JP2002084433A - 画像処理装置、ホストコンピュータ及び画像出力端末 - Google Patents

画像処理装置、ホストコンピュータ及び画像出力端末

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JP2002084433A
JP2002084433A JP2000270312A JP2000270312A JP2002084433A JP 2002084433 A JP2002084433 A JP 2002084433A JP 2000270312 A JP2000270312 A JP 2000270312A JP 2000270312 A JP2000270312 A JP 2000270312A JP 2002084433 A JP2002084433 A JP 2002084433A
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JP2000270312A
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Masayuki Kino
雅之 城野
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホストコンピュータ及びプリンター等の画像出
力端末の負担を増やすことなく、より多くの種類の用紙
に対処して、画像データの色変換を適確に行う。 【解決手段】用紙の種類がプリンター3からホストコン
ピュータ2へと通知される。これに応答してホストコン
ピュータ2では、用紙の種類に対応するプロフィルが検
索され、このプロファイルがカラーレンダリング辞書に
変換され、このカラーレンダリング辞書がプリンター3
に送信される。プリンター3では、このカラーレンダリ
ング辞書を用いて、画像データが用紙に適合する様に、
画像データを変換し、この変換された画像データによっ
て示される画像を用紙に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データによっ
て示される画像を用紙に記録するための画像処理装置、
ホストコンピュータ及び画像出力端末に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の様に、カラー画像の処理において
は、カラーマネジメントが欠くことのできない重要な技
術として位置付けられている。このカラーマネジメント
は、複数の装置(ディジタルカメラ、スキャナー、モニ
ター、プリンター等)による色再現状態(色空間;カラ
ースペース)を調整し、これによって各装置のいずれに
おいても同一の画像を同一の色で再現することを可能に
する。例えば、画像データをインターネット等を通じて
送受信し、画像データによって示される画像を遠隔地の
モニターに表示して、この画像の色を正確に再現してチ
ェックすることを可能にする。あるいは、画像を用紙に
印刷する前に、画像をモニターに表示して、この画像の
色を正確に再現して確認することを可能にする。
【0003】カラーマネジメントシステム(CMS)を
実現するソフトウェアとしては、コダック社の「KCM
S」、アグファ(AGFA)社の「FotoTun
e」、アップル(Apple)社の「ColorSyn
c」、EFI社の「Efi−Color」等がある。こ
れらのソフトウェアは、DTP(Desk Top Publishing
)システムで良く使われている。
【0004】また、カラーマネジメントにおいて、各装
置や環境に合わせて画像データの色変換を行うことをカ
ラーマッチングと称する。一般的なカラーマッチングの
技術としては、ガモット(Gamut)マッピングやカ
ラーレンダリングと称するものがある。ガモットマッピ
ングでは、画像データを標準色の絶対色座標に一旦変換
する。そして、モニターやプリンター等の装置のプロフ
ァイルやカラーレンダリング辞書に基づいて、絶対色座
標を該装置の色再現範囲に圧縮する。
【0005】この様なカラーマッチングの技術は、プリ
ンターによってカラー画像を印刷するときに最も重要と
なる。つまり、カラー画像の印刷に際しては、画像デー
タの入力、加工、及び出力等の各処理の段階で、画像デ
ータを管理し、用紙に印刷された画像の色合いを元の画
像(原稿用紙上の画像やモニターに表示された画像)の
色合いに一致させる必要があり、このためにはカラーマ
ッチングの技術が必須となる。
【0006】ところで、画像印刷に際し、カラーマッチ
ングを正確に行うには、印刷環境に応じたキャリブレー
ション(色変換の修正)を行う必要がある。特に、用紙
の種類が異なると、用紙の下地色やトナー(インク)の
吸着特性の違いから、印刷された画像の色合いが元の画
像の色合いからかけ離れてしまうことがある。
【0007】このため、カラー画像の印刷に際し、用紙
の種類に応じて画像データを処理し、この画像データに
よって示される画像の色合いを調整するというカラーマ
ッチングの技術が提案されている。
【0008】例えば、特開平9−69960号公報に記
載の「印刷出力装置」においては、複数種類の用紙に対
応するそれぞれの色変換テーブルをROM(Read Only
Memory)に記憶しておき、画像が印刷される用紙の種類
に対応する色変換テーブルをROMから検索して、この
検索した色変換テーブルを用いて、画像データの色変換
を行っている。
【0009】また、特開平11−316669号公報に
記載の「印刷装置」においては、用紙の種類に応じた画
像データの色変換をホストコンピュータにより行い、変
換済みの画像データをホストコンピュータからプリンタ
ーに伝送している。
【0010】尚、特開平11−170678号公報に記
載の「記録装置」には、光を用紙に照射して、その反射
光及び透過光を検出し、これらの光に基づいて用紙の種
類を判別するという技術が開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−69960号公報に記載の「印刷出力装置」では、
ROM内の各色変換テーブルに関連のない種類の用紙に
画像を印刷するときには、画像データを適切に変換する
ことができない。また、これに対処すべく、各色変換テ
ーブルの数を増やすと、ROMを大容量化する必要があ
り、コストの上昇を招く。
【0012】また、特開平11−316669号公報に
記載の「印刷装置」では、画像データの色変換をホスト
コンピュータにより行っているので、この色変換の処理
の期間は、ホストコンピュータによる他の処理を停滞さ
せることになる。
【0013】そこで、本発明は、上記従来の問題に鑑み
てなされたものであり、ホストコンピュータ及びプリン
ター等の画像出力端末の負担を増やすことなく、より多
くの種類の用紙に対処して、画像データの色変換を適確
に行うことが可能な画像処理装置、ホストコンピュータ
及び画像出力端末を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の画像処理装置においては、ホストコンピュ
ータは、複数種類の用紙に対応する複数の基準色変換テ
ーブルを格納する基準色変換テーブル格納手段と、画像
出力端末から受信した用紙の種類に対応する基準色変換
テーブルを基準色変換テーブル格納手段から検索する基
準色変換テーブル選択手段と、基準色変換テーブル選択
手段によって検索された基準色変換テーブルを適用色変
換テーブルに変換する変換手段と、適用色変換テーブル
を画像出力端末に送信する送信手段とを備え、画像出力
端末は、用紙の種類を検出する用紙検出手段と、用紙検
出手段によって検出された用紙の種類をホストコンピュ
ータに送信する送信手段と、ホストコンピュータから受
信した適用色変換テーブルを格納する適用色変換テーブ
ル格納手段と、適用色変換テーブル格納手段内の適用色
変換テーブルを用いて、画像データが用紙に適合する様
に、画像データを変換するカラーマッチング手段と、変
換された画像データによって示される画像を用紙に記録
する記録手段とを備えている。
【0015】この様な構成の本発明によれば、用紙の種
類が画像出力端末からホストコンピュータへと通知され
る。これに応答してホストコンピュータでは、用紙の種
類に対応する基準色変換テーブルが検索され、この基準
色変換テーブルが適用色変換テーブルに変換され、この
適用色変換テーブルが画像出力端末に送信される。画像
出力端末では、この適用色変換テーブルを用いて、画像
データが用紙に適合する様に、画像データを変換し、こ
の変換された画像データによって示される画像を用紙に
記録する。ここで、複数種類の用紙に対応するそれぞれ
の基準色変換テーブルをホストコンピュータ側に記憶し
ており、必要な基準色変換テーブルを適用色変換テーブ
ルに変換して画像出力端末に与えている。従って、画像
出力端末は、必要な適用色変換テーブルを何時でもホス
トコンピュータから受け取ることができる。このため、
多数の適用色変換テーブルを画像出力端末に格納してお
く必要がなく、画像出力端末に大容量の記憶装置を設け
る必要がない。これに対して、一般的なホストコンピュ
ータは、大容量の記憶装置を元々備えているので、多数
の基準色変換テーブルを記憶しても、これが負担になる
ことはない。また、画像データの変換は、画像出力端末
側で行われている。ホストコンピュータは、用紙の種類
に対応する基準色変換テーブルを適用色変換テーブルに
変換するだけであって、画像データの変換を行わないの
で、この処理のために他の処理を停滞させることはな
い。
【0016】また、本発明においては、画像出力端末に
よって画像データの処理及び画像の記録が行われる以前
に、ホストコンピュータから画像出力端末へと適用色変
換テーブルを送信して、適用色変換テーブルを画像出力
端末の適用色変換テーブル格納手段に格納している。
【0017】この様に適用色変換テーブルを画像出力端
末に予めダウンロードしておけば、画像データの処理及
び画像の記録の開始と同時に、画像データの変換及び画
像の記録を速やかに行うことができる。仮に、画像デー
タの処理及び画像の記録の開始のときに、用紙の種類を
ホストコンピュータに通知し、用紙の種類に対応する基
準色変換テーブルを検索し、この基準色変換テーブルを
適用色変換テーブルに変換し、この適用色変換テーブル
を画像出力端末に送信するならば、画像データの処理及
び画像の記録の終了までに長時間を費やすことになる。
【0018】更に、本発明においては、画像出力端末の
適用色変換テーブル格納手段は、繰り返し書き換えが可
能な記憶装置である。
【0019】これによって、画像出力端末の適用色変換
テーブル格納手段内の適用色変換テーブルを何度でも書
き換えて更新することができる。
【0020】また、本発明においては、ホストコンピュ
ータの基準色変換テーブル選択手段は、画像出力端末か
ら受信した用紙の種類に対応する基準色変換テーブルを
検索できなかったときに、この基準色変換テーブルに近
似する他の基準色変換テーブルを基準色変換テーブル格
納手段から検索している。
【0021】この場合、用紙の種類に対応する基準色変
換テーブルがなくても、この基準色変換テーブルに近似
する他の基準色変換テーブルが適用色変換テーブルに変
換されて画像出力端末に与えられるので、画像をほぼ正
確な色合いで用紙に記録することができる。
【0022】更に、本発明においては、画像出力端末
は、用紙の種類に対応する基準色変換テーブルを保有す
るサーバのアドレスをホストコンピュータに通知し、ホ
ストコンピュータは、画像出力端末から受信した用紙の
種類に対応する基準色変換テーブルを検索できなかった
ときに、画像出力端末から通知されたアドレスに基づい
てサーバをアクセスし、サーバから基準色変換テーブル
格納手段へと該基準色変換テーブルをダウンロードして
いる。
【0023】この場合、用紙の種類に対応する基準色変
換テーブルがなくても、この基準色変換テーブルをサー
バからホストコンピュータへと取り寄せることができ、
更には、この基準色変換テーブルを適用色変換テーブル
に変換して画像出力端末に与えることができる。
【0024】また、本発明においては、用紙の種類に対
応する適用色変換テーブルが画像出力端末の適用色変換
テーブル格納手段に格納され、かつ該用紙の種類に対応
する基準色変換テーブルがホストコンピュータの基準色
変換テーブル格納手段に格納されている場合は、適用色
変換テーブル格納手段内の適用色変換テーブルと基準色
変換テーブル格納手段内の基準色変換テーブルとを比較
し、変換精度の高い方を画像データの変換のために用い
ている。
【0025】一般に、画像出力端末によってデフォルト
で保持されている適用色変換テーブル(例えばカラーレ
ンダリング辞書)の精度は低い。ここでは、画像出力端
末の適用色変換テーブルとホストコンピュータの基準色
変換テーブルのうちから、変換精度の高い方を画像デー
タの変換のために用いているので、画像品質を高く維持
することができる。
【0026】更に、本発明においては、基準色変換テー
ブルを適用色変換テーブルに変換する以前に、適用色変
換テーブルのデータ量を予測し、予測したデータ量が画
像出力端末の適用色変換テーブル格納手段の空き記憶容
量よりも大きい場合は、適用色変換テーブルのデータ量
が適用色変換テーブル格納手段の空き記憶容量以下とな
るまで、適用色変換テーブルの変換精度を低下させてい
る。
【0027】ここでは、適用色変換テーブル格納手段の
空き記憶容量に合わせて、適用色変換テーブルの変換精
度を低下させている(適用色変換テーブルのデータ量を
小さくしている)。これにより、適用色変換テーブルを
適用色変換テーブル格納手段に確実に格納することがで
きる。
【0028】また、本発明においては、基準色変換テー
ブルを適用色変換テーブルに変換する以前に、適用色変
換テーブルのデータ量を予測し、予測したデータ量が画
像出力端末の適用色変換テーブル格納手段の空き記憶容
量よりも大きい場合は、適用色変換テーブル格納手段内
の最も使用頻度の低い他の適用色変換テーブルを消去し
て、適用色変換テーブル格納手段の空き記憶容量を増大
させている。
【0029】ここでは、適用色変換テーブル格納手段内
の最も使用頻度の低い他の適用色変換テーブルを消去し
て、適用色変換テーブル格納手段の空き記憶容量を増大
させ、これによって新たな適用色変換テーブルを適用色
変換テーブル格納手段に確実に格納している。また、最
も使用頻度の低い他の適用色変換テーブルを消去すれ
ば、適用色変換テーブル格納手段の記憶容量を有効に利
用することができる。
【0030】一方、本発明のホストコンピュータは、複
数種類の用紙に対応する複数の基準色変換テーブルを格
納する基準色変換テーブル格納手段と、画像出力端末か
ら受信した用紙の種類に対応する基準色変換テーブルを
基準色変換テーブル格納手段から検索する基準色変換テ
ーブル選択手段と、基準色変換テーブル選択手段によっ
て検索された基準色変換テーブルを適用色変換テーブル
に変換する変換手段と、変換手段によって変換された適
用色変換テーブルを画像出力端末に送信する送信手段と
を備えている。
【0031】また、本発明の画像出力端末は、用紙の種
類を検出する用紙検出手段と、用紙検出手段によって検
出された用紙の種類をホストコンピュータに送信する送
信手段と、ホストコンピュータから受信した適用色変換
テーブルを格納する適用色変換テーブル格納手段と、適
用色変換テーブル格納手段内の適用色変換テーブルを用
いて、画像データが用紙に適合する様に、画像データを
変換するカラーマッチング手段と、変換された画像デー
タによって示される画像を用紙に記録する記録手段とを
備えている。
【0032】この様に本発明は、画像処理装置における
ホストコンピュータ及び画像出力端末のいずれか一方で
もある。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して説明する。
【0034】図1は、本発明の画像処理装置の一実施形
態を示すブロック図である。図1に示す様に、本実施形
態の画像処理装置においては、ホストコンピュータ2及
びプリンター3をネットワーク1を通じて接続し、ネッ
トワーク1をゲートウェイ8を介して外部の通信回線9
に接続している。通信回線9には、サーバ7が接続され
ている。
【0035】ホストコンピュータ2は、ワードプロセッ
サー、CAD、グラフ作成等のための複数のアプリケー
ションプログラムを保有する情報処理装置である。ユー
ザは、ディスプレイ4の表示画面を見ながら、キーボー
ド5やマウス6を操作することにより、アプリケーショ
ンプログラムをホストコンピュータ2により実行させる
ことができ、これによってデータファイルが作成され
る。データファイルを印刷するときには、データファイ
ルを示す印刷データを含む印刷ジョブがホストコンピュ
ータ2からネットワーク1を通じてプリンター3に伝送
される。
【0036】プリンター3は、カラー印刷装置であっ
て、ホストコンピュータ2からの印刷ジョブに従って、
印刷データによって示されるデータファイルを用紙に印
刷する。
【0037】ホストコンピュータ2は、カラーマッチン
グシステム21、印刷装置指定部22、プロファイル選
択部23、用紙種類確認部24、プロファイル変換部2
5、及びプロファイル格納部26を備えている。
【0038】印刷装置指定部22は、画像を印刷するプ
リンターを選択するものである。ここでは、プリンター
3のみを例示しているので、プリンター3が常に選択さ
れる。
【0039】用紙種類確認部24は、印刷装置指定部2
2によってプリンターが選択されると、この選択された
プリンターに、画像の記録に用いられる用紙の種類を問
い合わせるものである。
【0040】プロファイル格納部26は、図2に示す様
に多種類の用紙に最適化されたそれぞれのプロファイル
を格納している。これらのプロファイルは、プリンター
3に適合する。複数種類のプリンターを使い分ける場合
は、プリンターの種類毎に、各用紙に対応するそれぞれ
のプロファイルをプロファイル格納部26に格納する必
要がある。
【0041】プロファイルは、ホストコンピュータ2の
カラーマッチングシステム21で使用される色変換用テ
ーブルであり、用紙及びプリンターのカラー特性情報
(発色可能なカラーの全域や、色再現特性等の情報)を
含んでいる。ホストコンピュータ2では、プリンター3
において用いられる用紙の種類に対応するプロファイル
を選択し、このプロファイルを用いて、画像データの色
変換(カラーマッチング)を適切に行うことができる。
【0042】プロファイルのフォーマット(データ形
式)は、ICC(International Color Consortium)で
策定されたものが広く用いられており、例えばアップル
(Apple)社の「Mac OS」で使用される「C
olorSync」プロファイル、マイクロソフト(M
icrosoft)社の「Windows98」で使用
される「ICM(Image Color Management)」プロファ
イル等がある。
【0043】尚、従来は、プリンター用のプロファイル
として、プリンターのメーカーによって作成された一定
の印刷環境(条件)に適合する単一のプロファイルが使
用されることが多い。
【0044】プロファイル選択部23は、用紙の種類及
びプリンターの種類に対応するプロファイルをプロファ
イル格納部26から検索して、このプロファイルをカラ
ーマッチングシステム21もしくはプロファイル変換部
25に与えるものである。
【0045】カラーマッチングシステム(CMS)21
は、用紙の種類及びプリンターの種類に対応するプロフ
ァイルを用いて、赤(Red)、緑(Green)、青
(Blue)という3色の画像データをシアン(Cya
n)、マゼンタ(Magenta )、イエロー(Yellow)、黒
(Black )という4色の印刷データに色変換する。すな
わち、カラーマッチングシステム21は、プロファイル
に従って、絶対色座標で表された画像データを用紙及び
プリンターで再現される色空間範囲の印刷データに変換
(圧縮)する。
【0046】プロファイル変換部25は、プロフィルに
基づいてカラーレンダリング辞書(CRD;Color Rend
ering Dictionary)を作成し、このカラーレンダリング
辞書をプリンター3に送信するものである。
【0047】カラーレンダリング辞書とは、プリンター
による印刷データの色変換のときに用いられる色変換テ
ーブルである。例えば、プリンターによる印刷データの
色変換を行うシステムを実現するソフトウェアとして
は、アドビシステムズ(Adobe Systems)
社の「PostScript」コマンド体系を使用した
「PostScriptカラーマッチング」があり、こ
こでは色変換テーブルとしてカラーレンダリング辞書が
用いられている。本実施形態では、プリンター3により
カラーレンダリング辞書に基づく印刷データの色変換が
行われる。
【0048】例えば、アップル(Apple)社の「C
olorSync」プロファイルと、アドビシステムズ
(Adobe Systems)社の「PostScr
iptカラーマッチング」で使用されるカラーレンダリ
ング辞書は、ICCのプロファイルフォーマット仕様に
共に準拠して作成されており、色変換テーブルが基本的
に同じ形式で作成されている。このため、カラーレンダ
リング辞書に必要な情報をプロファイルに付加すること
により、プロファイルからカラーレンダリング辞書を作
成することができる。
【0049】一方、プリンター3は、用紙種類応答部3
1、用紙種類検知部32、CRDカラーマッチングシス
テム33、インタープリタ34、第1、第2及び第3給
紙部35,36,37、CRD選択部38、CRD格納
部39及び印字部40を備えている。
【0050】プリンター3は、ホストコンピュータ2か
らのシアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta )、イエロー
(Yellow)、黒(Black )という4色の印刷データをラ
スタイメージ(展開データ)に展開する。あるいは、プ
リンター3は、ホストコンピュータ2からの赤(Re
d)、緑(Green)、青(Blue)という3色の
印刷データをシアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta )、
イエロー(Yellow)、黒(Black )という4色のラスタ
イメージ(展開データ)に展開する。そして、プリンタ
ー3は、4色のインク又はトナーを用いて、画像を印字
部40により用紙に印刷する。
【0051】第1、第2及び第3給紙部35,36,3
7は、それぞれの種類の用紙を収納するための給紙トレ
イである。
【0052】用紙種類検知部32は、第1、第2及び第
3給紙部35,36,37に収納されているそれぞれの
用紙に光を照射し、その反射光をセンサによって検出
し、照射光のレベルと反射光のレベルから、各用紙の光
反射率を求め、これらの反射率に基づいて各用紙の種類
を検知するものである。
【0053】用紙種類応答部31は、用紙種類検知部3
2によって検知された用紙の種類が検知されると、この
用紙の種類に対応するカラーレンダリング辞書がCRD
格納部39内に有るか否かを判定すると共に、CRD格
納部39の空き記憶容量を判定する。そして、用紙種類
応答部31は、用紙種類検知部32によって検知された
用紙の種類と、この用紙の種類に対応するカラーレンダ
リング辞書の有無、及びCRD格納部39の空き記憶容
量をホストコンピュータ2に送信する。同時に、用紙種
類応答部31は、この用紙の種類に対応するプロファイ
ルを格納している可能性のあるサーバ7のアドレスを予
め記憶しているので、このアドレスをホストコンピュー
タ2に送信する。
【0054】CRD格納部39は、図3に示す様に複数
種類の用紙に対応するそれぞれのカラーレンダリング辞
書(CRD)を格納するメモリであり、カラーレンダリ
ング辞書の書き換えや更新を行い得るフラッシュメモリ
等の記憶素子から構成されている。
【0055】CRD選択部38は、用紙種類検知部32
によって検知された用紙の種類に対応するカラーレンダ
リング辞書をCRD格納部39から検索し、このカラー
レンダリング辞書をCRDカラーマッチングシステム3
3に与えるものである。
【0056】CRDカラーマッチングシステム33は、
CRD選択部38又はホストコンピュータ2から与えら
れるカラーレンダリング辞書を用いて、用紙種類検知部
32によって検知された用紙に最適な色合いで画像が記
録される様に、3色の印刷データを4色の印刷データに
色変換する。
【0057】インタープリタ34は、4色の印刷データ
をプリンター3で印刷する上で最適なデータ形式に変換
する機能を有している。例えば、データとして、アドビ
システムズ(Adobe Systems)社の「Po
stScript」言語を使用していれば、インタープ
リタ34は、この言語を解釈して、4色の印刷データを
実際の記録に必要なビットマップ形式のデータに変換
(ラスタライズ)する。
【0058】また、サーバ7は、ファイルサーバの機能
を有しており、様々な用紙に対応する多数のプロファイ
ルを保持している。これらのプロファイルをそれぞれの
カラーレンダリング辞書に変換することができ、これら
のカラーレンダリング辞書をプリンター3で利用するこ
とができる。例えば、サーバ7は、インターネットにお
けるプリンター3のメーカーのホームページにリンクさ
れたFTP(File Transfer Protocol)サーバによって
実現することができ、新規の種類の用紙が提供されると
きには、この新規の用紙の種類に対応するプロファイル
をサーバに随時登録することが可能である。
【0059】次に、図4に示すフローチャートに従っ
て、本実施形態の画像処理装置による処理の概略を説明
する。
【0060】まず、ユーザーによるキーボード5やマウ
ス6等の操作に応答して、ホストコンピュータ2は、画
像データの作成、編集及び記録のためのアプリケーショ
ンプログラムを起動する(ステップS1)。引き続い
て、キーボード5やマウス6等の操作により、既存の画
像データの編集を行うか否かが指示される(ステップS
2)。例えば、画像データの新規作成が指示されると
(ステップS2,No)、ホストコンピュータ2は、、
新規の画像データのファイルを作成する(ステップS
4)。また、既存の画像データの再編集が指示されると
(ステップS2,Yes)、ホストコンピュータ2は、
既存の画像データのファイルを記憶装置(図示せず)か
ら読み出す(ステップS3)。
【0061】引き続いて、ホストコンピュータ2は、図
9に示すダイアログボックス81をディスプレイ4の表
示画面に表示する。このダイアログボックス81では、
キーボード5やマウス6等の操作に応じて、プリンター
の指定と、プリンターにおける給紙トレイ(用紙の種
類)の指定が行われる(ステップS5)。ここでは、プ
リンター3のみを用いているので、プリンター3が指定
され、第1、第2及び第3給紙部35,36,37のい
ずれかが指定される。
【0062】尚、ダイアログボックス81は、アプリケ
ーションプログラムによって呼び出されて表示されて
も、キーボード5やマウス6等の操作、つまりユーザに
よって呼び出されて表示されても構わない。
【0063】更に、ホストコンピュータ2は、後で詳述
する様に、図10乃至図20に示すそれぞれのダイアロ
グボックス82〜92を選択的に表示する。各ダイアロ
グボックス82〜92では、キーボード5やマウス6等
の操作に応じて、画像データの色変換の各条件が設定さ
れる(ステップS6)。
【0064】この後、ユーザーによるキーボード5やマ
ウス6等の操作に応答して、ホストコンピュータ2は、
新規の画像データを作成したり、既存の画像データの再
編集を行い(ステップS7)、画像データの処理を終了
すると(ステップS8,Yes)、画像データを印刷デ
ータに変換し、印刷データによって示される画像の記録
をプリンター3に行わせる(ステップS9)。このと
き、ステップS6において設定された各条件に応じて、
印刷データの色変換が行われ、この印刷データによって
示される画像が用紙に記録される。
【0065】次に、図5に示すフローチャートを参照し
て、図4のステップS5の処理、つまりプリンター及び
給紙トレイ(用紙の種類)等を指定するための処理を詳
しく述べる。
【0066】まず、ディスプレイ4の表示画面に表示さ
れているダイアログボックス81には、「Color Printe
r 1 」、「Color Printer 2 」、及び「Color Printer
3 」が表示されると共に、「手差しトレイ」、「トレイ
1」、及び「トレイ2」が表示されており、キーボード
5やマウス6等の操作に応じて、「Color Printer 1」
が選択されると共に、「手差しトレイ」が選択されてい
る。このため、ホストコンピュータ2は、「Color Prin
ter 1 」に対応するプリンター3を選択すると共に、
「手差しトレイ」に対応する第1給紙部35を選択する
(ステップS101)。
【0067】ここでは、「Color Printer 2 」及び「Co
lor Printer 3 」に対応するプリンターが設定されてい
ない。また、「トレイ1」及び「トレイ2」は、第2及
び第3給紙部36,37に対応する。
【0068】更に、ダイアログボックス81では、「プ
リンターで、カラーマッチングする」及び「ホストコン
ピュータで、カラーマッチングする」が表示され、いず
れかの選択が促されており(ステップS102)、キー
ボード5やマウス6等の操作に応じて、いずれかが選択
される。
【0069】次に、図6に示すフローチャートを参照し
て、図5のステップS102において「プリンターで、
カラーマッチングする」が選択されたときの処理を述べ
る。
【0070】まず、ホストコンピュータ2において、印
刷装置指定部22は、ダイアログボックス81上で指定
されたプリンター3及び第1給紙部35を用紙種類確認
部24に通知する。用紙種類確認部24は、ネットワー
ク1を通じて、第1給紙部35により給紙される用紙の
種類を問い合わせるコマンドをプリンター3に送信する
(ステップS201)。
【0071】これに応答してプリンター3の用紙種類検
知部32は、第1給紙部35にセットされている用紙の
種類を検知し、この用紙の種類を用紙種類応答部31及
びCRD選択部38に通知する。CRD選択部38は、
検知された用紙の種類に対応するカラーレンダリング辞
書がCRD格納部39に有るか否かを判定し、有れば、
このカラーレンダリング辞書のファイルサイズ(データ
量)を調べ、有無の判定結果及びフィルサイズを用紙種
類応答部31に通知する。また、CRD選択部38は、
CRD格納部39の空き記憶容量を判定し、空き記憶容
量を用紙種類応答部31に通知する。用紙種類応答部3
1は、検知された用紙の種類、カラーレンダリング辞書
の有無、カラーレンダリング辞書が有れば、このカラー
レンダリング辞書のファイルサイズ、CRD格納部39
の空き記憶容量、及び検知された用紙の種類に対応する
プロファイルを保持するサーバ7のアドレスをネットワ
ーク1を通じてホストコンピュータ2に通知する。
【0072】ホストコンピュータ2の用紙種類確認部2
4は、プリンター3からの応答を待機しており(ステッ
プS202)、検知された用紙の種類、カラーレンダリ
ング辞書の有無、カラーレンダリング辞書が有れば、こ
のカラーレンダリング辞書のファイルサイズ、CRD格
納部39の空き記憶容量、及び検知された用紙の種類に
対応するプロファイルを保持するサーバ7のアドレスを
受信し(ステップS202,Yes)、検知された用紙
の種類をプロファイル選択部23に通知する。プロファ
イル選択部23は、検知された用紙の種類に対応するプ
ロファイルがプロファイル格納部26に有るか否かを判
定し、有れば、このプロファイルのファイルサイズ(デ
ータ量)を調べる。また、プロファイル選択部23は、
検知された用紙の種類に対応するプロファイルがプロフ
ァイル格納部26に無ければ、ネットワーク1及びゲー
トウェイ8を通じてサーバ7をアクセスし、このプロフ
ァイルがサーバ7に有るか否かを調べる(ステップS2
03)。
【0073】この後、用紙種類確認部24は、プリンタ
ー3から受信した用紙の種類、カラーレンダリング辞書
の有無等をディスプレイ4の表示画面に表示する(ステ
ップS204)。同時に、ホストコンピュータ2は、プ
リンター3のCRD格納部39内のカラーレンダリング
辞書を使用するか否かの選択を促す旨をディスプレイ4
の表示画面に表示する(ステップS205)。例えば、
ディスプレイ4の表示画面には、図10に示すダイアロ
グボックス82が表示される。このダイアログボックス
82では、「用紙の種類」の欄に、手差しトレイ及び普
通紙−Aが選択された旨が表示され、「CRD」の欄
に、検知された用紙の種類に対応するカラーレンダリン
グ辞書がプリンター3のCRD格納部39に無い旨が表
示され、「プロファイル」の欄に、検知された用紙の種
類に対応するプロファイルがホストコンピュータ2のプ
ロファイル格納部26に有る旨が表示されている。ま
た、「カラーマッチング」の欄に、ホストコンピュータ
2のプロファイルにより印刷データの色変換を行う旨、
プリンター3のカラーレンダリング辞書により印刷デー
タの色変換を行う旨が表示されており、キーボード5や
マウス6等の操作により、前者が選択されている。更
に、「メッセージ」の欄に、「普通紙−A」及び「プロ
ファイルを使用します。」が表示されている。
【0074】この状態で、キーボード5やマウス6等に
よりダイアログボックス82の「OK」のボタンが操作
されると、プリンター3のカラーレンダリング辞書が使
用されず(ステップS205,No)、検知された用紙
の種類に対応するプロファイルがホストコンピュータ2
に有るので(ステップS209,Yes)、ホストコン
ピュータ2のプロファイル選択部23は、検知された用
紙の種類に対応するプロファイルをプロファイル格納部
26から検索し、このプロファイルをプロファイル変換
部25に与える。プロファイル変換部25は、このプロ
ファイルをカラーレンダリング辞書に変換する(ステッ
プS214)。このカラーレンダリング辞書は、ホスト
コンピュータ2からネットワーク1を通じてプリンター
3に送信される(ステップS215)。
【0075】プリンター3において、ホストコンピュー
タ2からのカラーレンダリング辞書は、CRD格納部3
9に格納される。そして、CRD選択部38は、印刷デ
ータの色変換を行うために、CRD格納部39内の該カ
ラーレンダリング辞書を選択する(ステップS21
6)。
【0076】また、ホストコンピュータ2のプロファイ
ルによる印刷データの色変換の代わりに、プリンター3
のカラーレンダリング辞書による印刷データの色変換が
選択された場合は、ディスプレイ4の表示画面上に、図
11に示す様なダイアログボックス83が表示される。
このダイアログボックス83では、「カラーマッチン
グ」の欄で、プリンター3のカラーレンダリング辞書に
より印刷データの色変換を行う旨が選択され、「メッセ
ージ」の欄に、「CRDを使用します。」が表示されて
いる。更に、ダイアログボックス82の「CRD」の欄
に、検知された用紙の種類に対応するカラーレンダリン
グ辞書がプリンター3のCRD格納部39に無い旨が表
示されている。
【0077】この状態で、キーボード5やマウス6等に
よりダイアログボックス83の「OK」のボタンが操作
されると、プリンター3のカラーレンダリング辞書によ
る印刷データの色変換が選択され(ステップS205,
Yes)、検知された用紙の種類に対応するカラーレン
ダリング辞書がプリンター3のCRD格納部39に無い
ので(ステップS206,No)、ホストコンピュータ
2は、標準用紙に対応するカラーレンダリング辞書を選
択する旨をネットワーク1を通じてプリンター3に指示
する。
【0078】これに応答してプリンター3のCRD選択
部38は、標準用紙に対応するカラーレンダリング辞書
をCRD格納部39から検索して、このカラーレンダリ
ング辞書を選択する(ステップS208)。
【0079】次に、ステップS201〜S204におい
て、検知された用紙の種類に対応するカラーレンダリン
グ辞書がプリンター3に有り、この用紙の種類に対応す
るプロファイルがホストコンピュータ2及びサーバ7の
いずれにも無いにもかかわらず、ホストコンピュータ2
のプロファイルにより印刷データの色変換を行う旨が選
択されると、図12に示す様なダイアログボックス84
がディスプレイ4の表示画面に表示される。
【0080】この状態で、キーボード5やマウス6等に
よりダイアログボックス84の「OK」のボタンが操作
されると、ホストコンピュータ2のプロファイルにより
印刷データの色変換を行う旨が選択され(ステップS2
05,No)、検知された用紙の種類に対応するプロフ
ァイルが無く(ステップS209,No)、検知された
用紙の種類に対応するプロファイルがサーバ7に無いの
で(ステップS210,No)、ホストコンピュータ2
のプロファイル選択部23は、標準用紙に対応するプロ
ファイルをプロファイル格納部26から検索して選択す
る。このプロファイルがプロファイル変換部25によっ
てカラーレンダリング辞書に変換され(ステップS21
4)、このカラーレンダリング辞書がプリンター3に送
信される(ステップS215)。
【0081】プリンター3において、ホストコンピュー
タ2からのカラーレンダリング辞書は、CRD格納部3
9に格納され、CRD選択部38によって選択される
(ステップS216)。
【0082】また、ステップS201〜S204におい
て、検知された用紙の種類に対応するカラーレンダリン
グ辞書がプリンター3に有り、この用紙の種類に対応す
るプロファイルがホストコンピュータ2及びサーバ7の
いずれにも無いため、プリンター3のカラーレンダリン
グ辞書による印刷データの色変換が選択されると、図1
3に示す様なダイアログボックス85がディスプレイ4
の表示画面に表示される。
【0083】この状態で、キーボード5やマウス6等に
よりダイアログボックス85の「OK」のボタンが操作
されると、プリンター3のカラーレンダリング辞書によ
る印刷データの色変換が選択され(ステップS205,
Yes)、検知された用紙の種類に対応するカラーレン
ダリング辞書が有るので(ステップS206,Ye
s)、ホストコンピュータ2は、このカラーレンダリン
グ辞書を選択する旨をプリンター3に指示する。
【0084】これに応答してプリンター3のCRD選択
部38は、検知された用紙の種類に対応するカラーレン
ダリング辞書をCRD格納部39から検索して、このカ
ラーレンダリング辞書を選択する(ステップS20
7)。
【0085】次に、ステップS201〜S204におい
て、検知された用紙の種類に対応するカラーレンダリン
グ辞書がプリンター3に無く、この用紙の種類に対応す
るプロファイルがホストコンピュータ2に無く、サーバ
7に有り、ホストコンピュータ2のプロファイルにより
印刷データの色変換を行う旨が選択された場合は、図1
4に示す様なダイアログボックス86がディスプレイ4
の表示画面に表示される。このダイアログボックス86
では、「プロファイル」の欄に、検知された用紙の種類
に対応するプロファイルがホストコンピュータ2に無
く、サーバ7に有る旨が表示され、「ダウンロード」の
ボタンが追加されている。
【0086】この状態で、キーボード5やマウス6等に
よりダイアログボックス86の「OK」のボタンが操作
されると、ホストコンピュータ2のプロファイルによる
印刷データの色変換が選択され(ステップS205,N
o)、検知された用紙の種類に対応するプロファイルが
ホストコンピュータ2に無く(ステップS209,N
o)、サーバ7に有るものの(ステップS210,Ye
s)、「ダウンロード」のボタンが操作されなかったの
で(ステップS211,No)、ホストコンピュータ2
のプロファイル選択部23は、標準用紙に対応するプロ
ファイルをプロファイル格納部26から検索して選択す
る。このプロファイルがプロファイル変換部25によっ
てカラーレンダリング辞書に変換され(ステップS21
4)、このカラーレンダリング辞書がプリンター3に送
信される(ステップS215)。
【0087】プリンター3において、ホストコンピュー
タ2からのカラーレンダリング辞書は、CRD格納部3
9に格納され、CRD選択部38によって選択される
(ステップS216)。
【0088】また、「OK」のボタンの代わりに、図1
5に示す様に「ダウンロード」のボタンが操作されると
(ステップS211,Yes)、ホストコンピュータ2
のプロファイル選択部23は、検知された用紙の種類に
対応するプロファイルをサーバ7からプロファイル格納
部26へとダウンロードする(ステップS212)。プ
ロファイル変換部25は、このプロファイルをカラーレ
ンダリング辞書に変換し(ステップS214)、このカ
ラーレンダリング辞書がホストコンピュータ2からネッ
トワーク1を通じてプリンター3に送信される(ステッ
プS215)。
【0089】プリンター3において、ホストコンピュー
タ2からのカラーレンダリング辞書は、CRD格納部3
9に格納され、CRD選択部38によって選択される
(ステップS216)。
【0090】次に、ステップS201〜S204におい
て、検知された用紙の種類に対応するカラーレンダリン
グ辞書がプリンター3に有り、この用紙の種類に対応す
るプロファイルがホストコンピュータ2に有り、ホスト
コンピュータ2のプロファイルにより印刷データの色変
換を行う旨が選択された場合は、図16に示す様なダイ
アログボックス87がディスプレイ4の表示画面に表示
される。
【0091】このダイアログボックス87では、「カラ
ーマッチング」の欄に、ホストコンピュータ2のプロフ
ァイルの方が、プリンター3のカラーレンダリング辞書
よりも印刷データの色変換精度が高い旨が表示されてい
る。この色変換精度の比較は、ホストコンピュータ2の
プロフィル選択部23によって行われる。すなわち、プ
ロフィル選択部23は、先にプリンター3から通知され
たカラーレンダリング辞書のファイルサイズ(データ
量)と先に求めたプロファイルのファイルサイズ(デー
タ量)を比較し、ファイルサイズの大きい方を印刷デー
タの色変換の精度が高いものとみなす。ここで、印刷デ
ータの色変換精度は、プロファイルやカラーレンダリン
グ辞書の色変換テーブルの大きさにほぼ比例する。この
ため、プロファイルのファイルサイズとカラーレンダリ
ング辞書のファイルサイズのうちの大きい方を色変換精
度が高いとみなすことができる。
【0092】また、このダイアログボックス87では、
「メッセージ」の欄に、新たなカラーレンダリング辞書
をCRD格納部39に格納することによって、CRD格
納部39がオーバーフローする場合には、2つの対処方
法があって、いずれの方法を選択するかを促す旨が表示
されている。すなわち、CRD格納部39内の最も使用
頻度の低いカラーレンダリング辞書を削除して、空き記
憶容量を増大させる方法と、CRD格納部39の空き記
憶容量に新たなカラーレンダリング辞書が記憶される様
に、新たなカラーレンダリング辞書の色変換精度を低下
させて、そのファイルサイズを小さくする方法があっ
て、いずれの方法を選択するかを促す旨が表示されてお
り、前者が選択されている。
【0093】この状態で、キーボード5やマウス6等に
よりダイアログボックス87の「OK」のボタンが操作
されると、ホストコンピュータ2のプロファイルによる
印刷データの色変換が選択され(ステップS205,N
o)、検知された用紙の種類に対応するプロファイルが
有るので(ステップS209,Yes)、ホストコンピ
ュータ2のプロファイル選択部23は、検知された用紙
に対応するプロファイルをプロファイル格納部26から
検索して選択し、このプロファイルをプロファイル変換
部25に与える。プロファイル変換部25は、このプロ
ファイルを変換してなるカラーレンダリング辞書のファ
イルサイズを求め、このファイルサイズがプリンター3
から通知されたCRD格納部39の空き記憶容量よりも
小さいときにだけ、CRD格納部39内の最も使用頻度
の低いカラーレンダリング辞書の削除をプリンター3に
指示する。そして、プロファイル変換部25は、このプ
ロファイルをカラーレンダリング辞書に変換し(ステッ
プS214)、このカラーレンダリング辞書をプリンタ
ー3に送信する(ステップS215)。
【0094】プリンター3においては、ホストコンピュ
ータ2から最も使用頻度の低いカラーレンダリング辞書
の削除を指示されたときにだけ、CRD選択部38は、
CRD格納部39から該カラーレンダリング辞書を削除
する。そして、ホストコンピュータ2からのカラーレン
ダリング辞書は、CRD格納部39に格納され、CRD
選択部38によって選択される(ステップS216)。
【0095】また、ダイアログボックス87の「メッセ
ージ」の欄で、新たなカラーレンダリング辞書の色変換
精度を低下させて、そのファイルサイズを小さくする方
法が選択された場合は、プロファイル選択部23によっ
てプロファイルが選択され、プロファイル変換部25に
よってプロファイルがCRD格納部39の空き記憶容量
以下のデータ量のカラーレンダリング辞書に変換され
(ステップS214)、このカラーレンダリング辞書が
プリンター3に送信される(ステップS215)。
【0096】尚、カラーレンダリング辞書の色変換精度
を低下させて、そのファイルサイズを小さくする方法と
しては、例えば絶対色空間座標とCMYK色空間座標を
対応させる色変換テーブルにおいて、サンプリング点を
一定の間隔で間引くという方法がある。
【0097】また、ステップS201〜S204におい
て、検知された用紙の種類に対応するカラーレンダリン
グ辞書がプリンター3に有り、この用紙の種類に対応す
るプロファイルがホストコンピュータ2に有り、プリン
ター3のカラーレンダリング辞書により印刷データの色
変換を行う旨が選択された場合は、図17に示す様なダ
イアログボックス88がディスプレイ4の表示画面に表
示される。
【0098】このダイアログボックス88では、「カラ
ーマッチング」の欄に、ホストコンピュータ2のプロフ
ァイルの方が、プリンター3のカラーレンダリング辞書
よりも印刷データの色変換精度が高い旨が表示されてい
る。また、「メッセージ」の欄に、プリンター3のカラ
ーレンダリング辞書を用いると、印刷データの色変換精
度が低くなる旨が表示されている。
【0099】この状態で、キーボード5やマウス6等に
よりダイアログボックス86の「OK」のボタンが操作
されると、プリンター3のカラーレンダリング辞書によ
る印刷データの色変換が選択され(ステップS205,
Yes)、検知された用紙の種類に対応するカラーレン
ダリング辞書が有るので(ステップS206,Ye
s)、ホストコンピュータ2は、このカラーレンダリン
グ辞書を選択する旨をプリンター3に指示する。
【0100】プリンター3のCRD選択部38は、検知
された用紙の種類に対応するカラーレンダリング辞書を
CRD格納部39から検索して、このカラーレンダリン
グ辞書を選択する(ステップS207)。
【0101】以上の手順で、プリンター3においては、
検知された用紙に対応する最も適確なカラーレンダリン
グ辞書が選択される。
【0102】次に、図7に示すフローチャートを参照し
て、図5のステップS102において「ホストコンピュ
ータで、カラーマッチングする」が選択されたときの処
理を述べる。
【0103】まず、ホストコンピュータ2において、印
刷装置指定部22は、ダイアログボックス81上で指定
されたプリンター3及び第1給紙部35を用紙種類確認
部24に通知する。用紙種類確認部24は、ネットワー
ク1を通じて、第1給紙部35により給紙される用紙の
種類を問い合わせるコマンドをプリンター3に送信する
(ステップS301)。
【0104】これに応答してプリンター3の用紙種類検
知部32は、第1給紙部35にセットされている用紙の
種類を検知し、この用紙の種類を用紙種類応答部31に
通知する。用紙種類応答部31は、検知された用紙の種
類、及び検知された用紙の種類に対応するプロファイル
を保持するサーバ7のアドレスをネットワーク1を通じ
てホストコンピュータ2に通知する。
【0105】ホストコンピュータ2の用紙種類確認部2
4は、プリンター3からの応答を待機しており(ステッ
プS302)、検知された用紙の種類、及び検知された
用紙の種類に対応するプロファイルを保持するサーバ7
のアドレスを受信すると(ステップS302,Ye
s)、検知された用紙の種類をプロファイル選択部23
に通知する。プロファイル選択部23は、検知された用
紙の種類に対応するプロファイルがプロファイル格納部
26に有るか否かを判定し、無ければ、ネットワーク1
及びゲートウェイ8を通じてサーバ7をアクセスし、こ
のプロファイルがサーバ7に有るか否かを調べる(ステ
ップS303)。
【0106】この後、用紙種類確認部24は、プリンタ
ー3から受信した用紙の種類、プロファイルの有無等を
ディスプレイ4の表示画面に表示する(ステップS30
4)。
【0107】例えば、ディスプレイ4の表示画面には、
図18に示すダイアログボックス91が表示される。こ
のダイアログボックス91では、「用紙の種類」の欄
に、トレイ1及び普通紙−Bが選択された旨が表示さ
れ、「プロファイル」の欄に、検知された用紙の種類に
対応するプロファイルがホストコンピュータ2のプロフ
ァイル格納部26に有る旨が表示され,「メッセージ」
の欄に、「普通紙−B」及び「プロファイルを使用しま
す。」が表示されている。
【0108】この状態で、キーボード5やマウス6等に
よりダイアログボックス91の「OK」のボタンが操作
されると、検知された用紙の種類に対応するプロファイ
ルがホストコンピュータ2に有るので(ステップS30
5,Yes)、ホストコンピュータ2のプロファイル選
択部23は、検知された用紙の種類に対応するプロファ
イルをプロファイル格納部26から検索して選択する
(ステップS306)。
【0109】また、検知された用紙の種類に対応するプ
ロファイルがホストコンピュータ2に無く、このプロフ
ァイルがサーバ7に有る場合は、ディスプレイ4の表示
画面上に、図19に示す様なダイアログボックス92が
表示される。このダイアログボックス92では、「プロ
ファイル」の欄に、検知された用紙の種類に対応するプ
ロファイルがホストコンピュータ2に無く、サーバ7に
有る旨が表示され、「ダウンロード」のボタンが追加さ
れている。
【0110】この状態で、キーボード5やマウス6等に
よりダイアログボックス86の「OK」のボタンが操作
されると、検知された用紙の種類に対応するプロファイ
ルが無く(ステップS305,No)、サーバ7に有る
ものの(ステップS307,Yes)、「ダウンロー
ド」のボタンが操作されなかったので(ステップ30
8,No)、ホストコンピュータ2のプロファイル選択
部23は、標準用紙に対応するプロファイルをプロファ
イル格納部26から検索して選択する(ステップS31
0)。
【0111】また、「OK」のボタンの代わりに、図2
0に示す様に「ダウンロード」のボタンが操作されると
(ステップS308,Yes)、ホストコンピュータ2
のプロファイル選択部23は、検知された用紙の種類に
対応するプロファイルをサーバ7からプロファイル格納
部26へとダウンロードし、このプロファイルを選択す
る(ステップS309)。
【0112】以上の手順で、ホストコンピュータ2にお
いては、検知された用紙に対応する最も適確なプロファ
イルが選択される。
【0113】次に、図8に示すフローチャートを参照し
て、図4のステップS9の処理、つまり印刷の処理を詳
しく述べる。
【0114】まず、ホストコンピュータ2は、画像デー
タをプリンター3のインタープリタ34が解釈可能な印
刷データに変換する(ステップS401)。一般的なア
プリケーションプログラムにおいては、元の画像データ
が3色(赤緑青;Red,Green,Blue)のデ
ータからなるので、ここでの印刷データも同じ3色のデ
ータからなる。
【0115】図4のステップS5(詳しくは図5のステ
ップS102)において、ダイアログボックス81上で
「ホストコンピュータで、カラーマッチングする」が選
択されていれば(ステップS402,Yes)、図7の
各ステップS306、S309及びS310のいずれか
において選択されたプロファイルがカラーマッチングシ
ステム21に与えられる。カラーマッチングシステム2
1は、このプロファイルを用いて、ステップS401に
おいて変換された絶対色座標で表される印刷データを用
紙及びプリンター3で再現される色空間範囲の4色の印
刷データに変換(圧縮)し、この4色の印刷データをネ
ットワーク1を通じてプリンター3に伝送する(ステッ
プS404)。
【0116】プリンター3のインタープリタ34は、こ
の4色の印刷データを入力し、この4色の印刷データを
ビットマップ上に4色のラスタイメージとして展開する
(ステップS405)。このビットマップ上の4色のラ
スタイメージは、これらの色のインク又はトナーを用い
て、印字部40により用紙に印刷される(ステップS4
09)。
【0117】また、ダイアログボックス81上で「プリ
ンターで、カラーマッチングする」が選択されていれば
(ステップS402,No)、ホストコンピュータ2
は、ステップS401において変換された絶対色座標で
表される印刷データをそのままネットワーク1を通じて
プリンター3に伝送する(ステップS406)。
【0118】プリンター3のCRDカラーマッチングシ
ステム33は、この絶対色座標で表される印刷データを
4色の印刷データに変換(圧縮)し、この4色の印刷デ
ータをインタープリタ34に与える(ステップS40
7)。インタープリタ34は、この4色の印刷データを
ビットマップ上に4色のラスタイメージとして展開し
(ステップS408)、この4色のラスタイメージが印
字部40により用紙に印刷される(ステップS40
9)。
【0119】この様に本実施形態の画像処理装置におい
ては、画像データの編集や印刷が行われる以前に、プリ
ンター3及び給紙トレイを指定し、プリンター3におい
て用紙の種類を検知させ、プリンター3及び用紙に最適
なカラーレンダリング辞書又はプロファイルを選択し、
最適なカラーレンダリング辞書、又は最適なプロファイ
ルから変換されたカラーレンダリング辞書を用いて、印
刷データの色変換を行っている。
【0120】また、印刷データの色変換をプリンター3
のカラーレンダリング辞書を用いて行う場合は、検知さ
れた用紙に最適なカラーレンダリング辞書がプリンター
3に保持されていなくても、この用紙に最適なプロファ
イルがホストコンピュータ2に有れば、このプロファイ
ルをカラーレンダリング辞書に変換し、このカラーレン
ダリング辞書をプリンター3に与えて利用している。
【0121】また、最適なプロファイルがホストコンピ
ュータ2に無くても、このプロファイルをサーバ7から
取り寄せることができ、このプロファイルをカラーレン
ダリング辞書に変換し、このカラーレンダリング辞書を
プリンター3に与えることができる。サーバ7のアドレ
スは、プリンター3の用紙種類応答部31だけでなく、
プリンター3もしくはホストコンピュータ2のいずれの
部位に記憶しても構わない。
【0122】あるいは、最適なカラーレンダリング辞書
もしくはプロファイルを手に入れることができなくて
も、最適なカラーレンダリング辞書もしくはプロファイ
ルに近似するカラーレンダリング辞書もしくはプロファ
イルを用いるので、プリンター3及び用紙にほぼ適確な
印刷データの色変換を行うことができる。
【0123】また、画像データの編集や印刷が行われる
以前に、最適なカラーレンダリング辞書をプリンター3
に格納するので、画像の印刷に際して、最適なカラーレ
ンダリング辞書を作成したり選択する必要がなく、画像
の印刷を速やかに行うことができる。
【0124】更に、ホストコンピュータ2として、一般
的なものを適用することができ、この様なコンピュータ
は大記憶容量の記憶装置を通常備えている。このため、
多数のプロファイルをホストコンピュータ2に格納した
としても、これが負担になることはない。また、多数の
カラーレンダリング辞書をプリンター3に格納せずと
も、最適なカラーレンダリング辞書を速やかに得ること
ができる。また、プリンター3の記憶装置の容量を節減
して、コストの低減を図ることができる。
【0125】また、CRD格納部39は、書き換えや更
新を行い得るフラッシュメモリ等の記憶素子から構成さ
れているので、新規のカラーレンダリング辞書を追加し
たり、既存のカラーレンダリング辞書を新たなカラーレ
ンダリング辞書に更新することができる。
【0126】更に、ホストコンピュータ2は、プロファ
イルをカラーレンダリング辞書に変換するに際し、プリ
ンター3のCRD格納部39の空きの記憶容量以下に、
カラーレンダリング辞書のデータ量を抑えている。これ
により、CRD格納部39の記憶容量を有効に利用する
ことができる尚、本発明は、上記実施形態に限定される
ものでなく、多様に変形することができる。例えば、ホ
ストコンピュータにプロファイルを格納し、プリンター
にカラーレンダリング辞書を格納しているが、ホストコ
ンピュータ及びプリンターに他の種類のそれぞれの色変
換テーブルを格納しても構わない。
【0127】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、複数
種類の用紙に対応するそれぞれの基準色変換テーブルを
ホストコンピュータ側に記憶しており、必要な基準色変
換テーブルを適用色変換テーブルに変換して画像出力端
末に与えている。従って、画像出力端末は、必要な適用
色変換テーブルを何時でもホストコンピュータから受け
取ることができる。このため、多数の適用色変換テーブ
ルを画像出力端末に格納しておく必要がなく、画像出力
端末に大容量の記憶装置を設ける必要がない。これに対
して、一般的なホストコンピュータは、大容量の記憶装
置を元々備えているので、多数の基準色変換テーブルを
記憶しても、これが負担になることはない。また、画像
データの変換は、画像出力端末側で行われている。ホス
トコンピュータは、用紙の種類に対応する基準色変換テ
ーブルを適用色変換テーブルに変換するだけであって、
画像データの変換を行わないので、この処理のために他
の処理を停滞させることはない。
【0128】また、本発明によれば、画像出力端末によ
って画像データの処理及び画像の記録が行われる以前
に、適用色変換テーブルを画像出力端末に予めダウンロ
ードしているので、画像データの処理及び画像の記録の
開始と同時に、画像データの変換及び画像の記録を速や
かに行うことができる。
【0129】更に、本発明によれば、画像出力端末の適
用色変換テーブル格納手段は、繰り返し書き換えが可能
な記憶装置であるため、適用色変換テーブル格納手段内
の適用色変換テーブルを何度でも書き換えて更新するこ
とができる。
【0130】また、本発明によれば、用紙の種類に対応
する基準色変換テーブルがなくても、この基準色変換テ
ーブルに近似する他の基準色変換テーブルが適用色変換
テーブルに変換されて画像出力端末に与えられるので、
画像をほぼ正確な色合いで用紙に記録することができ
る。
【0131】更に、本発明によれば、用紙の種類に対応
する基準色変換テーブルがなくても、この基準色変換テ
ーブルをサーバからホストコンピュータへと取り寄せる
ことができ、更には、この基準色変換テーブルを適用色
変換テーブルに変換して画像出力端末に与えることがで
きる。
【0132】また、本発明によれば、用紙の種類に対応
する適用色変換テーブルが画像出力端末に存在し、かつ
該用紙の種類に対応する基準色変換テーブルがホストコ
ンピュータに有る場合は、画像出力端末の適用色変換テ
ーブルとホストコンピュータの基準色変換テーブルのう
ちから、変換精度の高い方を画像データの変換のために
用いているので、画像品質を高く維持することができ
る。
【0133】更に、本発明によれば、適用色変換テーブ
ル格納手段の空き記憶容量に合わせて、適用色変換テー
ブルの変換精度を低下させている(適用色変換テーブル
のデータ量を小さくしている)。これにより、適用色変
換テーブルを適用色変換テーブル格納手段に確実に格納
することができる。
【0134】また、本発明によれば、適用色変換テーブ
ル格納手段内の最も使用頻度の低い他の適用色変換テー
ブルを消去して、適用色変換テーブル格納手段の空き記
憶容量を増大させ、これによって新たな適用色変換テー
ブルを適用色変換テーブル格納手段に確実に格納してい
る。また、最も使用頻度の低い他の適用色変換テーブル
を消去すれば、適用色変換テーブル格納手段の記憶容量
を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の一実施形態を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の画像処理装置におけるホストコンピュー
タのプロファイル格納部内の各プロファイルを概念的に
示す図である。
【図3】図1の画像処理装置におけるプリンターのCR
D格納部内の各カラーレンダリング辞書を概念的に示す
図である。
【図4】図1の画像処理装置による処理の概略を示すフ
ローチャートである。
【図5】図1の画像処理装置によるプリンター及び給紙
トレイを指定するための処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】図1の画像処理装置によるプリンター側でカラ
ーマッチングを行うときの処理を示すフローチャートで
ある。
【図7】図1の画像処理装置によるホストコンピュータ
側でカラーマッチングを行うときの処理を示すフローチ
ャートである。
【図8】図1の画像処理装置による印刷の処理を示すフ
ローチャートである。
【図9】図1の画像処理装置におけるホストコンピュー
タの表示画面上のプリンター及び給紙トレイを指定する
ためのダイアログボックス81を示す図である。
【図10】図1の画像処理装置におけるホストコンピュ
ータの表示画面上の用紙の種類等を指定するためのダイ
アログボックス82を示す図である。
【図11】図1の画像処理装置におけるホストコンピュ
ータの表示画面上の用紙の種類等を指定するためのダイ
アログボックス83を示す図である。
【図12】図1の画像処理装置におけるホストコンピュ
ータの表示画面上の用紙の種類等を指定するためのダイ
アログボックス84を示す図である。
【図13】図1の画像処理装置におけるホストコンピュ
ータの表示画面上の用紙の種類等を指定するためのダイ
アログボックス85を示す図である。
【図14】図1の画像処理装置におけるホストコンピュ
ータの表示画面上の用紙の種類等を指定するためのダイ
アログボックス86を示す図である。
【図15】図14のダイアログボックス86の操作され
た状態を示す図である。
【図16】図1の画像処理装置におけるホストコンピュ
ータの表示画面上の用紙の種類等を指定するためのダイ
アログボックス87を示す図である。
【図17】図1の画像処理装置におけるホストコンピュ
ータの表示画面上の用紙の種類等を指定するためのダイ
アログボックス88を示す図である。
【図18】図1の画像処理装置におけるホストコンピュ
ータの表示画面上の用紙の種類等を指定するためのダイ
アログボックス91を示す図である。
【図19】図1の画像処理装置におけるホストコンピュ
ータの表示画面上の用紙の種類等を指定するためのダイ
アログボックス92を示す図である。
【図20】図19のダイアログボックス92の操作され
た状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 ホストコンピュータ 3 プリンター 4 ディスプレイ 5 キーボード 6 マウス 7 サーバ 8 ゲートウェイ 9 通信回線 21 カラーマッチングシステム 22 印刷装置指定部 23 プロファイル選択部 24 用紙種類確認部 25 プロファイル変換部 26 プロファイル格納部 31 用紙種類応答部 32 用紙種類検知部 33 CRDカラーマッチングシステム 34 インタープリタ 35 第1給紙部 36 第2給紙部 37 第3給紙部 38 CRD選択部 39 CRD格納部 40 印字部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 H04N 1/46 Z 5C079 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP02 AR01 AS02 HK07 HP08 HQ17 2C087 AA15 AB05 BA03 BA07 BC04 BC07 BD36 BD46 5B021 AA01 BB01 BB04 BB10 CC05 KK02 LG07 5B057 AA11 CA01 CB01 CE16 5C077 LL17 LL18 LL19 MP08 NP07 PP31 PP32 PP33 PP66 PP74 PQ08 PQ22 PQ23 SS05 SS06 5C079 HA01 KA18 LA31 LB02 MA01 MA05 NA03 NA11 NA29

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータは、 複数種類の用紙に対応する複数の基準色変換テーブルを
    格納する基準色変換テーブル格納手段と、 画像出力端末から受信した用紙の種類に対応する基準色
    変換テーブルを基準色変換テーブル格納手段から検索す
    る基準色変換テーブル選択手段と、 基準色変換テーブル選択手段によって検索された基準色
    変換テーブルを適用色変換テーブルに変換する変換手段
    と、 適用色変換テーブルを画像出力端末に送信する送信手段
    とを備え、 画像出力端末は、 用紙の種類を検出する用紙検出手段と、 用紙検出手段によって検出された用紙の種類をホストコ
    ンピュータに送信する送信手段と、 ホストコンピュータから受信した適用色変換テーブルを
    格納する適用色変換テーブル格納手段と、 適用色変換テーブル格納手段内の適用色変換テーブルを
    用いて、画像データが用紙に適合する様に、画像データ
    を変換するカラーマッチング手段と、 変換された画像データによって示される画像を用紙に記
    録する記録手段とを備えることを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 画像出力端末によって画像データの処理
    及び画像の記録が行われる以前に、ホストコンピュータ
    から画像出力端末へと適用色変換テーブルを送信して、
    適用色変換テーブルを画像出力端末の適用色変換テーブ
    ル格納手段に格納することを特徴とする請求項1に記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 画像出力端末の適用色変換テーブル格納
    手段は、繰り返し書き換えが可能な記憶装置であること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 ホストコンピュータの基準色変換テーブ
    ル選択手段は、画像出力端末から受信した用紙の種類に
    対応する基準色変換テーブルを検索できなかったとき
    に、この基準色変換テーブルに近似する他の基準色変換
    テーブルを基準色変換テーブル格納手段から検索するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 画像出力端末は、用紙の種類に対応する
    基準色変換テーブルを保有するサーバのアドレスをホス
    トコンピュータに通知し、 ホストコンピュータは、画像出力端末から受信した用紙
    の種類に対応する基準色変換テーブルを検索できなかっ
    たときに、画像出力端末から通知されたアドレスに基づ
    いてサーバをアクセスし、サーバから基準色変換テーブ
    ル格納手段へと該基準色変換テーブルをダウンロードす
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 用紙の種類に対応する適用色変換テーブ
    ルが画像出力端末の適用色変換テーブル格納手段に格納
    され、かつ該用紙の種類に対応する基準色変換テーブル
    がホストコンピュータの基準色変換テーブル格納手段に
    格納されている場合は、適用色変換テーブル格納手段内
    の適用色変換テーブルと基準色変換テーブル格納手段内
    の基準色変換テーブルとを比較し、変換精度の高い方を
    画像データの変換のために用いることを特徴とする請求
    項1に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 基準色変換テーブルを適用色変換テーブ
    ルに変換する以前に、適用色変換テーブルのデータ量を
    予測し、予測したデータ量が画像出力端末の適用色変換
    テーブル格納手段の空き記憶容量よりも大きい場合は、
    適用色変換テーブルのデータ量が適用色変換テーブル格
    納手段の空き記憶容量以下となるまで、適用色変換テー
    ブルの変換精度を低下させることを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 基準色変換テーブルを適用色変換テーブ
    ルに変換する以前に、適用色変換テーブルのデータ量を
    予測し、予測したデータ量が画像出力端末の適用色変換
    テーブル格納手段の空き記憶容量よりも大きい場合は、
    適用色変換テーブル格納手段内の最も使用頻度の低い他
    の適用色変換テーブルを消去して、適用色変換テーブル
    格納手段の空き記憶容量を増大させることを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 複数種類の用紙に対応する複数の基準色
    変換テーブルを格納する基準色変換テーブル格納手段
    と、 画像出力端末から受信した用紙の種類に対応する基準色
    変換テーブルを基準色変換テーブル格納手段から検索す
    る基準色変換テーブル選択手段と、 基準色変換テーブル選択手段によって検索された基準色
    変換テーブルを適用色変換テーブルに変換する変換手段
    と、 変換手段によって変換された適用色変換テーブルを画像
    出力端末に送信する送信手段とを備えることを特徴とす
    るホストコンピュータ。
  10. 【請求項10】 用紙の種類を検出する用紙検出手段
    と、 用紙検出手段によって検出された用紙の種類をホストコ
    ンピュータに送信する送信手段と、 ホストコンピュータから受信した適用色変換テーブルを
    格納する適用色変換テーブル格納手段と、 適用色変換テーブル格納手段内の適用色変換テーブルを
    用いて、画像データが用紙に適合する様に、画像データ
    を変換するカラーマッチング手段と、 変換された画像データによって示される画像を用紙に記
    録する記録手段とを備えることを特徴とする画像出力端
    末。
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