JPH0248283A - 歩行脚運動軌跡制御装置 - Google Patents

歩行脚運動軌跡制御装置

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JPH0248283A
JPH0248283A JP63197219A JP19721988A JPH0248283A JP H0248283 A JPH0248283 A JP H0248283A JP 63197219 A JP63197219 A JP 63197219A JP 19721988 A JP19721988 A JP 19721988A JP H0248283 A JPH0248283 A JP H0248283A
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Yoshihiro Sakakibara
義宏 榊原
Akimine Kobayashi
小林 暁峯
Kazuo Honma
本間 和男
Masakatsu Fujie
正克 藤江
Yuji Hosoda
祐司 細田
Kazutoshi Suga
和俊 菅
Makoto Hattori
誠 服部
Yutaka Nakano
裕 中野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は歩行機械の歩行脚運動制御装置に係り、さらに
詳しくは歩行機械を安定に歩行させるに好適な歩行脚運
動軌跡制御装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、建屋内で行われている保守点検作業を、人間に代
って行う移動ロボットのニーズが高まっている。このよ
うな要求に応えるロボットは今まで人間が作業してきた
環境内を自由にかつ高速に移動して作業場所へ行き、効
率良く作業を進めるための機能を必要とするが、建屋内
の障害物のまたぎ越しやくぐりぬけ移動などの機能も必
要である。これらの要求に応えるために、歩行脚によっ
て移動する歩行機械が種々提案されている。この種の歩
行機械としては、例えば、特開昭59110575号公
報および特開昭61−134805号公報等に示される
ように多数の歩行脚によって歩行を実現するものがある
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の多数の歩行脚を備える歩行機械では、歩行移動の
ために、例えば一対の歩行脚を交互に移動させている。
そして、歩行のための歩行脚は歩行脚の足部が床面に着
地している立脚状態の区間と、歩行脚を歩行のために振
り出している遊脚の状態の区間とを備えているが、立脚
状態から遊脚状態または遊脚状態から立脚状態に切り換
る時、歩行脚の足部の進行方向への速度および垂直方向
への速度がステップ状に変化し不連続となっている。こ
のステップ状の急激な速度変化は歩行機械への衝撃力と
して作用し、例えば歩行機械の胴体は揺れを生じ、安定
に歩行することができないという問題点があった。
本発明は上述した事柄にもとづいてなされたもので、立
脚状態から遊脚状態に、または遊脚状態から立脚状態に
切り換る時に生じる衝撃力を低減することができる歩行
脚運動軌跡制御装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記の目的は、脚部動制御部によつ゛C歩行脚
の関節部を制御し、この歩行脚によって歩行する歩行機
械において、前記歩行脚の立脚時と遊脚時との切り換え
時の足部の速度が連続する足部の運動軌跡を生成する足
部の運動軌跡生成部と5前記足部の運動軌跡生成部から
の足部の運動軌跡を目標関節角に演算し、これを前記脚
部動制御部に出力する目標関節角演算部とを備えること
により達成される。
〔作用〕
歩行脚は足部の運動軌跡生成部によって生成される歩行
脚の立脚時と遊脚時との切り換え時の足部の連続する速
度にもとづいて、関節部が駆動制御される。このため、
歩行脚はその足部と床面との間に速度差を生じることが
なく、着地時および離脱時の衝撃力を小さく抑えること
・ができる。その結果、歩行機械は安定に歩行すること
ができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の歩行脚運動軌跡制御装置の一実施例を
備え歩行機械の一例を示すもので、この図において、1
は歩行機械で、この歩行機械1は胴部2とこの胴部2に
設けられた4脚の歩行脚(図示の例では片側の2脚の歩
行脚3,4)とを備えている。こ九らの歩行脚3,4は
胴部2に設けた第1の関節部3A、4Aと、この第1の
関節部3A、4Aに連結した第1の脚部3B、4Bと、
この第1の脚部3B、4Bの他端に設けた第2の関節部
3C,4Cと、この第2の関節部3C。
4Cに連結した第2の脚部3D、4Dと、この第2の脚
部3D、4Dの他端に連結した第3の関節部3E、4E
と、この第3の関節部3E、4Eに連結した足部3F、
4Fとで構成されている。この歩行脚3,4にはこれを
駆動するための脚部動制御部5が接続されている。この
脚部動制御部5は第1の関節部3A、4Aおよび第2の
関節部3C,4Cにそれぞれ連結したアクチュエータ5
oA〜50Dと、第1の関節部3A、4Aおよび第2の
関節部3C,4Cの関節角を検′出する関節角検出セン
サ51A〜51Dと、運動軌跡生成部6からの目標関節
角θl、θ2.θ8.θ番と関節角検出センサ51A〜
51Dがらの実際の関節角θ31.θsz、θ88.θ
s4とのそれぞれの偏差を演算し、この偏差をそれぞれ
アクチュエータ50A〜50Dに出力する比較部52A
〜52Dとで構成されている。
前述した運動軌跡生成部6は、胴部2の運動軌跡生成部
60と、床面と接する足部3F、4Fの運動軌跡生成部
7oと、歩幅や足部立上げ高さ等を指定する歩行パター
ンパラメータ発生部8oと。
前述の足部の運動軌跡生成部70と胴部の運動軌跡生成
部60とからのデータと、歩行脚の長さ等のデータベー
ス90がらのデータとにもとづいて歩行脚3,4の第1
の関節部3A、4Aおよび第2の関節部3C,4Cの目
標関節角を演算する目標関節角演算部100と、この関
節角演算部100からの目標関節角を格納する記憶部1
10と、目標関節角の出力時間間隔を111mする歩行
周期発生部120とで構成されている。
前述した足部の運動軌跡生成部7oは、歩行脚の立脚状
態と遊脚状態との切り換え期の歩行脚の運動を制御する
ものであり、第2図に示すように、立脚時の足部の位置
を発生する立脚時足部位置発生部71と、遊脚時の足部
の位置を発生する遊脚時足部位置発生部700とで構成
されている。この遊脚時定部位置発生部700は、遊脚
時の足部運動、水平および垂直方向加速度を時間の関数
で決定する遊脚時の足部運動、水平および垂直方向加速
度決定部701と、立脚状態と遊脚状態との切り換え時
における足部の水平および垂直方向の加速度の値を前述
の遊脚時の足部運動、水平および垂直方向加速度決定部
701に入力設定する加速度条件設定部702と、遊脚
時の足部運動、水平および垂直方向加速度決定部701
からの各加速度を時間で積分し速度を求める加速度積分
部703と、遊脚時の足部運動、水平および垂直方向速
度を時間の関数で決定する遊脚時の足部運動。
水平および垂直方向速度決定部704と、立脚状態と遊
脚状態との切り換え時における足部の水平および垂直方
向の速度の値を前述の遊脚時の足部運動、水平および垂
直方向の速度決定部704に入力設定する速度条件設定
部705と、遊脚時の足部運動、水平および垂直方向速
度決定部704からの各速度を積分し位置を求める速度
積分部706と、遊脚時の足部運動、水平および垂直方
向位置を時間の関数で決定する遊脚時の足部運動。
水平および垂直方向位置決定部707と、立脚状態と遊
脚状態との切り換え時における足部の水平および垂直方
向の位置を前述の遊脚時の足部運動。
水平および垂直方向位置決定部707に入力設定する位
置条件設定部708とで構成されている。
次に上述した本発明の一実施例の動作を説明する。
第3図は1つの歩行脚3,4の移動形態を示すもので、
歩行脚3,4は足部3F、4Fが接地している立脚状態
の期間W1と、足部3F、4Fが地面Fから離れた状態
の遊脚状態の期間W2とで構成されている。この図にお
いて、歩幅は符号Hで、足部3F、4Fの足上げ高さは
符号Gで示し、この歩幅H足上げ高さGをパラメータと
して遊脚時の運動を自由に設定することができる。
次に、遊脚状態における足部の運動軌跡を決定する方法
を説明する。
第4図は遊脚状態における足部の水平方向の加速度変化
を示すもので、この加速度変化は遊脚時の足部運動、水
平および垂直方向加速度決定部701で決定される。す
なわち、第3図における胴部2の水平運動を停止した胴
部固定の座標系で足部3F、4Fの運動を記述しており
、この場合の足部の水平方向加速度axは1=0〜t=
−において、 a x: Am ・5in4 π−=41)で表わされ
る。ここでA、は係数、tは時刻、Tは1歩の周期であ
る。
次に、加速度条件設定部702は歩行脚3,4が立脚状
態から遊脚状態に移るとき、第4図に示す1=0 (足
部が床面を離脱する時すなわち遊脚時)における足部3
F、4Fの水平方向加速度a。
を零に設定して、立脚時の加速度と連続的に接続するよ
うに構成する。また遊脚状態から立脚状態に移るとき、
t=−(足部が着地する時)における足部3F、4Fの
水平方向加速度ax を前述と同様に零に設定する。そ
して、その間をサイン曲線で結ぶ加速度変化に設定しで
ある。
次に、加速度積分部203は(1)式を積分して、第5
図に示す足部の水平方向速度v8を求める。
この水平速度Vxは 4 π          T で表わされる。ここでCは係数である。このとき、速度
条件設定部705は立脚と遊脚での境界条件を満たすよ
うに、水平り面速度v0が1=0で−vsから始まり、
t=−で−VBで終了するように定める。このとき、速
度veは胴部2の進行速度に相当する。上述の速度条件
設定部705による速度の設定により、遊脚時の足先運
動、水平および垂直方向速度決定部704は、次の式に
もとづき演算を行う。すなわち、1=0で上記(2)式
より 4 寓 となるので、 4 π となる、よって、水平方向速度Vxは となり、上記(5)式はt=−のときの条件vx=−V
Bも満足する。この遊脚期間中の足部の水平方向速度の
変化を大地座標系で示したのが第5図である。
次に上記(5)式は速度積分部706において、水平方
向付Hzに変換する。この水平方向付flaxは次の(
6)式で表わされる。
次に遊脚時の足部運動、水平および垂直方向位置決定部
707は、位置条件設定部708からの条件、すなわち
t=QでX=O,t=−でX=2S、ただしSは歩幅H
の−と前記(6)式とにもとづいて、次の演算を行う、
すなわち、1=0でx=c)=C よって C20 ・・・ (7) ・・・ (8) となり、速度VBは となるので、(10)式を(9)式に代入し、A、を求
ぬると、 8πvB A、= ・・・(11) となる。このA、を(6)式に代入することにより、水
平方向位置Xは となる。参考までに(11)式を(5)式および(6)
式に代入することにより、加速度a8および速度Vxは
それぞれ(13)式および(工4)式のように表わされ
る。
8 π a y = B m−5in −t ・・(15) ど表わされる。ここでB、は係数である。
次に、加速度条件設定部702は遊脚時の足部運動、水
平および垂直方向加速度決定部701に対し、足部の床
面離脱時(1=0)と着地時加速度を零に設定すると共
に、遊脚期間の中間へに遊脚期間における足部の垂直方
向の運動について説明する。
遊脚状態における足部3F、4Fの垂直方向の加速度変
化を第6@に示す。この加速度の変化特性は遊脚時の足
部運動、水平および垂直方向加速度決定部701で決定
される。そして、第3図に示す胴部2の水平運動を停止
した胴部の座標系において、足部の運動を記述した場合
、足部の垂直方向加速度aツは、 も、その垂直方向加速度が零になるように設定する。さ
らにこの遊脚期間はサイン曲線で結んだ特性となってい
る。そして、 t=Qからt=−まで 初期位置と進む方向が逆の運動として把えることができ
るので、ここでは1=0がらt=−までについて述べる
加速度積分部703は前記(15)式を積分して、垂直
方向速度vyを求める。この垂直方向速度VFは となる。
次に遊脚時の足部運動、水平および垂直方向速度決定部
704は速度条件設定部705がらの速度条件、すなわ
ち足部3F、4Fの床面離脱時ように速度を零にする条
件により、次の演算を行う、すなわち、 となる。この(18)式はt=−でvy=oを満足して
いる。このときの垂直方向速度の変化を第7図に示す。
次に速度積分部706は垂直方向位Myを次の(19)
式により求める。
・・・(19) その次に遊脚時の足部運動、水平および垂直方向位置決
定部707は、位置条件設定部708からの位置条件、
すなわち、1=0でO=C,t=Tでy=a、ただし足
上げ高さGは歩行パターンパラメータ80から よって垂直方向速度Vyは(16)式と(17)式とに
より として与えられる条件により、垂直方向位置は次の式に
より決定する。
参考まで、垂直方向加速度ayおよび垂1h、力向速度
Vyはそれぞれ(18)式および(19)式にもとづき
、次の式より求められる。
の垂直方向位W!tyは次の式により求められる。
上述により得られる遊脚期間における足部3F。
4Fの時間に対する水平ノ1向Xおよび垂直り向Yの位
置変化をそれぞれ第8図および第9図に示す。
これらの図に示される位置変化曲線はX軸を時間゛rの
変化としY軸を水平方向および垂直力向の位置変化とし
た場合に、サイクロイド曲線となっている。
そして、このように決定された遊脚期間における足部の
水平方向と垂直方向との運動を大地座標系の軌跡に置換
えると、第10図に示すようになり、また胴部の位置を
固定した胴部固定座標系の軌跡に置換えると、第1!図
に示すようになる。この第14図に示す軌跡は歩行脚3
,4の各関節部を駆動して得られる足部3F、4Fの軌
跡である。
次に、遊脚時の足部運動、水平および垂直方向位置決定
部707で得られた足部の運動は、目標関節角演算部1
00に加えられる。これにより、目標関節角演算部10
0はさらに立脚時定部位置発生部71からの立脚時の足
先位置と胴部の運動軌跡生成部60からの例えば胴部の
等遠点線運動と、データベース90からの歩行脚3,4
の寸法、各関節の位置とにより、各関節部の目標関節角
を求める。この目標関節角は目標関節角記憶部110に
記憶され、歩行周期発生部120からの歩行周期により
脚間動制御部5に出力される。これにもとづき1脚駆動
制御部5は歩行脚3,4の各関節部を駆動し、歩行脚3
,4を歩行動させる。
上述のように、足部3F、4Fの遊脚時の加速度と速度
を、立脚時との境界条件を満足するように決定すること
で1足部3F、4Fの着地時および地面からの離脱時に
、床面と足部3F、4Fとの相対運動が無く、床面との
衝突による水平および垂直方向の反力の発生を抑えるこ
とができる。
また、足部3F、4Fの加速度の変化を滑らかにするこ
とができるので、足部3F、4Fの振動が抑えられると
共に、各関節部の回転角加速度の変化も滑らかになるた
め、目標軌跡への追従性が良く、各関節部のトルク変化
も滑らかになる。このことはアクチュエータのトルク性
能、加速性能の面から高性能なものを必要とせず、アク
チュエータの重量を軽減し1歩行機械の軽量化にも効果
がある。さらに、着地時および床面からの離脱時に床面
からの反力を小さくすることができることは、歩行機械
への負荷が小さくなるため1歩行機械の軽量化、長寿命
化を図ることができる。さらに着地時および地面からの
離脱時に加わる床反力は、歩行機械の歩行時の姿勢の安
定性に対して外乱として働くため、これを小さくできる
ことは歩行機械を安定に歩行させることができる。また
、歩行機械が歩行時安定性を失ったとき、足部の着地お
よび床面離脱点近くの速度は小さくなっているため、床
面と足部との衝突による衝撃が小さく、その後、胴部を
安定状態に復帰させることができる。
上述の実施例は立脚時における足部の水平および垂直方
向の位置速度、加速度を、遊脚時のそれと合致させるよ
うにしたものであるが、足部の軌跡から足部の運動を決
める方策がある。この方策の1つとしては足部の軌跡を
楕円の円周の一部に沿って移動させるものである。この
実施例においては、前述した第2図に示す実施例におけ
る足部の運動軌跡生成部70の構成を、第12図に示す
ようにすることによって可能である。この第12図にお
いて、第2図と同符号のものは同一部分である。遊脚時
定部位置発生部700は、遊脚時の足部の運動を設定す
る遊脚時の足部運動、水平および垂直方向位置設定部7
10と、立脚状態と遊脚状態との切り換え時における足
部の水平および垂直方向の位置の値を、前述の遊脚時の
足部運動。
水平および垂直り同位置決定部710に入力設定する位
置条件設定部711と、遊脚時の足部運動。
水平および垂直方向位置決定部710からの各位置を時
間で微分し速度を求める位置微分部712と、遊脚時の
足部運動、水平および垂直方向速度を時間の関数で決定
する遊脚時の足部運動、水平および垂直方向速度決定部
713と、立脚状態と遊脚状態との切り換え時における
足部の水平および垂直の速度の値を、前記遊脚時の足部
運動、水平および垂直方向速度決定部713に入力設定
する速度設定部714と、遊脚時の足部の水平および垂
直り同位置を求める遊脚時の足部水平および垂直方向位
置決定部715とで構成されている。
この遊脚時の足部水平および垂直方向位置決定部715
には歩行パターンパラメータ発生部80が接続されてい
る。
次に上述した実施例の動作を説明する。
この実施例における足部3F、4Fの移動軌跡は楕円の
一部を構成しており、その−例を第13図にボす。胴部
2の運動は前述の実施例と同様に床面と1F行な等速運
動とする。1歩の歩行周期を1゛秒とし、立脚時および
遊脚時は50%ずっとする。そして、第13図に示す楕
円を媒介変数Tの式で表示すると、 x = L CoS’P              
・= (25)y  =  Rcos Y’     
                         
        −(26)となる。ここでLは楕円の
長径を、Rは短径を示す。そして、遊脚中のでの変化を
一定として、第13図に示すように座標軸を設定し、時
刻t、 = Qで点]01から足部の床面離脱動作が始
まり、時刻t;−で点103で着t(!l!l!lJ作
をする場合の足部の運動を次式に示す。
上記(27式)および(28)式の演算は遊脚時の足部
運動、水平および垂直方向位置決定部710で行われる
次に足部の速度は位置微分部712において上記(27
)式、(28)式の微分が行われる。その微分結果は次
の式のようになり、遊脚時の足部運動、水平および垂直
方向速度決定部713に設定される。
ここで、Oは楕円の弧上の点103を決める定数である
次に、遊脚時の足部運動、水平および垂直方向速度決定
部713は、速度条件設定部714からの設定条件すな
わち1=0とt=−でV X = −V Bとする条件
により、θの値が次式を満たすように速度を演算する。
ここで L = S l/ cos f)      
   −(32)R=G/(sino+1 ”)   
    −(33)である。Slは胴部2を固定した時
の足部の歩幅次に、遊脚時の足部水平および垂直方向位
置決定部715は、前述した(27)式、 (28)式
にもとづいて足部の位置を演算する。この演算結果は前
述した実施例と同様な動作により、脚駆動制御部5に加
えられ、歩行脚3,4は歩行動する。
そして、大地座標系に対する足部の軌跡を第14図に示
す6足部の水平方向位置の時間に対する変化を第15図
に、足部の垂直方向位置の時間に対する変化を第16図
に、足部の水平方向速度の時間に対する変化を第17図
に示す。この第17図から分かるように、足部3F、4
Fが床面離脱時と着地時に水平方向の速度が零となり、
立脚運動と接続している。
この実施例では、足部3F、4Fが床面と接する瞬間に
水平方向の床に対する相対速度が零となるため、床面接
触による衝撃力を抑えることができる。また、第14図
に示すように床面に対する足部3F、4Fの進入角をよ
り大きく構成しているため、胴部2が傾いて着地の時刻
が遅れても水平方向の位置ずれが少なく、足部の引きず
りや、立脚中にある他の足部との間に水平り向の内力の
発生の量を小さく抑えることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、遊脚と立脚との切
り換え時に、足部の速度成分が連続となるように構成し
たので、足部の着地時または離脱時、これらの間での衝
撃力を小さく抑えることができる。その結果1歩行機械
を安定に歩行させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一実施例を儂えた歩行機械の全
体構成図、第2図は本発明の装置を構成する足部の運動
軌跡生成部の一例の構成を示す図、第3図は歩行機械に
おける1つの歩行脚の歩行形態を示す図、第4図は第1
図に示す実施例における歩行脚の足部の水平方向加速度
変化を示す図。 第5図は足部の水平方向速度変化を示す図、第6図は足
部の垂直方向加速度変化を示す図、第7図は足部の垂直
方向速度変化を示す図、第8図は足部の水平方向位置変
化を示す図、第9図は足部の垂直方向位置変化を示す図
、第10図は大地座杼系における足部の移動軌跡図、第
11図は胴部固定座標系における足部の移動軌跡図、第
12図は本発明の装置を構成する足部の運動軌跡生成部
の他の例の構成を示す図、第13図は第12図に示す実
施例の胴部固定座標系における足部の移動軌跡図、第1
4図は大地座標系における足部の移動軌跡図、第15図
は足部の水平方向位置変化を示す図、第16図は足部の
垂直方向位置変化を示す図、第17図は足部の水平方向
速度変化を示す図である。 1・・・歩行機械、2・・・胴部、3,4・・・歩行脚
、5・・脚暇動制御部、6・・・運動軌跡生成部。 特許出願人 工業技術院長 飯塚幸三 革 ? 図 7θ 草 茅 μ 閉 久X X 第 5図 拓 閃 革 葛 図 累 区 草 凶

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、脚駆動制御部によつて歩行脚の関節部を制御し、こ
    の歩行脚によつて歩行する歩行機械において、前記歩行
    脚の立脚時と遊脚時との切り換え時の足部の速度が連続
    する足部の運動軌跡を生成する足部の運動軌跡生成部と
    、前記足部の運動軌跡生成部からの足部の運動軌跡を目
    標関節角に演算し、これを前記脚駆動制御部に出力する
    目標関節角演算部とを備えたことを特徴とする歩行脚運
    動軌跡制御装置。 2、前記足部の運動軌跡生成部は、立脚時と遊脚時との
    切り換え時の足部の速度を零に設定していることを特徴
    とする請求項1記載の歩行脚運動軌跡制御装置。
JP63197219A 1988-08-09 1988-08-09 歩行脚運動軌跡制御装置 Expired - Lifetime JPH08369B2 (ja)

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JP63197219A JPH08369B2 (ja) 1988-08-09 1988-08-09 歩行脚運動軌跡制御装置

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JPH08369B2 JPH08369B2 (ja) 1996-01-10

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