JP2002082186A - 電波時計 - Google Patents

電波時計

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JP2002082186A JP2000269520A JP2000269520A JP2002082186A JP 2002082186 A JP2002082186 A JP 2002082186A JP 2000269520 A JP2000269520 A JP 2000269520A JP 2000269520 A JP2000269520 A JP 2000269520A JP 2002082186 A JP2002082186 A JP 2002082186A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成を複雑化することなく受信成功率を高め
ることができる電波時計を提供する。 【構成】 タイムコード判定部3は分ビット列や時ビッ
ト列(ブロック)等を出力する。ブロック判定フラグ制
御部4は、取得できたブロックについてはフラグ7の対
応ビット部分に対し“1”をセットし、取得できない場
合には“0”のままとする。1単位期間(例えば4周
期:4分間)中にフラグ7の下位6ビットが全て1にな
ると、標準時刻情報の全ブロックを取得できたことにな
り、このときの時刻情報を仮時刻情報として仮時刻記憶
部9に格納する。1単位期間を2回実行し、第1仮時刻
と第2仮時刻が取得できたら、時刻情報生成部10は、
両仮時刻に基づいて時刻情報の正否判断を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、標準電波を受信して
正確な時刻を生成することができる電波時計に関する。
【0002】
【従来の技術】標準時刻情報(タイムコード)を乗せた
標準電波が郵政省通信総合研究所により運用されてい
る。長波帯の標準電波は長波帯JJYと呼ばれ、40K
Hzの周波数で送出されており、これを受信し検波・復
調を行って標準時刻情報を取り出すことにより、正確な
日本標準時を得ることができる。このような標準電波を
利用した技術としては、特開平11−304973号公
報(IPC:G04G7/02)に開示された「電波修
正時計」などが知られている。
【0003】ところで、電波を受信するアンテナの設置
状況や標準電波送信アンテナからの距離などの条件によ
る標準電波の受信強度の低下、更には周辺機器からの電
磁妨害により、タイムコードにノイズが混入することが
ある。従来の単純なデコードでは、ノイズによってデコ
ードが行えなくなったり、デコード結果である時刻情報
が不正なものとなってしまうことがあった。タイムコー
ドには2ビットのパリティビットが設けられているが、
これは分データと時データ専用であり、これだけでは取
得情報全ての誤りを検出できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に開示された
電波修正時計においては、タイムコードを時や分の部分
に分割し、分割ブロック毎にデコード結果が不正かどう
かを判断し、不正であると判断した分割ブロックについ
てのみ継続して受信を行うことで受信成功率を高める技
術が開示されている。しかしながら、各ブロックにつき
逐一正否判定を行うため、ハードウェア構成やソフトウ
ェア構成が複雑化してしまう。
【0005】この発明は、上記の事情に鑑み、構成を複
雑化することなく受信成功率を高めることができる電波
時計を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の電波時計は、
上記の課題を解決するために、標準電波を受信し、受信
した標準電波から標準時刻情報を取り出し、この標準時
刻情報によって時計装置を補正するようにした電波時計
において、標準時刻情報を区分してブロック単位で取得
するブロック取得部と、ブロック毎に情報取得の有無を
示す取得判定情報を保持するフラグ部と、複数周期期間
にて全てのブロックについて情報取得有りである場合に
取得周期を加味して仮時刻情報を生成する仮時刻情報生
成部と、前記複数周期期間を二回実行して得られた二つ
の仮時刻情報の対比によって時刻情報の正否を判定する
判定部と、を備えたことを特徴とする。
【0007】上記構成においては、複数周期を費やすこ
とで標準時刻情報の全ブロックを得ようとすることにな
る。すなわち、単周期では何回実行しても標準時刻情報
の全ブロックが揃わない(取得できない)ことがあるの
に対し、何周期かを費やすことによって標準時刻情報の
全ブロックが揃う機会が増えることになる。全ブロック
を揃える段階ではその正否判定を行っていない。従っ
て、各ブロックにつき逐一正否判定を行うこととする場
合のハードウェア構成やソフトウェア構成の複雑化を回
避できる。正否判定は、複数周期期間を二回実行して得
られた二つの仮時刻情報の対比によって行う。
【0008】また、この発明の電波時計は、上記の課題
を解決するために、標準電波を受信し、受信した標準電
波から標準時刻情報を取り出し、この標準時刻情報によ
って時計装置を補正するようにした電波時計において、
標準時刻情報を区分してブロック単位で取得するブロッ
ク取得部と、ブロック毎に情報取得の有無を示す取得判
定情報を保持するフラグ部と、所定周期期間にて全ての
ブロックについて情報取得有りである場合に取得周期を
加味して仮時刻情報を生成する仮時刻情報生成部と、前
記所定周期期間を二回実行して得られた二つの仮時刻情
報の対比によって時刻情報の正否を判定する判定部と、
前記所定周期期間を可変制御する制御部と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0009】上記構成においては、先述した構成と同
様、基本的には複数周期を費やすことで標準時刻情報の
全ブロックを得ようとすることになる。ただし、標準電
波の受信状態が良好であれば、単周期で全ブロックが揃
うので、このような場合においては当初は複数周期であ
った所定周期期間が単一周期に変更され得る。また、当
初の複数周期によっても標準時刻情報の全ブロックがな
かなか得られないような場合には、当初よりも長い(多
い)複数周期に変更される。
【0010】また、この発明の電波時計は、標準電波を
受信し、受信した標準電波から標準時刻情報を取り出
し、この標準時刻情報によって時計装置を補正するよう
にした電波時計において、標準時刻情報が夏時間か否か
を判断する判断手段と、ユーザー操作によって夏時間指
定がなされたときには、前記時計装置に対して夏時間補
正を指令する一方、前記判断手段にて標準時刻情報が夏
時間であると判断された場合には時計装置に対して夏時
間補正を行わせないように制御する制御手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0011】上記の構成であれば、標準時刻情報が夏時
間であるのに時計装置側で更に夏時間補正を行ってしま
う二重補正を回避することができる。
【0012】また、この発明の電波時計は、標準電波を
受信し、受信した標準電波から標準時刻情報を取り出
し、この標準時刻情報によって時計装置を補正するよう
にした電波時計において、標準時刻情報が夏時間か否か
を判断する判断手段と、ユーザー操作によって通常時間
指定がなされたときには、前記判断手段にて標準時刻情
報が夏時間であると判断された場合に時計装置に対して
夏時間を通常時間に補正させる指令を行う制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0013】上記の構成であれば、ユーザー設定によっ
て夏時間を通常の時間に戻すことが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1
乃至図3に基づいて説明する。図1はこの実施形態を示
す図であって、VCR(ビデオカセットレコーダ)に組
み込まれた電波時計の構成を示したブロック図であり、
図2は二つの複数周期(前半、後半)の関係を示した説
明図であり、図3はタイムコードにおける夏時間に係わ
る情報を示した説明図である。
【0015】図1では、長波帯JJYを処理する構成を
示している。タイムコード(標準時刻情報)を乗せた標
準電波はバーアンテナ1を通じて受信部2に入力され
る。受信部2は40KHzの周波数を選定し、この選定
した周波数の信号を検波することによってタイムコード
を取り出し、これをタイムコード判定部3に供給する。
【0016】タイムコード判定部3は、パルス幅が0.
2s±5msであるマーカー(M)及びポジションマー
カー(P0〜P5)の検出、パルス幅が0.8s±5m
sである2進の“0”の検出、及びパルス幅が0.5s
±5msである2進の“1”の検出を行う。また、タイ
ムコード判定部3は、ポジションマーカー(P0)とマ
ーカー(M)とが連続して検出されたときに正分が到来
したと判断し、この正分の到来時点から分ビット列(7
ビット出力:P1までの間に存在)、時ビット列(6ビ
ット出力:P1からP2までの間に存在)、通算日ビッ
ト列(10ビット出力:P2からP3を跨いでP4まで
の間に存在)、年ビット列(8ビット出力:P4からP
5までの間に存在)、曜日ビット列(3ビット出力:P
5からP0までの間に存在)を生成する。この実施形態
では、前記各ビット列を各ブロックとする(通算日は2
ブロック)。
【0017】ここで、標準電波の受信強度や周辺機器か
らの電磁妨害によってタイムコードにノイズが混入し、
パルス幅やパルス間隔に乱れが生じてしまうと、マーカ
ー判断や“0”“1”判断ができないことがある。タイ
ムコード判定部3は、判断できないパルスが存在するブ
ロックについては、これを破棄し、ブロック記憶部へは
与えない。また、タイムコード判定部3は、判断できな
いパルスが存在したときには、エラー発生信号を生成
し、このエラー発生信号をブロック判定フラグ制御部4
に供給する。
【0018】ブロック判定フラグ制御部4は、例えばタ
イムコード判定部3から正分情報を得てタイムカウント
を開始し、タイムコード判定部3からエラー発生信号を
受けなければ、上記タイムカウントに従って、フラグ7
(全8ビット)の各ビット部分に対し、順次、分フラグ
(0ビット目)、時フラグ(1ビット目)、通算日フラ
グ(2,3ビット目)、年フラグ(4ビット目)、及び
曜日フラグ(5ビット目)において各々“1”をセット
していく。一方、タイムコード判定部3からエラー発生
信号を受けたときには、正分からの経過時間(上記タイ
ムカウント)によって、分,時等のどのブロックでエラ
ーが生じたのかを判断し、該当ブロックに対応するフラ
グ部分においては“0”のままとするようになってい
る。
【0019】周期カウント部5は、例えばタイムコード
判定部3から正分情報を得てタイムカウントを開始し、
現時点が何周期目であるかを示す周期情報を生成する。
1周期は60秒である。また、この実施形態では、4周
期を1単位期間とし、1単位期間が終了するとクリア信
号を生成してブロック記憶部6の内容及びフラグ7の全
ビットを“0”にするようになっている。
【0020】ブロック記憶部6は、タイムコード判定部
3から与えられた分ブロック、時ブロック、通算日ブロ
ック(2ブロック)、年ブロック、及び曜日ブロックを
記憶する。また、各ブロックにつき、それがどの周期に
おいて得られたのかを示すことになる周期情報(図では
周期取得情報と表記)を周期カウント部5から得て記憶
する。例えば、最初の周期においてブロックが得られた
のであれば、周期情報は“0”であり、次の周期におい
てブロックが得られたのであれば、周期情報は“1”で
あり、更に次の周期においてブロックが得られたのであ
れば、周期情報は“2”という具合になる。また、1単
位期間(4周期)において、或るブロックの記憶が実行
された場合(対応フラグ部が“1”となった場合)は、
そのブロックの書換えは行わず、対応フラグ部が“0”
であるブロックについてのみ、タイムコード判定部3か
ら供給されるブロックを記憶する。
【0021】フラグ判定部8は、1単位期間において、
フラグ7の0ビット目から5ビット目までが全て“1”
になったかどうかを判断し、全てが“1”になったとき
に記憶許可信号を生成してこれを仮時刻記憶部9に与え
る。
【0022】仮時刻記憶部9は、第1の1単位期間にお
いて前記ブロック記憶部6から得た時刻(取得周期情報
に基づいて分ブロックを修正済み)を第1仮時刻として
記憶し、第2の1単位期間において前記ブロック記憶部
6から得た時刻(取得周期情報に基づいて分ブロックを
修正済み)を第2仮時刻として記憶する。ここで、仮時
刻については何ら正否判断は行われておらず、例えば、
分ブロックが70分を示しているような場合もあり得
る。また、仮時刻をビット列のままとせずに、デコード
を行った上で記憶しておくようにしてもよい。
【0023】図2は第1の1単位期間(前半)と第2の
1単位期間(後半)との関係を示している。この図の例
では、第1の1単位期間は7時21分から7時25分ま
での間であり、第2の1単位期間は7時25分から7時
29分までの間であった場合を示している。
【0024】時刻情報生成部10は、仮時刻記憶部9か
ら第1仮時刻と第2仮時刻とを取得し、両情報に基づい
て正否判断を行い、正しいと判断したときには各ブロッ
クに対するデコードを行って時刻情報を生成する。図2
に基づいて正否判断の処理を説明すると、第1仮時刻に
おける分は24分であり、第2仮時刻における分は28
分であり、その差異は4分となるはずである。また、時
や通算日や曜日は基本的には一致するはずである。一
方、仮時刻における分情報が誤っていれば、その差異は
4分とはならない。また、時や通算日や曜日は不一致と
なる。従って、時刻情報生成部10は、第1仮時刻と第
2仮時刻との分の差異として“4”という結果を得ると
ともに時や通算日について同一という結果を得たときに
時刻情報は正しいと判断する。なお、上記の例では分情
報については連続性判断を行い、時や通算日等について
は一致判断を行ったが、時や通算日等についても連続性
判断を行うようにしてもよい。また、仮時刻がデコード
後のものであれば、デコード後の時刻情報に基づいて連
続性判断や一致判断を行うこととなる。
【0025】時計装置11は、自らが時を刻む機能を備
えるとともに、時刻情報生成部10から時刻情報が与え
られたときには、当該時刻に補正する機能を備える。時
計装置11が出力する時刻はマイクロコンピュータ12
に与えられる。
【0026】仮時刻を取得するための1単位期間は、こ
の実施形態では4周期であり、このように複数周期を費
やすことで標準時刻情報の全ブロックを得ようとしてい
る。すなわち、単周期では何回実行しても標準時刻情報
の全ブロックが揃わない(取得できない)ことがあるの
に対し、何周期かを費やすことによって標準時刻情報の
全ブロックが揃う機会が増えることになる。そして、全
ブロックを揃える段階ではその正否判定(時刻の正さの
判定)は行っておらず、タイムコード判定(パルスの正
さ判定)を行っているだけである。従って、各ブロック
につき逐一正否判定を行うこととする場合のハードウェ
ア構成やソフトウェア構成の複雑化を回避したものとな
っている。特に、マイクロコンピュータ(VCRの制御
を行う)12がタイムコード判定やブロック判定フラグ
制御等をソフトウェアにて担うこことする場合には、主
たるVCR制御に影響を与えないように短時間で処理す
ることが必要であり、前記の正否判定を行うことによる
負荷を軽減することになるこの発明は、このようなソフ
トウェア処理による場合に一層効果的となる。
【0027】マイクロコンピュータ12は、VCR処理
部13に対する各種制御を行う。そして、この実施形態
においては、操作部14において夏時間指定がなされた
ときには、時計装置11に対して夏時間補正を指令する
のであるが、標準時刻情報自体が夏時間であるときに
は、時計装置11に対して夏時間補正を行わせないよう
に制御する。
【0028】ここで、夏時間情報は、タイムコードにお
ける予備ビット(2ビット:SU1,SU2)を利用す
るものであり、将来的に夏時間情報としての意味を持た
せる場合は、図3に示すごとくなる。一方、VCRにお
いては、ユーザー操作により、独自に時間を進める処理
を行うことで夏時間を作りだすことがあり得る。従っ
て、ユーザー操作により夏時間を作りだすこととした場
合において、夏時間が送信されてくるようになると、二
重補正が行われてしまうことになる。そこで、操作部1
4において夏時間指定がなされたときには、時計装置1
1に対して夏時間補正を指令し、タイムコード判定部1
1において得られた予備ビットにおけるSU2が“1”
か“0”かを判断し、“1”の場合には夏時間実施中で
あるので、時計装置11に対して夏時間補正を行わせな
いように制御することで二重補正を防止している。
【0029】また、標準時刻情報として夏時間が送られ
てくる場合でも、通常時刻が欲しいとすることも考えら
れ、この要求に応えるために、例えば、通常時刻指定ボ
タンを操作部14に設けておき、このボタンが操作され
たときには、予備ビットにおけるSU2が“1”か
“0”かを判断し、“1”の場合には夏時間実施中であ
るので、時計装置11に対して時間を遅らせる逆補正を
実行させて通常時刻を生成するようにしてもよい。
【0030】また、この実施形態では、1単位期間を4
周期(4分)としたが、これに限るものではない。ま
た、1単位期間を固定せずに可変としてもよい。例え
ば、マイクロコンピュータ12は時刻情報生成部10か
ら正否判断を取得し、正しい標準時刻情報が得られない
ことが長く続いたと判断した場合、或いはフラグ判定部
8の記憶許可信号を取得し、この記憶許可信号が得られ
ないことが長く続いたと判断した場合に、1単位期間を
5周期或いは10周期というように長くなる方向に変更
するよう周期カウント部5及び時刻情報生成部10(分
の差異判定用)に指令を与える。1単位周期が長くなれ
ば各ブロックにおいてコード取得の機会が増えることに
なり、正しい標準時刻情報が得られる機会も増えること
になる。一方、正しい標準時刻情報が予定通りに取得で
きたり、記憶許可信号が1単位期間を待たずに取得でき
ているときには、1単位期間が短くなる方向(1単位期
間を単周期とする場合も含む)に変更するよう周期カウ
ント部5及び時刻情報生成部10に指令を与える。この
ような期間変更制御により、当該電波時計が置かれる場
所においての最適な1単位期間が自動設定されることに
なる。なお、ユーザー設定によって1単位期間が変更さ
れるようにしてもよい。
【0031】また、この実施形態では、電波時計がVC
Rに組み込まれた構成を示したが、電波時計単体、或い
は他の装置に組み込まれて動作する構成としてもよいも
のである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、標準時刻情報をブロック分割し、複数周期を費やし
て全ブロックを得ようとするものであり、しかも全ブロ
ックの取得の段階では正否判断を行わないため、比較的
簡単なハードウェア構成或いはソフトウェア構成としつ
つ受信成功の確率を高めることができる。また、所定周
期期間を可変制御する構成であれば、電波時計が置かれ
る場所においての最適な所定周期を設定することが可能
になる。また、夏時間に対する制御を行う構成において
は、標準時刻情報が夏時間であるのに時計装置側で更に
夏時間補正を行ってしまう二重補正を回避し、また、ユ
ーザー設定によって夏時間を通常の時間に戻すことがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の電波時計のブロック図で
ある。
【図2】この実施形態の二つの複数周期の関係を示した
説明図である。
【図3】タイムコードにおける夏時間に係わる情報を示
した説明図である。
【符号の説明】
1 バーアンテナ 2 受信部 3 タイムコード判定部 4 ブロック判定フラグ制御部 5 周期カウント部 6 ブロック記憶部 7 フラグ 8 フラグ判定部 9 仮時刻記憶部 10 時刻情報生成部 11 時計装置 12 マイクロコンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準電波を受信し、受信した標準電波か
    ら標準時刻情報を取り出し、この標準時刻情報によって
    時計装置を補正するようにした電波時計において、標準
    時刻情報を区分してブロック単位で取得するブロック取
    得部と、ブロック毎に情報取得の有無を示す取得判定情
    報を保持するフラグ部と、複数周期期間にて全てのブロ
    ックについて情報取得有りである場合に取得周期を加味
    して仮時刻情報を生成する仮時刻情報生成部と、前記複
    数周期期間を二回実行して得られた二つの仮時刻情報の
    対比によって時刻情報の正否を判定する判定部と、を備
    えたことを特徴とする電波時計。
  2. 【請求項2】 標準電波を受信し、受信した標準電波か
    ら標準時刻情報を取り出し、この標準時刻情報によって
    時計装置を補正するようにした電波時計において、標準
    時刻情報を区分してブロック単位で取得するブロック取
    得部と、ブロック毎に情報取得の有無を示す取得判定情
    報を保持するフラグ部と、所定周期期間にて全てのブロ
    ックについて情報取得有りである場合に取得周期を加味
    して仮時刻情報を生成する仮時刻情報生成部と、前記所
    定周期期間を二回実行して得られた二つの仮時刻情報の
    対比によって時刻情報の正否を判定する判定部と、前記
    所定周期期間を可変制御する制御部と、を備えたことを
    特徴とする電波時計。
  3. 【請求項3】 標準電波を受信し、受信した標準電波か
    ら標準時刻情報を取り出し、この標準時刻情報によって
    時計装置を補正するようにした電波時計において、標準
    時刻情報が夏時間か否かを判断する判断手段と、ユーザ
    ー操作によって夏時間指定がなされたときには、前記時
    計装置に対して夏時間補正を指令する一方、前記判断手
    段にて標準時刻情報が夏時間であると判断された場合に
    は時計装置に対して夏時間補正を行わせないように制御
    する制御手段と、を備えたことを特徴とする電波時計。
  4. 【請求項4】 標準電波を受信し、受信した標準電波か
    ら標準時刻情報を取り出し、この標準時刻情報によって
    時計装置を補正するようにした電波時計において、標準
    時刻情報が夏時間か否かを判断する判断手段と、ユーザ
    ー操作によって通常時間指定がなされたときには、前記
    判断手段にて標準時刻情報が夏時間であると判断された
    場合に時計装置に対して夏時間を通常時間に補正させる
    指令を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする電波
    時計。
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