JP2002091546A - 自己診断結果出力方法および記憶媒体 - Google Patents

自己診断結果出力方法および記憶媒体

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JP2002091546A
JP2002091546A JP2000274749A JP2000274749A JP2002091546A JP 2002091546 A JP2002091546 A JP 2002091546A JP 2000274749 A JP2000274749 A JP 2000274749A JP 2000274749 A JP2000274749 A JP 2000274749A JP 2002091546 A JP2002091546 A JP 2002091546A
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Kazuo Ogawa
和夫 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守サービス提供者による装置の迅速な保守
管理ができる自己診断結果出力方法および記録媒体を提
供することである。 【解決手段】 装置の自己診断により、装置の不具合が
検出されたときは不具合修復依頼を作成する。この不具
合修復依頼は通信手段を介して保守サービス提供者へ送
信される。これにより、迅速な保守サービスを受けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器やコンピ
ュータで制御される機器等の装置の自己診断の結果を出
力する自己診断結果出力方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】電気機器やコンピュータで制御される機
器等の装置のうちには、自己診断機能が備えられたもの
がある。この自己診断機能は装置の起動時や装置稼動中
の任意の時間あるいは定期的に起動される。すなわち、
装置に内蔵された自己診断プログラムを自動的あるいは
人為的に動かし、装置の故障の有無あるいは消耗品の交
換の必要性の有無を診断させ、その診断結果を装置に備
え付けられた表示装置に表示させるようにしている。
【0003】装置の使用者は自己診断機能の診断結果を
見て、修理あるいは保守が必要であるか否かを判断し、
修理や保守が必要である場合には、保守サービス提供者
に電話等で連絡し、修理依頼や修理見積り依頼、あるい
は消耗品の発注を行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、診断機能の
診断結果は使用者が表示装置を見ることにより判断して
おり、また、その後の修理依頼や修理見積依頼は人手作
業によっているので、手間と時間がかかる。
【0005】例えば、消耗品が必要な場合には、保守サ
ービス提供者は消耗品の発注を受けるたびに個別に対応
し、在庫を確認するなどの対応に時間がかかる。これに
対し、遠隔からインターネット等の通信手段を用い診断
を行い、保守管理サービスを行うことも考えられている
が、そのためのシステムを構築しなければならず、多大
の開発費がかかる。
【0006】本発明の目的は、保守サービス提供者によ
る装置の迅速な保守管理ができる自己診断結果出力方法
および記録媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
自己診断結果出力方法は、装置の自己診断を行う工程
と、自己診断により装置の不具合が検出されたときは不
具合修復依頼を作成する工程と、不具合修復依頼を通信
手段を介して保守サービス提供者へ送信する工程とを備
えたことを特徴とする。
【0008】請求項1の発明に係わる自己診断結果出力
方法においては、装置の自己診断により、装置の不具合
が検出されたときは不具合修復依頼を作成する。この不
具合修復依頼は通信手段を介して保守サービス提供者へ
送信される。これにより、迅速な保守サービスを受けら
れる。
【0009】請求項2の発明に係わる自己診断結果出力
方法は、装置の自己診断を行う工程と、自己診断により
装置の不具合が検出されたときは不具合修復見積依頼を
作成する工程と、不具合修復見積依頼を通信手段を介し
て保守サービス提供者へ送信する工程と、保守サービス
提供者からの見積回答を通信手段を介して受信する工程
と、不具合修復依頼を通信手段を介して保守サービス提
供者へ送信する工程とを備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明に係わる自己診断結果出力
方法においては、装置の自己診断により、装置の不具合
が検出されたときは不具合修復見積依頼を作成し、不具
合修復見積依頼を通信手段を介して保守サービス提供者
へ送信する。そして、保守サービス提供者からの見積回
答を通信手段を介して受信し、不具合修復依頼を通信手
段を介して保守サービス提供者へ送信する。
【0011】請求項3の発明に係わる自己診断結果出力
方法は、請求項1または請求項2の発明において、前記
装置の自己診断を行う工程では、当該装置の故障の有
無、故障の状況、交換を要する部品の特定、あるいは消
耗品の交換の必要の有無を診断することを特徴とする。
【0012】請求項3の発明に係わる自己診断結果出力
方法においては、請求項1または請求項2の発明の作用
に加え、装置の自己診断を行う工程では、当該装置の故
障の有無、故障の状況、交換を要する部品の特定、ある
いは消耗品の交換の必要の有無を診断する。
【0013】請求項4の発明に係わる自己診断結果出力
方法は、請求項1または請求項2の発明において、前記
不具合修復依頼を作成する工程では、予め保守サービス
提供者と合意した方式に基づき、前記故障の修理依頼、
交換部品の発注依頼、あるいは消耗品の発注依頼を作成
することを特徴とする。
【0014】請求項4の発明に係わる自己診断結果出力
方法においては、請求項1または請求項2の発明の作用
に加え、不具合修復依頼を作成する工程では、予め保守
サービス提供者と合意した方式に基づき、故障の修理依
頼、交換部品の発注依頼、あるいは消耗品の発注依頼を
作成する。
【0015】請求項5の発明に係わる自己診断結果出力
方法は、請求項2の発明において、前記不具合修復見積
依頼を作成する工程では、故障の修理見積依頼、交換部
品あるいは消耗品の見積依頼を作成することを特徴とす
る。
【0016】請求項5の発明に係わる自己診断結果出力
方法においては、請求項2の発明の作用に加え、不具合
修復見積依頼を作成する工程では、故障の修理見積依
頼、交換部品あるいは消耗品の見積依頼を作成する。
【0017】請求項6の発明に係わる自己診断結果出力
方法は、請求項1または請求項2の発明において、前記
保守サービス提供者へ送信を実行する前に送信内容を表
示する工程と、当該装置の使用者による送信許可信号を
処理する入力処理工程とを備えたことを特徴とする。
【0018】請求項6の発明に係わる自己診断結果出力
方法においては、請求項1または請求項2の発明の作用
に加え、保守サービス提供者へ送信を実行する前に送信
内容を表示し、当該装置の使用者による送信許可信号が
あったとき送信をする。
【0019】請求項7の発明に係わる記録媒体は、コン
ピュータを、装置の自己診断を行う手段と、自己診断に
より装置の不具合が検出されたときは不具合修復依頼を
作成する手段と、不具合修復依頼を通信手段を介して保
守サービス提供者へ送信する手段として機能させるため
のプログラムを記憶している。
【0020】請求項7の発明に係わる記憶媒体に記憶さ
れた内容をコンピュータに入力し、コンピュータを作動
させる。これにより、装置の自己診断を行い、自己診断
により装置の不具合が検出されたときは不具合修復依頼
を作成し、不具合修復依頼を通信手段を介して保守サー
ビス提供者へ送信する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係わる自己診
断結果出力方法の工程図である。電気機器やコンピュー
タで制御される機器等の装置には、自己診断プログラム
が内蔵されており、装置の起動時に自動的に起動するよ
うになっている。この自己診断プログラムが起動する
と、まず、自己診断工程11が実行される。自己診断工
程11では、装置の不具合、例えば、当該装置の故障の
有無、故障の状況、交換を要する部品の特定、あるいは
消耗品の交換の必要の有無を診断する。
【0022】この自己診断により装置の不具合が検出さ
れたときは、不具合修復依頼作成工程12において保守
サービス提供者への不具合修復依頼が作成される。すな
わち、予め保守サービス提供者と合意した方式に基づ
き、故障の修理依頼、交換部品の発注依頼、あるいは消
耗品の発注依頼を作成する。
【0023】そして、不具合修復依頼送信工程13で
は、作成された不具合修復依頼を通信手段を介して保守
サービス提供者へ送信する。すなわち、装置の不具合が
検知された場合には、直ちにその情報を予め登録された
外部の当該装置メーカなどの保守サービス提供者に通信
手段を介し送信する。通信手段としては有線または無線
の電話回線等の通信回線を用いる。これにより、迅速な
保守サービスを受けることが可能となる。
【0024】ここで、自己診断工程11と不具合修復依
頼作成工程12との間に自己診断工程11での診断結果
を装置付属の表示装置に表示する診断結果表示工程を設
けることも可能である。この場合には、診断結果を装置
の使用者に適切に提供できる。
【0025】また、不具合修復依頼送信工程13で保守
サービス提供者へ送信を実行する前に、送信内容を表示
する送信内容表示工程および当該装置の使用者による送
信許可信号を処理する入力処理工程を設け、送信する内
容を使用者が確認できるようにすることも可能である。
【0026】図2は本発明の第1の実施形態に係わる自
己診断結果出力方法を実現するためのハードウエア構成
のブロック図である。センサ4は、装置の不具合を検出
するものであり、装置の故障の有無を検出するセンサ、
あるいは交換を要する部品を識別する信号を発信するセ
ンサ、あるいは予め設定された消耗品の交換の必要の有
無を検出するセンサを総称して示している。自己診断処
理部1は、センサ4からの検出信号に基づき装置の健全
性を診断する。
【0027】送信部2は、予め保守サービス提供者と合
意した方式に基づき、装置の不具合修復依頼、例えば、
故障の修理依頼、交換部品の発注依頼、あるいは消耗品
の発注依頼を通信回線3を介して保守サービス提供者に
送信する。例えば、電話回線などの通信手段を通じ当該
装置の製造メーカなどの保守サービス提供者側へ送信す
る。
【0028】自己診断処理部1は、センサ4からの不具
合の検出信号に対し故障を認知した場合には、その修理
依頼を作成し、予め設定しておいたプログラムに基づき
送信部2により、通信回線3を介して保守サービス提供
者へ修理依頼が伝達される。これにより、迅速な修理サ
ービスを可能にする。このとき、自己診断処理部1にお
いて、センサ4からの検出信号の中に、故障部位を特定
する情報あるいは故障状況を示す情報のいずれかまたは
その両方を修理依頼情報に加えることにより、より正確
に依頼内容を送信することが可能になる。
【0029】また、図2の構成において、センサ4から
の信号に対し自己診断処理部1が予め設定された当該装
置の消耗品の交換の必要の有無を認知した場合には、消
耗品の交換依頼を作成し、送信部2により通信回線3を
介して保守サービス提供者に消耗品の手配依頼が伝達さ
れる。これにより、迅速な消耗品の配達サービスを受け
ることが可能になる。
【0030】図3は、図2の自己診断処理部1および送
信部2の動作の一例を示すフローチャートである。な
お、このフローチャートは、装置に不具合として故障が
発見された場合の処理内容を示している。
【0031】すなわち、自己診断プログラムが起動し
(S1)、装置の故障がセンサ4により検出されると
(S2)、故障検知されたことを装置に付属の表示装
置、例えば操作パネルあるいは装置付随のCRT表示装
置の画面などに表示する(S3)。これにより、装置の
使用者に故障内容(診断結果)を表示する。そして、保
守サービス提供者への故障の修理依頼を作成する(S
4)。次に、保守サービス提供者の専用外部端末との接
続処理を行い(S5)、修理依頼を送信する(S6)。
【0032】ここで、図3のステップS3で示す故障検
知の表示工程を省略し、故障検知に係わる信号を即座に
保守サービス提供者に送信しても良い。また、ステップ
S3の表示画面上で使用者が表示内容の確認をし、使用
者の確認操作の実行を認識した後に、次のステップS4
に進むようにプログラムを設定しても良い。
【0033】この第1の実施の形態によれば、自己診断
プログラムの実行により装置の正常な稼動を妨げる故障
あるいは消耗品の補充の必要等の不具合、つまり保守サ
ービス提供者への連絡が必要な事象が発見された場合に
は、即座に修復依頼が保守サービス提供者に連絡され
る。これにより、当該装置の正常な稼動に戻るまでのロ
スタイムを最小限に抑えることができる。また、当該装
置に不慣れな使用者が操作している場合でも、最適な保
守サービスの依頼が迅速に行うことができる。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図4は本発明の第2の実施の形態に係わる自己診断
結果出力方法の工程図である。電気機器やコンピュータ
で制御される機器等の装置には、自己診断プログラムが
内蔵されており、装置の起動時に自動的に起動するよう
になっている。この自己診断プログラムが起動すると、
まず、自己診断工程21が実行される。自己診断工程2
1では、装置の不具合、例えば、当該装置の故障の有
無、故障の状況、交換を要する部品の特定、あるいは消
耗品の交換の必要の有無を診断する。
【0035】この自己診断により装置の不具合が検出さ
れたときは、不具合修復見積作成工程21において保守
サービス提供者への不具合修復見積が作成される。すな
わち、予め保守サービス提供者と合意した方式に基づ
き、故障の修理見積依頼、交換部品あるいは消耗品の見
積依頼を作成する。そして、不具合修復見積送信工程2
3では、作成された不具合修復見積を通信手段を介して
保守サービス提供者へ送信する。
【0036】見積回答受信工程24では、保守サービス
提供者からの見積回答を通信手段を介して受信する。保
守サービス提供者から見積回答を受信すると、装置の使
用者はその見積を参照し、合意できた見積を回答した保
守サービス提供者に対し、不具合修復依頼送信工程25
にて、不具合修復依頼を通信手段を介して保守サービス
提供者へ送信する。
【0037】ここで、自己診断工程21と不具合修復見
積作成工程12との間に自己診断工程21での診断結果
を装置付属の表示装置に表示する診断結果表示工程を設
けることも可能である。この場合には、診断結果を装置
の使用者に適切に提供できる。
【0038】また、不具合修復見積送信工程23または
不具合修復依頼送信工程25で保守サービス提供者へ送
信を実行する前に、送信内容を表示する送信内容表示工
程および当該装置の使用者による送信許可信号を処理す
る入力処理工程を設け、送信する内容を使用者が確認で
きるようにすることも可能である。
【0039】図5は本発明の第2の実施形態に係わる自
己診断結果出力方法を実現するためのハードウエア構成
のブロック図である。第1の実施の形態の場合と同様
に、故障の修理依頼あるいは消耗品の発注依頼を通信手
段である通信回線3を介して保守サービス提供者へ送信
されるが、第1の実施の形態の送信部2に代えて、故障
の修理見積依頼あるいは消耗品の見積依頼を保守サービ
ス提供者へ送信する機能およびそれに応答し保守サービ
ス提供者から発信される修理見積回答あるいは消耗品の
見積回答を受信する機能を有する送受信部5を設けてい
る。
【0040】さらに、送受信部5の機能の中に、保守サ
ービス提供者に修理等のサービスを依頼送信する前に、
当該装置の使用者が送信内容の確認ができる表示工程な
らびに送信の可否判断ができる入力処理工程を含むこと
により、実際の使用上における機能信頼性を高めること
ができる。
【0041】図6は、図5の自己診断処理部1および送
受信部5の動作の一例を示すフローチャートである。な
お、このフローチャートは、装置に不具合として故障が
発見された場合の処理内容を示している。前述したよう
に保守サービス提供者に修理等のサービスを依頼送信す
る前に、当該装置の使用者が送信内容の確認ができる表
示工程ならびに送信の可否判断ができる入力処理工程を
含む。
【0042】すなわち、自己診断プログラムが起動し
(S1)、装置の故障がセンサ4により検出されると
(S2)、故障検知されたことを装置に付属の表示装
置、例えば操作パネルあるいは装置付随のCRT表示装
置の画面などに表示する(S3)。これにより、装置の
使用者に故障内容(診断結果)を表示する。そして、保
守サービス提供者への故障の修理見積依頼を作成する
(S4)。次に、保守サービス提供者の専用外部端末と
の接続処理を行い(S5)、修理見積依頼を送信する
(S6)。
【0043】この修理見積依頼を保守サービス提供者が
受け、それに応じ保守サービス提供者より発信される修
理見積回答を自己診断プログラムで受信し(S7)、そ
の内容を確認後に修理依頼を送信する(S8)。
【0044】ここで、修理見積依頼の送信(S6)の後
に自己診断プログラムを一度終了し、その後、再度自己
診断プログラムを立ち上げ、修理見積回答の受信(S
7)以下の手順に従った処理を行うこともできる。
【0045】この第2の実施の形態によれば、修理や消
耗品の発注などの保守サービスを保守サービス提供者に
依頼する前に、修理あるいは部品交換等の保守に係わる
費用を知ることができる。保守サービス依頼が自己診断
プログラムの処理の中で実行できるので、それに要する
時間と手間を最小限に抑えることができる。
【0046】また、保守サービス提供者が保守サービス
部品の在庫情報等を専用サーバに記録させている場合
に、それに当該自己診断プログラムがアクセスできるよ
うにしておけば、当該保守サービス提供者に必要な在庫
品が無い場合には、そのことが即座に判り、発注者側は
同等品を扱っている他の保守サービス提供者に発注を切
替えることができ便利である。さらに消耗品を販売して
いる会社が多数存在する場合は、それらの連絡先を自己
診断プログラムから呼び出せるようにデータベース化し
ておき、自己診断プログラムの中で任意に選択し発注依
頼できるようにプログラムを組んでおけば、さらなる業
務の省力化が達成できる。
【0047】なお、上述した各実施の形態において記載
した手法は、コンピュータに実行させることのできるプ
ログラムとして、記憶媒体に記憶し各装置に応用した
り、通信媒体により伝送して各種装置に適用することも
可能である。
【0048】本発明における記憶媒体としては、磁気デ
ィスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク
(CD−ROM、CD−R、DVDなど)、光磁気ディ
スク(MOなど)、半導体メモリなど、プログラムを記
憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体で
あれば、その記憶形式はいずれの形態であっても良い。
また、ここで記憶媒体とは、コンピュータと独立した媒
体に限らず、LANやインターネットなどにより伝送さ
れたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶
した記憶媒体も含まれる。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、自己
診断プログラムにより故障あるいは消耗品の補充の必要
等の保守サービスが必要な事象が発見された場合に、当
該自己診断プログラムが予め設定された保守依頼プロセ
スに従って、迅速に保守依頼を保守サービス提供者に連
絡することができる。従って、当該装置を正常な稼動に
戻すまでのロスタイムを最小限に抑えることができる。
【0050】また、自己診断内容により予め設定された
保守依頼が発信されるので、当該装置に不慣れな使用者
が操作している場合であっても適切に保守依頼ができ
る。つまち、従来のような電話等により故障の症状説明
を行う場合での装置の習熟度により説明内容が異なるよ
うな不確定要素が少なく、いつでも同質のサービス依頼
が迅速に発信でき最適な保守サービスを受けることがで
きる。
【0051】さらに、保守依頼プロセスの中に、修理あ
るいは部品交換等の保守に係わる費用見積依頼を発信す
る機能を備えている場合には、見積依頼書の作成や送付
に必要な時間と手間を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる自己診断結
果出力方法の工程図。
【図2】本発明の第1の実施形態に係わる自己診断結果
出力方法を実現するためのハードウエア構成のブロック
図。
【図3】図2の自己診断処理部および送信部の動作の一
例を示すフローチャート。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係わる自己診断結
果出力方法の工程図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係わる自己診断結果
出力方法を実現するためのハードウエア構成のブロック
図。
【図6】図5の自己診断処理部および送受信部の動作の
一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…自己診断処理部、2…送信部、3…通信回線、4…
センサ、5…送受信部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の自己診断を行う工程と、自己診断
    により装置の不具合が検出されたときは不具合修復依頼
    を作成する工程と、不具合修復依頼を通信手段を介して
    保守サービス提供者へ送信する工程とを備えたことを特
    徴とする自己診断結果出力方法。
  2. 【請求項2】 装置の自己診断を行う工程と、自己診断
    により装置の不具合が検出されたときは不具合修復見積
    依頼を作成する工程と、不具合修復見積依頼を通信手段
    を介して保守サービス提供者へ送信する工程と、保守サ
    ービス提供者からの見積回答を通信手段を介して受信す
    る工程と、不具合修復依頼を通信手段を介して保守サー
    ビス提供者へ送信する工程とを備えたことを特徴とする
    自己診断結果出力方法。
  3. 【請求項3】 前記装置の自己診断を行う工程では、当
    該装置の故障の有無、故障の状況、交換を要する部品の
    特定、あるいは消耗品の交換の必要の有無を診断するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自己診
    断結果出力方法。
  4. 【請求項4】 前記不具合修復依頼を作成する工程で
    は、予め保守サービス提供者と合意した方式に基づき、
    前記故障の修理依頼、交換部品の発注依頼、あるいは消
    耗品の発注依頼を作成することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の自己診断結果出力方法。
  5. 【請求項5】 前記不具合修復見積依頼を作成する工程
    では、故障の修理見積依頼、交換部品あるいは消耗品の
    見積依頼を作成することを特徴とする請求項2に記載の
    自己診断結果出力方法。
  6. 【請求項6】 前記保守サービス提供者へ送信を実行す
    る前に送信内容を表示する工程と、当該装置の使用者に
    よる送信許可信号を処理する入力処理工程とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自己診
    断結果出力方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータを、装置の自己診断を行う
    手段と、自己診断により装置の不具合が検出されたとき
    は不具合修復依頼を作成する手段と、不具合修復依頼を
    通信手段を介して保守サービス提供者へ送信する手段と
    して機能させるためのプログラムを記憶した記憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004078900A (ja) * 2002-06-17 2004-03-11 Fujitsu Ltd リモート保守システム,リモート保守方法およびリモート保守装置
JP2012226642A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Yamato Scale Co Ltd 保守点検システム
JP2021168826A (ja) * 2020-04-16 2021-10-28 三菱電機株式会社 掃除機システム

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