JP2007136137A - テイーバッテング練習機 - Google Patents

Abstract

【課題】 野球及びソフトボールのテイーバッテング練習は、一定位置の静止した球の打撃練習しか出来なかった。当発明は従来のテイーバッテングの機能に動きを与えることにより、より高度な技術を習得する。
【解決手段】 従来のテイーバッテング器に動力、駆動軸、アーム、水平維持部を設定し、動力には左右回転及び可変速の機能を与え、駆動軸に傾斜機能を持たせることにより、球が移動、変化する形態が発生することで高度な打撃練習が可能になる。
【選択図】図１

Description

本発明はテイーバッテングの打撃練習機である。

土台、左右傾斜装置、動力、駆動軸、伸縮可能なアーム，水平維持装置、球据え置き部で構成する。

動力の左回転と右回転により、球の軌道が変化し可変速の機能を活用することにより球の移動速度も変化する。さらにアームの長さを調整することにより、球の高低が変化する。

左右傾斜装置を活用することにより、水平軌道の円運動に上下運動が加わった軌道が可能となる。そのため水平維持装置は駆動軸の傾斜に反応し、常に球を水平に保つ構造である。

従来のテイーバッテング練習機は球が静止状態のみでの使用であった。

特開２０００−１７６０６７号公報

据え置いた球を固定位置だけでなく変動させることにより、より高度な打撃練習を行う

動力を駆動軸に連結し左右回転と可変速機能を持たせ駆動軸を回転させる。駆動軸は傾斜機能を有し、駆動軸とアームを連結し高低の調整が出来る構造とする。さらにアームの先端は水平維持機能を接続し、最後部に球据え置き部を設定することで課題を解決する。

当発明は打撃練習における最も基本的な練習である静止状態の球の打撃練習と、動く球の打撃練習も可能であるため打撃の基礎練習と、打者が打球の方向を確認できるため打撃練習の課題を自ら習得できる効果がある。

球が静止状態での使用、水平左右回転状態での使用、左右回転に上下運動が加わった状態での使用。

当機を停止し球がストライクゾーンの中心になるように設定した状態で最も基本的なバッテング練習を行う。

当機の動力を活用しアームの高さと移動幅をストライクゾーン内で設定することで移動中の球の打撃練習を行う。

駆動軸を垂直にし回転を与えると球は水平の円軌道上を移動する。打者より最外部は外角球の打撃練習になり、最内部は内角球の打撃練習になる。

上記［００１２］の球の動きを利用すると最外部から中心に向かって移動する軌道は、左投手のスライダーの球筋に近く、最内部から中心に向かって移動する軌道は、右投手のスライダーの球筋になり各々の打撃練習ができる。

駆動軸を傾斜させることより球の移動は円軌道に上下運動が加わる、この動きを利用すると最外部から中心向かって移動する軌道は左投手のカーブの球筋に近く、最内部から中心に向かって移動する軌道は右投手のカーブの球筋になり各々の打撃練習ができる。

当機を打撃練習機として使用する際上記の各々の設定が可能であり、打者はインパクトの感触を体感でき、打球の方向も確認できる。このことは外角球の打撃練習の場合、どの程度踏み込んで打てば良いかを体験できるし、内角球の場合どの程度開いて打てば良いかを体験できる。

産業上の利用分野

本発明は野球及びソフトボールの基本的な打撃練習機であり、スポーツ用品としての用途が期待できる。

は全体図である。 Ａ図とＢ図は動力と駆動軸の傾斜を表した図である。 Ａ図とＢ図はアームの伸縮を表した図である。 Ａ図とＢ図はアームの傾斜に従い水平維持装置の変化を表した図である。

符号の説明

ａ 土台
ｂ 動力
ｃ 駆動軸
ｄ アーム
ｅ 水平維持装置
ｆ 球据え置き部
ｇ 球
ｈ 左右傾斜装置

Claims (4)

1. 据え置いた球を静止状態と移動状態の両方で打撃練習を行う装置
2. 回転機能を有した動力を備えることで球の移動を可能とし、その動力は左右回転と可変速の機能を有した装置
3. 高低の調整機能、駆動軸の傾斜機能、球を常に水平に保つ機能を有した装置
4. 球を常に水平に保つため自在継ぎ手の機能を有した装置

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