JP2002091333A - 表示装置 - Google Patents
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- JP2002091333A JP2002091333A JP2000284065A JP2000284065A JP2002091333A JP 2002091333 A JP2002091333 A JP 2002091333A JP 2000284065 A JP2000284065 A JP 2000284065A JP 2000284065 A JP2000284065 A JP 2000284065A JP 2002091333 A JP2002091333 A JP 2002091333A
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- wiring board
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- flexible wiring
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- Combinations Of Printed Boards (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フレキシブル配線板の実装時のズレを目視で
簡易に発見することができ、検査時間の短縮あるいは信
頼性の高い表示装置を提供する。 【解決手段】 表示パネルあるいはプリント配線基板上
の実装端子幅をL、実装時のフレキシブル配線板のズレ
の許容量をαとし、フレキシブル配線板12の銅箔12
bの実装端子幅をL+2αの関係式を満たすように形成
する。ズレの許容量をαは、例えば約30μmである。
簡易に発見することができ、検査時間の短縮あるいは信
頼性の高い表示装置を提供する。 【解決手段】 表示パネルあるいはプリント配線基板上
の実装端子幅をL、実装時のフレキシブル配線板のズレ
の許容量をαとし、フレキシブル配線板12の銅箔12
bの実装端子幅をL+2αの関係式を満たすように形成
する。ズレの許容量をαは、例えば約30μmである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン・モ
ニタまたはカーナビゲーションなどの映像機器やコンピ
ュータなどの情報機器に用いられる液晶表示装置などの
表示装置に関するものである。
ニタまたはカーナビゲーションなどの映像機器やコンピ
ュータなどの情報機器に用いられる液晶表示装置などの
表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、微細加工技術や、材料技術および
高密度実装技術の進歩によりAVや、OAや、車載や、
情報通信と様々な用途において、表示装置としての液晶
表示装置の占める割合は急速に拡大しており、CRT(Cath
ode Ray Tube)に代わるキーデバイスとしてエレクトロ
ニクス業界の注目を集めている。そのような中、液晶表
示装置として薄型・軽量・狭額縁化の要望はますます強
くなっており、アクティブ素子を形成したガラス基板上
に電極駆動用半導体素子(以下、半導体素子をICと略
す)を直接実装することで、厚み方向のコンパクト化を
さらに進展させたCOG(チップ・オン・グラス)実装
方式が一般化しつつある。COG実装方式では各電極駆
動用ICに電源や信号を伝達するためにフレキシブル配
線板が使用されるが、表示パネル上の実装端子部あるい
はプリント配線基板上の実装端子部とは、異方導電性接
着剤(Anisotropic Conductive Film:以下、ACFと略す)
等を使用して接続される。
高密度実装技術の進歩によりAVや、OAや、車載や、
情報通信と様々な用途において、表示装置としての液晶
表示装置の占める割合は急速に拡大しており、CRT(Cath
ode Ray Tube)に代わるキーデバイスとしてエレクトロ
ニクス業界の注目を集めている。そのような中、液晶表
示装置として薄型・軽量・狭額縁化の要望はますます強
くなっており、アクティブ素子を形成したガラス基板上
に電極駆動用半導体素子(以下、半導体素子をICと略
す)を直接実装することで、厚み方向のコンパクト化を
さらに進展させたCOG(チップ・オン・グラス)実装
方式が一般化しつつある。COG実装方式では各電極駆
動用ICに電源や信号を伝達するためにフレキシブル配
線板が使用されるが、表示パネル上の実装端子部あるい
はプリント配線基板上の実装端子部とは、異方導電性接
着剤(Anisotropic Conductive Film:以下、ACFと略す)
等を使用して接続される。
【0003】しかし、従来では、実装端子部幅および実
装端子部ピッチ等には公差があるためガラス基板あるい
はプリント配線基板上にフレキシブル配線板を実装する
時にズレが発生するが、実装端子部幅および実装端子部
ピッチは数百μmと狭いために目視でズレによる実装端
子同士の接続不良等の問題がないかどうか判別しづらい
ため、検査に時間がかかったり、見逃してしまうという
ことが問題となる。
装端子部ピッチ等には公差があるためガラス基板あるい
はプリント配線基板上にフレキシブル配線板を実装する
時にズレが発生するが、実装端子部幅および実装端子部
ピッチは数百μmと狭いために目視でズレによる実装端
子同士の接続不良等の問題がないかどうか判別しづらい
ため、検査に時間がかかったり、見逃してしまうという
ことが問題となる。
【0004】以下、従来の液晶表示装置について図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0005】従来の液晶表示装置は、図4に示すよう
に、信号電極4と走査電極5とがマトリックス状に形成
された平板な液晶パネル9と、信号電極4を駆動する信
号電極駆動用IC6と、走査電極5を駆動する走査電極
駆動用IC7と、各信号電極駆動用IC6と走査電極駆
動用IC7に電源と信号とを伝達するフレキシブル配線
板8とがガラス基板1の上にそれぞれ設置され構成され
ている。
に、信号電極4と走査電極5とがマトリックス状に形成
された平板な液晶パネル9と、信号電極4を駆動する信
号電極駆動用IC6と、走査電極5を駆動する走査電極
駆動用IC7と、各信号電極駆動用IC6と走査電極駆
動用IC7に電源と信号とを伝達するフレキシブル配線
板8とがガラス基板1の上にそれぞれ設置され構成され
ている。
【0006】各信号電極駆動用IC6と走査電極駆動用
IC7およびフレキシブル配線板8は、ガラス基板1の
周縁部に配置されており、ACF等を使用して実装端子
に接続されている。またフレキシブル配線板8と、各信
号電極駆動用IC6または走査電極駆動用IC7とは、
信号配線群2および電源配線3で接続されている。
IC7およびフレキシブル配線板8は、ガラス基板1の
周縁部に配置されており、ACF等を使用して実装端子
に接続されている。またフレキシブル配線板8と、各信
号電極駆動用IC6または走査電極駆動用IC7とは、
信号配線群2および電源配線3で接続されている。
【0007】また、各信号電極駆動用IC6と走査電極
駆動用IC7に電源や信号を供給する駆動回路を実装さ
れたプリント配線基板10はフレキシブル配線板8の片
方にACF等を使用して実装端子に接続されている。
駆動用IC7に電源や信号を供給する駆動回路を実装さ
れたプリント配線基板10はフレキシブル配線板8の片
方にACF等を使用して実装端子に接続されている。
【0008】信号電極駆動用IC6に供給された信号
は、信号電極駆動用IC6の内部で信号処理され信号電
極4を駆動し、走査電極駆動用IC7に供給された信号
は、走査電極駆動用IC7の内部で信号処理され走査電
極5を駆動し、これにより液晶表示装置の液晶パネル9
の表示領域上に文字または画像などが表示される。
は、信号電極駆動用IC6の内部で信号処理され信号電
極4を駆動し、走査電極駆動用IC7に供給された信号
は、走査電極駆動用IC7の内部で信号処理され走査電
極5を駆動し、これにより液晶表示装置の液晶パネル9
の表示領域上に文字または画像などが表示される。
【0009】フレキシブル配線板8は、図5(a)に示
すように、銅箔8bを被覆するカバーフィルム8aと、
銅箔8bと、ベースフィルム8cとで多層に形成されて
いる。
すように、銅箔8bを被覆するカバーフィルム8aと、
銅箔8bと、ベースフィルム8cとで多層に形成されて
いる。
【0010】またフレキシブル配線板の実装端子部は図
5(b)に示すように、銅箔8bが等幅で数百μmの間
隔で配置されており、実装端子部の幅はガラス基板ある
いはプリント配線基板上の実装端子部の幅と同一の寸法
で設計されている。それ以外の隙間は銅箔8bがないた
めベースフィルム8cのみという構成となっている。こ
のベースフィルムは、例えばポリイミドで形成されてい
るため半透明となっており、ガラス基板1あるいはプリ
ント配線基板10に実装した場合に、ガラス基板1ある
いはプリント配線基板10の端子部を視認できるように
なっている。
5(b)に示すように、銅箔8bが等幅で数百μmの間
隔で配置されており、実装端子部の幅はガラス基板ある
いはプリント配線基板上の実装端子部の幅と同一の寸法
で設計されている。それ以外の隙間は銅箔8bがないた
めベースフィルム8cのみという構成となっている。こ
のベースフィルムは、例えばポリイミドで形成されてい
るため半透明となっており、ガラス基板1あるいはプリ
ント配線基板10に実装した場合に、ガラス基板1ある
いはプリント配線基板10の端子部を視認できるように
なっている。
【0011】図4に示した液晶表示装置のガラス基板上
の実装端子部の拡大図を図6に示す。図6(a)に示す
ようにガラス基板1あるいはプリント配線基板(図示せ
ず)上の実装端子部とフレキシブル配線板8の実装端子
部のズレ量が0の場合には、同一の寸法で設計されてい
るため実装端子部同士が完全に一致し、ガラス基板1あ
るいはプリント配線基板上の実装端子がフレキシブル配
線板8のベースフィルム8cを通して視認することはで
きない。
の実装端子部の拡大図を図6に示す。図6(a)に示す
ようにガラス基板1あるいはプリント配線基板(図示せ
ず)上の実装端子部とフレキシブル配線板8の実装端子
部のズレ量が0の場合には、同一の寸法で設計されてい
るため実装端子部同士が完全に一致し、ガラス基板1あ
るいはプリント配線基板上の実装端子がフレキシブル配
線板8のベースフィルム8cを通して視認することはで
きない。
【0012】しかし、実際には、実装端子部幅および実
装端子部ピッチ等には公差があるため図6(b)に示す
ようにガラス基板1あるいはプリント配線基板10にフ
レキシブル配線板8を実装した場合には、ある量のズレ
が発生してしまう。このズレはフレキシブル配線板8の
ベースフィルム8cを通して視認することができる。
装端子部ピッチ等には公差があるため図6(b)に示す
ようにガラス基板1あるいはプリント配線基板10にフ
レキシブル配線板8を実装した場合には、ある量のズレ
が発生してしまう。このズレはフレキシブル配線板8の
ベースフィルム8cを通して視認することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の液
晶表示装置では、上述のように実装端子部幅および実装
端子部ピッチ等には公差があるためガラス基板あるいは
プリント配線基板上にフレキシブル配線板を実装する時
にズレが発生するが、実装端子部幅および実装端子部ピ
ッチは数百μmと狭いために、目視でズレによる実装端
子同士の接続不良等の問題がないかどうか判別しづらい
ため、検査に時間がかかったり、見逃してしまうという
という問題がある。
晶表示装置では、上述のように実装端子部幅および実装
端子部ピッチ等には公差があるためガラス基板あるいは
プリント配線基板上にフレキシブル配線板を実装する時
にズレが発生するが、実装端子部幅および実装端子部ピ
ッチは数百μmと狭いために、目視でズレによる実装端
子同士の接続不良等の問題がないかどうか判別しづらい
ため、検査に時間がかかったり、見逃してしまうという
という問題がある。
【0014】本発明は、上記従来の問題点を解決し、フ
レキシブル配線板の実装時のズレを目視で簡易に発見す
ることができ、検査時間の短縮あるいは信頼性の高い表
示装置を提供することを目的とする。
レキシブル配線板の実装時のズレを目視で簡易に発見す
ることができ、検査時間の短縮あるいは信頼性の高い表
示装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の表示装置は、表示パネルとこの表示パネル
を電気的に駆動する回路が実装されたプリント配線基板
と前記プリント配線基板より前記表示パネルに電源又は
信号を伝達するフレキシブル配線板で構成され、前記フ
レキシブル配線板が前記表示パネルあるいは前記プリン
ト配線基板上に実装されている表示装置において、前記
フレキシブル配線板の実装端子部の端子幅を前記表示パ
ネル上の実装端子部あるいは前記プリント配線基板上の
実装端子部の幅より広くしたことを特徴とする。
め、本発明の表示装置は、表示パネルとこの表示パネル
を電気的に駆動する回路が実装されたプリント配線基板
と前記プリント配線基板より前記表示パネルに電源又は
信号を伝達するフレキシブル配線板で構成され、前記フ
レキシブル配線板が前記表示パネルあるいは前記プリン
ト配線基板上に実装されている表示装置において、前記
フレキシブル配線板の実装端子部の端子幅を前記表示パ
ネル上の実装端子部あるいは前記プリント配線基板上の
実装端子部の幅より広くしたことを特徴とする。
【0016】前記表示装置においては、フレキシブル配
線板の実装端子部の端子と、前記表示パネル上の実装端
子部あるいは前記プリント配線基板上の実装端子部とを
重ねて目視観察したとき、前記フレキシブル配線板の実
装端子部の端子の幅が広いことが好ましい。
線板の実装端子部の端子と、前記表示パネル上の実装端
子部あるいは前記プリント配線基板上の実装端子部とを
重ねて目視観察したとき、前記フレキシブル配線板の実
装端子部の端子の幅が広いことが好ましい。
【0017】また、前記フレキシブル配線板の実装端子
部の端子の幅が、前記表示パネル上の実装端子部あるい
は前記プリント配線基板上の実装端子部の幅よりも、1
0〜100μmの範囲広いことが好ましい。とくに好ま
しくは、フレキシブル配線板の実装端子部の端子の幅
を、片側約30μm、両幅で約60μm程度広くするこ
とである。
部の端子の幅が、前記表示パネル上の実装端子部あるい
は前記プリント配線基板上の実装端子部の幅よりも、1
0〜100μmの範囲広いことが好ましい。とくに好ま
しくは、フレキシブル配線板の実装端子部の端子の幅
を、片側約30μm、両幅で約60μm程度広くするこ
とである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、表示パネルとこの表示
パネルを電気的に駆動する回路が実装されたプリント配
線基板と前記プリント配線基板より前記表示パネルに電
源や信号を伝達するフレキシブル配線板で構成され、こ
の前記フレキシブル配線板が前記表示パネルあるいは前
記プリント配線基板上に実装されて使用されている表示
装置において、前記フレキシブル配線板の実装端子部の
端子幅を前記表示パネル上の実装端子部あるいは前記プ
リント配線基板上の実装端子部の幅より広くしたことを
特徴とした表示装置としたものであり、好適な例におい
ては、フレキシブル配線板の実装時のズレを目視で簡易
に発見することができ、検査時間の短縮あるいは信頼性
の高い表示装置を実現することができる。
パネルを電気的に駆動する回路が実装されたプリント配
線基板と前記プリント配線基板より前記表示パネルに電
源や信号を伝達するフレキシブル配線板で構成され、こ
の前記フレキシブル配線板が前記表示パネルあるいは前
記プリント配線基板上に実装されて使用されている表示
装置において、前記フレキシブル配線板の実装端子部の
端子幅を前記表示パネル上の実装端子部あるいは前記プ
リント配線基板上の実装端子部の幅より広くしたことを
特徴とした表示装置としたものであり、好適な例におい
ては、フレキシブル配線板の実装時のズレを目視で簡易
に発見することができ、検査時間の短縮あるいは信頼性
の高い表示装置を実現することができる。
【0019】以下、本発明の表示装置を具体的な実施の
形態に基づいて説明する。
形態に基づいて説明する。
【0020】(実施の形態1)本発明の実施の形態1の
表示装置は、図1に示すように、表示パネルとしての液
晶パネル9と、液晶パネル9を電気的に駆動する回路が
実装されたプリント配線基板10と、プリント配線基板
10から液晶パネル9に電源や信号を伝達するフレキシ
ブル配線板12から構成され、フレキシブル配線板12
がガラス基板1あるいはプリント配線基板10にACF
等を使用して実装されている液晶表示装置において、図
2(a)に示すように、フレキシブル配線板12の実装
端子部幅をガラス基板1あるいはプリント配線基板10
の実装端子部幅より広くしたものである。図2(b)
は、図2(a)のX部分の拡大平面図である。
表示装置は、図1に示すように、表示パネルとしての液
晶パネル9と、液晶パネル9を電気的に駆動する回路が
実装されたプリント配線基板10と、プリント配線基板
10から液晶パネル9に電源や信号を伝達するフレキシ
ブル配線板12から構成され、フレキシブル配線板12
がガラス基板1あるいはプリント配線基板10にACF
等を使用して実装されている液晶表示装置において、図
2(a)に示すように、フレキシブル配線板12の実装
端子部幅をガラス基板1あるいはプリント配線基板10
の実装端子部幅より広くしたものである。図2(b)
は、図2(a)のX部分の拡大平面図である。
【0021】本発明実施の形態1の液晶表示装置の構成
において、従来例と同じ構成要素には同一番号を付与し
ており、本実施の形態1のフレキシブル配線板12の以
外についての詳細な説明はここでは省略する。
において、従来例と同じ構成要素には同一番号を付与し
ており、本実施の形態1のフレキシブル配線板12の以
外についての詳細な説明はここでは省略する。
【0022】フレキシブル配線板12は図3(a)に示
すように、銅箔12bを被覆するカバーフィルム12a
と、銅箔12bと、ベースフィルム12cとで多層に形
成されており、従来例のフレキシブル配線板8と同様な
構成となっている。図3(b)は図3(a)の平面図で
ある。
すように、銅箔12bを被覆するカバーフィルム12a
と、銅箔12bと、ベースフィルム12cとで多層に形
成されており、従来例のフレキシブル配線板8と同様な
構成となっている。図3(b)は図3(a)の平面図で
ある。
【0023】前記において、図2(b)に示すように、
ガラス基板1あるいはプリント配線基板10の実装端子
部の幅をL、ズレによる許容量をαとすると、フレキシ
ブル配線板12の実装端子部の幅をL+2αの関係式を
満たすように設計する。このことにより、従来まではズ
レ量が許容量を越えているかどうか目視で判別できなか
ったものが、ズレによりガラス基板1あるいはプリント
配線基板10の実装端子部が視認できた瞬間にズレの許
容量を越えており、実装不良と判別することができるよ
うになる。
ガラス基板1あるいはプリント配線基板10の実装端子
部の幅をL、ズレによる許容量をαとすると、フレキシ
ブル配線板12の実装端子部の幅をL+2αの関係式を
満たすように設計する。このことにより、従来まではズ
レ量が許容量を越えているかどうか目視で判別できなか
ったものが、ズレによりガラス基板1あるいはプリント
配線基板10の実装端子部が視認できた瞬間にズレの許
容量を越えており、実装不良と判別することができるよ
うになる。
【0024】例えば、ガラス基板1の実装端子部ピッチ
を300μm、実装端子部幅をL=150μmとし、実
装時のズレ量の許容差がα=30μmとするとフレキシ
ブル配線板12の実装端子幅の全長をL+2α=210
μmとして設計する。そうすることにより実装時に許容
量の30μm以上ずれた場合にフレキシブル配線板12
のベースフィルム12cを通してガラス基板1あるいは
プリント配線基板10の実装端子部が視認することがで
きる。このことによりズレの許容量を超えたことが目視
で簡易に確認することができ、検査時間の短縮を図るこ
とができる。
を300μm、実装端子部幅をL=150μmとし、実
装時のズレ量の許容差がα=30μmとするとフレキシ
ブル配線板12の実装端子幅の全長をL+2α=210
μmとして設計する。そうすることにより実装時に許容
量の30μm以上ずれた場合にフレキシブル配線板12
のベースフィルム12cを通してガラス基板1あるいは
プリント配線基板10の実装端子部が視認することがで
きる。このことによりズレの許容量を超えたことが目視
で簡易に確認することができ、検査時間の短縮を図るこ
とができる。
【0025】なお、本実施の形態1の液晶表示装置の構
成は一例であって、アクティブマトリックス型液晶パネ
ルや単純マトリックス型液晶パネルや、その他のマトリ
ックス型表示パネルを用いた液晶表示装置であっても良
いことは言うまでもない。
成は一例であって、アクティブマトリックス型液晶パネ
ルや単純マトリックス型液晶パネルや、その他のマトリ
ックス型表示パネルを用いた液晶表示装置であっても良
いことは言うまでもない。
【0026】また、この実施の形態1では、表示装置を
液晶表示装置としているが、液晶表示装置以外のプラズ
マディスプレイなどの表示装置とした場合であっても、
同様の効果を有する。
液晶表示装置としているが、液晶表示装置以外のプラズ
マディスプレイなどの表示装置とした場合であっても、
同様の効果を有する。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明の表示装置によれ
ば、フレキシブル配線板の実装端子部の端子幅を表示パ
ネル上の実装端子あるいはプリント配線基板上の実装端
子部の幅より広くしたことにより、フレキシブル配線板
の実装時のズレを目視で簡易に発見することができ、検
査時間の短縮あるいは信頼性の高い表示装置を実現する
ことができる。
ば、フレキシブル配線板の実装端子部の端子幅を表示パ
ネル上の実装端子あるいはプリント配線基板上の実装端
子部の幅より広くしたことにより、フレキシブル配線板
の実装時のズレを目視で簡易に発見することができ、検
査時間の短縮あるいは信頼性の高い表示装置を実現する
ことができる。
【図1】本発明の実施の形態1の液晶表示装置の展開図
【図2】(a)は同実施の形態1の液晶表示装置の実装
端子部の平面図(b)は(a)のX部分の拡大平面図
端子部の平面図(b)は(a)のX部分の拡大平面図
【図3】(a)は同実施の形態1のフレキシブル配線板
の側面断面図(b)は同平面図
の側面断面図(b)は同平面図
【図4】従来の液晶表示装置の展開図
【図5】(a)は従来のフレキシブル配線板の側面断面
図(b)は同平面図
図(b)は同平面図
【図6】(a)〜(b)は従来の液晶表示装置の実装端
子部の拡大平面図
子部の拡大平面図
1 ガラス基板 9 液晶パネル 10 プリント配線基板 12 フレキシブル配線板 12a カバーフィルム 12b 銅箔 12c ベースフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 GA32 GA40 GA50 GA51 NA29 5E317 AA04 GG16 5E344 AA02 BB02 BB04 CC23 EE23 5G435 AA17 BB12 EE37 EE47 KK05
Claims (3)
- 【請求項1】 表示パネルとこの表示パネルを電気的に
駆動する回路が実装されたプリント配線基板と前記プリ
ント配線基板より前記表示パネルに電源又は信号を伝達
するフレキシブル配線板で構成され、前記フレキシブル
配線板が前記表示パネルあるいは前記プリント配線基板
上に実装されている表示装置において、 前記フレキシブル配線板の実装端子部の端子幅を前記表
示パネル上の実装端子部あるいは前記プリント配線基板
上の実装端子部の幅より広くしたことを特徴とする表示
装置。 - 【請求項2】 前記フレキシブル配線板の実装端子部の
端子と、前記表示パネル上の実装端子部あるいは前記プ
リント配線基板上の実装端子部とを重ねて目視観察した
とき、前記フレキシブル配線板の実装端子部の端子の幅
が広い請求項1に記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記フレキシブル配線板の実装端子部の
端子の幅が、前記表示パネル上の実装端子部あるいは前
記プリント配線基板上の実装端子部の幅よりも、10〜
100μmの範囲広い請求項1または2に記載の表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000284065A JP2002091333A (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000284065A JP2002091333A (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002091333A true JP2002091333A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18768343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000284065A Pending JP2002091333A (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002091333A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8085379B2 (en) | 2005-03-29 | 2011-12-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Circuit board and display device having the same |
KR20140081668A (ko) * | 2012-12-21 | 2014-07-01 | 엘지디스플레이 주식회사 | 표시장치 |
-
2000
- 2000-09-19 JP JP2000284065A patent/JP2002091333A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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