JP2002091893A - ワークフローシステム、サーバ、電子ファイルの更新権限移行方法および記憶媒体 - Google Patents

ワークフローシステム、サーバ、電子ファイルの更新権限移行方法および記憶媒体

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JP2002091893A
JP2002091893A JP2000280048A JP2000280048A JP2002091893A JP 2002091893 A JP2002091893 A JP 2002091893A JP 2000280048 A JP2000280048 A JP 2000280048A JP 2000280048 A JP2000280048 A JP 2000280048A JP 2002091893 A JP2002091893 A JP 2002091893A
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JP2000280048A
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English (en)
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Hajime Kasuya
一 糟谷
Sukeaki Ishii
祐晃 石井
Taichi Sugimoto
太一 杉本
Makoto Kosaka
真 小坂
Masaki Tamura
正樹 田村
Hisafumi Fukui
寿文 福井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 更新権限非所有者が更新権限所有者から更新
権限を取り戻す必要が生じたときに、更新権限非所有者
が面倒な操作を行うことなく、更新権限を迅速かつ安全
に取り戻すことができるワークフローシステムを提供す
る。 【解決手段】 ワークフローシステムにおいて、電子フ
ァイルに不備があることに気づいた非所有者によりその
担当者端末上で更新権限を取り戻すための取り戻しボタ
ン642(図6に示す)が押下されると、サーバ3は、
同案件の最新の処理ステータス(図4に示すスタータス
テーブル33)を参照し、非所有者に更新権限が移行可
能な状態であるときには、非所有者に更新権限を差し戻
すための処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ファイルの更
新履歴を管理するワークフローシステム、それに用いら
れるサーバ、電子ファイルの更新権限移行方法および記
憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークフローシステムは、企業内のあら
ゆる電子ファイルの承認工程、回覧工程、検査工程など
の業務を効率化または迅速化するために開発され、WW
WやEメールなどを併用することによりさらに使い易く
進化し、多くの企業または一定規模の組織内で導入され
ているツールである。
【0003】このワークフローシステムの基本機能は、
特開平05−56070号公報に記載されているよう
に、回覧者とその順番を予め決めておき、電子ファイル
がどの工程にあるかを管理することである。そして、ワ
ークフローシステムは、特開平10−177608号公
報に記載されているように、次工程をその都度任意に指
定することを可能にしたり、特開2000−82102
号公報に記載されているように、一定方向へ工程を進め
るばかりでなく、途中で差し戻したりすることを可能に
するなど、使用方法についても多くの改良が施され、さ
らに広範囲な業務に適用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のワークフローシステムにおいては、電子ファイ
ルを次の回覧者へ送る処理を終えた際にその電子ファイ
ルに不備があることに気づいた場合、誤った電子ファイ
ルを正しい電子ファイルに置き換えるためには、電子メ
ールその他の方法で現回覧者へ正しい電子ファイルを送
り、置き換えを依頼しなければならない。または、オフ
ラインで現回覧者へ連絡し、回覧権限を自分へ送り返す
処理を依頼しなければならない。
【0005】実際の現場では、正しい電子ファイルを送
ったつもりでも、オペレーションミスで古い世代の版や
空の電子ファイルを指定してしまっているケースが多く
あり、そのたびにユーザは上述したように面倒な手作業
が行うことによって更新権限を取り戻すことが必要にな
る。
【0006】このように更新権限を取り戻すために面倒
な手作業が必要になることは、ワークフローシステムの
本来の目的に反し、著しい業務効率の低下を招くことに
なる。
【0007】本発明の目的は、更新権限非所有者が更新
権限所有者から更新権限を取り戻す必要が生じたとき
に、更新権限非所有者が面倒な操作を行うことなく、更
新権限を迅速かつ安全に取り戻すことができるワークフ
ローシステム、サーバ、電子ファイルの権限移行方法お
よび記憶媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数のユーザ毎に設けられ、電子ファイルの更新を行う
ことが可能な複数の端末と、前記電子ファイルを前記複
数の端末からアクセス可能に保持するとともに、該電子
ファイルの更新履歴を管理するサーバとを備えるワーク
フローシステムにおいて、前記複数の端末は、前記電子
ファイルの更新権限を有するユーザによる入力操作に応
じて前記電子ファイルの更新権限を次のユーザに移行す
るための更新権限移行指示を発行する更新権限移行指示
手段と、前記電子ファイルの更新権限を失ったユーザに
よる入力操作に応じて更新権限取り戻し要求を発行する
更新権限取り戻し要求発行手段とを有し、前記サーバ
は、前記更新権限を有するユーザの端末から前記更新権
限移行指示が発行されると、前記電子ファイルの更新権
限を次のユーザに移行する更新権限移行手段と、前記電
子ファイルの更新権限を失ったユーザの端末から前記更
新権限取り戻し要求が発行されると、現在前記電子ファ
イルの更新権限を有するユーザからその更新権限を、前
記更新権限取り戻し要求を発行したユーザに差し戻す更
新権限差し戻し手段とを有することを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のワ
ークフローシステムにおいて、前記サーバの更新権限差
し戻し手段は、前記電子ファイルの更新権限を失ったユ
ーザに該更新権限を差し戻す際に、その旨を前記更新権
限を有するユーザに通知する通知手段を有することを特
徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載のワ
ークフローシステムにおいて、前記複数の端末は、前記
更新権限を取り戻すための理由を示すメッセージを前記
サーバに送信するメッセージ送信手段を有し、前記サー
バの通知手段は、前記電子ファイルの更新権限を失った
ユーザの端末から送信されたメッセージを記載した電子
メールを前記電子ファイルの更新権限を有するユーザに
対して送信することを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載のワ
ークフローシステムにおいて、前記サーバは、前記更新
権限取り戻し要求が発行された際に、前記更新権限を有
するユーザの前記電子ファイルに対する処理状況を把握
する把握手段と、前記把握された電子ファイルに対する
処理状況に応じて前記電子ファイルの更新権限の差し戻
しを抑制するための処理を行う差し戻し抑制手段とを有
することを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項4記載のワ
ークフローシステムにおいて、前記差し戻し抑制手段
は、前記更新権限を有するユーザが前記電子ファイルに
アクセスして該ユーザの端末上で参照しているときに
は、前記電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑制する
ための処理を行うことを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項4または5
記載のワークフローシステムにおいて、前記差し戻し抑
制手段は、前記電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑
制するための処理として前記更新権限取り戻し要求を発
行したユーザに前記電子ファイルの更新権限を差し戻す
ことができない旨のメッセージを通知することを特徴と
する。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項4または5
記載のワークフローシステムにおいて、前記差し戻し抑
制手段は、前記電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑
制するための処理として、前記電子ファイルの更新権限
の差し戻しを抑制することを示す情報を、前記更新権限
取り戻し要求を発行したユーザが閲覧可能なように保持
することを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明は、電子ファイルを複
数のユーザに対応して設けられた複数の端末からアクセ
ス可能に保持するとともに、該電子ファイルの更新履歴
を管理することによって、ワークフローシステムを構築
するためのサーバにおいて、前記電子ファイルの更新権
限を有するユーザの端末から該更新権限を他のユーザに
移行するための更新権限移行指示が発行されると、前記
電子ファイルの更新権限を次のユーザに移行する更新権
限移行手段と、前記電子ファイルの更新権限を失ったユ
ーザの端末から前記電子ファイルに対する更新権限を取
り戻すための更新権限取り戻し要求が発行されると、現
在前記電子ファイルの更新権限を有するユーザからその
更新権限を、前記更新権限取り戻し要求を発行したユー
ザに差し戻す更新権限差し戻し手段とを有することを特
徴とする。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項8記載のサ
ーバにおいて、前記更新権限差し戻し手段は、前記電子
ファイルの更新権限を失ったユーザに該更新権限を差し
戻す際に、その旨を前記更新権限を有するユーザに通知
する通知手段を有することを特徴とする。
【0017】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
サーバにおいて、前記複数の端末は、前記更新権限を取
り戻すための理由を示すメッセージを前記サーバに送信
するメッセージ送信手段を有し、前記通知手段は、前記
電子ファイルの更新権限を失ったユーザの端末から送信
されたメッセージを記載した電子メールを前記電子ファ
イルの更新権限を有するユーザに対して送信することを
特徴とする。
【0018】請求項11記載の発明は、請求項8記載の
サーバにおいて、前記更新権限取り戻し要求が発行され
た際に、前記更新権限を有するユーザの前記電子ファイ
ルに対する処理状況を把握する把握手段と、前記把握さ
れた電子ファイルに対する処理状況に応じて前記電子フ
ァイルの更新権限の差し戻しを抑制するための処理を行
う差し戻し抑制手段とを有することを特徴とする。
【0019】請求項12記載の発明は、請求項11記載
のサーバにおいて、前記差し戻し抑制手段は、前記更新
権限を有するユーザが前記電子ファイルにアクセスして
該ユーザの端末上で参照しているときには、前記電子フ
ァイルの更新権限の差し戻しを抑制するための処理を行
うことを特徴とする。
【0020】請求項13記載の発明は、請求項11また
は12記載のサーバにおいて、前記差し戻し抑制手段
は、前記電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑制する
ための処理として前記更新権限取り戻し要求を発行した
ユーザに前記電子ファイルの更新権限を差し戻すことが
できない旨のメッセージを通知することを特徴とする。
【0021】請求項14記載の発明は、請求項11また
は12記載のサーバにおいて、前記差し戻し抑制手段
は、前記電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑制する
ための処理として、前記電子ファイルの更新権限の差し
戻しを抑制することを示す情報を、前記更新権限取り戻
し要求を発行したユーザが閲覧可能なように保持するこ
とを特徴とする。
【0022】請求項15記載の発明は、複数のユーザ毎
に設けられ、電子ファイルの更新を行うことが可能な複
数の端末と、前記電子ファイルを前記複数の端末からア
クセス可能に保持するとともに、該電子ファイルの更新
履歴を管理するサーバとを備えるワークフローシステム
に用いられる電子ファイルの更新権限移行方法におい
て、前記電子ファイルの更新権限を有するユーザの端末
上での入力操作に応じて前記電子ファイルの更新権限を
次のユーザに移行するための更新権限移行指示を発行す
る工程と、前記サーバにより、前記更新権限を有するユ
ーザの端末から前記更新権限移行指示が発行されると、
前記電子ファイルの更新権限を次のユーザに移行する工
程と、前記電子ファイルの更新権限を失ったユーザの端
末上での入力操作に応じて更新権限取り戻し要求を発行
する工程と、前記サーバにより、前記電子ファイルの更
新権限を失ったユーザの端末から前記更新権限取り戻し
要求が発行されると、現在前記電子ファイルの更新権限
を有するユーザからその更新権限を、前記更新権限取り
戻し要求を発行したユーザに差し戻す工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0023】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の電子ファイルの更新権限移行方法において、前記サー
バにより、前記電子ファイルの更新権限を失ったユーザ
に該更新権限を差し戻す際に、その旨を前記更新権限を
有するユーザに通知する工程を有することを特徴とす
る。
【0024】請求項17記載の発明は、請求項16記載
のサーバにおいて、前記電子ファイルの更新権限を失っ
たユーザの端末により、前記更新権限を取り戻すための
理由を示すメッセージを前記サーバに送信する工程と、
前記サーバにより、前記電子ファイルの更新権限を失っ
たユーザの端末から送信されたメッセージを記載した電
子メールを前記電子ファイルの更新権限を有するユーザ
に対して送信する工程とを有することを特徴とする。
【0025】請求項18記載の発明は、請求項15記載
のサーバにおいて、前記サーバにより、前記更新権限取
り戻し要求が発行された際に前記更新権限を有するユー
ザの前記電子ファイルに対する処理状況を把握し、前記
把握された電子ファイルに対する処理状況に応じて前記
電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑制するための処
理を行う工程を有することを特徴とする。
【0026】請求項19記載の発明は、請求項18記載
のサーバにおいて、前記サーバにより、前記更新権限を
有するユーザが前記電子ファイルにアクセスして該ユー
ザの端末上で参照しているときには、前記電子ファイル
の更新権限の差し戻しを抑制するための処理を行うこと
を特徴とする。
【0027】請求項20記載の発明は、請求項18また
は19記載のサーバにおいて、前記サーバにより、前記
電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑制するための処
理として前記更新権限取り戻し要求を発行したユーザに
前記電子ファイルの更新権限を差し戻すことができない
旨のメッセージを通知することを特徴とする。
【0028】請求項21記載の発明は、請求項18また
は19記載のサーバにおいて、前記サーバにより、前記
電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑制するための処
理として、前記電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑
制することを示す情報を、前記更新権限取り戻し要求を
発行したユーザが閲覧可能なように保持することを特徴
とする。
【0029】請求項22記載の発明は、複数のユーザ毎
に設けられ、電子ファイルの更新を行うことが可能な複
数の端末と、前記電子ファイルを前記複数の端末からア
クセス可能に保持するとともに、該電子ファイルの更新
履歴を管理するサーバとを用いてワークフローシステム
を構築するためのプログラムを格納した記憶媒体におい
て、前記プログラムは、前記複数の端末上で実行される
第1のプログラムと、前記サーバ上で実行される第2の
プログラムとを含み、前記第1のプログラムは、前記電
子ファイルの更新権限を有するユーザによる入力操作に
応じて前記電子ファイルの更新権限を次のユーザに移行
するための更新権限移行指示を発行する更新権限移行指
示モジュールと、前記電子ファイルの更新権限を失った
ユーザによる入力操作に応じて更新権限取り戻し要求を
発行する更新権限取り戻し要求発行モジュールとを有
し、前記第2のプログラムは、前記更新権限を有するユ
ーザの端末から前記更新権限移行指示が発行されると、
前記電子ファイルの更新権限を次のユーザに移行する更
新権限移行モジュールと、前記電子ファイルの更新権限
を失ったユーザの端末から前記更新権限取り戻し要求が
発行されると、現在前記電子ファイルの更新権限を有す
るユーザからその更新権限を、前記更新権限取り戻し要
求を発行したユーザに差し戻す更新権限差し戻しモジュ
ールとを有することを特徴とする。
【0030】請求項23記載の発明は、請求項22記載
の記憶媒体において、前記第2のプログラムの更新権限
差し戻しモジュールは、前記電子ファイルの更新権限を
失ったユーザに該更新権限を差し戻す際に、その旨を前
記更新権限を有するユーザに通知する通知モジュールを
有することを特徴とする。
【0031】請求項24記載の発明は、請求項23記載
の記憶媒体において、前記第1のプログラムは、前記更
新権限を取り戻すための理由を示すメッセージを前記サ
ーバに送信するメッセージ送信モジュールを有し、前記
第2のプログラムの通知モジュールは、前記電子ファイ
ルの更新権限を失ったユーザの端末から送信されたメッ
セージを記載した電子メールを前記電子ファイルの更新
権限を有するユーザに対して送信することを特徴とす
る。
【0032】請求項25記載の発明は、請求項22記載
の記憶媒体において、前記第2のプログラムは、前記更
新権限取り戻し要求が発行された際に、前記更新権限を
有するユーザの前記電子ファイルに対する処理状況を把
握する把握モジュールと、前記把握された電子ファイル
に対する処理状況に応じて前記電子ファイルの更新権限
の差し戻しを抑制するための処理を行う差し戻し抑制モ
ジュールとを有することを特徴とする。
【0033】請求項26記載の発明は、請求項25記載
の記憶媒体において、前記差し戻し抑制モジュールは、
前記更新権限を有するユーザが前記電子ファイルにアク
セスして該ユーザの端末上で参照しているときには、前
記電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑制するための
処理を行うことを特徴とする。
【0034】請求項27記載の発明は、請求項25また
は26記載の記憶媒体において、前記差し戻し抑制モジ
ュールは、前記電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑
制するための処理として前記更新権限取り戻し要求を発
行したユーザに前記電子ファイルの更新権限を差し戻す
ことができない旨のメッセージを通知することを特徴と
する。
【0035】請求項28記載の発明は、請求項25また
は26記載の記憶媒体において、前記差し戻し抑制モジ
ュールは、前記電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑
制するための処理として、前記電子ファイルの更新権限
の差し戻しを抑制することを示す情報を、前記更新権限
取り戻し要求を発行したユーザが閲覧可能なように保持
することを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0037】図1は本発明の実施の一形態に係るワーク
フローシステムの構成を示すブロック図である。
【0038】本実施の形態では、電子ファイルとして特
許出願原稿を企業内の特許技術担当者(以下「担当
者」)、および発明者間で更新権限を移行し合い、編集
・校正するためのワーフローシステムを例に説明する。
【0039】このワークフローシステムは、図1に示す
ように、電子ファイルのダウンロード、アップロードを
行う複数の担当者端末1a〜1nと、これらの担当者端
末1a〜1nとネットワーク2を介して接続され、書誌
情報の管理、電子ファイルの格納、ステータスの管理な
どを行うサーバ3とから構成されている。サーバ3に
は、電子ファイルに関わる担当者や取引先などを記憶す
る書誌テーブル31と、電子ファイルを格納する文書テ
ーブル32と、電子ファイルの更新権限やダウンロー
ド、アップロードの情報を記憶するステータステーブル
33とが保持されている。
【0040】次に、書誌テーブル31、文書テーブル3
2およびステータステーブル33の構成について図2な
いし図4を参照しながら説明する。図2は図1のサーバ
3に保持されている書誌テーブル31の構成図、図3は
図1のサーバ3に保持されている文書テーブル32の構
成図、図4は図1のサーバ3に保持されているステータ
ステーブル33の構成図である。
【0041】書誌テーブル31には、図2に示すよう
に、案件を特定するためのキーとなるケース番号の格納
領域311、案件に関する担当者の格納領域312、案
件に関する発明者の格納領域313、案件のレコード作
成日の格納領域314などの書誌情報、さらに案件と1
対nで存在するステータステーブル33の最新レコード
の所有者をセットする格納領域315などが設けられて
いる。
【0042】文書テーブル32には、図3に示すよう
に、案件を特定するためのキーとなるケース番号の格納
領域321、案件と1対nで存在する電子ファイルのシ
リアル番号の格納領域322、案件のレコード作成日の
格納領域323、状態ステータスの格納領域324、お
よび電子ファイルの格納領域325が設けられている。
ここで、状態ステータスの格納領域324には、更新権
限所有者(以下、「所有者」、また更新権限の非所有者
は「非所有者」とする)による処理内容(ダウンロー
ド、またはアップロード)により、保持する値(持ち出
し中、または格納中)が書き込まれ、この値は自動的に
更新される。本例の文書テーブル3においては、シリア
ル番号の格納領域322の値が「2」でかつ状態ステー
タスの格納領域324の値が「持ち出し中」であること
から、ケース番号「2567012」の2番目の電子フ
ァイルが、現在所有者により持ち出されていることを示
している。また、この文書テーブル32のレコードは、
所有者が電子ファイルをアップロードする度に新規に作
成される。
【0043】ステータステーブル33には、図4に示す
ように、案件を特定するキーとなるケース番号の格納領
域331、案件と1対nで存在する電子ファイルのシリ
アル番号の格納領域332、案件のレコード作成日の格
納領域333、処理ステータスの格納領域334、およ
び所有者の格納領域335が設けられている。処理ステ
ータスの格納領域334は、所有者による処理内容(ダ
ウンロード、アップロード、更新権限移行、更新権限取
り戻し、完了)を示す値を保持する。所有者の格納領域
335に保持される値(発明者、担当者、完了)は、処
理ステータスの格納領域334の値に応じて自動的に更
新される。本例のステータステーブル33においては、
シリアル番号の格納領域332の値が「7」でかつ処理
ステータスの格納領域334の値が「ダウンロード」で
あることから、ケース番号「2567012」の最新の
状態は、発明者が電子ファイルをダウンロードして参照
中であることを示している。また、このステータステー
ブル33のレコードは、所有者が上記の処理内容のいず
れかを実行する度に新規に作成される。
【0044】次に、案件の所有者が操作する担当者端末
上に表示される画面構成について図5を参照しながら説
明する。図5は案件の所有者が操作する担当者端末上に
表示される画面構成の一例を示す図である。
【0045】案件の所有者が操作する担当者端末上にお
いては、図5に示すように、後述するように、サーバ3
から更新権限移行を示す電子メールメッセージを受け取
ると、書誌情報52、履歴情報53および各種操作を行
うためのボタン群54を含む画面51が表示される。こ
こで、書誌情報52としては、主に書誌テーブル31に
格納された値が表示され、履歴情報53としては、案件
に対し過去にどのような処理がなされたかを示す文書テ
ーブル32およびステータステーブル33の値531〜
534が表示される。また、ボタン群54には、ユーザ
が電子ファイルをダウンロードするためのボタン54
1、電子ファイルをアップロードするためのボタン54
2、更新権限を次のユーザに移行することを指示するた
めのボタン543、および処理終了を指示するためのボ
タン534が含まれ、各ボタン541〜544をマウス
などによって指示することにより、対応する指示が発行
される。
【0046】次に、案件の非所有者が使用する担当者端
末上で表示される画面構成について図6を参照しながら
説明する。図6は案件の非所有者が使用する担当者端末
上で表示される画面構成の一例を示す図である。
【0047】案件の非所有者が使用する担当者端末上に
おいては、図6に示すように、主に書誌テーブル31に
格納された値を含む書誌情報62と、案件に対し過去に
どのような処理がなされたかを示す文書テーブル32お
よびステータステーブル33の値631〜634を含む
履歴情報63と、各種操作を行うためのボタンを含むボ
タン群64とが画面64上に表示される。ここで、ボタ
ン群64に含まれるボタンには、ユーザが電子ファイル
をダウンロードするためのボタン641、更新権限を取
り戻すためのボタン642および処理を終了するための
ボタン643があり、各ボタン641〜643をマウス
などによって指示することにより、対応する指示が発行
される。
【0048】次に、案件の所有者が電子ファイルをチェ
ックして完了するまでの手順について図7および図8を
参照しながら説明する。図7は図1のワークフローシス
テムにおける案件の所有者が電子ファイルをチェックし
て完了するまでの手順を示すフローチャート、図8は図
7のステップS76の更新権限移行を行う際に表示され
る画面構成の一例を示す図である。ここでは、所有者の
画面(図5に示す)と合せて、所有者が行う処理の一例
を述べる。
【0049】サーバ3から、案件の所有者となるユーザ
に対して、案件の更新権限が当該ユーザに移行したこと
を通知するための電子メールメッセージが送信される
と、図7に示すように、まずこの案件の所有者が対応す
る担当者端末上で上記サーバ3からの電子メールメッセ
ージを受信し(ステップS71)、続いて、図5に示す
画面を担当者端末上に表示させる(ステップS72)。
このときの情報は、書誌情報52、電子ファイルの更新
履歴531、当該案件に対し所有者が行った過去の履歴
内容532、更新権限移行時に次の所有者に宛てたメッ
セージ533、処理の更新日時534であり、これら情
報は新しいレコード順に並べられる。
【0050】次いで、案件の所有者は、ダウンロードボ
タン541を押下して最新の電子ファイル(図示の例で
は、担当者が7/22にアップロードしたファイル)を
ダウンロードする(ステップS73)。このダウンロー
ドされた電子ファイルは、所有者によりチェックされ、
必要に応じて修正されることになる。また、このダウン
ロードに伴いサーバ3側では、処理ステータスが「ダウ
ンロード」という値を持つレコードをステータステーブ
ル33(図4に示す)上に作成する。また、このレコー
ドを最新に持つ案件に関しては、電子ファイルの中身を
チェックし終えた所有者が更新した電子ファイルをアッ
プロードするか、更新権限を移行しない限り、他の処理
が実行されないように、ステータステーブル33の制御
が行われる。
【0051】次いで、所有者がダウンロードした電子フ
ァイルに対して修正を行ったときには(ステップS7
4)、所有者はアップロードボタン542を押下して電
子ファイルのアップロードを実行する(ステップS7
5)。この電子ファイルがアップロードされたことに伴
いサーバ3側では、処理ステータスが「アップロード」
というレコードをステータステーブル33(図4に示
す)上に作成するとともに、最新の電子ファイルを保持
するレコードを文書テーブル32(図3に示す)上に作
成する。これに対し、電子ファイルの修正が行われてい
ないときには(ステップS74)、電子ファイルのアッ
プロード(ステップS75)を行わない。
【0052】そして、電子ファイルのアップロードの有
無に関わらず、所有者は更新権限移行ボタン543を押
下して、次の担当者への更新権限の移行手続きを行う。
これにより、所有者の担当者端末上では、図8に示す画
面81への切換が行われる。この画面81上において
は、案件の更新権限を次の担当者に移行することを示す
メッセージが表示されるとともに、文書ファイルの修正
点のポイントなど、次の所有者に伝えたいメッセージを
入力するためのメッセージ入力ボックス82、権限移行
の実行を指示するためのボタン83および処理を戻すた
めのボタン84が表示される。
【0053】次いで、所有者により上記メッセージ入力
ボックス82に入力すべきメッセージがあるときには
(ステップS77)、メッセージ入力ボックス82にメ
ッセージを入力し、メッセージを作成する(ステップS
78)。
【0054】そして、メッセージの入力の有無に関わら
ず、所有者は実行ボタン83を押下して権限移行処理を
実行し、そして本処理を終了する。
【0055】次に、案件の所有者が権限移行処理により
非所有者になった後に電子ファイルに不備があることに
気づいた場合には、現在の所有者から更新権限を取り戻
すことが必要になる。この案件の非所有者が現在の所有
者から更新権限を取り戻すまでの手順について図9ない
し図11を参照しながら説明する。図9は案件の非所有
者が現在の所有者から更新権限を取り戻すまでの手順を
示すフローチャート、図10は案件の非所有者が更新権
限を取り戻すことができない場合のサーバ3から担当者
端末へ通知されるメッセージの一例を示す図、図11は
案件の非所有者が更新権限を取り戻すことができる場合
のサーバ3から担当者端末へ通知されるメッセージの一
例を示す図である。ここでは、非所有者の画面(図6に
示す)と合せて、非所有者が行う処理の一例を述べる。
【0056】電子ファイルに不備があることに気づいた
非所有者がその担当者端末上で更新権限を取り戻す際に
は、図9に示すように、まず担当者端末上で図6に示す
画面を表示させ(ステップS91)、電子ファイルを確
認する必要があるときには(ステップS92)、非所有
者はダウンロードボタン641を押下して電子ファイル
をダウンロードする(ステップS93)。図6の画面例
では、担当者が7/22にアップロードしたファイルす
なわち最新の電子ファイルがダウンロードされる。ま
た、図6の画面構成から分かるように、非所有者が可能
な処理は、この電子ファイルのダウンロードのみであ
り、データベースの値の更新や電子ファイルのアップロ
ードなどを実行することはできない。
【0057】次いで、電子ファイルのダウンロードの有
無に関わらず、非所有者が更新権限を取り戻すことが必
要であるときには(ステップS94)、非所有者は取り
戻しボタン642を押下する(ステップS95)。この
取り戻しボタン642の押下により、サーバ3側は、同
案件の最新の処理ステータス(図4に示すスタータステ
ーブル33)を参照し、「ダウンロード」が記述されて
いるときには、その旨を非所有者の担当者端末に送信す
る。この通知を受けた担当者端末には、図10に示す画
面が表示される。この図10に示す画面においては、案
件の最新電子ファイルが所有者により持ち出されて修正
中のため、データベースの競合を起こさないようステー
タスが変更されるまで待つことを促すメッセージが表示
される。これにより、データベースの競合を起こさない
よう権限の取り戻しが抑制されることになる。そして、
再度、非所有者は取り戻しボタン642の押下(ステッ
プS95)によって、サーバ3側から案件の最新電子フ
ァイルの処理状況を確認することができ、必要であれ
ば、後述するように更新権限を取り戻すための処理を実
行する。
【0058】これに対し、案件の最新電子ファイルが所
有者により更新されて更新権限が移行されていない状態
であるときには、または持ち出される前の状態であると
きには、その旨がサーバ3から非所有者の担当者端末へ
通知される。この通知を受けた担当者端末には、図11
に示す画面が表示される。この画面においては、本案件
の更新権限取り戻し処理を実行可能な旨のメッセージが
表示されるとともに、更新権限を取り戻す理由などを入
力するためのメッセージ入力ボックス111が表示され
る。この画面のメッセージにより、非所有者は、案件の
最新電子ファイルが所有者により更新されて更新権限が
移行されていない状態であるか、または持ち出される前
の状態であることを知り、処理を継続することが可能に
なる。
【0059】次いで、非所有者は、メッセージ入力ボッ
クス111に更新権限を取り戻す理由などを入力し、実
行ボタン112を押下する(ステップS97)。サーバ
3側では、ステータステーブル33(図4に示す)上に
処理ステータスが「更新権限取り戻し」、所有者が「担
当者」で、かつシリアル番号をカウントアップしたレコ
ードを作成する。また同時に、非所有者によりステータ
スを更新されたことを知らない所有者に対し、更新権限
が差し戻されたことを通知するため、非所有者が入力し
たメッセージを含む電子メールメッセージを送信する。
これにより、非所有者に権限が差し戻されることにな
る。すなわち、非所有者は案件の更新権限を取り戻し、
案件の所有者となることができる。
【0060】なお、本実施の形態では、案件の最新電子
ファイルの所有者からその更新権限を取り戻すことがで
きない際には、その旨を図10に示す画面のメッセージ
により非所有者に通知にするようにしているが、例えば
図6に示す画面上には最新履歴情報として「発明者のダ
ウンロード」であることが表示されるから、この情報か
ら上記メッセージの表示前に権限の取り戻し処理ができ
ないことを認識することも可能である。
【0061】このように、本実施の形態では、案件の所
有者が権限移行処理により非所有者になった後に電子フ
ァイルに不備があることに気づいて現在の所有者から更
新権限を取り戻す必要が生じたときに、非所有者が面倒
な操作を行うことなく、更新権限を迅速かつ安全に取り
戻すことができる。また、現在の案件の所有者が長期不
在などにより更新権限を使用しない場合には、その更新
権限を任意のユーザが取り戻すことができるとともに、
この更新権限を取り戻したユーザから長期不在のユーザ
を回避して他のユーザに更新権限を移行させるなどの処
理を行うことが可能になる。
【0062】また、本実施の形態では、非所有者により
更新権限を取り戻すために取り戻しボタン642が押下
された際に、サーバ3が同案件の最新の処理ステータス
(図4に示すスタータステーブル33)を参照し、「ダ
ウンロード」が記述されているときには、その旨を非所
有者の担当者端末に送信し、この通知を受けた担当者端
末には、案件の最新電子ファイルが所有者により持ち出
されて修正中のため、データベースの競合を起こさない
ようステータスが変更されるまで待つことを促すメッセ
ージが表示されるから、データベースの競合を起こさな
いよう権限の取り戻しを抑制することが可能になる。
【0063】なお、上述の実施形態の機能(図7および
図9に示すフローチャートを含む)を実現するソフトウ
ェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、サーバ
または端末に供給し、そのサーバまたは端末のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読出し実行することによっても、達
成されることはいうまでもない。
【0064】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0065】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,
DVDなどを用いることができる。
【0066】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0067】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることはいうまでもない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のワークフ
ローシステムによれば、複数の端末は、電子ファイルの
更新権限を有するユーザによる入力操作に応じて電子フ
ァイルの更新権限を次のユーザに移行するための更新権
限移行指示を発行する更新権限移行指示手段と、電子フ
ァイルの更新権限を失ったユーザによる入力操作に応じ
て更新権限取り戻し要求を発行する更新権限取り戻し要
求発行手段とを有し、サーバは、更新権限を有するユー
ザの端末から更新権限移行指示が発行されると、電子フ
ァイルの更新権限を次のユーザに移行する更新権限移行
手段と、電子ファイルの更新権限を失ったユーザの端末
から更新権限取り戻し要求が発行されると、現在電子フ
ァイルの更新権限を有するユーザからその更新権限を、
更新権限取り戻し要求を発行したユーザに差し戻す更新
権限差し戻し手段とを有するから、更新権限非所有者が
更新権限所有者から更新権限を取り戻す必要が生じたと
きに、更新権限非所有者が面倒な操作を行うことなく、
更新権限を迅速かつ安全に取り戻すことができる。
【0069】また、サーバは、更新権限取り戻し要求が
発行された際に、更新権限を有するユーザの電子ファイ
ルに対する処理状況を把握する把握手段と、把握された
電子ファイルに対する処理状況に応じて電子ファイルの
更新権限の差し戻しを抑制するための処理を行う差し戻
し抑制手段とを有するから、データベースの競合の発生
を未然に防止することができる。
【0070】本発明のサーバによれば、電子ファイルの
更新権限を有するユーザの端末から該更新権限を他のユ
ーザに移行するための更新権限移行指示が発行される
と、電子ファイルの更新権限を次のユーザに移行する更
新権限移行手段と、電子ファイルの更新権限を失ったユ
ーザの端末から電子ファイルに対する更新権限を取り戻
すための更新権限取り戻し要求が発行されると、現在電
子ファイルの更新権限を有するユーザからその更新権限
を、更新権限取り戻し要求を発行したユーザに差し戻す
更新権限差し戻し手段とを有するから、更新権限非所有
者が更新権限所有者から更新権限を取り戻す必要が生じ
たときに、更新権限非所有者が面倒な操作を行うことな
く、更新権限を迅速かつ安全に取り戻すことができる。
【0071】また、更新権限取り戻し要求が発行された
際に、更新権限を有するユーザの電子ファイルに対する
処理状況を把握する把握手段と、把握された電子ファイ
ルに対する処理状況に応じて電子ファイルの更新権限の
差し戻しを抑制するための処理を行う差し戻し抑制手段
とを有するから、データベースの競合の発生を未然に防
止することができる。
【0072】本発明の電子ファイルの更新権限移行方法
によれば、電子ファイルの更新権限を有するユーザの端
末上での入力操作に応じて電子ファイルの更新権限を次
のユーザに移行するための更新権限移行指示を発行する
工程と、サーバにより、更新権限を有するユーザの端末
から更新権限移行指示が発行されると、電子ファイルの
更新権限を次のユーザに移行する工程と、電子ファイル
の更新権限を失ったユーザの端末上での入力操作に応じ
て更新権限取り戻し要求を発行する工程と、サーバによ
り、電子ファイルの更新権限を失ったユーザの端末から
更新権限取り戻し要求が発行されると、現在電子ファイ
ルの更新権限を有するユーザからその更新権限を、更新
権限取り戻し要求を発行したユーザに差し戻す工程とを
有するから、更新権限非所有者が更新権限所有者から更
新権限を取り戻す必要が生じたときに、更新権限非所有
者が面倒な操作を行うことなく、更新権限を迅速かつ安
全に取り戻すことができる。
【0073】また、サーバにより、更新権限取り戻し要
求が発行された際に更新権限を有するユーザの電子ファ
イルに対する処理状況を把握し、把握された電子ファイ
ルに対する処理状況に応じて電子ファイルの更新権限の
差し戻しを抑制するための処理を行う工程を有するか
ら、データベースの競合の発生を未然に防止することが
できる。
【0074】本発明の記憶媒体によれば、プログラム
は、複数の端末上で実行される第1のプログラムと、サ
ーバ上で実行される第2のプログラムとを含み、第1の
プログラムは、電子ファイルの更新権限を有するユーザ
による入力操作に応じて電子ファイルの更新権限を次の
ユーザに移行するための更新権限移行指示を発行する更
新権限移行指示モジュールと、電子ファイルの更新権限
を失ったユーザによる入力操作に応じて更新権限取り戻
し要求を発行する更新権限取り戻し要求発行モジュール
とを有し、第2のプログラムは、更新権限を有するユー
ザの端末から更新権限移行指示が発行されると、電子フ
ァイルの更新権限を次のユーザに移行する更新権限移行
モジュールと、電子ファイルの更新権限を失ったユーザ
の端末から更新権限取り戻し要求が発行されると、現在
前記電子ファイルの更新権限を有するユーザからその更
新権限を、更新権限取り戻し要求を発行したユーザに差
し戻す更新権限差し戻しモジュールとを有するから、更
新権限非所有者が更新権限所有者から更新権限を取り戻
す必要が生じたときに、更新権限非所有者が面倒な操作
を行うことなく、更新権限を迅速かつ安全に取り戻すこ
とができる。
【0075】また、第2のプログラムは、更新権限取り
戻し要求が発行された際に、更新権限を有するユーザの
電子ファイルに対する処理状況を把握する把握モジュー
ルと、把握された電子ファイルに対する処理状況に応じ
て電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑制するための
処理を行う差し戻し抑制モジュールとを有するから、デ
ータベースの競合の発生を未然に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るワークフローシス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のサーバ3に保持されている書誌テーブル
31の構成図である。
【図3】図1のサーバ3に保持されている文書テーブル
32の構成図である。
【図4】図1のサーバ3に保持されているステータステ
ーブル33の構成図である。
【図5】案件の所有者が操作する担当者端末上に表示さ
れる画面構成の一例を示す図である。
【図6】案件の非所有者が使用する担当者端末上で表示
される画面構成の一例を示す図である。
【図7】図1のワークフローシステムにおける案件の所
有者が電子ファイルをチェックして完了するまでの手順
を示すフローチャートである。
【図8】図7のステップS76の更新権限移行を行う際
に表示される画面構成の一例を示す図である。
【図9】案件の非所有者が現在の所有者から更新権限を
取り戻すまでの手順を示すフローチャートである。
【図10】案件の非所有者が更新権限を取り戻すことが
できない場合のサーバ3から担当者端末へ通知されるメ
ッセージの一例を示す図である。
【図11】案件の非所有者が更新権限を取り戻すことが
できる場合のサーバ3から担当者端末へ通知されるメッ
セージの一例を示す図である。
【符号の説明】
1a〜1n 担当者端末 2 ネットワーク 3 サーバ 31 書誌テーブル 32 文書テーブル 33 ステータステーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 太一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小坂 真 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田村 正樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 福井 寿文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA01 BB00 DD01 FF03 GG04

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のユーザ毎に設けられ、電子ファイ
    ルの更新を行うことが可能な複数の端末と、前記電子フ
    ァイルを前記複数の端末からアクセス可能に保持すると
    ともに、該電子ファイルの更新履歴を管理するサーバと
    を備えるワークフローシステムにおいて、 前記複数の端末は、前記電子ファイルの更新権限を有す
    るユーザによる入力操作に応じて前記電子ファイルの更
    新権限を次のユーザに移行するための更新権限移行指示
    を発行する更新権限移行指示手段と、前記電子ファイル
    の更新権限を失ったユーザによる入力操作に応じて更新
    権限取り戻し要求を発行する更新権限取り戻し要求発行
    手段とを有し、 前記サーバは、前記更新権限を有するユーザの端末から
    前記更新権限移行指示が発行されると、前記電子ファイ
    ルの更新権限を次のユーザに移行する更新権限移行手段
    と、前記電子ファイルの更新権限を失ったユーザの端末
    から前記更新権限取り戻し要求が発行されると、現在前
    記電子ファイルの更新権限を有するユーザからその更新
    権限を、前記更新権限取り戻し要求を発行したユーザに
    差し戻す更新権限差し戻し手段とを有することを特徴と
    するワークフローシステム。
  2. 【請求項2】 前記サーバの更新権限差し戻し手段は、
    前記電子ファイルの更新権限を失ったユーザに該更新権
    限を差し戻す際に、その旨を前記更新権限を有するユー
    ザに通知する通知手段を有することを特徴とする請求項
    1記載のワークフローシステム。
  3. 【請求項3】 前記複数の端末は、前記更新権限を取り
    戻すための理由を示すメッセージを前記サーバに送信す
    るメッセージ送信手段を有し、前記サーバの通知手段
    は、前記電子ファイルの更新権限を失ったユーザの端末
    から送信されたメッセージを記載した電子メールを前記
    電子ファイルの更新権限を有するユーザに対して送信す
    ることを特徴とする請求項2記載のワークフローシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記サーバは、前記更新権限取り戻し要
    求が発行された際に、前記更新権限を有するユーザの前
    記電子ファイルに対する処理状況を把握する把握手段
    と、前記把握された電子ファイルに対する処理状況に応
    じて前記電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑制する
    ための処理を行う差し戻し抑制手段とを有することを特
    徴とする請求項1記載のワークフローシステム。
  5. 【請求項5】 前記差し戻し抑制手段は、前記更新権限
    を有するユーザが前記電子ファイルにアクセスして該ユ
    ーザの端末上で参照しているときには、前記電子ファイ
    ルの更新権限の差し戻しを抑制するための処理を行うこ
    とを特徴とする請求項4記載のワークフローシステム。
  6. 【請求項6】 前記差し戻し抑制手段は、前記電子ファ
    イルの更新権限の差し戻しを抑制するための処理として
    前記更新権限取り戻し要求を発行したユーザに前記電子
    ファイルの更新権限を差し戻すことができない旨のメッ
    セージを通知することを特徴とする請求項4または5記
    載のワークフローシステム。
  7. 【請求項7】 前記差し戻し抑制手段は、前記電子ファ
    イルの更新権限の差し戻しを抑制するための処理とし
    て、前記電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑制する
    ことを示す情報を、前記更新権限取り戻し要求を発行し
    たユーザが閲覧可能なように保持することを特徴とする
    請求項4または5記載のワークフローシステム。
  8. 【請求項8】 電子ファイルを複数のユーザに対応して
    設けられた複数の端末からアクセス可能に保持するとと
    もに、該電子ファイルの更新履歴を管理することによっ
    て、ワークフローシステムを構築するためのサーバにお
    いて、 前記電子ファイルの更新権限を有するユーザの端末から
    該更新権限を他のユーザに移行するための更新権限移行
    指示が発行されると、前記電子ファイルの更新権限を次
    のユーザに移行する更新権限移行手段と、前記電子ファ
    イルの更新権限を失ったユーザの端末から前記電子ファ
    イルに対する更新権限を取り戻すための更新権限取り戻
    し要求が発行されると、現在前記電子ファイルの更新権
    限を有するユーザからその更新権限を、前記更新権限取
    り戻し要求を発行したユーザに差し戻す更新権限差し戻
    し手段とを有することを特徴とするサーバ。
  9. 【請求項9】 前記更新権限差し戻し手段は、前記電子
    ファイルの更新権限を失ったユーザに該更新権限を差し
    戻す際に、その旨を前記更新権限を有するユーザに通知
    する通知手段を有することを特徴とする請求項8記載の
    サーバ。
  10. 【請求項10】 前記複数の端末は、前記更新権限を取
    り戻すための理由を示すメッセージを前記サーバに送信
    するメッセージ送信手段を有し、前記通知手段は、前記
    電子ファイルの更新権限を失ったユーザの端末から送信
    されたメッセージを記載した電子メールを前記電子ファ
    イルの更新権限を有するユーザに対して送信することを
    特徴とする請求項9記載のサーバ。
  11. 【請求項11】 前記更新権限取り戻し要求が発行され
    た際に、前記更新権限を有するユーザの前記電子ファイ
    ルに対する処理状況を把握する把握手段と、前記把握さ
    れた電子ファイルに対する処理状況に応じて前記電子フ
    ァイルの更新権限の差し戻しを抑制するための処理を行
    う差し戻し抑制手段とを有することを特徴とする請求項
    8記載のサーバ。
  12. 【請求項12】 前記差し戻し抑制手段は、前記更新権
    限を有するユーザが前記電子ファイルにアクセスして該
    ユーザの端末上で参照しているときには、前記電子ファ
    イルの更新権限の差し戻しを抑制するための処理を行う
    ことを特徴とする請求項11記載のサーバ。
  13. 【請求項13】 前記差し戻し抑制手段は、前記電子フ
    ァイルの更新権限の差し戻しを抑制するための処理とし
    て前記更新権限取り戻し要求を発行したユーザに前記電
    子ファイルの更新権限を差し戻すことができない旨のメ
    ッセージを通知することを特徴とする請求項11または
    12記載のサーバ。
  14. 【請求項14】 前記差し戻し抑制手段は、前記電子フ
    ァイルの更新権限の差し戻しを抑制するための処理とし
    て、前記電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑制する
    ことを示す情報を、前記更新権限取り戻し要求を発行し
    たユーザが閲覧可能なように保持することを特徴とする
    請求項11または12記載のサーバ。
  15. 【請求項15】 複数のユーザ毎に設けられ、電子ファ
    イルの更新を行うことが可能な複数の端末と、前記電子
    ファイルを前記複数の端末からアクセス可能に保持する
    とともに、該電子ファイルの更新履歴を管理するサーバ
    とを備えるワークフローシステムに用いられる電子ファ
    イルの更新権限移行方法において、 前記電子ファイルの更新権限を有するユーザの端末上で
    の入力操作に応じて前記電子ファイルの更新権限を次の
    ユーザに移行するための更新権限移行指示を発行する工
    程と、 前記サーバにより、前記更新権限を有するユーザの端末
    から前記更新権限移行指示が発行されると、前記電子フ
    ァイルの更新権限を次のユーザに移行する工程と、 前記電子ファイルの更新権限を失ったユーザの端末上で
    の入力操作に応じて更新権限取り戻し要求を発行する工
    程と、 前記サーバにより、前記電子ファイルの更新権限を失っ
    たユーザの端末から前記更新権限取り戻し要求が発行さ
    れると、現在前記電子ファイルの更新権限を有するユー
    ザからその更新権限を、前記更新権限取り戻し要求を発
    行したユーザに差し戻す工程とを有することを特徴とす
    る電子ファイルの更新権限移行方法。
  16. 【請求項16】 前記サーバにより、前記電子ファイル
    の更新権限を失ったユーザに該更新権限を差し戻す際
    に、その旨を前記更新権限を有するユーザに通知する工
    程を有することを特徴とする請求項15記載の電子ファ
    イルの更新権限移行方法。
  17. 【請求項17】 前記電子ファイルの更新権限を失った
    ユーザの端末により、前記更新権限を取り戻すための理
    由を示すメッセージを前記サーバに送信する工程と、前
    記サーバにより、前記電子ファイルの更新権限を失った
    ユーザの端末から送信されたメッセージを記載した電子
    メールを前記電子ファイルの更新権限を有するユーザに
    対して送信する工程とを有することを特徴とする請求項
    16記載のサーバ。
  18. 【請求項18】 前記サーバにより、前記更新権限取り
    戻し要求が発行された際に前記更新権限を有するユーザ
    の前記電子ファイルに対する処理状況を把握し、前記把
    握された電子ファイルに対する処理状況に応じて前記電
    子ファイルの更新権限の差し戻しを抑制するための処理
    を行う工程を有することを特徴とする請求項15記載の
    サーバ。
  19. 【請求項19】 前記サーバにより、前記更新権限を有
    するユーザが前記電子ファイルにアクセスして該ユーザ
    の端末上で参照しているときには、前記電子ファイルの
    更新権限の差し戻しを抑制するための処理を行うことを
    特徴とする請求項18記載のサーバ。
  20. 【請求項20】 前記サーバにより、前記電子ファイル
    の更新権限の差し戻しを抑制するための処理として前記
    更新権限取り戻し要求を発行したユーザに前記電子ファ
    イルの更新権限を差し戻すことができない旨のメッセー
    ジを通知することを特徴とする請求項18または19記
    載のサーバ。
  21. 【請求項21】 前記サーバにより、前記電子ファイル
    の更新権限の差し戻しを抑制するための処理として、前
    記電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑制することを
    示す情報を、前記更新権限取り戻し要求を発行したユー
    ザが閲覧可能なように保持することを特徴とする請求項
    18または19記載のサーバ。
  22. 【請求項22】 複数のユーザ毎に設けられ、電子ファ
    イルの更新を行うことが可能な複数の端末と、前記電子
    ファイルを前記複数の端末からアクセス可能に保持する
    とともに、該電子ファイルの更新履歴を管理するサーバ
    とを用いてワークフローシステムを構築するためのプロ
    グラムを格納した記憶媒体において、 前記プログラムは、前記複数の端末上で実行される第1
    のプログラムと、前記サーバ上で実行される第2のプロ
    グラムとを含み、 前記第1のプログラムは、前記電子ファイルの更新権限
    を有するユーザによる入力操作に応じて前記電子ファイ
    ルの更新権限を次のユーザに移行するための更新権限移
    行指示を発行する更新権限移行指示モジュールと、前記
    電子ファイルの更新権限を失ったユーザによる入力操作
    に応じて更新権限取り戻し要求を発行する更新権限取り
    戻し要求発行モジュールとを有し、 前記第2のプログラムは、前記更新権限を有するユーザ
    の端末から前記更新権限移行指示が発行されると、前記
    電子ファイルの更新権限を次のユーザに移行する更新権
    限移行モジュールと、前記電子ファイルの更新権限を失
    ったユーザの端末から前記更新権限取り戻し要求が発行
    されると、現在前記電子ファイルの更新権限を有するユ
    ーザからその更新権限を、前記更新権限取り戻し要求を
    発行したユーザに差し戻す更新権限差し戻しモジュール
    とを有することを特徴とする記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記第2のプログラムの更新権限差し
    戻しモジュールは、前記電子ファイルの更新権限を失っ
    たユーザに該更新権限を差し戻す際に、その旨を前記更
    新権限を有するユーザに通知する通知モジュールを有す
    ることを特徴とする請求項22記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記第1のプログラムは、前記更新権
    限を取り戻すための理由を示すメッセージを前記サーバ
    に送信するメッセージ送信モジュールを有し、前記第2
    のプログラムの通知モジュールは、前記電子ファイルの
    更新権限を失ったユーザの端末から送信されたメッセー
    ジを記載した電子メールを前記電子ファイルの更新権限
    を有するユーザに対して送信することを特徴とする請求
    項23記載の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記第2のプログラムは、前記更新権
    限取り戻し要求が発行された際に、前記更新権限を有す
    るユーザの前記電子ファイルに対する処理状況を把握す
    る把握モジュールと、前記把握された電子ファイルに対
    する処理状況に応じて前記電子ファイルの更新権限の差
    し戻しを抑制するための処理を行う差し戻し抑制モジュ
    ールとを有することを特徴とする請求項22記載の記憶
    媒体。
  26. 【請求項26】 前記差し戻し抑制モジュールは、前記
    更新権限を有するユーザが前記電子ファイルにアクセス
    して該ユーザの端末上で参照しているときには、前記電
    子ファイルの更新権限の差し戻しを抑制するための処理
    を行うことを特徴とする請求項25記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記差し戻し抑制モジュールは、前記
    電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑制するための処
    理として前記更新権限取り戻し要求を発行したユーザに
    前記電子ファイルの更新権限を差し戻すことができない
    旨のメッセージを通知することを特徴とする請求項25
    または26記載の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記差し戻し抑制モジュールは、前記
    電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑制するための処
    理として、前記電子ファイルの更新権限の差し戻しを抑
    制することを示す情報を、前記更新権限取り戻し要求を
    発行したユーザが閲覧可能なように保持することを特徴
    とする請求項25または26記載の記憶媒体。
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