拘束位置と拘束が解除される解
除位置との間で、軸22を中心として回動可能に設けら
れた第1のレバーとしてのラッチレバー23と、ラッチ
レバー23を解除位置に保持するための保持機構として
のスプリング24と、一定以上の衝撃力を受けた場合
に、スプリング24によって解除位置に保持されている
ラッチレバー23に接触(干渉)してラッチレバー23
を拘束位置に移動させる第2のレバーとしてのイナーシ
ャレバー25と、2点支持となる支持部分を通じてイナ
ーシャレバー25を回動可能に支持するための後述する
回動支持機構26とから主に構成されている。ここで、
回動支持機構26に支持されるイナーシャレバー25
は、慣性モーメントが、軸22に支持されたラッチレバ
ー23の慣性モーメントよりも大きくなるように、比較
的大きな重量で作製されている。
【0034】イナーシャレバー25には、ラッチレバー
23に設けられた第1の係合部23aと係合する第1の
係合突起25aと、ラッチレバー23に設けられた第2
の係合部23bと係合する第2の係合突起25bとが設
けられている。
【0035】ラッチレバー23には、さらにスプリング
24の一端部と係合するスプリング支持突起23cと、
位置決め突起23dと、ラッチ突起23eとが形成され
ている。位置決め突起23dは、ラッチレバー23を拘
束位置と解除位置とに位置決めるためのものである。ラ
ッチレバー23のラッチ突起23eは、アクチュエータ
6が待避位置に定位されているときに、アクチュエータ
6を構成するコイルアーム13のインナアーム13bの
先端部13cに係合してアクチュエータ6の移動を拘束
(ラッチ)する。スプリング支持突起23cは、上ヨー
ク7bに設けられたホール7fに遊嵌されている。位置
決め突起23dは、上ヨーク7bに設けられたホール7
gに遊嵌されている。
【0036】ホール7gは、ラッチレバー23を位置決
めするためのものである。アクチュエータ6の移動を拘
束するラッチレバー23の拘束位置は、位置決め突起2
3aがホール57のアクチュエータ6側に近付く近接面
7hに当接したときの位置である。一方、前記拘束を解
除するラッチレバー23の解除位置は、位置決め突起2
3dがホール7gのアクチュエータ6側から遠ざかる離
間面7jに当接したときの位置である。
【0037】スプリング24は、一端部がラッチレバー
23のスプリング支持突起23cに係合し、巻回部およ
び鍵状の他端部が、エンクロージャ11に接合されるホ
ルダー27に設けられた突起27a、突起28bにそれ
ぞれ係合している。したがって、スプリング24は、ラ
ッチレバー23に(図7において)時計回りの回転力を
与え、ラッチレバー23を解除位置に位置決めするため
に設けられている。
【0038】したがって、ラッチレバー23が、解除位
置にあるとき、イナーシャレバー25の第1の係合突起
25aは、ラッチレバー23の第1の係合部23aに当
接しているか、或いは第1の係合部23aから僅かに離
れて定位しており、一方、イナーシャレバー25の第2
の係合突起25bは、ラッチレバー23の第2の係合部
23bに当接しているか、或いは第2の係合部23bか
ら僅かに離れて定位している。
【0039】図示しない制御部は、ハードディスクが動
作を停止する際に、VCM7のボイスコイル7aに駆動
電流を流し、アクチュエータ6を待避位置にアンロード
させる。また、ハードディスクが動作を開始する際に、
アクチュエータ6を待避位置からロードさせて、回転動
作を開始した磁気ディスク2表面の上方にヘッドスライ
ダ5を移動させ、さらにヘッドスライダ5のヘッド素子
により読み込まれたサーボデータに基づいてヘッドスラ
イダ5を所望のデータトラック上に移動させる。なお、
図1はアクチュエータ6が待避位置にアンロードされた
状態を示している。
【0040】ハードディスクの非動作時には、アクチュ
エータ6は、待避位置にアンロードされている。アクチ
ュエータ6が待避位置にあるとき、サスペンションアー
ム16のタブ17は、図3に示すように、ランプ20の
複合平面21に保持されている。この際、無論、磁気デ
ィスク2は静止している。
【0041】ランプ20は、アクチュエータ6が待避位
置にアンロードされ、タブ17がランプ20に保持され
ているとき、慣性ラッチ機構7が動作しないような微弱
な衝撃に対して、アクチュエータ6が待避位置から磁気
ディスク2側或いはその逆側に移動してしまうことを防
ぎ、ヘッドアーム12を待避位置に保持する。
【0042】アクチュエータ6に磁気ディスク2側(図
1における反時計回りの向き)に動こうとする微弱な衝
撃が加わると、サスペンションアーム16のタブ17の
凸部18は、ランプ20の複合平面21に形成されたテ
ーパ面を登ることとなり、これによりアクチュエータ6
の回動エネルギーを減衰させて動きを抑制する。
【0043】次に、ハードディスク1の非動作時に、ハ
ードディスク1に一定以上の衝撃が加わったときの作用
を説明する。この際、慣性ラッチ機構10は、以下のよ
うに動作して、アクチュエータ6をラッチし、ヘッドア
ーム12及びヘッドスライダ5が、磁気ディスク2の配
設空間に入り込むことを防止する。
【0044】すなわち、ラッチレバー23が解除位置に
定位している状態で、一定値以上の衝撃により、(図7
において)アクチュエータ6を軸14を支点に反時計方
向に回動させようとする回転力が働いた場合、イナーシ
ャレバー25には、回動支持機構26を支点に反時計方
向に回動しようとする力が働く。これにより、イナーシ
ャレバー25の第1の係合突起25aとラッチレバー2
3の第1の係合部23aとが接触し、ラッチレバー23
も軸22を支点に反時計方向に回動する。この際、ラッ
チレバー23のラッチ突起23eは、アクチュエータ6
を構成するインナアーム13bの先端部13cと係合
し、これにより、アクチュエータ6の移動が拘束され
る。
【0045】この後、ランプ20の複合平面21のテー
パ面の作用より、アクチュエータ6先端のタブ17は、
複合平面21の底部平面に押し戻され、インナアーム1
3bの先端部13cとラッチ突起23eとの係合が外れ
る。さらに、ラッチレバー23は、スプリング24の付
勢力により解除位置に戻る。このようにして、アクチュ
エータ6は、一定値以上の衝撃を受けた場合でも、待避
位置でラッチされることになる。
【0046】一方、外部から一定値以上の衝撃により、
(図7において)アクチュエータ6を軸14を支点に時
計方向に回動させようとする回転力が働いた場合、アク
チュエータ6は時計方向に回動し、アウタアーム13a
がストッパ8に激突し、激突した反力によりアクチュエ
ータ6が反時計回りに反転回動する。また、イナーシャ
レバー25には回動支持機構26を支点に時計方向に回
動しようとする力が働く。これにより、イナーシャレバ
ー25の第2の係合突起25bとラッチレバー23の第
2の係合部23bとが接触し、ラッチレバー23が軸2
2を支点に反時計方向に回動する。この際、前記同様、
ラッチレバー23のラッチ突起23eは、アクチュエー
タ6を構成するインナアーム13bの先端部13cと係
合し、これにより、アクチュエータ6の移動が拘束され
る。
【0047】ここで、イナーシャレバー25を回動可能
に支持するための回動支持機構26について説明する。
【0048】図8に示すように、本実施形態の回動支持
機構26は、ラジアル方向並びにスラスト方向のクリア
ランスを最適値に近付けることを目的とした構造を採っ
ている。すなわち、回動支持機構26は、イナーシャレ
バー25と一体に固定されたストレートシャフト27
と、ストレートシャフト27の各端部28、29をそれ
ぞれ支持するために上ヨーク7b及びエンクロージャ1
1に接合されたプレート30にそれぞれ穿設された軸受
31、32とから構成された2点支持構造である。
【0049】したがって、この回動支持機構26は、支
持機構全体がラジアル方向並びにスラスト方向のクリア
ランスに影響を与える訳でははなく、シャフト27の各
端部28、29並びにこの各端部28、29を支持する
軸受31、32、すなわち2点支持を行う直接的な支持
部分のみを重要個所として加工成形することが可能とな
るので、イナーシャレバー25の支持部分(シャフト2
7の各端部28、29を含む)を実質的に高精度に成形
することができ、回動支持機構におけるラジアル方向並
びにスラスト方向のクリアランスを容易に最適な値に近
付けることが可能となる。
【0050】このように、本実施形態では、イナーシャ
レバー25の支持部分の回転負荷が実質的に軽減され、
イナーシャレバー25の動作の信頼性を向上させること
ができる。また、特にスラスト方向においてクリアラン
スが必要以上に大きくなるおそれ等がないことから、ハ
ードディスク1が外来振動を受けた場合に、共振等を引
き起こす振動発生源となり得る質量の大きいイナーシャ
レバー25の振動が実質的に低減され、磁気ヘッドによ
る振動時のリード/ライト性能等を良好なものとするこ
とができる。
【0051】したがって、本実施形態のハードディスク
1によれば、加振特性を向上させることができるととも
に、装置の非動作時に外部からの衝撃に対する磁気ヘッ
ドのディスク面への飛び出しを確実に阻止することがで
きる。
【0052】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0053】この実施形態に係るハードディスクは、第
1の実施形態の慣性ラッチ機構10を構成していた回動
支持機構26に代えて、図9に示すように、回動支持機
構33を備えている。
【0054】すなわち、この回動支持機構33は、イナ
ーシャレバー25に固定される大径部34、前記軸受に
よってラジアル方向から支持される小径部35、36、
並びに軸受によってスラスト方向から支持される段差部
37、38を備えた段付きシャフト39と、段付きシャ
フト39の小径部35、36及び段差部37、38を支
持するベアリング40、41とから構成されている。
【0055】したがって、本実施形態によれば、回動支
持機構におけるラジアル方向並びにスラスト方向のクリ
アランスを懸念することのないベアリングを用いた支持
機構を搭載しているので、第1の実施形態と同様、イナ
ーシャレバー25の動作の信頼性を向上させることがで
きるとともに、ハードディスク1が外来振動を受けた場
合のイナーシャレバー25の振動が低減されることか
ら、加振特性を良好なものにすることができる。
【0056】さらに、本発明の第3の実施形態について
説明する。
【0057】この実施形態に係るハードディスクは、第
1の実施形態の慣性ラッチ機構10を構成していた回動
支持機構26に代えて、図10に示すように、回動支持
機構42を備えている。
【0058】すなわち、この回動支持機構42は、イナ
ーシャレバー25の内部を貫通するように穿設された穴
部43と、穴部43より大径のフランジ部45並びに穴
部43の内壁に外周面で摺動する小径部46を有する段
付きネジ47とで構成されている。したがって、回動支
持機構42によれば、イナーシャレバー25の穴部43
に挿入される段付きネジ47を金型加工により一体的に
高精度に成形することができるので、前記実施形態と同
様、イナーシャレバー25の動作の信頼性を向上させる
ことができるとともに、ハードディスク1が外来振動を
受けた場合のイナーシャレバー25の振動が低減される
ことから、加振特性を良好なものにすることができ、さ
らにイナーシャレバー25の取り付け作業性の向上を図
ることもできる。
【0059】さらに、この回動支持機構42は、小径部
46及び穴部43の嵌合寸法並びに穴部43の長さ及び
小径部46の長さが、それぞれ考慮され、回動支持機構
におけるスラスト方向のクリアランスが、ラジアル方向
のクリアランスよりも小さくなるように構成されてい
る。この構成により、ハードディスク1が外来振動を受
けた場合のイナーシャレバー25の振動を低減できるの
で、加振特性を向上させることができる。
【0060】なお、図11に示すように、ラジアル方向
から2点支持できるように、小径部の基端部と先端部と
をそれぞれ突出させて摺動部48、49を形成した段付
きネジ50を用いて回動支持機構を構成してもよい。
【0061】以上、本発明を実施の形態により具体的に
説明したが、本発明は前記実施形態にのみ限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
である。例えば、適切なスラスト方向のクリアランスを
残すことを前提として、加振時のイナーシャレバー25
の振動を抑制するために、加振時にイナーシャレバー2
5の上下面と接触する位置に緩衝部材を設けてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ディ
スク装置は、磁気ヘッドを有するアクチュエータを第1
のレバーを通じて待避位置に拘束すための第2のレバー
の支持部分を2点支持等とすることで、この支持部分を
実質的に高精度に成形(構成)することができ、回動支
持機構におけるラジアル方向並びにスラスト方向のクリ
アランスを容易に最適な値に近付けることが可能とな
る。また、本発明の磁気ディスク装置は、前記クリアラ
ンスを懸念することのないベアリングを用いた支持機構
を搭載している。これにより、本発明の磁気ディスク装
置は、支持部分の回転負荷が実質的に軽減され、第2の
レバーの動作の信頼性を向上させることができる。ま
た、特にスラスト方向においてクリアランスが必要以上
に大きくなるおそれ等がないことから、装置が外来振動
を受けた場合に共振等を引き起こす振動発生源となり得
る第2のレバーの振動が実質的に低減され、振動時のリ
ード/ライト性能等を良好なものとすることができる。
【0063】したがって、本発明の磁気ディスク装置に
よれば、加振特性を向上させることができるとともに、
装置の非動作時において外部からの衝撃に対する磁気ヘ
ッドのディスク面への飛び出しを確実に阻止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る磁気ディスク装
置を概略的に示す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】図1におけるB−B断面図である。
【図4】図1におけるC−C断面図である。
【図5】図1のハードディスクのサスペンションアーム
を示す斜視図である。
【図6】図1のハードディスクのランプユニットを示す
斜視図である。
【図7】図1のハードディスクの慣性ラッチ機構の周辺
部を示す平面図である。
【図8】図7の慣性ラッチ機構を構成するイナーシャレ
バーの回動支持機構を示す断面図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係るイナーシャレバ
ーの回動支持機構を示す断面図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係るイナーシャレ
バーの回動支持機構を示す断面図である。
【図11】図8乃至図10と異なる他の回動支持機構を
示す断面図である。
【符号の説明】
1…ハードディスク 2…磁気ディスク 5…ヘッドスライダ 6…アクチュエータ 9…ランプユニット 10…慣性ラッチ機構 23…ラッチレバー 24…スプリング 25…イナーシャレバー 26、33、42…回動支持機構 27…シャフトの各端部28、29 28、29…シャフトの端部 31、32、…軸受 34…大径部 35、36…小径部 37、38…段差部 40、41…ベアリング 43…穴部 45…フランジ部 46…小径部 47、50…段付きネジ 48、49…摺動部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドを有するアクチュエータと、
    前記磁気ヘッドをディスクの外側に待避させるための待
    避位置で前記アクチュエータを定位させる拘束機構とを
    備え、 前記拘束機構が、 前記待避位置に定位している前記アクチュエータの少な
    くとも一部と係合して該アクチュエータの移動を拘束す
    る拘束位置と拘束が解除される解除位置との間で回動可
    能な第1のレバーと、 前記第1のレバーを前記解除位置に保持する保持機構
    と、 一定以上の衝撃力を受けた場合に、前記解除位置に保持
    された前記第1のレバーに干渉して該第1のレバーを前
    記拘束位置に移動させる第2のレバーと、 複数の支持部分を通じて前記第2のレバーを回動可能に
    支持するための回動支持機構とを具備することを特徴と
    する磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気ディスク装置におい
    て、 前記回動支持機構が、 前記第2のレバーと一体に固定された主軸と、 前記主軸の各端部をそれぞれ支持する軸受とを具備する
    ことを特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の磁気ディスク装置におい
    て、 前記主軸が、 前記第2のレバーに固定される大径部と、前記軸受によ
    ってラジアル方向から支持される小径部と、前記軸受に
    よってスラスト方向から支持される段差部とを備えた段
    付きシャフトであることを特徴とする磁気ディスク装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の磁気ディスク装置
    において、 前記軸受が、ベアリングで構成されていることを特徴と
    する磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 磁気ヘッドを有するアクチュエータと、
    前記磁気ヘッドをディスクの外側に待避させるための待
    避位置で前記アクチュエータを定位させる拘束機構とを
    備え、 前記拘束機構が、 前記待避位置に定位している前記アクチュエータの少な
    くとも一部と係合して該アクチュエータの移動を拘束す
    る拘束位置と拘束が解除される解除位置との間で回動可
    能な第1のレバーと、 前記第1のレバーを前記解除位置に保持する保持機構
    と、 一定以上の衝撃力を受けた場合に、前記解除位置に保持
    された前記第1のレバーに干渉して該第1のレバーを前
    記拘束位置に移動させる第2のレバーと、 複数の支持部分を通じて前記第2のレバーを回動可能に
    支持するための回動支持機構と前記第2のレバーを回動
    可能に支持するための回動支持機構とを備え、 さらに、前記回動支持機構が、 前記第2のレバーの内部を貫通するように穿設された穴
    部と、 前記穴部より大径のフランジ部並びに前記穴部の内壁に
    外周面で摺動する小径部を有する段付きネジとを具備す
    ることを特徴とする磁気ディスク装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の磁気ディスク装置におい
    て、 前記小径部は、複数の個所で前記穴部の内壁と摺動する
    ように形成された部分的に突出している部位であること
    を特徴とする磁気ディスク装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6記載の磁気ディスク装置
    において、 前記回動支持機構における軸方向のクリアランスが、径
    方向のクリアランスよりも小さいことを特徴とする磁気
    ディスク装置。
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