JP2002084910A - 畜舎用敷材のリサイクルシステム - Google Patents
畜舎用敷材のリサイクルシステムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 廃棄敷材に微生物を添加して処理することに
より、廃棄敷材を再生敷材として再利用することができ
るようにした畜舎用敷材のリサイクルシステムを提供す
ること。 【解決手段】 畜舎1において使用した廃棄敷材2に有
機物を分解する微生物を添加し、この廃棄敷材を嫌気状
態の下で発酵させ、次に、好気状態の下で分解させるこ
とにより、敷材2に付着した汚物を分解し、この汚物が
分解された廃棄敷材を乾燥させて、再生敷材として再利
用するようにする。
より、廃棄敷材を再生敷材として再利用することができ
るようにした畜舎用敷材のリサイクルシステムを提供す
ること。 【解決手段】 畜舎1において使用した廃棄敷材2に有
機物を分解する微生物を添加し、この廃棄敷材を嫌気状
態の下で発酵させ、次に、好気状態の下で分解させるこ
とにより、敷材2に付着した汚物を分解し、この汚物が
分解された廃棄敷材を乾燥させて、再生敷材として再利
用するようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、畜舎において使用
した廃棄敷材のリサイクルシステムに関し、特に、廃棄
敷材に微生物を添加して処理することにより、再生敷材
として再利用することができるようにした畜舎用敷材の
リサイクルシステムに関するものである。
した廃棄敷材のリサイクルシステムに関し、特に、廃棄
敷材に微生物を添加して処理することにより、再生敷材
として再利用することができるようにした畜舎用敷材の
リサイクルシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、肉牛経営や酪農経営をはじめと
する畜産業においては、畜舎における家畜の敷材とし
て、おがくず、プレーナー(かんなくず)、バーク等の
木材繊維を使用するようにしている。この敷材は、ある
程度の期間使用すると家畜の糞尿等によって汚れること
から、定期的に交換する必要がある。この場合、使用後
の廃棄敷材は、一部が肥料として使用されるほかは、焼
却等の処理を経て投棄されるが、投棄場所の不足ととも
に、「家畜排泄物の管理の適正化及び利用の促進に関す
る法律」の制定を踏まえて、適正な管理と有効利用が求
められている。
する畜産業においては、畜舎における家畜の敷材とし
て、おがくず、プレーナー(かんなくず)、バーク等の
木材繊維を使用するようにしている。この敷材は、ある
程度の期間使用すると家畜の糞尿等によって汚れること
から、定期的に交換する必要がある。この場合、使用後
の廃棄敷材は、一部が肥料として使用されるほかは、焼
却等の処理を経て投棄されるが、投棄場所の不足ととも
に、「家畜排泄物の管理の適正化及び利用の促進に関す
る法律」の制定を踏まえて、適正な管理と有効利用が求
められている。
【0003】また、一方では、輸入木材の増加による国
内林業の不振や、パルプ産業の縮小により、敷材となる
おがくず、プレーナー、バーク等が少なくなり、供給が
不足するとともに、価格が高騰するという問題も生じて
いる。
内林業の不振や、パルプ産業の縮小により、敷材となる
おがくず、プレーナー、バーク等が少なくなり、供給が
不足するとともに、価格が高騰するという問題も生じて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
畜舎用敷材を取り巻く環境が有する問題点に鑑み、廃棄
敷材に微生物を添加して処理することにより、廃棄敷材
を再生敷材として再利用することができるようにした畜
舎用敷材のリサイクルシステムを提供することを目的と
する。
畜舎用敷材を取り巻く環境が有する問題点に鑑み、廃棄
敷材に微生物を添加して処理することにより、廃棄敷材
を再生敷材として再利用することができるようにした畜
舎用敷材のリサイクルシステムを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の畜舎用敷材のリサイクルシステムは、畜舎
において使用した廃棄敷材に有機物を分解する微生物を
添加し、該廃棄敷材を嫌気状態の下で発酵させ、次に、
好気状態の下で分解させることにより、敷材に付着した
汚物を分解し、該汚物が分解された廃棄敷材を乾燥させ
て、再生敷材として再利用するようにしたことを特徴と
する。
め、本発明の畜舎用敷材のリサイクルシステムは、畜舎
において使用した廃棄敷材に有機物を分解する微生物を
添加し、該廃棄敷材を嫌気状態の下で発酵させ、次に、
好気状態の下で分解させることにより、敷材に付着した
汚物を分解し、該汚物が分解された廃棄敷材を乾燥させ
て、再生敷材として再利用するようにしたことを特徴と
する。
【0006】この畜舎用敷材のリサイクルシステムは、
畜舎において使用した廃棄敷材に付着する汚物を微生物
で分解して、廃棄敷材を乾燥させることにより、廃棄敷
材を再生敷材として再利用することが可能であり、この
リサイクルシステムによる資源循環を繰り返すことによ
り、廃棄敷材の投棄を無くして、環境保全に寄与すると
ともに、高価な敷材の使用量を大幅に削減して、畜産経
営のコストを低減することができる。また、再生された
敷材は、有用微生物を多く含有することから、有害微生
物が繁殖しにくい環境を作り、病原菌を遠ざけて家畜の
健康を維持するとともに、糞尿等の汚物をその場で分解
し、畜舎から発生する悪臭を抑制することができる。
畜舎において使用した廃棄敷材に付着する汚物を微生物
で分解して、廃棄敷材を乾燥させることにより、廃棄敷
材を再生敷材として再利用することが可能であり、この
リサイクルシステムによる資源循環を繰り返すことによ
り、廃棄敷材の投棄を無くして、環境保全に寄与すると
ともに、高価な敷材の使用量を大幅に削減して、畜産経
営のコストを低減することができる。また、再生された
敷材は、有用微生物を多く含有することから、有害微生
物が繁殖しにくい環境を作り、病原菌を遠ざけて家畜の
健康を維持するとともに、糞尿等の汚物をその場で分解
し、畜舎から発生する悪臭を抑制することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の畜舎用敷材のリサ
イクルシステムの実施の形態を図面に基づいて説明す
る。
イクルシステムの実施の形態を図面に基づいて説明す
る。
【0008】図1に、本発明の畜舎用敷材のリサイクル
システムの一実施例を示す。この畜舎用敷材のリサイク
ルシステムは、畜舎1から排出した廃棄敷材2に有機物
を分解する微生物を添加する第1工程と、この微生物が
添加された廃棄敷材2を堆積して発酵させる第2工程
と、発酵させた廃棄敷材2の汚物を好気分解する第3工
程と、この汚物を分解した廃棄敷材2を乾燥させること
により再生敷材3となす第4工程とからなり、この再生
敷材3に、必要に応じて、新しい敷材4を追加して、再
び畜舎1で使用することができるようにするものであ
る。
システムの一実施例を示す。この畜舎用敷材のリサイク
ルシステムは、畜舎1から排出した廃棄敷材2に有機物
を分解する微生物を添加する第1工程と、この微生物が
添加された廃棄敷材2を堆積して発酵させる第2工程
と、発酵させた廃棄敷材2の汚物を好気分解する第3工
程と、この汚物を分解した廃棄敷材2を乾燥させること
により再生敷材3となす第4工程とからなり、この再生
敷材3に、必要に応じて、新しい敷材4を追加して、再
び畜舎1で使用することができるようにするものであ
る。
【0009】廃棄敷材2に微生物を添加する第1工程で
は、図1(b)に示すように、好気性微生物と嫌気性微
生物とを混入した液を、噴霧器5によって廃棄敷材2全
体に噴霧する。この場合、廃棄敷材2を撹拌しながら噴
霧してもよいが、この撹拌混合は必ずしも必要ではな
い。好気性微生物及び嫌気性微生物としては、好気性と
嫌気性の両方で作用する微生物があるため明確な区分け
はできないが、例えば、糸状菌や酵母、乳酸菌、放線
菌、光合成細菌等が挙げられる。
は、図1(b)に示すように、好気性微生物と嫌気性微
生物とを混入した液を、噴霧器5によって廃棄敷材2全
体に噴霧する。この場合、廃棄敷材2を撹拌しながら噴
霧してもよいが、この撹拌混合は必ずしも必要ではな
い。好気性微生物及び嫌気性微生物としては、好気性と
嫌気性の両方で作用する微生物があるため明確な区分け
はできないが、例えば、糸状菌や酵母、乳酸菌、放線
菌、光合成細菌等が挙げられる。
【0010】次に、微生物が添加された廃棄敷材2を堆
積して発酵させる第2工程は、図1(c)に示すよう
に、雨等によって濡れない状態で廃棄敷材2を堆積し、
夏期で約20日、冬期で約30日放置する。これによ
り、嫌気状態の下で嫌気性微生物により嫌気発酵が行わ
れ、有用微生物が増殖する一方、廃棄敷材2の内部温度
が約60℃に上昇することから、病原菌等の有害微生物
の増殖を抑制することができる。
積して発酵させる第2工程は、図1(c)に示すよう
に、雨等によって濡れない状態で廃棄敷材2を堆積し、
夏期で約20日、冬期で約30日放置する。これによ
り、嫌気状態の下で嫌気性微生物により嫌気発酵が行わ
れ、有用微生物が増殖する一方、廃棄敷材2の内部温度
が約60℃に上昇することから、病原菌等の有害微生物
の増殖を抑制することができる。
【0011】そして、廃棄敷材2の汚物を好気分解する
第3工程では、発酵させた廃棄敷材2を好気性微生物に
よる好気分解、好ましくは、微好気分解を行うことよっ
て、廃棄敷材2の汚物を好気状態の下で分解する。ここ
で、微好気分解とは、微好気性群の微生物が増殖しやす
い環境である約10%以下の酸素圧下で行う好気分解の
ことをいう。この好気分解は、具体的には、図1(d)
に示すように、例えば、エキスパンドメタル等によって
通気性を有する床6を地面から間隔をあけて設置し、こ
の床6の上に、雨等によって濡れない状態で廃棄敷材2
を静置し、大気に自然にさらすことによって行う。この
場合、エアレーション(強制送気)や撹拌をすると、有
用微生物が蒸気に混じって飛散する等によって、再生敷
材3の質が悪くなるが、微好気分解を行うことによっ
て、有用微生物の密度を保ったまま熟成するため、再生
敷材3が消耗せず、このリサイクルシステムで繰り返し
再生できる資材となる。この好気分解において、夏期で
約20日、冬期で約30日放置するようにすると、廃棄
敷材2の内部温度は約40℃となり、廃棄敷材2の汚物
が炭酸ガス等にほぼ完全に発酵分解される。これに対
し、廃棄敷材2の敷材自体は木材繊維からなるため分解
しにくく、一部は分解されるが、見かけ上の体積率で4
0〜70%、多くの場合は50〜70%がほぼ原形をと
どめた状態で有用微生物と共に残るものとなる。
第3工程では、発酵させた廃棄敷材2を好気性微生物に
よる好気分解、好ましくは、微好気分解を行うことよっ
て、廃棄敷材2の汚物を好気状態の下で分解する。ここ
で、微好気分解とは、微好気性群の微生物が増殖しやす
い環境である約10%以下の酸素圧下で行う好気分解の
ことをいう。この好気分解は、具体的には、図1(d)
に示すように、例えば、エキスパンドメタル等によって
通気性を有する床6を地面から間隔をあけて設置し、こ
の床6の上に、雨等によって濡れない状態で廃棄敷材2
を静置し、大気に自然にさらすことによって行う。この
場合、エアレーション(強制送気)や撹拌をすると、有
用微生物が蒸気に混じって飛散する等によって、再生敷
材3の質が悪くなるが、微好気分解を行うことによっ
て、有用微生物の密度を保ったまま熟成するため、再生
敷材3が消耗せず、このリサイクルシステムで繰り返し
再生できる資材となる。この好気分解において、夏期で
約20日、冬期で約30日放置するようにすると、廃棄
敷材2の内部温度は約40℃となり、廃棄敷材2の汚物
が炭酸ガス等にほぼ完全に発酵分解される。これに対
し、廃棄敷材2の敷材自体は木材繊維からなるため分解
しにくく、一部は分解されるが、見かけ上の体積率で4
0〜70%、多くの場合は50〜70%がほぼ原形をと
どめた状態で有用微生物と共に残るものとなる。
【0012】また、汚物を分解した廃棄敷材2を乾燥さ
せる第4工程では、図1(e)に示すように、雨等によ
って濡れない状態で、この廃棄敷材2を自然乾燥させ
る。この廃棄敷材2の乾燥は、夏期で約20日、冬期で
約30日放置するようにする。これにより、第3工程で
有用微生物と共に残った廃棄敷材2は、畜舎の敷材に適
する程度に乾燥し、図1(f)に示すような再生敷材3
となる。再生敷材3は、ほぼ原形をとどめた状態で残っ
た廃棄敷材2の敷材自体と、微生物によって分解された
汚物の残渣と、微生物によって一部が分解された敷材自
体の残渣とによって構成され、原形をとどめる敷材自体
が見かけ上の体積率で40〜70%、多くの場合は50
〜70%を占める。
せる第4工程では、図1(e)に示すように、雨等によ
って濡れない状態で、この廃棄敷材2を自然乾燥させ
る。この廃棄敷材2の乾燥は、夏期で約20日、冬期で
約30日放置するようにする。これにより、第3工程で
有用微生物と共に残った廃棄敷材2は、畜舎の敷材に適
する程度に乾燥し、図1(f)に示すような再生敷材3
となる。再生敷材3は、ほぼ原形をとどめた状態で残っ
た廃棄敷材2の敷材自体と、微生物によって分解された
汚物の残渣と、微生物によって一部が分解された敷材自
体の残渣とによって構成され、原形をとどめる敷材自体
が見かけ上の体積率で40〜70%、多くの場合は50
〜70%を占める。
【0013】再生敷材3は、そのままでも敷材として使
用できるが、微生物の分解によって、見かけ上の体積率
で50〜80%、多くの場合は60〜70%程度に減容
していることから、必要に応じて、減容した分だけ新し
い敷材4を加え、図1(f)〜(a)に示すように、再
生敷材30として再び畜舎で使用することができる。
用できるが、微生物の分解によって、見かけ上の体積率
で50〜80%、多くの場合は60〜70%程度に減容
していることから、必要に応じて、減容した分だけ新し
い敷材4を加え、図1(f)〜(a)に示すように、再
生敷材30として再び畜舎で使用することができる。
【0014】このように、本実施例の畜舎用敷材のリサ
イクルシステムは、廃棄敷材2に付着する汚物を微生物
で分解して、廃棄敷材2を乾燥させることにより、廃棄
敷材2を再生敷材3として再利用することが可能であ
り、このリサイクルシステムによる資源循環を繰り返す
ことにより、廃棄敷材2の投棄を無くして、環境保全に
寄与するとともに、高価な敷材の使用量を大幅に削減し
て、畜産経営のコストを低減することができる。また、
再生敷材3は、有用微生物を多く含有することから、有
害微生物が繁殖しにくい環境を作り、病原菌を遠ざけて
家畜の健康を維持するとともに、糞尿等の汚物をその場
で分解し、畜舎から発生する悪臭を抑制することができ
る。
イクルシステムは、廃棄敷材2に付着する汚物を微生物
で分解して、廃棄敷材2を乾燥させることにより、廃棄
敷材2を再生敷材3として再利用することが可能であ
り、このリサイクルシステムによる資源循環を繰り返す
ことにより、廃棄敷材2の投棄を無くして、環境保全に
寄与するとともに、高価な敷材の使用量を大幅に削減し
て、畜産経営のコストを低減することができる。また、
再生敷材3は、有用微生物を多く含有することから、有
害微生物が繁殖しにくい環境を作り、病原菌を遠ざけて
家畜の健康を維持するとともに、糞尿等の汚物をその場
で分解し、畜舎から発生する悪臭を抑制することができ
る。
【0015】以上、実施例を説明したが、本発明の畜舎
用敷材のリサイクルシステムは、牛舎を始めとして、豚
舎、鶏舎等のあらゆる畜舎で実施することが可能であ
る。
用敷材のリサイクルシステムは、牛舎を始めとして、豚
舎、鶏舎等のあらゆる畜舎で実施することが可能であ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明の畜舎用敷材のリサイクルシステ
ムによれば、付着する汚物を微生物で分解して、廃棄敷
材を乾燥させることにより、廃棄敷材を再生敷材として
再利用することが可能であり、このリサイクルシステム
による資源循環を繰り返すことにより、廃棄敷材の投棄
を無くして、環境保全に寄与するとともに、高価な敷材
の使用量を大幅に削減して、畜産経営のコストを低減す
ることができる。また、再生された敷材は、有用微生物
を多く含有することから、有害微生物が繁殖しにくい環
境を作り、病原菌を遠ざけて家畜の健康を維持するとと
もに、糞尿等の汚物をその場で分解し、畜舎から発生す
る悪臭を抑制することができる。
ムによれば、付着する汚物を微生物で分解して、廃棄敷
材を乾燥させることにより、廃棄敷材を再生敷材として
再利用することが可能であり、このリサイクルシステム
による資源循環を繰り返すことにより、廃棄敷材の投棄
を無くして、環境保全に寄与するとともに、高価な敷材
の使用量を大幅に削減して、畜産経営のコストを低減す
ることができる。また、再生された敷材は、有用微生物
を多く含有することから、有害微生物が繁殖しにくい環
境を作り、病原菌を遠ざけて家畜の健康を維持するとと
もに、糞尿等の汚物をその場で分解し、畜舎から発生す
る悪臭を抑制することができる。
【図1】本発明の畜舎用敷材のリサイクルシステムの一
実施例を示す説明図である。
実施例を示す説明図である。
1 畜舎 2 廃棄敷材 3 再生敷材 30 再生敷材 4 新しい敷材 5 噴霧器 6 床
Claims (1)
- 【請求項1】 畜舎において使用した廃棄敷材に有機物
を分解する微生物を添加し、該廃棄敷材を嫌気状態の下
で発酵させ、次に、好気状態の下で分解させることによ
り、敷材に付着した汚物を分解し、該汚物が分解された
廃棄敷材を乾燥させて、再生敷材として再利用するよう
にしたことを特徴とする畜舎用敷材のリサイクルシステ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000282080A JP3385263B2 (ja) | 2000-09-18 | 2000-09-18 | 畜舎用敷材のリサイクルシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000282080A JP3385263B2 (ja) | 2000-09-18 | 2000-09-18 | 畜舎用敷材のリサイクルシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002084910A true JP2002084910A (ja) | 2002-03-26 |
JP3385263B2 JP3385263B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=18766646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000282080A Expired - Fee Related JP3385263B2 (ja) | 2000-09-18 | 2000-09-18 | 畜舎用敷材のリサイクルシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3385263B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004045275A1 (ja) * | 2002-11-15 | 2004-06-03 | Japan Applied Microbiology Research Institute Ltd | 家畜の飼育床及び家畜飼育方法 |
JP5567718B1 (ja) * | 2013-07-11 | 2014-08-06 | 三井造船株式会社 | メタン発酵方法、藁材及び敷料 |
JP2016144411A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | 株式会社ジィエィインク | 有機資材の製造方法、有機資材、及び使用済み敷材のリサイクルシステム |
CN108142299A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-06-12 | 成都大熊猫繁育研究基地 | 一种无稳定供水环境下的野生动物免冲洗兽舍及设置方法 |
JP2021036839A (ja) * | 2019-09-05 | 2021-03-11 | 倉敷紡績株式会社 | 敷料再生装置 |
-
2000
- 2000-09-18 JP JP2000282080A patent/JP3385263B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004045275A1 (ja) * | 2002-11-15 | 2004-06-03 | Japan Applied Microbiology Research Institute Ltd | 家畜の飼育床及び家畜飼育方法 |
JP5567718B1 (ja) * | 2013-07-11 | 2014-08-06 | 三井造船株式会社 | メタン発酵方法、藁材及び敷料 |
JP2016144411A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | 株式会社ジィエィインク | 有機資材の製造方法、有機資材、及び使用済み敷材のリサイクルシステム |
CN108142299A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-06-12 | 成都大熊猫繁育研究基地 | 一种无稳定供水环境下的野生动物免冲洗兽舍及设置方法 |
CN108142299B (zh) * | 2017-12-25 | 2020-12-29 | 成都大熊猫繁育研究基地 | 一种无稳定供水环境下的野生动物免冲洗兽舍及设置方法 |
JP2021036839A (ja) * | 2019-09-05 | 2021-03-11 | 倉敷紡績株式会社 | 敷料再生装置 |
JP7304777B2 (ja) | 2019-09-05 | 2023-07-07 | 倉敷紡績株式会社 | 敷料再生装置および敷料再生方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3385263B2 (ja) | 2003-03-10 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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