JP2002088745A - 選択取水ゲート - Google Patents

選択取水ゲート

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JP2002088745A
JP2002088745A JP2000283266A JP2000283266A JP2002088745A JP 2002088745 A JP2002088745 A JP 2002088745A JP 2000283266 A JP2000283266 A JP 2000283266A JP 2000283266 A JP2000283266 A JP 2000283266A JP 2002088745 A JP2002088745 A JP 2002088745A
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JP
Japan
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door
intake
water
doors
selective
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Application number
JP2000283266A
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English (en)
Inventor
Shoji Fujinami
祥司 藤波
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Sato Tekko Co Ltd
Original Assignee
Sato Tekko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間取水する場合の取水効率を向上できる選
択取水ゲートを提供することである。 【解決手段】 一対の扉体(4,4)を上下に重ね合わ
せた大扉(5)を、前後に列設し、各扉体(4)を昇降
手段(6)に連結してあることを特徴とする選択取水ゲ
ート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面取水と中間取
水が可能な選択取水ゲートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の選択取水ゲートとしては図5に示
すように、多重式取水ゲートがある。これは、最上段と
最下段の扉体91のみを昇降手段に連結し、上下の扉体
同士を連結材92で開閉可能に連結したものである。
【0003】しかし、従来の多重式取水ゲートは、中間
取水する場合には最上段の扉体を引き上げ、下側の扉体
を連結材で吊り下げて扉体間を開口するため、所望の取
水高さだけでなく、それより上側の扉体同士も開口する
ことになった。つまり、開口箇所が複数となり、所望の
高さ箇所以外からも取水されるので、取水効率が低下し
た。また、取水高さが深くなるほど、不要な開口箇所が
増えることになり、取水効率が一層低下することになっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情を考
慮して開発されたものであり、その目的は、中間取水す
る場合の取水効率を向上できる選択取水ゲートを提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の扉体を
上下に重ね合わせた大扉を、前後に列設し、各扉体を昇
降手段に連結してあることを特徴とする。
【0006】このようにすれば、所望の扉体のみを上下
動することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の選択取水ゲートは図1か
ら図3に示すように、取水塔1の対向する両壁2,2に
複数の戸溝3を前後に列設し、二枚の扉体4,4を上下
に重ね合わせた大扉5を、対向する一組の戸溝3,3間
にそれぞれ上下動可能に収容し、各扉体4を昇降手段6
に連結し、前後の大扉5,5同士並びに、上下の扉体
4,4同士を密着可能に設けてある。
【0008】各大扉5は、上側の扉体4に下側の扉体4
を連結材7で吊り下げ可能に連結してある。連結材7は
一般的なもので、図4に示すように上段側の扉体4の両
側面下端部から垂下し、幅中央部に開けた長穴8に下段
側の扉体4のガイドローラ9の軸10を通してある。
【0009】昇降手段6であるワイヤーロープウィンチ
は、図示しないが取水塔1の上部に設置してある。
【0010】上述した選択取水ゲートの取水方法を図1
に基づいて説明する。(イ)図に示すように、水量が多
い場合に表面取水する状態、即ち、前側の大扉5の上端
と後側の大扉5の下端が前後に密着した状態を基準状態
とする。中間取水として、表面から少し下側を取水する
ときには(ロ)図に示すように、基準状態から後側の大
扉5の上側扉体4のみを上昇し、後側の扉体4,4同士
を上下に離す。さらに下側から取水するときには(ハ)
図に示すように、基準状態から後側の大扉5の全体を上
昇し、前後の大扉5,5同士を離す。さらに下側から取
水するときには(ニ)図に示すように、基準状態から前
側の大扉5の上側扉体4のみを上昇し、前側の扉体4,
4同士を離す。さらに下側から取水するときには(ホ)
図に示すように、基準状態から前側の大扉5の全体を上
昇し、底から取水する。
【0011】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、例えば、大扉5の枚数は図面では2枚で
あるが、3枚以上であっても良い。
【0012】
【発明の効果】本発明は、中間取水する場合に、取水高
さから外れた位置の大扉を全く動かさずに、取水高さに
相当する大扉のみを昇降すれば良い。つまり、取水高さ
が大扉の上下端部のときには、大扉全体を昇降し、取水
高さが大扉の中間高さのときには、一枚の扉体のみを昇
降させるだけで良いので、開口箇所が一カ所のみとな
り、取水効率が向上する。また、取水する高さが深くな
るほど、昇降する扉体の枚数が従来に比べて少なくてす
むので、扉体の昇降動力を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)本発明の選択
取水ゲートを示す側面図で、異なる高さの取水状態を示
す。
【図2】(イ)(ロ)昇降手段と扉体との関係を示す側
面図、平面図である。
【図3】本発明の選択取水ゲートを示す横断面図であ
る。
【図4】(イ)(ロ)上下の扉体同士の連結関係を示す
側面図で、(イ)図は上下の扉体同士が密着した状態
で、(ロ)図は上下の扉体同士が離れた状態を示してあ
る。
【図5】(イ)(ロ)(ハ)従来の選択取水ゲートを示
す側面図である。
【符号の説明】
4 扉体 5 大扉 6 昇降手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の扉体(4,4)を上下に重ね合わ
    せた大扉(5)を、前後に列設し、各扉体(4)を昇降
    手段(6)に連結してあることを特徴とする選択取水ゲ
    ート。
JP2000283266A 2000-09-19 2000-09-19 選択取水ゲート Pending JP2002088745A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100763802B1 (ko) 2006-10-10 2007-10-12 한상관 승강식 다층 자동보 수문
KR101587983B1 (ko) * 2014-11-14 2016-01-25 주식회사 제일기공 선택적 개폐가 가능한 다단형 수문
KR20190118473A (ko) * 2018-04-10 2019-10-18 주식회사 진원산업 수문장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100763802B1 (ko) 2006-10-10 2007-10-12 한상관 승강식 다층 자동보 수문
KR101587983B1 (ko) * 2014-11-14 2016-01-25 주식회사 제일기공 선택적 개폐가 가능한 다단형 수문
KR20190118473A (ko) * 2018-04-10 2019-10-18 주식회사 진원산업 수문장치
KR102106061B1 (ko) * 2018-04-10 2020-05-04 주식회사 진원산업 수문장치

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