JP2002088299A - 一液型エポキシ樹脂塗料組成物 - Google Patents

一液型エポキシ樹脂塗料組成物

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JP2002088299A
JP2002088299A JP2000276057A JP2000276057A JP2002088299A JP 2002088299 A JP2002088299 A JP 2002088299A JP 2000276057 A JP2000276057 A JP 2000276057A JP 2000276057 A JP2000276057 A JP 2000276057A JP 2002088299 A JP2002088299 A JP 2002088299A
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epoxy resin
resin
coating composition
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organic solvent
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JP2000276057A
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English (en)
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Shinji Iida
眞司 飯田
Koji Matsuda
光司 松田
Hiroaki Goto
宏明 後藤
Tadashi Nakano
正 中野
Sumio Noda
純生 野田
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】低温塗装条件であっても使用可能でかつ、貯蔵
安定性、作業性に優れ、乾燥性、上塗り適正、付着性、
耐薬品性、防食性に優れた被膜を形成できる弱溶剤可溶
性の一液硬化反応型エポキシ樹脂塗料組成物を提供す
る。 【解決手段】(A)エポキシ樹脂(a)とカルボキシル
基含有不飽和単量体(b)とをエポキシ基とカルボキシ
ル基が当量比で1:0.03〜0.65となるように反
応させてなる不飽和基含有エポキシ樹脂であって、下記
有機溶剤(D)に溶解可能な不飽和基含有エポキシ樹
脂、(B)カルボニル化合物でブロック化された第1級
アミノ基を2個以上有し、該ブロック化されたアミノ基
以外のアミノ基を有さないケチミン類化合物、(C)脱
水剤及び(D)有機溶剤を含有する塗料であって、該有
機溶剤(D)が、脂肪族炭化水素系及び沸点148℃以
上の高沸点芳香族炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水素
系溶剤を、該有機溶剤(D)中、95重量%以上含有す
るものであることを特徴とする一液型エポキシ樹脂塗料
組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、10℃以下の低温
においても短時間で速やかに硬化することが可能であ
り、且つ旧塗膜を侵さない弱溶剤可溶性の一液型エポキ
シ樹脂塗料組成物、及びこの塗料組成物を用いた塗り重
ね塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来よりエポキシ樹脂は、
耐水性、耐薬品性、金属面に対する付着性に優れるため
に、塗料、接着剤、コーキング剤、土木用資材、封止剤
等の各分野に広く使用されている。特に塗料用途におい
ては、その樹脂特性に基づく優れた付着性を生かし、高
耐久性防食用塗料として一般的に採用されている。
【0003】鋼構造物などの防食に使用される高耐久性
防食用塗料は、通常エポキシ樹脂を主要ビヒクルとする
主剤とポリアミンやポリアミド、アミンアダクトなどの
アミン系成分の硬化剤とからなる二液反応硬化型塗料で
ある。このため、塗装現場において所定の割合で正確に
混合し、十分に攪拌する必要があることや、使用可能な
時間に制限がある等、その取り扱いや塗装作業に支障を
生じることがあった。また、ケトンやエステル、アルコ
ール等、極性が高く、溶解力の大きな強溶剤を多く含む
ために、塗り替え塗装において旧塗膜面に塗装した場
合、旧塗膜が該溶剤に侵され、浮き上がり現象(チヂ
ミ、リフティング)などの問題を生じることもあった。
【0004】そこでこれらの問題を解決できるものとし
て、塗装作業性に関しては、例えば特開平8−2178
59号公報に、エポキシ樹脂とケチミン化合物と脱水剤
と添加樹脂(変性エポキシ樹脂、キシレン樹脂、石油樹
脂など)を含有する一液硬化反応型エポキシ樹脂塗料が
開示されている。また、溶解力の低い、例えば高沸点の
炭化水素系溶剤等の溶剤に可溶なエポキシ樹脂塗料とし
ては、特開平9−143246号公報、特開平11−9
2711号公報等にエポキシ樹脂を脂肪酸変性やアクリ
ル変性等により低極性化することなどが提案されてい
る。
【0005】しかしながら、アミン硬化をベースとする
エポキシ樹脂塗料では、低温条件(特に5℃以下)にお
いて硬化反応性が著しく劣るという問題があり、特に一
液硬化反応型エポキシ樹脂塗料においては、貯蔵時の硬
化反応を抑制するためにアミン硬化剤をケチミンでマス
クしていることから、低温条件における硬化反応性が特
に劣る傾向があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決すべく鋭意研究した結果、特定のエポキシ樹脂と
特定のケチミン類化合物を使用し、かつ溶剤組成を脂肪
族炭化水素系溶剤及び/又は特定の芳香族炭化水素系溶
剤を主体とする溶剤組成とすることにより上記目的を達
成することを見出し、本発明を完成した。即ち本発明
は、 1. (A)エポキシ樹脂(a)とカルボキシル基含有
不飽和単量体(b)とをエポキシ基とカルボキシル基が
当量比で1:0.03〜0.65となるように反応させ
てなる不飽和基含有エポキシ樹脂であって、下記有機溶
剤(D)に溶解可能な不飽和基含有エポキシ樹脂、
(B)カルボニル化合物でブロック化された第1級アミ
ノ基を2個以上有し、該ブロック化されたアミノ基以外
のアミノ基を有さないケチミン類化合物、(C)脱水
剤、及び(D)有機溶剤を含有する塗料であって、該有
機溶剤(D)が、脂肪族炭化水素系及び沸点148℃以
上の高沸点芳香族炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水素
系溶剤を、該有機溶剤(D)中、95重量%以上含有す
るものであることを特徴とする一液型エポキシ樹脂塗料
組成物、 2. 上記エポキシ樹脂(a)が、アルキルフェノール
変性エポキシ樹脂、及び脂肪酸変性エポキシ樹脂から選
ばれる変性エポキシ樹脂である1項記載の一液型エポキ
シ樹脂塗料組成物、 3. さらに、エポキシ基を有さない変性エポキシ樹
脂、キシレン樹脂、トルエン樹脂、ケトン樹脂、クマロ
ン樹脂及び石油樹脂から選ばれる少なくとも1種の樹脂
成分を含有する1項又は2項記載の一液型エポキシ樹脂
塗料組成物、 4. 旧塗膜上に、請求項1記載の一液型エポキシ樹脂
塗料組成物を塗装することを特徴とする塗り重ね塗装方
法、 に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0008】まず、本発明の塗料組成物について詳しく
説明する。
【0009】不飽和基含有エポキシ樹脂(A) 本発明における不飽和基含有エポキシ樹脂(A)は、エ
ポキシ樹脂(a)のエポキシ基とカルボキシル基含有不
飽和単量体(b)のカルボキシル基がエステル化反応し
て得られるものであり、後述の有機溶剤(D)に溶解可
能なエポキシ樹脂である。
【0010】エポキシ樹脂(a)は、1分子中にエポキ
シ基を1個以上、好ましくは平均2個以上、さらに好ま
しくは平均2〜5個有する樹脂であって、数平均分子量
が約350〜2000、好ましくは約500〜1000
の範囲内にあり、エポキシ当量が約80〜1000、好
ましくは約200〜800の範囲内にあることが望まし
い。
【0011】エポキシ樹脂(a)としては、例えば、グ
リシジルエーテル型エポキシ樹脂、グリシジルエステル
型エポキシ樹脂、その他のグリシジルエーテル型エポキ
シ樹脂、脂環族エポキシ樹脂;これらのエポキシ樹脂を
アルキルフェノール及び脂肪酸から選ばれる少なくとも
1種の変性剤によって変性されてなる変性エポキシ樹
脂、アルキルフェノール又はアルキルフェノールノボラ
ック型樹脂とエピクロルヒドリンとを反応させてなるエ
ポキシ基導入アルキルフェノール又はアルキルフェノー
ルノボラック型樹脂などを挙げることができる。
【0012】上記グリシジルエーテル型エポキシ樹脂
は、例えば、多価アルコール、多価フェノール等とエピ
ハロヒドリン又はアルキレンオキシドとを反応させて得
ることができるグリシジルエーテル基を有するエポキシ
樹脂である。上記多価アルコールの例としては、エチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ネオペンチルグ
リコール、ブチレングリコール、ヘキサンジオール、グ
リセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトール、ジグリセリン、ソルビト
ールなどを挙げることができる。また、上記多価フェノ
ールの例としては、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン[ビスフェノールA]、2,2−ビス
(2−ヒドロキシフェニル)プロパン、2−(2−ヒド
ロキシフェニル)2−(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、ハロゲン化ビスフェノールA、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)メタン[ビスフェノールF]、トリス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、レゾルシン、テ
トラヒドロキシフェニルエタン、1,2,3−トリス
(2,3−エポキシプロポキシ)プロパン、ノボラック
型多価フェノール、クレゾール型多価フェノールなどを
挙げることができる。
【0013】前記グリシジルエステル型エポキシ樹脂と
しては、フタル酸ジグリシジルエステル、ヘキサヒドロ
フタル酸ジグリシジルエステル、テトラヒドロフタル酸
ジグリシジルエステル、ダイマー酸ジグリシジルエステ
ルなどを挙げることができる。
【0014】前記その他のグリシジル型エポキシ樹脂と
しては、例えば、テトラグリシジルアミノジフェニルメ
タン、トリグリシジルイソシアヌレートなどを挙げるこ
とができる。
【0015】前記脂環族エポキシ樹脂としては、(3,
4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシル)メチル−
3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキサンカルボキ
シレート、(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチル
−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、
ビス(3,4−エポキシシクロヘキシルメチル)アジペ
ート、ビス(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキ
シルメチル)アジペート、エポリードGT300(ダイ
セル化学工業(株)製、商品名、3官能脂環式エポキシ
樹脂)、エポリードGT400(ダイセル化学工業
(株)製、商品名、4官能脂環式エポキシ樹脂)、EH
PE(ダイセル化学工業(株)製、商品名、多官能脂環
式エポキシ樹脂)などを挙げることができる。
【0016】前記変性エポキシ樹脂は、上記グリシジル
エーテル型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキ
シ樹脂、その他のグリシジルエーテル型エポキシ樹脂又
は脂環族エポキシ樹脂である変性前のエポキシ樹脂をア
ルキルフェノール及び脂肪酸から選ばれる少なくとも1
種の変性剤によって変性したエポキシ樹脂である。上記
変性前のエポキシ樹脂は、平均でエポキシ当量が約25
0以下であることが好適である。
【0017】上記変性剤として使用できるアルキルフェ
ノールとしては、炭素原子数約2〜18のアルキル基を
有するフェノールが好ましく、具体例として、パラt−
ブチルフェノール、パラオクチルフェノール、ノニルフ
ェノールなどを挙げることができる。また上記変性剤と
して使用できる脂肪酸としては、乾性油脂肪酸、半乾性
油脂肪酸が好適であり、具体例として、アマニ油脂肪
酸、サフラワー油脂肪酸、大豆油脂肪酸、ゴマ油脂肪
酸、エノ油脂肪酸、麻実油脂肪酸、ブドウ核油脂肪酸、
キリ油脂肪酸、トウモロコシ油脂肪酸、ヒマワリ油脂肪
酸、綿実油脂肪酸、クルミ油脂肪酸、ゴム種油脂肪酸、
オイチシカ油脂肪酸、魚油脂肪酸、ハイジエン脂肪酸、
トール油脂肪酸及び脱水ヒマシ油脂肪酸などを挙げるこ
とができる。上記変性剤であるアルキルフェノール及び
脂肪酸は、それぞれ1種で又は2種以上を混合して使用
することができる。
【0018】前記変性エポキシ樹脂は、前記変性前のエ
ポキシ樹脂とアルキルフェノール及び/又は脂肪酸であ
る変性剤とを、必要に応じて触媒の存在下で、100〜
200℃に加熱することにより得ることができる。変性
前のエポキシ樹脂と変性剤との反応は、エポキシ樹脂中
のエポキシ基の当量と、アルキルフェノール中の水酸基
と脂肪酸のカルボキシル基との合計当量との当量比が、
前者:後者の比で、1:0.2〜0.6の範囲内となる
ように配合して反応させることが好適である。
【0019】上記エポキシ樹脂(a)としてはアルキル
フェノール変性エポキシ樹脂及び脂肪酸変性エポキシ樹
脂から選ばれる変性エポキシ樹脂が好適である。
【0020】本発明においては、低温での初期硬化性を
向上させるために上記エポキシ樹脂(a)にさらに不飽
和基を導入することが必須である。該不飽和基含有エポ
キシ樹脂(A)は、上記エポキシ樹脂(a)とカルボキ
シル基含有不飽和単量体(b)である変性剤とを、一価
又は多価フェノール類、及びキノン類の中から選ばれた
少なくとも一種の重合防止剤、及び必要に応じてエステ
ル化触媒の存在下で加熱することにより、ゲル化を起こ
すことなく得ることができる。
【0021】エステル化触媒としてはテトラエチルアン
モニウムブロマイド、テトラブチルアンモニウムブロマ
イド等のアンモニウム塩、ジブチル錫ジラウレートなど
の錫化合物、ハロゲン化リチウム等が挙げられる。第3
級アミンも使用可能であるが、本系においては塗料の貯
蔵安定性が低下することから好ましくない。
【0022】また、変性前のエポキシ樹脂をカルボキシ
ル基含有不飽和単量体(b)とアルキルフェノール及び
/又は脂肪酸である変性剤により同時に変性することも
可能である。エポキシ樹脂(a)とカルボキシル基含有
不飽和単量体(b)の比は当量比で1:0.03〜0.
65、好ましくは1:0.1〜0.3となるように反応
させることが好適である。0.03未満では低温硬化性
が不十分であり、一方、0.65を超えると後述の有機
溶剤(D)への溶解性、及び塗料の貯蔵安定性が低下す
る上、得られた塗膜の防食性、耐薬品性が低下するため
好ましくない。
【0023】カルボキシル基含有不飽和単量体(b)と
しては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタ
コン酸、マレイン酸、フマル酸、2−カルボキシエチル
(メタ)アクリレート、2−カルボキシプロピル(メ
タ)アクリレート、5−カルボキシペンチル(メタ)ア
クリレート等が挙げられる。これらのなかでも硬化性が
良好であるためにアクリル酸が好適である。
【0024】ケチミン類化合物(B) 本発明において使用されるケチミン類化合物(B)は、
上記不飽和基含有エポキシ樹脂(A)の硬化剤であり、
カルボニル化合物でブロックされた第1級アミノ基を1
分子中に2個以上有し、該ブロックされたアミノ基以外
のアミノ基を有さない化合物である。
【0025】上記「カルボニル化合物でブロックされた
第1級アミノ基」は、例えば水分の存在によって容易に
加水分解して遊離の第1級アミノ基にかわりうる保護ア
ミノ基であり、典型的には、下記式(I)
【0026】
【化1】 (式中、R1は水素原子又はアルキル基もしくはシクロ
アルキル基等の1価の炭化水素基を表し、R2はアルキ
ル基又はシクロアルキル基等の1価の炭化水素基を表
す。)で示すことができる。
【0027】ケチミン類化合物(B)は、例えば、1分
子中に第1級アミノ基を2個以上有するポリアミン化合
物をカルボニル化合物と反応させて、ポリアミン化合物
中の第1級アミノ基を実質的に全てブロック化して上記
式(I)で示される保護アミノ基とすることによって得
ることができる。
【0028】上記ブロック化前のポリアミン化合物は、
脂肪族系、脂環族系及び芳香族系のいずれであってもよ
い。該ポリアミン化合物は、一般に、約2000以下、
好ましくは約30〜約1000の範囲内の第1級アミノ
基当量を有することが有利であり、また、一般に約50
00以下、好ましくは約60〜3000の範囲内の数平
均分子量を有することが好適である。
【0029】上記ポリアミン化合物の具体例としては、
エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ブチレンジア
ミン、ヘキサメチレンジアミン、ポリ(オキシプロピレ
ン)ジアミンなどの脂肪族ポリアミン類;メタキシリレ
ンジアミン、ジアミノジフェニルメタン、フェニレンジ
アミンなどの芳香族ポリアミン類;イソホロンジアミ
ン、ノルボルナンジアミンなどの脂環族ポリアミン類を
挙げることができる。
【0030】上記ポリアミン化合物をブロック化するた
めに使用される前記カルボニル化合物としては、例え
ば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソプロピ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケト
ン、シクロヘキサノンなどのケトン類;アセトアルデヒ
ド、ベンズアルデヒドなどのアルデヒド類などを挙げる
ことができる。
【0031】前記ポリアミン化合物を上記ケトン類でブ
ロックすることによってケチミン化でき、また上記アル
デヒド類でブロックすることによってアルジミン化でき
る。本発明におけるケチミン類化合物(B)は、ケチミ
ン化したもの、アルジミン化したもののいずれをも包含
するものとする。
【0032】前記ポリアミン化合物と上記カルボニル化
合物との反応は、それ自体既知の方法によって行うこと
ができ、その際、ポリアミン化合物中に存在する実質的
にすべての第1級アミノ基が、カルボニル化合物と反応
するような量的割合及び反応条件で反応される。該反応
(脱水反応)を容易に進行させるためメチルイソブチル
ケトン、メチルエチルケトンのような水溶性に乏しく且
つ立体障害の小さいケトン類を上記カルボニル化合物と
して使用することが一般に有利である。
【0033】上記ケチミン類化合物(B)の配合割合
は、前記不飽和基含有エポキシ樹脂(A)中のエポキシ
基と不飽和基の合計1当量に対して、ケチミン類化合物
(B)のカルボニル化合物が脱離して第1級アミノ基を
生成したポリアミン化合物のアミノ基に結合する活性水
素の合計が0.4〜2.0当量になるような割合で用い
ることが塗膜の硬化性、非粘着性、防食性の観点から望
ましい。
【0034】脱水剤(C) 本発明組成物の(C)成分である脱水剤としては、それ
自体既知の脱水剤を使用することができ、その代表例と
して以下のものを挙げることができる。
【0035】粉末状で多孔性に富んだ金属酸化物又は
炭化物質;例えば、合成シリカ、活性アルミナ、ゼオラ
イト、活性炭など、 CaSO4 、CaSO4 ・1/2H2O、CaOな
どの組成を有するカルシウム化合物類;例えば、焼き石
膏、可溶性石膏、生石灰など、 金属アルコキシド類;例えば、アルミニウムイソプロ
ピレート、アルミニウム sec−ブチレート、テトライソ
プロピルチタネート、テトラn−ブチルチタネート、ジ
ルコニウム2−プロピレート、ジルコニウムn−ブチレ
ート、エチルシリケート、ビニルトリメトキシシランな
ど、 有機アルコキシ化合物類;例えば、オルソギ酸メチ
ル、オルソギ酸エチル、オルソ酢酸メチル、オルソ酢酸
エチル、ジメトキシプロパンなど、 単官能イソシアネート類;例えば、アディティブTI
(住友バイエルウレタン(株)製、商品名)など。
【0036】これらの脱水剤は、単独で又は2種以上併
用して使用することができる。該脱水剤(C)の使用量
は、塗料組成物中に含まれる水分量及び脱水剤の吸収、
吸着能又は水との反応性によって異なるが、貯蔵安定性
及び塗膜性能などの点から、一般的には塗料組成物の重
量を基準にして、0.2〜25重量%、好ましくは0.
5〜15重量%の範囲内であることが適当である。
【0037】有機溶剤(D) 本発明組成物は、下記の有機溶剤(D)を含有する。有
機溶剤(D)は、塗料組成物の各成分の均一溶解又は分
散化、粘度調整などの目的で使用される。有機溶剤
(D)は、塗料組成物を旧塗膜の上に塗り重ねたとき、
旧塗膜のリフティングを起こさないことが必要であり、
脂肪族炭化水素系溶剤、及び沸点148℃以上の高沸点
芳香族炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水素系溶剤を、
該有機溶剤(D)中、95重量%以上含有するものであ
る。
【0038】上記脂肪族炭化水素系溶剤、及び高沸点芳
香族炭化水素系溶剤の具体例としては、例えば、VM&
Pナフサ、ミネラルスピリット、ソルベント灯油、芳香
族ナフサ、ソルベントナフサ、ソルベッソ100、ソル
ベッソ150、ソルベッソ200[「ソルベッソ」はエ
ッソ石油社の登録商標]、スワゾール310、スワゾー
ル1000、スワゾール1500[「スワゾール」はコ
スモ石油社の登録商標]などの比較的溶解力の小さい脂
肪族系又は芳香族系炭化水素類;n−ブタン、n−ヘキ
サン、n−ヘプタン、n−オクタン、イソノナン、n−
デカン、n−ドデカン、シクロペンタン、シクロヘキサ
ン、シクロブタンなどの脂肪族炭化水素類などが用いら
れる。
【0039】本発明組成物中の有機溶剤は、すべてが脂
肪族炭化水素系溶剤又は高沸点芳香族炭化水素系溶剤で
あることが最も好ましいが、有機溶剤中に、脂肪族炭化
水素系溶剤及び高沸点芳香族炭化水素系溶剤以外のその
他の有機溶剤を5%以下、好ましくは3%以下含有して
いてもよい。その他の有機溶剤量が増すと、塗り重ね時
に旧塗膜のリフティングを起こしやすくなる。
【0040】有機溶剤(D)の含有量は、特に限定され
るものではなく、塗料状態や塗料粘度を適性範囲に保持
できる量であればよく、通常、塗料中に20〜80重量
%となる量である。
【0041】本発明組成物は、前記不飽和基含有エポキ
シ樹脂(A)、ケチミン類化合物(B)、脱水剤(C)
及び有機溶剤(D)を必須成分として含有するものであ
り、さらに必要に応じて、エポキシ基を有さない変性エ
ポキシ樹脂、キシレン樹脂、トルエン樹脂、ケトン樹
脂、クマロン樹脂、石油樹脂などの改質用樹脂成分;亜
鉛粉末、アルミニウム粉末などの金属粉;着色顔料、体
質顔料、防錆顔料などの顔料類;増粘剤、可塑剤、充填
剤、分散剤等の添加剤などを含有することができる。
【0042】本発明組成物は、金属(鉄、アルミニウ
ム、亜鉛等)、木材、プラスチック、石材、スレート、
コンクリート、モルタルなどの素材面又はこれらの素材
上の旧塗膜面、その他の基材表面に塗装できる。塗装方
法としては、ハケ塗り、スプレー塗装、各種コーター塗
装などの一般的な方法を用いることができる。なかでも
本発明組成物を旧塗膜面上に塗装する際に、旧塗膜のリ
フティングを起こさないという効果も発揮することがで
きる。
【0043】本発明組成物の塗布量は、特に限定される
ものではないが、一般にはクリヤ塗料の場合には、乾燥
膜厚で約5〜80μm、好ましくは約10〜50μm、
顔料を含有するエナメル塗料の場合には乾燥膜厚で約1
0〜150μm、好ましくは約25〜120μmの範囲
内が適当である。
【0044】また、本発明組成物を塗装、乾燥させた塗
膜の上に、必要に応じて上塗塗料を塗装することができ
る。この上塗塗料としては、特に制限なく、それ自体既
知の上塗塗料を使用でき、例えば、アルキド樹脂系、塩
化ゴム系、エポキシ樹脂系、シリコンアルキド樹脂系、
ウレタン樹脂系、シリコンアクリル樹脂系、フッ素樹脂
系などの塗料を使用することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明の一液型エポキシ樹脂塗料組成物
は、貯蔵安定性、作業性に優れ、さらには10℃以下の
低温においても短時間で速やかに硬化する。また、弱溶
剤を使用しているために、旧塗膜上に塗布した場合であ
っても、旧塗膜のリフティングを起こすことなく、塗膜
外観及び防食性などの塗膜性能に優れた塗膜を形成する
ことができる。
【0046】
【実施例】以下に、実施例及び比較例によって、本発明
を更に詳細に説明する。実施例中、「部」及び「%」は
別記しない限り「重量部」及び「重量%」を示す。
【0047】製造例1 温度計、サーモスタット、攪拌器、還流冷却器、及び滴
下装置を備えた反応容器に「ハリポールEP450」(注
1)1000部、およびアクリル酸2.91部、t−ブ
チル化ヒドロキシトルエン0.003部、テトラブチル
アンモニウムブロマイド1.2部をフラスコに仕込み、
空気を吹き込みながら110℃まで昇温した。その後、
反応温度を105℃〜115℃の範囲で制御しながら、
4時間でエステル化反応を行い、樹脂酸価が1mgKO
H/g以下に達した時点で反応を終了し、固形分60.
1%、官能基当量745.6(固形分基準)の不飽和基
含有エポキシ樹脂溶液(A)を得た。ここで、官能基当
量とは、活性水素を有するアミノ基と反応し得るエポキ
シ基と不飽和基の合計の全当量を表わす。(注1)「ハ
リポールEP450」:ハリマ化成社製、商品名、アル
キルフェノール変性ビスフェノールA型エポキシ樹脂の
固形分60%有機溶剤溶液、有機溶剤の組成は脂肪族炭
化水素系溶剤である。エポキシ当量742(固形分基
準)
【0048】製造例2〜6 製造例1において、配合組成を下記表1に示す通りとす
る以外は、製造例1と同様の操作を行い、各樹脂溶液
(B)〜(F)を得た。
【0049】各エポキシ樹脂のミネラルスピリット溶解
性 製造例1〜6で得た各樹脂溶液、及び「ハリポールEP
450」をそれぞれ「ミネラルスピリット」で100%希
釈し、そのまま室温にて24時間静置したのち、希釈し
た溶液の状態を下記基準にて目視評価した。結果を表1
にあわせて示す ○:ミネラルスピリットで容易に希釈でき、希釈後の樹
脂溶液が透明 △:ミネラルスピリットで希釈できるが、希釈後の樹脂
溶液が白濁する ×:ミネラルスピリットで希釈できない
【0050】
【表1】 実施例1塗料の製造 上記で得られた60.1%の不飽和基含有エポキシ樹脂
溶液(A)40部に、ディスパーで撹拌しながら以下の
配合物を添加し、JISK−5400 分散度A法に準じてツ
ブが40μm以下となるまでサンドミルで分散した 不飽和基含有エポキシ樹脂溶液(A) 40部 ベンガラ(注2) 10部 タルク(注3) 30部 オルソ酢酸エチル(注4) 7部 ミネラルスピリット(注5) 7.6部 上記で得られた分散ベースにケチミン硬化剤(注6)を
2.4部を添加し、混合攪拌して塗料組成物(T1)を
得た。 ベンガラ:「トダカラー520R」、戸田工業社製、酸
化鉄、顔料 注3)タルク:タルク2号、竹原化学工業社製、珪酸マ
グネシウム、タレ止め剤注4)オルソ酢酸エチル:日宝
化学製、脱水剤 注5)ミネラルスピリット:「Aソルベント」、日本石
油社製 注6)ケチミン硬化剤:メタキシリレンジアミンのメチ
ルイソブチルケトンによるケチミン化物、コグニス・ジ
ャパン社製。
【0051】実施例1〜4、および比較例1〜3 実施例1において、配合組成を下記表2に示すとおりと
する以外、実施例1と同様の操作を行い、各塗料組成物
(T2)〜(T8)を得た。
【0052】
【表2】 注7)日本石油社製、石油樹脂、固形分100% 上記実施例1〜4及び比較例1〜3で得た各塗料組成物
について、下記試験方法に基いて各種試験を行った。そ
の試験結果を表3に示す。
【0053】試験方法 貯蔵安定性:各塗料組成物を1リットルの丸缶に800
g採取し、密封して40℃で1ケ月間放置後の塗料状態
を観察した。評価は下記基準に従った ○:異常なし、 △:粘度の上昇大、 ×:ゲル化 硬化性:各塗料組成物を刷毛にて乾燥膜厚が50〜70
μmとなるように、200×100mmのブリキ板上に
塗布し、温度20℃、相対湿度65%の雰囲気中に放置
し、24時間後の塗膜状態をJISK5400 6.5記
載に準じて評価した ○:硬化状態、 △:半硬化の状態、 ×:未硬化の状
態。
【0054】低温物性 1)低温硬化性:乾燥条件が5℃とする以外は、硬化性
の項で述べた方法に準じて同様に行った。表中の数値は
半硬化の状態に至るまでの時間を示した。数値が小さい
ほど良好である。
【0055】2)ゲル分率:各塗料組成物を200×1
00mmのポリプロピレン板に刷毛にて乾燥膜厚が50
〜70μmとなるように塗布し、5℃の低温恒温器に4
8時間水平に静置した。その後、得られた塗装板から塗
膜を剥がし、約1gを330メッシュのシルクスクリー
ンに包み、ミネラルスピリットに浸漬した。24時間
後、各サンプルを引き上げ、105℃で60分乾燥し、
下記式にてゲル分率を求めた ゲル分率=(浸漬、乾燥後の塗膜の重量/初期の塗膜の
重量)×100。
【0056】3)耐にじみ性:各塗料組成物を300×
100mmの軟鋼板に刷毛にて乾燥膜厚が50〜70μ
mとなるように塗布し、5℃の低温恒温器に24時間水
平に静置した。その後、得られた各塗装板上に、ミネラ
ルスピリットで5%に希釈したJISK5516記載の合
成樹脂調合ペイント2種中塗り用塗料を刷毛にて乾燥膜
厚が30〜40μmになるように塗布した。その後、さ
らに刷毛にて平滑化操作を3回繰り返して、下塗り塗膜
の最溶解、にじみの程度を目視にて観察した。評価は下
記基準に従った○:にじみなし △:にじみあり ×:
溶解、変色塗膜性能試験 試験塗板の作成 各塗料組成物を150×70mmの軟鋼板に上記で述べ
た方法と同様の方法で塗布し、20℃、相対湿度65%
の条件で7日間乾燥させ、試験塗板とした。
【0057】1)促進防食性:各試験塗板に素地に達す
るまでクロスカットを入れ,塩水噴霧試験を35℃で2
40時間供して、錆、フクレの程度を下記基準にて評価
した ○:異常なし △:部分的に錆、フクレが発生 ×:全面的に錆、フクレが発生。
【0058】2)耐アルカリ性:各試験塗板を20℃の
5%の水酸化ナトリウム溶液に168時間浸漬した後、
取り出して目視により評価した :異常なし △:塗膜に部分的に異常(フクレ・ワレ・はがれ・穴・
軟化)が認められる ×:塗膜に全面的に異常(フクレ・ワレ・はがれ・穴・
軟化)が認められる。
【0059】3)耐衝撃性:JISK5400 8.3.
2記載のデュポン式耐衝撃性試験に準じ、各試験塗板に
500mmの高さから重量300gの撃心で衝撃を加
え、衝撃を加えた部分にセロテ−プ(登録商標)を密着
させ、瞬時にテ−プを剥がし、塗膜の剥がれ程度を評価
した ○:塗面に剥がれが認められない ×:塗面にかなりの剥がれが認められる。
【0060】
【表3】
【0061】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 正 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 (72)発明者 野田 純生 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 Fターム(参考) 4J038 DB021 DB091 DB151 DB261 DB341 DB351 DB361 HA376 JA24 JB18 JC36 KA06 MA14 NA01 NA24 NA26 PA18 PC02 PC04 PC06 PC08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)エポキシ樹脂(a)とカルボキシ
    ル基含有不飽和単量体(b)とをエポキシ基とカルボキ
    シル基が当量比で1:0.03〜0.65となるように
    反応させてなる不飽和基含有エポキシ樹脂であって、下
    記有機溶剤(D)に溶解可能な不飽和基含有エポキシ樹
    脂 (B)カルボニル化合物でブロック化された第1級アミ
    ノ基を2個以上有し、該ブロック化されたアミノ基以外
    のアミノ基を有さないケチミン類化合物、 (C)脱水剤、及び (D)有機溶剤を含有する塗料であって、該有機溶剤
    (D)が、脂肪族炭化水素系及び沸点148℃以上の高
    沸点芳香族炭化水素系溶剤から選ばれる炭化水素系溶剤
    を、該有機溶剤(D)中、95重量%以上含有するもの
    であることを特徴とする一液型エポキシ樹脂塗料組成
    物。
  2. 【請求項2】 上記エポキシ樹脂(a)が、アルキルフ
    ェノール変性エポキシ樹脂及び脂肪酸変性エポキシ樹脂
    から選ばれる変性エポキシ樹脂である請求項1記載の一
    液型エポキシ樹脂塗料組成物。
  3. 【請求項3】 さらに、エポキシ基を有さない変性エポ
    キシ樹脂、キシレン樹脂、トルエン樹脂、ケトン樹脂、
    クマロン樹脂及び石油樹脂から選ばれる少なくとも1種
    の樹脂成分を含有する請求項1又は2記載の一液型エポ
    キシ樹脂塗料組成物。
  4. 【請求項4】 旧塗膜上に、請求項1記載の一液型エポ
    キシ樹脂塗料組成物を塗装することを特徴とする塗り重
    ね塗装方法。
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