JP2002092708A - データ通信システム、サービス提供方法及び自動販売機 - Google Patents

データ通信システム、サービス提供方法及び自動販売機

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JP2002092708A
JP2002092708A JP2000284278A JP2000284278A JP2002092708A JP 2002092708 A JP2002092708 A JP 2002092708A JP 2000284278 A JP2000284278 A JP 2000284278A JP 2000284278 A JP2000284278 A JP 2000284278A JP 2002092708 A JP2002092708 A JP 2002092708A
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JP2000284278A
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Keiji Saito
啓司 齋藤
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】全ての指紋データや決済用情報をデータベース
で管理する必要がないと共に、その他のサービスを受け
る意志の無い者の決済用情報を保護する。 【解決手段】無線通信機器10は、予め使用者の指紋デ
ータと決済用情報を情報記憶部13に保持し、サービス
提供機器20からのコマンドに従って応答・指紋データ
・決済用情報を無線通信部12より送信する。サービス
提供機器20は、定期的に存在確認コマンドを無線通信
部22により送信し、応答した無線通信機器10に機器
識別番号を割り当て、受信した指紋データと関連付けて
記憶し、応答しなかった無線通信機器10の指紋データ
等を破棄する。サービス提供機器20は、使用者の指紋
データを指紋センサ部24により読取った場合に、その
指紋データと無線通信機器10から送られてくる指紋デ
ータを比較し、一致した場合に該当する無線通信機器1
0から決済用情報を引き出してサービスを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信システ
ム、特に指紋センサと無線通信機能を有するサービス提
供機器及びこのサービス提供機器と無線通信によるデー
タ通信が可能な領域に存在する複数の無線通信機器が双
方向データ通信を行うデータ通信システム、サービス提
供方法及び自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、指紋センサと無線通信機能を有す
るサービス提供機器及びこのサービス提供機器と無線通
信によるデータ通信が可能な領域に存在する複数の無線
通信機器が双方向データ通信を行うデータ通信システム
において、無線通信機器に予め登録された指紋データを
サービス提供機器に送信し、その指紋データと上記指紋
センサから得られた指紋データとの比較を行い、その指
紋データが一致した場合にのみ、その指紋データを送信
した無線通信機器とサービス提供機器との間で決済用情
報を含む無線データ通信を行うことにより、サービス提
供機器近傍にある複数の無線通信機器の中からサービス
提供を受ける無線通信機器を特定するデータ通信システ
ムとして、例えば(1)特開平11−137536号公
報、(2)特開平11−280317号公報が知られて
いる。
【0003】上記(1)の特開平11−137536号
公報に記載された発明は、保護域へ立ち入る際に許可証
としてのバッジにメモリと無線機能を持たせ、本人確認
のための指紋データをメモリに記憶しておき、それを指
紋センサから得られる指紋データと比較してそのバッジ
の利用者が許可された本人であることを認証している。
【0004】上記指紋センサに指紋データを採取させる
行動は単純なものであり、その操作性は優れたものであ
るといえる。これはバッジ配布自体が特定の資格者に限
られていることで実用性を有しており、無線通信で渡さ
れるデータが指紋データのみであっても十分であるよう
なサービス提供機器の場合に適している。
【0005】しかし、不特定多数を対象とするサービス
においては、サービス対価の決済等に決済用情報が必要
となるため、サービス提供機器の処理するデータが無線
通信で渡される指紋データと指紋センサから得られる指
紋データのみでは成り立たない。
【0006】また、上記(2)の特開平11−2803
17号公報に記載された発明は、上記(1)の場合と同
様にメモリと無線機能を持ったバッジと指紋センサを含
む識別機器からなるアクセス制御システムであるが、メ
モリ上に個人を識別するIDを保持して、識別機器から
得られる身体的特徴データとの照合対象となるデータは
データベースからIDをキーとして呼び出す形態を取っ
ている。この例では、まず最初に個人情報を無線で伝え
ることとなり、サービス提供を受ける意志無くサービス
提供機器の無線通信可能領域に入った人物の持つ情報、
すなわち、この場合は個人情報も読出されることを意味
する。
【0007】本来であればサービス提供を受ける意志の
あるもの、つまり身体的特徴を識別機器に読取らせる行
動をとった者の持つ情報のみがサービス提供機器側へ送
信されるべきである。
【0008】また、IDと身体的特徴データを関連付け
て保持するデータベースを維持管理しなくてはならず、
対価が安価なサービスにおいてはそのコストが問題視さ
れる。例えばジュースやタバコ、鉄道やバスの乗車券な
どの販売において、無線通信により電子決済を行う自動
販売機を導入する場合を考えてみると、硬貨や紙幣を使
う方法に比べてその操作や手順が複雑であったり、導入
コストが高くなるようでれば無線通信による電子決済の
利点が失われる。
【0009】一方、サービス提供機器の無線通信可能領
域には、複数の無線通信機器使用者が存在する状態が考
えられ、その複数の使用者の中からサービス提供を受け
る使用者を特定する必要がある。指紋を利用する方法
は、本人の指紋データ、指紋センサから得られる指紋デ
ータ、決済用情報の3つがあればサービスを提供でき
る。また、無線通信は、それらのデータの受け渡しを容
易にする。但し、使用者の指紋データや決済情報の扱い
は十分に配慮されるべきものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、指紋デ
ータを保持した携帯型無線機器と指紋センサから得られ
る指紋データを用いた本人確認は、その操作性が優れて
いるが、個人を特定する場合には個人情報が必要とな
る。また、個人情報を保持した携帯型無線機器からむや
みに個人情報を送信することはセキュリティ上問題があ
る。また、指紋データとそれに関連付けられた個人情報
から成るデータベースの維持管理は高コストで、対価が
安価なサービスには向かないという問題がある。
【0011】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、予め登録された指紋データと決済用情報を
保持する無線通信機器と、指紋センサによる本人確認と
無線通信によるデータ転送とを用いて電子決済を行いサ
ービス対価を回収するサービス提供機器から成るデータ
通信システムにおいて、全ての指紋データや決済用情報
をデータベースで管理する必要がなく、サービス提供を
受ける意志のある者からのみ決済用情報を取得すること
で、その他のサービスを受ける意志の無い者の決済用情
報を保護し、更に無線通信可能領域外へ移動した者の指
紋データを破棄することで収集した指紋データの他目的
への流用を抑制することができるデータ通信システム、
サービス提供方法及び自動販売機を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、携帯可能
記憶媒体とサービス提供機器との間で、決済用情報の取
得に伴いサービスを提供するデータ通信システムにおい
て、上記携帯可能記憶媒体は、指紋データ及び決済用情
報を記憶する記憶手段と、上記サービス提供機器との間
で無線によりデータ通信を行う第1の無線通信手段と、
を有し、上記サービス提供機器は、指紋センサと、上記
第1の無線通信手段と無線通信可能な状態において、上
記記憶手段に記憶された指紋データを無線通信により取
得する第2の無線通信手段と、上記指紋センサから得ら
れる生体指紋データと、上記第2の無線通信手段により
取得される指紋データとを比較する比較手段と、この比
較手段による比較の結果、両者がマッチすると判断され
た場合、上記第1の無線通信手段及び上記第2の無線通
信手段を介して上記記憶手段に記憶された決済用情報を
引き出す手段と、この手段により決済用情報が引き出さ
れたことに対応して、サービスを提供する手段と、を具
備することを特徴とする。
【0013】上記のように複数の携帯可能記憶媒体とサ
ービス提供機器との間で自動的に指紋データの送受信を
行い、指紋センサにより生体指紋データが読取られた場
合に、その指紋データが一致する携帯可能記憶媒体から
決済用情報を引き出すことにより、サービス提供機器の
近傍に複数存在する携帯可能記憶媒体の中からサービス
提供を受ける使用者を特定してサービスを実施すること
が可能になる。
【0014】第2の発明に係るデータ通信システムは、
データ通信を行う無線通信手段と、データを記憶するデ
ータ記憶手段とを有する少なくとも1つ以上の無線通信
機器と、上記無線通信機器とデータ通信を行う無線通信
手段と、データを記憶するデータ記憶手段と、生体指紋
データを取得する指紋センサと、サービスを提供する手
段とを有するサービス提供機器とから成り、上記無線通
信機器は、予め使用者の指紋データと決済用情報を保持
し、上記サービス提供機器からのコマンドに従って応答
・指紋データ・決済用情報を送信し、上記サービス提供
機器は、定期的に存在確認のためのコマンドを送信し、
それに応答を返した無線通信機器に機器識別番号を割り
当てて受信した指紋データと関連付けて記憶し、応答を
返さなかった無線通信機器の機器識別番号とそれに関連
する指紋データを破棄し、上記指紋センサにより取得し
た生体指紋データと上記無線通信手段により受信した指
紋データを比較し、一致した場合に該当する無線通信機
器から決済用情報を引き出すことでサービスを提供する
ことを特徴とする。上記のように複数の無線通信機器と
サービス提供機器との間で自動的に指紋データの送受信
を行い、指紋センサにより生体指紋データが取得された
場合に、その指紋データが一致する無線通信機器から決
済用情報を引き出すことにより、サービス提供機器の近
傍に複数存在する無線通信機器の中からサービス提供を
受ける使用者を特定してサービスを実施することが可能
になる。また、不必要に決済用情報を発信しないこと、
通信可能領域外へ移動した場合には指紋データを破棄す
ることにより、情報を確実に保護することができる。
【0015】第3の発明に係る自動販売機は、通信エリ
ア内に存在する無線通信機器と通信する無線通信部と、
この無線通信部と上記無線通信機器との通信により該無
線通信機器の存在を確認する存在確認手段と、上記無線
通信機器から送られてくる使用者の指紋データを機器識
別番号と関連付けて記憶するデータ記憶手段と、提供す
る商品/サービスを選択する指紋センサ兼スイッチと、
この指紋センサ兼スイッチが使用者により押圧されると
その生体指紋データを読取って上記データ記憶手段に記
憶している指紋データと比較照合し、一致した場合に該
当する無線通信機器から決済用情報を引き出して商品/
サービスを提供する商品/サービス提供手段と、上記存
在確認手段により存在を確認できなくなった無線通信機
器の機器識別番号とそれに関連する指紋データを上記デ
ータ記憶手段から消去するデータ消去手段とを具備する
ことを特徴とする。上記の構成によれば、複数の無線通
信機器と自動販売機との間で自動的に指紋データの送受
信を行い、指紋センサ兼スイッチにより生体指紋データ
が読取られた場合に、その指紋データが一致する無線通
信機器から決済用情報を引き出すことにより、自動販売
機の近傍に複数存在する無線通信機器の中から使用者を
特定して商品/サービスを販売することが可能になる。
また、通信可能領域外へ移動した場合には、指紋データ
を破棄することによって情報を確実に保護することがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明の第1実施形態に係る
データ通信システムの構成例を示すブロック図である。
図1において、10は携帯可能記憶媒体である無線通信
機器、20はサービス提供機器である。上記無線通信機
器10は、使用者が携帯するもので、例えば携帯電話、
パーソナルコンピュータ、情報端末などがあるが、ここ
では無線通信によるデータ通信が可能な一般機器を対象
とする。また、上記サービス提供機器20は、固定設置
されるもので、例えばジュースやタバコの自動販売機、
鉄道・バスの乗車券販売機、更にはソフトウェア、画像
・音声などのマルチメディアデータの販売機、特定領域
への入場ゲート等が考えられる。
【0017】上記無線通信機器10は、中央演算処理装
置11、無線通信部12、情報記憶部13により構成さ
れるもので、少なくとも1つ以上存在する。中央演算処
理装置11は、無線通信部12と情報記憶部13の制御
を行う。無線通信部12は、サービス提供機器20や他
の無線通信機器との無線通信を行う。情報記憶部13
は、使用者本人の指紋データや決済用情報、無線通信の
ためのソフトウェアなどを記憶するもので、例えばRA
Mやハードディスク等が使用される。
【0018】上記情報記憶部13に例えば右手親指、右
手人差し指等の複数の指紋データを登録する場合には、
その指紋識別番号も併せて記憶する。この指紋識別番号
は、例えば右手親指の指紋に対して指紋識別番号1を、
右手人差し指に対して指紋識別番号2を、というように
設定される。また、上記決済用情報は、上記指紋識別番
号と関連付けられて情報記憶部13に記憶される。
【0019】一方、サービス提供機器20は、中央演算
処理装置21、無線通信部22、情報記憶部23、指紋
センサ部24及びサービス提供部25により構成され
る。中央演算処理装置21は、無線通信部22、情報記
憶部23、指紋センサ部24及びサービス提供部25を
制御する。無線通信部22は、無線通信機器10との無
線通信を行う。情報記憶部23は、無線通信のためのソ
フトウェアや無線通信機器10からの指紋データ及び決
済用情報、指紋センサ部24から得られる生体指紋デー
タや指紋データ比較のためのソフトウェアを記憶する。
上記情報記憶部23としては、例えばRAMやハードデ
ィスク等が使用される。指紋センサ部24は、無線通信
機器10の使用者の指紋データを読取る。サービス提供
部25は、決済用情報に基づいてサービスを提供するも
ので、具体的には自動販売機や券売機、入場ゲートなど
である。また、提供するサービスが複数存在する場合
は、指紋センサ部24を複数用意してそれをサービス選
択に用いることも可能である。
【0020】次に上記実施形態の動作を図2及び図3に
示すフローチャートを参照して説明する。図2は無線通
信機器10の動作を示すフローチャート、図3はサービ
ス提供機器20の動作を示すフローチャートである。
【0021】まず、図2に示すフローチャートに従って
無線通信機器10の動作を説明する。無線通信機器10
は、初期において待機状態にあり、任意のタイミングで
無線通信を開始できるものとする。そして、無線通信機
器10は、サービス提供機器20の無線通信可能領域に
入った際にサービス提供機器20から送られる各種コマ
ンドを受信する(ステップA1)。上記ステップA1で
受信したコマンドが存在確認コマンドであった場合には
ステップA2に分岐し、指紋データ要求コマンドであっ
た場合にはステップA3へ分岐し、決済用情報要求コマ
ンドあった場合にはステップA4へ分岐する。
【0022】上記ステップA2は応答を返すステップで
あり、サービス提供機器20へ応答コマンドを送信す
る。上記ステップA3は予め登録された指紋データを情
報記憶部13から読出し、サービス提供機器20へ送信
するステップである。この際、複数の指紋データが登録
されていれば、その指紋識別番号も併せて送信する。上
記ステップA4は情報記憶部13に記憶された決済用情
報をサービス提供機器20へ送信するステップであり、
無線通信機器10の使用者がサービス提供機器20の指
紋センサ部24に指紋を読取らせた場合に発生するステ
ップである。上記ステップA3において、複数の指紋デ
ータを送信している場合には、サービス提供機器20か
ら受信した決済用情報要求コマンド中に指紋識別番号も
含まれている。要求コマンドに指紋識別番号が含まれて
いる場合には、それに関連付けられた決済用情報を送信
する。
【0023】上記一連のステップは、無線通信機器10
の使用者がサービス提供機器20の近傍へ移動し、サー
ビス提供を受ける場合のものであり、サービス提供を受
けない場合はステップA4へ移行することは無い。ま
た、無線通信機器10に指紋データや決済用情報が保持
されていない場合は、無線通信機器10は初期の状態の
ままであり、指紋データ要求コマンドに応じてステップ
A3に分岐することはない。
【0024】上記ステップA2、A3、A4の何れかの
処理を終了すると、ステップA5に進んで処理を継続す
るか否かを判断し、継続する場合にはステップA1に戻
り、継続しない場合には処理を終了する。上記ステップ
A5では、例えば無線通信機器10の電源がONかOF
Fかを検出し、電源がONになっていれば処理を継続す
るものとしてステップA1に戻り、電源がOFFされる
と処理を終了する。
【0025】次に図3に示すフローチャートをに従って
サービス提供機器20の動作を説明する。サービス提供
機器20は、その無線通信可能領域に内に存在する1つ
あるいは複数の無線通信機器10に対し、その存在を認
識するための存在確認コマンドを送信し(ステップB
1)、応答の有無を確認する(ステップB2)。この処
理は、常に一定の時間間隔で行われ、通信可能領域内に
存在する無線通信機器10を把握する。存在を確認した
無線通信機器10は機器リストによって管理される。機
器リストには、各無線通信機器10にそれぞれ一時的に
割り当てた機器識別番号と、その無線通信機器10から
受信した指紋データが関連付けられて記憶される。
【0026】上記ステップB2で無線通信機器10が応
答した場合には、ステップB3に分岐し、また、一旦機
器識別番号が割り当てられた後に存在確認コマンドに応
答しなくなった無線通信機器10がある場合には、ステ
ップB6に分岐する。
【0027】上記ステップB3では、機器識別番号が割
り当てられているかどうかを上記機器リストから判別し
(ステップB3)、機器識別番号が割り当てられていな
ければ、すなわち新規に応答した機器であればステップ
B4に分岐し、機器識別番号が割り当てられている場合
にはステップB9に分岐する。
【0028】上記ステップB4では、新たに通信可能領
域に存在することがその応答によって確認された無線通
信機器10に対して機器識別番号を割り当てる。例えば
最初に領域内に入った無線通信機器10に対して機器識
別番号1を、次に入った無線通信機器10に対して2
を、というように機器識別番号を割り当てる。
【0029】そして、上記機器識別番号を割り当てた無
線通信機器10に対して指紋データの要求コマンドを送
信する(ステップB6)。無線通信機器10は、上記指
紋データの要求コマンドを受信すると、情報記憶部13
に記憶している指紋データをサービス提供機器20に送
信する。
【0030】サービス提供機器20は、上記無線通信機
器10から送られてくる指紋データを受信し、その指紋
データを機器識別番号と関連付けて情報記憶部23に記
憶する(ステップB7)。複数の指紋データがある場合
には、その指紋識別番号も併せて記憶する。
【0031】一方、上記ステップB8においては、ステ
ップB1で送信された存在確認コマンドに応答しなかっ
た無線通信機器10の機器識別番号とそれに関連付けら
れた指紋データを情報記憶部23のリストから削除し、
その後、ステップB1に戻る。リストから外された機器
識別番号は、それ以降に新たに応答した無線通信機器1
0に再割り当てされる。
【0032】上記ステップB3あるいはステップB7の
処理を終了した後、指紋センサ部24が押圧されたか否
かを判断し(ステップB9)、指紋センサ部24が押圧
されていない場合にはステップB1に戻る。上記ステッ
プB9の処理は、無線通信機器10の使用者がサービス
の提供を受ける目的でサービス提供機器20の指紋セン
サ部24を指で押圧して生体指紋データを読取らせる行
動をとった際に処理されるステップであり、その発生タ
イミング任意である。
【0033】上記指紋センサ部24は、指で押されこと
によって生体指紋データを読取る(ステップB10)。
その後、ステップB11に進み、指紋センサ部24で読
取った生体指紋データと、ステップB7で受信した1つ
あるいは複数の指紋データとを比較し、一致しない場合
にはステップB1に戻るが、機器リスト内に存在する指
紋データのうち何れかと所望の精度で一致した場合に
は、それに関連付けられた機器識別番号に対応する無線
通信機器10に対して決済用情報を要求するコマンドを
送信する(ステップB12)。機器リストにおいて、指
紋識別番号が併せて記憶されている場合には、その指紋
識別番号も併せて送信する。
【0034】その後、無線通信機器10から送られてく
る決済用情報を受信すると、サービス提供を行う(ステ
ップB13)。このステップB13では、決済用情報に
基づいた処理に従って行われ、その内容は提供するサー
ビスに依存する。次いで、処理を継続するかどうかを判
断し(ステップB14)、継続する場合はステップB1
へ戻り、継続しない場合は処理を終了する。上記ステッ
プB14では、例えばサービス提供機器20の電源がO
NかOFFかを検出し、電源がONになっていれば処理
を継続するものとしてステップB1に戻り、電源がOF
Fされると処理を終了する。
【0035】次に、無線通信方式としてBluetoothを用
いた場合におけるサービス提供機器20と無線通信機器
10との間の通信処理動作を図4に示すフローチャート
を参照して説明する。なお、Bluetoothは、短距離の無
線通信規格であり、2.4GHz帯のISM(Industry
Science Medical)バンドを用いて10m以内の無線
通信を実現するものである。Bluetoothでは、スペクト
ラム拡散技術として周波数ホッピング方式を用いてお
り、最大8台までの機器を時分割多重方式によって接続
することができる。また、Bluetoothでは、時分割多重
方式によって接続された機器によってピコネットと呼ば
れるネットワークを形成し、サービス提供機器20が親
機、その他の複数の無線通信機器10が子機として機能
する。また、このネットワーク(ピコネット)において
は、PIN(Personal Identification Number)コー
ドと呼ばれる暗証番号によって接続認証が行われる。
【0036】まず、親機であるサービス提供機器20
は、汎用inquiry によって子機である複数の無線通信機
器10の存在を確認する(ステップC1)。無線通信機
器10は、サービス提供機器20からの存在確認に対
し、自己のBD−ADDR(Bluetooth Device-Address
)をサービス提供機器20へ送信する(ステップC
2)。サービス提供機器20は、無線通信機器10から
BD−ADDRが送られてくると、このBD−ADDR
を使用してPaging 処理を行い(ステップC3)、無線
通信機器10との接続を確立する(ステップC4)。
【0037】サービス提供機器20は、無線通信機器1
0との接続が確立すると、指紋データ要求コマンドを無
線通信機器10に送信する(ステップC5)。無線通信
機器10は、上記指紋データ要求コマンドを受信する
と、情報記憶部13に記憶している指紋データをサービ
ス提供機器20に送信する(ステップC6)。この場合
は、無線通信機器10は、上記指紋データ要求コマンド
を受信した際、何らかの都合により指紋データを送信で
きない場合は、指紋データを送信できない旨の応答処理
を行う。
【0038】上記サービス提供機器20は、上記無線通
信機器10から送られてくる指紋データを受信すると
(ステップC7)、その指紋データを機器識別番号と関
連付けて情報記憶部23に記憶する。この情報記憶部2
3には、例えば256個の指紋データ及び機器識別番号
を記憶することができる。この情報記憶部23に記憶し
たデータは、指紋データ及び機器識別番号は、サービス
提供機器20からの存在確認に対して無線通信機器10
がサービス領域外等に移動して応答しなくなったときに
削除される。一方、子機である無線通信機器10は、ス
テップC6において、上記指紋データ要求コマンドに対
する応答を行った後、消費電力を節約する例えばHold、
Park、Sniff等のスリープモード(sleepモード)となる
(ステップC8)。
【0039】そして、サービス提供機器20の指紋セン
サ部24が使用者により指で押されると、サービス提供
機器20から対応する無線通信機器10へ信号が送ら
れ、これにより無線通信機器10はスリープモードから
通常の動作モードに戻り、サービス提供機器20による
サービスの提供を受ける。
【0040】本発明は、上記実施形態に示すように指紋
センサ部24と無線通信部22を有するサービス提供機
器20と、サービスを受ける側が持つ無線通信部12と
の間の無線データ通信において、無線通信機器10の情
報記憶部13にはサービス提供機器20との通信可能領
域に入った場合に無条件にサービス提供機器へ送信され
る無線通信機器使用者本人の指紋データと、通信可能領
域に入っても無条件に送信されない無線通信機器使用者
の持つ決済用情報を保持し、サービス提供機器20はそ
の通信可能領域入力ある無線通信機器10から指紋デー
タを収集し、サービス提供機器20に備えられた指紋セ
ンサ部24から得られる生体指紋データと収集した指紋
データとの比較を行い、それら指紋データが所望の精度
内で一致した場合にその一致した指紋データを保持して
いる無線通信機器10から決済用情報を引き出してサー
ビス提供時の決済に利用する。
【0041】また、収集した指紋データは、決済用情報
の引き出し終了後や無線通信機器10が通信可能領域外
へ移動した場合には、速やかに破棄することによって、
指紋データの比較のために必要な演算処理を必要最小限
にすると共に、無条件に収集された個人の指紋データが
他の目的に流用されることを防止する。
【0042】なお、電子決済のために必要な情報は、個
人や組織を特定するID番号や口座番号、クレジットカ
ード番号、電話番号、電子マネー利用可能残高等、その
決済方法によって異なるが、本発明においては任意であ
って特に限定されるものではない。
【0043】(第2実施形態)次に本発明の第2実施形
態について図5を参照して説明する。この第2実施形態
波、サービス提供機器20として、提供する商品/サー
ビスが複数存在する自動販売機30に実施した場合につ
いて示したものである。自動販売機30のケース本体3
1には、その前面に複数の商品/サービス見本32a、
32b、…が示され、その下側に商品/サービス見本3
2a、32b、…に対応するように指紋センサ兼スイッ
チ33a、33b、…が設けられる。また、上記ケース
本体31の前面部には、商品/サービス取出し口34が
設けられる。更に、上記ケース本体31には、無線機3
5が設置される。この無線機35には、図1に示したよ
うに中央演算処理装置21、無線通信部22、情報記憶
部23等が設けられ、中央演算処理装置21に指紋セン
サ兼スイッチ33a、33b、…が接続される。また、
中央演算処理装置21は、指紋センサ兼スイッチ33
a、33b、…が押されると、それに対応した商品/サ
ービスを提供するようにサービス提供部25を制御す
る。
【0044】上記自動販売機30に設けられた無線機3
5は、図1に示した無線通信機器10が所定通信エリア
内に入ると、図3に示した処理を行って機器の存在を確
認する。その後、上記無線通信機器10を所持している
使用者が指紋センサ兼スイッチ33a、33b、…を選
択して押圧すると、そのスイッチがONとなり、生体指
紋データの読取りが行われる。無線機35は、指紋セン
サ兼スイッチ33a、33b、…により読取った生体指
紋データと予め無線通信機器10から受信した指紋デー
タと比較照合し、一致すれば決済処理を行って選択され
た商品/サービスを商品/サービス取出し口34より排
出する。
【0045】上記のように複数の商品/サービスに対応
させて指紋センサ兼スイッチ33a、33b、…を設け
ることにより、使用者が選択した商品/サービスを確実
に提供することができる。
【0046】なお、上記実施形態では、無線通信方式と
してBluetoothを用いた場合について説明したが、その
他の省電力無線や、IrDAのような赤外線を用いても良
く、特に限定されるものではなく、また、その通信プロ
トコルも任意である。更に、指紋データの読取りや指紋
データを比較するための特徴抽出方法等についても任意
であり、特に限定されるものではない。
【0047】また、上記実施形態では、サービス提供機
器20が定期的に存在確認コマンドを送信してその応答
を確認し、応答が無い場合にその無線通信機器10の機
器識別番号とそれに関連付けされた指紋データを破棄す
るようにしたが、その他、例えば無線通信機器10側か
ら自発的・定期的に存在通知コマンドを発信し、この存
在通知コマンドがサービス提供機器20で一定期間受信
されない場合に、その無線通信機器10の機器識別番号
とそれに関連付けされた指紋データを破棄するようにし
ても良い。このような構成とすることにより、無線通信
機器とサービス提供機器との間における送受信のデータ
量を削減することが可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、複
数の無線通信機器とサービス提供機器との間で、自動的
に指紋データの送受信を行い、無線通信機器使用者の生
体指紋データが指紋センサ部により読取られた場合に、
この指紋データと無線通信機器から送られてくる指紋デ
ータとを比較し、一致する無線通信機器から決済用情報
を引き出すようにしたので、サービス提供機器の近傍に
複数存在する無線通信機器の中からサービス提供を受け
る使用者を特定してサービスを実施することが可能とな
る。
【0049】また、使用者が指紋データを読取らせる対
象の指を変えることによって、複数の決済方法を選択し
て利用することができる。
【0050】更に、サービス提供機器が定期的に送信す
る存在確認のためのコマンド及びその応答の受信の代わ
りに無線通信機器から自発的・定期的に発せられる存在
通知コマンドを用いてサービスを実施することにより、
無線通信機器とサービス提供機器との間における送受信
のデータ量を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るデータ通信システ
ムの構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態における無線通信機器の動作を示す
フローチャート。
【図3】同実施形態におけるサービス提供機器の動作を
示すフローチャート。
【図4】同実施形態におけるサービス提供機器と無線通
信機器との間における具体的な通信動作例を示すフロー
チャート。
【図5】本発明の第2実施形態に係る自動販売機の構成
例を示す図。
【符号の説明】
10 無線通信機器 11 無線通信機器の中央演算処理装置 12 無線通信機器の無線通信部 13 無線通信機器の情報記憶部 20 サービス提供機器 21 サービス提供機器の中央演算処理装置 22 サービス提供機器の無線通信部 23 サービス提供機器の情報記憶部 24 サービス提供機器の指紋センサ部 25 サービス提供機器のサービス提供部 30 自動販売機 31 ケース本体 32a、32b、… 商品/サービス見本 33a、33b、… 指紋センサ兼スイッチ 34 商品/サービス取出し口 35 無線機
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/32 G07B 15/00 501 // G07B 5/00 G07F 7/08 B 15/00 501 H04L 9/00 673A 673D

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯可能記憶媒体とサービス提供機器と
    の間で、決済用情報の取得に伴いサービスを提供するデ
    ータ通信システムにおいて、 上記携帯可能記憶媒体は、 指紋データ及び決済用情報を記憶する記憶手段と、 上記サービス提供機器との間で無線によりデータ通信を
    行う第1の無線通信手段と、を有し、 上記サービス提供機器は、 指紋センサと、 上記第1の無線通信手段と無線通信可能な状態におい
    て、上記記憶手段に記憶された指紋データを無線通信に
    より取得する第2の無線通信手段と、 上記指紋センサから得られる生体指紋データと、上記第
    2の無線通信手段により取得される指紋データとを比較
    する比較手段と、 この比較手段による比較の結果、両者がマッチすると判
    断された場合、上記第1の無線通信手段及び上記第2の
    無線通信手段を介して上記記憶手段に記憶された決済用
    情報を引き出す手段と、 この手段により決済用情報が引き出されたことに対応し
    て、サービスを提供する手段と、を具備することを特徴
    とするデータ通信システム。
  2. 【請求項2】 データ通信を行う無線通信手段と、デー
    タを記憶するデータ記憶手段とを有する少なくとも1つ
    以上の無線通信機器と、 上記無線通信機器とデータ通信を行う無線通信手段と、
    データを記憶するデータ記憶手段と、生体指紋データを
    取得する指紋センサと、サービスを提供する手段とを有
    するサービス提供機器とから成り、 上記無線通信機器は、予め使用者の指紋データと決済用
    情報を保持し、上記サービス提供機器からのコマンドに
    従って応答・指紋データ・決済用情報を送信し、 上記サービス提供機器は、定期的に存在確認のためのコ
    マンドを送信し、それに応答を返した無線通信機器に機
    器識別番号を割り当てて受信した指紋データと関連付け
    て記憶し、応答を返さなかった無線通信機器の機器識別
    番号とそれに関連する指紋データを破棄し、上記指紋セ
    ンサにより取得した生体指紋データと上記無線通信手段
    により受信した指紋データを比較し、一致した場合に該
    当する無線通信機器から決済用情報を引き出すことでサ
    ービスを提供することを特徴とするデータ通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のデータ通信システムにお
    いて、上記無線通信機器は、使用者の複数の指紋データ
    と決済用情報とを関連付けて記憶し、上記サービス提供
    機器に生体指紋データを読取らせる対象となる指を変え
    ることによって決済方法を選択するように構成したこと
    を特徴とするデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のデータ通信システムにお
    いて、指紋センサを複数設け、複数のサービスから所望
    のサービスを選択させることを特徴とするデータ通信シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のデータ通信システムにお
    いて、上記サービス提供機器が定期的に送信する存在確
    認のためのコマンド及びその応答の受信に代えて、上記
    無線通信機器から自発的・定期的に発信する存在通知コ
    マンドを用い、上記サービス提供機器における機器識別
    番号とそれに関連する指紋データの破棄はある一定期間
    の間に存在通知コマンドが受信されないことを条件に実
    施することを特徴とするデータ通信システム。
  6. 【請求項6】 無線通信機能を有する携帯可能記憶媒体
    及びサービス提供機器との間で、決済用情報の取得に伴
    いサービスを提供するサービス提供方法において、 上記携帯可能記憶媒体と上記サービス提供機器との間で
    無線通信可能な状態時、上記携帯可能記憶媒体から上記
    サービス機器へ指紋データを無線送信し、 上記サービス提供機器に設けられた指紋センサにより生
    体指紋データを取得し、 上記サービス提供機器において上記指紋データと上記生
    体指紋データとを比較し、 上記指紋データと生体指紋データとがマッチする場合
    に、上記携帯可能記憶媒体から上記サービス提供機器へ
    決済用情報を無線送信し、 この決済用情報取得に対応して、上記サービス提供機器
    はサービスを提供することを特徴とするサービス提供方
    法。
  7. 【請求項7】 指紋データ及び決済用情報を記憶してな
    る携帯可能記憶媒体との間で無線によりデータ通信を行
    い、決済用情報の取得に伴いサービスを提供するサービ
    ス提供機器において、 上記携帯可能記憶媒体と無線通信可能な状態において、
    上記携帯可能記憶媒体に記憶されている指紋データを無
    線通信により取得する無線通信手段と、 生体指紋データを取得する指紋センサと、 この指紋センサから得られる生体指紋データと、上記無
    線通信手段により取得される指紋データとを比較する比
    較手段と、 この比較手段による比較の結果、両者がマッチすると判
    断された場合、上記無線通信手段を介して上記携帯可能
    記憶媒体に記憶されている決済用情報を引き出す手段
    と、 この手段により決済用情報が引き出されたことに対応し
    て、サービスを提供する手段と、 を具備することを特徴とするサービス提供機器。
  8. 【請求項8】 サービス提供機器との間で無線によりデ
    ータ通信を行い、決済用情報の送信に伴いサービスの提
    供を受ける携帯可能記憶媒体において、 指紋データ及び決済用情報を記憶する記憶手段と、 上記サービス提供機器と無線通信可能な状態において、
    上記記憶手段に記憶された指紋データを送信し、所定の
    条件が一致した際に上記記憶手段に記憶された決済用情
    報を送信してサービス提供機器からサービス提供を受け
    る手段と、 を具備することを特徴とする携帯可能記憶媒体。
  9. 【請求項9】 通信エリア内に存在する無線通信機器と
    通信する無線通信部と、この無線通信部と上記無線通信
    機器との通信により該無線通信機器の存在を確認する存
    在確認手段と、上記無線通信機器から送られてくる使用
    者の指紋データを機器識別番号と関連付けて記憶するデ
    ータ記憶手段と、提供する商品/サービスを選択する指
    紋センサ兼スイッチと、この指紋センサ兼スイッチが使
    用者により押圧されるとその生体指紋データを読取って
    上記データ記憶手段に記憶している指紋データと比較照
    合し、一致した場合に該当する無線通信機器から決済用
    情報を引き出して商品/サービスを提供する商品/サー
    ビス提供手段と、上記存在確認手段により存在を確認で
    きなくなった無線通信機器の機器識別番号とそれに関連
    する指紋データを上記データ記憶手段から消去するデー
    タ消去手段とを具備することを特徴とする自動販売機。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の自動販売機において、
    指紋センサ兼スイッチを複数設け、複数の商品/サービ
    スから所望の商品/サービスを選択させることを特徴と
    する自動販売機。
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