JP2002092361A - 商品販売システム - Google Patents

商品販売システム

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JP2002092361A
JP2002092361A JP2000284739A JP2000284739A JP2002092361A JP 2002092361 A JP2002092361 A JP 2002092361A JP 2000284739 A JP2000284739 A JP 2000284739A JP 2000284739 A JP2000284739 A JP 2000284739A JP 2002092361 A JP2002092361 A JP 2002092361A
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JP2000284739A
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Shuichi Terauchi
秀一 寺内
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンラインショッピングにおける商品販売
(注文者から見た場合には商品購入)効率の改善および
物流改善を可能にする。 【解決手段】 配送センタ40は、仮想ショッピングセ
ンタ10からの配送指示に基づき同一の配送先への商品
群を可及的にまとめて当該配送先に配送する。注文者3
0は、商品情報を参照して商品の仮注文を行い、購入予
定商品に対する吟味の後に自己の購入意志が決まった時
点で仮想ショッピングセンタ10に対して正式注文を行
う。仮想ショッピングセンタ10は、各商品提供業者2
0が提供する商品情報をネットワーク500を介して注
文者30に提供し、注文者30からの仮注文に基づきR
Tを作成し、注文者30からの正式注文に基づきDTを
作成し、当該DTに基づき同一の配送先への商品群の一
括した配送を実現するように制御し、当該制御に基づく
配送指示を配送センタ40に対して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のネットワーク上で複数の商品提供業者が提供する商品
を販売する仮想ショッピングセンタ(複数の業者から商
品を集めて多種品目の商品を扱う仮想的な百貨店のよう
な店舗を実現するためのソフトウェアシステム)の考え
方を用いてオンラインショッピングによる商品の販売を
実現する商品販売システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット等のネットワークを用い
てオンラインショッピングを実現する従来の商品販売シ
ステムにおいては、注文者(商品を注文するユーザ)は
購入商品を即決する必要があった。また、商品提供業者
は、注文を受け付けた商品を、当該商品提供業者独自
に、それぞれ宅配便等により注文者の指定した住所(配
送先)に配送していた。
【0003】図11を参照すると、従来のこの種の商品
販売システムは、注文者(ユーザ)が使用する端末であ
るユーザ端末Uと、各商品提供業者A〜Zの端末である
各業者端末AA,…,ZZと、これらの端末を相互に接
続するネットワーク(インターネット等)Nとを含んで
構成されている。
【0004】注文者は、ユーザ端末Uを使用して、商品
提供業者A,…,ZがネットワークN上にそれぞれ単独
で展開している仮想店舗のホームページ(ウェブサイ
ト)にアクセスし、ユーザ端末Uに表示される画面上で
購入したい商品を即決・指定し、その時点でその商品を
注文する。
【0005】また、注文者は、ユーザ端末Uを利用し
て、購入商品を受け取る納品日時(配送日時)や納品場
所(配送先)と、決済方法とを指定する。
【0006】これにより、注文を受けた仮想店舗(商品
提供業者A,…,Z)は、各々独自に、注文者が注文し
た商品を、注文者が指定した住所(配送先)に配送す
る。
【0007】上記のような商品販売システムの考え方
は、例えば、特開平10−105599号公報,特開平
10−105829号公報,および特開平10−254
964号公報に記載された技術(「電子ショッピングシ
ステムにおける買物かご機能提示方法」,「インターネ
ット上の電子モールシステムにおける商品情報表示方
法」,および「配送計画システム」)等の各種オンライ
ンショッピング(電子ショッピング)関連技術の前提と
なっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の商品販
売システムには、以下に示すような問題点があった。
【0009】第1に、各商品提供業者がそれぞれ独自の
商品配送を行っているため、消費者(注文者)側または
各商品提供業者側における物流コスト負担が大きくなる
という問題点があった。
【0010】第2に、第1の問題点と同様の理由によ
り、各商品提供業者がサービス対象としている地区(サ
ービスエリア)のみしか商品を配送できない(商品の配
送先が制限される)という問題点があった。
【0011】第3に、注文者は購入商品を即決する必要
があるので、当該注文者が購入商品を決めるために十分
な吟味時間を取ることができない(これにより、注文者
および商品提供業者の双方にとって面倒なクーリングオ
フ手続きが必要になるおそれが大きくなる)という問題
点があった。
【0012】従来技術には、その他にも、「注文した商
品のデータを端末間で簡単に移動できないこと」や「一
旦商品を注文した後には、商品の配送日時や配送場所お
よび決済方法を変更できないこと」等の問題点が存在し
ていた。
【0013】本発明の目的は、上述の点に鑑み、上記の
問題点を解決し、オンラインショッピングにおける商品
販売(注文者から見た場合には商品購入)効率の改善お
よび物流改善を実現することができる商品販売システム
および商品販売方法を提供することにある。
【0014】なお、本発明に対する従来技術に関する特
許公報としては、先に述べた公報の他に、電子商取引を
対象としている点で本発明と類似する特開2000−1
63480号公報がある。しかし、この公報に記載され
た技術(「電子商取引システム、注文決済方法及び記録
媒体」)は、ネットワークシステム上で行われる電子商
取引における購入決済における手続き処理を合理化し得
る仮想モールに好適な技術であり、本発明のようにオン
ラインショッピングにおける配送処理の合理化を直接的
に目的とするものではなく、「ショッピングタグ(後述
するRTおよびDT)を使用して商品群をひとかたまり
にして配送する」という本発明特有の考え方を実現する
ための構成要素が存在しない点で、本発明とはその目
的,構成,および効果を本質的に異にしている。
【0015】また、本発明と上記公報記載の技術との間
には、上記の他にも、以下のa〜cに示すような具体的
な差異が存在する。
【0016】a.当該公報記載の技術では、購入商品情
報をサーバ装置上に持っている。これに対して、本発明
では、注文者側の買い物情報記憶媒体上に買い物情報を
持っている。
【0017】b.当該公報記載の技術では、商品購入者
がサーバ装置上に接続(アクセス)する際に本人確認
(パスワード等を使った認証)を行う必要がある。これ
に対して、本発明では、注文者側に買い物情報記憶媒体
を備えていることにより、そのような認証が不要になる
(さらに、指紋認証端末等と組み合わせることで、より
一層の高安全性と利便性とを提供することができる)。
【0018】c.当該公報記載の技術では、利用端末の
リセットや電源切断等が行われる場合については考慮さ
れていない。これに対して、本発明では、注文者側の買
い物情報記憶媒体の存在により、ユーザ端末等のネット
ワークからの切断・再接続等にも対処することができ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の商品販売システ
ムは、ネットワークを利用して商品を販売する商品販売
システムにおいて、自己の業者端末からネットワークを
介して仮想ショッピングセンタに自己が販売する商品の
商品情報を提供し、配送センタ(商品運送会社等)に商
品を送付する商品提供業者と、各々の前記商品提供業者
から送付されてきた商品群を受領し、前記仮想ショッピ
ングセンタからの配送指示に基づいて同一の配送先への
商品群を可及的にまとめて当該配送先に配送する前記配
送センタと、前記仮想ショッピングセンタが提供する商
品情報を参照して自己のユーザ端末から前記仮想ショッ
ピングセンタに対してネットワークを介し商品の仮注文
を行い、当該仮注文に対する予約ショッピングタグ(以
下、単に「RT」と呼ぶ場合が多い)を自己の買い物情
報記憶媒体に記録し、当該買い物情報記憶媒体を使用し
た購入予定商品に対する吟味の後に自己の購入意志が決
まった時点で前記仮想ショッピングセンタに対して正式
注文を行う前記注文者と、各々の前記商品提供業者が提
供する商品情報をネットワークを介して前記注文者に提
供し、前記注文者からの仮注文に基づいてRTを作成
し、前記注文者からの正式注文に基づいて決定ショッピ
ングタグ(以下、単に「DT」と呼ぶ場合が多い)を作
成し、当該DTに基づいて同一の配送先への商品群の一
括した配送を実現するように制御し、当該制御に基づく
配送指示を前記配送センタに対して行う前記仮想ショッ
ピングセンタとを有する。
【0020】また、本発明の商品販売システムは、上記
の商品販売システムに対して、注文者が、持ち運び可能
であり業者端末に接続可能な買い物情報記憶媒体を使用
して、自己のユーザ端末の代わりに業者端末を利用して
ネットワークを介した情報の入出力を行うことを特徴と
するように構成することも可能である。
【0021】さらに、本発明は、ネットワークを利用し
て商品を販売する商品販売システムにおいて、仮想ショ
ッピングセンタが各商品提供業者からネットワークを介
して販売対象の商品の商品情報を収集する第1のステッ
プと、仮想ショッピングセンタが注文者からのアクセス
に応じて前記第1のステップで各商品提供業者から収集
した商品情報をネットワークを介して注文者に提供する
第2のステップと、注文者が前記第2のステップで提供
された商品情報に基づきネットワークを介し仮想ショッ
ピングセンタに対して商品の仮注文を行う第3のステッ
プと、仮想ショッピングセンタが前記第3のステップに
おける注文者からの仮注文に基づいてRTを作成し当該
注文者および当該RTに係る商品を提供する商品提供業
者に当該RTをネットワークを介して送信する第4のス
テップと、前記第4のステップでRTを受信した商品提
供業者が当該RTに基づいて配送・在庫管理を行う第5
のステップと、前記第4のステップでRTを受信した注
文者が当該RTからなる購入予定情報を自己の買い物情
報記憶媒体に保存する第6のステップと、注文者が前記
第6のステップで自己の買い物情報記憶媒体に保存した
購入予定情報に基づいて購入予定商品の吟味を行う第7
のステップと、注文者が前記第7のステップにおける吟
味の結果を示す購入予定情報および購入取りやめ情報を
ネットワークを介して仮想ショッピングセンタに送信す
ることにより正式注文の意思表示を行う第8のステップ
と、仮想ショッピングセンタが前記第8のステップにお
ける注文者からの正式注文の意思表示に応じて当該注文
者の使用する端末(ユーザ端末または業者端末)に注文
確定画面を表示するための情報をネットワークを介して
送信する第9のステップと、注文者が前記第9のステッ
プにおける注文確定画面に対して希望配送態様および希
望決済方法を指示入力することにより商品の正式注文を
行う第10のステップと、仮想ショッピングセンタが前
記第10のステップにおける注文者からの正式注文に基
づいてDTを作成し当該注文者,当該DTに係る商品を
提供する商品提供業者,および配送センタに当該DTを
ネットワークを介して送信する第11のステップと、前
記第11のステップでDTを受信した注文者が当該DT
からなる商品購入情報を自己の買い物情報記憶媒体に保
存する第12のステップと、前記第11のステップでD
Tを受信した商品提供業者が当該DTに基づいて可及的
に一括して商品群を配送センタに配送する第13のステ
ップと、配送センタが、前記第11のステップで受信し
たDTに基づいて各注文者への配送手続きを行い、その
配送状況を示す情報を仮想ショッピングセンタにネット
ワークを介して送信し、DTを基に同一の注文者に対し
て可及的に一括して商品群を配達する第14のステップ
とを有する商品販売方法として実現することも可能であ
る。
【0022】なお、上記の商品販売方法には、第14の
ステップの前段のステップとして、注文者が配送態様や
決済方法の変更を希望する場合に自己の買い物情報記憶
媒体に保存しているDTを用いてネットワークを介して
その旨を仮想ショッピングセンタに通知する第15のス
テップと、仮想ショッピングセンタが前記第15のステ
ップの注文者からの通知に基づいて当該注文者に変更指
示用の画面を当該注文者の使用する端末(ユーザ端末ま
たは業者端末)に表示するための情報をネットワークを
介して送信する第16のステップと、仮想ショッピング
センタが、前記第16のステップにおける変更指示用の
画面に対して注文者が指示入力した変更後の情報に基づ
いて配送態様や決済方法の変更手続きを行い、変更後の
内容を持つDTを配送センタにネットワークを介して送
信する第17のステップとを付加することも可能であ
る。
【0023】また、本発明の商品販売システムは、ネッ
トワークを利用して商品を販売する商品販売システムに
おいて、自己の業者端末からネットワークを介して仮想
ショッピングセンタに自己が販売する商品の商品情報を
提供し、配送センタに商品を送付する商品提供業者と、
各々の前記商品提供業者から送付されてきた商品群を受
領し、前記仮想ショッピングセンタからの配送指示に基
づいて同一の配送先への商品群を可及的にまとめて当該
配送先に配送する前記配送センタと、前記仮想ショッピ
ングセンタが提供する商品情報を参照して自己の使用す
る端末(ユーザ端末または業者端末)から前記仮想ショ
ッピングセンタに対してネットワークを介し商品の仮注
文を行い、当該仮注文に対するRTを自己の買い物情報
記憶媒体に記録し、当該買い物情報記憶媒体を使用した
購入予定商品に対する吟味の後に自己の購入意志が決ま
った時点で前記仮想ショッピングセンタに対して正式注
文を行う前記注文者とが存在することを前提として、ネ
ットワークに接続される仮想ショッピングセンタ用サー
バを、各々の前記商品提供業者が提供する商品情報をネ
ットワークを介して前記注文者に提供し、前記注文者か
らの仮注文に基づいてRTを作成し、前記注文者からの
正式注文に基づいてDTを作成し、当該DTに基づいて
同一の配送先への商品群の一括した配送を実現するよう
に制御し、当該制御に基づく配送指示を前記配送センタ
に対して行う前記仮想ショッピングセンタとして機能さ
せるためのプログラムを記録した記録媒体として実現す
ることも可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0025】(1) 第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態に係る商品販売シス
テムの構成を示すブロック図である。
【0026】図1を参照すると、本実施の形態に係る商
品販売システムは、仮想ショッピングセンタ用サーバ1
00上に実現される仮想ショッピングセンタ(複数の業
者から商品を集めて多種品目の商品を扱う仮想的な百貨
店のような店舗を実現するためのソフトウェアシステ
ム)10と、各業者端末200(「AA」,「BB」,
「CC」,…,「ZZ」によって識別される各端末)を
使用する各商品提供業者20(「A社」,「B社」,
「C社」,…,「Z社」という各業者)と、ユーザ端末
300および買い物情報記憶媒体301(ユーザ端末3
00に接続可能な記憶媒体)を包含する注文者30と、
配送センタ端末400を備える配送センタ40と、仮想
ショッピングセンタ用サーバ100,各業者端末20
0,ユーザ端末300,および配送センタ端末400を
相互に接続するインターネット等のネットワーク(通信
ネットワーク)500とを含んで構成されている。な
お、注文者(ユーザ)は当該商品販売システムに複数人
存在するが、ここでは、任意の一人の注文者30に着目
して説明する(注文者30は、当該商品販売システムを
利用する複数のユーザの中の任意の一人のユーザである
ものとする)。また、ユーザ端末300は、一人の注文
者30に対して複数存在してもよい。
【0027】ユーザ端末300は、パーソナルコンピュ
ータ等の情報処理装置によって実現され、以下のa〜d
に示す機能を備えている。
【0028】a.第1に、仮想ショッピングセンタ10
がネットワーク500上に提供している商品販売ホーム
ページ(商品情報が記載されたウェブサイト)にアクセ
スし、当該商品情報を画面に表示する機能を備えてい
る。
【0029】ここで、「商品情報」とは、例えば、A社
が提供するコンパクトディスク,B社が提供する本,C
社が提供するパーソナルコンピュータ部品,…,Z社が
提供する保存食品等の商品に関する情報であり、商品の
名称,型番,商品番号,特性(色等),価格(販売価
格),納品期間,および注文有効期限(具体的には、注
文書の有効期限)等を含む情報である。
【0030】b.第2に、ネットワーク500に接続し
ていない状態でも、買い物情報記憶媒体301から購入
予定の商品に関する情報を確認する機能を有する。
【0031】c.第3に、複数日に及ぶことが許されて
買い物情報記憶媒体301に設定された購入予定の商品
に関する情報を、ひとまとめにして(ひとかたまりで)
仮想ショッピングセンタ10に送信する機能を有する。
【0032】d.第4に、商品を正式注文した後におい
て、仮想ショッピングセンタ10から商品の納入(配
送)時期を知ることができる機能ならびに商品配送態様
(配送日時や配送場所等)および決済方法を変更指定す
る機能を備えている。
【0033】買い物情報記憶媒体301は、商品の購入
予定情報(RTによって形成される情報)および購入確
定情報(DTによって形成される情報)を含む買い物情
報を記録(記憶)する媒体であり、ユーザ端末300に
接続されており、ハードディスクやメモリカード等によ
って実現される。
【0034】業者端末200は、「仮想ショッピングセ
ンタ10に商品情報を提供すること」および「当該業者
端末200を使用する商品提供業者20が運用する商品
管理システム(POS(Point Of Sales)
システム等)と連動(連携)できること」を目的として
使用され、ワークステーション・サーバ等の情報処理装
置によって実現される。ただし、商品管理システムとの
連動は、必須な要素ではない。
【0035】例えば、「AA」で識別される業者端末2
00は、A社(「A」で識別される商品提供業者20)
が提供するコンパクトディスクの商品情報を仮想ショッ
ピングセンタ10に所定のフォーマットで提供する。ま
た、必須ではないが、望ましくは、A社が運用するPO
Sシステム等の商品管理システムと連携して動作する。
これにより、A社が提供する商品に対する注文者30
(ユーザ)による注文内容を示す情報が、仮想ショッピ
ングセンタ10から配送センタ端末400およびA社の
業者端末200に送付される。したがって、A社は、注
文者30からの当該注文を識別した上で(望ましくは、
A社の商品管理システムと連動させて)、当該商品を配
送センタ40に納品できることになる。なお、商品管理
システムに連動していない場合には、A社は、注文者3
0からの当該注文を識別しながら、当該商品を配送セン
タ40に納品することとなる。
【0036】配送センタ端末400は、配送センタ40
に設けられ、仮想ショッピングセンタ10から配送先の
識別情報を含む配送指示情報を受け取る。
【0037】ここで、商品の配送指示情報は、仮想ショ
ッピングセンタ10から、当該商品を提供する商品提供
業者20の業者端末200にも送付されている。したが
って、配送センタ40は、当該商品提供業者20から配
送されてくる同一の配送先の識別情報が付加された商品
群をひとまとめにして、当該配送先に送付(配送)する
ことができる。
【0038】また、配送センタ端末400は、注文商品
の配送状況を示す情報を仮想ショッピングセンタ10に
提供する。これにより、注文者30は、ユーザ端末30
0を使用して、仮想ショッピングセンタ10から、商品
到着の状況を示す情報を入手できることとなる。
【0039】なお、配送センタ40は、ユーザ端末30
0から仮想ショッピングセンタ10を経由して配送日時
の指定を受けた場合には、注文者30(ユーザ)の希望
配送日時に商品を配送する。
【0040】仮想ショッピングセンタ10は、ワークス
テーション・サーバ等の情報処理装置(仮想ショッピン
グセンタ用サーバ100)上に実現されるソフトウェア
システムであり、商品情報提供管理手段11と、RT作
成管理手段12と、DT作成管理手段13と、変更管理
手段14とを含んで構成されている。なお、変更管理手
段14が存在しなくても、本発明の商品販売システムは
成立しうる。
【0041】商品情報提供管理手段11は、ネットワー
ク500を介して各商品提供業者20の業者端末200
から商品情報(その時点で最新の商品情報)を取得し、
商品提供業者20から提供された商品情報(販売対象の
商品に関する情報)をネットワーク500を介して注文
者30(ユーザ端末300)に提供する。
【0042】RT作成管理手段12は、注文者30から
の商品の仮注文を受け、当該仮注文に基づいてRTを作
成し、当該注文者30および当該商品を提供する商品提
供業者20に当該RT(商品の仮注文に関する情報)を
送付する。
【0043】DT作成管理手段13は、注文者30(ユ
ーザ端末300)から購入予定情報・購入取りやめ情報
を伴う正式注文の意思表示を受けた場合に、当該ユーザ
端末300に「商品の配送態様や決済方法を注文者30
に入力(選択・指定)させるための情報」を送信し、そ
れに応じて注文者30によって入力された情報に基づい
てDTを確定(作成)し、当該注文者30,当該商品を提
供する商品提供業者20,および配送センタ40に当該
DT(商品の正式注文に関する情報であり、配送センタ
40にとっては商品の配送指示に関する情報)を送付す
る。
【0044】変更管理手段14は、正式注文後に注文者
30から配送態様(配送日時や配送先)や決済方法の変
更指示があった場合に、当該変更指示に基づいてDTの
変更を行い、配送センタ40に変更後のDTに基づく配
送指示を行う。
【0045】図2は、本実施の形態に係る商品販売シス
テムにおける予約ショッピングタグ(RT)生成関連処
理を示す流れ図である(横方向の矢線はネットワーク5
00を使用した情報の送受信を示す)。この処理は、商
品情報提供ステップP1と、納期情報提供ステップP2
と、配達可能情報提供ステップP3と、商品販売ホーム
ページアクセスステップP4と、商品情報送出ステップ
P5と、商品情報表示ステップP6と、商品仮注文ステ
ップP7と、RT作成ステップP8と、RT業者端末送
出・ログ採取ステップP9と、配送・在庫管理ステップ
P10と、購入予定情報保存ステップP11と、購入予
定商品吟味ステップP12とからなる。
【0046】図3は、本実施の形態に係る商品販売シス
テムにおける決定ショッピングタグ(DT)生成関連処
理を示す流れ図である(横方向の矢線はネットワーク5
00を使用した情報の送受信を示す)。この処理は、購
入予定情報・購入取りやめ情報送出ステップP13と、
注文確定画面表示用情報送出ステップP14と、決済方
法・配送日時・配送先選択・指定ステップP15と、D
T確定ステップP16と、商品購入情報保存ステップP
17と、DT等業者端末送出ステップP18と、商品配
送センタ送付ステップP19と、DT配送センタ端末送
出ステップP20と、配送手続き・配送状況情報送出ス
テップP21と、商品配達ステップP22とからなる。
【0047】図4は、本実施の形態に係る商品販売シス
テムにおける正式注文後配送態様・決済方法変更処理を
示す流れ図である。この処理は、注文者変更希望ステッ
プQ1と、変更指示用画面表示ステップQ2と、変更後
情報仮想ショッピングセンタ送出ステップQ3と、変更
手続き・DT配送センタ送出ステップQ4とからなる。
【0048】図5,図6,および図7は、本実施の形態
に係る商品販売システムの具体的な動作を説明するため
の図である。
【0049】次に、図1〜図7を参照して、上記のよう
に構成された本実施の形態に係る商品販売システムの全
体の動作について詳細に説明する。なお、以降の説明で
は、ネットワーク500はインターネットであるものと
する(「インターネット500」と表記する)。
【0050】第1に、図2を参照して、予約ショッピン
グタグ(RT)の生成に関連する処理に関する動作につ
いて説明する。
【0051】各商品提供業者20は、自己の業者端末2
00から、仮想ショッピングセンタ10に、自己が販売
する商品の商品情報を提供する(ステップP1)。これ
により、仮想ショッピングセンタ10内の商品情報提供
管理手段11は、各商品提供業者20が販売する商品の
商品情報を取得する。
【0052】また、各商品提供業者20は、自己の業者
端末200から、配送センタ端末400に、自己が販売
する商品の配送センタ40までの納期を示す情報を提供
する(ステップP2)。
【0053】配送センタ40は、配送センタ端末400
から、仮想ショッピングセンタ10に、ステップP2で
得た納期情報も考慮して当該商品を当該商品の配送先に
配送できる日時を示す情報(配達可能情報)を提供する
(ステップP3)。仮想ショッピングセンタ10内の商
品情報提供管理手段11は、この配達可能情報を商品情
報に反映させる。
【0054】注文者30は、ユーザ端末300を使用し
て、インターネット500上に開設されている仮想ショ
ッピングセンタ10の商品販売ホームページにアクセス
する(ステップP4)。
【0055】これに応答して、仮想ショッピングセンタ
10内の商品情報提供管理手段11は、各商品提供業者
20が販売する各商品の商品情報をユーザ端末300に
送出する(ステップP5)。
【0056】これにより、ユーザ端末300には、図5
に示すような各種の商品の商品情報を有する画面(仮注
文画面)が表示される(ステップP6)。
【0057】注文者30は、ユーザ端末300に表示さ
れた仮注文画面における各種の商品情報を見て、購入し
たい商品を決定し、当該仮注文画面上で該当する商品
(購入を希望する商品)の数量(購入数量)を入力する
ことで、当該商品に対する購入希望の旨の登録(購入商
品の選択、すなわち商品の仮注文)を行う(ステップP
7)。
【0058】図5の例では、注文者30は、A社が提供
するコンパクトディスクAPの数量欄に購入数「1」を
入力し、このコンパクトディスクAPに対する購入登録
(仮注文)を行っている。
【0059】仮想ショッピングセンタ10内のRT作成
管理手段12は、このようなユーザ端末300からの情
報(購入商品の選択情報)を基に、注文者30の商品仮
注文に対して一意に決まる予約ショッピングタグ(R
T)を作成し、当該RTをインターネット500を介し
てユーザ端末300に送出する(ステップP8)。この
時点で、「仮想ショッピングセンタ10で提供している
商品に対する注文者30による購入予約(仮注文)」が
できたこととなる。
【0060】ここで、予約ショッピングタグ(RT)と
は、正式注文は行われていないが商品購入の手続き(仮
注文)が行われた商品について商品および購入者(注文
者)を識別するための情報をいう。例えば、タグ識別番
号が付された上で、「商品識別番号」,「商品価格情
報」,「商品情報の有効期限」,「商品納入期間(納品
期間)」,「注文数量」,「購入者識別番号」,「商品
購入予約日時」,「商品提供業者識別番号」,および
「仮注文更新情報」という各情報を有するデータ構造が
考えられる。なお、このRTは、一意に決まる数字等の
データの形態で表現され、データ改ざんや盗聴による個
人情報漏洩の防止が図られている。
【0061】仮想ショッピングセンタ10内のRT作成
管理手段12は、ステップP8で作成したRTを、商品
注文情報として、当該RTに係る商品を販売する商品提
供業者20の業者端末200にも送出するとともに、仮
想ショッピングセンタ用サーバ100内に当該RTの情
報履歴(ログ)を採取する(ステップP9)。
【0062】当該商品提供業者20は、注文者30が購
入を予定している商品を示す情報として、仮想ショッピ
ングセンタ10から提供されたRTを、自己の業者端末
200により受信し、当該RTに基づき配送・在庫管理
を行う(当該商品の仮注文により在庫情報を逐次更新す
る)(ステップP10)。
【0063】一方、注文者30は、ステップP8で受け
取ったRTを、自己が購入を予定している商品の情報
(購入予定情報)として、ユーザ端末300に接続され
た買い物情報記憶媒体301に保存する(ステップP1
1)。
【0064】この時点では、注文者30は、まだ商品を
正式に注文したわけではない。また、注文者30は、ユ
ーザ端末300がインターネット500に接続していな
い時にも、買い物情報記憶媒体301を使用してユーザ
端末300上で購入予定の商品に関するRTの情報を見
ることができる。したがって、注文者30は、ユーザ端
末300のインターネット500への接続の有無に関係
なく、購入予定の商品についての正式注文の可否を十分
に吟味することができる(ステップP12)。このと
き、ステップP12における吟味により生じた「購入を
取りやめる商品」に関する情報(購入取りやめ情報)
も、ユーザ端末30に接続された買い物情報記憶媒体3
01に蓄えられる(例えば、RT中の「仮注文更新情
報」に購入取りやめの旨が設定される)。これにより、
結果的に、購入予定情報と購入取りやめ情報とが買い物
情報記憶媒体301に蓄積されることとなる。
【0065】以上のような一連の処理(図2に示す処
理)が、数日にわたることが許されて、いくつかの商品
について繰り返されうる。
【0066】第2に、図3を参照して、決定ショッピン
グタグ(DT)の生成に関連する処理に関する動作につ
いて説明する。
【0067】注文者30は、図2中のステップP12に
おける吟味の結果、商品の購入意志が固まった時点で、
ユーザ端末300を使用して、インターネット500上
に開設されている仮想ショッピングセンタ10の注文登
録ホームページにアクセスし、買い物情報記憶媒体30
1に蓄えられた購入予定情報および購入取りやめ情報
(RTによって形成される両情報)を仮想ショッピング
センタ10に送出する(ステップP13)。
【0068】仮想ショッピングセンタ10内のDT作成
管理手段13は、これに応答して、図6に示すような画
面(注文確定画面)を表示するための情報(決済方法と
購入商品についての希望納品日時(配送日時)および希
望納品場所(配送先)とを注文者30に選択させるため
の情報)を、インターネット500を介してユーザ端末
300に送出する(ステップP14)。
【0069】注文者30は、ユーザ端末300上に表示
された注文確定画面に対して、注文商品群の希望配送
(納品)日時と配送先(納品場所)とを指定し、決済方
法を選択することで、仮想ショッピングセンタ10に対
して、購入商品の正式注文情報を送出する(ステップP
15)。
【0070】仮想ショッピングセンタ10内のDT作成
管理手段13は、ステップP15の正式注文情報に基づ
き、注文者30の各購入商品について一意に決まる決定
ショッピングタグ(DT)を確定(作成)し、当該DT
をユーザ端末300に送出する(ステップP16)。
【0071】ここで、決定ショッピングタグ(DT)と
は、正式注文まで完了した商品について商品,購入者,
配送態様,および決済方法を識別するための情報をい
う。例えば、上記のRTに対して、「ショッピングタグ
間関連情報(当該DTに係る商品とひとまとめにして配
送する他の商品についてのDTのタグ識別番号を示す情
報)」,「商品購入決定日時」,「商品購入確定情
報」,「決済方法」,「配送態様(配送日時・配送先)
情報」,および「配送態様更新情報」という各情報を有
するデータ構造が考えられる。なお、このDTも、RT
と同様に、一意に決まる数字等のデータの形態で表現さ
れ、データ改ざんや盗聴による個人情報漏洩の防止が図
られている。
【0072】注文者30は、ステップP16で受け取っ
たDTを、自己が購入を決定した商品についての商品購
入情報として、ユーザ端末300に接続された買い物情
報記憶媒体301に保存する(ステップP17)。
【0073】仮想ショッピングセンタ10内のDT作成
管理手段13は、ステップP16で確定したDTと注文
者30の購入確定情報および購入取りやめ情報とを、当
該DTに係る商品を販売する商品提供業者20の業者端
末200に送出する(ステップP18)。
【0074】当該商品提供業者20は、自己の業者端末
200によってステップP18で受信した情報(DT
等)を基に、配送センタ40に送付する商品群を決め、
注文者30からの注文商品を含む商品群をまとめて配送
センタ40に送付するとともに、商品の在庫情報を逐次
更新する(ステップP19)。
【0075】なお、商品提供業者20から配送センタ4
0への商品の配送は、例えば以下のa〜cに示すような
態様で行われ、「可能な限り一括して配送を行う管理」
等の配送の効率化が図られている。
【0076】a.頻繁に注文されない商品の場合に、
「納品期間」を「7日」等と設定しておくことで、1週
間分の商品をひとまとめにして商品提供業者20から配
送センタ40に送付する。
【0077】b.頻繁に注文される商品の場合に、「納
品期間」を「商品提供業者20から配送センタ40に送
付する期間」と「商品の仕分け作業期間」と「配送セン
タ40から注文者30等の配送先への配送期間」との合
計期間と設定することで、大量の商品を短期間に納入で
きるようにする。
【0078】c.数量限定特価商品の場合に、商品注文
有効期限までの注文をひとまとめにして、「商品提供業
者20から配送センタ40への商品配送」を行う。これ
により、商品配送コストを最小に設定できる(注文者3
0にとっては、数量限定特価商品と他の商品とを組み合
わせて配送料を節約できる)。
【0079】一方、仮想ショッピングセンタ10内のD
T作成管理手段13は、ステップP16で確定したDT
を配送センタ端末400に送出する(これにより、注文
者30の希望配送日時における希望配送先への商品の配
送が可能になる)(ステップP20)。
【0080】配送センタ40は、ステップP19で商品
提供業者20が送付してきた商品群から、ステップP2
0で受け取ったDTを用いて、注文者30が注文した商
品群を識別し、注文者30の希望納期(配送日時)に適
した配送手続きを行い、その配送状況を示す情報(管理
情報)を配送センタ端末400から仮想ショッピングセ
ンタ10に送付する(ステップP21)。
【0081】配送センタ40は、注文者30の希望配送
日時に、注文者30が指定した配送先(多くの場合に
は、注文者30自身の住所)に当該商品群を配達する
(ステップP22)。ここで、配送センタ40の商品配
達員は、商品受け渡し時にDTを注文者30等に提示し
てもらうことで注文者30を特定し、商品を注文者30
等に渡すことができる。また、このとき、決済方法とし
て「代金引換決済」が選択されていた場合には、商品と
引き替えに代金を受け取ることができる。
【0082】第3に、図4を参照して、正式注文後の配
送態様・決済方法変更手続きに関する動作について説明
する。
【0083】注文者30は、諸事情により商品の希望納
品(配送)日時や希望納品場所(配送先)または決済方
法を変更する場合には、買い物情報記憶媒体301に保
存しているDTを用いて、ユーザ端末300から、ネッ
トワーク500を介して、仮想ショッピングセンタ10
にアクセスする(ステップQ1)。
【0084】仮想ショッピングセンタ10内の変更管理
手段14は、これに応じて、図7に示すような納品変更
画面(注文商品の納品日時(配送日時)および納品場所
(配送先)を変更するための画面)や決済方法を変更す
るための画面(図示せず)を表示するための情報を、ユ
ーザ端末300に送付する。ユーザ端末300は、これ
らの情報に基づき、変更指示用の画面(納品変更画面や
決済方法を変更するための画面)を表示する(ステップ
Q2)。
【0085】注文者30は、ユーザ端末300から、こ
のような変更指示用の画面に対して、変更後の情報を入
力することにより、配送態様や決済方法を変更すること
ができる。ユーザ端末300は、ネットワーク500を
介して、この変更後の情報を仮想ショッピングセンタ1
0に送出する(ステップQ3)。
【0086】仮想ショッピングセンタ10内の変更管理
手段14は、ステップQ3において注文者30から正式
注文後の商品の配送態様や決済方法について変更が指示
された場合には、変更手続き(商品の配送態様(配送日
時や配送先)の変更手続きや商品の決済方法の変更手続
き)を行い、変更後の内容を持つDTを配送センタ40
の配送センタ端末400にネットワーク500を介して
送付する(ステップQ4)。
【0087】なお、上記の変更処理があった場合には、
図3中のステップP22の処理(配送態様の変更があっ
た場合にはステップP21およびステップP22の処
理)が、図4に示す処理の終了後に、変更後のDTに基
づいて行われる。
【0088】(2) 第2の実施の形態 図8は、本発明の第2の実施の形態に係る商品販売シス
テムの構成を示すブロック図(注文者30が「AA」で
識別される業者端末200を使用している場合の例を示
す図)である。
【0089】図8を参照すると、本実施の形態に係る商
品販売システムは、注文者30が、ユーザ端末300を
用いず、いずれかの業者端末200を用いて、ネットワ
ーク500を介した処理(購入商品の選択,商品購入の
要求,および商品の配送態様や決済方法の変更指示等の
情報の入出力)を行う点で、第1の実施の形態と異なっ
ている。
【0090】このとき、本実施の形態における業者端末
200は、第1の実施の形態におけるユーザ端末300
に要求される機能、つまり、以下のa〜eに示す機能を
有している。
【0091】a.インターネット(一般的には、ネット
ワーク)500に接続できる機能
【0092】b.仮想ショッピングセンタ10が提供し
ている商品情報を画面に表示する機能
【0093】c.注文者30が選択・指示した商品に関
する情報(RTやDT等)を当該注文者30の買い物情
報記憶媒体301に格納する機能
【0094】d.買い物情報記憶媒体301に格納され
た情報を画面に表示する機能
【0095】e.買い物情報記憶媒体301に保存され
た購入予定情報および購入取りやめ情報を仮想ショッピ
ングセンタ10に送付する機能
【0096】また、図2,図3,および図4は、本実施
の形態に係る商品販売システムの処理を示す流れ図でも
ある。ただし、注文者30の処理は、上記のように、い
ずれかの業者端末200が使用されて実行される。
【0097】なお、注文者30の使用端末がユーザ端末
300ではなく業者端末200である点以外について
は、本実施の形態に係る商品販売システムの動作は、第
1の実施の形態に係る商品販売システムの動作と同様で
ある。
【0098】ここで、図2,図3,および図4中の以下
のa〜cに示す各一連動作については、各一連動作の範
囲内については同一の業者端末200が使用されること
となるが、異なる各一連動作については注文者30は使
用する業者端末200を変更することが可能になる(買
い物情報記憶媒体301を異なる業者端末200に接続
して使用できることに起因する)。
【0099】a.図2中のステップP4〜ステップP1
1の一連動作
【0100】b.図3中のステップP13〜ステップP
17の一連動作
【0101】c.図4中のステップQ1〜ステップQ3
の一連動作
【0102】また、図2中のステップP12における購
入予定商品を吟味する動作は、任意の業者端末200
(ネットワーク500に接続されていない状態でもよ
い)を利用して行うことができる他に、業者端末200
以外の「買い物情報記憶媒体301内の情報を表示する
機能を有しており、かつインターネット500に接続さ
れていない端末」でも行うことができる。
【0103】(3) 第3の実施の形態 次に、本発明の第3の実施の形態に係る商品販売方法に
ついて説明する。
【0104】本実施の形態に係る商品販売方法は、ネッ
トワーク(インターネット等)を利用して商品を販売す
る商品販売システムにおいて、仮想ショッピングセンタ
が各商品提供業者からネットワークを介して販売対象の
商品の商品情報を収集する第1のステップと、仮想ショ
ッピングセンタが注文者からのアクセスに応じて前記第
1のステップで各商品提供業者から収集した商品情報を
ネットワークを介して注文者に提供する第2のステップ
と、注文者が前記第2のステップで提供された商品情報
に基づきネットワークを介し仮想ショッピングセンタに
対して商品の仮注文を行う第3のステップと、仮想ショ
ッピングセンタが前記第3のステップにおける注文者か
らの仮注文に基づいてRTを作成し当該注文者および当
該RTに係る商品を提供する商品提供業者に当該RTを
ネットワークを介して送信する第4のステップと、前記
第4のステップでRTを受信した商品提供業者が当該R
Tに基づいて配送・在庫管理を行う第5のステップと、
前記第4のステップでRTを受信した注文者が当該RT
からなる購入予定情報を自己の買い物情報記憶媒体に保
存する第6のステップと、注文者が前記第6のステップ
で自己の買い物情報記憶媒体に保存した購入予定情報に
基づいて購入予定商品の吟味を行う第7のステップと、
注文者が前記第7のステップにおける吟味の結果を示す
購入予定情報および購入取りやめ情報をネットワークを
介して仮想ショッピングセンタに送信することにより正
式注文の意思表示を行う第8のステップと、仮想ショッ
ピングセンタが前記第8のステップにおける注文者から
の正式注文の意思表示に応じて当該注文者の使用する端
末(ユーザ端末または業者端末)に注文確定画面を表示
するための情報をネットワークを介して送信する第9の
ステップと、注文者が前記第9のステップにおける注文
確定画面に対して希望配送態様および希望決済方法を指
示入力することにより商品の正式注文を行う第10のス
テップと、仮想ショッピングセンタが前記第10のステ
ップにおける注文者からの正式注文に基づいてDTを作
成し当該注文者,当該DTに係る商品を提供する商品提
供業者,および配送センタに当該DTをネットワークを
介して送信する第11のステップと、前記第11のステ
ップでDTを受信した注文者が当該DTからなる商品購
入情報を自己の買い物情報記憶媒体に保存する第12の
ステップと、前記第11のステップでDTを受信した商
品提供業者が当該DTに基づいて可及的に一括して商品
群を配送センタに配送する第13のステップと、配送セ
ンタが、前記第11のステップで受信したDTに基づい
て各注文者への配送手続きを行い、その配送状況を示す
情報を仮想ショッピングセンタにネットワークを介して
送信し、DTを基に同一の注文者に対して可及的に一括
して商品群を配達する第14のステップと、注文者が配
送態様や決済方法の変更を希望する場合に自己の買い物
情報記憶媒体に保存しているDTを用いてネットワーク
を介してその旨を仮想ショッピングセンタに通知する第
15のステップと、仮想ショッピングセンタが前記第1
5のステップの注文者からの通知に基づいて当該注文者
に変更指示用の画面を当該注文者の使用する端末(ユー
ザ端末または業者端末)に表示するための情報をネット
ワークを介して送信する第16のステップと、仮想ショ
ッピングセンタが、前記第16のステップにおける変更
指示用の画面に対して注文者が指示入力した変更後の情
報に基づいて配送態様や決済方法の変更手続きを行い、
変更後の内容を持つDTを配送センタにネットワークを
介して送信する第17のステップとからなる。ただし、
第15のステップ〜第17のステップが存在しなくて
も、本発明の商品販売方法は成立しうる。
【0105】ここで、先に述べた図2,図3,および図
4は、本発明の第3の実施の形態に係る商品販売方法の
処理手順を示す流れ図にも該当する。
【0106】この場合に、上記の第1のステップは図2
中のステップP1,ステップP2,およびステップP3
に該当し、第2のステップはステップP4およびステッ
プP5に該当し、第3のステップはステップP6および
ステップP7に該当し、第4のステップはステップP8
およびステップP9に該当し、第5のステップはステッ
プP10に該当し、第6のステップはステップP11に
該当し、第7のステップはステップP12に該当し、第
8のステップは図3中のステップP13に該当し、第9
のステップはステップP14に該当し、第10のステッ
プはステップP15に該当し、第11のステップはステ
ップP16,ステップP18,およびステップP20に
該当し、第12のステップはステップP17に該当し、
第13のステップはステップP19に該当し、第14の
ステップはステップP21およびステップP22に該当
し、第15のステップは図4中のステップQ1に該当
し、第16のステップはステップQ2に該当し、第17
のステップはステップQ3およびステップQ4に該当す
る。
【0107】なお、本実施の形態に係る商品販売方法の
動作は、上記の第1の実施の形態に係る商品販売システ
ムの説明で述べた図2,図3,および図4に示す動作
(処理)の内容と同様のものになる。
【0108】(4) 第4の実施の形態 図9は、本発明の第4の実施の形態に係る商品販売シス
テムの構成を示すブロック図である。
【0109】図9を参照すると、本発明の第4の実施の
形態に係る商品販売システムは、図1に示した第1の実
施の形態に係る商品販売システムに対して、仮想ショッ
ピングセンタプログラムを記録した記録媒体900を備
える点が異なっている。この記録媒体900は、磁気デ
ィスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であってよ
い。
【0110】仮想ショッピングセンタプログラムは、記
録媒体900から仮想ショッピングセンタ用サーバ10
0に読み込まれ、当該仮想ショッピングセンタ用サーバ
100の動作を仮想ショッピングセンタ10(商品情報
提供管理手段11,RT作成管理手段12,DT作成管
理手段13,および変更管理手段14)として制御す
る。仮想ショッピングセンタプログラムの制御による仮
想ショッピングセンタ10の動作は、第1の実施の形態
における仮想ショッピングセンタ10(商品情報提供管
理手段11,RT作成管理手段12,DT作成管理手段
13,および変更管理手段14)の動作と全く同様にな
るので、その詳しい説明を割愛する。
【0111】(5) 第5の実施の形態 図10は、本発明の第5の実施の形態に係る商品販売シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【0112】図10を参照すると、本発明の第5の実施
の形態に係る商品販売システムは、図8に示した第2の
実施の形態に係る商品販売システムに対して、仮想ショ
ッピングセンタプログラムを記録した記録媒体1000
を備える点が異なっている。この記録媒体1000は、
磁気ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であっ
てよい。
【0113】仮想ショッピングセンタプログラムは、記
録媒体1000から仮想ショッピングセンタ用サーバ1
00に読み込まれ、当該仮想ショッピングセンタ用サー
バ100の動作を仮想ショッピングセンタ10(商品情
報提供管理手段11,RT作成管理手段12,DT作成
管理手段13,および変更管理手段14)として制御す
る。仮想ショッピングセンタプログラムの制御による仮
想ショッピングセンタ10の動作は、第2の実施の形態
における仮想ショッピングセンタ10(商品情報提供管
理手段11,RT作成管理手段12,DT作成管理手段
13,および変更管理手段14)の動作と全く同様にな
るので、その詳しい説明を割愛する。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
以下に示すような効果が生じ、オンラインショッピング
における商品販売(注文者から見た場合には商品購入)
効率の改善および物流改善を可能にすることができる。
【0115】第1の効果は、注文者に届けられる商品が
ひとまとめとなることで、商品の配送に関する料金や手
間を削減できること(物流コストを低減できること)で
ある。すなわち、従来であれば注文商品数に応じた送料
を注文者または商品提供業者(販売店舗)が負担する必
要があったが、配送を1回にまとめることで、注文者ま
たは商品提供業者の負担を軽減することができる。
【0116】第2の効果は、注文者が住んでいるところ
(注文者が指定した注文者の住所以外の配送先を含む)
のエリアに関係なく商品を届けることができることであ
る。例えば、配送センタが海外配送を行うことが可能で
あれば、海外在住の注文者にも注文商品を届けることが
可能になる。従来であれば、各商品提供業者の配送サー
ビスエリアに住んでいる注文者にしか商品を届けること
ができず、商品毎に配送可能場所を考えて注文を行う必
要があったが、本発明の商品販売システムを利用するこ
とで、配送センタが展開する広範囲なサービスエリアに
注文商品を届けることが可能になる。
【0117】第3の効果は、注文者が注文する商品につ
いて、注文者に対して十分な吟味時間を与えることがで
きることである。従来においては、注文者が衝動買いを
してしまった場合に、クーリングオフ手続きを行う必要
があり、また、商品提供業者もクーリングオフ等で返品
されるリスクがあった。しかし、本発明の商品販売シス
テムを利用することで、注文者にとってはクーリングオ
フ手続きの手間を削減することができ、商品提供業者に
とっては消費者(注文者)のクーリングオフによる返品
リスクを削減することができるという効果が生じる。
【0118】この他にも、本発明によると、「注文した
商品のデータを端末間で簡単に移動できること」や「一
旦商品を注文した後にも、商品の配送日時や配送場所お
よび決済方法を変更できること」といった効果を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る商品販売シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1および図8に示す商品販売システムの処理
(予約ショッピングタグ(RT)生成関連処理)を示す
流れ図であり、本発明の第3の実施の形態に係る商品販
売方法の処理手順を示す流れ図でもある。
【図3】図1および図8に示す商品販売システムの処理
(決定ショッピングタグ(DT)生成関連処理)を示す
流れ図であり、本発明の第3の実施の形態に係る商品販
売方法の処理手順を示す流れ図でもある。
【図4】図1および図8に示す商品販売システムの処理
(正式注文後配送態様・決済方法変更処理)を示す流れ
図であり、本発明の第3の実施の形態に係る商品販売方
法の処理手順を示す流れ図でもある。
【図5】図1に示す商品販売システムの具体的な動作を
説明するための図である。
【図6】図1に示す商品販売システムの具体的な動作を
説明するための図である。
【図7】図1に示す商品販売システムの具体的な動作を
説明するための図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る商品販売シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係る商品販売シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態に係る商品販売シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図11】従来の商品販売システムの一例の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
10 仮想ショッピングセンタ 11 商品情報提供管理手段 12 RT作成管理手段 13 DT作成管理手段 14 変更管理手段 20 商品提供業者 30 注文者 40 配送センタ 100 仮想ショッピングセンタ用サーバ 200 業者端末 300 ユーザ端末 301 買い物情報記憶媒体 400 配送センタ端末 500 ネットワーク(インターネット) 900,1000 記録媒体 P1 商品情報提供ステップ P2 納期情報提供ステップ P3 配達可能情報提供ステップ P4 商品販売ホームページアクセスステップ P5 商品情報送出ステップ P6 商品情報表示ステップ P7 商品仮注文ステップ P8 RT作成ステップ P9 RT業者端末送出・ログ採取ステップ P10 配送・在庫管理ステップ P11 購入予定情報保存ステップ P12 購入予定商品吟味ステップ P13 購入予定情報・購入取りやめ情報送出ステップ P14 注文確定画面表示用情報送出ステップ P15 決済方法・配送日時・配送先選択・指定ステッ
プ P16 DT確定ステップ P17 商品購入情報保存ステップ P18 DT等業者端末送出ステップ P19 商品配送センタ送付ステップ P20 DT配送センタ端末送出ステップ P21 配送手続き・配送状況情報送出ステップ P22 商品配達ステップ Q1 注文者変更希望ステップ Q2 変更指示用画面表示ステップ Q3 変更後情報仮想ショッピングセンタ送出ステップ Q4 変更手続き・DT配送センタ送出ステップ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを利用して商品を販売する
    商品販売システムにおいて、自己の業者端末からネット
    ワークを介して仮想ショッピングセンタに自己が販売す
    る商品の商品情報を提供し、配送センタに商品を送付す
    る商品提供業者と、各々の前記商品提供業者から送付さ
    れてきた商品群を受領し、前記仮想ショッピングセンタ
    からの配送指示に基づいて同一の配送先への商品群を可
    及的にまとめて当該配送先に配送する前記配送センタ
    と、前記仮想ショッピングセンタが提供する商品情報を
    参照して自己のユーザ端末から前記仮想ショッピングセ
    ンタに対してネットワークを介し商品の仮注文を行い、
    当該仮注文に対するRTを自己の買い物情報記憶媒体に
    記録し、当該買い物情報記憶媒体を使用した購入予定商
    品に対する吟味の後に自己の購入意志が決まった時点で
    前記仮想ショッピングセンタに対して正式注文を行う前
    記注文者と、各々の前記商品提供業者が提供する商品情
    報をネットワークを介して前記注文者に提供し、前記注
    文者からの仮注文に基づいてRTを作成し、前記注文者
    からの正式注文に基づいてDTを作成し、当該DTに基
    づいて同一の配送先への商品群の一括した配送を実現す
    るように制御し、当該制御に基づく配送指示を前記配送
    センタに対して行う前記仮想ショッピングセンタとを有
    することを特徴とする商品販売システム。
  2. 【請求項2】 注文者が、持ち運び可能であり業者端末
    に接続可能な買い物情報記憶媒体を使用して、自己のユ
    ーザ端末の代わりに業者端末を利用してネットワークを
    介した情報の入出力を行うことを特徴とする請求項1記
    載の商品販売システム。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して各商品提供業者か
    ら商品情報を取得し、各商品提供業者から提供された商
    品情報をネットワークを介して注文者に提供する商品情
    報提供管理手段と、注文者からの商品の仮注文を受けて
    当該仮注文に基づいてRTを作成し、ネットワークを介
    して当該注文者および当該商品を提供する商品提供業者
    に当該RTを送付するRT作成管理手段と、注文者から
    購入予定情報・購入取りやめ情報を伴う正式注文の意思
    表示を受けた場合に、ネットワークを介して当該注文者
    に「商品の配送態様や決済方法を注文者に入力させるた
    めの情報」を送信し、それに応じて注文者によって入力
    された情報に基づいてDTを作成し、ネットワークを介
    して当該注文者,当該商品を提供する商品提供業者,お
    よび配送センタに当該DTを送付するDT作成管理手段
    とを備える仮想ショッピングセンタを有することを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の商品販売システ
    ム。
  4. 【請求項4】 正式注文後に注文者から配送態様や決済
    方法の変更の指示があった場合に、当該変更指示に基づ
    いてDTの変更を行い、ネットワークを介して配送セン
    タに変更後のDTに基づく配送指示を行う変更管理手段
    を備える仮想ショッピングセンタを有することを特徴と
    する請求項3記載の商品販売システム。
  5. 【請求項5】 業者端末が当該業者端末を使用する商品
    提供業者の商品管理システムと連携していることを特徴
    とする請求項1,請求項2,請求項3,または請求項4
    記載の商品販売システム。
  6. 【請求項6】 ネットワークを利用して商品を販売する
    商品販売システムにおいて、仮想ショッピングセンタが
    各商品提供業者からネットワークを介して販売対象の商
    品の商品情報を収集する第1のステップと、仮想ショッ
    ピングセンタが注文者からのアクセスに応じて前記第1
    のステップで各商品提供業者から収集した商品情報をネ
    ットワークを介して注文者に提供する第2のステップ
    と、注文者が前記第2のステップで提供された商品情報
    に基づきネットワークを介し仮想ショッピングセンタに
    対して商品の仮注文を行う第3のステップと、仮想ショ
    ッピングセンタが前記第3のステップにおける注文者か
    らの仮注文に基づいてRTを作成し当該注文者および当
    該RTに係る商品を提供する商品提供業者に当該RTを
    ネットワークを介して送信する第4のステップと、前記
    第4のステップでRTを受信した商品提供業者が当該R
    Tに基づいて配送・在庫管理を行う第5のステップと、
    前記第4のステップでRTを受信した注文者が当該RT
    からなる購入予定情報を自己の買い物情報記憶媒体に保
    存する第6のステップと、注文者が前記第6のステップ
    で自己の買い物情報記憶媒体に保存した購入予定情報に
    基づいて購入予定商品の吟味を行う第7のステップと、
    注文者が前記第7のステップにおける吟味の結果を示す
    購入予定情報および購入取りやめ情報をネットワークを
    介して仮想ショッピングセンタに送信することにより正
    式注文の意思表示を行う第8のステップと、仮想ショッ
    ピングセンタが前記第8のステップにおける注文者から
    の正式注文の意思表示に応じて当該注文者の使用する端
    末に注文確定画面を表示するための情報をネットワーク
    を介して送信する第9のステップと、注文者が前記第9
    のステップにおける注文確定画面に対して希望配送態様
    および希望決済方法を指示入力することにより商品の正
    式注文を行う第10のステップと、仮想ショッピングセ
    ンタが前記第10のステップにおける注文者からの正式
    注文に基づいてDTを作成し当該注文者,当該DTに係
    る商品を提供する商品提供業者,および配送センタに当
    該DTをネットワークを介して送信する第11のステッ
    プと、前記第11のステップでDTを受信した注文者が
    当該DTからなる商品購入情報を自己の買い物情報記憶
    媒体に保存する第12のステップと、前記第11のステ
    ップでDTを受信した商品提供業者が当該DTに基づい
    て可及的に一括して商品群を配送センタに配送する第1
    3のステップと、配送センタが、前記第11のステップ
    で受信したDTに基づいて各注文者への配送手続きを行
    い、その配送状況を示す情報を仮想ショッピングセンタ
    にネットワークを介して送信し、DTを基に同一の注文
    者に対して可及的に一括して商品群を配達する第14の
    ステップとを有することを特徴とする商品販売方法。
  7. 【請求項7】 請求項6中の第14のステップの前段の
    ステップとして、注文者が配送態様や決済方法の変更を
    希望する場合に自己の買い物情報記憶媒体に保存してい
    るDTを用いてネットワークを介してその旨を仮想ショ
    ッピングセンタに通知する第15のステップと、仮想シ
    ョッピングセンタが前記第15のステップの注文者から
    の通知に基づいて当該注文者に変更指示用の画面を当該
    注文者の使用する端末に表示するための情報をネットワ
    ークを介して送信する第16のステップと、仮想ショッ
    ピングセンタが、前記第16のステップにおける変更指
    示用の画面に対して注文者が指示入力した変更後の情報
    に基づいて配送態様や決済方法の変更手続きを行い、変
    更後の内容を持つDTを配送センタにネットワークを介
    して送信する第17のステップとを有することを特徴と
    する請求項6記載の商品販売方法。
  8. 【請求項8】 ネットワークを利用して商品を販売する
    商品販売システムにおいて、自己の業者端末からネット
    ワークを介して仮想ショッピングセンタに自己が販売す
    る商品の商品情報を提供し、配送センタに商品を送付す
    る商品提供業者と、各々の前記商品提供業者から送付さ
    れてきた商品群を受領し、前記仮想ショッピングセンタ
    からの配送指示に基づいて同一の配送先への商品群を可
    及的にまとめて当該配送先に配送する前記配送センタ
    と、前記仮想ショッピングセンタが提供する商品情報を
    参照して自己の使用する端末から前記仮想ショッピング
    センタに対してネットワークを介し商品の仮注文を行
    い、当該仮注文に対するRTを自己の買い物情報記憶媒
    体に記録し、当該買い物情報記憶媒体を使用した購入予
    定商品に対する吟味の後に自己の購入意志が決まった時
    点で前記仮想ショッピングセンタに対して正式注文を行
    う前記注文者とが存在することを前提として、ネットワ
    ークに接続される仮想ショッピングセンタ用サーバを、
    各々の前記商品提供業者が提供する商品情報をネットワ
    ークを介して前記注文者に提供し、前記注文者からの仮
    注文に基づいてRTを作成し、前記注文者からの正式注
    文に基づいてDTを作成し、当該DTに基づいて同一の
    配送先への商品群の一括した配送を実現するように制御
    し、当該制御に基づく配送指示を前記配送センタに対し
    て行う前記仮想ショッピングセンタとして機能させるた
    めのプログラムを記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】 記録対象のプログラムによって機能する
    仮想ショッピングセンタが、ネットワークを介して各商
    品提供業者から商品情報を取得し、各商品提供業者から
    提供された商品情報をネットワークを介して注文者に提
    供する商品情報提供管理手段と、注文者からの商品の仮
    注文を受けて当該仮注文に基づいてRTを作成し、ネッ
    トワークを介して当該注文者および当該商品を提供する
    商品提供業者に当該RTを送付するRT作成管理手段
    と、注文者から購入予定情報・購入取りやめ情報を伴う
    正式注文の意思表示を受けた場合に、ネットワークを介
    して当該注文者に「商品の配送態様や決済方法を注文者
    に入力させるための情報」を送信し、それに応じて注文
    者によって入力された情報に基づいてDTを作成し、ネ
    ットワークを介して当該注文者,当該商品を提供する商
    品提供業者,および配送センタに当該DTを送付するD
    T作成管理手段とを有することを特徴とする請求項8記
    載の記録媒体。
  10. 【請求項10】 記録対象のプログラムによって機能す
    る仮想ショッピングセンタが、ネットワークを介して各
    商品提供業者から商品情報を取得し、各商品提供業者か
    ら提供された商品情報をネットワークを介して注文者に
    提供する商品情報提供管理手段と、注文者からの商品の
    仮注文を受けて当該仮注文に基づいてRTを作成し、ネ
    ットワークを介して当該注文者および当該商品を提供す
    る商品提供業者に当該RTを送付するRT作成管理手段
    と、注文者から購入予定情報・購入取りやめ情報を伴う
    正式注文の意思表示を受けた場合に、ネットワークを介
    して当該注文者に「商品の配送態様や決済方法を注文者
    に入力させるための情報」を送信し、それに応じて注文
    者によって入力された情報に基づいてDTを作成し、ネ
    ットワークを介して当該注文者,当該商品を提供する商
    品提供業者,および配送センタに当該DTを送付するD
    T作成管理手段と、正式注文後に注文者から配送態様や
    決済方法の変更の指示があった場合に、当該変更指示に
    基づいてDTの変更を行い、ネットワークを介して配送
    センタに変更後のDTに基づく配送指示を行う変更管理
    手段とを有することを特徴とする請求項8記載の記録媒
    体。
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