JP2002085522A - 医薬品の包装体 - Google Patents

医薬品の包装体

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JP2002085522A JP2000283086A JP2000283086A JP2002085522A JP 2002085522 A JP2002085522 A JP 2002085522A JP 2000283086 A JP2000283086 A JP 2000283086A JP 2000283086 A JP2000283086 A JP 2000283086A JP 2002085522 A JP2002085522 A JP 2002085522A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンプル、バイアル、ボトル、ソフトバッ
グ、包装シート等の容器類に薬剤を入れた医薬品を収容
した箱等の包装体、及びそのような包装体を構成する本
体とラベルとのセット、並びにこのような包装体等を用
いて、医療過誤を抑制するとともに、医薬品の投薬管
理、保管管理等の各種医薬品の管理を行う方法に関し、
誤記や記載漏れ等の人的ミスによる医療過誤の発生を防
止し、毒物、劇物、麻薬等の保管、管理を確実に行わせ
ることを課題とする。 【解決手段】 表面に記入された医薬品の使用情報が下
層に複写されるように構成された複写式ラベルが、包装
体本体に剥離可能に貼着されてなり、且つ該複写式ラベ
ルは、剥離後にも貼着可能であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品の包装体及
び包装体セット、並びに医薬品の管理方法、さらに詳し
くは、アンプル、バイアル、ボトル、ソフトバッグ、包
装シート等の容器類に薬剤を入れた医薬品を収容した箱
等の包装体、及びそのような包装体を構成する本体とラ
ベルとのセット、並びにこのような包装体等を用いて、
医療過誤を抑制するとともに、医薬品の投薬管理、保管
管理等の各種医薬品の管理を行う方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】病院等
の医療現場で患者に投薬する場合には、厳格な安全確保
や確認作業が必要である。
【0003】たとえば、血管内に薬物を注射する場合、
次のような手順で行われる(ナースが防ぐ医療事故 石
井トク監修・作 小学館p147)。
【0004】 患者氏名、医師から指示された医薬品
および投与方法等を確認する。 医薬品を薬品棚から取り出し、医薬品名を確認す
る。 注射準備時の確認をする。 注射薬をベッドサイドに持っていく際の確認をす
る。 注射する患者氏名の確認を行う。 注射し、その後、経過を観察し異常がなければ終了
する。
【0005】これら一連の作業、確認事項は、投薬過誤
を防止するため通常一人の看護婦が行うことになってい
る。
【0006】また、患者のカルテには、治療に用いた薬
剤や医療器具等を看護婦が手書きで記載している。
【0007】その他、手術時の麻酔薬や緊急時に使用す
る薬剤等をあらかじめ準備する場合には、薬液を注射器
や点滴容器等に充填しても、中身や投与患者の取り違え
のないよう管理する必要もある。
【0008】しかしながら、投薬の際の患者名や医薬品
の確認、カルテ等への記載、薬液の保管管理、医療用麻
薬の管理簿への記載等は、その都度、人手によってなさ
れており、誤記や記載漏れ等の人的ミスにより医療過誤
が発生するおそれがある。
【0009】実際、米国では医療過誤により毎年44,000
〜98,000人が死亡しているとの、全米科学アカデミー医
療研究所による推定もある(薬事日報 平成12年4月28
日付け記事)。
【0010】また、近年、毒物、劇物などに加え、麻
薬、向精神薬など犯罪行為に使用されるおそれのある医
薬品等の保管、管理が重大な問題となっており、医薬品
の使用量や残量を把握することは管理上、極めて重要で
ある。
【0011】特に医療用麻薬など、保管が法的に厳しく
規制されている医薬品に関しては、管理簿への記載が義
務づけられており(たとえば麻薬及び向精神薬取締
法)、原則として受入れ又は払い出しの都度、その使用
量や残量等を正確に管理簿に記載しなければならず、小
出し、仮払いを行う場合でも、使用後、使用実績を管理
簿に記録しなければならない(医療用麻薬の利用と管
理,P84 第3麻薬の管理、保管1999/2000 (株) ミク
ス)。
【0012】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、誤記や記載漏れ等の人的ミスによる医療過誤の
発生を防止し、毒物、劇物、麻薬等の保管、管理を確実
に行わせることを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の医薬品の包装体は、表面(包装体本体と逆
側の面)に記入された医薬品の使用情報が下層に複写さ
れるように構成された複写式ラベルが、包装体本体に剥
離可能に貼着されてなり、且つ該複写式ラベルは、剥離
後にも貼着可能であることを特徴とする。
【0014】包装体本体内には、たとえばアンプル、ボ
トル、ソフトバッグ等の容器やPTP、ストリップ包
装、ユニットパック等の包装シート等の容器類に収容さ
れた医薬品が収容される。
【0015】このような医薬品を収容した容器類は、包
装体本体内に、複数収容されてもよく、また1個のみ収
容されていてもよい。
【0016】複写式ラベルは、包装体本体内に収納され
た容器類の個数と同数、包装体本体に貼着されるのが望
ましい。
【0017】複写式ラベルに記入される医薬品の使用情
報としては、たとえば患者名、使用日付、使用量等があ
り、これらの使用情報を記入できる欄を設けることが望
ましい。
【0018】複写式ラベルは、1枚又は2枚以上のラベ
ルシートで構成されており、複数枚で構成される場合に
は、その素材又は色が異なるものとすることも可能であ
る。
【0019】複写式ラベルを構成するラベルシートとし
ては、たとえば感圧紙やノンカーボン紙にアクリル系弱
粘着剤を塗布したようなものが使用される。
【0020】また、本発明の包装体セットは、包装体本
体と、該包装体本体に剥離困難に貼着することができる
ラベルの台紙に、表面に記入された医薬品の使用情報が
下層に複写されるように構成された複写式ラベルが貼着
され、且つ該複写式ラベルは前記ラベルの台紙から剥離
した後にも貼着可能であるように構成された複写式ラベ
ル−台紙セットとからなることを特徴とする。
【0021】さらに、本発明の医療過誤抑制及び医薬品
の管理方法は、表面に記入された医薬品の使用情報が下
層に複写されるように構成され、且つ剥離後にも貼着可
能であるような複写式ラベルが、包装体本体に剥離可能
に貼着された医薬品の包装体の、前記複写式ラベルの表
面に使用情報を記入し、次に使用情報が記入された複写
式ラベルを包装体本体から剥離し、包装体本体内に収容
された容器類、医療用器具、又は医療関係書類に貼着し
て、医療過誤の抑制を図るとともに、複写された使用情
報により医薬品を管理することである。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の医薬品の包装体におい
て、包装体本体に貼着される複写式ラベルは、表面に、
医薬品の使用情報が記入できるようになっており、記入
された情報は下層に複写される。
【0023】また、本発明の複写式ラベルは、包装体の
表面に剥離困難に貼着されたラベルの台紙の上に貼着さ
れていてもよく、また、包装体本体の表面に直接貼着さ
れていてもよい。
【0024】ここで、「下層に複写される」とは、1度
の記入により、複写式ラベルの表面に記入された情報と
同じ情報が、表面のラベルシートの下層に存在する複写
式ラベルのラベルシート、及び/又は包装体本体に貼着
されたラベルの台紙(若しくは包装体本体の表面)に、
複写されることを意味する。
【0025】複写は、たとえば筆記具等による記入時の
筆圧によってなされ、具体的には、カーボン紙やノンカ
ーボン紙のような感圧紙による複写等を挙げることがで
きる。
【0026】複写式ラベルは、包装体本体に剥離可能に
貼着され、剥離後には、医薬品の容器類、医療用器具、
医療関係書類に貼着することが可能である。
【0027】剥離後に貼着可能とするためには、複写式
ラベルを構成するラベルシートの裏面側にアクリル樹脂
系弱粘着剤(たとえば、リンテック社MHR、MHL、
MT、KV11)、特殊アクリル系弱粘着剤(たとえば、
リンテック社リピール)等が設けられているのが好まし
い。
【0028】弱粘着剤は、複写式ラベルを構成するラベ
ルシートの裏面全体に塗布されていてもよいが、複写式
ラベルの表面に記入された医薬品の使用情報が下層に複
写され易いように、使用情報が記入される部分の裏面に
は弱粘着剤が塗布されず(たとえば、ラベルシート裏面
の周囲のみに弱粘着剤を塗布する)、又は弱粘着剤が疎
に塗布されるようにする(たとえばラベルシート全体に
微小点状に弱粘着剤を塗布する)のが好ましい。
【0029】一方、複写式ラベルが包装体の表面に剥離
困難に貼着されたラベルの台紙の上に貼着されている場
合には、台紙の裏面側にアクリル樹脂系強粘着剤(たと
えばリンテック社PZ2、PW、SG、PC、デイセ
イ)、ゴム系強粘着剤(たとえばリンテック社PV2)
等が設けられているのが好ましい。
【0030】また、「医薬品の使用情報」とは、たとえ
ば、患者名、使用日付、及び使用量等、本発明の医薬品
の包装体を使用するにあたり、医療過誤抑制や医薬品の
管理を行うことに関連して記入される情報を意味し、製
造,販売会社名、医薬品名、商品名、含量、容量、使用
期限、製造ロット番号、医事請求コード等、予め商品と
しての医薬品の容器や包装体に予め印刷されているよう
な医薬品自体に関する情報は含まない。
【0031】ただし、これらの医薬品自体に関する情報
は、通常包装体に印刷されているが、複写式ラベルにも
表示されていてもよく、この場合には、包装体本体から
ラベルを剥離して、医薬品の容器類、医療用器具、医療
関係書類に貼着することにより、患者名、使用日付、使
用量の記録と併せ、過誤投与を効果的に防止することが
可能となる。
【0032】医薬品の包装体は、通常、紙、プラスチッ
ク等の樹脂、金属、木材等で形成された箱状、筒状のも
のであり、その中に医薬品の容器類が収容されるが、本
発明の包装体では、複写式ラベルの表面から使用情報を
記入するため、複写式ラベルが貼着される包装体本体の
部分は凹凸の少ない状態であることが好ましく、また主
として記入時の筆圧で複写されるため、包装体本体は筆
圧に耐える強度を有しているのが好ましい。
【0033】包装体に収容される医薬品の容器類は、通
常、医薬品分野で使用される医薬品容器であり、たとえ
ばドリンク剤、輸液剤、注射剤等の液状製剤を収容する
ボトル、アンプル、バイアル、ソフトバッグ(光・酸素
遮蔽包装されていてもよい)、シリンジ等;カプセル
剤、錠剤等の固形製剤を収容するボトル、PTP、スト
リップ包装、ユニットパック等;粉剤・顆粒剤の分包、
スティック剤等;クリーム剤、軟膏等の半固形製剤を収
容するチューブ、ボトル等を挙げることができる。
【0034】医薬品の包装体は、医薬品の容器類を収容
するものであり、容器類が単数収容されていても、複数
収容されていてもよいが、いずれの場合も、使用情報が
記入された際に得られる複写が、使用された数だけ包装
体側に残り、包装体に収容された容器類単位で包装体に
記録されるよう、包装体に貼着される複写式ラベルの数
(複数枚のラベルシートからなる複写式ラベルを単位と
して数える)と包装体に収容される容器類の数を同数と
するのが好ましい。
【0035】複写式ラベル、及び複写式ラベルが貼着さ
れる台紙若しくは包装体本体の表面に、患者名、使用日
付、及び使用量を記入する欄を設けておけば、使用時に
これらの情報を記入すれば、投与内容についての確認が
できるため、過誤投与を防止することができる。
【0036】また使用管理の厳しい医薬品について、小
出し、仮払い等を行って患者に投与した場合でも、記帳
が義務付けられている情報が包装体にすべて記録される
ため、医薬品の使用後に包装体から必要情報を転記する
ことにより、使用帳簿への記帳を行うことができ、記録
紛失の可能性を低下させ、必要記録情報の漏れをなくす
ことができる。
【0037】複写式ラベルのラベルシート及び複写式ラ
ベルが貼付されるラベルの台紙・包装体の表面は、すべ
て同一色、同一素材であってもよいが、適宜、色、素
材、形状を変えることにより、外観の相違により、使
用、未使用を一目で分かるようにすることもできる。
【0038】たとえば、複写式ラベルの表面を白色を基
調とするものとし、下層を青色を基調とするものとすれ
ば、表面のラベルシートを剥離して使用すれば、下層の
色により、外観から使用、未使用が容易に判別できる。
【0039】また、劇薬、使用管理の厳しい医薬品(た
とえば麻薬、向精神薬)の場合には、包装体に貼着した
複写式ラベルの表面を特定の色(たとえば彩度の高い赤
色)として、医療従事者の注意を喚起することもでき
る。
【0040】さらに、上下のラベルシートの大きさを調
整することによって、下側のラベルシートが上側のラベ
ルシートの剥離の際に、同時に剥離されないようにする
ことも考えられ、また、必要に応じて、下側のラベルシ
ートの貼着強度が上側のラベルシートの貼着強度より大
きくなるように貼着強度を調整することもできる。
【0041】以下、本発明のより具体的な実施形態を、
図面に従って説明する。
【0042】図1乃至図3において、1は、医薬品の包
装体本体としての箱であり、その箱1は、箱本体2と、
該箱本体2を開閉自在とする蓋体3とで構成されてい
る。
【0043】4は、蓋体3の表面側に貼着された複写式
ラベルであり、その複写式ラベル4は、図2に示すよう
に、表面のラベルシート5と、該ラベルシート5の裏面
側に設けられた粘着剤6とで構成されており、該粘着剤
6を介して表面のラベルシート5の裏面側に貼着された
ラベルの台紙7は、該ラベルの台紙7の裏面側に設けら
れた粘着剤8を介して箱の蓋体3に貼着されている。
【0044】尚、図2(イ)に示すように、表面のラベ
ルシート5の使用情報を記入しない比較的側部分の裏面
側においては粘着剤6が設けられており、同図(ロ)に
示すように、表面のラベルシート5の使用情報が記入さ
れる比較的中央部分の裏面側においては粘着剤6が設け
られていない。これは、使用情報が記入される部分の裏
面側に粘着剤6が存在すると、記入作業に支障を生ずる
可能性があるからである。
【0045】表面のラベルシート5は、感圧紙で構成さ
れている。粘着剤6は、表面のラベルシート5とラベル
の台紙7との層間を剥離可能とする弱粘着剤で構成され
ており、粘着剤8は、ラベルの台紙7が包装体本体1か
ら剥離困難となるような強粘着剤で構成されている。
【0046】表面のラベルシート5及びラベルの台紙7
には、図1、図4、図5に示すように、患者名、病室、
投薬日付、投薬量の各使用情報の記入欄が設けられ、表
面のラベルシート5の使用情報の記入欄に上記各使用情
報を記入することで、ラベルの台紙7の使用情報の記入
欄に同一事項が複写されるように構成されている。
【0047】本実施形態では、5つの複写式ラベル4が
並列的に綴って構成されている。
【0048】また、図3に示すように、箱本体2内に
は、前記複写式ラベル4の数に合わせて、注射液が充填
された計5本のアンプル10が仕切り9で区画されて収容
されている。
【0049】次に、このような構成からなる医薬品の包
装体11を用いた医薬品の管理方法の実施例について説明
する。
【0050】先ず、図4に示すように、包装体11の表面
に設けられた5つの複写式ラベル4のうちの1つの複写
式ラベル4の使用情報の記入欄に所定事項を記入する。
【0051】具体的には、図5に示すように、表面のラ
ベルシート5の使用情報の記入欄に、患者名、病室、投
薬年月日、投薬量の各使用情報を記入することで、これ
らの使用情報が、ラベルの台紙7の使用情報の記入欄に
そのまま複写されることとなる。
【0052】従って、このような複写によって、1回の
記入で同じ情報を複数記録することができる。
【0053】次に、図5及び図6に示すように、表面の
ラベルシート5を剥離し、包装体11内に収納されたアン
プル10に貼着する。
【0054】この場合、表面のラベルシート5の裏面側
には粘着剤6が設けられ、その粘着剤6は、アクリル系
の弱粘着剤からなるため、剥離した後においても、アン
プル10に貼着することが可能となる。
【0055】一方、使用情報が複写されたラベルの台紙
7は、そのまま包装体11の表面に残存する。
【0056】表面のラベルシート5が貼着されたアンプ
ル10は、たとえば患者のベッドサイドに運ばれ、看護婦
等の医療従事者によって記入情報が確認された後、カッ
トされ、アンプル10内の薬液が注射器等に吸引される。
【0057】薬液を注射器等に吸引し終わると、アンプ
ルに貼着された表面のラベルシート5は再び剥離され、
さらに注射器に貼着される。このようにすることによっ
て、包装体からアンプルを取り出し、必要に応じてベッ
ドサイド等へ運び、アンプルをカットし、カットしたア
ンプルから、患者投与時の注射器に至るまで、患者名、
病室、投薬日付、投薬量の各使用情報が記入された表面
のラベルシート5が常に貼着されることになるため、こ
れらのどの過程においても、患者名や薬液名をいつでも
確認、照合でき、患者や薬液の取り違えなどを確実に防
止することができる。
【0058】この場合、包装体本体1から表面のラベル
シート5を剥離した後、アンプルに貼着することなく、
アンプル10内の薬液を吸引した注射器等に、直接表面の
ラベルシート5を貼着して使用することもできる。
【0059】一方、表面のラベルシート5に記入された
情報と同一の情報が複写されたラベルの台紙7は、その
まま包装体本体1の表面に残存しているので、包装体本
体1の内部に収容されていたアンプル10内の薬液が使用
されたか否か等の確認を、残存したラベルの台紙7に基
づいて行うことができ、また包装体本体1の表面に残存
しているラベルの台紙7に基づき、医薬品の管理簿や看
護日誌等に使用情報を転記することができる。
【0060】本実施形態においては、上述のように、表
面のラベルシート5に記入された内容と全く同一の情報
をラベルの台紙7に複写することができ、またその情報
が複写されたラベルの台紙7は、包装体本体1に直接貼
着されているため、その包装体本体1内の医薬品の使用
履歴として記録が残ることになり、投薬後に記載内容と
アンプル残量をチェックすることにより、医薬品の投薬
管理、保管管理を確実に行うことが可能となる。
【0061】また、包装体本体1内の医薬品をすべて使
用した後の包装体本体1には、使用情報が複写されたラ
ベルの台紙7だけが5つ残っている状態になるはずであ
るので、仮に表面のラベルシート5が包装体本体1に一
部でも貼着されたままの状態で残存している場合には、
一見して管理の不備が確認できることになる。
【0062】逆に、表面のラベルシート5を全数使用
し、全て剥離しているにもかかわらず、包装体本体1内
に医薬品が残存している場合にも、同様に管理の不備が
確認できる。
【0063】従って、いずれの場合も、速やかに投薬ミ
スの調査や投薬管理、保管管理の訂正を行うことができ
る。
【0064】尚、上記実施形態では、複写式ラベル4
が、表面の1枚のラベルシート5と粘着剤6とで構成さ
れていたが、複写式ラベル4を構成するラベルシートの
数は該実施形態に限定されるものではなく、たとえば図
7に示すように、2枚のラベルシートで構成されていて
もよく、複写式ラベル4を構成するラベルシートの枚数
は問わない。
【0065】たとえば2枚のラベルシートで構成した場
合には、上記実施形態において、薬液投与後にラベルシ
ートを注射器に貼着したままで、もう1枚のラベルシー
トを看護日誌等用として使用することにより、剥離、回
収の手間を省くとともに、注射器等に貼着されたラベル
と看護日誌等に貼着された2枚のラベルシートとを照合
することにより、管理を容易にすることもできる。
【0066】また、複写式ラベル4の表面に記入された
使用情報は、包装体本体1の表面に直接複写されること
としてもよく、その包装体本体1に記録された使用情報
に基づいて医薬品の管理等を行うことができる。
【0067】さらに、上記実施形態では、薬液を収容し
たアンプル10が包装体11内に5本収容されていたが、包
装体11内に収容されるアンプル10の数も該実施形態に限
定されるものではない。
【0068】さらに、上記実施形態では、医薬品として
注射剤をアンプルに充填して使用する場合について説明
したが、注射剤の場合には、アンプルの他、たとえばバ
イアル、シリンジに充填して用いることも可能である。
【0069】また注射剤に限らず、たとえば輸液剤、錠
剤、顆粒剤、散剤等に使用することも可能であり、たと
えば輸液剤の場合には、すでに説明したように、ソフト
バッグやボトル等が用いられ、錠剤の場合には、PT
P、ストリップ包装等が用いられ、顆粒剤の場合には分
包、スティック等が用いられ、散剤の場合には、分包等
が用いられ、軟膏剤、クリーム剤の場合にはチューブ、
ボトル等が用いられる。
【0070】このように、医薬品を収容する容器類の種
類も、該実施形態に限定されるものではない。
【0071】さらに、上記実施形態では、複写式ラベル
4として感圧紙からなるものが用いられたが、複写式ラ
ベル4の素材も該実施形態に限定されるものではない。
尚、感圧紙の場合には、すでに説明したように、カーボ
ン紙、ノンカーボン紙のいずれを使用することも可能で
ある。
【0072】また、該実施形態では、5つの複写式ラベ
ル4が連設されていたが、連設される複写式ラベル4の
数も該実施形態に限定されるものではない。
【0073】ただし、上記実施形態のように、包装体本
体1が箱のようなもので、その箱内にアンプルのような
医薬品の容器が複数収容されている場合には、その医薬
品の容器の個数と同じ数の複写式ラベルが綴られている
ことが望ましい。
【0074】さらに、上記実施形態では、複写式ラベル
4が包装体本体としての箱にラベルの台紙を介して貼着
されていたが、ラベルの台紙に貼着された複写式ラベル
(複写式ラベル−台紙セット)を包装体本体に単に添付
し、使用時に複写式ラベル−台紙セットを包装体に貼着
してもよく、この場合は、医薬品の包装体本体と、複写
式ラベル−台紙セットとからなる医薬品の包装体セット
として扱われることとなる。
【0075】尚、複写式ラベル4を構成する各ラベルシ
ートは、同一素材、同一色、同一形状のものであっても
よいが、これに限らず、たとえば上記実施形態の場合、
表面のラベルシート5とラベルの台紙7の素材や色を変
えることにより、区別を明確にし、ラベルシートの剥が
し忘れを防止することができ、また、表面のラベルシー
トを長く、下層のラベルシートを短くすることで、2枚
のラベルシートを一度に剥がすことを防止することがで
きる等、取り扱いを容易にすることも可能である。
【0076】また、表面のラベルシート5には医師等が
患者名等を記入し、ラベルの台紙7には表面のラベルシ
ート5の記入事項に加えて薬品管理者がサインを行うこ
とにより、医師等の指示を了解したことを示すととも
に、医薬品の保管、管理のチェック、および使用後の監
査等を行うこともできる。
【0077】さらに、本発明の対象となる医薬品の種類
も問うものではなく、あらゆる医薬品に本発明を適用す
ることが可能である。
【0078】ただし、医療過誤によって患者の病状を著
しく悪化させるような劇薬等の場合には、特に本発明を
適用する実益がある。
【0079】また、医薬品の管理を厳格に行う要請の観
点からは、麻薬及び向精神薬取締法の規制を受ける医薬
品の場合に、本発明を適用する実益がある。
【0080】麻薬及び向精神薬取締法の規制を受ける医
薬品としては、たとえばモルヒネ又はその薬理的に許容
しうる塩のようなものが例示される。
【0081】「モルヒネの薬理的に許容しうる塩」と
は、たとえば塩酸モルヒネや硫酸モルヒネのように、実
際に麻薬として用いられているモルヒネの塩のようなも
のを意味する。
【0082】また、塩ではないが、ジメチルモルヒネの
ように、モルヒネの誘導体に適用することも可能であ
る。
【0083】
【発明の効果】叙上のように、本発明によれば、医薬品
の包装体本体に、医薬品の使用情報を記入できる複写式
ラベルが貼着されてなるため、その複写式ラベルに、患
者名、病室名、日付等の情報を記入することにより、複
写によって同一の情報が記録されることとなり、従っ
て、情報が記入,複写されたラベルシートを1枚ずつ剥
がし、アンプルや注射器、その他医療器具等にその都度
ラベルシートを貼着することで、従来では看護婦等の医
療従事者の記憶や注意力に頼っていた、アンプル等の医
療器具中の薬液名および投与患者名等の確認を、そのラ
ベルシートに記載された事項と照合することにより、投
薬時まで常に確実に行うことができるという効果があ
る。
【0084】また、包装体に残る複写から看護日誌や医
薬品管理簿等に必要情報を転記することにより、記録の
紛失、記録漏れを抑制することが可能となる。
【0085】特に医療用麻薬等、管理に規制がある医薬
品の場合、使用の都度、包装体本体に医薬品の使用履歴
が記載、保存されるため、医薬品を包装体単位で小出
し、仮払い等を行って使用した場合でも、一定の場所に
厳重に保管されている管理簿への記載の際、消費本数や
残量の把握を容易に行えるという効果がある。
【0086】また、複写式ラベルを1つずつ使用するこ
とで、医薬品の種類に応じた投薬管理、保管管理、医療
過誤防止という目的を達成することができる。
【0087】たとえば注射剤の場合、アンプルやバイア
ルごとに複写式ラベルを1つずつ使用することにより、
アンプルおよびバイアル単位で投薬管理、保管管理がで
き、その結果、薬液吸入後の注射器等にラベルシートを
貼着した後、投与の際に至るまで、医薬品名や患者名を
確認,照合できるため、薬品名や注射する患者を取り違
える等の過誤を好適に防止できるという効果がある。
【0088】また、たとえば輸液剤の場合、ソフトバッ
グやボトル毎に複写式ラベルを1つずつ使用することに
より、ソフトバッグ及びボトル単位で投薬管理、保管管
理ができ、従って、容器中で他の薬液や栄養剤との混合
調剤を行う場合に、それぞれの医薬品名を記載したラベ
ルを貼着することにより、混合薬液の取り違えを好適に
防止することができるという効果がある。
【0089】また、たとえば錠剤の場合には、PTPシ
ート毎に複写式ラベル1つずつ使用することにより、P
TPシート単位での投薬管理、保管管理ができる。
【0090】しかも、PTPシートは表面が透明樹脂、
裏面がアルミシートという構造が多いため、似通った名
称、大きさ、色の場合、上記のような複写式ラベルを用
いることにより、識別が明確になり、投薬過誤の防止に
効果的である。
【0091】さらに、特に法規制が厳しい劇薬、麻薬、
向精神薬の場合には、保管管理や管理簿への記載が義務
付けられているので、使用の都度、包装体本体側に医薬
品の使用履歴が記載されるため、これと包装体内の医薬
品残量をチェックすることにより、誤記や記入漏れを生
じさせることなく消費本数や残存量の把握を容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の医薬品の包装体の斜視図。
【図2】(イ)は、図1のA−A線拡大断面図、(ロ)
は、図1のB−B線拡大断面図。
【図3】一実施形態の医薬品の包装体の斜視図。
【図4】複写式ラベルに所定事項を記入した状態の要部
平面図。
【図5】表面のラベルシートを剥離した状態の要部平面
図。
【図6】表面のラベルシートを剥離した状態の要部拡大
断面図であって、(イ)は図2の(イ)に対応する部
分、(ロ)は図2の(ロ)に対応する部分をそれぞれ示
す。
【図7】他の実施形態の要部拡大断面図。
【符号の説明】
1…包装体本体 4…複写式ラベル 5…表面のラベルシート 6…粘着剤 7…ラベルの台紙 8…粘着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 3/10 A61J 1/00 390Q (72)発明者 藤村 正志 兵庫県神戸市東灘区御影町郡家字地蔵元66 グランステイツ御影304

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に記入された医薬品の使用情報が下
    層に複写されるように構成された複写式ラベルが、包装
    体本体に剥離可能に貼着されてなり、且つ該複写式ラベ
    ルは、剥離後にも貼着可能であることを特徴とする医薬
    品の包装体。
  2. 【請求項2】 医薬品を収容した容器類が、包装体本体
    内に収容されている請求項1記載の医薬品の包装体。
  3. 【請求項3】 容器類が、包装体本体内に複数収容され
    ている請求項2記載の医薬品の包装体。
  4. 【請求項4】 容器類が、包装体本体内に単数収容され
    ている請求項2記載の医薬品の包装体。
  5. 【請求項5】 包装体本体内に収容された容器類の個数
    と同数の複写式ラベルが、包装体本体に貼着されている
    請求項2乃至4のいずれかに記載の医薬品の包装体。
  6. 【請求項6】 複写式ラベルに、患者名、使用日付、及
    び使用量を記入する記入欄が設けられている請求項1乃
    至5のいずれかに記載の医薬品の包装体。
  7. 【請求項7】 複写式ラベルが1枚のラベルシートで構
    成されている請求項1乃至6のいずれかに記載の医薬品
    の包装体。
  8. 【請求項8】 複写式ラベルが複数枚のラベルシートで
    構成されている請求項1乃至6のいずれかに記載の医薬
    品の包装体。
  9. 【請求項9】 複数枚のラベルシートがそれぞれ素材又
    は色が異なるものである請求項8記載の医薬品の包装
    体。
  10. 【請求項10】 複写式ラベルを構成するラベルシート
    が、感圧紙(登録商標)に弱粘着剤を塗布して構成され
    ている請求項1乃至9のいずれかに記載の医薬品の包装
    体。
  11. 【請求項11】 医薬品が、麻薬及び向精神薬取締法の
    規制を受ける医薬品である請求項1乃至10のいずれかに
    記載の医薬品の包装体。
  12. 【請求項12】 医薬品が、モルヒネ又はその薬理的に
    許容しうる塩である請求項11記載の医薬品の包装体。
  13. 【請求項13】 包装体本体と、該包装体本体に剥離困
    難に貼着することができるラベルの台紙に、表面に記入
    された医薬品の使用情報が下層に複写されるように構成
    された複写式ラベルが貼着され、且つ該複写式ラベルは
    前記ラベルの台紙から剥離した後にも貼着可能であるよ
    うに構成された複写式ラベル−台紙セットとからなるこ
    とを特徴とする医薬品の包装体セット。
  14. 【請求項14】 表面に記入された医薬品の使用情報が
    下層に複写されるように構成され、且つ剥離後にも貼着
    可能であるような複写式ラベルが、包装体本体に剥離可
    能に貼着された医薬品の包装体の、前記複写式ラベルの
    表面に使用情報を記入し、次に使用情報が記入された複
    写式ラベルを包装体本体から剥離し、包装体本体内に収
    容された容器類、医療用器具、又は医療関係書類に貼着
    して、医療過誤の抑制を図るとともに、複写された使用
    情報により医薬品を管理することを特徴とする医療過誤
    抑制及び医薬品の管理方法。
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