JPH11299948A - ボウリング競技練習用投球軌道推測器 - Google Patents

ボウリング競技練習用投球軌道推測器

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JPH11299948A
JPH11299948A JP10143590A JP14359098A JPH11299948A JP H11299948 A JPH11299948 A JP H11299948A JP 10143590 A JP10143590 A JP 10143590A JP 14359098 A JP14359098 A JP 14359098A JP H11299948 A JPH11299948 A JP H11299948A
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JP
Japan
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ball
bowling
mark
trajectory
spat
Prior art date
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JP10143590A
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English (en)
Inventor
Kyohei Toba
恭平 鳥羽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボウリング競技において、初心者でもアジ
ャスティングを容易にできる、投球軌道推測器を提供す
る。 【解決手段】 ボウリング競技で投球試技を行ない、そ
のボールの軌道をサンプルにして、ボウリングレーンの
模型のプレート5にかさねた透明シート6上に表わし、
そのシート6を動かして理想的なボールの軌道コースを
調べ、それに基づいて投球のスタンディングの位置、投
球の位置、ターゲットスパットの位置を決定し、数の計
算をしなくても、アジャスティングを行なうことが出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボウリング競技練
習に使用する、競技技術を向上させるための投球軌道推
測器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ボウリング競技では狙ったビンを
倒すために、レーンのスパットマークを照準にして、投
球の助走を始める位置やボールを放す位置や投球する方
向を、競技のアジャスティング理論に基づいて決めてい
た。これはボールの軌道を変更する角度でできる三角形
の相似形の比率によって計算できるものである。
【0003】詳しく説明すると、ボウリング場のレーン
は幅約1メートルで39枚の板が張ってある。それに投
球するときの照準となる位置に、スパットマークが板目
5枚ごとにしるされている。ボウリング場のレーンは油
の付着の増減で、ボールのスピードや摩擦力が変化し、
曲がり具合が大きく異なるので、照準にしたスパットマ
ークの位置の板目をボールが通っても、狙ったピンにボ
ールが当たらない場合が多い。そこで競技者は投げる照
準にしていたスパットマークの位置の板目を変更してを
次からの投球を行なう。その照準を変更することをボウ
リング競技ではアジャスティングと言う。
【0004】一番ピン1から投球する照準になるターゲ
ッティングスパットマーク2までの距離Aは45フィー
ト、ターゲッティングスパットマーク2から投球する位
置のファールライン3までの距離Bが15フィート、フ
ァールライン3から助走を開始する位置のスタンディン
グスパットマーク4までの距離Cが15フィートと定め
られている。この比率に基づき、一番ピン1の位置に到
達したボールの軌道の目標からのずれを板目の枚数で数
え、スタンディングスパットマーク4からファールライ
ン3をへてターゲッティングスパットマーク2にいたる
ボールの軌道の角度の変更によって、調整を行なうもの
である。分かり易く図2で説明すると、DとEの二つの
ボールの軌道によってできたGとHの三角形は相似形で
あり、辺の長さの比は45対30である。一番ピン1の
位置でボールが板目12枚異なれば、スタンディングス
パットマーク4の位置では8枚異なるということであ
る。さらにピンに当たる角度を良くするためにIの位置
はそのままで、Fの軌道で投げようとして、ターゲッテ
ィングスパットマーク2を左に15枚寄せると、スタン
ディングパットマーク4の位置は15÷45×75=2
5枚左になる。この計算方法は直球、フック、カーブな
ど、どの球種で投球する場合でも同じである。この比率
の計算を、従来からの競技者はその都度計算して、投球
動作を行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた計
算によるアジャスティングは初心者などの投球技術が未
熟な競技者には投球動作に集中できず、かえってコント
ロールを誤らせることがあり、なかなか身につかないこ
とが多かった。そして、カーブと直球が計算上、同じ軌
道を通ることになっていても、実際にピンに当たる角度
などがイメージ出来ず、誤った軌道の修正で投球してし
まうこともあった。また講習を受けるか教則本で勉強し
なければアジャスティングを知らずに、競技力が上達し
ない人が多かった。本発明は従来の技術の以上の問題点
を考慮して発明したものである。その目的とするところ
はボウリング競技において、初心者でもアジャスティン
グを容易に行なうことができ、従来より短期間に競技力
を向上させるための投球軌道推測器を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】ボウリングレーンを縮小
した大きさで印刷したプレート5の上に、狙ったピンを
倒すのにどの照準に向けて投げればよいか一目でわかる
ように、ボールの軌道を印刷した透明シート6を重ねる
ことを特徴とするボウリング競技練習用投球軌道推測
器。
【0007】
【発明の実施の形態】図面を参照して説明する。最初
に、レーンコンディションを調べるため、右投げの競技
者ならばターゲッティングスパットマーク2を右から1
0枚目の2番スパットマークにして、ファールライン3
の投球の位置も右から10枚目、それに準じてスタンデ
ィングの板目数を決めて投球してみる。このスタンディ
ングの板目数はボールの軌道より数枚左側の右足のつま
先に合わせることになっている。これは投球練習を試み
て、競技者の体格や癖などによって、何枚目に合わせる
と最も10枚目のターゲッティングスパットマーク2を
通しやすいか調べておくことになっている。そして実際
のレーンで2番のターゲッティングスパットマークを通
過したボールがピンの位置を目安に、だいたい何枚目の
板に到達したかを肉眼で確認しておく。ここまでは従来
からのアジャスティングの準備と同じである。
【0008】本発明の投球軌道推測器はボウリングレー
ンを縮小したサイズで印刷した本体のプレート5とボー
ルの軌道を印刷した透明のシート6、そのシート6にし
るしを記入するための筆記具がセットになっている。シ
ート6は6枚あり、フック、カーブ、ストレートなどの
球種によるボールの軌道を印刷している。自分で軌道を
手書きして使用するための予備のシートもある。ただ
し、実際のレーンは図1に描いたように、そのまま縮小
すると携帯するのに非常に不便な形状になるので、レー
ンの長さ、すなわちボールの進行方向の縮尺率をレーン
の幅の縮尺率よりも大きくしなければならない。一番ピ
ン1、ターゲッティングスパットマーク2、ファールラ
イン3、スタンディングスパットマーク4のあいだの距
離の比率は実際のレーンと同じであるので、透明シート
6で表示されるボールの軌道をみて、投球の時に照準に
する各マークの位置の板目数を読み取る事が出来る。
【0009】自分の球種に近いシート6を先に実際、投
球した軌道とおなじになるようプレート5に重ねて、軌
道がファールライン3に交わっている所に筆記具でしる
し7をつける。これはファールライン3でボールがレー
ン上に投下されるので、ボールが曲がり始める位置の基
準になるからである。そのしるし7をファールライン3
から外さないようにしてシート6を動かし、軌道が狙う
目標の位置にあうように吟味する。シート6の位置が決
まったら、クリップ8で固定し、実際のレーン上でスタ
ンディングスパットの位置、ファールラインの位置、タ
ーゲッティングスパットの位置のボールの軌道の各それ
ぞれの板目を確認して投球する。本発明は以上のごとく
構成され、実施されるボウリング競技練習用投球軌道推
測器である。
【0010】
【発明の効果】本発明は、つぎに記載する効果を奏す
る。ボウリング競技ではアジャスティングを理解し、運
用する事が上達の基本的課題の一つである。それを本発
明の投球軌道推測器を使用することにより、表示された
投球の軌道を視覚によって理解できるので、頭の中で暗
算する必要もなく初心者でもアジャスティングを行なう
ことができる。集中力が途切れることなく投球動作をお
こなうことができる。そのことによって初心者の上達を
早めることができ本格的にボウリングに取り組む競技人
口も増加させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボウリング競技のレーンの平面図の縮尺図であ
る。
【図2】レーンの縮尺図を印刷したプレートの斜視図で
ある。
【図3】プレートに、透明のシートをかさねた状態の斜
視図である。
【図4】ボールのストレートの軌道を印刷した透明シー
トの平面図である。
【図5】ボールの緩いカーブの軌道を印刷した透明シー
トの平面図である。
【図6】ボールの強いカーブの軌道を印刷した透明シー
トの平面図である。
【図7】ボールの緩いフックの軌道を印刷した透明シー
トの平面図である。
【図8】ボールの強いフックの軌道を印刷した透明シー
トの平面図である。但し、各図の縮尺率はそれぞれ異な
る。
【符号の説明】
1 一番ピン 2 ターゲッティングスパットマーク 3 ファールライン 4 スタンディングスパットマーク 5 本体プレート 6 ボールの軌道を印刷した透明のシート 7 しるし 8 クリップ A 一番ピン1からターゲッティングスパットマーク2
までの距離 B ターゲッティングスパットマーク2からファールラ
イン3までの距離 C ファールライン3からスタンディングスパットマー
ク4までの距離 D ボールの軌道 E ボールの軌道 F ボールの軌道 G DとEのボールの軌道によってできる、ピン1とタ
ーゲッティンッグスパットマーク2のあいだの三角形。 H DとEのボールの軌道によってできる、ターゲッテ
ィングスパットマーク2とスタンディングスパットマー
ク4のあいだの三角形。 I EとFのボールの軌道の同一の到達点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボウリングレーンを縮小した大きさで印
    刷したプレート5の上に、狙ったピンを倒すのに、どの
    照準に向けて投げればよいか一目でわかるように、ボー
    ルの軌道を印刷した透明のシート6を重ねることを特徴
    とするボウリング競技練習用投球軌道推測器。
JP10143590A 1998-04-15 1998-04-15 ボウリング競技練習用投球軌道推測器 Pending JPH11299948A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10143590A JPH11299948A (ja) 1998-04-15 1998-04-15 ボウリング競技練習用投球軌道推測器

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JP10143590A JPH11299948A (ja) 1998-04-15 1998-04-15 ボウリング競技練習用投球軌道推測器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11299948A true JPH11299948A (ja) 1999-11-02

Family

ID=15342274

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10143590A Pending JPH11299948A (ja) 1998-04-15 1998-04-15 ボウリング競技練習用投球軌道推測器

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JP (1) JPH11299948A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8226464B2 (en) 2007-12-21 2012-07-24 Aristocrat Technologies Australia Pty Limited Gaming system and a method of gaming
KR101189598B1 (ko) 2012-08-13 2012-10-12 강부현 볼링 투구위치 찾기 모형기구

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US8226464B2 (en) 2007-12-21 2012-07-24 Aristocrat Technologies Australia Pty Limited Gaming system and a method of gaming
US9984529B2 (en) 2007-12-21 2018-05-29 Aristocrat Technologies Australia Pty Limited Gaming system and a method of gaming
KR101189598B1 (ko) 2012-08-13 2012-10-12 강부현 볼링 투구위치 찾기 모형기구
WO2014027780A1 (ko) * 2012-08-13 2014-02-20 서경대학교 산학협력단 볼링 투구위치 찾기 모형기구

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