JP2002084397A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2002084397A
JP2002084397A JP2000274320A JP2000274320A JP2002084397A JP 2002084397 A JP2002084397 A JP 2002084397A JP 2000274320 A JP2000274320 A JP 2000274320A JP 2000274320 A JP2000274320 A JP 2000274320A JP 2002084397 A JP2002084397 A JP 2002084397A
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Yuichi Ichikawa
裕一 市川
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの一次元CCDイメージセンサを別々の
位置に設けるとともに、これらセンサに対して原稿から
の反射光をハーフミラーで分割して入射する構成を採っ
た場合、精密な位置合わせが難しく、また分割された反
射光の光量が分割数に反比例して減少し、十分なS/N
での信号電荷の読み出しが困難になる。 【解決手段】 副走査方向に間隔Dライン分隔てて平行
に配置されたN列(N≧2)の受光画素列を有する一次
元イメージセンサにおいて、副走査方向の移動速度が通
常速度のM倍の速度に設定するとき、N以下の整数をn
とすると、N列の受光画素列の各々の間隔Dを、D=M
・a/n(aはn=Nのとき整数、n<Nのとき非整
数)の条件を満足するように設定する。一例として、2
列の受光画素列11,12を有する一次元イメージセン
サ10において、2倍速を実現するとき、間隔Dを5ラ
インに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置に関
し、特に複数の受光画素列を有する一次元イメージセン
サを用いて高速に画像を読み取る画像読取装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像読み取りを高速に行うた
めの画像読取装置においては、その画像読み取り用素子
として、1列の受光画素列と、この受光画素列の各画素
から読み出された信号電荷を並列に転送する複数の信号
電荷転送部および信号電荷を電気信号に変換して出力す
る信号出力部を備えた一次元CCDイメージセンサが広
く用いられている。
【0003】この一次元CCDイメージセンサは、受光
画素列の両側に信号電荷転送部を備えており、偶数画素
の信号電荷と奇数画素の信号電荷とを別々の信号電荷転
送部にそれぞれ移送し、2チャンネルの信号電荷転送部
を経由して2つの信号出力部から並列に出力すること
で、ある程度の高速読み出しを実現している。例えばA
3サイズ原稿の幅を400dpi(dot par inch)の密
度で読み取るように設定された画像読取装置では、有効
な受光画素数が例えば5000画素の2チャンネルの並
列出力型一次元CCDイメージセンサを用いている。
【0004】ところで、信号出力部を構成する出力アン
プ部の周波数特性には限界があり、これに伴って信号電
荷転送部を駆動する転送クロックのクロック周波数も制
限される。ここで、現状の出力アンプ部の周波数特性の
上限である約20MHzのクロック周波数で信号電荷を
読み出すとすると、2チャンネルを合計したときのデー
タレートが約40MHz程度の読み取り速度となる。そ
して、この場合の副走査方向の走査速度は、理論上、4
0MHz÷5000(画素)÷15.7(画素/mm)
=508(mm/sec)となり、信号電荷のシフト期
間、非有効画素分の転送期間等を考慮すると、約450
mm/secという走査速度となる。
【0005】また、近年、読み取り画像の品質向上のニ
ーズの高まりから、要求される画像読み取り密度は60
0dpi以上のものが増加している。これに用いる一次
元CCDイメージセンサの有効受光画素数は、A3サイ
ズ原稿を読み取る場合、例えば7500画素が必要であ
る。画像読み取り密度は主走査方向、副走査方向ともに
高める必要があり、受光画素数の増大とともに、副走査
方向の読み取り密度も高くする必要がある。したがっ
て、2チャンネルの並列出力でも読み出し速度が不足す
るようになってきているのが現状である。
【0006】そこでさらに、一次元CCDイメージセン
サの各々の信号電荷転送部を前半部分、後半部分に分割
し、この分割した各々の信号電荷転送部にそれぞれ出力
部を設け、信号電荷の転送方向を左右に振り分けて4チ
ャンネルの並列出力とすることでさらなる高速読み出し
を実現している。この場合、現状の出力アンプ部の周波
数特性の上限である約20MHzで信号電荷を読み出す
とすると、4系統を合計したデータレートで約80MH
zまで読み出し速度を向上することができる。
【0007】したがって、このデータレートでA3サイ
ズ(JIS規格)幅の原稿を600dpiの読み取り画
素密度で読み出すのに必要な7500画素分の信号電荷
を読み出すとすると、走査速度は理論上、80MHz÷
7500(画素)÷23.6(画素/mm)=452
(mm/sec)となり、信号電荷のシフト期間、非有
効画素分の転送期間等も考慮しても、約420mm/s
ecという走査速度が可能となる。
【0008】このように、受光画素列の両側に配された
信号電荷転送部を前半部分、後半部分に分割するととも
にそれぞれに出力部を設け、信号電荷の転送方向を左右
に振り分けて4チャンネル並列出力する構成の一次元C
CDイメージセンサでは、例えば、A4サイズ(JIS
規格)の原稿を横にして読み取った場合、次に読み取る
原稿との間隔をある程度あけなければならないといった
走査機構上の制約などがあるものの、1分間におよそ9
0枚の原稿読み取りが可能となる。
【0009】ところが、近年、デジタル複写機の複写速
度がますます向上してきており、分速100枚以上(A
4サイズ)のプリントが可能なものが実用化されてい
る。しかしながら、上述した理由により、現状の読み取
り部の速度はプリント速度よりも遅く、したがってより
高速の画像読取装置の開発が望まれている。
【0010】また近年、デジタル複写機以外の画像読取
装置、例えば光学式文字認識(OCR;optical charac
ter recognition)を目的とした帳票読取装置等において
も、より高解像度かつ高速な読み取りが要求されてきて
いる。
【0011】これらの問題を解決するために、図7に示
すように、原稿ガラス台101上に載置された原稿か
ら、ハロゲン光源102による照射光に基づいて反射さ
せる反射光を、ミラー系103およびレンズ104を経
た後ハーフミラー105を介して2つの一次元CCDイ
メージセンサ106,107のそれぞれに結像させるこ
とで、原稿情報の複数ライン分を2つの一次元CCDイ
メージセンサで同時に読み取り、その後の信号処理で合
成することによって高速読み取りを可能とした画像読取
装置が提案されている(例えば、特開平9−46477
号公報参照)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、2つの一次元CCDイメージセンサ1
06,107を別々の位置に設置することになるので、
その精密な位置合わせが困難であるという問題があっ
た。また、ハーフミラー105を用いて反射光を分割す
るために、分割された反射光の光量が分割数に反比例し
て減少し、十分なS/Nでの信号電荷の読み出しが困難
になるという問題があった。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、精密な位置合わせを
必要とせず、一次元CCDイメージセンサによる二次元
的な原稿読み取りが、高解像度でかつ高速に行うことが
可能な画像読取装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために為されたものである。すなわち、本発明で
は、一次元イメージセンサで原稿を主走査方向に走査し
つつ、一次元イメージセンサと原稿とを相対的に副走査
方向に移動させて、一次元イメージセンサにより二次元
の原稿画像情報を得る画像読取装置において、一次元イ
メージセンサは副走査方向に間隔Dライン分隔てて平行
に配置されたN列(N≧2)の受光画素列を有し、副走
査方向の移動速度が、副走査方向の解像度が主走査方向
の解像度と同じになる通常速度のM倍の速度に設定され
るとき、N以下の整数をnとすると、N列の受光画素列
の各々の間隔Dが、 D=M・a/n (aはn=Nのとき整数、n<Nの
とき非整数) を満足するように設定された構成となっている。
【0015】上記構成の画像読取装置において、副走査
方向に平行に配置されたN列の受光画素列の各々が、上
記式の条件を満足する間隔Dラインを隔てて配置される
ことで、これらN列の受光画素列はNライン分の情報を
同時に、しかもそれぞれ異なるラインの情報を読み取
る。したがって、1列の受光画素列で読み取らせる場合
に比べ、解像度を低下させることなく副走査方向の読み
取り速度をM倍に速めることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0017】<第1実施形態>図1は、本発明の第1実
施形態に係る一次元CCDイメージセンサの構造を示す
概略平面図である。この第1実施形態に係る一次元CC
Dイメージセンサ10は、それぞれA3原稿の短手方向
の全幅を600dpiの解像度で読み取るために必要な
7500画素の有効な受光素子を含む受光画素列(A
列)11、受光画素列(B列)12が副走査方向に5ラ
イン分隔てて平行に設けられた2ラインイメージセンサ
である。
【0018】受光画素列11の両側には、受光画素列1
1の各画素で光電変換され、ここに蓄積された信号電荷
を、図中縦方向に移送するための信号電荷シフトゲート
13,14がそれぞれ設けられている。受光画素列12
についても同様に、その両側に信号電荷シフトゲート1
5,16がそれぞれ設けられている。
【0019】また、この信号電荷シフトゲート13,1
4を挟んで各受光画素列11の両側には、信号電荷シフ
トゲート13,14を介して読み出された信号電荷を転
送するCCDからなる信号電荷転送部17,18が設け
られている。同様に、信号電荷シフトゲート15,16
を挟んで各受光画素列12の両側には、CCDからなる
信号電荷転送部19,20が設けられている。
【0020】これら信号電荷転送部17,18,19,
20は、受光画素列11,12から読み出された信号電
荷を、受光画素列11,12のほぼ中央から図中左右方
向へ分割して転送する各々2つの信号電荷転送部17
a,17b,18a,18b,19a,19b,20
a,20bからなっている。
【0021】これら信号電荷転送部17a,17b,1
8a,18b,19a,19b,20a,20bの電荷
転送方向の最終段には、転送されてきた信号電荷を順次
検出して電圧信号に変換する信号電荷検出部およびソー
スホロワやインバータ等のアナログ回路から成る出力回
路21a,21b,22a,22b,23a,23b,
24a,24bが接続されている。
【0022】上述した2ライン分の受光画素列11,1
2、信号電荷シフトゲート13,14,15,16、信
号電荷転送部17,18,19,20(17a,17
b,18a,18b,19a,19b,20a,20
b)および出力回路21a,21b,22a,22b,
23a,23b,24a,24bは、同一の半導体基板
上に作製される。
【0023】次に、上記構成の第1実施形態に係る2ラ
イン(2列)の一次元CCDイメージセンサにおける信
号電荷の転送動作について説明する。
【0024】受光画素列11,12において、各画素ご
とに光電変換されて発生し、蓄積された信号電荷は各
々、信号電荷シフトゲート13,14,15,16を介
して、奇数番目の画素の信号電荷(以下、奇数画素電荷
と略称する)と偶数番目の画素の信号電荷(以下、偶数
画素電荷と略称する)に振り分けられて信号電荷転送部
17a,17b,18a,18b,19a,19b,2
0a,20bに移送される。
【0025】信号電荷転送部17a,17b,18a,
18b,19a,19b,20a,20bは各々例えば
2相駆動のCCDからなり、例えば20MHzの2相の
転送クロックで転送駆動されることで、受光画素列1
1,12から移送された信号電荷を順次転送する。
【0026】このとき、信号電荷転送部17a,18
a,19a,20aによって図中の左方向に転送されて
きた信号電荷は、出力回路21a,22a,23a,2
4aへ送られる。また、信号電荷転送部17b,18
b,19b,20bによって図中の右方向に転送されて
きた信号電荷は、出力回路21b,22b,23b,2
4bへ送られる。
【0027】このようにして、受光画素列11,12に
対応する信号電荷は各々、信号電荷検出部やソースホロ
ワ、インバータ等のアナログ回路から成る出力回路21
a,21b,22a,22b,23a,23b,24
a,24bへ導かれ、OS1a(A列−Odd前半)、
OS1b(A列−Odd後半)、OS2a(A列−Ev
en前半)、OS2b(A列−Even後半)、OS3
a(B列−Odd前半)、OS3b(B列−Odd後
半)、OS4a(B列−Even前半)、OS4b(B
列−Even後半)の合計8チャンネルの電圧信号とし
て並列に外部に出力されることになる。
【0028】この8チャンネルの電圧信号は、外部の信
号処理回路に供給され、この信号処理回路において受光
画素列11,12の各画素配列に対応したA列、B列の
電圧信号に変換される。図2に、信号処理回路の構成の
一例を示す。
【0029】図2において、A列−Odd前半の電圧信
号OS1a、A列−Even前半の電圧信号OS2a、
B列−Odd前半の電圧信号OS3aおよびB列−Ev
en前半の電圧信号OS4aは、ADコンバータ(AD
C)31a,32a,33a,34aでデジタルデータ
に変換された後、合成回路35a,35b,35c,3
5dの各一方の入力となる。
【0030】一方、A列−Odd後半の電圧信号OS1
b、A列−Even後半の電圧信号OS2b、B列−O
dd後半の電圧信号OS3bおよびB列−Even後半
の電圧信号OS4bは、ADコンバータ31b,32
b,33b,34bでデジタルデータに変換された後、
メモリ36a,36b,36c,36dに一時的に格納
される。そして、ここで受光画素列11,12の各後半
の画素配列に対応した並びになるように反転された後、
合成回路35a,35b,35c,35dの各他方の入
力となる。
【0031】合成回路35a,35b,35c,35d
は、各一方の入力となる前半の電圧信号OS1a,OS
2a,OS3a,OS4aに対して、その後ろに各他方
の入力となる後半の電圧信号OS1b,OS2b,OS
3b,OS4bをそれぞれ合成し、A列−Odd、A列
−Even、B列−Odd、B列−Evenの4系統の
信号として出力する。
【0032】そして、A列−OddおよびA列−Eve
nの各信号はマルチプレクサ(MPX)37aで受光画
素列(A列)11の画素配列に対応した並びに戻されて
A列の1ライン分の信号として出力される。また、B列
−OddおよびB列−Evenの各信号はマルチプレク
サ37bで受光画素列(A列)12の画素配列に対応し
た並びに戻されてB列の1ライン分の信号として出力さ
れる。これら2ライン分の信号は、図示せぬメモリに順
次保存される。
【0033】このように構成された2ラインイメージセ
ンサを用いて、副走査方向の走査速度を通常速度の2倍
の速度に設定して、原稿画像を読み取る場合について説
明する。ここで、通常速度とは、副走査方向の解像度が
主走査方向の解像度と同じになる速度のことを言う。
【0034】図3は、本実施形態のカラーイメージセン
サが用いられた画像読取装置を示す概略構成図である。
【0035】図3において、キャビネット41の上部開
口には、原稿を載置するためのプラテンガラス42が取
り付けられている。このプラテンガラス42に対して
は、読み取るべき画像を下向きにして原稿(図示せず)
がセットされる。キャビネット41の上部には、プラテ
ンカバー43が開閉自在に取り付けられている。このプ
ラテンカバー43は、原稿の画像を読み取る際にプラテ
ンガラス42の上にかぶせられ、原稿をプラテンガラス
42に密着させる働きをする。
【0036】また、キャビネット41の内部には、プラ
テンガラス42上にセットされた原稿に光を照射するラ
ンプ44と、このランプ44から発せられた光を効率良
く原稿面に集光する働きをするリフレクタ45と、原稿
からの反射光を側方に反射させる第1のミラー46と、
この第1のミラー46からの反射光を下方に反射させる
第2のミラー47と、この第2のミラー47からの反射
光を側方に反射させる第3のミラー48とが設けられて
いる。
【0037】このうち、ランプ44、リフレクタ45お
よび第1のミラー46は、図示せぬフルレートキャリッ
ジに搭載され、図中矢印方向に速度vで移動するように
なっている。また、第2,第3のミラー47,48は、
図示せぬハーフレートキャリッジに搭載され、図中矢印
方向に速度(1/2)・vで移動するようになってい
る。
【0038】さらに、キャビネット41の内部には、遮
光手段としてのサジタルストッパ49と、原稿面からの
反射光を結像させるレンズ50と、このレンズ50によ
って結像された光を電気信号に変換するイメージセンサ
51とが設けられている。そして、このイメージセンサ
51として、先述した第1実施形態に係る2ラインの一
次元CCDイメージセンサが用いられる。
【0039】このような構成からなる画像読取装置によ
り、副走査方向に通常の600dpi入力時の読み取り
速度の2倍の速度で原稿画像の読み取りが行われる。す
なわち、通常600dpi読み取り時には、1ライン分
(約42.3ミクロン)の間隔で情報を読み取る期間に
2ライン分(約84.7ミクロン)副走査方向に移動し
ながら原稿画像を読み取る。
【0040】読み取り周期ごとに8チャンネルの信号と
して順次並列に出力された電圧信号は、例えば図2に示
す信号処理回路において、それぞれAD変換された後、
メモリ等を介して後半部分の信号の反転、前半部分と後
半部分の合成、各列における画素配列に対応した画素単
位での信号電荷の並び替えなどの信号処理が行われ、A
列の1ライン分の信号とB列の1ライン分の信号とした
うえで、順次メモリに保存される。
【0041】このとき、A列,B列でそれぞれ読み取る
ライン位置と読み取り期間の関係を図4に示す。ここで
は、期間0〜tの間にA列の受光画素列11から出力さ
れる読み取り情報A1を示す線分は、原稿の副走査方向
の0から2Lまでの位置の情報を積分したものであると
いうことを示している。つまり、A列およびB列でそれ
ぞれ読み取られた読み取り情報の副走査方向の解像度
は、それぞれ600/2=300dpiとなる。
【0042】図4からわかるように、同一期間における
A列の読み取りラインの位置と、B列の読み取りライン
の位置は副走査方向に5ライン分離れており、例えばB
列で読み取られた読み取り情報B1は、A列で読み取ら
れた読み取り情報A3と読み取り情報A4のちょうど中
間の位置の情報である。したがって、A列およびB列か
らの読み取り情報を2.5周期分ずらして2列分を合成
することで、おのおのの列で読み取る情報ラインの副走
査方向の解像度(300dpi)の2倍の600dpi
とすることができる。つまり、副走査方向の解像度を低
下させることなく、通常の2倍の速度で原稿情報を読み
取ることが可能となる。
【0043】ここで、2ラインイメージセンサを駆動す
る際のクロック周波数を20MHzとすると、各出力回
路21a,21b,22a,22b,23a,23b,
24a,24bにおけるデータレートは各々20MHz
であることから、A列およびB列の各信号のデータレー
トは各々20MHz×4=80MHzとなる。A列、B
列の各信号は同時に並列に出力されるので、結果として
トータルのデータレートは160MHzということにな
る。
【0044】すなわち、第1実施形態に係る2ラインの
一次元CCDイメージセンサを用いた画像読取装置にお
いては、現状の性能の一次元CCDイメージセンサ技術
を用いて、従来の4チャンネル出力を有するイメージセ
ンサを使用したときの読み取り速度に対して、2倍の読
み取り速度を実現することが可能となる。
【0045】また、第1実施形態に係る2ラインの一次
元CCDイメージセンサでは、各受光画素列11,12
間の間隔が製造時に決められているため、画像読取装置
に組み込む段階で精密な位置合わせを行う必要がない、
という利点もある。さらに、当該CCDイメージセンサ
には、原稿からの反射光が分割されることなく入射する
ため、CCDイメージセンサへの露光量を低減すること
なく、十分なS/Nでの信号電荷の読み出しが可能とな
る。
【0046】なお、上記第1実施形態では、各受光画素
列11,12からの信号電荷を読み出す出力部の数をお
のおの4チャンネル分有する構成の場合を例に採って説
明したが、これに限られるものではなく、用途によっ
て、出力部の数をおのおの2チャンネル、あるいは出力
部の数をおのおの1チャンネルとした構成を採ることも
可能である。
【0047】また、上記第1実施形態では、受光画素列
11,12間の間隔が5ライン間隔の2ラインイメージ
センサの例について説明したが、この間隔は5ライン間
隔に限定されるものではなく、次式の条件を満足するの
であれば、7ライン間隔、9ライン間隔、…でも良い。
【0048】すなわち、副走査方向の移動速度が、副走
査方向の解像度が主走査方向の解像度と同じになる通常
速度のM倍の速度に設定されるとき、N以下の整数をn
とすると、N列の受光画素列の各々の間隔Dラインが、 D=M・a/n (aはn=Nのとき整数、n<Nの
とき非整数) の条件を満足すれば良い。
【0049】また、上記第1実施形態では、2本(2
列)の受光画素列11,12を有する2ラインイメージ
センサにおいて、2倍の速度で画像読み取りを行う場合
を例に採って説明したが、この読み取り速度は2倍速等
の整数倍の速度に限定されるものではなく、例えば1.
5倍速等の非整数倍の速度でもよい。
【0050】<第2実施形態>図5は、本発明の第2実
施形態に係る一次元CCDイメージセンサの構造を示す
概略平面図である。この第2実施形態に係る一次元CC
Dイメージセンサ60は、それぞれA3原稿の短手方向
の全幅を600dpiの解像度で読み取るために必要な
7500画素の有効な受光素子を含む受光画素列(A
列)61、受光画素列(B列)62、受光画素列(B
列)63が副走査方向に4ライン分隔てて平行に設けら
れた3ラインイメージセンサである。
【0051】受光画素列61の両側には、受光画素列6
1の各画素で光電変換され、ここに蓄積された信号電荷
を、図中縦方向に移送するための信号電荷シフトゲート
64,65がそれぞれ設けられている。受光画素列62
についても同様に、その両側に信号電荷シフトゲート6
6,67がそれぞれ設けられ、受光画素列63について
も同様に、その両側に信号電荷シフトゲート68,69
がそれぞれ設けられている。
【0052】また、この信号電荷シフトゲート64,6
5を挟んで各受光画素列61の両側には、信号電荷シフ
トゲート64,65を介して移送された信号電荷を転送
するCCDからなる信号電荷転送部70,71が設けら
れている。同様に、信号電荷シフトゲート66,67を
挟んで各受光画素列62の両側には信号電荷転送部7
2,73が設けられ、信号電荷シフトゲート68,69
を挟んで各受光画素列63の両側には信号電荷転送部7
4,75が設けられている。
【0053】これら信号電荷転送部70,71,72,
73,74,75は、受光画素列61,62,63から
移送された信号電荷を、受光画素列61,62,63の
ほぼ中央から図中左右方向へ分割して転送する各々2つ
の信号電荷転送部70a,70b,71a,71b,7
2a,72b,73a,73b,74a,74b,75
a,75bからなっている。
【0054】これら信号電荷転送部70a,70b,7
1a,71b,72a,72b,73a,73b,74
a,74b,75a,75bの電荷転送方向の最終段に
は、転送されてきた信号電荷を順次検出して電圧信号に
変換する信号電荷検出部およびソースホロワやインバー
タ等のアナログ回路から成る出力回路76a,76b,
77a,77b,78a,78b,79a,79b,8
0a,80b,81a,81bが接続されている。
【0055】上述した3ライン分の受光画素列61,6
2,63、信号電荷シフトゲート64,65,66,6
7,68,69、信号電荷転送部70,71,72,7
3,74,75(70a,70b,71a,71b,7
2a,72b,73a,73b,74a,74b,75
a,75b)および出力回路76a,76b,77a,
77b,78a,78b,79a,79b,80a,8
0b,81a,81bは、同一の半導体基板上に作製さ
れる。
【0056】次に、上記構成の第2実施形態に係る3ラ
イン(3列)の一次元CCDイメージセンサにおける信
号電荷の転送動作について説明する。
【0057】受光画素列61,62,63において、各
画素ごとに光電変換されて発生し、蓄積された信号電荷
は各々、信号電荷シフトゲート64,65,66,6
7,68,69を介して、奇数画素電荷と偶数画素電荷
に振り分けられて信号電荷転送部70a,70b,71
a,71b,72a,72b,73a,73b,74
a,74b,75a,75bに移送される。
【0058】信号電荷転送部70a,70b,71a,
71b,72a,72b,73a,73b,74a,7
4b,75a,75bは各々例えば2相駆動のCCDか
らなり、例えば20MHzの2相の転送クロックで転送
駆動されることで、受光画素列61,62,63から読
み出された信号電荷を順次転送する。
【0059】このとき、信号電荷転送部部70a,71
a,72a,73a,74a,75aによって図中の左
方向に転送されてきた信号電荷は、出力回路76a,7
7a,78a,79a,80a,81aへ送られる。ま
た、信号電荷転送部70b,71b,72b,73b,
74b,75bによって図中の右方向に転送されてきた
信号電荷は、出力回路76b,77b,78b,79
b,80b,81bへ送られる。
【0060】このようにして、受光画素列61,62,
63に対応する信号電荷は各々、信号電荷検出部やソー
スホロワ、インバータ等のアナログ回路から成る出力回
路76a,76b,77a,77b,78a,78b,
79a,79b,80a,80b,81a,81bへ導
かれる。
【0061】そして、OS1a(A列−Odd前半)、
OS1b(A列−Odd後半)、OS2a(A列−Ev
en前半)、OS2b(A列−Even後半)、OS3
a(B列−Odd前半)、OS3b(B列−Odd後
半)、OS4a(B列−Even前半)、OS4b(B
列−Even後半)、OS5a(C列−Odd前半)、
OS5b(C列−Odd後半)、OS6a(C列−Ev
en前半)、OS6b(C列−Even後半)の合計1
2チャンネルの電圧信号として並列に外部に出力される
ことになる。
【0062】この12チャンネルの電圧信号は、外部の
信号処理回路に供給され、この信号処理回路において受
光画素列61,62,63の各画素配列に対応したA
列、B列、C列の電圧信号に変換される。信号処理回路
としては、基本的に、図2と同様の回路構成のものが用
いられる。
【0063】このような構成からなる画像読取装置によ
り、副走査方向に通常の600dpi入力時の読み取り
速度の3倍の速度で原稿画像の読み取りが行われる。す
なわち、通常600dpi読み取り時には、1ライン分
(約42.3ミクロン)の間隔で情報を読み取る期間に
3ライン分(約127ミクロン)副走査方向に移動しな
がら原稿画像を読み取る。
【0064】読み取り周期ごとに12チャンネルの信号
として順次並列に出力された電圧信号は、それぞれAD
変換された後、メモリ等を介して後半部分の信号の反
転、前半部分と後半部分の合成、各列における画素配列
に対応した画素単位での信号電荷の並び替えなどの信号
処理が行われ、A列、B列、C列各々の1ライン分の信
号としたうえで、順次メモリに保存される。
【0065】このとき、A列,B列およびC列でそれぞ
れ読み取るライン位置と読み取り期間の関係を図6に示
す。ここでは、期間0〜tの間にA列の画素列から出力
される読み取り情報A1を示す線分は、原稿の副走査方
向の0から3Lまでの位置の情報を積分したものである
ということを示している。つまり、A列、B列およびC
列でそれぞれ読み取られた読み取り情報の副走査方向の
解像度は、それぞれ600/3=200dpiである。
【0066】図6からわかるように、同一期間における
A列の読み取りラインの位置とB列の読み取りラインの
位置、およびB列の読み取りラインの位置とC列の読み
取りラインの位置は副走査方向に4ライン分離れてお
り、例えばC列で読み取られた読み取り情報C1は、A
列で読み取られた読み取り情報A4とB列で読み取られ
た読み取り情報B2のちょうど中間の位置の情報であ
る。
【0067】したがって、A列とB列、B列とC列の読
み取り情報を各々4/3周期分ずつずらして、3列分の
読み取り情報を合成することにより、おのおのの列で読
み取る情報ラインの副走査方向の解像度(200dp
i)の3倍の600dpiとすることができる。つま
り、副走査方向の解像度を低下させることなく、通常の
3倍の速度で原稿情報を読み取ることが可能となる。
【0068】ここで、3ラインイメージセンサを駆動す
る際のクロック周波数を20MHzとすると、各出力部
におけるデータレートは各々20MHzであることか
ら、A列、B列およびC列の各信号のデータレートは各
々20MHz×4=80MHzとなる。A列、B列、C
列の各信号は、同時に並列に出力されるので、結果とし
てトータルのデータレートは240MHzということに
なる。
【0069】すなわち、第2実施形態に係る3ラインの
一次元CCDイメージセンサを用いた画像読取装置にお
いては、現状の性能の一次元CCDイメージセンサ技術
を用いて、従来の4チャンネル出力を有するイメージセ
ンサを使用したときの読み取り速度に対して、3倍の読
み取り速度を実現することが可能となる。
【0070】また、第2実施形態に係る3ラインの一次
元CCDイメージセンサでは、第1実施形態に係る2ラ
インの一次元CCDイメージセンサと同様に、各受光画
素列61,62,63の間隔が製造時に決められている
ため、画像読取装置に組み込む段階で精密な位置合わせ
を行う必要がない、という利点もある。さらに、当該C
CDイメージセンサには、原稿からの反射光が分割され
ることなく入射するため、CCDイメージセンサへの露
光量を低減することなく、十分なS/Nでの信号電荷の
読み出しが可能となる。
【0071】なお、上記第2実施形態では、各受光画素
列61,62,63からの信号電荷を読み出す出力部の
数をおのおの4チャンネル分有する構成の場合を例に採
って説明したが、これに限られるものではなく、用途に
よって、出力部の数をおのおの2チャンネル、あるいは
出力部の数をおのおの1チャンネルとした構成を採るこ
とも可能である。
【0072】また、例えば、本画像読取装置に、現在、
フルカラー画像読取装置用に製品化されている4ライン
ギャップ、8ラインギャップのRGB3ラインカラーC
CDイメージセンサのオンチップカラーフィルターを省
略したものを用いることも可能であり、要は、3列の受
光画素列の相互の間隔が、下記式の条件を満足していれ
ば良いのである。
【0073】また、上記第2実施形態では、受光画素列
61,62,63の間隔が4ライン間隔の3ラインイメ
ージセンサの例について説明したが、この間隔は4ライ
ン間隔に限定されるものではなく、次式の条件を満足す
るのであれば、5ライン間隔、7ライン間隔、…でも良
い。
【0074】すなわち、副走査方向の移動速度が、副走
査方向の解像度が主走査方向の解像度と同じになる通常
速度のM倍の速度に設定されるとき、N以下の整数をn
とすると、N列の受光画素列の各々の間隔Dラインが、 D=M・a/n (aはn=Nのとき整数、n<Nの
とき非整数) の条件を満足すれば良い。
【0075】また、上記第2実施形態では、3本(3
列)の受光画素列61,62,63を有する3ラインイ
メージセンサにおいて、3倍の速度で画像読み取りを行
う場合を例に採って説明したが、この読み取り速度は3
倍速等の整数倍の速度に限定されるものではなく、例え
ば2.5倍速等の非整数倍の速度でもよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
副走査方向に間隔Dラインを隔てて平行に配置されたN
列(N≧2)の受光画素列を有する一次元イメージセン
サにおいて、副走査方向の移動速度が通常速度のM倍の
速度に設定されるとき、N以下の整数をnとすると、N
列の受光画素列の各々の間隔Dを、 D=M・a/n (aはn=Nのとき整数、n<Nの
とき非整数) を満足するように設定したことにより、副走査方向に平
行に配置されたN列の受光画素列によってNライン分の
情報を同時に、しかもそれぞれ異なるラインの情報を読
み取ることができるため、1列の受光画素列で読み取ら
せる場合に比べて解像度を低下させることなく、副走査
方向の読み取り速度をM倍に速めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る一次元CCDイ
メージセンサの構造を示す概略平面図である。
【図2】 第1実施形態に係る一次元CCDイメージセ
ンサの出力信号を処理する信号処理回路の構成の一例を
示すブロック図である。
【図3】 本発明に係る画像読取装置を示す概略構成図
である。
【図4】 第1実施形態に係る一次元CCDイメージセ
ンサによる各期間における読み取り位置を示す図であ
る。
【図5】 本発明の第2実施形態に係る一次元CCDイ
メージセンサの構造を示す概略平面図である。
【図6】 第2実施形態に係る一次元CCDイメージセ
ンサによる各期間における読み取り位置を示す図であ
る。
【図7】 従来例に係る画像読取装置を示す概略断面図
である。
【符号の説明】
10,51,60…一次元CCDイメージセンサ、1
1,12,61,62,63…受光画素列、17,1
8,19,20,70,71,72,73,74,75
…信号電荷転送部、21a,21b,22a,22b,
23a,23b,24a,24b,76a,76b,7
7a,77b,78a,78b,79a,79b,80
a,80b,81a,81b…出力回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次元イメージセンサで原稿を主走査方
    向に走査しつつ、前記一次元イメージセンサと原稿とを
    相対的に副走査方向に移動させて、前記一次元イメージ
    センサにより二次元の原稿画像情報を得る画像読取装置
    において、 前記一次元イメージセンサは副走査方向に間隔Dライン
    分を隔てて平行に配置されたN列(N≧2)の受光画素
    列を有し、 副走査方向の移動速度が、副走査方向の解像度が主走査
    方向の解像度と同じになる通常速度のM倍の速度に設定
    されるとき、 N以下の整数をnとすると、前記N列の受光画素列の各
    々の間隔Dが、 D=M・a/n (aはn=Nのとき整数、n<Nの
    とき非整数) を満足することを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記一次元イメージセンサは、N列の受
    光画素列の各々に対して、受光画素列からの信号電荷を
    転送するための複数の信号電荷転送手段および出力手段
    を有することを特徴とする請求項1記載の画像読取装
    置。
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