JP2002085648A - パチンコ機の中央表示装置の立体飾り付き枠体 - Google Patents

パチンコ機の中央表示装置の立体飾り付き枠体

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JP2002085648A
JP2002085648A JP2000276360A JP2000276360A JP2002085648A JP 2002085648 A JP2002085648 A JP 2002085648A JP 2000276360 A JP2000276360 A JP 2000276360A JP 2000276360 A JP2000276360 A JP 2000276360A JP 2002085648 A JP2002085648 A JP 2002085648A
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Katsuhiko Suzuki
勝彦 鈴木
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Naito Shokai KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機の中央表示装置の前方周囲を囲繞
する飾り付き枠体において、飾りを配設し得る空間をで
きる限り広く確保し該空間に立体造形物としての飾りを
配設した飾り付き枠体を開発する。 【解決手段】 従来の飾り付き枠体に必ずあった基板を
廃しかつ飾りと蔽体を別部品とすることにより飾りを配
設し得る空間をできる限り拡大し該空間に立体造形によ
る正面飾り1あるいは飾り8a、8b等の飾りを配設し
た飾り付き枠体Fを提供する。 【効果】 飾り付き枠体に立体造形物としての飾りを配
設することができ、飾り付き枠体全体を新鮮で迫力ある
1個の立体造形物として造形することも可能となり、遊
技者に強いインパクトを与えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の中央
表示装置の前方周囲を囲繞する飾り付き枠体において、
テーパー面や曲面等を積極的に用いて構成された立体造
形的な飾りを配設したことを特徴とするパチンコ機の中
央表示装置の立体飾り付き枠体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の盤面の略中央部に装着され
る中央表示装置は近年電子化が進行し、様々な数字や記
号、アニメーションを表示できる一種のテレビモニター
画面となっているものも多く、該中央表示装置には「リ
ーチ」や「大当たり」等が様々な数字や記号、アニメー
ションを駆使して表示され、盤面中最も遊技者の関心を
惹く部位であり、遊技者は遊技中殆どこの中央表示装置
を見ているといっても過言ではない。
【0003】該中央表示装置は通常電飾を含め様々な飾
りを施した飾り付き枠体によってその前方を囲繞されて
おり、該飾り付き枠体には当該パチンコ機全体の印象を
決定するようなキャラクター等を交えた豊富な飾りが施
され、盤面全体に描かれた所謂「セル画」と相俟って当
該パチンコ機全体の個性を遊技者に強くアピールする視
覚的に重要な部位となっている。
【0004】上記飾りは上述のように視覚的に重要な要
素であるため、遊技盤のデザインにあたっては、上記飾
りの造形演出には特に注意が払われるのが常であり、様
々な創意工夫が試みられてきた。上記飾りの造形は、当
初はごく平面的な彩色画に電飾を加えたものが主体であ
ったが、その後、迫力感を演出するために若干の厚みが
付加された表現が試みられ始めている。
【0005】例えば、図9、図10に示すのは漫画のキ
ャラクターをデザインした飾りを枠体に配設した飾り付
き枠体20であり、上部中央付近の縦断面図を図13a
に示す。また、図11、図12に示すのは植物をデザイ
ンした飾りを枠体に配設した飾り付き枠体30であり、
上部中央付近の縦断面図を図13bに示す。
【0006】以下に、飾り付き枠体20の構成の概要を
説明する。図9、図10において27は中央表示装置
(図示せず)の前方周囲を囲繞する枠体であり、上部は
枠体27を構成する部材と同一の部材が連続して遊技球
を誘導する屋根状の蔽体26となっている。該蔽体26
の正面には略半月状の平板である基板21が添着されて
いる。
【0007】基板21の下端は同一部材が奥行き方向に
延伸されて基板下部22aとなり、基板下部22aの左
端及び右端はさらに下方に延伸されて基板側部22b、
22cとなっている。なお、基板21、基板下部22
a、基板側部22b、22cは有色の半透明合成樹脂製
で、裏側に仕込まれた電飾(図示せず)により輝くよう
構成されている。
【0008】基板21には漫画のキャラクターを描いた
飾り23,24,25が添着されている。図13aに見
るように飾り23は基板21と略同様の厚さの板状で、
描画線に沿って若干の凹凸は見られるものの描かれてい
る図形は略平面図形といって良いものである。飾り2
4、25も同じく基板21と略同様の厚さの板状で、描
かれている図形も同様略平面図形である。なお飾り23
は半透明の合成樹脂製で、裏側に仕込まれた電飾(図示
せず)の光が基板21に穿設された電飾窓21aを透過
することにより輝くようになっている。
【0009】枠体27の左側面27a及び右側面27b
は夫々外側に膨出し、左側面27a及び右側面27bの
内側に夫々若干の空間が形成されているが、この部分に
はなんらの飾りも見られない。枠体27の後部には後板
28が付着され、後板28の中央部には略長方形状の窓
部29が設けられており、該窓部29の後方に中央表示
装置(図示せず)が装着されるものである。なお、上記
諸部品は、一体成型によるもの以外は全て螺着により結
合されている。
【0010】上記構成より明らかなように、飾り付き枠
体20に装着された飾り23、24、25はある程度の
厚みのある板状であるが描かれている図形は略平面図形
であり、飾り23、24、25の厚みの分だけやや立体
化されているものの、基本的には平面的装飾であるとい
ってさしつかえないものである。
【0011】次に、飾り付き枠体30の構成の概要を説
明する。図11、図12において37は中央表示装置
(図示せず)の前方周囲を囲繞する枠体であり、中央に
中央表示装置(図示せず)が後方に装着される略長方形
状の窓部39が設けられている。また、上部は図13b
に見るように同一部材が連続して上部枠体38を構成し
ている。
【0012】上部枠体38の正面には半透明の合成樹脂
製の基板31が添着されている。基板31は、中央部を
占めやや奥まった位置にある基板31aと基板31aの
左右に位置しやや前方の位置にある基板31b、31c
の3部分に分かれており、基板31aと基板31b、3
1cの夫々の接合面はテーパー面31dをなしている。
該テーパー面31dは上方に延伸されて基板31a上端
にて後記蔽体36と基板31aの接合面を形成してい
る。
【0013】基板31の上部は基板31と同一部材より
なる曲成された板状の蔽体36に囲繞され、該蔽体36
と基板31aの接合面は上記テーパー面31dとなって
いる。基板31aの上部には略長方形の電飾窓35a及
び矢羽根型の電飾窓35bが穿設され、電飾窓35aの
周囲には図形35cが、電飾窓35bの周囲には図形3
5dが描かれている。図形35cも図形35dもともに
全く厚みを有しない完全な平面図形である。
【0014】基板31aの下部には植物の葉と果実をモ
チーフとした飾り32が添着されている。該飾り32は
茎に付いた1枚の葉を中央に、左右2箇所づつ合計4箇
所に銀色のリングの中に夫々果実(さくらんぼ)を配し
たデザインで、図13bに見るように基板31aよりや
や厚みがあり、表面の凹凸もやや顕著で、先の飾り付き
枠体20の飾り23,24,25(図9、図10参照)
と比較すると若干立体造形に近い表現となっている。
【0015】基板31bには略全面に植物の葉と茎をモ
チーフとした飾り33が添着され、基板31cにも略全
面に植物の葉と茎をモチーフとした飾り34が添着され
ている。飾り33、34もやはり基板31aよりやや厚
みがあり、表面の凹凸もやや顕著で、先の飾り付き枠体
20の飾り23,24,25(図9、図10参照)と比
較すると若干立体造形に近い表現となっている。また、
該飾り付き枠体30においては枠体37の左側面37
a、右側面37bともに垂直の板状で、この部分にはな
んらの飾りも施されていない。なお、上記諸部品は、一
体成型によるもの以外は全て螺着により結合されてい
る。
【0016】以上、従来の飾り付き枠体20、30の構
成の概略を説明したが、「飾り」という要素に限って見
るならば飾り付き枠体30の飾り32、33、34(図
11、図12参照)は飾り付き枠体20の飾り23、2
4、25(図9、図10参照)に比較するとやや立体的
に造形されてはいるものの手法的には平面図形に厚みを
付加し、若干の凹凸を設けただけのものであり、その基
本はやはり平面図形である。
【0017】すなわち、パチンコ機の中央表示装置の飾
り付き枠体においては、従来飾りは叙上のように全て平
面図形を基本として主として厚みを付加するという手段
で立体化したものであり、最初から立体造形物として構
成されている飾りは存しなかった。この原因としては、
飾りを配設し得る空間が狭小、すなわち平面的広がりに
対して奥行きがごく浅い空間であるが故に該空間に立体
造形物を配設するという発想がそもそも生じ得なかった
点と、今1つは飾りは全て平面状の基板に添着するもの
であるという1種の技術的慣行が存した点が挙げられ
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように、パチンコ機の盤面においては中央表示装置の占
める役割はますます重要なものとなり、それとともに該
中央表示装置の前方周囲を囲繞する飾り付き枠体におけ
る飾りにもますます迫力のある表現を求められているの
が現状である。該飾りにおいては、求められる迫力を演
出するために平面図形に厚みを付加し、電飾を多用する
等各種の試みが行われてきたが、その新鮮味において、
これまでの手法はすでに限界に達した感は否めない。
【0019】したがって、本発明においては、遊技者に
新鮮で力強い印象を与えるために、これまで試みられた
ことのなかった新しい手法、すなわち飾り付き枠体の飾
りをこれまでのように平面図形に厚みを付加しただけの
ものではなく、最初から立体造形物として構成すること
を目的とした。すなわち、飾りを配設し得る空間をでき
得る限り広く(すなわち奥行きを深く)確保して該空間
に立体造形物としての飾りを配設した飾り付き枠体を開
発することを本発明の課題として設定したものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するために、以下に示す解決手段を提供する
ものである。
【0021】[解決手段1]パチンコ機の中央表示装置の
前方周囲を囲繞する飾り付き枠体において、従来上記飾
りを添着していた基板を廃し、さらに正面上部にて遊技
球がガラス面と上記飾りの間に噛みこまれるのを防止す
るための蔽体と上記飾りを別部品とすることにより上記
飾りが配設され得る空間の奥行きを可能な限り拡大し、
該空間にテーパー面や曲面等を積極的に用いて構成され
た立体造形的な飾りを配設したことを特徴とするパチン
コ機の中央表示装置の立体飾り付き枠体。
【0022】[解決手段2]パチンコ機の中央表示装置の
前方周囲を囲繞する飾り付き枠体において、該枠体の前
部を構成する前枠体の左側面と右側面を夫々外側方向に
膨出させることにより上記左側面と右側面の内側に空間
を設け、該空間にテーパー面や曲面等を積極的に用いて
構成された立体造形的な飾りを配設したことを特徴とす
るパチンコ機の中央表示装置の立体飾り付き枠体。
【0023】[解決手段3]パチンコ機の中央表示装置の
前方周囲を囲繞する飾り付き枠体において、該枠体の前
部を構成する前枠体の左側面と右側面を夫々外側方向に
膨出させることにより上記左側面と右側面の内側に空間
を設け、該空間にテーパー面や曲面等を積極的に用いて
構成された立体造形的な飾りを配設したことを特徴とす
る解決手段1記載のパチンコ機の中央表示装置の立体飾
り付き枠体。
【0024】以下に本発明の発想のプロセスを図面を参
照しながら説明する。従来の事例でみると、飾り付き枠
体20にしても飾り付き枠体30にしても、飾りを配設
し得る空間を最大限に有効利用していないことは明白で
ある。すなわち、図13aの飾り付き枠体20において
は飾り23をガラス面G付近にまで近づけており、この
状態では飾り23を立体造形物とすることは全く不可能
である。
【0025】また、図13bの飾り付き枠体30におい
ては、基板31a、31bを飾り付き枠体20の基板2
1(図13a参照)に比較してやや奥(後方)に位置さ
せることによりガラス面Gと基板31a、31bの間に
空間を形成し、該空間に飾り32、33を配設した結
果、図13aの飾り23に比較して飾り32、33にや
や厚みを付加し得、かつ凹凸もやや立体的に構成するこ
とができている。しかしながら、基板31a、31bと
上部枠体38の表面38aまではまだ距離が残されてお
り、この距離を詰めることにより、飾りを配設し得る空
間の奥行きをさらに拡大することは可能である。
【0026】図8のa〜dの模式断面図により本発明の
基本的な考え方を説明する。図8のa〜dにおいて、P
は基板、Wは枠体、Dは飾り、Gはガラス面、Qは遊技
球、Cは遊技球Qがガラス面Gと飾りDの間に噛みこま
れるのを防止する蔽体、Tは盤面(合板)である。図8
aは基板Pを枠体Wの表面に密着するまで後退させ、飾
りDを配設し得る空間の奥行きをαにまで拡大した模式
断面図である。この図のように、まず基板Pを大幅に後
退させることにより曲面で構成された立体造形の飾りD
を奥行きαを有する空間に配設することが可能となる。
【0027】しかしながら、飾りDを配設する空間の奥
行きをさらに拡大する方法を希求して見出した構成が図
8bに示す構成である。該構成にては従来必ず設けられ
ていた基板Pという構成を廃し、蔽体Cと飾りDを1部
材として一体成型して枠体Wの上端に添着することによ
り図8aの基板Pの厚さ分だけさらに奥行きを拡大した
奥行きβを有する空間を確保し得、これにより飾りDの
立体感をさらに増加せしめ得たものである。
【0028】図8aに見る基板Pという構成は元来飾り
Dを配設するために必ずしも必要な構成ではなく、飾り
Dは図8bに見るように例えば枠体Wに直接添着するこ
とにより配設し得るものである。しかしながら、従来、
飾りは基本的に平面図形に厚みを付加したものであると
いう発想から脱却しえなかったために、図13aに見る
ような板状の飾り23を添着していた基板21の構成を
払拭することができなかった。
【0029】しかるに、図8bに見るように、発想を転
換して基板Pという構成を廃したゆえに、基板Pの厚さ
分だけ広い奥行きβを有する空間を確保し得たのは前述
のとおりである。しかしながら、図8bの構成には実際
製作上の問題点が存した。それは、蔽体Cと飾りDの間
に生じる鋭角θの問題である。
【0030】図8bにおいては蔽体Cと飾りDを同一部
材にて一体成型する構成としたため、蔽体Cと飾りDの
間に鋭角θを有する状態では成型後の金型からの完全な
脱抜が困難となり、しばしば鋭角θの部分に成型不良が
生じてしまう。しかるに、鋭角θの部分は遊技者の前面
に位置し、遊技者からよく視認し得る部分のため、この
部分に成型不良があっては飾りDがいくら立体的に造形
されていてもその効果は大きく減殺されてしまう。
【0031】故に、上記鋭角θの発生を避けるために、
この部分に図8cに示すように面取りMを設けた構成を
考えた。しかしながら該構成にては奥行きγは再び奥行
きα(図8a)と同程度に短縮され、飾りDの立体造形
性は図8aの構成と同程度にまで弱められてしまうこと
となる。
【0032】以上図8a〜図8cの構成を全て勘案して
最後に到達したのが図8dに示す構成である。該構成に
ては図8bにおける鋭角θの発生による成型上の問題点
を避けるために再び蔽体Cと飾りDを別部品にて構成す
るが、図8aの基板Pという構成は廃し、蔽体Cの後端
を下方に延伸させ、飾りDをこの部分に直接添着するこ
ととした。これにより、成型上の問題を全く生ずること
なく図8bに見る最大限の奥行きβと同様の奥行きδを
確保し得、飾りDに最大限の立体造形性を付与すること
に成功したものである。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の1実施例を、図面を参照
しながら詳細に説明する。図1は本実施例の飾り付き枠
体Fの外観斜視図であり図2は正面図、図3a、図3b
は縦断面図、図4〜図7は分解図である。まず、図4の
分解図により本実施例の飾り付き枠体Fの構成の概略を
説明し、その後、各部品の構成をさらに詳しく説明す
る。
【0034】図4において、7は本実施例の飾り付き枠
体Fの前部を構成する主たる部材である前枠体であり、
9は後部を構成する主たる部材である後枠体である。1
は後記蔽体部6に添着される正面飾りであり、2は正面
飾り1に嵌合される半透明の飾りであり、3a、3bは
飾り2に嵌合される飾りであり、4aは3aに、4bは
3bに夫々嵌合される飾りである。
【0035】5は電飾基板であり、6は遊技球(図示せ
ず)が正面飾り1とガラス面(図示せず)の間に噛みこ
まれるのを防止するための蔽体部である。また、8a、
8bは後枠体9に添着される飾りであり、10a、10
b、10cは電飾基板である。さらに11は略長方形の
透明板であり、12は半月状の後板である。上記全ての
部材は複数のビス16により結合組成され、あるいは嵌
合挾着されて図1、図2に見る本実施例の飾り付き枠体
Fを構成する。
【0036】本実施例の飾り付き枠体Fのモチーフは映
画にて人口に膾炙せるある怪獣(亀をモチーフにした怪
獣)の顔面であり、正面飾り1は該怪獣の顔面上部全体
を表現し、半透明の飾り2は眼球の白眼部分と歯を表現
し、飾り3a、3bは瞳の虹彩部分を、4a、4bは瞳
孔部分を表現する。
【0037】また、前枠体7の枠体前板7bが上記怪獣
の口の周囲となり、飾り8a、8bは牙を表現し、前枠
体7と後枠体9の中央の空間はそのまま上記怪獣の口腔
内部となり、その奥に透明板11を介して中央表示装置
(図示せず)の画面が表示される。本実施例の飾り付き
枠体Fは全体で上記怪獣が口を大きく開いて威嚇してい
る表情を立体的に造形したものとして構成されている。
【0038】上記構成をさらに詳しく説明すれば以下の
とおりである。図5にて6は遊技球(図示せず)がガラ
ス面(図示せず)と正面飾り1の上部の間に噛みこまれ
るのを防止するための蔽体部であり、弧状に曲成された
板状の蔽体6aの左右後端にビス孔17が穿設された3
角形状の取付片6b、6cが突設され、蔽体6aの後端
は下方に直角に屈折されて取付板6dとなっている。
【0039】1は上記蔽体6の取付板6dの正面に添着
される正面飾りで、前記のようにある怪獣の顔面上部を
表現しており、額の部分をなす上部飾り1aと眼窩の周
囲をなす下部飾り1bが緑色の合成樹脂にて一体に成型
されて構成されている。上部飾り1aは図5及び図3b
に見るように水平方向にも垂直方向にも曲面をなすが、
特に上方から下方に向かうに従い前方に向かって迫り出
す形の曲面を主体に構成されている。
【0040】上部飾り1aの中央部分には正面形が略楕
円形を2つ重ねた形の中央飾り1eが突出され、該中央
飾り1eには電飾基板5に装着された4基の電飾13a
の光を透過させる4基の電飾窓14aが縦列して穿設さ
れている。
【0041】下部飾り1bは図5及び図3aに見るよう
に上部飾り1aと同様水平方向にも垂直方向にも曲面を
なすが、特に上方から下方に向かうに従い前方に向かっ
て迫り出す形の曲面を主体に構成され、左右には大きな
眼窩1c、1dが穿設されている。眼窩1c、1dの周
辺部の段構造は、眼窩の窪みの立体感を強調するための
意匠的配慮である。中央下部の窪み1f、1gは上記怪
獣の鼻腔を表現している。
【0042】飾り2はその正面上部が正面飾り1の背面
に嵌合される構成で、白色半透明の合成樹脂より成る。
飾り2の中央部2aは略平面状の板状であるが、左右に
は3日月状で正面が緩曲面をなす左白眼部2b及び右白
眼部2cが連接され、左白眼部2bの左端下部にはビス
孔17を有する左取付部2dが、右白眼部2cの右端下
部にはビス孔17を有する右取付部2eが夫々連接され
ている。
【0043】また、中央部2aの下端には曲面で構成さ
れた4本の歯2hが連接されている。飾り2を構成する
上記部材は全て一体として成型されており、正面飾り1
に嵌合された状態で図2に見るように左白眼部2bの下
部と右白眼部2cの下部及び4本の歯2hが遊技者の眼
に入るように構成されている。なお、2f、2gは後記
飾り3a、3bが嵌合される孔である。
【0044】飾り3a、3bは下端が略水平に切断され
た形の略円盤状で、飾り3aの中央には円形の孔3c
が、飾り3bの中央には円形の孔3dが夫々穿設されて
いる。飾り3a、3bは怪獣の瞳の虹彩部分を表現する
もので、正面飾り1よりやや濃い緑色の合成樹脂よりな
る。飾り3aは飾り2の孔2fに、飾り3bは飾り2の
孔2gに、夫々飾り2の背面から嵌合される。
【0045】飾り4a、4bは半径の異なる円盤が重合
された形状であるが、赤色半透明の合成樹脂で飾り4
a、4bの夫々が一体として成型されており、怪獣の瞳
孔部分を表現するものである。飾り4aは飾り3aの孔
3cに飾り3aの背面から、飾り4bは飾り3bの孔3
dに飾り3bの背面から、夫々嵌合される。
【0046】5は電飾13aが縦に4基装着された略十
字形の電飾基板で、4基の電飾13aの先端が正面飾り
1の中央飾り1eの4個の電飾窓14aに嵌合されるよ
うに正面飾り1内に装着されるものである。15は電飾
基板5の背面に設けられ、4基の電飾13aを制御する
制御基盤である。
【0047】図6にて、7は本実施例の飾り付き枠体F
の前部を構成する主たる部材である前枠体であり、該前
枠体7は帯状部材が環状に構成された枠体部7aの正面
に、上部に複雑な凹凸を有し下部は略滑らかな曲線を描
く環状に成型された枠体前板7bが一体として連接され
ている。
【0048】枠体部7aの正面上部中央にはビス孔17
が穿設された略3角形状の取付片7eが突設され、複雑
な凹凸を有する枠体前板7bの上部正面の左右には円筒
7c、7dが突設され、円筒7c、7dの夫々中央には
枠体部7aの背面にまで貫通する電飾窓14b、14c
が穿設されている。円筒7cは図5の飾り4aの背後
に、円筒7dは図5の飾り4bの背後に位置する。
【0049】また、円筒7cの左には枠体前板7bの正
面から枠体部7aの背面にまで貫通する電飾窓14d、
14dが縦列して穿設されており、円筒7dの右には枠
体前板7bの正面から枠体部7aの背面にまで貫通する
電飾窓14e、14eが縦列して穿設されている。電飾
窓14d、14dは図5の飾り2の左白眼部2bの背後
に位置し、電飾窓14e、14eは図5の飾り2の右白
眼部2cの背後に位置する。
【0050】枠体部7aの左側面7fと右側面7gは外
側に膨出状態に成型されており、左側面7fと右側面7
gの内側には夫々空間S1、S2が形成されている。ま
た、7hは枠体7中に入った遊技球(図示せず)を排出
するための傾斜面であり、7iは背後に中央表示装置
(図示せず)が装着される窓部であり、上記怪獣の口腔
を表現している。前枠体7を構成する諸部品は全てが一
体として正面飾り1と同色の合成樹脂にて成型されてい
る。
【0051】図7において9は本実施例の飾り付き枠体
Fの後部を構成する主たる部材である後枠体であり、該
後枠体9は後方に向かって狭まるフラットな4面のテー
パー面により構成された枠状の枠体部9aと該枠体部9
aの正面に一体として連接された枠体前部9bより構成
されている。
【0052】枠体前部9bは全体は枠状であり上部が前
方に迫り出し下部は板状で、左端と下端と右端の正面か
ら見た外形は図6の前枠体7の枠体部7aの背面外形と
略一致する曲線を描く。なお、上記枠体部9aの中央に
は略長方形の窓部9dが設けられており、該窓部9dの
背後に中央表示装置(図示せず)が装着される。
【0053】枠体前部9bの正面上部中央には4個の谷
型の凹部9cが並設されるが、この4個の谷型の凹部9
cには組成完了時に図5の飾り2の4個の歯2hが嵌合
されるものであり、4個の歯2hの凸形状に対応する凹
形状をなしている。
【0054】枠体前部9bの左側には3個の電飾窓14
fが縦列して穿設され、枠体前部9bの右側には3個の
電飾窓14gが縦列して穿設されている。3個の電飾窓
14fは後記飾り8aの背後に位置し、3個の電飾窓1
4gは後記飾り8bの背後に位置する。上記後枠体9を
構成する諸部品は全てが一体として正面飾り1と同色の
合成樹脂にて成型されている。
【0055】図6の8a、8bは正面形が牙状の白色半
透明の合成樹脂より成る飾りである。飾り8aは図7の
後枠体9の枠体前部9bの左側に配設され、飾り8bは
図7の後枠体9の枠体前部9bの右側に配設される。飾
り8a、8bは組成完了状態で図1、図2に示すように
怪獣の口中の左右の牙を表現する。
【0056】図7の10aは図6の前枠体7の枠体部7
aの上部内部に装着される略T字状の電飾基板であり、
左端には縦列する2基の電飾13dが、右端には縦列す
る2基の電飾13eが、2基の電飾13dの右には電飾
13bが、2基の電飾13eの左には電飾13cが、下
端には並列する4基の電飾13hが、夫々装着されてい
る。なお、正面上端の15,15,15は制御基盤であ
る。
【0057】電飾13bの光は図6の前枠体7の電飾窓
14bを透過して図5及び図2の飾り4a(上記怪獣の
左の瞳孔)を輝かせる。電飾13cの光は図6の前枠体
7の電飾窓14cを透過して図5及び図2の飾り4b
(上記怪獣の右の瞳孔)を輝かせる。
【0058】2基の電飾13dの光は図6の前枠体7の
2個の電飾窓14dを透過して図5及び図2の飾り2の
左白眼部2bを輝かせる。2基の電飾13eの光は図6
の前枠体7の2個の電飾窓14eを透過して図5及び図
2の飾り2の右白眼部2cを輝かせる。4基の電飾13
hの光は後枠体9の枠体前部9bの上部の4個の凹部9
cに嵌合される図5及び図2の飾り2の4個の歯2hを
背後から直接輝かせる。
【0059】10bは後枠体9の枠体前部9bの左側背
面に装着される板状の電飾基板であり、縦列する3基の
電飾13fが装着されており、3基の電飾13fの光は
枠体前部9bの3個の電飾窓14fを透過して図6及び
図2の飾り8a(怪獣の左の牙)を輝かせる。なお、電
飾基板10bの背面の15は制御基盤である。
【0060】10cは後枠体9の枠体前部9bの右側背
面に装着される板状の電飾基板であり、縦列する3基の
電飾13gが装着されており、3基の電飾13gの光は
枠体前部9bの3個の電飾窓14gを透過して図6及び
図2の飾り8b(怪獣の右の牙)を輝かせる。なお、電
飾基板10cの背面の15は制御基盤である。
【0061】図4の11は略長方形状の透明板であり、
図7の後枠体9の枠体部9aの背面に装着される。また
図4の12は略半月状の後板で図6の前枠体7の枠体部
7aの上部背面に装着される。
【0062】本実施例の飾り付き枠体Fの作用を以下に
説明する。本実施例の飾り付き枠体Fは組成完了時にそ
の全体が図1、図2に示すように前述の亀をモチーフと
した怪獣が口を開いて威嚇する顔面となるように構成さ
れており、正面飾り1が該怪獣の顔面上半分となり、前
枠体7の下部及び後枠体9が該怪獣の顔面下半分とな
り、窓部7i、9dの背後の透明板11の背後に中央表
示装置(図示せず)が装着される。
【0063】つまり遊技者は該怪獣の口内(喉の奥)に
中央表示装置(図示せず)を見ることになるが、この構
成を従来の飾り付き枠体20(図9、図10参照)及び
従来の飾り付き枠体30(図11、図12参照)と比較
すると顕著な相違があることが直ちに判明する。
【0064】すなわち、顕著な相違点とは、従来の飾り
付き枠体20及び飾り付き枠体30はいずれもそれ自体
としてはなにも表現していない枠体27及び枠体37に
平面的な飾り23,24,25あるいは同じく平面的な
飾り32,33,34を添着しただけのものであるに対
し、本実施例の飾り付き枠体Fにおいては、図1、図2
に見るように各種の部材にて構成された飾り付き枠体F
全体が上記怪獣の顔面として立体的に造形されていると
いう点である。
【0065】そして、このような立体造形が可能となっ
た背景には、図8のa〜dに見るように従来の飾り付き
枠体において飾りDを添着していた基板Pという構成を
廃して飾りDを配設し得る空間を拡大し、加えて飾りD
と蔽体Cを別部品として該空間をさらに拡大することに
より該空間を可能な限り拡大し得たというこれまでなか
った発想に支えられた新しい技術内容の導入が挙げられ
る。
【0066】また、図6に示すように前枠体の枠体前板
7bの左側面7fと右側面7gを外側に膨出させること
により空間S1、S2を形成し、該空間に立体的な飾り
8a、8bを配設したという点も従来の飾り付き枠体に
全く見られなかった新しい発想であり、これによりさら
に全体としての立体造形性は高められたものとなった。
【0067】さらに、従来の飾り付き枠体のように電飾
を単に光源として扱うのみではなく、電飾13a〜13
h(図5、図7参照)を上記怪獣の眼や歯や牙など、実
際の上記怪獣の顔面においても光度の高い場所に配して
リアリティーを演出した点も、全体が一個の顔面として
立体造形性を顕示せしむるに大きな役割を果たしてい
る。
【0068】本実施例の飾り付き枠体Fにおいては、上
記のように全体を一体性のある立体造形物としたので、
パチンコ機(図示せず)に装着された場合にも遊技者は
従来のように飾りの添着された枠体(例えば図9〜図1
2)の背後に中央表示装置(図示せず)を見るのではな
く、立体的な怪獣の口中の奥に中央表示装置(図示せ
ず)を見る(図2)という感覚を得ることができ、中央
表示装置(図示せず)の表示内容と一体化された迫力を
味わうことができるものである。
【0069】本実施例の構成及び作用は以上に記したと
おりであるが、本発明においては、当然本実施例の意匠
(亀をモチーフとした怪獣の顔面)に限らず、様々な動
物(爬虫類、両生類、哺乳類、鳥類、昆虫等)や人物の
顔面や身体、様々な植物の1部や全体、怪獣や漫画のキ
ャラクターの顔面や全体、自然現象(雲、岩、稲妻、滝
等)、建築物や器物、交通機器(電車、汽車、飛行機、
自動車等)、さらには文字や数字や記号等、あらゆる存
在物をモチーフとして立体造形を施した飾り付き枠体を
形成し得るものである。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、パチンコ機の中央表示
装置の前方周囲を囲繞する飾り付き枠体において、上記
飾りの配設される空間をでき得る限り拡大したので、該
空間にテーパー面や曲面等を積極的に用いて構成された
立体造形的な飾りを配設することができた。
【0071】本発明によれば、パチンコ機の中央表示装
置の前方周囲を囲繞する飾り付き枠体において、上記飾
りの配設される空間をでき得る限り拡大したにもかかわ
らず遊技球がガラス面と上記飾りの間に噛みこまれるの
を防止する蔽体と上記飾りを別部品としたので蔽体と上
記飾りの間に成型不良が生じることがない。
【0072】また本発明によれば、パチンコ機の中央表
示装置の前方周囲を囲繞する飾り付き枠体において、該
枠体の前部を構成する前枠体の左側面及び右側面を夫々
外側方向に膨出させることにより上記左側面及び右側面
の内側に空間を設け、該空間にテーパー面や曲面等を積
極的に用いて構成された立体造形的な飾りを配設するこ
とができた。
【0073】本発明によれば、パチンコ機の中央表示装
置の前方周囲を囲繞する飾り付き枠体を全体として一体
性のある立体造形物として演出することができ、その結
果、従来の飾り付き枠体では得られなかった新鮮で迫力
ある表現を得ることができ、かつ中央表示装置の表示内
容との一体感もさらに強めることができた。
【0074】また本発明によれば、パチンコ機の中央表
示装置の前方周囲を囲繞する飾り付き枠体において、電
飾を従来の飾り付き枠体のように単に透過光による部分
的照明として用いず、飾り付き枠体を全体として一体性
のある立体造形物とし、該立体造形物中において造形的
必然性において高い光度を要求される部分に電飾を配設
することにより、該立体造形物のリアリティーをさらに
高めることができた。
【0075】本発明の飾り付き枠体においては、そのモ
チーフとして、様々な動物(爬虫類、両生類、哺乳類、
鳥類、昆虫等)や人物の顔面や身体、様々な植物の1部
や全体、怪獣や漫画のキャラクターの顔面や全体、自然
現象(雲、岩、稲妻、滝等)、建築物や器物、交通機器
(電車、汽車、飛行機、自動車等)、さらには文字や数
字や記号等、あらゆる存在物を用いて立体的表現を行う
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の1部を欠截した外観斜視図
である。
【図2】本発明の1実施例の正面図である。
【図3】a 本発明の1実施例の図2におけるA−A断
面図である。 b 本発明の1実施例の図2におけるB−B断面図であ
る。
【図4】本発明の1実施例の分解図である。
【図5】本発明の1実施例の1部を欠截した分解図の1
部である。
【図6】本発明の1実施例の分解図の1部である。
【図7】本発明の1実施例の分解図の1部である。
【図8】a 本発明の成立のプロセスを説明する参考模
式断面図である。 b 本発明の成立のプロセスを説明する参考模式断面図
である。 c 本発明の成立のプロセスを説明する参考模式断面図
である。 d 本発明の成立のプロセスを説明する参考模式断面図
である。
【図9】従来の飾り付き枠体の1例の外観斜視図であ
る。
【図10】従来の飾り付き枠体の1例の正面図である。
【図11】従来の飾り付き枠体の1例の外観斜視図であ
る。
【図12】従来の飾り付き枠体の1例の正面図である。
【図13】a 図10のX−X縦断面図である。 b 図12のY−Y縦断面図である。
【符号の説明】
1 正面飾り 1a 上部飾り 1b 下部飾り 1c、1d 眼窩 1e 中央飾り 1f、1g 窪み 2 飾り 2a 中央部 2b 左白眼部 2c 右白眼部 2d 左取付部 2e 右取付部 2f、2g 孔 2h 歯 3a、3b 飾り 3c、3d 孔 4a、4b 飾り 5 電飾基板 6 蔽体部 6a 蔽体 6b、6c 取付片 6d 取付板 7 前枠体 7a 枠体部 7b 枠体前板 7c、7d 円筒 7e 取付片 7f 左側面 7g 右側面 7h 傾斜面 7i 窓部 8a、8b 飾り 9 後枠体 9a 枠体部 9b 枠体前部 9c 凹部 9d 窓部 10a、10b、10c 電飾基板 11 透明板 12 後板 13a、13b、13c、13d、13e、13f、13g、13h 電
飾 14a、14b、14c、14d、14e、14f、14g 電飾窓 15 制御基盤 16 ビス 17 ビス孔 18、19は欠番 20 飾り付き枠体 21 基板 21a 電飾窓 22a 基板下部 22b、22c 基板側部 23、24、25飾り 26 蔽体 27 枠体 27a 左側面 27b 右側面 28 後板 29 窓部 30 飾り付き枠体 31 基板 31a、31b、31c 基板 31d テーパー面 32、33、34飾り 35a、35b 電飾窓 35c、35d 図形 36 蔽体 37 枠体 37a 左側面 37b 右側面 38 上部枠体 38a 表面 39 窓部 C 蔽体 D 飾り F 飾り付き枠体 G ガラス面 M 面取り P 基板 Q 遊技球 S1、S2 空間 T 盤面 W 枠体 α、β、γ、δ 奥行き θ 鋭角

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の中央表示装置の前方周囲
    を囲繞する飾り付き枠体において、従来上記飾りを添着
    していた基板を廃し、さらに正面上部にて遊技球がガラ
    ス面と上記飾りの間に噛みこまれるのを防止するための
    蔽体と上記飾りを別部品とすることにより上記飾りが配
    設され得る空間の奥行きを可能な限り拡大し、該空間に
    テーパー面や曲面等を積極的に用いて構成された立体造
    形的な飾りを配設したことを特徴とするパチンコ機の中
    央表示装置の立体飾り付き枠体。
  2. 【請求項2】 パチンコ機の中央表示装置の前方周囲を
    囲繞する飾り付き枠体において、該枠体の前部を構成す
    る前枠体の左側面と右側面を夫々外側方向に膨出させる
    ことにより上記左側面と右側面の内側に空間を設け、該
    空間にテーパー面や曲面等を積極的に用いて構成された
    立体造形的な飾りを配設したことを特徴とするパチンコ
    機の中央表示装置の立体飾り付き枠体。
  3. 【請求項3】 パチンコ機の中央表示装置の前方周囲を
    囲繞する飾り付き枠体において、該枠体の前部を構成す
    る前枠体の左側面と右側面を夫々外側方向に膨出させる
    ことにより上記左側面と右側面の内側に空間を設け、該
    空間にテーパー面や曲面等を積極的に用いて構成された
    立体造形的な飾りを配設したことを特徴とする請求項1
    記載のパチンコ機の中央表示装置の立体飾り付き枠体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004057655A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2006230644A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2016116929A (ja) * 2016-02-23 2016-06-30 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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