JP2002088717A - 斜張橋の主塔におけるサドル構造体 - Google Patents

斜張橋の主塔におけるサドル構造体

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JP2002088717A
JP2002088717A JP2000280740A JP2000280740A JP2002088717A JP 2002088717 A JP2002088717 A JP 2002088717A JP 2000280740 A JP2000280740 A JP 2000280740A JP 2000280740 A JP2000280740 A JP 2000280740A JP 2002088717 A JP2002088717 A JP 2002088717A
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Akiyoshi Suzuki
昭好 鈴木
Hiroyuki Sato
広幸 佐藤
Hiroshi Kawada
洋志 河田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、例えば、斜張橋、エクストラドー
ズド橋等における斜長ケーブルを支持する主塔のサドル
構造体に関し、内管の移動阻止手段を簡易且つ作業性良
く施工できるようにすることが課題である。 【解決手段】 主塔に固着される外管6と、該外管に挿
脱自在に内挿され且つ端部に内ネジ7aを設けた内管7
と、該内管の内ネジ7aに螺合するネジ部8a及び前記
外管の端面に当接するフランジ部8bを有する管状ボル
ト8と、該管状ボルトに内装される多孔スペーサ9とか
ら構成されている斜張橋の主塔におけるサドル構造体と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、斜張橋、
エクストラドーズド橋等における斜張ケーブルを支持す
る主塔のサドル構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、斜張橋における斜張ケーブルの支
持方法として、主塔を中心にして左右の主桁の定着部で
斜張ケーブルを緊張・定着させ、前記主塔には二重管に
挿通させるサドル部を形成して支持する方法が知られて
いる。具体的には、主塔を形成する際に、工場等で形成
される鉄骨枠において、上下方向に必要な数の外鋼管及
び内鋼管を配設して組み上げ、該鉄骨枠を現地に運搬し
それにコンクリート打設用の型枠を組んで、該型枠内に
コンクリートを打設して主塔を形成する。そして、前記
外鋼管に内装されている内鋼管に複数本のPC鋼より線
を多孔スペーサを介して挿通させ、左右主桁の定着部に
て緊張・定着させ、前記内鋼管の内部にグラウトを充填
する。外鋼管と内鋼管との間隙にはスペーサ等が配置さ
れるものである。
【0003】上記の斜張ケーブルの支持方法において
は、左右の主桁から伝達される不均等な張力により、サ
ドル部における斜張ケーブルが左右方向に滑動する恐れ
があるので、それを防止するため、例えば、従来例主
塔内部で固定して行うもの(特許第2903048
号)、従来例内管の両端出口部外周に内ネジ溝を設け
てこの内ネジ溝にリングナットを装着するようにしたも
の(特許第2709279号)、従来例外管内周と内
管外周とに摩擦係数を増大する凹凸部を設けたもの(特
開平11−36226号)、従来例外管の外側で支持
柱に埋設されるアンカー部材と押さえブロックとによっ
てケーブルの滑動を防止するもの(特開平11−280
021号)、等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来方法においては、従来例局部的な曲げモーメント
の発生によって悪影響があったり、従来例内管の一体
化加工に手間が掛かり、内管外周部のネジ溝が損傷する
恐れがあり、従来例左右の張力差が大きいと斜張ケー
ブルが左右方向に滑動する恐れがあり、従来例斜張ケ
ーブルの不均等張力をアンカー部材で吸収させるために
部品点数が多くなるとともに、アンカー部材を介して主
塔のコンクリート側が引張力を受けるので強度的に不利
となる、等の課題がある。本発明に係る斜張橋の主塔に
おけるサドル構造体は、このような課題を解消するため
に提案されるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る斜張橋の主
塔におけるサドル構造体の上記課題を解決するための要
旨は、主塔に固着される外管と、該外管に挿脱自在に内
挿され且つ端部に内ネジを設けた内管と、該内管の内ネ
ジに螺合するネジ部及び前記外管の端面に当接するフラ
ンジ部を有する管状ボルトと、該管状ボルトに内装され
る多孔スペーサとから構成されていることである。
【0006】前記内管における両端部のうち、一端部側
には管状ボルトが螺着され、他端部側には外管端部に係
合して内管の挿入方向への移動を阻止する移動阻止管状
部材が固着されていること、;前記管状ボルトの内周壁
面における多孔スペーサ外周面との当接部分が、外側に
向かって拡径するテーパとなっていること、;前記内管
の端部は、外管の端部から突出しないことを含むもので
ある。
【0007】本発明に係る斜張橋の主塔におけるサドル
構造体によれば、管状ボルトが内管の端部内周壁面に刻
設された内ネジに螺合される構造であるので、該内ネジ
が内管外周面に存在しないので、内管の工場内における
主塔枠体への組立時や現場への運搬時等において、当該
内ネジが衝突等によって傷つけられたりネジ山が圧壊
(潰れ)されたりするという恐れが解消される。
【0008】また、内管において、片方の端部に移動阻
止管状部材を工場内にて溶接等の固着手段によって固着
することで、管状ボルトの当該内管への取付作業が片方
だけとなって主塔での高所作業が省力化される事にな
る。更に、内管の内ネジは片側端部のみ刻設すればよい
ので、内管製造の工期短縮・コスト削減となる。
【0009】管状ボルトの内周面のテーパにより、斜張
ケーブルを緊張するときに生じる不均等張力による滑動
によって、内装されている多孔スペーサが内管内側へと
引き込まれるのを効果的に阻止する。
【0010】内管の端部が外管の端部から外側へ突出し
ないので、該端部に取り付ける管状ボルトの螺着作業が
し易く管状ボルトを外管端部に確実に密着させることが
でき、また、組立時や運搬時にも品質を維持する蓋を閉
蓋させることが出来ると共に全体長さが短いので取り扱
い易くなり、更に、製造コストの低減となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る斜張橋の主塔
におけるサドル構造体について図面を参照して説明す
る。
【0012】前記サドル構造体は、例えば、図1に示す
ように、橋脚1上に支持される主塔2を中心に、左右の
主桁3に設けられた定着部4により、前記主塔2のケー
ブル挿通孔2aに挿通させた斜張ケーブル5を緊張・定
着させるものにおいて、前記主塔2の挿通孔2aにおけ
る二重管の構造体である。
【0013】前記サドル構造体の詳細は、図2乃至図3
に示すように、第1実施例として、主塔2においてコン
クリートに埋設され所要の曲率半径の湾曲状にして固着
される外管である外鋼管6があり、その両端部は開口さ
れている。該端部には、アンカープレート6aを有し、
主塔2のコンクリート躯体の表面と面一にされている。
【0014】前記外鋼管6に挿脱自在に内挿される内管
である内鋼管7が配設される。該内鋼管7は、前記外鋼
管6と相互に圧接面をもつほぼ同じ曲率半径の湾曲状に
形成されており、その一端部又は両端部における内周壁
面に内ネジ7aが、所要範囲内で刻設されている。な
お、外鋼管6と内鋼管7との上下方向の隙間には、スペ
ーサ等の間隙維持材が装着されるものである。
【0015】前記内鋼管7は、前記外鋼管6に内挿され
て二重管を構成するとともに、その内鋼管7の端部が前
記外鋼管6の端部から外側へ突出しない長さにされてい
る。
【0016】前記内鋼管7の内ネジ7aに螺合するネジ
部8a、及び、前記外鋼管6の端面に当接するフランジ
部8bを有してなる鋼製の管状ボルト8が設けられ、前
記内鋼管7の端部に螺着される。
【0017】該管状ボルト8の内部空間には、前記内鋼
管7の端面位置7bより外側位置に、例えば、PE(ポ
リエチレン)製の多孔スペーサ9が内装される。該多孔
スペーサ9は、図3に示すように、前記内鋼管7に挿通
される斜張ケーブル5の、複数本の各ストランド(PC
鋼より線)5aを整列・挿通させるためのものである。
【0018】前記管状ボルト8の外側端面に止水ゴム1
0が装着され、その止水ゴム10は、押えプレート11
を周方向に複数本植設された植込みボルト12とナット
12aで管状ボルト8に緊結・固定することで、圧縮変
形されて内鋼管7内に充填されるグラウトの外部漏出を
防止するものである。
【0019】なお、内鋼管7に斜張ケーブル5を挿通さ
せて緊張定着させ、前記止水ゴム10を圧縮変形させて
介装させた後に、該内鋼管7内に管状ボルトに設けられ
たグラウト注入孔よりグラウトを注入する際に、管内の
空気は、内鋼管7の内側或いは外側に沿って外部から頂
部に至るように配設したグラウトパイプによって空気抜
けさせるものである。
【0020】斜張ケーブル5には、その全長に亘りケー
ブルカバー13が被覆され、その端部がフランジ部13
aを介して、周方向に複数個取り付けられるボルト14
によって、ゴムパッキン15を介装させて、管状ボルト
8のフランジ部8bに固定される。このケーブルカバー
13の内部にグラウト材がケーブルの防錆のために充填
されるものである。又、あらかじめケーブルが防錆処理
されたものを使用する場合にはグラウトは行わず、ケー
ブルカバー13は保護管の役目をなすものである。
【0021】このような第1実施例に係る斜張橋の主塔
におけるサドル構造体により、工場における外鋼管6と
内鋼管7とを組立したものは、内鋼管7が外鋼管6の外
部に突出していないので、余分な出張りが無く運搬の邪
魔にならず、内ネジ7aが内鋼管7の内周壁面に刻設さ
れているので、ネジ山の傷つき、若しくは、潰れなどの
おそれがない。このほか、外鋼管6の端部開口に、運搬
時の異物の混入を防止する専用の蓋(図示せず)を取り
付けることもできる。サドル構造体の品質維持に貢献す
るものである。
【0022】また、管状ボルト8は、外鋼管6内部の内
鋼管端部に螺着させた状態でコンクリートに埋込まれる
ので、主塔の外側に出張った状態にならず、該主塔2に
おける高所作業が容易となるものである。更に、止水工
事も、止水ゴム10を押えプレート11で挟装して圧縮
変形させるだけなので、液状止水材を用いることが無
く、止水工事が容易で手間の掛からないものである。
【0023】本発明の第2実施例は、図4に示すよう
に、管状ボルト8において、その内周壁面における多孔
スペーサ9の外周面との当接部分が、外側に向かって拡
径するテーパ8cにして形成されたものであり、この点
が前記第1実施例と相違するところである。
【0024】前記テーパ8cのクサビ作用により、押え
プレート11で圧縮変形される止水ゴム10の強固な反
力体になるとともに、斜張ケーブル5を緊張するときに
生じる不均等張力による滑動で多孔スペーサ9が、内鋼
管7の頂部側へ引き込まれるのを防止するものである。
【0025】本発明の第3実施例は、図5に示すよう
に、前記第1実施例に対して、管状ボルト8に内装され
る多孔スペーサ9の内装位置を変えた点が相違するもの
である。多孔スペーサ9の先端位置を第1実施例よりも
外側にずらして、内鋼管7の外側で、外鋼管6のアンカ
ープレート6aの内面とほぼ一致させた位置に配置した
ものである。
【0026】本発明の第4実施例は、図6に示すよう
に、管状ボルト8において、その内周壁面における多孔
スペーサ外周面との当接部分が、外側に向かって拡径す
るテーパ8cにして形成されたものであり、この点が前
記第3実施例と相違するところである。このテーパ8c
の作用・効果は前記第2実施例の作用・効果と同様であ
る。
【0027】本発明の第5実施例は、図7に示すよう
に、前記第3実施例における多孔スペーサ9を更に外側
に移動させて、外鋼管6のアンカープレート6aの外側
に位置して、該多孔スペーサ9を管状ボルト8に内装さ
せた点が相違するものである。なお、内鋼管7の端部
は、外鋼管6端部に接近しているものの、外部に突出し
ていない。
【0028】本発明の第6実施例は、図8に示すよう
に、前記第5実施例に対して、管状ボルト8に第2実施
例と同様のテーパ8cを設けた点で相違するものであ
る。このテーパ8cの作用・効果は前記第2実施例にお
ける作用・効果と同じである。
【0029】本発明の第7実施例は、図9に示すよう
に、内鋼管7の長手方向における両端部のうち、一端部
側には前記管状ボルト8が螺着され、他端部側には外鋼
管6端部に係合して内鋼管7の挿入方向(図では左方
向)への移動を阻止する、例えば、鋼製の移動阻止管状
部材16が、溶接手段により固着されている。
【0030】これにより、内鋼管7の内ネジ7aは片側
端部内に設ければ良く、ねじ切り加工が、両端部に内ネ
ジを刻設する場合に比較して半分の工数となるものであ
る。また、主塔2における斜張ケーブル5の挿通作業に
おいては、各ストランド5a毎に、固定側における止水
ゴム10,多孔スペーサ9及び移動阻止管状部材16に
先導綱等を介して斜張ケーブル5の先端部を挿通させ、
内鋼管7内を挿通させて反対側の調整側において管状ボ
ルト8更に多孔スペーサ9に挿通させ、止水ゴム10及
び押えプレート11を装着する。そして、各ストランド
5aからなる斜張ケーブル5を左右の主桁3の定着部4
に取り付け、ジャッキ等で左右均等に緊張させるもので
ある。このように、内鋼管7の片側端部は、管状ボルト
8の螺着作業が無く、単にストランドを多孔スペーサ9
に挿通させると言う、容易な作業となる。又、斜張ケー
ブル5の挿通作業は調整側から行っても何ら差し支えな
い。
【0031】また、斜張ケーブル5の交換時には、斜張
ケーブル5の各ストランド5a毎に左右両定着部4で同
時に緊張を解き、先に主塔2の調整側にてケーブルカバ
ー13,押えプレート11及び管状ボルト8を外して、
斜張ケーブル5と内鋼管7とを調整側から固定側へと抜
き出すものである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る斜張
橋の主塔におけるサドル構造体は、主塔に固着される外
管と、該外管に挿脱自在に内挿され且つ端部に内ネジを
設けた内管と、該内管の内ネジに螺合するネジ部及び前
記外管の端面に当接するフランジ部を有する管状ボルト
と、該管状ボルトに内装される多孔スペーサとから構成
されているので、前記内ネジが内管外周面になく内管の
工場内における主塔枠体への組立時や現場への運搬時等
において、衝突等によって傷つけられたりネジ山が圧壊
(潰れ)されたりすることがなく、ネジ部の保護に特別
な処理を必要としないので取り扱いが容易となると共
に、品質管理及びその維持が容易となるという優れた効
果を奏するものである。また、管状ボルトを内ネジに螺
合させるので、内管の外周部に段差が生じることが無
く、施工性が向上するものである。
【0033】内管における両端部のうち、一端部側には
管状ボルトが螺着され、他端部側には外管端部に係合し
て内管の挿入方向への移動を阻止する移動阻止管状部材
が固着されているので、内管に片側端部にだけ内ネジを
設ければよく、内管製造工数の削減及び管状ボルトの螺
着作業工数の低減となる。
【0034】管状ボルトの内周壁面における多孔スペー
サ外周面との当接部分が、外側に向かって拡径するテー
パとなっているので、斜張ケーブルを緊張させる際に生
じる不均等張力による滑動によって、内装されている多
孔スペーサが内管側へと引き込まれるのを効果的に阻止
する。
【0035】内管の端部は、外管の端部から突出しない
ので、主塔枠体の組立時や運搬時にも品質を維持する蓋
を外管開口部に閉蓋させることが出来ると共に、内管の
全体長さが短いので取り扱い易く、且つ、製造コストの
低減となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る斜張橋の主塔におけるサドル構造
体の実施状態の全体説明図である。
【図2】同本発明に係る斜張橋の主塔におけるサドル構
造体の第1実施例に係る細部拡大断面図である。
【図3】図2におけるA−A線に沿った側面図である。
【図4】同本発明に係る斜張橋の主塔におけるサドル構
造体の第2実施例に係る細部拡大断面図である。
【図5】同本発明に係る斜張橋の主塔におけるサドル構
造体の第3実施例に係る細部拡大断面図である。
【図6】同本発明に係る斜張橋の主塔におけるサドル構
造体の第4実施例に係る細部拡大断面図である。
【図7】同本発明に係る斜張橋の主塔におけるサドル構
造体の第5実施例に係る細部拡大断面図である。
【図8】同本発明に係る斜張橋の主塔におけるサドル構
造体の第6実施例に係る細部拡大断面図である。
【図9】同本発明に係る斜張橋の主塔におけるサドル構
造体の第7実施例に係る細部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 橋脚、2 主塔、2a 挿通孔、3 主桁、4 定
着部、5 斜張ケーブル、5a ストランド、6 外鋼
管、6a アンカープレート、7 内鋼管、7a 内ネ
ジ、7b 端面位置、8 管状ボルト、8a ネジ部、
8b フランジ部、8c テーパ、9 多孔スペーサ、
10 止水ゴム、11 押えプレート、12 植込みボ
ルト、12a ナット、13 ケーブルカバー、14
ボルト、15 ゴムパッキン、16 移動阻止管状部
材。
フロントページの続き (72)発明者 河田 洋志 東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 株式 会社エスイー内 Fターム(参考) 2D059 AA49 BB08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主塔に固着される外管と、該外管に挿脱自
    在に内挿され且つ端部に内ネジを設けた内管と、該内管
    の内ネジに螺合するネジ部及び前記外管の端面に当接す
    るフランジ部を有する管状ボルトと、該管状ボルトに内
    装される多孔スペーサとから構成されていること、を特
    徴とする斜張橋の主塔におけるサドル構造体。
  2. 【請求項2】内管における両端部のうち、一端部側には
    管状ボルトが螺着され、他端部側には外管端部に係合し
    て内管の挿入方向への移動を阻止する移動阻止管状部材
    が固着されていること、を特徴とする請求項1に記載の
    斜張橋の主塔におけるサドル構造体。
  3. 【請求項3】管状ボルトの内周壁面における多孔スペー
    サ外周面との当接部分が、外側に向かって拡径するテー
    パとなっていること、を特徴とする請求項1または2に
    記載の斜張橋の主塔におけるサドル構造体。
  4. 【請求項4】内管の端部は、外管の端部から突出しない
    こと、を特徴とする請求項1,2又は3に記載の斜張橋
    の主塔におけるサドル構造体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002356196A (ja) * 2001-05-31 2002-12-10 Tokyu Constr Co Ltd 水上人工地盤
JP2013524041A (ja) * 2010-03-26 2013-06-17 ファウ・エス・エル・インターナツイオナール・アクチエンゲゼルシヤフト 撚線案内装置の改善
JP2015042844A (ja) * 2014-11-21 2015-03-05 ファウ・エス・エル・インターナツイオナール・アクチエンゲゼルシヤフト 撚線案内装置の改善

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