JP2002083847A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2002083847A
JP2002083847A JP2000271385A JP2000271385A JP2002083847A JP 2002083847 A JP2002083847 A JP 2002083847A JP 2000271385 A JP2000271385 A JP 2000271385A JP 2000271385 A JP2000271385 A JP 2000271385A JP 2002083847 A JP2002083847 A JP 2002083847A
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rank
semiconductor
wafer
defective
semiconductor chip
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JP2000271385A
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Takashi Minegishi
孝 峯岸
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の半導体装置の電気的特性の測定はウエ
ファ段階で要求するランク内の良品かそれ以外の不良品
という判定方法であり、ランク外で不良になる半導体素
子が多く、歩留まり低下の原因となったり、良品を組立
後に再度判定して当面不要な完成素子を在庫として滞留
および廃棄にするため、不要な完成素子に対する作業的
およびコスト的ロスが大きかった。 【解決手段】 本発明は、半導体素子の特性の測定、判
定工程の際に判定結果のランクを半導体素子外周の非動
作領域にランク別の位置を決めてマーキングするもの
で、ダイシングによって個々の半導体素子が分離されて
も、マーキングの位置により要求のある半導体素子のみ
を選別して組み立てることができるので、作業的および
コスト的ロスを低減し、MPC歩留まりを大幅に向上で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、特にウエファの状態で半導体チップの個々の
特性ランクをチップ毎に表示することにより、組立工程
でのランク外の不良品を大幅に低減する半導体装置の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程では、パターン形
成が終了したウエファ上の半導体チップに対して、プロ
ーバーによる特性の測定を行う。組み立て工程で要求の
ある電気的特性のランクを設定してプローバーで測定
し、要求ランクのみを良品として引き渡している。この
ウエファ上の半導体チップに対する測定の方法にはマー
キング方式とアドレス方式がある。
【0003】図4は、マーキング方式によるウエファ1
1上に形成された半導体チップ12のチェック工程を示
す。ウエファ11上に形成された1個1個の半導体チッ
プ12の電気的特性を測定し、要求されるランクを基に
良(要求ランク)、不良(ランク外)が判定される。ま
ず、ウエファ11の位置認識がされ、プローブの針13
がチップサイズ分だけ送られて各半導体チップ12の電
極パットに接触する。そしてこの状態で、あらかじめプ
ログラムされている入力信号波形を入力電極パットから
入力し、出力端子から一定の信号波形が出力され、これ
をテスターが読み取り良(要求ランク)、不良(ランク
外)の判定がされる。ここで、不良(ランク外)の判定
がされた半導体チップ12はマーキング14され、組立
工程でこのマーキング14を認識し不良(ランク外)な
半導体チップ12は除かれる。
【0004】図5はチェック後のウエファ11を示す。
ウエファ11上の半導体チップの良、不良は電気的特性
であるhFEにより判定されるが、hFEが同じランク
になるようにエミッタ拡散の熱処理を行っても、ウエフ
ァ11のセット位置やウエファ11の熱の伝わり方によ
り、ロット内の各ウエファ11間やウエファ11面内
(中央と周端部)でhFEのランクにばらつきが発生
し、1枚のウエファ11に何種類かのhFEランクの半
導体チップが形成されてしまう。このためhFEランク
がずれたものは不良チップ16としてマーキングし、要
求のあるランク(良品チップ15)を多く含むウエファ
を選別して、組立工程に引き渡す。
【0005】組立工程では、半導体チップは、ダイシン
グにより個々に分離され、ダイボンド時に認識用カメラ
がマーキング14を認識し不良(ランク外)な半導体チ
ップ16は除かれる。
【0006】ここで、ウエファチェック時の要求ランク
が2つ以上の場合、組み立て工程にはウエファと各ラン
クの数量データが引き渡されるだけなので、どの半導体
チップがどの特性ランクになるのか判別できない。その
ため、パッケージされ完成した半導体素子はランク別に
出荷するために、組み立てた状態で再度良、不良判定お
よびhFE特性ランクが測定されている。
【0007】一方、アドレス方式は、マーキング方式と
同様にMPCで測定し、その特性データと個々の半導体
チップ12のウエファ11上の位置(アドレス)を対応
させてとり、ウエファ11と、半導体チップ12の特性
データとアドレスが組立工程に引き渡される。組立ダイ
ボンド時には特性データをチェックして必要な半導体チ
ップ12のみを組み立てる方法である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のマーキング方式
では、hFEが同じランクになるようにエミッタ拡散の
熱処理を行っても、ウエファ11のセット位置やウエフ
ァ11の熱の伝わり方により、ロット内の各ウエファ1
1間やウエファ11面内(中央と周端部)でhFEのラ
ンクにばらつきが発生し、1枚のウエファ11に何種類
かのhFEランクの半導体チップが形成されてしまう。
【0009】このため組み立て工程には要求のあるラン
クの良品の半導体チップ15を多く含むウエファ11を
選別して引き渡し、hFEランクがずれたものは不良チ
ップ16としてマーキングし、組み立てないようにして
いる。このhFEランクずれによるウエファアウトや、
ウエファ11内でのランク外不良により、歩留まりが低
下する大きな要因となっている。
【0010】また、要求したランクが2つ以上ある場合
にはどの半導体チップがどのランクであるかを組立後に
再度測定をしなければならず、完成品の半導体素子の状
態でランク別に振り分けて出荷されていた。つまり、当
面不要なランクの完成半導体素子は、組み立て後在庫と
して滞留し、ある期間で払い出さなければ廃棄されるこ
とになり、多くの機種数が流れる製造ラインではこの作
業的およびコスト的ロスが大きく、余分な完成半導体素
子を長期保管することは難しい問題があった。
【0011】一方、アドレス方式では、ダイシング後に
テープを引き延ばすと、MPC時のアドレスと実際の位
置がずれてしまうので、微小チップには対応できないの
が現状である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題に
鑑みてなされ、素子形成後のウエファ上の半導体素子を
個々に測定し、複数の特性ランクを前記半導体素子外周
の非動作領域に表示することを特徴とするもので、前記
個々の半導体装置の電気的特性を良、不良をマーキング
するだけでなく、半導体チップ外周のマーキングした位
置によって特性ランクを容易に判別できるため、組立ダ
イボンド時にマーキングの位置で特性ランクを認識し、
必要なランクの半導体チップのみを組み立てることがで
きる。
【0013】これにより今までMPCのランク外で不良
になっていたチップも良品として組み立て工程に引き渡
すことができるため、hFEランクずれによるウエファ
アウトやウエファ内のランク外不良を減らすことができ
るので、歩留まりが向上する。
【0014】また、組立ダイボンド工程で必要なランク
のチップのみを選択して組み立てられ、当面必要でない
ランクのチップはダイシング直後の状態で保管できる。
組み立てる前の状態で滞留し、破棄することになっても
パッケージ後の完成素子を保管・滞留または廃棄する場
合にくらべて作業的ロスとコスト的ロスを大幅に減らす
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0016】本発明の半導体装置の製造方法は、ウエフ
ァに半導体素子を形成後、半導体素子を個々に測定し、
複数の特性ランクを半導体素子外周の非動作領域に表示
する工程と、各半導体素子をランク別に完成素子に組み
立てる工程とから構成される。
【0017】図1から図3は、本発明の特徴である、ウ
エファに半導体素子を形成後、半導体素子を個々に測定
し、複数の特性ランクを半導体素子外周の非動作領域に
表示する工程を示す。
【0018】図1にはMPCによりるチェックの工程を
示す。ウエファ1上にパターン形成された、各半導体チ
ップ2の電極パットにプローバーの針3が接触する。そ
して、この状態で、あらかじめプログラムされている入
力信号波形を入力電極パットから入力し、出力端子から
一定の信号波形が出力され、これをテスターが読み取り
良(要求ランク)、不良(ランク外)の判定がされる。
【0019】半導体チップ2は、例えば、Aランクは良
品でかつ70≦hFE<110の半導体装置、Bランク
は良品でかつ110≦hFE<180の半導体装置4
0、Cランクは良品でかつ180≦hFE<240の半
導体装置40、Dランクは良品でかつ240≦hFE<
300の半導体装置40、不良品の半導体装置40との
具合に区別される。数値に重複があるのは、要求ランク
の半導体チップの数がそろわない場合にランクをずらし
て数を揃えるためである。
【0020】図2にはウエファ1上の1つの半導体チッ
プ2を示す。半導体チップ2は判定された結果により外
周の非動作領域の4隅のいずれかに、Aランク4、Bラ
ンク5、Cランク6、Dランク7との具合にインクマー
キングあるいはレーザーマーキングされ、不良チップは
従来通り動作領域上にマーキングされる。
【0021】ここで、マーキングの位置と数はこの限り
ではなく、hFEのランク分類によっては位置とマーク
の組み合わせによって、4ランク以外でも表示できる。
【0022】このとき、ウエファ1周端部の半導体チッ
プ2も品質上不完全なものが多いので、強制的にマーキ
ングして、不良チップとする。
【0023】図3にはマーキング後のウエファ1の例を
示す。1枚のウエファ1上にAランク4、Bランク5、
Cランク6、不良チップ8という具合にhFEランクの
異なる半導体チップ2が混在するが、ランク別の表示が
されているので選別をせずにウエファ1を組み立て工程
へ引き渡すことができ、ウエファアウトおよびランク外
不良を大幅に低減することができる。
【0024】次に本発明の第3の工程である、各半導体
素子を完成素子に組み立てる工程を示す。ダイシングに
より各半導体チップ2を分離して、ダイボンドする。こ
のときに要求のあったランクの半導体チップを半導体チ
ップ2外周のマーキング位置により選別して、ランク毎
に組み立てる。
【0025】本発明では、この半導体チップ2を組み立
てる作業において、必要とする特性の半導体チップ2を
選択して組立ることができる。その結果、hFEランク
ずれによるウエファアウトがなくなり、従来測定結果の
ランク外で不良になっていた半導体チップ2も良品とし
て組み立て工程に引き渡すことができるのでMPC歩留
まりを向上させることができる。
【0026】また、要求のないランクの半導体チップ2
は組み立て前の状態で保管できるので、当面不要となる
素子を組み立てる作業的ロスと最終的に廃棄される素子
を減らすことができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、特定測定における個々
の半導体チップ2のhFEランクを判別し、個々の半導
体チップ2に特性ランクを判別できる位置マークを表示
する。
【0028】これにより、第1に、hFEランクによる
ウエファ選別をせずに組み立て工程へ引き渡すことがで
き、組み立て工程では要求のある特性の半導体チップ2
だけを選択して組み立てることができる。つまり、hF
Eランクずれによるウエファアウトがなくなり、従来測
定結果のランク外で不良になっていた半導体チップ2も
良品として組み立てることができるのでMPC歩留まり
を向上させることができる。
【0029】第2に、組立工程に引き渡された時点で、
半導体チップ2の特性ランクが目視できるので、当面要
求のないランクの半導体チップ2については、ダイシン
グ直後の組み立て前の状態で保管できる。つまりパッケ
ージ後の完成した半導体装置として、特性ランク別に振
り分けて在庫として滞留するあるいは廃棄する場合より
コスト的、作業的に大幅にロスを減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法を説明するための上面図であ
【図2】本発明の製造方法を説明するための上面図であ
る。
【図3】本発明の製造方法を説明するための上面図であ
る。
【図4】従来の製造方法を説明するための上面図であ
る。
【図5】従来の製造方法を説明するための上面図であ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子形成後のウエファ上の半導体素子を
    個々に測定し、複数の特性ランクを前記半導体素子外周
    の非動作領域に表示することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記半導体素子は、前記非動作領域に付
    けられたマークの位置によって複数の特性ランクを判別
    することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 前記半導体素子は、前記マークを識別し
    て特性ランク別に完成素子に組み立てられることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
JP2000271385A 2000-09-07 2000-09-07 半導体装置の製造方法 Pending JP2002083847A (ja)

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Effective date: 20051226