JP2002085596A - 軟式野球用ゴムボール - Google Patents

軟式野球用ゴムボール

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JP2002085596A
JP2002085596A JP2000285379A JP2000285379A JP2002085596A JP 2002085596 A JP2002085596 A JP 2002085596A JP 2000285379 A JP2000285379 A JP 2000285379A JP 2000285379 A JP2000285379 A JP 2000285379A JP 2002085596 A JP2002085596 A JP 2002085596A
Authority
JP
Japan
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ball
rubber ball
rubber
baseball
seam
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000285379A
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English (en)
Inventor
Fuminori Ota
文典 太田
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Nagase Kenko Co Ltd
Original Assignee
Nagase Kenko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ゴムボールに与える回転が少なくて
もその投球軌跡が大きく変化する軟式野球用ゴムボール
を提供することにより、ピッチャーが投球する際の肩、
肘、手首等にかかる負担を軽減させることにある。 【解決手段】 軟式野球用ゴムゴールにおいて、ゴ
ムボール本体の周面に、硬式野球用ボールの縫い目と同
様に配設した連続する帯状凸部2を形成する。更にその
帯状凸部2の上面に所定間隔を存して縫い目状凸部3を
設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟式野球用ゴムボ
ールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に使用されている軟式野球用
ゴムボール(以後ゴムボールという)は、ゴムボール本
体の周面に、硬式野球用ボールの皮を縫い合わせた縫い
目(以後シームという)に対応するように凸状で不連続
のブロックが凸設されている。このブロックはその形状
によつてピッチャーが投球する際ゴムボールに与える回
転によりその投球軌跡が変化するようになつている。し
かし上記従来のゴムボールは、回転による投球軌跡の変
化が小さいため、ピッチャーが投球する際、ゴムボール
に回転を与えるために、肩、肘、手首などに負担が掛か
り、これが故障を誘起する原因になつている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
のような問題点を解消するために、ゴムボールに与える
回転が少なくても投球軌跡の変化がより大きくなる軟式
野球用ゴムボールを提供することにより、ピッチャーに
掛かる負担を軽減し得るようにしたことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次のとお
りである。軟式野球用ゴムボールにおいて、ゴムボール
本体の周面に、硬式野球用ボールの縫い目と同様の位置
に連続する帯状凸部を所定高さに形成したことであり、
また前記帯状凸部の上面に所定間隔を存して縫い目状凸
部を形成したことことである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るゴムボールの
実施例について詳細に説明する。図1におて符号1はゴ
ムボール本体、2はゴムボール本体1の周面1aに施し
た帯状凸部を示す。この帯状凸部2は、硬式野球用ボー
ルのシームと同じ位置に所定の高さに連続して設けたも
ので、図示の実施例においては、その最大横幅を10.
5mm、高さが0.45mmに凸設したものである。また、
図2は別の実施例を示すもので、前記帯状凸部2の上面
に所定間隔を存して高さ0.2mm、幅1.4mmの縫い目状
凸部3を1.9mm間隔置きに連設したものである。
【0006】又従来のゴムボールの周面に凸設したブロ
ックは、最大横幅が9.5mm、高さが0.65mm、幅2.
5mmで1mm間隔置きに設けたものである。
【0007】次に、本願のゴムボールと、従来のゴムボ
ールとをストラット型六分力天秤装置で、ピッチャーが
投球した際の軌道変化状態を風洞測定する。シーム状の
ブロックを施してあるゴムボールは、図3に示す状態か
ら時計方向にθ=0〜90[゜]の間を10[゜]間隔
に変化させて測定を行う、測定を行う流速は、U=30
[m/s]に変化させて測定を行う。尚、このとき風洞の
一様流れ方向をX、YをXに直交する水平方向とする座
標を定めX方向に働く空気力を抗力D、Y方向に働く空
気力を揚力Lとし、流速Uの進行方向上流から見て抗力
Dは下流側を正とし、揚力Lは左側を正とする。
【0008】図4は、本願と従来のゴムボールの角度に
よつてY方向(水平方向)にどのような力を受けるかを
示したもので、ただしブロックと球速(風速)の関係を
上から見た状態を示したもので、これによりとゴムボー
ルが360゜1回転する間に流速に関わらず4周期で変
化することがわかる。また、球速(風速)が30m/sの
ときのものでθ=40゜のとき揚力が最大になり、θ=
50゜になると揚力がマイナスの方向に反転している。
これによると本願のゴムボールはより大きな揚力が発生
していることがわかる。
【0009】また図5はピッチャーが投球に際し、ゴム
ボールに同じ回転を与えて投げた状態をコンピューター
により推測したもので、これにより本願のゴムボールの
方が従来のゴムボールよりも投球軌跡が大きく変化する
ことか判明した。
【0010】
【発明の効果】本発明は叙上のような構成であるから、
ピッチャーが投球に際し、ゴムボールに与える回転を少
なくしてもその投球軌跡が大きく変化するので、投球が
極めて楽になり肩、肘、手首等にかかる負担を軽減させ
ることができる。従って故障の発生も未然に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る軟式野球用ゴムボールの斜
視図
【図2】 別の実施例を示す軟式野球用ゴムボール
の斜視図
【図3】 試研球体に対する測定座標
【図4】 本願と従来のゴムボールの角度によつて
Y方向(水平方向)にどのような力を受けるかを示した
図で、ブロックと球速(風速)の関係を上から見た状態
を示したものである
【図5】 ピッチャーが投球に際し、本願と従来の
ゴムボールに、同じ回転を与えて投げた状態をコンピュ
ーターにより推測した状態を示した図で、水平方向変位
の軌道を比較したものであ。
【符号の説明】
1 ゴムボール本体 1a 周面 2 帯状凸部 3 縫い目状凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟式野球用ゴムボールにおいて、ゴムボー
    ル本体の周面に、硬式野球用ボールの縫い目と同様の位
    置に連続する帯状凸部を所定高さに形成したことを特徴
    とする軟式野球用ゴムボール。
  2. 【請求項2】軟式野球用ゴムボールにおいて、ゴムボー
    ル本体の周面に、硬式野球用ボールの縫い目と同様の位
    置に連続する帯状凸部を所定高さに形成し、かつ該帯状
    凸部の上面に所定間隔を存して縫い目状凸部を形成した
    ことを特徴とする軟式野球用ゴムボール。
JP2000285379A 2000-09-20 2000-09-20 軟式野球用ゴムボール Pending JP2002085596A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2255406A1 (es) * 2003-09-19 2006-06-16 Siam Ball Sport Factory Co., Ltd Procedimiento para la obtencion de balones de caucho con simulacion de puntadas.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2255406A1 (es) * 2003-09-19 2006-06-16 Siam Ball Sport Factory Co., Ltd Procedimiento para la obtencion de balones de caucho con simulacion de puntadas.

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