JP2002084563A - 無線通信システムの加入者にマルチポイント接続性を提供するための方法 - Google Patents

無線通信システムの加入者にマルチポイント接続性を提供するための方法

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JP2002084563A JP2001201544A JP2001201544A JP2002084563A JP 2002084563 A JP2002084563 A JP 2002084563A JP 2001201544 A JP2001201544 A JP 2001201544A JP 2001201544 A JP2001201544 A JP 2001201544A JP 2002084563 A JP2002084563 A JP 2002084563A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信網の加入者にマルチポイント接続性
を提供するための方法を提供する。 【解決手段】 本発明の方法は、移動機が無線通信網に
結合されている複数のデータ網に同時にアクセスするこ
とを可能にする。網インタフェースが無線通信網の網制
御要素、例えば、基地局コントローラ(BSC)の間に形
成(確立)される。網インタフェースは、移動機によっ
て設定される様々な通信チャネルを様々なデータ網に結
合されている網制御要素にルーティングルートする。設
定された様々な通信チャネルからの情報が様々な網制御
要素の間でルーティングされる。こうして、移動機は、
複数の異なるデータ網と同時に通信することが可能とな
る。さらに、網インタフェースを用いることで、ハンド
オフに関与する移動機の装置とシステムの装置の間でや
りとりされる情報が殆どあるいは全く中断もくしは失わ
れることなく、ハンドオフを実行することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信網の加入
者に、網あるいは加入者の移動機に追加のハードウエア
を加えることなく、マルチポイント接続性を提供する。
【0002】
【従来の技術】無線通信網は、複数の加入者に無線通信
網へのアクセスを提供するための確立された、良く知ら
れている技法を有する。これら技法の幾つかには、符号
分割多元アクセス(CDMA)、時分割多元アクセス(TDM
A)および周波数分割多元アクセス(FDMA)が含まれ
る。さらに、これら技法(および他のアクセス技法)の
様々な組合せが、加入者にアクセスを提供するために用
いられている。無線通信網の使用の増加および普及に伴
って、加入者に提供されるサービスおよび資源のタイプ
も変化し、複雑さも増してる。資源には、通常はサービ
スプロバイダによって所有および運用されるシステムの
装置(例えば、無線送信機、無線受信機、処理装置)が
含まれる。資源には、さらに、システムの装置によって
提供される様々な能力(キャパビリティ)、例えば、特
定の加入者に割当てられる帯域幅、加入者が自身の通信
信号を送信する際に許される電力のレベル、あるいは加
入者が情報を受信および送信する際に許される情報のレ
ートなども含まれる。サービスとは、これら資源を任意
の加入者に様々なやり方にて利用できるように供するこ
とを意味する。伝統的には、無線通信網は、加入者が互
いにおよび他の通信網と音声チャネルを介して通信する
ために供されてきた。つまり、通信の主要なタイプは、
加入者間、あるいは加入者と他の網との間の音声通信で
あった。
【0003】ただし、インターネットおよび他のデータ
網の出現に伴って、無線通信網は、音声のみでなく、デ
ータに対するサービスも供することが必要となった。デ
ータは、通常は、テキスト、グラフィック、ビデオ、お
よび音声を含む他の信号に対する通信信号を表すデジタ
ル情報の形式を有する。データを無線通信網を通じて送
信および受信するために様々なプロトコルが作成されて
きた。各プロトコルは、特定のセットの規則から成り、
加入者間の通信がどのように開始、維持および終話され
るべきかを規定する。プロトコルは、さらに、加入者と
システムの装置との間の通信、および加入者と他の網と
の間の通信の様式についても規定する。システムの装置
から発信される通信信号が、プロトコルの様々なステッ
プを実現するために用いられ、これら通信信号は、典型
的にはシステム情報あるいはシグナリング情報と呼ばれ
る。これらプロトコルの多くは、標準として制定されて
おり、世界の各地において通信網によって準拠されてい
る。
【0004】図1は、CDMA 2000網と呼ばれる特定のCDM
Aデータ網に対する標準に準拠する典型的な無線通信網
インフラストラクチャを示す。無線ラップトップ148
にて代表される加入者が網内を移動する。加入者および
/あるいはその装置(つまり、加入者装置)は、以降、
モービルノード(Mobile Node、MN)と呼ばれる。モー
ビルノード(MN)は、典型的には、通信網の加入者によ
って所有および使用される。MNは、例えば、セルラホ
ン、無線ラップトップPC、あるいは無線パーソナルデジ
タルアシスタント(PDA)から成る。MNは、典型的に
は、MNと網接続ポイントとの間のエアーインタフェース
を介して網にアクセスする。網接続ポイントは、MNと直
接に通信し、MNが通信網にアクセスすることを助けるシ
ステムの装置から成る。網へのアクセスは、MNが通信網
の資源を使用することを許可されていることを確認する
動作、およびこの確認に基づいてMNが利用可能な資源を
使用することを許可する動作を伴う。エアーインタフェ
ースは、MNと基地局(BTS)との間で(MNとBTSの間の通
信チャネルを通じて)やりとりされるべきシグナリング
情報、およびMNが網にアクセスできるようにMNに割当て
られるべき資源を定義する。
【0005】図1においては、網接続ポイントは一つの
BTSあるいはセットのBTS(例えば、BTS120、12
2、124、126、128、130、132、13
4)から成り、これらBTSは、モービルノード(MN)お
よびシステムの通信信号を送信および受信するために用
いる無線送信機および受信機(図示せず)を含む。各基
地局(BTS)は、ここでは象徴的に各々が六角形によっ
て表される特定のセルを扱う。例えば、セル114は、
BTS134によって扱われる。各セルは地理的境界を形
成し、MNは、この境界内では、通信信号をBSTとの間で
やりとりすることができる。多くの網、例えば、図1に
示す網においては、これらセルは、複数のセクタに分割
され、各セクタは特定の地理的エリアを表し、BTSの特
定の資源によって扱われる。図面では、簡単のために、
各セルは、6つのセクタに分割されるものとして示され
る。ただし、容易に理解できるように、あるセル内のセ
クタの数は、そのセルを扱うBTS内に含まれる特定の資
源に依存し、セルは、6個より多くのあるいは少数のセ
クタに分割されることもある。
【0006】各BTSは、網通信リンクを介して基地局コ
ントローラ(Base Station Controller、BSC)に結合さ
れる。BSCは、しはしば、複数のBTSに結合される。例え
ば、BSC2 138は、BTS120、122、124、12
6に結合される。BSCは、網制御要素の一例であり、こ
の網制御要素は網制御要素に接続されている網接続ポイ
ント(例えば、BTS)を管理するシステムの装置であ
る。つまり、BSCは、ある通信信号が、いつ、どのよう
にして、一つのBTSあるいはセットのBTSに送信、あるい
は、これから受信されるべきかを規定する。こうして、
BSCは、モービルノード(MN)にサービスを提供すると
ともに、MNを制御する。例えば、BSCは、BTSに対して、
MNにその通信信号をどのような電力レベルにて送信すべ
きかを指示する。BSCとBTSとの間の情報のやりとりは、
通信網によって準拠される標準に従って遂行される。BS
Cは、通信リンク(図示せず)を介して互いに結合され
る。各BSCは、さらに、パケットデータサービングノー
ド(Packet Data Serving Node、PDSN)にも結合され
る。PDSNは、無線通信網とデータ網(図示せず)、例え
ば、インターネットとの間のゲートウェイとして機能す
る。つまり、データ網は、PDSNを介して無線通信網に結
合される。PDSNはある地理的エリアを扱い、対応するBT
Sのセルは、この地理的エリア内に位置する。図1にお
いては、PDSN1(つまり、システムの装置146)は点
線によって示されるエリアを扱い、同様にして、PDSN2
およびPDSN3も自身のサービングエリアを有する。PDSN
は、結合されているデータ網へのゲートウェイとして機
能するばかりでなく、無線通信網の加入者がそれに結合
されているデータ網の利用可能なサービスを用いる際に
も必要となるタイプのデータサービスエンティティであ
る。
【0007】幾つかのアプリケーションに対しては、モ
ービルノード(MN)はパケットデータサービングノード
(PDSN)に結合されているデータ網においてパシステン
ト(永続的)IPアドレス(persistent IP address)を
用いることを必要とする。パシステントIPアドレスはど
のデータ網がMNと情報をやりとりしているかに関係な
く、MNを明確に識別する特定のラベルから成る。パシス
テントIPアドレスは、ユーザが地理的に移動し、新たな
PDSNに接続し、ユーザが、パケットのアドレスを与えら
れたときパケットを通常のやり方にてルーティングする
ことができるデータ網のエリア内にいない場合でも、デ
ータ網がユーザのパケットを同一のユーザアドレスを維
持しながら現在のPDSNにルーティングルートすることを
可能にする。このサービスを可能にするプロトコルの一
例には、Mobile Internet Protocol(IP)[ Request For
Comment 2002 ]がある。MNは、Mobile IP手続きを喚起
し、PDSNに対する初期化の一部分としてPDSNに登録す
る。PDSNに対する初期化は、MNに対してPDSN上のサービ
スを得るために要求されるセットの手続きから成る。Mo
bile IPは、データ網モビリティ(つまり、あるデータ
網位置から別のデータ網位置に移動)をサポートするた
めの2つのスタイルを持つ。第一のスタイルにおいて
は、PDSNがデータ網モビリティ機能に直接に関与し、第
二のスタイルにおいては、移動機自身がデータ網モジュ
ール機能を遂行する。他のタイプのデータ網モービルル
ーティングプロトコル(data network mobile routing
protocol)も存在し、例えば、General Packet Radio S
ervice(GPRS)およびCellular Digital Packet Data
(CDPD)などが知られている。ただし、これらプロトコ
ルの全において、情報は、最初にPDSNにルーティングさ
れ、PDSNからMNに配信される。
【0008】幾つかのあるいは全ての基地局コントロー
ラ(BSC)は移動体交換センタ(MSC)(図示せず)にも
結合され、移動体交換センタ(MSC)は公衆電話網(PST
N)へのアクセスを提供する。各MSCは、典型的には、複
数のBTSを含む地域(リージョン)を管理する。こうし
て、各セットのBTSは、一つのBSC(およびおそらくは一
つのMSC)によって制御され、BSCはデータ網へのアクセ
スを提供する一つあるいは複数のPDSNに結合される。図
1には、BSCとPDSNの一対一の関係が示されるが、多く
のケースにおいては、サービスプロバイダは、負荷をバ
ランスさせるため、あるいはPDSNが故障した際の故障耐
性のために複数のBSCを複数のPDSNに接続するアーキテ
クチャを持つ。
【0009】MNによって送信される情報は、同一のBSC
に結合されている複数のBTSによって受信される。こう
して、各BTSは同一の情報を受信する。各BTSは自身が受
信した情報を同一のBSCに転送し、BSCはこれら情報をオ
クテット流と呼ばれるブロックにフォーマット化する。
このオクテット流は、次に、BSCに結合されているPDSN
に転送され、PDSNはこのオクテット流を結合されている
データ網に転送する。要するに、MNは、複数のBTSに結
合されているデータ網へのアクセスを、BSCおよびPDSN
を介して与えられる。
【0010】図1に示すような無線通信網は、ある特定
のMNは、ある時点において、データ網への一つのアクセ
スポイントしか与えられないという制約を持つ。(上述
のような)データ網へのアクセスを得たいという要求の
増加を反映して、加入者は、しばしば、異なる網、例え
ば、プライベートデータ網、公衆データ網(例えば、イ
ンターネット)、あるいは、音声網、例えば、公衆網
(PSTN)に同時にアクセスすることを希望する。加え
て、データ網へのアクセスを得たMNによってやりとりさ
れる情報は、しばしば、無線通信網によって遂行される
ハンドオフに起因して発生するサービスの中断に極めて
敏感である。サービスの中断は、しばしば、ハンドオフ
の際に情報が失われることによる。特定のタイプの情
報、例えば、マルチメディアアプリケーションと関連す
る情報は、とりわけ、ハンドオフの際の情報の損失に敏
感である。
【0011】ハンドオフは周知の手続きであり、ある特
定の基地局(BTS)によって扱われているモービルノー
ド(MN)が、BTSがMNに十分な品質のサービスを提供す
ることができない位置にまでMNが物理的に移動したとき
に遂行される。MNを扱っているBTSを制御する基地局コ
ントローラ(BSC)は、ある時点において、そのサービ
スおよびMNの関連する制御を、移動中のMNによって要求
されるサービスをより十分に提供することができる別の
セットのBTS(つまり、新たなセットのBTS)を制御する
別のBSCに引き渡す(つまり、"ハンドオフ(hand of
f)"することを決定する。このハンドオフはBSCの間の
ものであるために、しばしば、ハードハンドオフと呼ば
れる。さらに、図1に示すように、MN(例えば、ラップ
トップ148)が、BSC1によって制御されるBTSから、B
SC2(138)によって制御されるセットのBTSに移動し
た場合は、対応するPDSNの間でのハンドオフ(つまり、
PDSN1(146)とPDSN2(136)との間のハンドオ
フ)も必要となる。ここで、MNが、PDSN2上で、MNがPDS
N1上で持っていたものと同一のパシステントアドレスを
希望する場合は、MNは、上述のように、データ網モービ
ルルーティングプロトコル、例えば、Mobile IPを用い
てPDSN2に登録することが必要となる。ユーザは、同一
のアドレスを持つことを、現在の通信フローが中断され
ないように、あるいはユーザがデータ網内のどこにいて
も第三者がユーザと知られている静的なアドレスを介し
て連絡が取れるように希望する。この登録過程の一部分
として、移動機は、PDSN2との通信を再設定し、網とネ
ゴシエーションし、自身が本物であることを網に対して
証明すること(網を使用することの許可を確認するこ
と)を要求される。PDSNは、他の網の装置に対して、MN
が本物であること、およびMNが網を使用することを許可
されていることを確認することを指示し、さらに、セキ
ュリティプロトコルを喚起することでMNの通信を保護す
る。上述のように、PDSNは、データ網モービルルーティ
ングプロトコルに直接に関与することも、あるいは、単
に網と移動機との間の仲介者として機能することもでき
る。
【0012】MNは、MNの位置および網のBTSとの相対速
度によってはある一つのセッションの際にあるBTSから
別のBTSへと何度もハンドオフされることもある。ここ
で、セッションとは、MNが網へのアクセスを得て、網に
よって提供される資源を用いて通信に従事し、特定の通
信を終話するまでに経過される時間の量を表す。通常は
BSCの一部分である選択/分配ユニット(SDU)(図示せ
ず)は、ハンドオフの前に、移動中のMNを扱うためのBT
Sを選択する。選択/分配ユニット(SDU)は、典型的に
は、BTSを、候補BTSによって受信されているMNの通信信
号の送信電力のレベル、およびMNが情報を運ぶために用
いている情報速度に基づいて選択する。ハンドオフの
際、制御BSCは、シグナリング情報およびハンドオフプ
ロトコルと関連する他のデータを新たなBSCに送り、新
たなBSCはこのデータに基づいて自身のBTSをMNを適切に
扱うために制御する。
【0013】このようなデータの転送の際に、移動中の
MNへのサービスが中断され、MNとの間でやりとりされて
いる情報が失われることがある。情報の損失を引き起こ
す2つのタイプの中断が知られている。第一の中断は、
MN内の無線装置が新たなBTSからの無線信号を受信する
ために自身を再構成する際に発生する。移動機内の無線
装置が自身の無線受信機を再構成している間は、移動機
は情報を受信することはできない。無線機の再構成に起
因する中断は比較的短く、典型的には、秒の数分の一の
オーダである。第二の中断は、MNが新たなPDSNに登録
し、自身を初期化する際に発生する情報の損失である。
上述のように、新たなPDSN(例えば、PDSN2)への登録
および初期化は、様々なプロトコル手続き、例えば、デ
ータリンクの初期化、認証、許可、アカウンティング、
セキュリティ手続き、データ網内での移動機のルーティ
ングなどを伴う。第二のPDSN(例えば、PDSN2)がこれ
ら機能を遂行している間は、情報は以前のPDSN(例え
ば、PDSN1)にルーティングされる。この第二の中断
は、かなり長く、移動機に対する情報の損失の主要な原
因となる。データリンク層の初期化、Mobile IP、AAA、
およびセキュリティ機能の実行に伴って発生する遅延量
は数秒のオーダに達する。
【0014】ハンドオフは、MNによっても開始できるこ
とに注意する。この場合は、MNは、網からの信号の品質
をモニタし、ハンドオフが必要であるか否かを決定でき
るように構成される。この場合は、MNが網にハンドオフ
の必要性を知らせ、網は上述のようにハンドオフを実行
する。
【0015】マルチポイント接続性(multiple point c
onnectivity)、すなわち、あるMNがデータサービスエ
ンティティ(例えば、PDSN)を介して無線網に結合され
ている複数の網(例えば、データ網)に同時にアクセス
する能力を実現するためには、MNに追加のハードウエア
およびソフトウエアを加えることが要求される。これら
追加のハードウエアの例には、送信機、受信機、変調
器、および通信信号を処理するために典型的に用いられ
るその他の回路が含まれる。このような資源(ハードウ
エア)を追加した場合は、マルチポイント接続が可能と
なるばかりか、ハンドオフに起因する中断(および従っ
てデータの損失)をほぼ完全に排除することも可能とな
る。
【0016】この場合は、網は、MNを、あるBTSから別
のBTSに、データの損失を殆どあるいは全く伴うことな
く、ハンドオフすることが可能となる。この場合は、MN
は、当初は、第一のPDSNに結合されている第一のBSCに
よって制御される第一のセットのBTSとの間の第一のセ
ッションを設定する。移動機が第一のセットのBTSと通
信している際に、移動機は他のセットのBTSからの無線
信号をモニタする。移動機あるいは網が、第一のセット
のBTSからの無線信号の品質がさらに劣化すると通信の
品質が満足できなくなる、あるいはセッションが失われ
るレベルまで劣化したことを検出すると、移動機は、第
二のPDSNに結合されている第二のBSCの制御下の第二の
セットのBTSとの間に第二の同一のセッションを確立す
る。各セッションは、そのMN内の異なるセットのハード
ウエア(例えば、無線送信機および受信機)によって扱
われる。第二のPDSN上のデータサービスを確立した後
に、MNは、第一のセッション、従って、第一のセットの
BTSを脱落させる。こうして、移動機は、"make before
break(切断の前に設定)"ハンドオフ手続きを遂行する
ために、移動機の所で発生する通信の損失はほぼ完全に
排除される。
【0017】現在CDMA網では、MNは、無線リンクプロト
コル(Radio Link Protocol、RLP)のマルチ同時インス
タンス(multiple simultaneous instances)を開く
(開始する)ことができる。無線リンクプロトコル(RL
P)は、網が、ある特定のBSCによって制御される特定の
セットのBTSによって提供されている複数の資源を単一
のMNにどのように提供すべきかを規定するプロトコルで
ある。RLPの各インスタンスは(これらは通信チャネル
にリンクされているが)、MNと網との間でセッションを
確立する際に、MNあるいは網のBSCによって送られるオ
リジネーションメッセージ(origination message)内
に格納されるデータによって規定および確立される。こ
のオリジネーションメッセージは、特定のセッションの
際に網によって提供されるべきサービスのタイプを示す
情報も含む。こうして、MNは、RLPの一つのインスタン
スを通じて第一のタイプの情報をやりとりし、同時に、
RLPのもう一つのインスタンスを通じて第二のタイプの
情報をやりとりすることができる。RLPの各インスタン
スは、同一のセットのBTS、従って同一のBSCおよびPDSN
にルーティングされるために、MNは複数の異なる網に同
時にアクセスすることはできない。上述のように、RLP
の様々なインスタンスからの情報はオクテット流に結合
され、単一のPDSNに送られる。このオクテット流は20ms
フレームに分割され、MNと制御BSCとの間ではこうして
フレーム化された情報がやりとりされる。フレーム内に
含まれる情報の量は、MNと宛先網との間で情報をやりと
りする際の情報のレート(速度)に依存する。MNに追加
のハードウエアおよびソフトウエアを加えてマルチポイ
ント接続性を達成するためには、無線加入者の装置およ
びシステムの装置を再設計し、新に製造することが必要
となる。このアプローチは、無線網によって現在採用さ
れている標準の大きな変更を必要とする。もっと重要な
ことに、加入者の装置およびシステムの装置に新たなハ
ードウエアを追加するためのコストは、加入者およびシ
ステムプロバイダにとって、受け容れがたいほど、高く
なることが予想される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従って、加入者の装置
およびシステムの装置に新たなハードウエアを追加する
ことは必要とされず、しかも、通信網によって現在準拠
されている通信標準のコンテクスト内で実現することが
可能な無線通信網の加入者にマルチポイント接続性を提
供するための方法が必要とされている。図1に示す通信
網の文脈においては、モービルノード(MN)が図1の網
内で各々が異なる網制御要素(つまり、異なるBSC)と
関連するRLPの複数のインスタンスを同時に持つことが
できることが要望される。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の方法によると、
無線通信網の網制御要素間に網インタフェースが提供さ
れ、これら網インタフェースによってモービルノード
(MN)と通信網の複数のデータサービスエンティティと
の間で情報を同時にやりとりすること、つまり、マルチ
ポイント接続性が達成される。典型的には、網制御要素
は、網のデータサービスエンティティに結合され、さら
に、網接続ポイントにも結合される。網制御要素は、加
えて、網インタフェースによって規定されるシステム通
信リンクを介して他の網制御要素にも結合される。網イ
ンタフェースは、網制御要素の間で情報がどのようにや
りとりされるべきかを定義する。より具体的には、網イ
ンタフェースは、網制御要素の間でやりとりされるべき
シグナリング情報を定義するとともに、情報(加入者お
よび/あるいはシステム情報)が網制御要素の間でどの
ようにルーティングされるべきかを定義する。網インタ
フェースは、無線通信網によって現在用いられている標
準とコンパチブルである。網インタフェースは、従っ
て、無線通信網によって現在準拠されている標準の一部
として構成し、標準内に一体化することができる。
【0020】本発明の方法の網インタフェースは、MN、
網制御要素、あるいはデータサービスエンティティのい
ずれによって確立することもできる。MNによる確立は、
MNが最初に、通信網によって準拠されている標準に従っ
て網接続ポイントを通じて通信網にアクセスすることで
開始される。ホスト網制御要素(つまり、アクセスされ
た網接続ポイントに結合されている網制御要素)は、複
数の通信チャネルをMNに割当てる。通信網にアクセスす
るためには、MNは、標準によって定義されるオリジネー
ションメッセージあるいは他のメッセージを網接続ポイ
ントに送る。このメッセージは網接続ポイントによって
受信され、ホスト網制御要素に転送される。このメッセ
ージは、いったんホスト網制御要素によって受信される
と、本発明の方法の網インタフェースを確立する。つま
り、このメッセージは、MNに割当てられるべき通信チャ
ネルに関するデータを含み、各通信チャネルを一意に定
義し、各チャネルをMNと関連付けるとともに、特定の通
信チャネル内の情報がルーティングされるべき特定の網
制御要素を定義する。こうして、ホスト網制御要素は、
特定の通信チャネルと関連する情報を適切な網制御要素
にルーティングすることが可能となる。
【0021】こうして、MNと様々なデータサービスエン
ティティとの間でやりとりされる情報は、アクセスされ
た網接続ポイントからホスト網制御要素にルーティング
され、ここから確立された網インタフェースを通じて他
の網制御要素へとルーティングされる。これら網制御要
素(ホストを含む)は、次に、受信した情報を自身の対
応するデータサービスエンティティにルーティングす
る。
【0022】本発明の方法の網インタフェースはシステ
ムの装置によって確立することもできる。この場合は、
データサービスエンティティが網インタフェースを確立
する。例えば、メッセージ(例えば、オリジネーション
メッセージ)を自身の網制御要素に送られ、網制御要素
によって網インタフェースが確立される。さらに、網制
御要素が網インタフェースを確立するもできる。これ
は、特定のMNと関連する通信チャネルを他の網制御要素
にルーティングすることを指定するデータを生成するこ
とで行なわれる。いったん網インタフェースが確立され
ると、データ網から(データサービスエンティティを介
して)網制御要素によって受信される情報は、確立され
た網インタフェースの指示に従ってルーティングされ
る。こうして、本発明の方法の網インタフェースは、MN
が通信網の異なるデータサービスエンティティに同時に
接続することを可能にする。つまり、異なる網へのマル
チポイント接続性を提供する。
【0023】本発明の方法の一つの好ましい実施例にお
いては、網インタフェースは、異なる網制御要素によっ
て制御される異なる網接続ポイントに同時にアクセスし
ているMNが、MNと対応するデータサービスエンティティ
との間でやりとりされているデータを殆どあるいは全く
失うことなく、ある網接続ポイントから別の網接続ポイ
ントにハンドオフすることを可能にする。MNは、最初、
第一の網制御要素を介して第一のデータサービスエンテ
ィティに結合されている第一の網接続ポイントを通じて
無線網にアクセスする。
【0024】通信網にアクセスするためには、MNは(標
準に従って)セットの通信チャネルを設定する。MNと第
一のデータサービスエンティティとの間でやりとりされ
る情報は、これらセットの通信チャネルを用いて、第一
の網制御要素を介して行なわれる。MNに提供されている
サービスの品質がハンドオフが正当化できるレベルまで
劣化すると、MN(あるいは第一の網制御要素あるいは第
一のデータサービスエンティティ)は、第二の網制御要
素へのハンドオフを開始する。第一の網制御要素は、網
インタフェースを確立し、これを用いてMNと関連する情
報を第二の網制御要素にルーティングする。MNは、自身
と第二の網接続ポイントとの間に第一のセットの通信チ
ャネルを設定し、加えて、第二の網制御要素の所に網イ
ンタフェースを確立する。第二の網制御要素は、MNと第
一の網制御要素との間でやりとりされる情報を中継す
る。第一の網制御要素は、第一のデータサービスエンテ
ィティと第二の第二の網制御要素との間でやりとりされ
る情報を(網インタフェースを介して)中継する。こう
して、MNは、第一のデータサービスエンティティとの間
の通信を、MNが、第二の網接続ポイントおよび第二の網
制御要素を介しての通信チャネルを用いて通信している
間の維持する。MNは、次に、第二の網制御要素と関連す
る第二の網接続ポイントとの間に(標準に従って)第二
のセットの通信チャネルを設定する。第二の網制御要素
は、この第二のセットの通信チャネルを第二の網制御要
素に結合されている第二のデータサービスエンティティ
に接続する。第二の網制御要素は、MNの情報を第二のセ
ットのチャネルを用いて第二のデータサービスエンティ
ティに運ぶ。MNは、次に、第二のデータサービスエンテ
ィティに対する登録および初期化手続きを開始する。こ
れら登録手続きが完了すると、データ網はMNの情報を第
二のデータサービスエンティティにルーティングする。
これら初期化および登録手続きの一例には、Mobile IP
プロトコルが含まれる。
【0025】MNが第二のデータサービスエンティティと
の間に第二のセットの通信チャネルを第二の網接続ポイ
ントおよび第二の網制御要素を介してハンドオフ手続き
に従って設定している間も、MNと第一のデータサービス
エンティティとの間でやりとりされている情報は、本発
明の方法の網インタフェースの指示に従って、第一の網
制御要素から第二の網制御要素へと(あるいはこの逆へ
と)ルーティングされる。こうして、ハンドオフが完結
するまで、MNは、第一のデータサービスエンティティと
第二のデータサービスエンティティの両方と情報をやり
とりすることができる。第二のデータサービスエンティ
ティとの間の登録および初期化手続きが完了した時点
で、MNは、自身と第二の網制御要素との間の第一のセッ
トの通信チャネルを終話する。すると、第二の網制御要
素は、第一の網制御要素への接続を解放する。その後
は、MNと第二のデータサービスエンティティとの間の情
報のやりとりは第二の網制御要素を介して達成される。
こうして、データの損失を殆どあるいは全く伴うことな
く、ハンドオフが達成される。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明は、通信網の網制御要素間
に、モービルノード(MN)と網接続ポイントとの間の複
数のチャネルを通じて運ばれる情報が、通信網の複数の
網制御要素に、従って複数のデータサービスエンティテ
ィにルートできるように、網インタフェースを提供す
る。データサービスエンティティは、典型的には、他の
通信網に結合され、従って、本発明の網インタフェース
は、モービルノード(MN)と様々な他の通信網との間の
マルチポイント接続性を可能にする。本発明の方法の網
インタフェースは、通信網の網制御要素の間で情報がど
のようにやりとりされるべきかを規定する通信プロトコ
ルおよび標準に基づき、これらとコンパチブルである。
例えば、幾つかの非同期転送モード(ATM)網に対して
は、本発明の方法の網インタフェースは、Q.2931シグナ
リングコントロールプロトコルに基づき、これとコンパ
チブルである。本発明の網インタフェースが適用できる
もう一つの例には、Inter−Operabilit
y Specification(IOS) for CD
MA2000 access network ver
sion 4によって開発されたA10およびA11インタフ
ェースによって規定される情報のパケットのGenetic Ro
uting Encapsulation(GRE)がある。本発明の網インタ
フェースが適用できるさらにもう一つの例には、Simple
Computer Telephony Protocol(SCTP)において規定さ
れるシグナリングプロトコルおよびフォーマットに準拠
するInternet Protocol(IP)がある。
【0027】本発明の方法の網インタフェースは、通信
プロトコルのタイプや通信網のタイプに依存するもので
はない。さらに、本発明の方法の網インタフェースは、
特定な網アーキテクチャに依存するものでもない。本発
明の網インタフェースは、モービルノード(MN)と接続
ポイントとの間に設定される複数の通信チャネルの各々
を識別し、これらの各チャネルを特定の網制御要素およ
びデータサービスエンティティと関連付けることができ
る。本発明の網インタフェースは、網制御要素が設定さ
れた特定の通信チャネルを自身の適切なデータサービス
エンティティにルーティングすることを可能にする。こ
うして、モービルノード(MN)は複数の網に同時にアク
セスすることが可能となる。
【0028】図2は、本発明の方法を示す。ステップ2
02において、モービルノード(MN)とホスト網制御要
素との間に通信チャネルが設定される。ホスト網制御要
素とは、モービルノード(MN)によってアクセスされる
網接続ポイントに結合されている網制御要素を意味す
る。最初に、モービルノード(MN)は、通信網へのアク
セスを得るために、その網によって準拠される標準に従
って網接続ポイントとシグナリング情報をやりとりす
る。この標準は、加えて、MNに対して、網接続ポイント
を介してMNとホスト網制御要素との間でやりとりされる
情報に対する複数の通信チャネルをどのようにして設定
すべきかについても規定する。通信チャネルの設定は、
特定のMNと関連する通信信号を送/受するための資源の
割当てる動作も伴う。通信チャネルのアクセスは、割当
てられた資源を実際に用いて、MNと網制御要素との間で
網接続ポイントを介して情報をやりとりする動作も伴
う。説明の通信網によって準拠される標準によると、網
接続ポイントは、次に、MNから受信されたシグナリング
情報を網接続ポイントに結合されているホスト網制御要
素に転送する。
【0029】ステップ204において、本発明の方法の
網インタフェースが、ホスト網制御要素の所で確立され
る。ホスト網制御要素によって網接続ポイントから受信
される情報の一部は、本発明の方法の網インタフェース
を確立するシステム情報(例えば、オリジネーションメ
ッセージ)から成る。本発明の方法の網インタフェース
を確立するためには、このシステム情報は、MNによって
設定された通信チャネルを識別し;こうして、各通信チ
ャネルをMNと関連付ける。このシステム情報は、さら
に、これら特定の通信チャネルの各々を少なくとも一つ
の特定の網制御要素と関連付け、これら各通信チャネル
が対応する一つあるいは複数のデータサービスエンティ
ティにルーティングされるべきことを規定する。
【0030】ステップ206において、ホスト網制御要
素は設定された各通信チャネルからの情報を、データサ
ービスエンティティを介して通信網(例えば、データ
網)に結合されている適切な網制御要素にルーティング
する。この通信チャネルのルーティングは受信されたシ
グナリング情報に基づいて遂行される。シグナリング情
報の発信源に依存して、通信チャネルのルーティング
は、網制御要素、MN、あるいはデータサービスエンティ
ティのいずれによって開始されることもある。通信チャ
ネルを通じての情報(システムおよび/あるいは加入者
情報)のルーティングは通信チャネルのルーティングと
も呼ばれることに注意する。この情報は網制御要素の間
をシステム通信リンク(図示せず)を介してルーティン
グされる。こうして、MNは複数の通信網に同時にアクセ
スすることが可能となる。網インタフェースを確立する
システム情報は、モービルノード(MN)、あるいは別の
網制御要素のいずれから発信することもできることに注
意する。換言すれば、網インタフェースは、システムの
装置(例えば、網制御要素、データサービスエンティテ
ィ)、あるいは加入者の装置のいずれによって確立する
こともできる。
【0031】本発明の方法の網インタフェースによって
提供されるマルチポイント接続性能力を用いると、デー
タ損失を殆どあるいは全く伴うことなく、ハンドオフを
遂行することが可能となる。本発明の網インタフェース
を用いると、(異なるデータサービスエンティティに結
合されている)異なる網制御要素によって制御される異
なる網接続ポイントに同時にアクセスすることができる
モービルノード(MN)を、MNと対応するデータサービス
エンティティとの間でやりとりされているデータを実質
的に全く失うことなく、ある網接続ポイントから別の網
接続ポイントにハンドオフすることが可能となる。MN
は、最初、第一の網制御要素に結合されている第一の網
接続ポイントを通じて無線網にアクセスする。
【0032】通信網へのアクセスを得るためには、モー
ビルノード(MN)は、MNと第一のデータエンティティと
の間で第一の網接続ポイントおよび第一の網制御要素を
介して情報をやりとりするためのセットの通信チャネル
を(標準に従って)設定する。第一の接続ポイントは、
ホスト網制御要素である第一の網制御要素に結合されて
いる。モービルノード(MN)に提供されているサービス
の品質がハンドオフが正当化されるレベルまで劣化する
と、MN(あるいは第一の網制御要素)は、第二の網接続
ポイントおよび第二の網制御要素へのハンドオフを開始
する。ハンドオフは、第一の網制御要素あるいは第一の
網制御要素に結合されているデータサービスエンティテ
ィによって開始することもできる。
【0033】ハンドオフは無線通信網によって準拠され
る標準に従って開始される。ハンドオフ手続きの一部と
して、モービルノード(MN)は、第一の網制御要素によ
って、第二の網接続ポイントを介して第二の網制御要素
にアクセスすることを指示される。第二の網制御要素は
第二のデータサービスエンティティに結合されている。
第二の網接続ポイントを介して第二の網制御要素へのア
クセスを得るためには、MNは、第二の網接続ポイントを
介して自身と第二の網制御要素との間に第一のセットの
通信チャネルを設定する。第一の網制御要素も、本発明
の方法に従って、自身の位置および第二の網制御要素の
所に網インタフェースを確立する。本発明の網インタフ
ェースは第二の網制御要素あるいは第二のデータサービ
スエンティティによって確立することもできることに注
意する。第二の網制御要素は、こうして、ホスト網制御
要素となる。
【0034】モービルノード(MN)は、次に、第二の網
接続ポイントおよび第二の網制御要素を介して自身と第
二のデータサービスエンティティとの間に第二のセット
の通信チャネルを設定する。MNが第二のセットの通信チ
ャネルを設定している間も、MNと第一のデータエンティ
ティとの間では情報が引き続いて、第一のセットの通信
チャネルを用いて、第二の網接続ポイント、第二の網制
御要素および第一の網制御要素を介してやりとりされ
る。換言すれば、(第二の網制御要素の所に確立されて
いる)網インタフェースは、第二のセットの通信チャネ
ルが設定されている際も、第一のセットの通信チャネル
が第二の網制御要素から第一の網制御要素にルーティン
グされ、ここからさらに第一のデータサービスエンティ
ティにルーティングされることを可能し、こうして、MN
と第一のデータサービスエンティティとの間でやりとり
されている情報が第二の網制御要素から第一の網制御要
素へとあるいはこの逆方向にルーティングされることを
可能にする。第二のセットの通信チャネルは、MNと第二
のデータサービスエンティティとの間で情報が第二の網
接続ポイントおよび第二の網制御要素を介してやりとり
できるように設定される。
【0035】モービルノード(MN)と第二のデータサー
ビスエンティティとの間に第二のセットの通信チャネル
が設定され、MNが第二のデータサービスエンティティに
対して必要とされる初期化および登録を終えると、MNは
第一のセットの通信チャネルを終話する。第二の網制御
要素は、第一のセットの通信チャネルを第一の網制御要
素を通じて第一のデータサービスエンティティにルーテ
ィングすることをやめる。第一のセットの通信チャネル
は除去され、第一網制御ポイントと第二の網制御ポイン
ト間でルーティングされていたMNに関連する情報はもは
やルーティングされなくなる。モービルノード(MN)
は、次に、MNから第二の網接続ポイントを介して第二の
網制御要素へと延びる第二のセットの通信チャネルを介
して第二のデータサービスエンティティと通信する。ハ
ンドオフは、"make before break(切断の前に設定)"
なる手続きとして遂行されるが、これは、MNと第一のデ
ータサービスエンティティとの間でやりとりされている
情報は、MNと第二のデータサービスエンティティとの間
に新たな通信チャネルが設定された後に初めて終話され
ることを意味する。こうして、ハンドオフは、データ損
失を殆どあるいは全く伴うことなく、実行される。
【0036】以下では、単に解説を目的に、本発明の網
インタフェースが図1に示す通信網内でのハンドオフア
プリケーションに対してどのように適用されかる説明す
る。網接続ポイントは、網制御要素によってサービスさ
れているセットの基地局(BTS)あるいは少なくとも一
つの基地局(BTS)のから成る。網制御要素は、基地局
コントローラ(BSC)から成る。データサービスエンテ
ィティはパケットデータサービングノード(PDSN)から
成る。ラップトップ148はモービルノード(MN)を表
す。ラップトップ148は基地局コントローラ(BSC)
1(要素144)、従って基地局(BTS)132および
134によって扱われるエリアから他のエリアに移動す
るMNとして示される。移動の方向が矢印150によって
示される。ラップトップ148は、網によって準拠され
る標準に従って通信網にアクセスし、RLPの複数のイン
スタンス(つまり、複数の通信チャネル)を設定する。
より詳細には、ラップトップ148は、基地局(BTS)
130、134、132と情報をやりとりするが、これ
ら基地局は全て基地局コントローラ(BSC)1(要素1
44)に結合されている。基地局コントローラ(BSC)
1は、基地局(BTS)130、134、132から情報
を受信するとともに、準拠する標準に従ってラップトッ
プ148に適当な資源を割当てる。基地局コントローラ
(BSC)1によって受信される情報は、オクテット流に
フォーマット化され、20 msフレームの形式にて、パケ
ットデータサービングノード(PDSN)1(要素146)
に転送される。移動機(MN)は、パケットデータサービ
ングノード(PDSN)1に対して、初期化および登録す
る。データ網から移動機(MN)に向うパケットは、パケ
ットデータサービングノード(PDSN)1に向けられる。
パケットデータサービングノード(PDSN)1は、この情
報を、パケットデータサービングノード(PDSN)1に結
合されており、ラップトップ148と通信している第一
の網(図示せず)に転送する。この第一の網は、例え
ば、データ網から成る。
【0037】ラップトップ148が、BSC1からBSC2(要
素138)に向って移動すると、通信信号の品質は、次
第に劣化し、最終的には、ラップトップ148とBSC1と
関連するBTS、つまり、BTS130、132、134との
間の十分な通信は、もはや不可能あるいは非常に困難と
なる。通信の品質は、しばしば、システムプロバイダに
よって定義され、典型的には、MN、例えば、ラップトッ
プ148によって受信されている電力レベルと直接に関
係する。BSC1は、信号の品質の変化を検出し、自身とBS
C2との間のハンドオフを開始する。つまり、BSC1は、MN
がBSC2にハンドオフされ、MNがPDSN2との間で情報をや
りとりすることを希望する。ハンドオフは、ラップトッ
プ148あるいはPDSN1によって開始することもできる
ことに注意する。BSC1は、標準に従って、ラップトップ
148に対して、BSC2に結合されているBTS126に適
当なメッセージを送ることでBSC2とコンタクトすること
を指令する。BTS126はラップトップ148からこれ
らメッセージを受信し、これらメッセージをBSC2に転送
する。
【0038】BSC1とBSC2の所に網インタフェースが確立
されるが、網インタフェースの確立は、RLPのあるイン
スタンスを識別すること、およびRLPのこれら識別され
たインスタンスがどこに(つまり、どのBSC)にルーテ
ィングされるべきかを指示することを伴う。ラップトッ
プ148は、既に確立されているRLPのインスタンスの
一つに向けてオリジネーションメッセージを送信する。
このオリジネーションメッセージは、RLPのインスタン
スを識別するとともに、そのインスタンスが第二のデー
タ網にルーティングされるべきことを指示する。識別さ
れたインスタンスと関連する情報は、BSC1からBSC2を通
じてPDSN1へとルーティングされる。ラップトップ14
8は、次に、RLPの第一のセットのインスタンスを通じ
てPDSN1と通信を開始するが、これらインスタンスはBSC
2からBSC1を通じてPDSN1へとルーティングされる。こう
して、ラップトップ148は、PDSN1にアクセスし、PDS
N1と通信することが可能となる。
【0039】ラップトップ148は、その後、BSC2との
間にRLPの第二のセットのインスタンスを確立する。こ
れらRLPインスタンスは、BSC2に結合されているPDSN、
つまり、PDSN2に接続することを要請するリクエストを
通じて確立される。BSC2がラップトップ148をPDSN2
に接続すると、ラップトップ148は、自身をPDSN2に
対して初期化する。これは、データリンク層、例えば、
PPPを初期化し、Mobile IP登録を遂行することで行なわ
れる。PDSN2はデータ網内の他のエンティティを用い
て、移動機が本物であるか検証し、移動機を許可する。
PDSN2は、さらに、データ網を通じての通信のセキュリ
ティを、移動機の通信を保護するために確立する。PDSN
2は、Mobile IP登録手続きをMobile IP標準に従って遂
行する。PDSN2がMobile IP登録に直接関与することも、
あるいはPDSN2はならもせず単にMobile IP登録(デー
タ)をデータ網内の他のエンティティにパスすることも
できる。
【0040】ラップトップ148は、次に、BSC2からBS
C1を通じてPSDN1にルーティングされるRLPの第一のセッ
トのインスタンスを用いてPDSN1と通信し、同時に、RLP
の第二のセットのインスタンスを用いてPDSN2と通信す
る。これらRLPの第一と第二のセットのインスタンス
は、BSC2に結合されているBTS126を用いる。RLPの第
二のセットのインスタンスが確立され、ハンドオフのた
めに必要とされるPDSN2に対する初期化および登録手続
きが完了すると、第一のセットのインスタンスは除去さ
れ、ラップトップ148と関連する情報はもはやBSC1か
らBSC2にルーティングされなくなる。ラップトップ14
8は、次に、BTS126およびBSC2を用いて実現されるR
LPの第二のセットのインスタンスを用いてPSDN2と情報
をやりとりする。こうして、ハンドオフのために"make
before break(切断の前に設定)"アプローチを用いる
ことで、情報の損失を低く押さえること、あるいは完全
に無くすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な無線通信網のアーキテクチャを示す図
である。
【図2】本発明の方法を示す図である。
【符号の説明】
120〜134 基地局(BTS) PDSN1〜PDSN3 パケットデータサービングノード 138〜142 基地局コントローラ(BSC) 148 ラップトップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/30 (72)発明者 ロバート ジェロルド マークス アメリカ合衆国 60430 イリノイス,ホ ームウッド,センター コート 1152 (72)発明者 ピーター ジェームズ マッカン アメリカ合衆国 60563 イリノイス,ネ イパーヴィル,ノース ストーン コート 1074 Fターム(参考) 5K030 HC09 JL01 JT09 LB09 5K051 CC07 DD15 EE01 FF01 5K067 AA21 BB04 BB21 CC10 DD11 DD52 DD53 DD57 EE02 EE10 EE16 EE23 HH11 HH22 JJ11 JJ21 JJ71 JJ76

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信網のモービルノード(MN)にマ
    ルチポイント接続性を提供するための方法であって、 通信網のホスト網制御要素の所に網インタフェースを確
    立することで、設定され、MNによってアクセスされる通
    信チャネルが通信網のホスト網制御要素と他の網制御要
    素との間でルーティングできるようにするステップを含
    むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記網インタフェースが、各々の設定さ
    れ、アクセスされる通信チャネルをモービルノード(M
    N)と関連付け、各通信チャネルがどの網制御要素にル
    ーティングされるべきかを指定することを特徴とする請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ホスト網制御要素の所に網インタフ
    ェースを確立するステップが:複数の通信チャネルをホ
    スト網制御要素とモービルノード(MN)との間に通信網
    によって準拠される標準に従って設定するステップ;設
    定された各通信チャネルを前記MNおよび前記ホスト網制
    御要素と関連付けるシグナリング情報を生成するステッ
    プ;および前記シグナリング情報に基づいて設定された
    通信チャネルを前記ホスト網制御要素から他の網制御要
    素にルーティングするステップを含むことを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 さらに、前記通信チャネルをホスト網制
    御要素から前記網に結合されているデータサービスエン
    ティティに結合されている他の網制御要素にルーティン
    グすることで複数の網に同時にアクセスするステップを
    含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記網インタフェースがモービルノード
    (MN)によって確立されることを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 前記網インタフェースが網制御要素によ
    って確立されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記網インタフェースがデータサービス
    エンティティによって確立されることを特徴とする請求
    項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ホスト網制御要素と別の網制御要素
    との間でハンドオフが遂行され、前記ハンドオフの際
    に、前記別の網制御要素の所に設定され、前記別の網制
    御要素によってアクセスされる通信チャネルが前記別の
    網制御要素からホスト網制御要素へとルーティングされ
    ることを特徴とする請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ハンドオフが完了した時点で、前記
    ホスト網制御要素と前記別の網制御要素との間でルーテ
    ィングされている通信チャネルが除去され、前記モービ
    ルノード(MN)が前記別の網制御要素と前記ハンドオフ
    の際に設定およびアクセスされた通信チャネルを介して
    通信することを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記ハンドオフが無線通信網によって
    準拠される標準に従って遂行されることを特徴とする請
    求項8記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記ハンドオフがホスト網制御要素に
    よって開始されることを特徴とする請求項8記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 前記ハンドオフがモービルノード(M
    N)によって開始されることを特徴とする請求項8記載
    の方法。
  13. 【請求項13】 前記ハンドオフがホスト網制御要素に
    結合されているデータサービスエンティティによって開
    始されることを特徴とする請求項8記載の方法。
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