JP2002087892A - コンクリートの養生方法 - Google Patents

コンクリートの養生方法

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JP2002087892A JP2000278791A JP2000278791A JP2002087892A JP 2002087892 A JP2002087892 A JP 2002087892A JP 2000278791 A JP2000278791 A JP 2000278791A JP 2000278791 A JP2000278791 A JP 2000278791A JP 2002087892 A JP2002087892 A JP 2002087892A
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重之 伊達
Satoshi Hasegawa
聖史 長谷川
Ryoji Saito
良二 斉藤
Tomoyuki Shinohara
知行 篠原
Hiromitsu Koyama
広光 小山
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Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリートの打設後の養生にあっては、コ
ンクリートに充分な強度が発現しても、養生室の開放時
や養生室からのコンクリートの搬出時に、コンクリート
の内外温度差によって温度ひび割れを生じるケースがあ
るため、コンクリートが充分に冷却するまで養生を完了
できないといった問題があった。このため、養生時間を
短縮できる技術の開発が求められていた。 【解決手段】 打設されたコンクリートを養生する工程
の後半に、前記コンクリートを冷却する冷却工程を備え
ることを特徴とするコンクリートの養生方法を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートの養
生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現場打ちコンクリートおよび2次製品コ
ンクリートにおいて、打設後に早期に強度を発現させる
ためには、シートや囲い等で外気による冷却を防止する
保温養生や、前述のシートや囲い等によって形成された
養生室内に蒸気や熱気を吹き込む加温養生が行われる。
通常、コンクリートに所要の強度が確保された後には、
前述のシートや囲い等を除去するか、あるいは製品その
ものを養生の系外(養生室外)に移動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のシー
トや囲い等を除去するか、あるいは製品そのものを系外
に移動させた時点では、コンクリートの温度は、保温条
件下あるいは加温条件下でのセメントの反応熱の影響で
概ね外気温よりも高温になっている。とりわけ部材厚が
大きい場合や、単位セメント量の大きいコンクリートで
は、セメントの反応熱によるコンクリート温度の上昇が
著しい。したがって、前述のシートや囲い等の除去や、
製品の養生室外への搬出等の作業においては、コンクリ
ート表面が外気にさらされて急冷される。とりわけ、気
温の低い冬季や寒冷地等においては、外気温によるコン
クリート表面の急冷の影響が著しく、この結果、コンク
リートに発生した内外温度差によって、温度ひび割れが
発生する等の問題があった。この問題を回避するには、
従来、時間をかけてコンクリートの自然冷却を待つ以外
に方法が無く、結局、前述のシートや囲い等を除去した
り、製品そのものを系外に移動させるまでの時間を延長
することになり、養生時間を大幅に延長してしまう。
【0004】図5は加温条件下でのコンクリートの養生
を示す養生室内の温度変化(A)およびコンクリートの
温度変化(C)を示すものであり、図6は保温条件下で
のコンクリートの養生を示す養生室内の温度変化(A)
およびコンクリートの温度変化(C)を示すものであ
る。図5に示す養生方法では、養生室内の温度を常温
(20℃)よりも高いT1に保ったままコンクリートを
養生する。コンクリートが充分な強度を発現する時間t
(以下、「強度発現時間」と称する場合がある)に到達
したら、前述のシートや囲い等の除去、製品そのものの
系外への移動等を行う。図6に示す養生方法では、養生
開始から強度発現時間tまでの工程の前半までは、養生
室内の温度をT1に保つが、その後は加温を停止し、コ
ンクリートの自然冷却を待つ。養生室内の温度は、加温
停止直後に低下する場合があるものの、その後は、自然
冷却により非常に緩やかに降温する。セメントの反応状
況によっては、加温停止後に養生室内の温度が一時昇温
する場合もある。図5、図6のいずれの養生方法によっ
ても、強度発現時間tでのコンクリートの温度と外気温
との差が小さければ、強度発現時間tに到達すると同時
に、前述のシートや囲い等の除去、製品そのものの系外
への移動等を行うことができるが、強度発現時間tでの
コンクリートの温度と外気温との差が大きければ、温度
ひび割れを防止するために、図5、図6中破線に示すよ
うに、コンクリートの養生時間を延長して、コンクリー
トの自然冷却を待つことになり、養生時間が大幅に延長
されることになる。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、温度ひび割れを生じさせること無く、養生時間を
短縮できるコンクリートの養生方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、打設されたコ
ンクリートを養生する工程の後半に、前記コンクリート
を冷却する冷却工程を備えることを特徴とするコンクリ
ートの養生方法を前記課題の解決手段とした。請求項2
記載の発明は、請求項1記載のコンクリートの養生方法
において、前記冷却工程よりも前に、前記コンクリート
を加温条件下で養生する加温養生工程を備えることを特
徴とする。請求項3記載の発明は、請求項1または2記
載のコンクリートの養生方法において、前記冷却工程で
は、前記コンクリートを収容する養生室内の温度を低下
させる降温手段を、前記養生室内の温度を計測する温度
センサからの計測データに基づいて駆動させるようにな
っていることを特徴とする。請求項4記載の発明は、請
求項1から3のいずれかに記載のコンクリートの養生方
法において、前記降温手段が、前記養生室に冷却用エア
を供給する冷却用エア供給手段であることを特徴とす
る。請求項5記載の発明は、前記降温手段が、前記養生
室の一部または全部を開閉する開閉機構であることを特
徴とする。請求項6記載の発明は、請求項2記載のコン
クリートの養生方法において、前記加温養生工程では、
コンクリートを60℃以上に上昇させることを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、図面
を参照して説明する。なお、図1、図2中、前記コンク
リートが充分な強度を発現する時間t(以下、「強度発
現時間」と称する場合がある)、加温養生工程での養生
室内温度T1は、図5、図6に示したものと同じ値であ
る。
【0008】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態のコンクリートの養生方法における養生室内の温
度変化(A)およびコンクリートの温度変化(C)を示
す。図1において、この養生方法では、養生室に収容し
たコンクリートの養生開始から前記コンクリートが充分
な強度を発現する時間t(以下、「強度発現時間」と称
する場合がある)までの工程の前半に、養生室内の温度
をT1に上昇、維持してコンクリートを養生する加温養
生工程を備えるとともに、前記強度発現時間tまでの工
程の後半に、前記コンクリートを冷却する冷却工程を備
えている。前記加温養生工程は、養生室内への水蒸気や
高温エアの供給等により養生室内の温度をT1に上昇、
維持する。前記冷却工程は、例えば養生室への冷却エア
の供給等により養生室内の温度を低下させて、養生室内
のコンクリートを冷却するものであり、コンクリートか
らセメントの反応熱を奪って冷却を促進する。強度発現
時間tでは、コンクリートの温度を、図5、図6に示し
た養生方法に比べて充分に低くすることができる。した
がって、冬季、寒冷地等、外気温が低い条件下で養生室
を開放したり、養生室からコンクリートを搬出しても、
温度ひび割れ等の不都合を防止できる。結果、強度発現
時間tでの養生終了が可能になり、養生時間の大幅短縮
を実現できる。
【0009】(第2実施形態)図2は、本発明の第2実
施形態のコンクリートの養生方法における養生室内の温
度変化(A)およびコンクリートの温度変化(C)を示
す。図2に示すように、この養生方法では、養生室に収
容したコンクリートの養生開始から前記コンクリートが
充分な強度を発現する時間t(以下、「強度発現時間」
と称する場合がある)までの工程の前半に、養生室内の
温度をT1よりも高いT2に上昇してコンクリートを加温
条件下で養生する加温養生工程を備えるとともに、前記
強度発現時間tまでの工程の後半に、前記コンクリート
を冷却する冷却工程を備えている。前記加温養生工程
は、養生室内への水蒸気や高温エアの供給等により養生
室内の温度をT1よりも高いT2(例えば常温(20℃)
からの温度上昇がT1の2倍以上)にまで養生室内の温
度を上昇、維持した状態にてコンクリートを養生する。
前記冷却工程は、例えば養生室への冷却エアの供給等に
より養生室内の温度を低下させて、養生室内のコンクリ
ートを冷却するものであり、コンクリートからセメント
の反応熱を奪って冷却を促進する。
【0010】強度発現時間tでは、コンクリートの温度
を、図5、図6に示した養生方法に比べて充分に低くす
ることができる。したがって、冬季、寒冷地等、外気温
が低い条件下で養生室を開放したり、養生室からコンク
リートを搬出しても、温度ひび割れの発生を防止でき
る。結果、強度発現時間tでの養生終了が可能になり、
養生時間の大幅短縮を実現できる。しかも、養生室内の
温度をT2まで上昇する加温養生工程によりセメントの
反応速度を上昇させるから、これにより、強度発現時間
をtよりも短いt1に短縮できる。冷却工程の存在によ
り、この強度発現時間t1でも、コンクリートの温度
を、外気温が低い条件下で養生室を開放したり養生室か
らコンクリートを搬出しても温度ひび割れの発生を防止
できる充分に低い温度にすることは容易であり、養生時
間を短縮できる。
【0011】(具体例)図3は、前記第1、第2実施形
態のコンクリートの養生方法に適用される養生室1並び
に該養生室1内の温度を低下させることで養生室1内に
収容されているコンクリートを冷却する降温手段の一例
を示す。図3において、養生室1は、シートや外装板等
によって外観概略蒲鉾状に形成された外装構造物であ
る。この養生室1内に配設されたエア供給手段2は、長
手方向の複数箇所にエア噴射孔3が穿設された長尺のパ
イプである(以下「エア供給パイプ2」と称する場合が
ある)。このエア供給パイプ2は、具体的には、前記養
生室1の断面半円状の屋根部4の断面左右両側部(半円
の直径方向両側)の下端4a、4bに沿ってそれぞれ延
在配置されている。各エア供給パイプ2は、接続パイプ
2aと接続されており、この接続パイプ2aには、高温
の蒸気(ここでは水蒸気)や高温のエアを供給する加熱
用エア供給ライン5と、低温(常温(20℃)程度)の
エアを供給する冷却用エア供給手段6(以下、「冷却用
エア供給ライン6」と称する場合がある)とが接続され
ている。これら加熱用エア供給ライン5や冷却用エア供
給ライン6からエア供給パイプ2に供給されたエアや蒸
気は、前記接続パイプ2aを介して各エア供給パイプ2
に供給され、エア供給パイプ2の上部に開口されたエア
噴射孔3から上方に噴射される。エア噴射孔3から上方
に噴射されたエアや蒸気は、屋根部4に沿って流れ、養
生室1内全体に行き渡る。
【0012】エア供給手段2から養生室1へ供給される
高温蒸気(または高温エア)、低温エアは、加熱用エア
供給ライン5や冷却用エア供給ライン6にそれぞれ介在
配置されたバルブ5a、6aの開閉操作により切り換え
られる。これにより、養生室1内の昇温、降温の切り換
え等を行うことができる。前記バルブ5a、6aは、こ
れらバルブ5a、6aが接続された制御部7からの指令
に基づいて駆動することで、開閉操作される。制御部7
によるバルブ5a、6aの開閉制御は、例えば作業員に
よる操作端末(図示せず)からの指令入力によって行う
ことも可能であるが、図3に示す制御部7は、養生室1
内の温度を計測する温度センサ8と接続されており、こ
の温度センサ8からの計測データに基づいてバルブ5
a、6aを駆動させることができる。
【0013】加温養生工程では、加熱用エア供給ライン
5のバルブ5aを開くとともに、冷却用エア供給ライン
6のバルブ6aを閉じて、養生室1内の温度を上昇し
て、養生室1内に搬入、収容したコンクリート9を加熱
する。温度センサ8で計測される養生室1内の温度が所
定の温度に昇温されたら、加熱用エア供給ライン5のバ
ルブ5aを閉じて保温するか、あるいは、バルブ5aの
間欠的な開閉や、バルブ5aの開放量の調整による高温
蒸気(または高温エア)の供給量の減少等によって、所
定の温度を維持する。この温度維持は、温度センサ8で
計測される温度データに基づいて、制御部7からの指令
の出力により、自動的に行うことができる。
【0014】なお、前記コンクリート9は、型枠10ご
と養生室1内に搬入、収容される。また、前記温度セン
サ8は、屋根部4最上部からの吊支等によって、コンク
リート9が打設された型枠10の近傍となるようにして
配設し、出来るだけコンクリート9と同じ条件で温度を
計測するようにする。
【0015】冷却工程では、加熱用エア供給ライン5の
バルブ5aを閉じるとともに、冷却用エア供給ライン6
のバルブ6aを開いて、冷却用の低温のエアを養生室1
に供給することで養生室1内の温度を低下させて、養生
室1内に搬入、収容したコンクリート9を冷却する。コ
ンクリート9の冷却が急激になりすぎると、コンクリー
ト9に温度ひび割れを生じる可能性があるから、コンク
リート9の冷却は、温度センサ8による養生室1内の温
度の計測データに基づく制御部7の制御によって、冷却
用エア供給ライン6のバルブ6aの開放量の調整や、間
欠的な開放等により、養生室1への冷却用エアの供給量
を調整しながら行う。これにより、温度ひび割れ等の不
都合を生じさせること無く出来るだけ短時間でコンクリ
ート9の冷却することを容易に実現できる。
【0016】図4は、冷却用エア供給手段の別態様を示
す図であって、養生室1の一部を開閉する開閉機構11
を示す。図4において、前記開閉機構11は、具体的に
は、モータ12の駆動力によって、引き戸方式の窓パネ
ル13を駆動して、屋根部4等に設けられた窓14を開
閉するものである。この開閉機構11の駆動も、制御部
7からの指令によって制御されるようになっており、温
度センサ8による養生室1内の温度の計測データに基づ
いて、窓13の開放量を調整したり、間欠的な開放のタ
イミングを調整すること等により、養生室1内の温度を
低下させ、コンクリート9を所望の速度で冷却すること
ができる。
【0017】なお、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れず、適宜変更が可能であることは言うまでもない。例
えば、冷却工程によるコンクリートの冷却は、必ずし
も、強度発現時間t、t1で温度ひび割れを生じない程
度の低温にすることは無く、強度発現時間t、t1の経
過後にコンクリートの冷却に要する時間を充分に短縮で
きるものであれば良い。養生室の具体的構成は、前記実
施の形態に例示したものに限定されず、例えば、コンク
リートの打設現場を覆うように設けられた囲い等によっ
て構成されるもの等、各種構成が採用可能である。養生
室1の一部または全部を開閉する開閉機構11として
は、図4に例示した構成に限定されず、例えば、前記屋
根部4全体を移動して開放するもの等、各種構成が採用
可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンクリ
ートの養生方法によれば、打設されたコンクリートを養
生する工程の後半に、前記コンクリートを冷却する冷却
工程を備えることで、コンクリートに充分な強度が発現
した時点で、温度ひび割れを生じない程度にコンクリー
トを冷却することが可能になり、これによりコンクリー
トに充分な強度が発現したと同時に養生を終了できるよ
うになるから、養生時間を短縮できるといった優れた効
果を奏する。請求項2記載の発明では、前記冷却工程よ
りも前に、前記コンクリートを加温条件下で養生する加
温養生工程を備えるから、コンクリートの強度発現にか
かる時間を短縮することができ、養生時間を短縮でき
る。請求項6記載のように、加温養生工程においてはコ
ンクリートを60℃以上に加熱することが、養生時間の
短縮に特に有効である。請求項3記載の発明によれば、
前記冷却工程にて、前記コンクリートを収容する養生室
内の温度を低下させる降温手段を、前記養生室内の温度
を計測する温度センサからの計測データに基づいて駆動
させることで、加温養生工程での温度維持等が容易にな
る。また、温度ひび割れを生じない速度でコンクリート
を出来るだけ早く冷却することが容易になる。請求項4
記載の発明によれば、前記降温手段が、前記養生室に冷
却用エアを供給する冷却用エア供給手段であるから、こ
の冷却用エア供給手段からの冷却用エアの供給量の調整
等により、コンクリートの冷却速度の調整等を効率良く
行うことができる。請求項5記載の発明によれば、前記
降温手段が、前記養生室の一部または全部を開閉する開
閉機構であるから、開閉機構による養生室の開放量や開
放時間等を調整することで、コンクリートの冷却速度の
調整等を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のコンクリートの養生
方法における養生室内の温度変化(A)およびコンクリ
ートの温度変化(C)を示すグラフである。
【図2】 本発明の第2実施形態のコンクリートの養生
方法における養生室内の温度変化(A)およびコンクリ
ートの温度変化(C)を示すグラフである。
【図3】 本発明の第1、第2実施形態のコンクリート
の養生方法に適用可能な養生室並びに降温手段としての
冷却用エア供給手段の一例を示す斜視図である。
【図4】 図3の養生室に適用可能な降温手段としての
開閉機構の一例を示す正面図である。
【図5】 従来例のコンクリートの養生方法における養
生室内の温度変化(A)およびコンクリートの温度変化
(C)を示すグラフであって、加温条件下での養生方法
を示す。
【図6】 従来例のコンクリートの養生方法における養
生室内の温度変化(A)およびコンクリートの温度変化
(C)を示すグラフであって、保温条件下での養生方法
を示す。
【符号の説明】
1…養生室、6…降温手段、冷却用エア供給手段(冷却
用エア供給ライン)、8…温度センサ、9…コンクリー
ト、10…型枠、11…降温手段、開閉機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 良二 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 石 川島建材工業株式会社内 (72)発明者 篠原 知行 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 石 川島建材工業株式会社内 (72)発明者 小山 広光 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 石 川島建材工業株式会社内 Fターム(参考) 4G012 PE05 4G055 AA01 BA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打設されたコンクリートを養生する工程
    の後半に、前記コンクリートを冷却する冷却工程を備え
    ることを特徴とするコンクリートの養生方法。
  2. 【請求項2】 前記冷却工程よりも前に、前記コンクリ
    ートを加温条件下で養生する加温養生工程を備えること
    を特徴とする請求項1記載のコンクリートの養生方法。
  3. 【請求項3】 前記冷却工程では、前記コンクリートを
    収容する養生室内の温度を低下させる降温手段を、前記
    養生室内の温度を計測する温度センサからの計測データ
    に基づいて駆動させるようになっていることを特徴とす
    る請求項1または2記載のコンクリートの養生方法。
  4. 【請求項4】 前記降温手段が、前記養生室に冷却用エ
    アを供給する冷却用エア供給手段であることを特徴とす
    る請求項1から3のいずれかに記載のコンクリートの養
    生方法。
  5. 【請求項5】 前記降温手段が、前記養生室の一部また
    は全部を開閉する開閉機構であることを特徴とする請求
    項1から3のいずれかに記載のコンクリートの養生方
    法。
  6. 【請求項6】 前記加温養生工程では、コンクリートを
    60℃以上に上昇させることを特徴とする請求項2記載
    のコンクリートの養生方法。
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