JP2002084730A - ブラシレスdcモータ - Google Patents

ブラシレスdcモータ

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JP2002084730A
JP2002084730A JP2000272466A JP2000272466A JP2002084730A JP 2002084730 A JP2002084730 A JP 2002084730A JP 2000272466 A JP2000272466 A JP 2000272466A JP 2000272466 A JP2000272466 A JP 2000272466A JP 2002084730 A JP2002084730 A JP 2002084730A
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JP
Japan
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stator
brushless
detection element
motor
circuit board
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000272466A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Seki
勝幸 関
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Nidec Advanced Motor Corp
Original Assignee
Japan Servo Corp
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Publication date
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  • Brushless Motors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、主要構成部材である制御回路の回
路基板を共用しつつ、当該軸流ファン駆動における効率
の犠牲を排除することが出来るブラシレスDCモータの
実現を目的とする。 【解決手段】 本発明に成るブラシレスDCモータは、
制御回路を形成する回路基板に設けられる、回転位置検
出素子実装手段が、駆動条件によって使い分けられるよ
うに、夫々別の実装手段として複数個、特に2相駆動さ
れる4個の磁極を有し2相駆動されるブラシレスDCモ
ータでは、回路基板に形成される実装手段が、隣接する
磁極間の中心線上から、回転子永久磁石に近接した部位
で、回転方向に向かって機械角で夫々3±1度,6±1
度,9±1度ずれて円弧上に並んだ3個の実装パターン
もしくは嵌着用小孔として併設されるよう構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシレスDCモ
ータの特に2相で定速駆動されるもので、多仕様への対
応が容易なブラシレスDCモータに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、本発明に係る2相で定速駆動さ
れるブラシレスDCモータの使用が一般的な軸流ファン
の例の断面図である。また、図5は図4に対応する固定
子側の、正面を見た説明略図である。
【0003】該ブラシレスDCモータ2により駆動され
る軸流ファン1は、長寿命・高信頼性の面でニーズに適
ったことから、実質的に市場を席巻していることは周知
の通りである。しかし、用途の多様化が進む中で、冷却
効果を高めるための高速化や、駆動電圧の多様化への柔
軟性を求める声は強く、特に高速化駆動については、構
成、特に回転制御信号を得る回転位置検出手段の共用に
よる部品共用という、対応の柔軟性に着目した、動作時
の効率を犠牲とする製品化とその実用が周知のものであ
る。
【0004】これは、所定の定速駆動:第1の定速駆動
で最高効率を得ることが出来る、回転位置検出素子の位
置を固定した儘、例えば所定の高速駆動:第2の定速駆
動を行うように構成するものである。しかし、当然のこ
とながら、この方法では、前記第1の速度において前記
回転位置検出信号により制御される通電位相角が最高効
率に対応するものであるため、第2の高速状態では、最
高効率点から乖離することになる。即ち、部品共用によ
る多仕様対応への柔軟性を取り入れる条件として、効率
の低下を黙認しているのが現実であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来の構成
は、主要構成部材である制御回路の回路基板の共用で、
多様化対応の柔軟性の実現に伴う省エネルギー化の流れ
に反した、当該軸流ファン駆動における効率の犠牲を排
除することが必須の命題であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に成るブラシレス
DCモータで、制御回路の回路基板に設けられる回転位
置検出素子の実装手段が小孔もしくは実装パターンで、
該実装手段が、駆動条件によって使い分けられるよう
に、夫々別の実装手段として複数個、特に2相駆動され
る4個の磁極を有し2相駆動されるブラシレスDCモー
タでは、回路基板に形成される実装手段が、隣接する磁
極間の中心線上から、回転子永久磁石に近接した部位
で、回転方向に向かって機械角で夫々3±1度,6±1
度,9±1度ずれ円弧上に並んで、3個が併設されるよ
う構成されている。
【0007】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
【0008】上述図5を参照して、図1は、固定子2−
1と同軸上に近接配置される制御回路3を構成する回路
基板3−1の要部略図で、所定の配線パターンは表示し
ていない。
【0009】該回路基板3−1が、前記固定子2−1を
構成する固定子鉄芯2−11と所定の相対位置関係を保
つように配置されることは周知の通りである。そして、
所定の条件でブラシレスDCモータを駆動するために、
駆動条件に対応して動作効率を最も高くする通電位相角
となるように回転位置検出素子が位置決めされるが、上
述の通りこれら回転位置検出素子の位置決めそのものは
周知の技術であるので、その詳細は省略する。
【0010】所定の姿勢で固定子鉄芯2−11に対向配
置される回路基板3−1は、これに搭載される回転位置
検出素子3−2と、固定子鉄芯2−11との相関位置を
特定するために所定の姿勢維持が求められるもので、前
記回路基板3−1に穿設される回転位置検出素子嵌着用
小孔3−3の形成場所の精度が、当該回転位置検出素子
3−2と固定子鉄芯2−11との位置決めを左右するも
のである。
【0011】本発明では、図1に示すように、固定子鉄
芯2−11の磁極間中心線に対応する部位から、周方向
にδ1, δ2, δ3として示す3箇所の回転位置検出素子
の実装手段として、嵌着用小孔3−3を予め形成・併設
しておくものである。これは、後述の通り、駆動電圧で
高・中・低の3段階と、高・中・低の3段階の定速駆動
の組み合わせによる駆動条件で、2相駆動ブラシレスD
Cモータについて、高効率駆動に対応する回転位置検出
素子3−2の配置が、3箇所に集約できることを確認し
た成果に基づくものである。
【0012】図2は、夫々の駆動条件において最高効率
を示す、上述回転位置検出素子3−2の配置部位につい
て検討して、固定子鉄芯2−11の磁極間中心線からの
ずれ角(機械角)を確認した結果である。
【0013】そして実用面で、これら全ての当該回転位
置検出素子3−2の配置部位を単一回路基板に併設する
ことが困難でもあり実用的でも無いことから、これらの
統合を図り、図3のように3個の回転位置検出素子実装
手段3−3を併設することで、駆動条件の変化に自在に
対応出来るようにしている。
【0014】なお、前記回転位置検出素子3−2の実装
手段を、回路基板3−1に穿設する小孔ではなく、回路
基板3−1上に所定の配線パターンと共に印刷した実装
パターンを設け、この実装パターンに接続配備すること
も可能で、この場合の実装位置精度は、実装機械での位
置決めに拠るが、これら実装技術そのものは周知の技術
であるので省略している。
【0015】
【発明の効果】本発明に成るブラシレスDCモータは、
回路基板への回転位置検出素子実装手段の併設により、
単一部品での仕様の多様化対応を実現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に成るブラシレスDCモータに使用され
る回路基板の例を説明する略図である。
【図2】図1の例の回転位置検出素子実装手段の位置決
めを検討した結果である。
【図3】本発明に適用した回転位置検出素子実装手段の
位置の集約結果である。
【図4】本発明に係る軸流ファンの例の断面図である。
【図5】図4の例の固定子側の正面を見る説明図であ
る。
【符号の説明】
1 軸流ファン 2 ブラシレスDCモータ 2−1 固定子 2−11 固定子鉄芯 2−12 固定子巻線 2−2 回転子 3 制御回路 3−1 回路基板 3−2 回転位置検出素子 3−3 回転位置検出素子実装手段(実装パターンも
しくは嵌着用の小孔)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状ヨーク及び該環状ヨークと一体の複
    数磁極を有する固定子鉄芯と、前記磁極に巻装される固
    定子巻線とを備える固定子と、該固定子と小空隙を介し
    て対向し、回転自在に軸支される、永久磁石を主体とす
    る回転子と、該回転子の回転位置を検出するために設け
    られる検出素子と、該検出素子の信号を得て前記固定子
    巻線への通電制御を行う制御回路と、を備えるブラシレ
    スDCモータにおいて、前記制御回路の回路基板に形成
    される前記検出素子の実装手段が、該検出素子を嵌着す
    る小孔であって、該小孔が、駆動条件によって使い分け
    られるように、夫々別の小孔として複数個併設されてい
    ること、を特徴とするブラシレスDCモータ。
  2. 【請求項2】 環状ヨーク及び該環状ヨークと一体の
    複数磁極を有する固定子鉄芯と、前記磁極に巻装される
    固定子巻線とを備える固定子と、該固定子と小空隙を介
    して対向し、回転自在に軸支される、永久磁石を主体と
    する回転子と、該回転子の回転位置を検出するために設
    けられる検出素子と、該検出素子の信号を得て前記固定
    子巻線への通電制御を行う制御回路と、を備えるブラシ
    レスDCモータにおいて、前記制御回路の回路基板に形
    成される前記検出素子の実装手段が、所定の配線パター
    ンと共に印刷される実装パターンに、実装機械で位置決
    めされて接続保持されるように形成されていること、を
    特徴とするブラシレスDCモータ。
  3. 【請求項3】 4個の磁極を有し、2相駆動されるブラ
    シレスDCモータで、前記回路基板に実装される検出素
    子が、前記隣接する磁極間の中心線上から、回転子永久
    磁石に近接した部位で、回転方向に向かって機械角で夫
    々3±1度,6±1度,9±1度ずれて円弧上に並んだ
    3個であること、を特徴とする請求項1もしくは2のい
    ずれかに記載のブラシレスDCモータ。
JP2000272466A 2000-09-08 2000-09-08 ブラシレスdcモータ Pending JP2002084730A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007151250A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Mitsumi Electric Co Ltd 単相全波式直流ブラシレスモータおよび遠心式ポンプ
US8646946B2 (en) 2008-09-30 2014-02-11 Disney Enterprises, Inc. Kinetic flame device
CN106787580A (zh) * 2017-03-29 2017-05-31 大连碧蓝节能环保科技有限公司 拼装式微型无刷直流电动机

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