JP2002082640A - 地下鉄一駅全領域デザイン方法とコンピュータグラフィックシステム - Google Patents

地下鉄一駅全領域デザイン方法とコンピュータグラフィックシステム

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JP2002082640A
JP2002082640A JP2000270709A JP2000270709A JP2002082640A JP 2002082640 A JP2002082640 A JP 2002082640A JP 2000270709 A JP2000270709 A JP 2000270709A JP 2000270709 A JP2000270709 A JP 2000270709A JP 2002082640 A JP2002082640 A JP 2002082640A
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subway
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JP2000270709A
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Sumiko Imai
澄子 今井
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IMAI SUMIKO DESIGN JIMUSHO IKKYU KENCHIKUSHI JIMUSHO KK
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IMAI SUMIKO DESIGN JIMUSHO IKK
IMAI SUMIKO DESIGN JIMUSHO IKKYU KENCHIKUSHI JIMUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地下鉄の駅を含む一領域(地表から地下通路
の入口から駅のホームまでの領域)を一広告主による全
面広告することによって広告効果を高めること、および
それに伴い広告領域を全面的に美化することを目的とし
て、それを効率的に行うデザイン方法とコンピュータシ
ステムを得る。 【解決手段】 地表の公道よりつながる地下鉄の入口か
ら駅のプラットホームに至るまでの、通路も含めた一駅
全領域を統一したコンセプトでデザインするコンピュー
タシステムにおいて、通路の壁、床、天井、床、エスカ
レータの狭間、壁、ステップ、天井、プラットホームの
壁、トンネル(プラットホームの両端よりトンネル部約
100メートル程度の領域)、柱、床等、地下鉄の一駅
を統一したコンセプトでコンピュータグラフィックスで
デザインし、各デザインした図柄を部品としてデータベ
ースに登録し、必要に応じて指定場所に貼り合わせてい
き、地下鉄一駅全体をデザインすることを特徴とする地
下鉄一駅全領域デザインコンピュータ・グラフィックス
システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下鉄の入口から
地下通路を経由してプラットホームに至るまでの一駅全
体を統一したデザインにすることによって、より高い宣
伝効果を上げること、デザインそのものが道標などの直
接的効果をもたらすとともに、地下鉄のプラットホーム
ならびに地下通路(一駅領域)を利用者にとって快適な
環境にすること、を目的としたデザイン方法と、そのデ
ザイン方法を効率的に実施・運用するためのコンピュー
タグラフィック処理およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、地下鉄の駅に至る経路は、単なる
通路としての働きしか持っていない。もちろん、主だっ
た壁に広告が載っているが、地下鉄一駅構内全域を同一
広告主(スポンサー)が専有契約した全面広告というも
のはない。地下通路およびプラットホーム(以下、単に
“ホーム”と記述)は特別なコンセプトでデザインされ
たものではなく、そのときそのときの場当たり的なデザ
インとなっていて、利用者が通過するだけの場所という
感は否めない。
【0003】この原因として、現在、地表の地下入口か
ら地下鉄駅のホームに至るまでの通路全体を一領域とし
て統一したコンセプトでデザインされていないことが挙
げられる。それというのも、一駅全体(ホームだけでな
く、地表の地下入口からホームまでの領域)を専有契約
する広告形態がないからである。
【0004】一方、コンピュータグラフィックスの分野
では、様々なソフトウェアが開発されている。とくにデ
ザイン界でフォトショップ(PHOTO SHOP)やイラストレ
ータ(Illustrator)などのデザインソフトが広く利用
されている。このようなソフトウェアを利用することに
よって、手書きの図案や写真などをコンピュータに取り
込んだり、あるいは直接コンピュータ上でデザインを行
ったり、取り込んだ図案を手直ししたりすることが効率
的に行うことができる。またコンピュータから直接印刷
することも可能なことから、デザイン分野ではいまや必
須のソフトとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術でも述べたよ
うに、地下鉄の駅およびその地下通路は乗客または歩行
者が地下鉄を利用するための機能を果たす役割が主であ
り、快適な空間とはなっていない。広告も紙製のポスタ
ーやスライドガラス型の広告板であり、その多くは単体
の広告(一連のストーリー性を有しない広告)である。
通路やホームの壁はタイルがむき出しになっているだけ
でなく、漏水によるシミが付着している壁も少なくな
い。
【0006】その原因の一つに、経済的な問題が挙げら
れる。というのも、その収入の大半を利用者の運賃に依
存している地下鉄は、公共性が高いために無闇に運賃を
値上げできず、地下通路や駅の美化にお金が掛けられな
いからである。また副収入である広告も限られているた
めに、地下の美化に広告収入を回すほどの余裕がない。
少なくても、広告主は地下鉄内の広告にどの程度の効果
があるか、少なからず疑問を抱いており、テレビや新聞
での広告ほどの期待を地下鉄内広告に持っていないのが
現状である。
【0007】地下通路および地下鉄ホームが、単なる歩
行者の通過または乗客の地下鉄利用の場所としての機能
しかなく、利用者には無味乾燥な空間になっている。ホ
ームレスや無目的の若者が屯する場所は暗い場所や汚い
場所だといわれているが、地下鉄がこのような不法占拠
者の屯する場所となっているのも、現在の地下通路がま
さにその場所と化しているからである。
【0008】そこで本発明が解決しようとする課題は、
地下鉄の駅を含む一領域(地表から地下通路の入口から
駅のホームまでの領域)を一広告主による全面広告する
ことによって広告効果を高めること、およびそれに伴い
広告領域を全面的に美化することを目的として、それを
効率的に行うデザイン方法とコンピュータシステムを提
唱することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では地下鉄一領域を一広告主の全面広告と
することによって、宣伝効果と地下領域内の美化とを両
立させることである。また、広告そのものが道標や停電
時の誘導標識となるなどの、実用的な機能も備えること
も視野に入れる。以上の目的を達成するデザイン方法
と、そのデザインを効率よく処理するためのコンピュー
タシステムを以下で説明する。
【0010】まず、コンピュータシステムについて説明
する。地表の公道よりつながる地下鉄の入口から駅のプ
ラットホームに至るまでの、通路も含めた一駅全領域を
統一したコンセプトでデザインするコンピュータシステ
ムにおいて、通路の壁、床、天井、床、エスカレータの
狭間、壁、ステップ、天井、プラットホームの壁、トン
ネル(プラットホームの両端よりトンネル部約100メ
ートル程度の領域)、柱、床等、地下鉄の一駅を統一し
たコンセプトでコンピュータグラフィックでデザイン
し、各デザインした図柄を部品としてデータベースに登
録しておき、必要に応じて指定場所に貼り合わせてい
き、地下鉄一駅全体をデザインする。すなわち、これま
でのようにスポット的な広告・装飾ではなく、地下通路
の壁や駅の壁などを全体的に装飾デザインするのであ
り、しかも対象になる領域全体を統一したコンセプトで
デザインしていくことである。そのデザインをコンピュ
ータグラフィックスで行い、データの保存、再利用、さ
らには壁紙(本発明ではラッピングシートを使用)の印
刷などに利用する一連のコンピュータシステムとする。
【0011】デザインされた図案を部品(図案データ)
としてデータベースに保存する。この場合、部品の単位
は必ずしも一様である必要ではなく、デザインしやすい
単位、意味のある一連のつながり(たとえば、駅のホー
ムの長さとトンネルの高さの幅の広さ)、あるいは領域
内の壁や床に貼り合わせるための、裏面が粘着剤になっ
たラッピングシートなどである。デザインされた部品
(図案データ)は印刷向上に回し、データより裏面が粘
着剤になった紙に部品を印刷し、接着作業がしやすい単
位に切断する。なお、あらかじめデザイン段階で接着単
位に部品化すれば、その部品単位でラッピングシートを
印刷することも可能である。
【0012】本発明では地下鉄の一駅一領域全体を統一
したコンセプトのもとにデザインする。たとえば、地下
3階の所にホームがある場合、地下1階は空、地下2階
は地上、地下3階(ホーム)は海、というような各階で
統一した図案でデザインするなどの方法をとり、利用者
に快適な地下空間を提供するとともに、デザインを見た
だけでそこが何階かが分かるように工夫する。とくに本
発明では、このような一領域(区画)を単一の広告主
(通常は単一企業あるいはその企業グループ)に広告主
になってもらい、その一領域全体を広告主の広告にする
ことを主眼に置いている。この場合、背景と前景を別々
にデザインし、広告主の広告を前景の部品としてデザイ
ンし、前景である部品を入口から駅のプラットホームに
至るまでの乗客の流れに従ってストーリー性のある配置
あるいは繰り返し配置で背景に貼り合わせるデザインと
する。
【0013】前景と背景を別々のデザイン(部品)にす
る理由は、広告主が替わったとき、あるいは広告内容の
みを変更したいとき、背景をそのままにして、部品であ
る広告図案のみを差し替えやすくするためである。コン
ピュータ処理上では、部品(図案データ)のみを差し替
えれば、従来のデータはそのまま使用でき、効率的に変
更処理(貼り替え施工作業)が行える。
【0014】コンピュータ上はデータの差し替えで簡単
に行えても、実際の現場においては図案の置き換えが必
要となる。壁に直接ペンキでペインティングする場合に
は、差し替え部分を塗りつぶして新しい図案を描けばよ
いが、本発明では表面を防水・耐候性の透明シートでコ
ーティングし、裏面が粘着剤が塗られた紙すなわちラッ
ピングシートを使用するために、変更時には紙の交換を
必要とする。そこで本発明では、背景に使用するラッピ
ングシートの粘着剤は強力なものを用い、前景のラッピ
ングシートの粘着剤は再剥離性のものを用いる。
【0015】地下道あるは地下鉄の利用者が必ず通る場
所は階段とエスカレーターである。とくにエスカレータ
は人が静止(歩く場合もあるが)状態であり、視線が遊
びの状態になっていることが多い。そこで本発明では、
現在ほとんど広告の場所と使用されていない、エスカレ
ータに沿った壁、壁とエスカレータの手摺用ベルトの狭
間、エスカレータとエスカレータの狭間、エスカレータ
の入口および出口のステップ等のエスカレータ部分とそ
の周辺に広告を載せる。この場合、広告は単に広告とし
ての働きだけを持たせるのでなく、道標となるデザイン
にする(具体例は後述)。また広告印刷には蓄光顔料イ
ンクを用い、停電時した場合でも広告が光を発すること
によって、停電時でも道標としての働きを持たせる。
【0016】蓄光顔料は光が当たると輝く性質を利用し
て、暗い部分にも蓄光顔料インクで印刷した広告を用い
る。すなわち、蓄光顔料インクで印刷された広告は電車
のライトで輝くために、電車が近づくと広告が浮き上が
り、ホームで電車を待つ人や電車の乗客に広告に注目さ
せる効果を持っている。具体的な場所としては、プラッ
トホーム両端のトンネル口から100メートル前後の領
域あるいはトンネル内の一区画がその対象である。ただ
しこの場合、運転手の運転の邪魔にならないデザインと
位置を選ぶ必要はある(ホームの100メートル前後の
蓄光顔料による広告が運転手にホームと見間違う危険性
のないことは確認済み)。
【0017】地下鉄は地下水がコンクリートの壁から染
み出て、壁を汚している光景はよく目にする。この場
合、樋を付ければ漏水による汚れは防げる。しかし、む
き出しの樋は、以下にも味気なく、無味乾燥の地下鉄内
をよりいっそう味気ないものにする。そこで、樋を含め
て全体を一つの絵として樋そのものを目立たないように
デザインすることによって、地下鉄内の汚点を隠し、快
適な地下空間を演出する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図を用い
具体的に説明する。まず本発明が対象にしている一駅一
領域とは、図1に示す地下鉄のホームを含む一画を指
す。図の例では地下2階のところにホームがあり、地下
1階の所に改札口3がある。図1の(1)は地下一階の通路
部分を上面から見た図であり、図1の(2)と(3)は地下二
階のホームをそれぞれ上面および側面から見た図であ
る。地表(建物場合は一階)と地下一階は階段2でつな
がっている。本発明の一領域とは、図の階段2の地表側
出口(出入口)から地下1階、地下2階(駅のホーム)
に至るまでの全領域が含まれる。壁、天井、床、柱、エ
スカレータ1のステップ、壁および狭間、転落防止壁7、
トンネル4(通常、トンネル4両端から100メートル程
度の範囲)がすべてのデザインの対象であり、この区画
全体を統一したコンセプトのもとにデザインする。通
常、コンピュータではデザインする場合は、構造物を区
画割りした小単位でデザインし、部品データ(図案デー
タ)としてデータベースに蓄える。
【0019】なお本発明では、デザインした図案を直接
壁や床にペンキや塗装でペインティングしていく方法を
とるのではなく(この方法を否定するものではない
が)、デザインした図案(部品データ)を紙(ベースフ
ィルム)に印刷し、それを表面保護シートでラッピング
し、さらに裏面(印刷面と逆の面)を粘着剤を塗り、粘
着面を保護するための粘着面保護シートを張り付け、現
場で粘着面保護シートを剥して直接対象物に貼ることの
できる用紙を用いる。これを「ラッピングシート」とよ
ぶ。基本的な構造は図2のようになっている。ベースフ
ィルムの材質としてオレフィン/EVA積層90μやポ
リウレタン単層50μなどがある。粘着剤としては、コ
ンプライタイプやリムーバルタイプのものがあり、用途
によって使い分ける。表面保護シートとしては、アクリ
ルフィルムまたは塩ビフィルムの表面に防汚効果を高め
るために数μのフッ素樹脂をコーティングした表面保護
用ラミネートなどがある。とくに、粘着剤は粘着の強度
によって、長期用(永久接着)、中期用(強力粘着タイ
プ)、短期用(再剥離タイプ)などの種類があり、背景
に使用するラッピングシートは永久接着タイプ、強力粘
着タイプのものを使用し、前景には再剥離タイプのもの
を使用する。
【0020】図3は、本発明の地下鉄一駅全領域デザイ
ンコンピュータグラフィックシステムの処理の流れを、
入力と出力で見た場合の図である。まず、地下鉄の構造
を設計図(たとえば、図1)よりコンピュータに入力す
る。この場合、地下鉄の設計図に記された寸法も正確に
入力する。この寸法にそってデザインされ、最終的にラ
ッピングシートの大きさが決められる。次にデザインで
使用する画像データをデジタル化して取り込む。たとえ
ば、ポジ写真、手描き図案などはイメージスキャナで読
み取り、デジタル化してワークファイルに蓄える。編集
処理(デザイン処理)でイラストレータを使用する場合
には、フォトショップ(PHOTO SHOP)と組み合わせて使
用する(スキャナで取り込んだイメージデータをイラス
トレーター用のEPSファイルに変換する)。またデジ
タルカメラや市販のCD-ROMなどで提供されている画像デ
ジタルデータを使用する場合には、直接イラストレータ
の入力データとして使用することも可能である。
【0021】地下鉄内をデザインする単位で分割する。
図4はその一例で、分割した部分(デザイン区画)に対
してコードを付けていく。このコードを、「デザイン識
別コード」とよぶことにする。コードの付け方は自由
(たとえば連番)であるが、意味のあるコード体系にす
るとより分かりやすい。図5の例は、8桁のコード体系
を示している。図5のコード体系で地下鉄内を区分分け
してコードを付けた例が図4の数字である。コードabcd
efeeeは以下のような意味を持たしてある。 a=n : 地下の階数で、nは地下n階の意味。 b=1 : 階段 =2 : エスカレータ =3 : 通路 =4 : 地下鉄駅のホーム =5 : トンネル c=1 : 壁 =2 : 天井 =3 : 床 =4 : エスカレータの狭間 =5 : 落下防止壁 =6 : 扉 d=n : nはc内を細分したときの識別番号。たと
えば、1は通路右壁、2は通路左壁、のように番号付け
する。 f=n : nはabcdで識別される区画のデザイン
グループの区分。通常、nは連番を付けて識別する。 eee : abcdf内の連番。
【0022】図4のコード13112001と13112002を例に説
明すると、最初の5桁は同じ値であるかが、最後の001
と002異なるのは、同じデザイングループ(一連の連な
るデザイン)の区分けを表している。001と002が同じデ
ザインであることもあれば、異なるデザインであること
もある。いずれにしろ、図3で示す編集処理でデザイン
編集する最小単位であり、地下鉄内のデザイン対象物と
の対応をこのコードで行っている。なお13121001と1312
1002の最初の5桁は、次のような意味を持つ。 1:地下1階 3:通路 1:壁 1:右(右の壁)
2:上(右壁の上部)
【0023】上記のように、デザイン区画が編集処理で
デザインする最小単位でありが、このデザイン区画が連
なって地下鉄内の全体を装飾することになる。この場
合、異なるデザイン区画の図案は、他のデザイン区画と
同じ図案であることがよくある。たとえば図4におい
て、地下1階の通路壁の上部がすべて13112001の繰り返
しでるとすれば、13112001のみデザインし、13112002〜
1311200nには13112001と同じ図案が使える(空をイメー
ジした図案の場合、同じ図案の繰り返しでも違和感がな
い)。したがって、地下1階通路の壁の上部は13112001
のみデザインすればよいことになり、デザインデータベ
ース(デザインDB)に登録する部品データもの1種類
のみでよいことになる。そこで、デザインDBは図6に
示すような構造にする。部品とはデザイン区画を飾る図
案データのことであり、部品は小部品の組み合わせによ
って構成されていることを示す。
【0024】たとえば図7の例では説明すると、デザイ
ン区画は3つの小部品から合成されていて、背景となる
小部品1(空の写真)の上に小部品2(缶ビールの写
真)と小部品3(ビン入り飲料水の写真)を合成して配
置して、部品が構成されていることになる。通常、小部
品2、3は広告となるもので、将来、広告内容に変更が
あった場合、小部品2、3を新しい小部品で入れ換えれ
ば、同じデザイン区画の図案をたやすく変更できる。い
ずれにろ、繰り返して図案を並べていく場合には、1つ
の部品テーブルと複数のデザイン区画テーブルがリンク
した形でデータベースが作られる。
【0025】ラッピングシート作成処理(図3参照)で
効率よく処理するためには、デザイン区画は印刷紙(ラ
ッピングシート)の大きさにすることが好ましいが、必
ずしもラッピングシートの大きさである必要はない。3
Mの大型静電フルカラープリンタ・スコッチプリンタ2
000システムを使用する場合には、(最大幅1300mm*
長尺<理論上無制限>)印刷が可能であるから、かなり
幅広いデザイン区画を取ることができる。ただし、ラッ
ピングシートを運送したり施工作業をしやすくするため
には、ある程度の大きさに制限する必要があろう。デザ
イン区画がプリンタの印刷幅を超えたり、あるいは印刷
は可能でも施工のしやすさを考慮してラッピングシート
を切断するなど作業が必要となるかも知れないが、その
点は本発明外の仕事であり、施工業者の裁量に任され
る。とはいえ、そのための指示および作業内容について
は、ある程度デザイナーの方で決めておく必要がある。
その際に使用されるのが、実際の寸法も記録した設計図
DBである。
【0026】本発明は地下鉄一駅の全領域を一広告主に
受けもらっていることを主眼においている。広告におい
ては、広告主が売りたい商品そのものを宣伝する方法と
企業イメージを宣伝する方法がある。かりに異なる企業
の同じ性能、同じ価格の商品がある場合、消費者は企業
イメージのよい方の商品を選択する傾向にある。テレビ
コマーシャルにおいても、一社が一番組のスポンサーに
なる場合には、商品そのものを宣伝するよりも、企業イ
メージを宣伝する方法がとられていることが多い。この
ような広告においては、企業の歴史や、その企業がどの
ように社会に貢献しているかをアピールすることに重点
が置かれている。本発明においても、従来の地下鉄構内
のスポット的な広告と違い、一広告主が専有広告主とな
るために、同様な広告方法を採用する。たとえば、地下
鉄を利用する乗客の流れにそって、その企業の歴史や社
会への貢献度などを絵や写真を中心に表現することによ
って、企業イメージを宣伝する。かりに広告主が自動車
会社の場合、階段やエスカレータのように地下鉄利用者
の流れにそって、地上の入口から順に地下鉄のホームに
至る壁沿いに、その自動車会社が扱ってきた自動車を年
代順に並べることにより、その企業の歴史と企業イメー
ジをそれとなく宣伝する。
【0027】広告を有効なものにするには、利用者が必
ず目にする場所に広告を載せることである。地下鉄利用
者が必ず通る場所としては、ホームにつながる階段やエ
スカレータであり、駅のホームの壁である。とくにエス
カレータやホームは、利用者が足を止め、目のやり場に
困る場所である。図8は一般的なエスカレータと階段の
組合わさった連絡通路である。大きな地下鉄構内の場合
に図9のように、上下方向のエスカレータのみで構成さ
れている所もある。図に示した壁の部分はもちろんのこ
と、エスカレータと壁、エスカレータとエスカレータの
間にできる狭間にも広告を載せる。とくにこの部分は、
流れにそって目にできる場所であるために、ストーリー
性を持たせた広告(たとえば、商品の歴史)を載せるに
都合のよい場所でもある。また人間がもっとも足元を注
意する場所がエスカレータや階段のステップであり、こ
こに広告を載せておくことも重要なデザイン上の要素と
なる。
【0028】本発明の地下鉄全領域デザインの目的は、
構内の美化と企業広告のほかに、機能性にある。その一
つが、広告商品(もちろん、商品でなくても可)を道標
としての働きを持たせることである。たとえばドリンク
剤のビンが広告商品の場合、図10の例のようにビンの
飲み口の方を進行方向に向けて描いておけば、歩行者に
進む方向をそれとはなしに知らせることができる。ま
た、蓄光顔料インクで印刷した広告の場合には、停電時
に蓄光顔料が光り、利用者の誘導標識としての働きもす
る。この蓄光顔料について若干説明を加えておく。
【0029】発光体には、自然型発光材料として蛍光、
燐光、夜光等があるが、とくに発光(残光)時間の長い
材料を「蓄光」とよぶ(EVER-BRIGHTの場合、約12時
間の残光)。すなわち、蓄光顔料とは、太陽光や蛍光な
ど光の刺激を受けて、吸収したエネルギーを可視光に変
換し、光の停止後も一定時間発光し続ける顔料で、長期
間(顔料対応年数10年)にわたり反復して発光機能を
有する顔料のことである。蓄光顔料をインク化し、スク
リーン印刷に使用することができる。また各種物品織
物、紙等に印刷することも可能である。もちろん、イン
クかだけでなく、合成樹脂への混入、ペイント化、染料
化、粉体染料化も可能である。EVER-BRIGHT400シリーズ
の場合、以下のような特徴がある。 ・耐水性がある。湿気や漏水のある地下鉄内に最適であ
る。 ・多彩な発光色。ブルー、青緑、緑、黄緑、ピンや、従
来にない発光色(自然色)などの発光色が可能である。
また、従来の蓄光顔料は色づけをすると耐候性が悪くな
るが、400シリーズは色づけしても顔料自体の耐候性が
維持される。 ・無公害。非放射性物質であり、ニッケル等の発ガン性
物質も含まれていない。 ・励起波長は250〜700mmと、可視光線の領域まで拡大さ
れている。
【0030】このような蓄光顔料を本発明の広告印刷に
混入しておけば、停電時に顔料が光り、闇の中でも誘導
標識としての働きを持たせることができる。また、地下
鉄線路沿いのトンネルに蓄光顔料入りの広告を載せてお
けば、電車のライトで広告が発光し、従来にない意外性
のある広告としての効果をもたせることができる。とく
に駅のホームからトンネル内100メートル前後の範囲
は、電車が減速あるいは加速による低速走行する区間で
あり、電車に乗った客にも広告を読み取ることができ
る。
【0031】多くの場合、地下鉄内は構造物がむき出し
になっている。地下鉄構内が味気なく映るのも、このよ
うな状態で構造物が放置されているからである。たとえ
ば、漏水があっても樋がなくて壁が汚れていたり、かり
に樋があっても、それがむき出しになっている。そこで
本発明では、構造物を含めたデザインを用いて、機能と
装飾を兼ね備えるようにする。前記の樋の場合、樋に装
飾を施し、全体の絵の一部として表現する。いわば騙し
絵の手法を用いて、構造物そのものを目立たないように
させる。具体例は実施例で示す。
【0032】
【実施例】本発明の実施例をデザイン面からいくつか紹
介する。図11は図1の(3)で示した地下鉄構内側面図
の左側の一部をデザインした例である。図において、1
0、11、12、13は背景となる図案で、壁全体に貼り合わ
せてある。また21は広告商品で、前景となる部分であ
る。広告商品21(文字広告も含む)は背景の上に貼り合
わせる形でもよいし、また直接背景と一体で印刷した形
でもよい。将来的に短期間(たとえば1、2年)で内容
が変わりような場合には、前景の部分を切り抜きの形で
貼り合わせともよい。その際には、前景部分(デザイン
区画)は再剥離性の粘着剤を使用する。
【0033】エスカレータ1の天井から垂らしてある幟3
1もデザインの一部で、幟にも広告を載せる。また、広
告21(幟31にも含まれる)は蓄光顔料入りのインクで印
刷し、停電時の誘導標識としての働きも持たせる。
【0034】図12は地下鉄ホームと対面する壁と線路
上の天井をデザインした例である。線路24の上の天井22
には空を、線路脇の壁23には単色(この例では白)の背
景に人物をあしらっている。デザイン前とデザイン後を
比較すれば、いかにホーム内が明るく、開放的になって
いるかがわかろう。
【0035】図13は同じホームの、ホーム上から線路
脇の壁とその上の壁を見たところである。壁23と天井22
のデザインを一体として描くことによって、閉鎖的な区
間が開放的で広大な空間として表現できる。また線路脇
の壁23上に柱として描かれた絵25は、樋を隠すためのだ
まし絵となっている。
【0036】
【発明の効果】本発明のデザインは地下鉄構内一駅一領
域一広告主を基本にしている。このため、統一したコン
セプトによるデザインを可能にしている。広告も、これ
までのスポット広告・商品中心広告から企業イメージの
広告も可能にしている。
【0037】地下鉄構内は現在、殺風景な場所となって
いる。それというのも、構築物がそのままむき出しにな
っていたり、壁や天井が建築当時のままであったり、漏
水が壁を汚しているからである。都営、営団、市営、私
営を問わず、地下鉄は公共性が優先されていることもあ
り、乗車運賃が収入源の大半を占めている地下鉄の経営
は必ずしも楽ではない。本発明を用い、広告主に地下鉄
一駅構内全体を統一したコンセプトで広告場所とするこ
とにより、広告主には高い広告効果が期待できるととも
に、地下鉄経営者には広告費によって殺風景な地下鉄構
内を美化できる。テレビコマーシャルで一社が一番組の
スポンサーとなるテレビコマーシャルでは、商品広告よ
りも企業イメージ広告が中心になるっていることが多
い。しかも、その番組が良質の場合には、番組そのもの
を通じて視聴者によい企業イメージを抱かすことができ
る。それと同様に、本発明の統一したコンセプトによる
デザイン(単に商品広告だけでなく、背景となる構内全
体の装飾面含めたデザイン)が広告主に対するイメージ
アップにも貢献することができる。地下鉄利用者には快
適か環境を提供できることも、本発明を用いることによ
る効果である。
【0038】本発明ではラッピングシートよる施工を念
頭においたデザインしている。これによって、コンピュ
ータシステムでデザインした図案データをそのまま印刷
に回すことができるだけなく、施工作業のスピードアッ
プも可能にしている。まだ図案データを変更・更新(と
くに広告部分の更新)する場合も、すでにあるデータを
コンピュータ上で小部品を差し替えることによって、デ
ザイン時間の短縮化が図れる。またラッピングシートに
使用されている粘着剤の種類を選ぶことによって、変更
・更新の頻度が高い図案(主に広告)に対しては、再剥
離用の粘着剤を使用したラッピングシートを用いれば、
背景(これに使用される粘着剤は強力タイプ)をそのま
まにして、変更個所のみを貼り替えるだけでよいため
に、少ない経費で、常時新しい商品広告が可能になる。
【0039】本発明は、デザイン作業の効率化、地下鉄
構内の美化、利用者に快適区間の提供、広告効果のアッ
プが主目的であるが、実用性も兼ね備えていることが特
徴的である。たとえば、蓄光顔料のインクで印刷した広
告は、停電時の誘導標識としての働きをする。
【0040】蓄光顔料インクで印刷したラッピングシー
トを用いることによって、これまで行われてこなかった
トンネル内の広告も可能にしている。意外性を有し、し
かも暗闇に浮かび上がる幻想的な表現が可能となるため
に、これまでにない広告効果も期待できる。
【0041】本発明におけるグラフィックスコンピュー
タシステムは、すでに存在するハードウェアやソフトウ
ェアを組み合わせることによって構築することができる
ために、容易で、なおかつ安価なシステムとすることが
できる。たとえばグラフィックスデザインを行うコンピ
ュータはMACやWindows(登録商標)対応パソ
コンでよく、ラッピングシートに印刷するプリンタは3
Mのスコッチプリンタ2000シリーズでよい。ソフト
ウェアではコンピュータグラフィック界で広く使用され
ているフォトショップやイラストレータで十分に対応で
きる。いずれにしろ、デザインから印刷、施工に至るま
での全工程をコンピュータ上で実行・管理することを可
能にしていることが本発明の特徴であり、本発明を用い
ることによる効果である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の説明に使用する地下鉄構内の設計図で
ある。(1)は地下1階通路の上面図。(2)は地下2
階鉄駅ホームの上面図、(3)地下鉄構内の側面図であ
る。
【図2】本発明で用いるラッピングシートの構造を示す
断面図である。
【図3】本発明の一駅全領域(地下鉄構内)をデザイン
するコンピュータグラフィックスシステムを、入出力を
中心に、処理の流れで示したフローチャートである。
【図4】本発明のコンピュータグラフィックスシステム
でデザインを行う単位であるデザイン区画と地下鉄構内
の実際の区画とを関連づける区画図である。
【図5】本発明のコンピュータグラフィックスシステム
で用いる、デザイン区画に割り当てられるコード(デザ
イン識別コード)のコード体系を説明するための図であ
る。
【図6】本発明のコンピュータグラフィックスシステム
で用いる、デザインデータベースの構造を説明するため
の図である。
【図7】本発明のデザインデータベースのデザイン区
画、部品、小部品との関連を説明するための図である。
【図8】本発明のエスカレータ領域のデザインを行う際
の、デザイン位置を説明するためのエスカレータ領域の
上断面図である。
【図9】本発明のエスカレータ領域のデザインを行う際
の、デザイン位置を説明するためのエスカレータ領域の
上断面図である。
【図10】本発明の通路上のスポット広告と、その広告
が道標となっている場合の例を示す図である。
【図11】本発明の地下鉄一駅全領域を統一したコンセ
プトでデザインした例を示す側面図である(図1の
(1)に対応)。
【図12】本発明の統一したコンセプトに従ってホーム
路線上の天井と路線脇の壁をデザインした例を示す図で
ある。
【図13】本発明の統一したコンセプトに従ってホーム
路線上の天井と路線脇の壁をデザインした例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 エスカレータまたは階段 2 階段またはエスカレータ 3 改札口 4 トンネル 5 地下鉄プラットホーム(ホーム) 6 地下通路 7 落下防止壁(現在の地下鉄では設置されていない駅
が多い) 10 背景(空) 11 背景(単一色) 12 背景(建物) 13 背景(単一色) 21 広告商品 22 線路上の天井 23 線路脇の壁 24 線路 25 だまし絵(漏水用樋上に描かれただまし絵) 31 幟(広告も含む)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地表の公道よりつながる地下鉄の入口から
    駅のプラットホームに至るまでの、通路も含めた一駅全
    領域を統一したコンセプトでデザインするコンピュータ
    システムにおいて、通路の壁、床、天井、床、エスカレ
    ータの狭間、壁、ステップ、天井、プラットホームの
    壁、トンネル(プラットホームの両端よりトンネル部約
    100メートル程度の領域)、柱、床等、地下鉄の一駅
    を統一したコンセプトでコンピュータグラフィックスで
    デザインし、各デザインした図柄を部品としてデータベ
    ースに登録し、必要に応じて指定場所に貼り合わせてい
    き、地下鉄一駅全体をデザインすることを特徴とする地
    下鉄一駅全領域デザインコンピュータグラフィックスシ
    ステム。
  2. 【請求項2】請求項1において、地下鉄構内をデザイン
    するサイズに区画化し、区画に対応した部品(図案デー
    タ:たとえば、ある領域の壁に描く図案)を、領域内の
    壁や床に貼り合わせるための、裏面が粘着剤になったラ
    ッピングシートに印刷し、運送および施工作業の効率化
    手段を備えたことを特徴とする請求項1の地下鉄一駅全
    領域コンピュータグラフィックシステム。
  3. 【請求項3】請求項1において、背景と前景を別々にデ
    ザインし、地下鉄一駅一領域全体を単一の広告主(スポ
    ンサー)が専有契約し、当該広告主の広告商品を前景の
    部品としてデザインし、前景である部品を入口から駅の
    プラットホームに至るまでの乗客の流れに従ってストー
    リー性を持たせて背景に配置していくことを特徴とする
    デザイン方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、広告主が替わったと
    き、あるいは広告内容に変更がある場合、背景をそのま
    まにして、部品である広告図柄のみを差し替える手段に
    よって、デザインの処理時間を効率的に実行することを
    特徴とする請求項1の地下鉄一駅全領域コンピュータグ
    ラフィックシステム。
  5. 【請求項5】請求項3において、長期間変更のない背景
    には強力粘着剤を使用したラッピングシートを用い、差
    し替えの起こる可能性の高い前景部品には再剥離性粘着
    剤を使用したラッピングシートを用い、広告内容に変更
    が出たとき、前景部分のラッピングシートのみを差し替
    えることにより、柔軟性のある施工作業が行えることを
    特徴とする装飾方法。
  6. 【請求項6】請求項4において、エスカレータに沿った
    壁、壁とエスカレータの手摺用ベルトの狭間、エスカレ
    ータとエスカレータの狭間、エスカレータの入口および
    出口のステップ等、エスカレータ周辺に蓄光顔料入りの
    広告を載せることにより、広告効果、通常時および停電
    時の道標としての誘導効果を兼ね備えたことを特徴とす
    る広告デザイン方法。
  7. 【請求項7】請求項4において、プラットホーム両端の
    トンネル口から100メートル前後の領域あるいはトン
    ネル内の一区画に蓄光顔料インクで印刷した広告(ペイ
    ントも可)を描き、蓄光顔料の発光現象によって闇に広
    告を浮き上がらせることを特徴とする広告デザイン方
    法。
  8. 【請求項8】請求項4において、地下の壁にしみ出る漏
    水による汚れを防止するために、漏水個所に樋を付ける
    とともに、樋を含めて全体を一つの絵として樋そのもの
    を目立たないようにデザインすることを特徴とするデザ
    イン方法。
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