JP4230106B2 - Gprs加入者による多数のインタネットサービスプロバイダの選択 - Google Patents
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Description
(発明の分野)
本発明は、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)に接続された数個のパケットデータ網(PDN)から所定の網を加入者局が選択できる、特にGSM(移動通信用グローバル・システム)に基づく汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)システムのための、方法、交換装置、電気通信システム、および端末局に関するものである。パケットデータ網は、任意の種類のパケットデータ網またはインタネットサービスプロバイダ(ISP)とすることができる。
【0002】
(発明の背景)
GSMの汎用パケット無線サービス(GPRS)の標準化は現在、欧州電気通信標準協会(ETSI)で進行中である。GPRSは移動GSMユーザに実際のパケット無線アクセスを提供する新しいGSMサービスである。GPRSシステムによれば、何か送るものがあるときだけ(このシステムのパケットの性質により)無線リソースが保留され、セル内のすべての移動局が同じ無線リソースを共用するので、乏しいリソースが効率的に使用されることになる。GPRSは、テレメトリ、列車制御システム、インタラクティブデータアクセス、課金システム、およびワールドワイドウェブを使用するインタネットブラウジングのような種々の用途を容易にする。
【0003】
GSM網の回線交換の性質と逆に、GPRSの動作は(TCP/IP、X.25およびCLNPのようなプロトコルを使用して)標準データ網への接続を提供するように構成される。対照的に、従来のGSM網はもともと、回線交換音声セションだけを提供するように設計された。パケット指向GPRS網のインフラストラクチャでは、新しい機能要素が導入される。これらの新しい機能素子については、以後簡単に図1を参照して説明する。
【0004】
現在のGSMサービスの要素と新しいGPRS網との間に、ある協力がなお存在することに注意すべきである。物理レイヤでは、リソースを拒絶することができ、いくつかの共通のシグナリング機能が存在する。同じ無線キャリヤに、回線交換とGPRS用に同時にタイムスロットを保留することができる。回線交換(circuit−switched)とGPRSのチャネル間の動的シェアリングにより、最適のリソース利用が得られる。回線交換呼の確立の間に、優先度がより高い回線交換セルに対するGPRSソースを先取りする時間がまだ充分にある。
【0005】
(GSM網とGPRS網の相互作用)
図1は、GSM回線交換機能とGPRSパケット交換システムの要素の相互作用の簡単な概観図である。GPRSサポートノードGSNは主要要素であり、種々のデータ網との接続と相互作用、GPRSレジスタによる移動性管理、およびもちろん、位置と無関係な移動局GPRS−MSへのデータパケットの送達を行う。物理的に、GSNはPLMN(Pubkic Land Mobile Network:公衆地上移動電話網)の移動交換局MSCに集積することができる。代わりに、GSNはデータ網ルータのアーキテクチャに基づく別個の網(ネットワーク)とすることができる。ユーザデータはGSNと基地局サブシステム(BSS)との間に流れ、MSCとGSNとの間でシグナリングが交換される。
【0006】
したがって、GPRSはデータ網の境界からGPRSのMSにベアラサービス(bearer service)を提供する。ベアラサービスのユーザは(IP、OSI CLNPおよびX.25のような)公衆網レイヤソフトウェアパッケージである。また、GPRS特有のアプリケーションがGPRSサービスを使用する。
【0007】
GPRSはパケットモード手法を使用することにより、高速データ、低速データ、およびシグナリングを効率的に転送する。GPRSは網リソースの使用を最適化し、無線システムの負荷を最小にする。無線サブシステムと網サブシステムとの間の厳格な分離が維持されるので、網サブシステムを他の無線アクセステクノロジーと一緒に再使用することができる。GPRSそれ自体は設置されたMSC基地に変更を委任しない。
【0008】
新しいGPRS無線チャネルが規定され、これらのチャネルの割り当ては柔軟である。すなわち、TDMAフレーム当たり1から8個の無線インタフェースタイムスロットを割当てることができ、タイムスロットは別々に割り当てられたアップリンクおよびダウンリンクでアクティブユーザにより共同使用される。サービスロードとオペレータの選択の関数として、無線インタフェースソースは音声サービスとデータサービスとの間で動的に共同使用することができる。ユーザ当たり9キロバイト/秒から150キロバイト/秒以上までのビットレートが可能となるように、種々の無線チャネル符号化方式が指定される。ユーザ当たり200キロバイト/秒までの生データレートを得ることができるとさえ推定される。
【0009】
上記のように、標準データプロトコルに基づくアプリケーションがサポートされ、IP網とX.25網で交互作用が規定される。トラヒックテレメトリおよびUIC列車制御のようなアプリケーションに対して特定のポイント・ツー・ポイントおよびポイント・ツー・マルチポイントのサービスがサポートされる。GPRSによって、GPRS無線チャネルで短メッセージサービス(SMS)を転送することもできる。
【0010】
GPRSは間欠バーストデータ転送から大量のデータの不定期伝送までをサポートするように設計されている。四つの異なるサービス品質(QoS:Quality of Service)がサポートされる(これらのQoSは後で説明するように最初にPDPコンテキスト起動手順の間に設定される)。パケットの伝送を開始する高速保留が0.5秒から1秒になるようにGPRSが設計される。課金は通常、伝送のパケットの性質により転送されるデータ量に基づいて行われる。
【0011】
(GPRSをサポートする端末局)
GPRSでは、GPRS移動局の三つの異なるクラスがサポートされる。クラスAのMSはGPRSサービスと他のGSMサービスとを同時に動作させることができる。クラスBのMSはGPRSサービスと他のGSMサービスとに対する制御チャネルを同時に監視することができるが、一度に一組のサービスを動作させることしかできない。クラスCのGPRSのMSはGPRSサービスを排他的に動作させることができる。
【0012】
(データパケット伝送)
図1のGPRSサポートノードGSNを大体設定したとき、もちろんGPRS網の主要な問題の一つは、移動局MSへの、また移動局MSからのデータパケットのルーティング(routing)である。この問題は二つの副問題、すなわち、データパケットのルーティングおよび移動管理に分割することができる。
【0013】
移動局MSへのデータパケットのルーティングはGPRS網の問題である。移動局のデータ網アドレスは通常、静止ルーティング機構をそなえているが、移動局MSは一つの網から他の網へとローミングすることができるからである。移動環境でのデータパケットルーティングのための一つの手法は、移動IPの概念である。(シー・パーキンス[C.Perkins]編”IP Mobility Support,draft ietf−mobileip−protocol−11.txt”、1995年7月、インタネット・エンジニアリング・タスク・フォースで進行中の作業)。
【0014】
移動IPにより、付加点のサブネットワークに無関係に、移動ホストへのIPデータグラムのルーティングが可能となる。移動ホストへのルーティングが網によって内部的に処理されるセル状のディジタルパケットデータ(CDPD)のためのシステムに、もう一つの手法が取入れられている。(CDPD産業入力コーディネータ、「セル状のディジタルパケットデータシステム仕様」、リリース1.0、1993年7月)(CDPD Industry Input Coordinator,”Cellular Digital Packet Data System Specification”,Release 1.0,July 1993)。
【0015】
IP以外の網プロトコルもサポートしなければならないので、標準の移動IP概念はGPRS環境に正確に適合しない。したがって、データパケットのルーティングのため、図2に示すように移動IP概念に類似した概念で、(一般のGPRSノードGSNを含む)図1の電気通信網の構造が作られる。
【0016】
(GPRSサポートノード)
図2で、GPRSはGSMのPLMNに二つの新しいネットワークノードを導入する。MSC(Mobile Switching Center:移動交換局)と同じ階層レベルにある、サービスするGPRSサポートノード(SGSN)は個々の移動局の位置の跡を追い、機密性機能とアクセス制御を行う。SGSNはフレームリレーで基地局システムに接続される。したがって、SGSNの主要機能は、サービスエリアの新しいGPRSのMSを検出すること、新しいMSをGPRSレジスタに登録するプロセスを取り扱うこと、GPRSのMSとデータパケットを送受し、そのサービスエリアの内側のMSの位置の記録を保持することである。加入情報はGPRSレジスタに記憶される。GPRSレジスタには、(MS−ISDNまたはIMSI[国際移動局アイデンティティ:International Mobile Station Identity]のような)移動局アイデンティティとPSPDNアドレスとの間の写像が記憶される。GPRSレジスタは、そのエリアの新しいMSがGPRS網に加わることが許されるかをSGSNがそれから尋ねることができるデータベースとして動作する。
【0017】
ゲートウェイGSN(GGSN)は外部パケット交換網との交互作用を提供し、IPに基づくGPRSバックボーン網(IP:インタネットプロトコル)を介してSGSNと接続される。上記のGPRSレジスタはHLRに設けることができる。このようにして、HLRはGPRS加入者情報で増強される。選択的に、MSC/VLRはGPRSサービスおよび非GPRSサービスと機能、たとえばSGSNおよびGPRSと非GPRSの位置の更新を介してより効率的に行うことができる回線交換呼に対するページング、のより効率的な共同作用に対して増強することができる。
【0018】
やはり図2に示すように(本出願には関連しないが)、SGSNはもちろん、短メッセージサービスのインターワーキング(interworking)するMSC(SMS−IWMSC)を介して短メッセージサービスゲートウェイMSC(SMS−GMC)と協力する。
【0019】
更に、注意すべきことは、SGSNは既存のGSMのように同じアルゴリズム、キー、および規準に基づいて認証(authentication)と暗号の設定機能を遂行するということである。GPRSは、パケットデータ伝送に対して最適化された暗号アルゴリズムを使用する。
【0020】
(移動局によるGPRSアクセス)
GPRSサービスにアクセスするために、移動局はまず、GPRS付加(attach)を行うことにより移動局の存在を網に知らせなければならない。この動作は移動局とSGSNとの間の論理リンクを確立し、移動局がGPRSを介したSMS、SGSNを介したページング、および入力GPRSデータの通知を得られるようにする。GPRSデータを送受するために、移動局はそれが使用したいパケットデータアドレス(PDNアドレス)を起動しなければならない。この動作により、対応するGGSNで移動局が知られ、外部データ網とのインターワーキングを開始することができる。
【0021】
カプセル化とトンネル化として知られている手順で移動局と外部データネットワークとの間でユーザデータが透明に転送される(トンネルメッセージの交換はPDPコンテキスト起動手順の一部である)。データパケットにはGPRS特有のプロトコル情報が設けられ、データパケットは移動局とGGSNとの間で転送される。この透明な転送方法により、GPRSのPLMNが内部データプロトコルを解釈する必要性が低下し、将来の付加的なインターワーキングプロトコルを容易に導入することができる。ユーザデータは効率と信頼性のための再送プロトコルで圧縮し、検出することができる。
【0022】
このように、その一般的な形式(GSN)でのGPRSサポートノードには、GPRSをサポートするために必要とされる機能が含まれている。図3に示すように、一つのPLMNに二つ以上のGSNがあることがあり得る。
【0023】
ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)は、いわゆるPDPアドレスの評価によりパケットデータ網がアクセスするノードである。このアドレスには、付加されたGPRSユーザに対するルーティング情報が入っている。ルーティング情報を使用して、プロトコルデータユニット(PDU)が移動局の現在付加点、すなわちそれぞれのサービスするGPRSサポートノード(SGSN)にトンネリングされる。GGSNは選択的なGcインタフェースを介してHLRからの位置情報を要求することがある。GGSNは、GPRSをサポートするGSMのPLMNとのPDN(パケットデータ網)相互接続の第一の点である(すなわち、Gi基準点はGGSNによってサポートされる)。
【0024】
(GPRSに接続されるイントラネットワークとインタネットワーク)
図1はGSMシステムへのGPRS機能の埋込みの一般的な構造を示すが、図3はGPRSバックボーン網として必要とされるPLMNの中の付加的な網を示す。
【0025】
PLMN内バックボーン網は、同じPLMNの中のGSNを相互接続するインタネットプロトコル網である。PLMN間バックボーン網は、異なるPLMNの中のGSNとPLMN内バックボーン網を相互接続するIP網である。各PLMN内バックボーン網は、GPRSデータとGPRSシグナリングだけを意図した専用IP網である。このような専用IP網は、所要の機密性(セキュリティ)レベルを達成するために、あるアクセス制御機構が適用されるIP網である。
【0026】
PLMN内バックボーン網は、ボーダゲートウエイ(BG)およびPLMN間バックボーン網を使用してGpインタフェースを介して接続される。PLMN間バックボーン網は、BG機密機能を含むローミング協定によって選択される。BGはGPRSの範囲内で規定されない。PLMN間バックボーン網はパケットデータ網であり得る。たとえば、PLMN内バックボーン網は法人の網であり得るし、パケットデータ網は公衆インタネットまたは専用回線であり得る。
【0027】
最後に、図2に示されたHLRは、GPRS加入データとルーティング情報とを含む。このHLRはGrインタフェースを介してSGSNからアクセスできる。ローミングする移動局MSの場合、HLRは移動局が接続される現在のSGSNと異なるPLMNであってもよい。したがって、図3で、HLRはPLMNのAまたはPLMNのBの中に配置することができる。
【0028】
(GPRS通信の例)
図1−3でGPRSシステムの一般的なアーキテクチャについて説明したが、図4はこのようなシステムで情報のルーティングをどのように行うことができるかという実例を示す。図4に示すように、GPRS移動通信システムの中には、三つの異なるルーティング方式があるので、本発明に対する可能なアプリケーションの三つの例は次の通りである。
− 移動発信メッセージ(経路P1)
− 移動局(MS)がそのホーム網内にあるときの移動着信メッセージ(経路P2)
− 移動局(MS)がもう一つのGPRSオペレータの網にローミングしたときの移動着信メッセージ(経路P3)
【0029】
図3と同様、図4でも、オペレータのGPRS網は多数のGSNと一つのオペレータ内バックボーン網で構成される。オペレータ内バックボーン網は、オペレータ毎に異なり得るオペレータ特有の網プロトコルを使用して一つのオペレータのサポートノードを接続する。しかし、インターワーキング能力で、GGSNはデータ網と、一つの標準プロトコルを使用して異なるオペレータのGPRS網を接続するオペレータ間バックボーン網とに接続され得る。
【0030】
この提案されたアーキテクチャの主要な利点は、その柔軟性、測定可能性、および相互に影響を与えられることである。このアプローチにより、各オペレータPLMNのA、Bは通信により任意のプロトコルを使用して個別バックボーン網を構成することができる。他のGPRSオペレータは唯一つの共通のプロトコルを使用して構成される。ETSIは将来の主要バックボーンプロトコルとなるようにIPv6を選択した。中間のバックボーンプロトコルとしてIPv4が選択された。
【0031】
図4に示すように、データ網の見地から、GPRS網はデータ網の中のサブ網(sub−network)に類似する。たとえば、インタネットでは、GGSNは、その後ろにGPRS網全体が隠されるIPルータのように動作する。このときインタネット網のコンピュータはGPRSをIPサブ網とみなし、GPRS網が完全に標準のインタネット構成であるかのようにメッセージがそのGPRSに送られる。このとき、データ網のルーティング機構は正規のインタネット受信器の場合と全く同じである。
【0032】
図4に示され、経路P1に関連したデータルーティングの第一の例によれば、GPRS移動局はデータパケットを、すなわち公衆交換パケットデータ網PSPDNのパケットデータユニットPDUをデータ網に送る。PSPDNのPDUデータパケットはエアインタフェースを介してLLC(論理リンク制御)プロトコルを使用して、現在GPRS移動局MSにサービスしているGPRSサービスサポートノードSGSNに送られる。GPRSサービスサポートノードSGSNが誤り無しにデータパケットを受信した場合、そのSGSNはPSPDNのPDUデータパケットをGPRSバックボーン網データパケットにカプセル化し、このデータパケットがGPRS移動局MSからデータ網へのトラヒックを取り扱うGPRSゲートウェイサポートノード(GGSN)に送られる。GPRSゲートウェイサポートノードGGSNはPSPDNのPDUデータパケットをデカプセル化し、これを適切なデータ網に転送する。
【0033】
図4に示すように、本発明の出願に対する第二の例は経路P2に関連している。データ網のホストはPSPDNのPDUデータパケットをホームGPRS網の中にあるGPRS移動局MSに送っている。ここで、上述した第一の例と比較して、PSPDNのPDUデータパケットがGPRSゲートウェイサポートノードGGSNに達するまで、データ網のルーティング機構を使用してPSPDNのPDUデータパケットが逆方向に送られる。GPRSゲートウェイサポートノードで、GPRS移動局MSのPSPDNアドレスが抽出され、GPRS移動局MSの現在の位置が写像される。次に、ホームGPRS網の中のPSPDNのPDUデータパケットのルーティングが実行される。このようにして、PSPDNのPDUデータパケットがまずカプセル化されて、バックボーン網に入った後、現在GPRS移動局MSにサービスしているGPRSサービスサポートノードSGSNに送られる。
【0034】
図4に示された最後の例は経路P3に関連し、例P2とほとんど同じである。ここで、GPRS移動局MSはもう一つのGPRS網にローミングし、ホームGPRS網はオペレータ間バックボーン網を介して在圏GPRS網にPSPDNのPDUデータパケットを送らなければならない。したがって、この例によれば、付加的なGPRSゲートウェイサポートノードGGSNが含まれ、ローミングするGPRS移動局MSにデータパケットを与える。次に、第二の例について上記したように、ビジットされた(visited)GPRS網はPSPDNのPDUデータパケットを更に適切なGPRSサービスサポートノードに送る。
【0035】
データパケットの伝送を希望するGPRS移動局MSの代表的なログオン手順が図5に示されている。このログオン手順の主要目的は、GPRS移動局MSのPSPDNアドレスをGPRS網に送り、GPRS移動局MSの現在の所在について報告し、GPRSゲートウェイサポートノードGGSNのルーティングテーブルの中の割当てられたPSPDNアドレスに対するエントリを作成し、統計的手順で課金を開始することである。
【0036】
GPRSログオン手順の間、GSMスタンドアロン専用制御チャネル(SDCCA)をキャリヤとして使用して、MSとSGSNとの間の論理リンクのコンテキスト(内容またはパラメータセット)が確立される。コンテキストの確立の間に、GPRS移動局も認証され、GPRS移動局MSとGPRSサービスサポートノードSGSNとの間で暗号パラメータが交換される(この認証/暗号手順は後で説明するPDPコンテキスト起動とは別に実行される。GSM03.60文書参照)。
【0037】
次に、登録はGPRSゲートウェイサポートノードに転送され、そこでGPRS移動局MSの位置が更新される。ここで、GPRSゲートウェイサポートノードGGSNが前のGPRSサービスサポートノードSGSNに知らせて、前のレジスタからGPRS移動局MSを除去する。GPRSログオン手順が成功した場合、GPRS移動局は待機状態に入る。最後に、ログオン手順に類似したGPRSログオフ手順を開始することによりGPRS移動局はGPRSサービスを出ることができる。
【0038】
(PDPコンテキスト起動手順)
PDPコンテキスト起動で、SGSNは、GPRS加入者が使用しているGGSNとともに、GPRSのPLMNの内側でルーティングの目的で使用されるべき、いわゆるPDPコンテキストを確立する。
【0039】
ポイント・ツー・ポイント(PTP)GPRS加入は、(たとえば、HLRの中の)一つ以上のPDPアドレスの加入を含む。各PDPアドレスは、移動局MS、SGSN、およびGGSNの中の個別PDPコンテキストによって記述される。PDP状態はPDPアドレスがデータ転送のために起動されるか否かを示す。加入者のすべてのPDPコンテキストはその加入者のIMSIに対する同じMMコンテキストと結合される。
【0040】
このようにして、PDPコンテキストはPDPアドレスに対して移動局MSとGSNに保持される情報セットである。これについては、「ディジタルセル電気通信システム」(Digital Cellular Telecommunication System (Phase 2+))、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Services (GPRS))、GnとGpインタフェースを横切るGPRSトンネルプロトコル(GPRS Tunneling Ptotocol (GTP) across the Gn and Gp interface)、GSM 09.60提案バージョン1.1.0(GSM 09.60 proposed version 1.1.0)、文書TS100 960提案バージョンV1.1.0(Draft TS100 960 proposed version V1.1.0)(1997年6月、欧州電気通信標準協会ETSI発行)に述べられている。
【0041】
起動PDPコンテキスト要求メッセージを受信すると、SGSNはPDPコンテキストを設定するための手順を開始する。したがって、有効な要求はSGSNの中のPDPコンテキストとGGSNの中のPDPコンテキストとの間のトンネルの作成を開始する。すなわち、図5のログオン手順の間または後の、PDPコンテキスト起動手順の成功の後に、SGSNとGGSNと(したがって、GPRS移動局と)の間でPDPコンテキストが同意され、これはパケットデータの送信のために使用される。PDPコンテキスト情報パラメータのリストは、GSM0360の提案バージョン2.0.0文書(GSM0360 proposed version 2.0.0 document)(1997年5月、ETSI発行)の表5に示されている。
【0042】
図6の従来のPDPコンテキスト起動手順は下記の4ステップS1、S2、S3、S4を含む。
【0043】
ステップS1では、移動局MSは起動PDPコンテキスト要求(TLL1、要求QoS、NSAPI)メッセージをSGSNに送る。移動局MSは、所望の型の動的アドレスを示すPDPコンテキストを参照するNSAPI(網レイヤサービスアクセスポイント識別子)を選択することにより動的PDPアドレスの使用を希望することを示す。
【0044】
ステップS2で、機密性機能が実行される。
【0045】
ステップS3で、GPRSログオン(付加)の間にSGSNに記憶された加入データの中のPDPコンテキストにNSAPIが一致するかSGSNがチェックする。移動局MSが動的アドレスでPDPコンテキストを要求した場合には、SGSNはGGSNに動的アドレスを割り当てさせる(使用されるGGSNはPDPコンテキストに記憶されたGGSNアドレス、またはこのフィールドが空きである場合には、SGSNによって選択された適切なGGSNである)。その能力、電流負荷、および加入者QoSレベルが与えられれば、SGSNは所要のQoS値を制限してもよい。
【0046】
したがって、ステップS3’で、SGSNは影響を受けたGGSNにPDPコンテキスト作成要求(IMSI、PDP型、PDPアドレス、協定QoS、TID)メッセージを送る。動的アドレスが要求された場合、PDPアドレスは零に設定される。GGSNはそのPDPコンテキストテーブルに新しいエントリを作成する。この新しいエントリにより、GGSNはSGSNと外部PDP網との間でPDPのPDUのルーティングを行うことができる。
【0047】
ステップS3’’で、GGSNはPDPコンテキスト作成応答(TID、PDPアドレス、BBプロトコル、原因)メッセージをSGSNに返送する。GGSNがPDPアドレスを割り当てた場合には、PDPアドレスが含まれる。BBプロトコルは、SGSNとGGSNとの間のバックボーン網でユーザデータを運ぶためにTCPまたはUDPを使用するか否かを示す。PDPコンテキスト作成メッセージがGPRSバックボーン網を介して送られる。
【0048】
ステップS4で、SGSNはGGSNから受信したPDPアドレスをそのPDPコンテキストに挿入する。SGSNはPDPコンテキスト起動受理(TLLI、PDP型、PDPアドレス、NSAPI、協定QoS、原因)メッセージをMSに返送する。ステップS4後に、SGSNはGGSNと移動局MSとの間でPDPのPDUのルーティングを行うことができる。
【0049】
PDPアドレス毎に、異なるサービス品質(QoS)を要求してもよい。たとえば、いくつかのPDPアドレスは、長い応答時間を許容することができるイー・メールと結合してもよい。他のアプリケーションは遅延を許容することができず、非常に高レベルのスループットを要求する。インタラクティブアプリケーションがその一例である。これらの異なる要求条件はQoSパラメータに反映される。QoS値はGSM02.60に規定されている。QoS要求条件がPLMNの能力を超えている場合には、PLMNはQoSを要求されたQoSにできる限り近くなるように協定する。MSは協定QoSを受理するか、またはPDPコンテキストを復旧する。SGSNがGGSNの更新に成功した後、MSと結合されたPDPコンテキストが、GSM03.60のサブクローズ「情報記憶」(subclause ”Information Storage”に示されているように分配される。
【0050】
PDPコンテキスト起動手順が失敗した場合または、PDPコンテキスト起動受理原因パラメータが棄却を示す場合には、MSは同じPDPアドレスの起動を再試行してもよく、最大の試行回数まで行える。
【0051】
すべてのGPRS移動局は常に図6の手順を実行しなければならないが、変形されたPDPコンテキスト起動手順の詳細を前記二つのETSI文書から得ることができる(これらのETSI文書は、移動通信に熟練した当業者には一般に知られている上記の説明のパラメータに対して使用される他の略語の説明もしている)。
(刊行された従来技術)
図1−6を参照して説明したように、従来のGSMシステムでGPRS設備を使用するデータパケット伝送では、移動無線電気通信網の第一の端末局はパケットデータ通信網に付加された第二の端末局とのパケットデータ通信をも行うことができる。請求項1、11、21、および31の萌芽となる特徴を開示したEP 0711 088 A2では、GSMでのGPRS設備の使用について更に詳細に説明されている。特に、GSMシステムの8個の物理TDMAチャネルの一つがGPRSシステム専用のものであること、そして第一の端末局はGSMに対してパケット無線を使用する際、GSMのPRMAチャネルを介してGPRSサービスとの接続を確立するということが説明されている。
【0052】
(発明の概要)
上記のように、図1から4のGPRS移動局MSから(GGSNに接続された)IPまたはX.25のようなパケットデータプロトコルをサポートするパケットデータ網へのパケットデータ伝送を可能とするために、図5、6を参照して説明したようにログオン手順またはPDPコンテキスト起動手順を実行する必要がある。この起動手順を使用して、SGSNのPDPコンテキストとGGSNのPDPコンテキストとの間にトンネルが作成される。
【0053】
本質的にPDPコンテキストは、特定のプロトコルを使用するパケット伝送のためにSGSNとGGSNとの間で同意されたパラメータのセットとみなすことができる。このパラメータのセットで従来使用されてきた代表的なパラメータはMS−ID、QoS、NSAPI、TEPI、およびPDPアドレスである。特に、IMSIによって識別されるGPRS加入者は、それに一時的、永久的の両方または一方で結合され、使用されるそれぞれの網のレイヤサービスの標準アドレシング方式、たとえば、
− IPバージョン4アドレス、
− IPバージョン6アドレス、または
− X.121アドレス
に従う、一つ以上の網のレイヤアドレス、すなわちPDPアドレスを一度そなえなければならない。
【0054】
GSM03.60文書のサブクローズ「PDPコンテキストの起動と復旧の機能」(subclause ”PDP Context Activation and Deactivation Functions”)に述べられているMM手順により、PDPアドレスは起動、復旧される。
【0055】
一旦、PDPコンテキストの起動によりトンネルが設定されると、図4の例1、2、3についてパケットデータ伝送が生じ得る。従来の回線交換PLMN環境の中に埋め込まれたパケット無線サービスを使用するどんな電気通信システムでも上記の設定手順を実行する必要があるということが理解されるはずである。
【0056】
(図2、3とともに)図7に示されるように、できる限り多くの顧客を吸引するために、多数のインタネットサービスプロバイダISPをGPRS網に(すなわち、GPRS網のGGSNに)接続する必要がある。図7で、GPRS網(または図3に示されるようなGPRS網のGGSNノード)に接続されたPLMN内バックボーン網さえもがインタネットサービスプロバイダISPとみなされる。相互接続の点でともにGGSNに接続されているので、技術的に差が無いからである。
【0057】
前に説明したように、PDPコンテキスト起動手順に基づいて、現在のGPRS規格(GSM03.60)は既に、GGSNノードを多数の内部網(ISP)に相互接続することを可能にしている。一人の加入者はこのような網の一つまたは数個に(通常、HLRで)加入し得る。たとえば、自分の会社のインタネット(図7ではエリクソン(Ericsson)のエリネット(ERINET)のような法人網)またはパケットデータ網(図7ではX.25PDN)に加入し、そして一つ以上のインタネットサービスプロバイダ(図7では市内ISP、ISP1、ISP2)に加入し得る。ログオン手順とPDPコンテキスト起動手順の間に、SGSNは特定の網に対するPDPコンテキストをGGSNと協定する。しかし、サービス起動では、加入者局(すなわち、移動局)は自分のセッションを加入しているIPのどれに接続したいかをGPRS網に柔軟に示すことはできない。
【0058】
したがって、本発明の目的は
− GPRS加入者がGPRSに接続された数個の外部網をより柔軟に使用できるようにする、方法、交換装置、電気通信システム、および端末局を提供することである。
【0059】
この目的は、移動無線電気通信網の第一の端末局とパケットデータ通信網の第二の端末局との間のデータ通信のための方法であって、
a)前記第一の端末局から、複数のパケットデータ通信網が接続された前記移動無線電気通信網の交換装置(switching device)に、所定のパケットデータ通信網を表示する網表示パラメータを送るステップと、
b)前記網表示パラメータによって表示されるパケットデータ通信網にアクセスする前記交換装置内のアクセス手段を選択するステップと、
c)前記表示されたパケットデータ通信網の交換装置にアクセスするために前記の選択されたアクセス手段を起動するステップと
を含む方法によって解決される。
【0060】
この目的は更に、移動無線電気通信網の第一の端末局と複数のパケットデータ通信網の中の一つのパケットデータ通信網の第二の端末局との間でデータ通信を行うための交換装置であって、
a)前記第一の端末局から所定のパケットデータ通信網を表示する網表示パラメータを受信するための受信手段と、
b)前記の接続されたパケットデータ通信網の一つに各々アクセスする複数のアクセス手段と、
c)前記の受信された網表示パラメータに従ってアクセス手段を選択するための選択手段と、
d)前記の表示されたパケットデータ通信網の交換装置にアクセスするため前記の選択されたアクセス手段を起動するための制御手段と
を具備する交換装置によって解決される。
【0061】
この目的は、第一と第二の端末局との間でパケットデータ通信を行うための電気通信システムであって、
a)前記第一の端末局が接続された少なくとも一つの移動無線通信網と、
b)複数のパケットデータ通信網であって、その一つに前記第二の端末局が接続された、複数のパケットデータ通信網と、
を具備し、
c)前記通信網は交換装置に接続され、交換装置は、
c1)前記移動無線通信網を介して前記第一の端末局から所定のパケットデータ通信網を表示する網表示パラメータを受信するための受信手段と、
c2)前記の接続されたパケットデータ通信網の一つに各々アクセスする複数のアクセス手段と、
c3)前記の受信された網表示パラメータに従ってアクセス手段を選択するための選択手段と、
c4)前記の表示されたパケットデータ通信網の交換装置にアクセスするため前記の選択されたアクセス手段を起動するための制御手段と
を具備する、システムによっても解決される。
【0062】
この目的は更に、パケットデータ通信網の所定の端末局へパケットデータ通信を行うための移動無線電気通信網の端末局であって、
a)交換装置を通して前記移動無線電気通信網に接続されたパケットデータ通信網にそれぞれ対応する複数の網表示パラメータを記憶するための網表示パラメータメモリ手段と、
b)前記端末局がパケットデータを送信/受信するべきパケットデータ通信網を表示する、前記メモリ手段からの網表示パラメータを選択するための選択手段と、
c)前記網表示パラメータによって表示されるパケットデータ通信システムへの接続を要求するために前記の選択された網表示パラメータを前記交換装置へ送るための網要求手段と
を具備する端末局によって解決される。
【0063】
本発明によれば、PDPコンテキスト起動手順の間に、所望の網を表示する網表示パラメータがSGSNへ転送される。網表示パラメータは、PDPコンテキスト起動手順でPDPコンテキストに対して協定されたPDP型とすることができる。したがって、GPRS加入者局は従来、適切な網を協定するためにはSGSNに頼るしかなかったのに対して、本発明によればPDPコンテキスト起動またはログオン手順の間に任意の所望の網を予め指定することができる。
【0064】
本発明の更に有利な実施例と改善は従属請求項から得ることができる。以下、付図を参照して本発明の実施例を説明する。図で、同一または類似の参照符号は同一または類似の要素またはステップを表す。
【0065】
(発明の原理)
図8は、本発明による電気通信システムの概観図である。図8は、図1から4、および特に図7に既に示されたすべての相互接続と装置を含んでいる。したがって、このような相互接続と装置に対して前に行ったすべての説明は図8の相互接続と装置にも同様に充分に当てはまる。
【0066】
本発明の目的に対して、移動交換局/ビジター・ロケーション・レジスタMSC/VLR、移動無線通信網PLMN(たとえば、図3のPLMNA、PLMNB)のホーム・ロケーション・レジスタHLR/SP、およびアクセス手段としての役目を果たすサービスGPRSサポートノードSGSNとゲートウェイGPRSサポートノードGGSN(GGSN1、GGSN2 ...)は、GPRSシステムをサポートする移動無線通信網に対する汎用交換装置PLMN−SWを構成する。やはり図1に示されているように、もちろんGPRSサポートノードGSNは同じPLMNまたは別のPLMNに配置することができる。
【0067】
図2および図7を参照して説明したように、各GGSNはそれぞれのパケットデータ通信網、すなわち、インタネットIN、法人網PDN2(たとえば、ERINETのようなイントラ網)、またはX.25PDN網PDN1に接続されるために設けられている。各アクセス手段(すなわち、GGSN)間の相互接続は、それぞれのパケットデータ通信網PDN1、PDN2、INのそれぞれの交換装置PDN−SWへのトンネルまたはリンクを介して行われる。
【0068】
図8に示すように、GPRSをサポートするPLMNとインタネットINとの間の接続は、各々がそれぞれの交換装置PDN−SWを含む複数のインタネットサービスプロバイダISP1、ISP2、ISP3を介して行うことができる。したがって、本発明によれば、パケットデータ伝送をサポートする複数のパケットデータ通信網は交換装置PLMN−SW、特にアクセス手段GGSN/ASを介してGPRSをサポートするPLMNに接続することができる。
【0069】
複数のパケットデータ通信網のGPRS加入者選択は、GPRSをサポートし、多数のパケットデータ通信網(インタネットサービスプロバイダ/パケットデータ通信網)への接続をそなえた移動無線通信網に適用できる。図8に示すように、GPRSをサポートするPLMNは、(たとえば、IPトンネルIP−TUNを使用する)インタネットINを介して、または専用の接続P1、P2を介して多数のインタネットサービスプロバイダISPに接続される。
【0070】
インタフェース、そして実際、相互接続されたパケットデータ通信網自体の技術的実現はパケットデータ伝送の必要性に関して、相互接続点で異なっているが、PLMNの外部網がIP(インタネットプロトコル)に基づくインタネットサービスプロバイダ(ISP)またはIPに基づく法人網PDN2またはX.25に基づくパケットデータ網PDN1であれば、相違は無い。たとえば、IPに基づくパケットデータ通信網PDN1に対する相互接続点(インタフェース)Giは、(交換装置PLMN−SWのそれぞれのアクセス手段内の)ゲートウェイGPRSサポートノードGGSNの中のアクセスサーバASである。したがって、図8でパケットデータプロトコルPDP、たとえば、IPまたはX.25をサポートする限り、どの種類のパケットデータ通信網もそれぞれのGGSNに相互接続することができる。
【0071】
やはり図8に示されているように、インタネットサービスプロバイダISP1、ISP2、ISP2さえもがそれ自体、それぞれの交換装置PDN−SWを含むパケットデータ通信網とみなしてもよい。複数の端末局PTEがそれぞれのパケットデータ通信網PDN1、PDN2、INに接続される。他方、既に図1、2に一般的に示されたように、GPRSをサポートするPLMNの端末局GPRS−MSは交換装置PLMN−SWのGPRSサービスサポートノードSGSNと通信する。このような端末局GPRS−MSは、GPRSをサポートするPLMNの移動局、たとえば、クラスA、B、Cの移動局(図2参照)、またはIPに基づいてパケットデータ伝送をサポートする他の任意のユーザアプリケーションとすることができる。
【0072】
図8はGPRSをサポートするPLMNを一つしか示していないが、SGSNおよびGGSNをそなえた交換装置PLMN−SWに類似した交換装置を各々が含む数個のPLMN(PLMNA、PLMNB)も、他のイントラ網またはパケットデータ網または相互接続網と一緒に設けてもよいことは図3から理解されるはずである。したがって、図8の構成は、(各々がそれぞれの交換装置PDN−SWを含む)複数のパケットデータ通信網がGPRSをサポートするPLMNの交換装置PLMN−SWに接続される図3に完全に類似しているとみなすべきである。イントラ網PDN2または付加的なパケットデータ網PDN1が設けられたとき、別々の接続P1、P2を介して通信リンクが設けられるが、インタネットサービスプロバイダISPへの相互接続はインタネットプロトコルトンネルIP−TUNを介して行われる。
【0073】
移動無線通信システムPLMNは好ましくは、汎用パケット無線サービス(GPRS)を含むD1網またはD2網のようなGSMに基づく無線通信システム網であり、前記パケットデータ伝送システムPDN1、PDN2、INは、会社インタネットPDN2、および/または、X.25網PDN1、および/または、インタネットプロトコルに基づく網IN、および/または、汎用パケット無線サービスGPRSに基づく網を含む。
【0074】
(網表示パラメータNIP)
図8に示すように、移動無線電気通信網PLMNの端末局GPRS−MSは、交換装置PLMN−SWを介して前記移動無線電気通信網に接続可能なパケットデータ通信網にそれぞれ対応する複数の網表示パラメータNIPを記憶するための網表示パラメータメモリ手段NIP−MEMを含む。
【0075】
前記端末局がそれに/それからパケットデータを送信/受信することを希望するパケットデータ通信網を示すための前記端末局GPRS−MSに、前記メモリ手段NIP−MEMから網表示パラメータNIPを選択するための選択手段SELが設けられる。前記網表示パラメータNIPによって示されるパケットデータ通信システムへの接続を要求するために、前記交換装置PLMN−SWに前記の選択された網表示パラメータNIPを送るために前記端末局GPRS−MSの網要求手段NRMが設けられる。
【0076】
図1から図4で既に説明した装置の他に、交換装置PLMN−SWは、PLMNの(第一の)端末局GPRS−MSから所定のパケットデータ通信網を示す網表示パラメータNIPを受信するための受信手段NIP−RCを含む。端末局GPRS−MSと通信するSGSNは、前記の受信した網表示パラメータNIPに従ってアクセス手段GGSN/ASを選択するための選択手段SELを含む。前に説明したように、各GGSNは前記の接続されたパケットデータ通信網PDN1、PDN2、INの一つへアクセスするためのアクセス手段としての役目を果たす。各アクセス手段の中で、表示されたパケットデータ通信網の交換装置PDN−SWにアクセスするためにアクセス手段を起動するための、すなわち所望のパケットデータ通信網のそれぞれの(第二の)端末局PTEとの接続を確立するための制御手段ACがある。
【0077】
たとえば、ホーム・ロケーション・レジスタHLRに設けられる加入メモリ手段(subscription memory means)HLRは、前記パケットデータ通信網の所定の通信網への端末局GPRS−MSの加入を示す加入パラメータSPを記憶する。SGSNの中に設けられる加入チェック手段SCMは受信した網表示パラメータNIPを前記加入メモリ手段HLRに記憶された前記加入パラメータSPと比較する。端末局GPRS−MSからの前記の受信された網表示パラメータNIPが前記加入メモリ手段HLRの加入パラメータSPの一つと一致したとき、制御手段ACはそれぞれのパケットデータ通信網の所望の交換装置PDN−SWへのアクセスを行うための選択されたアクセス手段の起動だけを行う。
【0078】
明らかに、それぞれの端末局がすべての可能なパケットデータ通信網へのアクセス権をそなえているとき、加入チェック手段SCMと加入メモリ手段HLRは必ずしも設ける必要はない。交換装置PLMN−SWが常に、それぞれ送られる網表示パラメータによって示されるパケットデータ通信網を与えるからである。
【0079】
(パケットデータ通信網の選択)
本発明による移動無線通信網PLMNの(第一の)端末局GPRS−MSとパケットデータ通信網PDN1、PDN2、INの(第二の)端末局PTEとの間のデータ通信方法が図9に示されている。
【0080】
図9で、PLMN端末局(移動局GPRS−MSまたは任意のエンドユーザアプリケーション)がメモリ手段NIP−MEMから網表示パラメータNIPを選択する。好ましくは、網表示パラメータNIPは所望のパケットデータ通信網を表示するだけでなく、端末局がパケットデータ通信網の第二の端末局PTEと行おうとしているセッションの型をも表示する。たとえば、網表示パラメータNIPはイントラ網(法人網)PDN2、すなわちデルタ(DELTA)アクセスに対するNIP=ERINETを表示することができる。同様に、網表示パラメータNIPはイー・メール・セッションに対するAoLを表示することができる。このような網表示パラメータはすべて、後で説明するようにPDP型のパラメータを介して実現することができる(PDP型コンテキストの詳細は前に説明してあり、またETSIによるGSM03.60 proposed version 2.0.0 documentを参照できる)。
【0081】
所望の網表示パラメータ(と多分、通信の型)NIPが網表示パラメータメモリ手段NIP−MEMから選択されたとき、網要求手段NRMはステップST1で交換手段PLMN−SWに、好ましくはSGSNにNIPを送る。第一の端末局GPRS−MSがすべてのパケットデータ通信網に対して自動的にアクセス権をそなえていないものとして、SGSNは表示された網、すなわち選択されたパケットデータ通信網に加入しているかチェックする。したがって、加入チェック手段SCMは受信した網表示パラメータNIPを加入メモリ手段HLRに記憶された加入パラメータSPと比較する。
【0082】
受信した網表示パラメータNIPに合致する有効な加入パラメータSPが加入メモリ手段HLRに見出されなかった場合には、ステップST2で棄却表示を第一の端末局に送信することができる。PDP型パラメータを使用する、このような棄却手順はたとえば、GSM03.60 proposed version 2.0.0に説明されているようなPDP棄却手順を介して確立することができる。
【0083】
端末局GPRS−MSが網表示パラメータNIPによって表示されるパケットデータ通信網に対する有効な加入をそなえている場合には、ステップST3で選択手段SELは、所望のパケットデータ通信網が接続されている適切なGGSNを選択する。すなわち、ステップST3でSGSNは適切なGGSNに対するアドレスを選択する。選択されたGGSNの制御手段AC(アクセス手段)はパケットデータ通信網の所望の交換装置PDN−SWへの接続を形成するための適切なアクセスサーバASを選択する。
【0084】
GGSNに含まれる適切なアクセスサーバが選択されて起動されると、ステップST4で、GGSNは交換装置PDN−SW(たとえば、インタネットサービスプロバイダISP)への接続を確立する。たとえば、GGSNはISP1に向かうRADIUSサーバを使用する。次に、ステップST5で、パケットデータ通信網のISPまたはそれぞれの交換装置PDN−SWは所望のパケット端末局PTEへの接続を確立する。PLMN端末局とPDN端末局PTEとの間の通信が行われる前に、ステップST6に示すようにアクノリッジメッセージを返送することができる。
【0085】
所望のパケットデータ通信網を表示する特定のパラメータの選択と伝送を使用して、二つの端子GPRS−MS、PTEの間のパケットデータ通信に対してパケットデータ通信網PDN1、PDN2、IN(またはそれらのそれぞれのプロバイダISP3、ISP2、ISP1)の任意の一つを選択することができる。したがって、加入局は、加入しているIPSのどれにそのセッションを接続したいかをGPRS網に表示することができるので、多数のIPSをGPRS−GSM網に接続することができる。
【0086】
理解されるように、どの種類の網表示パラメータNIPを選択して、GPRSをサポートするPLMNの交換装置PLMN−SWに送ってもよい。好ましくは、端末局GPRS−MSが特定のISPまたは特定のパケットデータ通信網を選択できるようにするために、既存の(すなわち、標準化され、同意された)パラメータ、すなわち前記の「PDP型」パラメータ)パラメータをそのために使用することができる。PDPコンテキストとPDP型の使用がGSM03.60 proposed version 2.0.0に説明されている。
【0087】
すなわち、本発明では、各網オペレータは、一つのISPを一つの「PDP型」パラメータに写像することにより、特定の端末局GPRS−MSがどのISPまたはパケットデータ通信網に接続することができるかを表示することができる。「PDP型」パラメータの使用は64,000個までのISP(すなわち、64,000個の異なる種類のパケットデータ通信網)を識別することができる。後で図11を参照して更に説明するように、PDPコンテキスト起動手順(図6参照)の間に「PDP型」パラメータを交換装置PLMN−SWに伝えることができる。
【0088】
(新しい加入要求の登録)
更に注意すべきことであるが、端末局GPRS−MSが以前アクセス権をそなえていなかった、PLMN/GPRSシステムによってサポートされる新しいパケットデータ通信網への加入(アクセス権パラメータ)を要求するためにPLMNの交換装置PLMN−SWへ要求するための要求手段を含むことができるということである。端末局GPRS−MSからこのようなアクセス権を受信するとき、SGSNは加入メモリ手段HLRに表示された網へのアクセス権(加入)を登録するための登録ルーチンを行うことができる。次に、パケットデータ通信網の使用に対する課金は、表示されたパケットデータ通信網に対して責任を持つSGSNまたはGGSNを介して実行することができる。
【0089】
代わりに、加入チェック手段SCMが、加入メモリ手段HLRに登録が見出されない網表示パラメータNIPをGPRS−MSから受信するたびに、加入チェック手段SCMが図2のステップST2のように棄却手順を遂行できるだけでなく、加入チェック手段SCMは新しい加入パラメータを加入メモリ手段HLRに登録するための登録手順を実行するようにもできる。登録手順では、GPRS−MSが網表示パラメータNIPによって表示されるパケットデータ通信網に加入を希望しているか加入チェック手段は問い合わせ、そうである場合には、新しい登録が有効な加入パラメータとして加入メモリ手段HLRに記録される。登録手順の間に、他のサービスを実行してもよい。すなわち、表示されたパケットデータ通信網の網オペレータが新しい端末局GPRS−MSに送信することを希望する特殊料金または他の情報を送信してもよい。この場合、パケットデータ通信網の交換装置PDN−SWからこの情報をGPRS−MSに送信するために、SGSNとGGSNは既に通信を遂行してもよい。
【0090】
上記の説明は一般に任意のパケットデータ通信網に当てはまるが、以後、インタネットサービスプロバイダISP/パケットデータ網PDNの選択の特定の場合について本発明の実施例について説明する。ここで、網表示パラメータNIPとしてPDP型パラメータが使用される。
【0091】
(PDP型パラメータを使用するISP/PDN選択)
図10に示すように、GPRSシステムを介して端末局GPRS−MSをISP(すなわち、それの各交換装置PDN−SW)に接続するために、端末局GPRS/MS(またはホスト局)、交換装置PLMN−SW、およびISP/PDNで、ある必要条件が満たされなければならない。
【0092】
既に前に詳細に説明したように、GPRS/MSホスト端末局はホーム・ロケーション・レジスタHLR(すなわち、加入パラメータメモリ手段)の中のPLMN交換装置(オペレータ)によって提供される少なくとも一つのPDP型への有効な加入をそなえていなければならない。すなわち、加入局のSIMカードがそれぞれのパケットデータ通信網に対して有効である必要がある。
【0093】
インタネットプロトコル(IP)に基づくデータ通信網(ISP)の場合、端末局(GPRS−MSまたはホスト)はパケットデータ通信網(ISP)によって提供されるDHCP認証トークン(と好ましくは暗号化キー)も割り当てられなければならない。すなわち、HLRの中の有効な網表示パラメータ(SP)の他に、端末局GPRS−MSは好ましくは、所望のパケットデータ通信網ISP1(インタネットIN)の交換装置PDN−SWにDHCP認証トークン(と好ましくは暗号化キー)のような識別パラメータを送るための識別手段IDを含む。これは、GPRS−MSが所望の網のDHCPサーバ/RADIUSサーバ(DHCP=動的ホスト構成プロトコル:Dynamic Host Configuration Protocol)への適切な通信プロトコルを設定することができる。
【0094】
交換装置PDN−SWの中の識別確認(validation)手段ID−VALが受信された識別パラメータと前記交換手段PDN−SWの中に設けられた識別メモリ手段ID−MEMに記憶された複数の識別パラメータの一つとの合致を判定したときだけ、通信リンク設定手段TUN−LKが通信リンク(または通信トンネルIP−TUN)を設定する。
【0095】
GPRS−MSホストは(所望のパケットデータ網の交換装置PDN−SWのDHCPサーバの)DHCP認証トークンと好ましくはDHCPサーバアイデンティティ、およびPDP型と所望のISPとの間の関係を記憶したが、キーの分析のためにDHCPサーバ/RADIUSサーバ(それぞれのパケットデータ網のアクセス手段)で対応する情報が入手できる。したがって、図10に示すように、PDN−SWはDHCPユーザ識別とDHCP認証トークンをも含む。
【0096】
好ましくは、IPに基づくパケットデータ通信網ISPの場合、交換装置PDN−SWのそれぞれのアクセス手段(DHCPサーバ)は、移動局/ホスト(端末局)識別オプションとして国際移動局アイデンティティ(IMSI)で更新されることができる。すなわち、端末局が(クラスA、B、Cの移動局のような)GPRSをサポートする移動局である場合には、パケットデータ網交換装置PDN−SWのアクセスサーバ(DHCPサーバ)は常に現在の国際移動局アイデンティティを受信する。
【0097】
PLMNの交換装置PLMN−SWは、多分、(インタネットプロトコルに基づくISPだけのための)RADIUS情報に対するISPのファイアウォール(firewall)を介して、ISPに通信リンクまたはトンネルを設定する必要がある。通信リンク設定手段TUN−LKによるIPトンネルの形成は、トンネル管理メッセージの交換、すなわち、ETSIによるdraft TS100960 proposed V1.1.0に述べられているようなPDPコンテキスト手順を介して遂行される。
【0098】
GPRS−MS/ホストとアクセス手段(ISPのDHCPサーバ)との間のIPトンネル(経路)のすべての交換ユニットとルーティング装置は、(IPに基づくISPだけのための)DHCP放送メッセージを転送するためにIPマルチキャストをサポートしなければならない。
【0099】
すなわち、機能1から5は一方では、通信リンクを介して、どのパケットデータ通信システム(ISP)をGPRS−MSに接続すべきか決定し、他方では識別パラメータ(DHCP−id、ISP−id、およびDHCP認証トークン)が交換装置PDN−SW(DHCPサーバ)によって提供される識別パラメータと合致した場合、ホストとともにプロトコルを動的に構成することを許容する。
【0100】
したがって、図10に示すように、GPRS−MSホストはDHCP認証トークンと好ましくはDHCPサーバアイデンティティ、および所望のISPとPDP型パラメータとの間の関係を与えなければならない。HLRはIMSI−PDP型パラメータとGGSN/AS/(ISP)−idのマッピング(写像)、すなわち所望のパケットデータ網に対応する適切なGGSNとアクセスサーバASの選択を与えなければならない。GGSNはIMSI/PDP型パラメータのアクセスサーバAS/ISPデータへのマッピングを与えなければならない。最後に、DHCPサーバは同様にDHCPクライアントアイデンティティとDHCP認証トークンとを記憶することにより、GPRS/MS/ホストと選択された交換装置PDN−SWとの相互認識とそれらの間の通信のための適切に構成されたプロトコルの設定を可能にすべきである。
【0101】
(PDP型コンテキスト起動を使用するアクセスサーバの選択)
ISP/PDNへの従来の回線交換アクセスとSGSNでのPDPコンテキスト起動のPDP型パラメータに基づくアクセスサーバの選択との相違は図11により特に明らかとなる。
【0102】
まず、ISP/PDNへの従来の回線交換アクセスでは既に、端末局は被呼者番号により従来通り所望のISP(インタネットサービスプロバイダ)とアクセスサーバとを選択することができる。異なるISPは単に異なるアクセス番号をそなえているので、COMPUSERVE、T−ONLINE等のような異なるアクセスサーバは、単に適切な番号をダイヤルするだけで端末局が選択することができる。回線交換GSMインタネットアクセス機能でも、適切なアクセスサーバの選択は適切な被呼者番号(CPN:called party number)の送出を介して行われる。
【0103】
本発明によれば、PLMN−SWの中のアクセスサーバ(すなわち、GGSNの中の適切なアクセスサーバ)の選択は、既に図9で大まかに説明したように、SGSNでのPDPコンテキスト起動のPDP型パラメータに基づく。図11は前記GSM TS100960 proposed 1.1.0およびGSM 03.60 proposed version 2.0.0から知られている図6に示された従来のPDPコンテキスト起動手順の延長とみなすことができる。したがって、図11の手順は図6の一般的なPDPコンテキスト起動手順の背景で見るべきである。
【0104】
ステップS11で、第一の端末局(ホスト/GPRS−MS)からサービスGPRSサポートノードSGSNへPDPコンテキスト起動要求メッセージが送られる。ステップS11は図6のステップS1に対応するが、図11に示すように、異なるパラメータリストを含む。図6のステップS1のPDPコンテキスト要求で既に従来必要とされている他のパラメータに加えて、図11のステップS11のPDPコンテキスト要求メッセージは網表示パラメータNIP、すなわち”PDP−type(<−>AS)”パラメータを含む。端末局GPRS−MSの選択手段SELは網表示メモリNRMから選択された網表示を括弧<−>の中に挿入する。したがって、<−>は”X.25 PDN, ERINET, ISP1, ISP2, ISP3”を表示し、網識別パラメータ全体、たとえばPDP−type(X.25 AS)はこのときX.25 PDN網の要求、または更に詳しくはX.25網のアクセスサーバASの要求を表示する。好ましくは、PDPコンテキスト要求は通常のパラメータMS−ID(移動局アイデンティティ)、QoS(要求されたサービス品質)、およびNSAPI(網レイヤサービスアクセスポイント識別子)を含む。ステップS12は図6のステップS2に対応する。
【0105】
ステップS11’で、SGSNは所望のパケットデータ網にサービスするGGSNの適切なGGSNアドレスを得る(たとえば、図2参照)。もちろん、ステップS11’を進める前に、SGSNはNIPをHLRの加入と照合する。ステップS11’でSGSNがGGSNアドレスを推論する仕方に二つの可能性がある。記憶されたGGSNアドレスを使用するか、または必要とされるPDP型(とAS)から得られるGGSNアドレスが使用される。ステップS11’の後、SGSNはステップS31でPDPコンテキスト作成要求をどのGGSNに送らなければならないかを知る。
【0106】
MS−IDの従来のパラメータと協定QoS(第一の端末局とSGSNとの間で同意された協定サービス品質)の他に、本発明のPDPコンテキスト作成要求はパラメータ”TEPI PDP−type(<−>AS)”を含む。これは今は端末局TE(GPRS−MS)のアクセスポイントの識別を表示する端末ポイント識別子TEP1を含む。
【0107】
ステップS31’で、PDPコンテキスト要求メッセージを受信したGGSNはPDP型をアクセスサーバASアイデンティティにマッピングする。すなわち、たとえばGGSNは、X.25PDN専用のアクセスサーバASはPDP型パラメータの内容により起動する必要があるということを知る。GGSNは、GPRSをサポートするPLMNの最後の接続ポイントであるので、第二の端末局(ISP/PDN交換装置PDN−SWとそれの接続された端末局PTE)への接続を設定する。したがって、ステップS31’で、GGSNに設けられた通信リンク設定手段により経路またはIPトンネルを形成するために、GPRSトンネルプロトコルGTPが確立される(図10のIPトンネル参照)。ステップS31’の終わりに、PDPコンテキストが起動される。
【0108】
したがって、ステップS31’’で、PDPコンテキスト作成応答がGGSNからSGSNに送られる。PDPコンテキスト作成応答はこのとき、ステップS31のパラメータの他に、端末局PTEのBBプロトコルとTEP1を含む。ステップS31’’’で、GPRSトンネルプロトコルGTPが確立され、論理リンク制御LLCがABMモードに設定され、PDPコンテキストが起動される。
【0109】
ステップS41で、PDPコンテキスト起動受理メッセージがSGSNから第一の端末局に転送される。ステップS11でどの第一の端末局がPDPコンテキスト起動受理メッセージを送ったかSGSNを知っているので、ステップS41のPDPコンテキスト起動受理メッセージはTEPI情報を含まない。これはMS−ID、要求されたQoS、協定QoS、および網識別パラメータPDP−type(<−>)を含む。
【0110】
ステップS41の後の状況はPLMN端末局での図9のステップST6のアクノリッジメッセージに対応する。図9を参照して前に説明したように、ステップS41の後に、ベアラサービスが設定される。所望のパケットデータ網またはインタネットサービスプロバイダが選択され、プロトコルと適切なサーバが選択されたからである。ステップS41’で、論理リンク制御LLCがABMモードに設定される。ホスト/GPRS−MSはIPアドレスをそなえていないが、ホスト/GPRS−MSと選択されたアクセスサーバASとの間にインタネットプロトコル(IP)ベアラが設定される。このとき、GPRS−MS/ホストからGPRSベアラを介してGGSNの中の所望のアクセスサーバASにDHCPのIPパケットを送ることができる。これはパケットデータ網またはインタネットサービスプロバイダの適切な交換装置PDN−SWにパケットを中継する。
【0111】
注意すべきことは、もちろん図11のPDPコンテキスト起動手順はインタネットサービスプロバイダへのIPトンネルの設定とともに、(図4、8、10に示すように)一般に通信リンクP1、P2、P3の設定に適用されるということである。
【0112】
(PDP型パラメータの実施例)
図12に示すように、好ましくはPDP型パラメータは16ビットのパラメータであり、その解釈は次の通りである。
0 IP、デフォルト・インターワーキング網(たとえば、図3、図4に示されるPLMN間バックボーン網)
1 X.25、デフォルト・インターワーキング網
2−99 プロトコルのこのバージョンによって「IP、デフォルト・インターワーキング網」と解釈されるための予備
100−12000 PLMN特有のインターワーキング網
12001−64k 将来の使用のための予備
【0113】
もちろん、16ビットのPDPパラメータの他の解釈を行うことができ、上記の定義は本発明の好適実施例にだけ適用される。PDP型パラメータは16ビットと異なる長さをそなえることもできる。図12Aでは、X.25デフォルトインターワーキング網がPDP型パラメータで指定されている。
【0114】
(ISP(インタネットサービスプロバイダ)の選択)
上記のように、回線交換アクセスの正規の場合は、ISP(インタネットサービスプロバイダ)の選択がアクセスサーバによって行われ、識別パラメータとしてDHCP認証と一緒に受信されたユーザアイデンティティ(user−id)に基づく。したがって、識別パラメータはISPのドメイン名を表示する。たとえば、DHCP認証は従来通り、たとえば、www.ericsson.seとしてもよい。このようなDHCP認証の後の部分はISPのドメイン名、ここでは”ericsson.se”を表示する。従来通り、アクセスサーバASはそのRADIUS構成をそなえたISPドメイン名をチェックすることにより、ISPトンネル(すなわち、通信リンク)を決める。
【0115】
図11を参照して説明したように、本発明によれば、GPRS環境でのISPの選択は異なる仕方で行われる。やはり図12に示されるように、「PLMN特有のインターワーキング網」の場合、網表示パラメータ、すなわちPDP型パラメータは好ましくは二つのサブフィールドで構成されるものと解釈される。
【0116】
第一の識別(又は表示)フィールドNPI−1は「アクセスサーバアイデンティティ」を含み、第二の識別フィールドNPI−2は「インタネットサービスプロバイダアイデンティティ」を含む。
【0117】
上記のように、特殊加入パラメータ(データ)が加入パラメータメモリHLRに記憶される。したがって、本発明のもう一つの実施例によれば、特定のGPRS−MSに対するアクセス可能性は可能なISPのサブ番号にだけ限定することができる。好ましくは、会社のローカルエリアネットワーク(LAN)に対する閉じたユーザグループを限定するために、交換装置PLMN−SWによってHLR加入データが設定される。これにより、会社LANにアクセスする外部端末局のアクセスが限定される。すなわち、その特定の会社のパケットデータ網のRADIUSサーバに対する重い負荷が避けられる。
【0118】
各PLMN交換装置(オペレータ)はどのPDP型パラメータがどのインタネットサービスプロバイダISPを表すかを定義する。たとえば(図12a参照)、”100=AoL”、”101=COMPUSERVE”、”102=ERINET”、”103=T−ONLINE”等。
【0119】
したがって、PDP型パラメータは所望のアクセスサーバに対して同じ表示またはアイデンティティを含むが、所望のパケットデータ通信網へ結果的に接続されるのは、ISPアイデンティティがHLR加入データに含まれているものと合致するときだけである。したがって、PDP型パラメータの二つの別個のフィールドを使用することにより、端末局の二段グルーピングを行うことができる。
【0120】
上記のように既存の(すなわち、標準化され、確立された)パラメータ、すなわちPDP型パラメータの使用により、GPRSをサポートするPLMNの端末局は特定のISPを選択することができる。各網オペレータは一つのISPを一つの「PDP型パラメータ」に写像することができるので、端末局がどのISPに接続できるかを表示することができる。16ビットのPDP型パラメータを使用して、64000個までのISPに接続することができる。したがって、多数のISP(インタネットサービスプロバイダ)をGPRS網に接続して、GPRS網に対してインタネットサービスプロバイダをより柔軟に使用することができる。
【0121】
(数個の網を並列に使用するための変形されたPDPパラメータ)
本発明のもう一つの実施例によれば、PDP型パラメータを変形して、端末局GPRSは同時に二つ以上のパケットデータ通信網PDN1、PDN2に対するアクセスを要求できる。この場合、PDP型パラメータは二つのエントリを含み、各エントリは図11に規定されている。次に、SGSNは二つ以上の適切なGGSNを選択し、二つの通信リンクが同時に設定される。したがって、GPRSシステムをサポートするPLMNのパケットの性質により、端末局GPRS−MSは特定の二段階のPDP型パラメータの送信により要求された、二つの別々のパケットデータ通信網の二つの端末局PTEと同時に通信することができる。
【0122】
(産業上の利用可能性)
上記のように、本発明による方法、交換装置、電気通信システム、および端末局により、GPRS機能をサポートするPLMN網のユーザは所望の任意のパケットデータ網までリンクする、すなわち多数の異なるインタネットサービスプロバイダ、法人網等を使用することができる。本発明はパケット無線サービスの機能をサポートする任意のPLMNシステムに適用することができるので、現在のETSI規格によるGPRSをサポートするGSMシステムでの使用に特に限定されない。
【0123】
更に、本発明はここに説明した特定の好適実施例に限定されず、熟練した当業者は請求項の範囲内で本発明の変形と変更を行うことができる。これらの請求項で、参照記号は明確にするためのもので、これらの請求項の範囲を制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service)GPRSの基本的概念を示す図である。
【図2】 図1のGPRSシステムのノードと網の基本的相互接続を示す図である。
【図3】 図1、2のGPRSシステムのノードに接続されたPLMN内バックボーン網とPLMN間バックボーン網の相互接続を示す図である。
【図4】 移動局が送信を要求するとき(P1)、ホストが送信を要求するとき(P2)、そして移動局がもう一つのGPRSオペレータの網にローミングしたとき(P3)の、GPRS移動局とホストとの間のパケット伝送の可能性を示す図である。
【図5】 図1から4に示されるGPRSシステムのゲートウェイGSNに対するGPRS移動局の代表的なログオン手順を示す図である。
【図6】 GPRS移動局MSとパケットデータ網との間にトンネルを確立するためのPDPコンテキストパラメータテーブルを確立するための従来のPDPコンテキスト起動手順を示す図である。
【図7】 GPRSシステムに接続された数個の網(インタネットサービスプロバイダ、法人網、およびX.25PDN)の外観図である。
【図8】 本発明による電気通信システム、交換装置PLMN−SW、および端末局GPRS−MSのブロック図である。
【図9】 PLMN端末局から送られた網表示パラメータNIPにしたがってパケットデータ通信網を選択するための本発明による方法を示す図である。
【図10】 PDP型パラメータを使用してGPRS−MS/ホスト局とインタネットサービスプロバイダISPのDHCPサーバとの間にIP通信トンネルを設定するための網表示パラメータと識別パラメータのマッピングを示す図である。
【図11】 特定のパケットデータ通信網を選択するためのPDP型パラメータを使用するPDPコンテキスト起動手順を示す図である。
【図12】 網表示パラメータNPIの一実施例を示す図である。
Claims (28)
- 移動無線電気通信網(PLMN)の第一の端末局(TE,MT;GPRS−MS)とパケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)の第二の端末局(PTE)との間のデータ通信のための方法であって、
a)複数のパケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)が接続された前記移動無線電気通信網(PLMN)の交換装置(GSN,SGSN,GGSN,PLMN−SW)が、所定のパケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)を表示する網表示パラメータ(NIP,PDP−type(<−>AS)を、前記第一の端末局から受けるステップ(NRM,SEL,ST1,S11)と、
b)前記網表示パラメータ(NIP)によって表示されるパケットデータ通信網にアクセスする前記交換装置(PLMN−SW)内のアクセス手段(GGSN/AS)を選択するステップ(SEL,ST3,S11’,S31)と、
c)前記表示されたパケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)の交換装置(PDN−SW)にアクセスするために前記の選択されたアクセス手段(AS)を起動するステップ(AC,ST4,S31’)と
を有することを特徴とする方法。 - 請求項1の方法であって、
前記網表示パラメータ(NIP)の受信後に、前記網表示パラメータ(NIP)は加入パラメータ(SP)と比較され(SGSN,SCM,STM)、前記アクセス手段(GGSN/AS)の起動が行われるのは、前記の受信された網表示パラメータ(NIP)が前記加入パラメータ(SP)の一つと合致したときだけである
ことを特徴とする方法。 - 請求項1の方法であって、
前記アクセス手段(AS)が起動された後、前記移動無線電気通信網(PLMN)の前記交換装置(PLMN−SW)と前記の選択されたパケットデータ通信網(PDN)の前記交換装置(PDN−SW)とを通して通信リンク設定手段(TUN−LK)により前記第一と前記第二の端末局(GPRS−MS;PTE)との間の通信リンク(P1,P2,P3,IP−TUN)が設定される(ST4,ST5,S31’)
ことを特徴とする方法。 - 請求項3の方法であって、
前記移動無線電気通信網(PLMN)の前記第一の端末局(GPRS−MS)が前記パケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)の前記交換装置(PDN−SW)に識別パラメータ(DHCP−id)を送り、前記パケットデータ通信網(IN)の前記交換装置(PDN−SW)に設けられた確認手段(ID−VAL)が前記の受信された識別パラメータ(DHCP−id)と前記交換手段(PDN−SW)に設けられた識別メモリ手段(ID−MEM)に記憶された複数の識別パラメータ(DHCP−id)の一つとが合致すると判定したときだけ、前記通信リンク設定手段(TUN−LK)が通信リンクを設定する(ST4,ST5,S31’)
ことを特徴とする方法。 - 請求項4の方法であって、
前記移動無線電気通信網(PLMN)の前記交換装置(PLMN−SW)と前記パケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)の前記交換装置(PDN−SW)のアクセス手段(DHCP−SERV)とによって前記二つの端末局の間に前記通信リンク(IP−TUN)が設定される
ことを特徴とする方法。 - 請求項1の方法であって、
前記網表示パラメータ(NIP)が更にデータ通信の型(e−mail;DELTA)を示す
ことを特徴とする方法。 - 請求項1の方法であって、
前記移動無線電気通信網(PLMN)は汎用パケット無線サービス(GPRS)を含むD1またはD2の網のようなGSMに基づく無線通信網であり、前記パケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)は会社イントラネット(PDN2)および/またはX.25網(PDN1)および/またはインタネットプロトコルに基づく網(IN)および/または汎用パケット無線サービス(GPRS)に基づく網を含む
ことを特徴とする方法。 - 請求項1の方法であって、
前記GPRSシステムでPDPコンテキスト起動手順(S11,S12,S11’,S31,S31’,S31’’,S31’’’,S41,S41’;S1,S2,S3’,S3’’,S4)が行われるとき、前記移動無線電気通信網(PLMN)の前記交換装置(PLMN−SW)が受ける前記網表示パラメータ(NIP)は、PDP型パラメータである
ことを特徴とする方法。 - 請求項5の方法であって、
前記パケットデータ通信網(IN)の前記交換装置(PDN−SW)がインタネットサービスプロバイダ(ISP1,ISP2)であり、前記アクセス手段(DHCP−SERV)が前記インタネットサービスプロバイダ(ISP1,ISP2)のDHCP−サーバである
ことを特徴とする方法。 - 請求項4の方法であって、
前記識別パラメータ(DHCP−id)が前記インタネットサービスプロバイダ(ISP1,ISP2)の前記DHCP−サーバ(DHCP−SERV)に送られる
ことを特徴とする方法。 - 移動無線電気通信網(PLMN)の第一の端末局(TE,MT;GPRS−MS)と複数のパケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)の中の一つのパケットデータ通信網の第二の端末局(PTE)との間でデータ通信を行うための、前記移動無線電気通信網(PLMN)の交換装置(GSN,SGSN,GGSN,PLMN−SW)であって、
a)前記第一の端末局から所定のパケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)を表示する網表示パラメータ(NIP,PDP−type(<−>AS))を受信するための受信手段(NIP−RC)と、
b)前記パケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)の一つに各々アクセスする複数のアクセス手段(GGSN/AS)と、
c)前記の受信された網表示パラメータ(NIP)に従ってアクセス手段(GGSN/AS)を選択するための選択手段(SEL)と、
d)前記の表示されたパケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)の交換装置(PDN−SW)にアクセスするため前記の選択されたアクセス手段(AS)を起動するための制御手段(AC)と
を有することを特徴とする交換装置。 - 請求項11の交換装置であって、
前記パケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)の所定の一つへの端末局(GPRS−MS;PTE)の加入を表示する加入パラメータ(SP)を記憶するための加入メモリ手段(HLR)と、
前記の受信された網表示パラメータ(NIP)を前記加入メモリ手段(HLR)に記憶された前記加入パラメータ(SP)と比較するための加入チェック手段(SCM,SGSN)と
を具備し、
前記の受信されたパラメータが前記加入メモリ手段(HLR)内のパラメータ(SP)の一つと合致(NIP)したときだけ、前記制御手段(AC)が選択されたアクセス手段(AS)を起動する
ことを特徴とする交換装置。 - 請求項11の交換装置であって、
前記移動無線電気通信網(PLMN)と前記の選択されたパケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)の前記交換装置(PDN−SW)とを通して前記第一と前記第二の端末局との間に通信リンク(P1,P2,P3,IP−TUN)を設定するための通信リンク設定手段(TUN−LIN)
を特徴とする交換装置。 - 請求項11の交換装置であって、
前記パケットデータ通信網(IN)の前記交換装置(PDN−SW)に設けられた確認手段(ID−VAL)が前記第一の端末局(GPRS−MS)から送られた識別パラメータ(DHCP−id)と前記交換手段(PDN−SW)に設けられた識別メモリ手段(ID−MEM)に記憶された複数の識別パラメータ(DHCP−id)の一つとが合致すると判定したときだけ、前記通信リンク設定手段(TUN−LK)が通信リンクを設定する
ことを特徴とする交換装置。 - 請求項14の交換装置であって、
前記通信リンク設定手段は、前記移動無線電気通信網(PLMN)の前記交換装置(PLMN−SW)と前記の選択されたパケットデータ通信網(IN)の前記交換装置(DHCP−SERV)のアクセス手段(DHCP−SERV)とを通して前記二つの端末局の間に前記通信リンク(IP−TUN)を設定する
ことを特徴とする交換装置。 - 請求項11と12の交換装置であって、
前記受信手段(NIP−RC)と前記選択手段(SEL)とが前記第一の端末局にサービスする汎用パケット無線サービス(GPRS)システムのサービスGPRSサポートノード(SGSN)の中に設けられ、前記アクセス手段(AS)は前記サービスGPRSサポートノード(SGSN)と前記の選択されたパケットデータ通信網(たとえば、IN)とに接続されたゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)であり、前記選択手段(SEL)は前記の表示されたパケットデータ通信網に接続されたゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)を選択し、かつ
前記加入メモリ手段(HLR)は前記移動無線電気通信網(PLMN)のホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)であり、前記加入チェック手段(SCM,SGSN)は前記サービスGPRSサポートノード(SGSN)に設けられ、前記アクセス手段(AS)は前記ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)に設けられたアクセスサーバ(AS)である
ことを特徴とする交換装置。 - 請求項11の交換装置であって、
前記パケットデータ通信網(IN)の前記交換装置(PDN−SW)がインタネットサービスプロバイダ(ISP1,ISP2)であり、前記網表示パラメータ(NIP)がアクセスサーバ・アイデンティティ(AS−Id)を表示する第一のフィールド(NIP−1)とインタネットサービスプロバイダ・アイデンティティ(ISP−Id)を表示する第二のフィールド(NIP−2)とを含む
ことを特徴とする交換装置。 - 請求項15の交換装置であって、
前記アクセス手段(DHCP−SERV)が前記インタネットサービスプロバイダ(ISP1,ISP2)のDHCP−サーバである
ことを特徴とする交換装置。 - 第一と第二の端末局(TE,MT,GPRS−MS;PTE)との間でパケットデータ通信を行うための電気通信システム(GPRS,GSM)であって、
a)前記第一の端末局(MS)が接続された少なくとも一つの移動無線電気通信網(PLMNA,PLMNB)と、
b)複数のパケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)であって、その一つに前記第二の端末局(PTE)が接続された、複数のパケットデータ通信網と、
を具備し、
c)前記移動無線電気通信網(PLMN)は、前記移動無線電気通信網(PLMN)の交換装置(PLMN−SW)に接続され、前記交換装置(PLMN−SW)は、
c1)前記移動無線電気通信網(PLMN)を介して前記第一の端末局(GPRS−MS)から所定のパケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)を表示する網表示パラメータ(NIP,PDP−type(<−>AS)を受信するための受信手段(NIP−RC)と、
c2)前記パケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)の一つに各々アクセスする複数のアクセス手段(GGSN/AS)と、
c3)前記の受信された網表示パラメータ(NIP)に従ってアクセス手段(GGSN/AS)を選択するための選択手段(SEL)と、
c4)前記の表示されたパケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)の交換装置(PDN−SW)にアクセスするため前記の選択されたアクセス手段(GGSN/AS)を起動するための制御手段(AC)と
を具備することを特徴とする、システム。 - 請求項19のシステムであって、
前記交換装置(PLMN−SW)が、
前記パケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)の所定の一つへの端末局(GPRS−MS;PTE)の加入を表示する加入パラメータ(SP)を記憶するための加入メモリ手段(HLR)と、
前記の受信された網表示パラメータ(SP)を前記加入メモリ手段(HLR)に記憶された前記加入パラメータ(NAP)と比較するための加入チェック手段(SCM,SGSN)と
を具備し、
前記の受信されたパラメータ(NIP)が前記加入メモリ手段(HLR)内のパラメータ(SP)の一つと合致したときだけ、前記制御手段(AC)が選択されたアクセス手段(AS)を起動する
ことを特徴とするシステム。 - パケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)の所定の端末局(PTE)へパケットデータ通信を行うための移動無線電気通信網(PLMN)の端末局(GPRS−MS)であって、
a)前記移動無線電気通信網(PLMN)の交換装置(GSN,SGSN,GGSN,PLMN−SW)を通して前記移動無線電気通信網(PLMN)に接続されたパケットデータ通信網にそれぞれ対応する複数の網表示パラメータ(NIP)を記憶するための網表示パラメータメモリ手段(NIP−MEM)と、
b)前記端末局がパケットデータを送信/受信するべきパケットデータ通信網を表示する、前記メモリ手段(NIP−MEM)からの網表示パラメータ(NIP)を選択するための選択手段(SEL)と、
c)前記網表示パラメータ(NIP)によって表示されるパケットデータ通信網への接続を要求するために前記の選択された網表示パラメータ(NIP)を前記交換装置(GSN,SGSN,GGSN,PLMN−SW)へ送るための網要求手段(NRM,S1)と
を特徴とする端末局。 - 請求項21の端末局であって、
前記端末局が前記の所望のパケットデータ通信網に対するアクセス権をそなえている旨の前記交換装置(PLMN−SW)からのアクノリッジを受信したことに応答して、接続設定手順(S1−S4)を実行することにより、前記パケットデータ通信網(PDN1,PDN2,IN)への通信経路(IP−TUN,P1,P2,P3)を設定する
ことを特徴とする端末局。 - 請求項21又は22の端末局であって、
前記交換装置(PLMN−SW)に識別パラメータ(DHCP−id)を送るための識別手段(ID)
を特徴とする端末局。 - 請求項21の端末局であって、
前記の送られた網表示パラメータ(NIP)が更にデータ通信の型(e−mail;DELTA)を表示する
ことを特徴とする端末局。 - 請求項21の端末局であって、
前記移動無線電気通信網(PLMN)はD1またはD2の網のようなGSMに基づく無線通信システム網であり、前記パケットデータ伝送網(PDN1,PDN2,IN)は会社イントラネット(PDN2)および/またはX.25網(PDN1)および/またはインタネットプロトコルに基づく網(IN)および/または汎用パケット無線サービス(GPRS)に基づく網を含む
ことを特徴とする端末局。 - 請求項21又は25の端末局であって、
前記網表示パラメータ(NIP)がPDP型パラメータであり、前記GPRSシステムでPDPコンテキスト起動手順(S11,S12,S11’,S31,S31’,S31’’,S31’’’,S41,S41’;S1,S2,S3’,S3’’,S4)が行われるとき、前記網要求手段(NRM)が前記パラメータを前記交換装置(PLMN−SW)に送信する
ことを特徴とする端末局。 - 請求項21又は25の端末局であって、
前記パケットデータ通信網(IN)の前記交換装置(PDN−SW)がインタネットサービスプロバイダ(ISP1,ISP2)であり、前記網表示パラメータ(NIP)がアクセスサーバ・アイデンティティ(AS−Id)を表示する第一のフィールド(NIP−1)とインタネットサービスプロバイダ・アイデンティティ(ISP−Id)を表示する第二のフィールド(NIP−2)とを含む
ことを特徴とする端末局。 - 請求項11の交換装置であって、
前記網表示パラメータ(NIP)が前記GPRSシステムでPDPコンテキスト起動手順(S11,S12,S11’,S31,S31’,S31’’,S31’’’,S41,S41’;S1,S2,S3’,S3’’,S4)が行われるとき前記移動無線電気通信網(PLMN)の前記交換装置(PLMN−SW)に送信されるPDP型パラメータである
ことを特徴とする交換装置。
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