JP2002090112A - 干渉測定装置、干渉測定方法、及び光学素子の表面加工方法 - Google Patents

干渉測定装置、干渉測定方法、及び光学素子の表面加工方法

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JP2002090112A
JP2002090112A JP2000287068A JP2000287068A JP2002090112A JP 2002090112 A JP2002090112 A JP 2002090112A JP 2000287068 A JP2000287068 A JP 2000287068A JP 2000287068 A JP2000287068 A JP 2000287068A JP 2002090112 A JP2002090112 A JP 2002090112A
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incident
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JP2000287068A
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Masanori Suzuki
正則 鈴木
Takahiro Yamamoto
貴広 山本
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Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ領域と非データ領域との峻別を確実に
行うことのできる干渉測定装置及び干渉測定方法を提供
する。また、高精度に効率よく光学素子の表面加工を行
うことのできる光学素子の表面加工方法を提供する。 【解決手段】 被検面からの被検光と参照面からの参照
光とが成す干渉光の入射面に配置されその干渉光の輝度
分布を検出する受光素子と、被検光と参照光との位相差
を変化させる走査手段とを備えた干渉測定装置におい
て、受光素子の出力を参照し、前記変化に応じて入射面
の各位置に生じる明暗のコントラストを求め、そのコン
トラストの入射面における分布に基づいて干渉光が入射
するデータ領域と干渉光が入射しない非データ領域とを
峻別する。干渉光のコントラストは入射光の輝度に依ら
ず高い一定値をとるので、雑音のコントラストと干渉光
のコントラストとの相違は顕著である。したがって、峻
別の確実性が高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検面の形状を測
定するに当たり、被検面からの被検光と参照面からの参
照光とが成す干渉光の輝度分布を受光素子によって検出
する干渉測定装置、干渉測定方法、及びその干渉測定方
法が適用された光学素子の表面加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、干渉測定装置に適用された干渉
計50を示す図である。干渉計50は、光源51から出
射された光を被検面53と参照面54との双方に導くと
共に、その光が被検面53で反射することにより生じた
被検光53aと、その光が参照面54で反射することに
より生じた参照光54aとを干渉させて干渉縞を生起さ
せる。
【0003】その干渉縞は、CCD型撮像素子など二次
元的に画素を配置した撮像素子58によって検知され、
検知された干渉縞から、被検光53aと参照光54aと
の位相差の二次元分布を知ることができる。この位相差
の二次元分布が、参照面54を基準とした被検面53の
形状を表す。
【0004】ここで、面形状測定の高精度化を図る場合
には、以下に説明するフリンジスキャン干渉法が適用さ
れる。フリンジスキャン干渉法は、ピエゾ素子などの移
動機構により参照面54を1/2波長分程度光軸方向に
移動させることで、被検光53aと参照光54aとの光
学的距離を1波長分(位相差にして1周期分)程度変化
させ(フリンジスキャン)、そのときの干渉縞の各位置
における明暗の変化の仕方を検知することにより、所定
の状態(例えばフリンジスキャン開始時の初期状態)に
おける被検光53aと参照光54aとの位相差(初期位
相差)の分布を正確に求めるものである。
【0005】フリンジスキャン時に、撮像素子58は、
撮像面58aに配置された各画素P n(以下、添え字n
を画素の位置を示すナンバーとして使用する。)におい
て、入射光強度に応じた量の電荷を単位時間毎に蓄積
し、入射光強度の単位時間に亘る時間積分値である、蓄
積データIn1,In2,In3,・・・を順次出力する。い
ま仮に、干渉縞のある点Pnにおける被検光53aと参
照光54aとの初期位相差をφnとおくと、点Pnにお
ける干渉光強度In(t)は、フリンジスキャン開始後
の経過時間tを用いて式(1)で表される。なお、
0、γは光源から出射される光の強度(振幅)等によ
り定まる数(定数)である。
【0006】 In(t)=I0[1+γ・sin(2ωt+φn)] ・・・(1) そして、その点Pnに対応する画素Pnが順次出力する
蓄積データIn1,In2,In3,・・・は、この干渉光強
度In(t)を時間積分したものに等しく、干渉光強度
n(t)との間に所定の関係式を成立させる。したが
って、画素Pnの出力する蓄積データIn1、In2
n3,・・・さえ取得できれば、点Pnにおける初期位
相差φnを前記関係式に基づく演算により求めることが
できる。
【0007】また、以上のフリンジスキャン干渉法にお
いては、参照面54の移動のさせ方と撮像素子58の蓄
積時間との関係を最適化して演算を簡略化することもで
きる。例えば、上記各蓄積データIniが、干渉光強度I
n(t)の1周期Tの変動のうち1/4周期分の蓄積デ
ータとなるように最適化すれば、式(2)〜(5)が成
立する。
【0008】 In1=I0T[1/4+(√2)/(2π)・γ・sinφn] ・・・(2) In2=I0T[1/4+(√2)/(2π)・γ・cosφn] ・・・(3) In3=I0T[1/4−(√2)/(2π)・γ・sinφn] ・・・(4) In4=I0T[1/4−(√2)/(2π)・γ・cosφn] ・・・(5) このとき、初期位相差φnは、簡単な式(6)で表され
る。
【0009】 φn=tan-1[(In1−In3)/(In2−In4)] ・・・(6) したがって、干渉測定装置では、フリンジスキャン時に
実測した4つの蓄積データIn1,In2,In3,In4を式
(6)に代入することにより、直接的に初期位相差φn
を求めることができる。なお、上記したような連続する
4つの蓄積データIn1,In2,In3,In4から初期位相
差φnを求める方法は「4バケット法」と呼ばれる。
【0010】また、連続する5つの蓄積データIn1,I
n2,In3,In4,In5から式初期位相差φnを求める方
法(但しこの場合、フリンジスキャンは、少なくとも
(1+1/4)周期分行われる。)である「5バケット
法」等も、公知の方法である。干渉測定装置では、以上
のような初期位相差φnの算出を、干渉縞の各点、つま
り撮像素子58の各画素Pnについてそれぞれ行い、算
出した初期位相差φnの二次元分布を、参照面54を基
準とした被検面53の面形状を示す情報として、モニタ
などの表示器に出力する。
【0011】ここで、図5の右下に示す図は、撮像素子
58の撮像面58a上に形成される干渉縞を示してい
る。図において、符号59で示すのが干渉縞の形成され
るデータ領域、符号510で示すのが干渉縞の形成され
ない非データ領域である。この図に明らかなとおり、デ
ータ領域59は、撮像面58aの一部の領域である。そ
してこのデータ領域59の周縁の形状は、光源51によ
って照射された被検面53aの形状に対応している。
【0012】したがって、被検面53が変更されたとき
や、被検面53の装着のされ方が変化したときには、こ
のデータ領域59の大きさや形状は変化する。一方、被
検面53の正確な面形状を測定するに当たっては、被検
面53上の各位置と、撮像素子58の各画素Pnの出力
に基づいて算出した各初期位相差φnとが正確に対応づ
けられるべきである。
【0013】仮にこの対応付けを誤ると、被検面53上
において実際には凹凸の無い箇所に凹凸があるとみなさ
れたり、実際には凹凸がある箇所に凹凸が無いとみなさ
れたりする可能性がある。このため、干渉測定装置で
は、各画素Pnがデータ領域59に含まれる「有効画
素」であるのか、それとも非データ領域510に含まれ
る「非有効画素」であるのかを峻別している。
【0014】しかし、実際のところ有効画素の出力と非
有効画素の出力とを単に比較しても、非有効画素の出力
も雑音により何らかの値を示すので、両者を峻別するこ
とは難しい。そこで、干渉測定装置では、干渉縞の明暗
がフリンジスキャンに伴い変化するという性質を利用し
て、フリンジスキャンをしているときに撮像素子58の
各画素Pnから出力される蓄積データIniの変化幅Δ
n(例えば、蓄積データIn1,I n2,In3,In4,In5
のうち、最大値Inmaxと最小値Inminとの差Inmax−I
nm in)を求めている(なお、以下では、各画素Pnの出
力する蓄積データIniの変化幅Δnを、各画素Pnに入射
した光の輝度変化幅を示すことから、単に「輝度変化
幅」という。)。
【0015】そして、所定の閾値Δ0よりも大きくなる
ような輝度変化幅Δnを示す画素Pnについては有効画素
であり、その反対に閾値Δ0よりも小さくなるような輝
度変化幅Δnを示す画素Pnについては非有効画素とみな
す、という峻別が行われる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光源51か
ら出射された光は、被検面53の全体に均一な強度で照
射されているとは限らない。また、同様に、光源51か
ら出射された光は、参照面54の全体に亘り均一な輝度
で照射されているとは限らない。なぜなら、光源51
(一般にHe−Neレーザなどからなる)から出射され
た光の輝度分布は、光束の中央が高輝度であるガウス分
布となるからである。
【0017】因みに、均一化を目的として、干渉計50
には、光束の中央部のみを選択的に被検面53及び参照
面54へと導光する光学系が備えられているが、それで
も完全に均一化することは困難である。図6(a)は、
被検面53及び参照面54に導光された光の輝度分布を
示す図である。なお、図において空間方向を示す横軸
は、撮像素子58の画素位置に対応している。
【0018】図に明らかなように、被検面53及び参照
面54に導光された光の輝度分布は、ガウス分布となら
ないまでも、中央部の方が周辺部よりも輝度が高くなる
ような「ピーク型」の分布である。図6(b)は、撮像
面58aに入射した光の輝度変化幅Δnの分布を示す図
である。
【0019】図に明らかなように、干渉縞の形成されて
いるデータ領域59の輝度変化幅は、干渉縞の形成され
ていない非データ領域510の輝度変化幅よりも、大き
くなる。しかしながら、たとえデータ領域59内の有効
画素の出力が示す輝度変化幅であっても、その有効画素
が非データ領域510に近くなるほど、その出力が示す
輝度変化幅は小さくなる傾向にある。これは、図6
(a)に示すようなピーク型の輝度分布に起因してい
る。
【0020】しかも、非有効画素の出力が示す輝度変化
幅は、理想的には「0」となるはずであるが、実際は、
雑音の揺らぎにより何らかの値を示す。このため、デー
タ領域59の周縁寄りの有効画素と、非データ領域51
0の中央寄りの非有効画素とを比較しても、それらの出
力が示す輝度変化幅にほとんど差が無くなってしまう。
【0021】したがって、図6(b)に点線で示すよう
に、閾値Δ0が少しずれているだけでも、干渉測定装置
はデータ領域59と非データ領域510との峻別を誤っ
てしまう。さらに、光源51の輝度が低かったり、被検
面53と参照面54との何れか一方の反射率が小さかっ
たりするときなどには、干渉縞の明暗の差が全体的に小
さくなるため、有効画素の出力が示す輝度変化幅が、非
有効画素の出力が示す輝度変化幅(すなわち雑音の揺ら
ぎの輝度変化幅)に埋もれてしまうこともある。この場
合、雑音の揺らぎの生じ方によって、データ領域59と
みなされる領域が変わってしまう。
【0022】また、この問題は、特に被検面53及び参
照面54に導光された光の輝度分布(図6(a)参照)
のピークが急峻な程、顕著に現れる。なぜならこのよう
なときには、撮像素子58の中央近傍の画素がそのピー
クに対応する強い光によって飽和するのを避けるため
に、光源51からの出射光路にNDフィルタを挿入する
などして全体的な輝度を低く設定しなければならないか
らである。
【0023】以上の結果、従来は、データ領域と非デー
タ領域との峻別を正確に行うことは困難であった。そこ
で本発明の請求項1〜請求項4に記載の発明は、データ
領域59と非データ領域510との峻別を確実に行うこ
とのできる干渉測定装置及び干渉測定方法を提供するこ
とを目的とする。
【0024】なお、以上説明した干渉計50による干渉
測定は、光学素子の表面を研磨して設計形状に近づける
ような表面加工の際に適用される。すなわち、表面加工
では、光学素子の表面を研磨した後、その表面形状を干
渉測定により測定し、その測定結果を後続する研磨の際
にフィードバックする(修正加工という。)。この修正
加工を繰り返すことにより、光学素子の表面形状を徐々
に設計形状に近づける。
【0025】仮にこの干渉測定において、データ領域5
9と非データ領域510との峻別が正確に行われない
と、被検面53の表面形状を正確に得ることができない
ので、光学素子上において研磨すべきでない箇所を研磨
したり、研磨すべき箇所を研磨しなかったりして、表面
加工に膨大な時間を要す、或いは時間を要した上に表面
加工に失敗する可能性がある。
【0026】そこで、請求項5に記載の発明は、高精度
に効率よく光学素子の表面加工を行うことのできる光学
素子の表面加工方法を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の干渉測
定装置は、被検面からの被検光と参照面からの参照光と
が成す干渉光の入射面に配置され、かつその干渉光の輝
度分布を検出する受光素子と、前記被検光と前記参照光
との位相差を変化させる走査手段とを備えた干渉測定装
置において、前記走査手段の動作中における前記受光素
子の出力を参照し、その動作に応じて前記入射面の各位
置に生じる明暗のコントラストを求めるコントラスト取
得手段と、前記コントラスト取得手段により求めたコン
トラストの前記入射面における分布に基づいて、その入
射面において前記干渉光が入射するデータ領域と前記干
渉光が入射しない非データ領域とを峻別する峻別手段と
を備えたことを特徴とする。
【0028】すなわち、この干渉測定装置では、データ
領域か否かを峻別するための指標としてコントラスト取
得手段がコントラストを求める。ここで、干渉光のコン
トラストは、入射光の輝度に依らず、雑音のコントラス
トと比較して高い一定値をとる。
【0029】したがって、雑音のコントラストと干渉光
のコントラストとの相違は、雑音の輝度変化幅と干渉光
の輝度変化幅との相違よりも顕著に現れる。この結果、
コントラストに基づいて峻別手段が行うデータ領域と非
データ領域との峻別は、従来と比較して確実性が高くな
る。請求項2に記載の干渉測定装置は、請求項1に記載
の干渉測定装置において、前記峻別手段は、前記入射面
のうち前記コントラストが所定値以上となるような領域
を、前記データ領域とみなすことを特徴とする。
【0030】先ず、上記したように雑音のコントラスト
と干渉光のコントラストとの相違は、雑音の輝度変化幅
と干渉光の輝度変化幅との相違よりも顕著に現れる。ま
た、干渉光のコントラストは、輝度変化幅とは異なり、
参照面の反射率の大きさと被検面の反射率の大きさへの
依存度が低い。したがって、被検面や参照面の変更など
による反射率の変化や、測定環境の変化などが生じて
も、多くの場合は、このように閾値を所定値としたまま
で上記峻別を確実に行うことができる。
【0031】請求項3に記載の干渉測定方法は、被検面
からの被検光と参照面からの参照光とが成す干渉光の輝
度分布を、その干渉光の入射面に配置された受光素子に
より検出する干渉測定方法において、前記被検光と前記
参照光との位相差を変化させ、前記変化中における前記
受光素子の出力を参照し、その変化に応じて前記入射面
の各位置に生じる明暗のコントラストを求め、前記求め
たコントラストの前記入射面における分布に基づいて、
その入射面において前記干渉光が入射するデータ領域と
前記干渉光が入射しない非データ領域とを峻別すること
を特徴とする。
【0032】したがって、請求項1と同様の理由によ
り、データ領域と非データ領域との峻別は、従来と比較
して確実性が高くなる。請求項4に記載の干渉測定方法
は、請求項3に記載の干渉測定方法において、前記峻別
する手順では、前記入射面のうち前記コントラストが所
定値以上となるような領域を、前記データ領域とみなす
ことを特徴とする。
【0033】したがって、請求項2と同様の理由によ
り、被検面や参照面の変更などによる反射率の変化や、
測定環境の変化などが生じても、多くの場合は、このよ
うに峻閾値を所定値としたままで上記峻別を確実に行う
ことができる。請求項5に記載の光学素子の表面加工方
法は、表面加工の対象となる光学素子の表面を加工する
に当たり、前記光学素子の表面を被検面として請求項3
又は請求項4に記載の干渉測定方法を適用し、前記受光
素子の出力のうち、前記峻別されたデータ領域に入射し
た光の輝度を示す出力に基づいて、前記光学素子の表面
の形状を求め、前記求めた形状に応じて前記光学素子の
表面を研磨することにより前記光学素子の表面の形状を
予め決められた設計形状に近づけることを特徴とする。
【0034】このように、請求項3又は請求項4に記載
の干渉測定方法を適用すれば、干渉縞を検出するための
受光面上でのデータ領域59と非データ領域510とが
確実に峻別される。この結果、光学素子の表面上の各位
置と受光素子により検出した輝度分布とを正確に対応づ
けることができ、その表面の正確な形状を得ることがで
きる。したがって、請求項5に記載の光学素子の表面加
工方法は、光学素子上において研磨すべき箇所を誤るこ
となく、表面加工を高精度に効率良く行うことが可能と
なる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の本
発明の実施形態を説明する。 [第1実施形態]先ず、図1,図2,図3に基づいて本
発明の第1実施形態について説明する。図1は、本実施
形態の干渉測定装置1の主な構成を示す図である。
【0036】本実施形態の干渉測定装置1には、図5に
示したものと同じ干渉計50と、制御部10とが備えら
れる。干渉計50には、測定光を出射する光源51、測
定の基準となる参照面(フィゾー面)54を有しかつ入
射光の波面を所定の波面に変換するフィゾーレンズ4、
被検レンズ3を支持する支持部材6、光源51から出射
された光をフィゾーレンズ4のフィゾー面54と被検レ
ンズ3の被検面53とに導くと共に、被検面53にて反
射した被検光53aとフィゾー面54にて反射した参照
光54aとを干渉させて干渉縞を生起させる光学系(ビ
ームエキスパンダ52a、ビームスプリッタ52b、結
像レンズ52c、不図示の1/4波長板や偏光板な
ど)、その干渉縞の形成面に配置された撮像素子58、
フィゾーレンズ4を光軸方向へ移動させる移動機構5な
どが備えられる。
【0037】この干渉計50において光源51から出射
された光は、ビームエキスパンダ52aおよびビームス
プリッタ52b等を介してフィゾーレンズ4に入射す
る。この入射した光の一部はフィゾーレンズ4のフィゾ
ー面54にてビームスプリッタ52b側に反射し、他の
一部はフィゾー面54を透過して被検レンズ3側に入射
する。さらに被検レンズ3の被検面53にて反射した被
検光53aは、再びフィゾーレンズ4を介してビームス
プリッタ52bに戻り、フィゾー面54で反射した参照
光54aと干渉する。その干渉により生じた光は、ビー
ムスプリッタ52b及び結像レンズ52cを介して撮像
素子58へと導かれ、干渉縞を生起させる。
【0038】また、制御部10は、上記光源51、撮像
素子58、移動機構5のそれぞれに対する駆動制御を行
いつつ、以下に説明するような面形状測定の処理を実行
する。図2は、本実施形態の制御部10による面形状測
定処理の動作フローチャートである。制御部10は、支
持部材6に被検レンズ3が装着され、かつそのアライメ
ント(被検レンズ3の曲率中心とフィゾーレンズ4の焦
点とを一致させる調整)が完了した後に、光源51、移
動機構5、撮像素子58を公知のフリンジスキャン法
(以下、4バケット法とする)に基づく制御方法により
駆動する(フリンジスキャン)と共に、撮像素子58の
各画素Pnから出力される蓄積データIn1,In2
n3,In4を順次取り込む(ステップS1)。
【0039】そして、制御部10は、撮像素子58の各
画素Pnが出力した蓄積データIn1,In2,In3,In4
を、式(6)に代入することによって各画素Pnについ
ての初期位相差φnを求める。さらに求めた初期位相差
φnと、4つの蓄積データIn1〜In4とを次式(7)又
は式(8)に代入することによりコントラスト値γn
求める。
【0040】 γn=π・(In1−In3)/[(2√2)・(In1+In3)・sinφn] ・・・(7) γn=π・(In2−In4)/[(2√2)・(In2+In4)・cosφn] ・・・(8) なお、cosφn=0のときは式(7)を、sinφn=0のと
きは式(8)を用いる。
【0041】ここで、本実施形態では、4バケット法が
適用されるので、これらの式(7)(8)は、4バケッ
ト法において成立する各式に基づいている。制御部10
は、このようなコントラスト値γnを、各画素Pnの出力
についてそれぞれ求めることで、コントラスト値γn
分布を得る(ステップS2)。ここで、仮に被検面53
及びフィゾー面54に導光された光の輝度分布が例えば
図3(a)に示すように不均一であったとしても、デー
タ領域59(図5参照)内の画素(有効画素)の出力が
示すコントラスト値γnは、比較的高い一定値をとる。
【0042】なぜなら、コントラスト値γnは、被検面
53の反射率とフィゾー面54の反射率とに依るもので
あって、被検面53及びフィゾー面54に導光された光
の輝度分布には依らないからである(なお、この事実
は、式(7)又は式(8)により明らかである)。一
方、非データ領域510(図5参照)内の画素(非有効
画素)の出力が示すコントラスト値γnは、雑音による
ものであるので、有効画素の出力が示すコントラスト値
γnよりも十分に低い値となる。
【0043】すなわち、有効画素と非有効画素とでは、
その出力が示すコントラスト値γnに急峻な差が生じ
る。そこで制御部10は、画素Pnの出力が示すコント
ラスト値γnを所定の閾値γ 0(例えば0.5とする。)
と比較して、コントラスト値γnがその閾値γ0を上回る
場合には、その画素Pnを有効画素とみなし、コントラ
スト値γnがその閾値γ0を下回る場合には、その画素P
nを非有効画素とみなす。
【0044】以上の峻別を、撮像素子58の各画素Pn
に対して行い、有効画素と非有効画素とのどちらである
のかを各画素Pnについて峻別することで、制御部10
は、データ領域59と非データ領域510とを画素アド
レスにより確実に峻別することができる(以上ステップ
S3)。その後、制御部10は、再びフリンジスキャン
を行い、撮像素子58の画素P nから出力される蓄積デ
ータIn1,In2,In3,In4を取り込み、それらを式
(6)に代入することによって画素Pnについての初期
位相差φnを求める。
【0045】制御部10は、この取り込み、又はこの初
期位相差φnの算出を、少なくともステップS3におい
て峻別した各有効画素の出力について行い、被検面53
の形状データとして、各有効画素が示す初期位相差φn
の分布を取得し、面形状測定処理を終了する(ステップ
S4)。以上の本実施形態では、各画素Pnが有効画素
であるか否か峻別するための指標としてステップS2に
おいてコントラスト値γnを求めるが、このコントラス
ト値γnには、被検面53及びフィゾー面54に導光さ
れた光の輝度分布には依らず有効画素であるか否かの相
違が顕著に現れるので、その峻別は、従来と比較して確
実性が高い。
【0046】なお、データ領域59と非データ領域51
0とが確実に峻別される結果、被検面53面上の各位置
と、撮像素子58の各画素Pnの出力に基づいて算出し
た各初期位相差φnとが正確に対応づけられ、正確な形
状データが得られる。
【0047】(閾値γ0について)なお、上記のとお
り、コントラスト値γnは、被検面53の反射率とフィ
ゾー面54の反射率とに依存する。すなわち、干渉縞の
コントラストγは、撮像素子58に入射する参照光54
aの強度I1と、撮像素子58に入射する被検光53a
の強度I2とによって、次式(9)のように表される
(なお、式(9)は、式(7)、式(8)と等価な式で
ある。)。
【0048】 γ=π・√(I1・I2)/(I1+I2) ・・・(9) しかし、この式(9)から明らかなように、干渉縞のコ
ントラストγは、従来峻別の指標とされていた輝度変化
幅Δnとは異なり、フィゾー面54の反射率の大きさと
被検面53の反射率の大きさへの依存度が低い。また、
上記したように、干渉縞のコントラストγには被検面5
3及びフィゾー面54に導光された光の輝度分布には依
らず有効画素であるか否かの相違が顕著に現れる。
【0049】したがって、上記閾値γ0を予め適当な値
に設定しておけば、被検面53やフィゾー面54の変更
などによる反射率の変化や、光源51のパワーが変動す
るなど測定環境の変化が生じても、多くの場合は、閾値
γ0を変更することなく、上記峻別を確実に行うことが
できる。因みに、被検面53とフィゾー面54の反射率
が共に4%であるときには、フィゾー面54で反射した
参照光54aの強度I1は、I0×0.04、フィゾー面
54を透過した光の強度はI0×0.96、被検面53
において反射した被検光53aの強度I2は0.96×
0.04×0.96×I0=0.369×I0であるの
で、干渉縞のコントラストγ=0.999となる
(I0:フィゾー面54に入射した光の強度)。
【0050】また、フィゾー面54の反射率が4%、被
検面53の反射率が0.5%であるときには、フィゾー
面54で反射した参照光54aの強度I1はI0×0.0
4、フィゾー面54を透過した光の強度はI0×0.9
6、被検面53において反射した被検光53aの強度I
2は0.96×0.005×0.96×I0=0.004
608×I0であるので、干渉縞のコントラストγ=
0.609となる(I0:フィゾー面54に入射した光
の強度) したがって、上記説明した実施形態のように、閾値γ0
を0.5に設定しておけば、フィゾー面54と被検面5
3の反射率が上記の2例のように比較的大きく変化した
場合にも、閾値γ0を変更する必要がない。
【0051】(その他)なお、本実施形態では、ステッ
プS3とステップS4との間に、ステップS1の結果得
られた全ての蓄積データIniの最大値Imaxを参照し、
その最大値Imaxに応じて光の強度を調整する(光源5
1に対する駆動電圧の調整や光路に対するNDフィルタ
の挿抜等による)ことで、撮像素子58に入射する干渉
光の強度を、撮像素子58のダイナミックレンジに適合
させる作業が行われる。この作業は、干渉測定装置1の
制御部10により自動で行われても、干渉測定装置1の
操作者により手動で行われてもよい。
【0052】また、本実施形態においては、フィゾー面
54の反射率と、被検面53の反射率とが大きく変更さ
れ、予め設定された閾値γ0による峻別が適正に行われ
なくなった場合には、変更後の反射率と式(9)とに基
づいて閾値γ0の値を変更するとよい。但し、本実施形
態では、図3(b)を参照すれば明らかなとおり、閾値
γ0の値が不適である場合には、従来のようにデータ領
域59とみなされる領域が変形するのではなく、「デー
タ領域59無し」又は「撮像面58aの全域がデータ領
域59である」との峻別結果が出るので、このようにな
った場合に制御部10が警告を発して操作者に対し閾値
γ0の変更を促したり、自動的に異なる閾値γ0を設定す
るように構成することもできる。
【0053】また、本実施形態では、データ領域59と
非データ領域510との峻別のためのフリンジスキャン
(図2ステップS1)と、被検面53の形状データを取
得するためのフリンジスキャン(図2ステップS4)と
が個別に行われているが、光の強度を調整する必要のな
いときなどには、1回のフリンジスキャンの結果から、
領域の峻別と形状データの取得との双方を行うこととし
てもよい。
【0054】また、本実施形態では、フリンジスキャン
法として4バケット法が適用されているが、5バケット
法など、別のフリンジスキャン法を適用してもよい。な
お、何れのフリンジスキャン法を適用する場合にも、コ
ントラスト値γnの算出式として使用されるのは、式
(8)又は式(7)に対応した式となる。また、本実施
形態では、干渉計として、7フィゾーレンズ4を利用す
ることにより被検光53aの光路と、被検光53aの光
路とが重複しているフィゾー型の干渉計50が使用され
ているが、干渉計50に代えて、これらの光路が重複し
ないマイケルソン型の干渉計を使用してもよい。
【0055】また、本実施形態では、制御部10の動作
の一部又は全部を、干渉測定装置1の外部に備えられた
演算装置(コンピュータなど)によって実現させてもよ
い。また、コンピュータによって実現させるときには、
図2に示す面形状測定処理の一部又は全部を記憶媒体に
予め記憶させておき、それをコンピュータに読み取らせ
ることとしてもよい。
【0056】[第2実施形態]次に、図1,図4に基づ
いて本発明の第2実施形態について説明する。本実施形
態は、レンズ(以下、「ワークレンズ」という。)の表
面を研磨加工し、その表面を設計形状に近づけるもので
ある。図4は、本実施形態の表面加工方法を説明する図
である。
【0057】先ず、ワークレンズの表面を公知の研磨装
置によって研磨する(ステップS21)。また、基準原
器(表面の形状がワークレンズの表面の設計形状となっ
ている)を、図1に示す干渉測定装置1の支持部材6に
装着し(ステップS22)、被検面53(基準原器の表
面)の形状データ(有効画素が示す初期位相差φnの分
布)を取得する(ステップS23)。
【0058】なお、本実施形態では、この形状データの
取得は、干渉測定装置1の制御部10に対し、データ領
域59を峻別する手順を含む「面形状測定処理」(図2
参照)を実行させることによって行われる。次に、ワー
クレンズを図1に示す干渉測置1の支持部材6に装着し
(ステップS24)、被検面53(この場合ワークレン
ズの表面)の形状データ(有効画素が示す初期位相差φ
nの分布)を取得する(ステップS25)。
【0059】なお、本実施形態では、この形状データの
取得は、干渉測定装置1の制御部10に対し、データ領
域59を峻別する手順を含む「面形状測定処理」(図2
参照)を実行させることによって行われる。次に、ステ
ップS23において得た原器の形状データと、ステップ
S25において得たワークレンズの形状データとの差分
を求める(ステップS26)。この差分は、ワークレン
ズの表面の所謂「面精度誤差」である。
【0060】次に、ワークレンズの面精度誤差が、所定
値以下であるか否か判別する(ステップS27)。この
判別の結果、所定値を上回っている場合(ステップS2
7NO)には、面精度誤差が0に近づくようにワークレン
ズの表面を公知の研磨装置によって研磨する(ステップ
S28)。
【0061】その後、ステップS27における判別がYE
SとなるまでステップS28−S24−S25−S26
−S27を繰り返すことにより、ワークレンズの表面形
状を、原器の表面形状に近づける。そして、ステップS
27における判別がYESとなった時点で表面加工は終了
される。
【0062】以上説明したように、本実施形態では、ワ
ークレンズと基準原器との比較測定における各形状デー
タの取得時に、上述した第1実施形態の干渉測定装置1
を適用することにより、ワークレンズの形状データ、基
準原器の形状データが共に正確に得られ、面精度誤差も
正確に得られるので、ワークレンズ上において研磨すべ
き箇所を誤ることが無くなる。
【0063】したがって、表面加工を精度高く行い、し
かも表面加工が終了するまでのステップS28−S24
−S25−S26−S27の繰り返し回数を減らすこと
ができる。すなわち、ワークレンズに対する表面加工が
高精度にかつ効率よく行われる。 (その他)なお、本実施形態では、ステップS21と、
ステップS22、23とは、上記したものとは反対の順
に実行されてもよく、また、並行して実行されてもよ
い。
【0064】また、本実施形態では、ワークレンズと基
準原器との比較測定を行っているが、フィゾー面54が
十分な精度の既知の形状をしていれば、ワークレンズの
表面加工を、基準原器を使用することなく行うこともで
きる。また、本実施形態の手順の一部又は全部について
は、公知の研磨装置と干渉測定装置1とを組み合わせる
ことにより自動で行うこととしても、手動で行うことと
してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
4に記載の発明によれば、データ領域と非データ領域と
の峻別を確実に行うことができる。また、請求項5に記
載の発明は、高精度に効率よく光学素子の表面加工を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の干渉測定装置1の主な構成を示
す図である。
【図2】第1実施形態の制御部10による面形状測定処
理の動作フローチャートである。
【図3】第1実施形態の干渉測定装置1の動作を説明す
る図である。
【図4】第2実施形態の表面加工方法を説明する図であ
る。
【図5】干渉測定装置に適用された干渉計50を示す図
である。
【図6】図6(a)は、被検面53及び参照面54に導
光された光の輝度分布を示す図である。図6(b)は、
撮像面58aに入射した光の輝度変化幅Δnの分布を示
す図である。
【符号の説明】
1 干渉測定装置 50 干渉計 10 制御部 51 光源 52a ビームエキスパンダ 52b ビームスプリッタ 52c 結像レンズ 58 撮像素子 58a 撮像面 4 フィゾーレンズ 54 フィゾー面 54a 参照光 53 被検面 53a 被検光 6 支持部材 59 データ領域 510 非データ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F064 AA09 CC01 CC03 EE05 GG22 GG32 GG38 HH03 JJ01 2F065 AA54 DD04 DD09 FF42 FF51 GG01 JJ03 JJ26 LL09 LL10 LL32 LL36 QQ05 QQ17 QQ21 QQ28 QQ34 2G086 FF01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検面からの被検光と参照面からの参照
    光とが成す干渉光の入射面に配置され、かつその干渉光
    の輝度分布を検出する受光素子と、前記被検光と前記参
    照光との位相差を変化させる走査手段とを備えた干渉測
    定装置において、 前記走査手段の動作中における前記受光素子の出力を参
    照し、その動作に応じて前記入射面の各位置に生じる明
    暗のコントラストを求めるコントラスト取得手段と、 前記コントラスト取得手段により求めたコントラストの
    前記入射面における分布に基づいて、その入射面におい
    て前記干渉光が入射するデータ領域と前記干渉光が入射
    しない非データ領域とを峻別する峻別手段とを備えたこ
    とを特徴とする干渉測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の干渉測定装置におい
    て、 前記峻別手段は、前記入射面のうち前記コントラストが
    所定値以上となるような領域を、前記データ領域とみな
    すことを特徴とする干渉測定装置。
  3. 【請求項3】 被検面からの被検光と参照面からの参照
    光とが成す干渉光の輝度分布を、その干渉光の入射面に
    配置された受光素子により検出する干渉測定方法におい
    て、 前記被検光と前記参照光との位相差を変化させ、 前記変化中における前記受光素子の出力を参照し、その
    変化に応じて前記入射面の各位置に生じる明暗のコント
    ラストを求め、 前記求めたコントラストの前記入射面における分布に基
    づいて、その入射面において前記干渉光が入射するデー
    タ領域と前記干渉光が入射しない非データ領域とを峻別
    することを特徴とする干渉測定方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の干渉測定方法におい
    て、 前記峻別する手順では、前記入射面のうち前記コントラ
    ストが所定値以上となるような領域を、前記データ領域
    とみなすことを特徴とする干渉測定方法。
  5. 【請求項5】 表面加工の対象となる光学素子の表面を
    加工するに当たり、前記光学素子の表面を被検面として
    請求項3又は請求項4に記載の干渉測定方法を適用し、 前記受光素子の出力のうち、前記峻別されたデータ領域
    に入射した光の輝度を示す出力に基づいて、前記光学素
    子の表面の形状を求め、 前記求めた形状に応じて前記光学素子の表面を研磨する
    ことにより前記光学素子の表面の形状を予め決められた
    設計形状に近づけることを特徴とする光学素子の表面加
    工方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016009546A1 (ja) * 2014-07-18 2016-01-21 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 光情報記録再生装置、光情報再生装置、および光情報再生方法
JP2019027947A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 株式会社キーエンス 形状測定装置及び形状測定方法

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