JP2004191263A - 電波時計 - Google Patents

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【課題】サマータイムとウインタータイムの切替え当日のほぼ切替え時刻より、正しい時刻を表示させることの出来る電波修正時計を提供する。
【解決手段】標準時刻を受信して時刻補正を行う電波時計であって、受信した時刻情報がサマータイムかウインタータイムかを検出するサマータイム検出手段5と、サマータイムかウインタータイムかを検出した時受信開始時刻を変更するよう信号を送出する受信開始時刻記憶手段6と、時計内の時刻をカウントするメインカウンタ7と、受信開始時刻記憶手段6の開始時刻とメインカウンタ7の時刻が一致したことを検出する受信開始時刻検出手段10と、この受信開始時刻検出手段10の信号により受信回路2をON/OFFさせる受信回路ON/OFF手段11より成り、受信開始時刻記憶手段6はウインタータイムの受信開始時刻6Aよりサマータイムの受信開始時刻6Bを1時間遅らせた時刻が記憶されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電波時計に関するもので、詳しくはサマータイム制度が導入されたときに好適な電波時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、標準電波を受信して時刻を補正することの出来る電波時計が多く見られるようになってきた。これは独立行政法人通信総合研究所が発信する、東日本は福島県からの電波を、西日本は佐賀県からの電波を1日に1回受信して、自分の時計の時刻を修正することにより非常に精度の良い時刻を常に知ることが出来る時計である。ところで現在、日本はサマータイム制度を導入はしていないが、アメリカやヨーロッパなどはサマータイム制度を導入している。このため日本もこのサマータイム制度を導入しようとする動きが見られるところである。
【0003】
現在の電波時計は、定期的(例えば1日1回)に標準電波を受信して時刻を補正する方法を採っている。(例えば、特許文献1参照)。これは、受信にも電力を必要とするので、時計特に腕時計の場合、消費電力を少しでも節約しようとする為に、必須の事柄である。これらの電波時計は一年を通して定められた時刻、例えば午前2:00(以下2:00AM等と記載)、に自動受信し時刻を補正するものが一般的である。2:00AMに受信時間を決めているのは、なるべく人が寝ている間に受信をしておこうという点と、生活で発生するノイズが少ない夜中に受信を行なうことで受信の成功率を高める点にある。
【0004】
ところで、サマータイム制を実施している国や地域、例えばヨーロッパ等ではサマータイムからウインタータイムへの切替えは、3:00AMに時間を1時間戻し2:00AMとし、またウインタータイムからサマータイムの切替えは2:00AMに時間を1時間進めて3:00AMとするのが一般的である。次にこの自動受信において、サマータイム制が導入されたときの受信システムについて図面を用いて説明する。
【0005】
図4と図5は、自動受信時間を午前2時の時にサマータイムからウインタータイムへ、またウインタータイムからサマータイムへ移行する受信システムを説明する説明図であり、図6と図7は、自動受信時間を午前3時の時にサマータイムからウインタータイムへ、またウインタータイムからサマータイムへ移行する受信システムを説明する説明図である。図において、STはサマータイム、WTはウインタータイムを示す。
【0006】
まず、2:00AMに自動受信する電波時計が、サマータイムからウインタータイムに切り替るときに自動受信する場合ついて図4を用いて説明する。サマータイムの2:00AMになり自動受信を開始するとき送信されてくる時刻データはサマータイム2:00AMである。受信の処理におよそ2分程かかるので自動受信が終了したときの時刻はサマータイム2:02AMである(図4(1))。その後サマータイム2:59AMの1分後に時刻はウインタータイム2:00AMになる(図4(2))のであるが、受信時刻は2:00AMに決められているので、この時間では受信をしない。
【0007】
このため、電波時計の表示時刻は実際の時刻に対し1時間進んだ時刻3:00AMを表示することになる(図4(3))。この1時間の進みは次回の自動受信が成功するまで継続する。更にこのとき、サマータイム2:00AMの受信が成功しているので受信結果確認を行っても表示時刻が実際の時間より1時間進んでいるにも関わらず“受信OK”が表示されてしまう(図4(4))。
【0008】
次に、この電波時計がウインタータイムからサマータイムに切り替る場合を図5により説明する。ウインタータイム2:00AMになり自動受信を開始する。このとき、送信されてくる時刻データはサマータイム3:00AMになっているから(図5(1))、自動受信処理の間に電波時計内部の時刻データがウインタータイム2:00AMからサマータイム3:00AMに更新され、自動受信が終了したときの時刻は3:02AMとなり、実際の時刻と一致する(図5(2))。
【0009】
ただし、受信処理中の送信時刻サマータイム3:00‘00AM〜3:01‘59AMの間の約2分間は電波時計に表示される時刻はウインタータイム2:00‘00AM〜2:01‘59AMであり、実際の時刻に対し1時間遅れるが、2:02AMにはサマータイム3:02AMに替わるので、問題は発生しない。以上が自動受信を2:00AMとしたときの受信システムである。
【0010】
次に自動受信が2:00AMでなく3:00AMに1回受信する電波時計の場合について図6と図7を用いて説明する。まず図6の説明図により3:00AMに自動受信する電波時計がサマータイムからウインタータイムに切り替るときを説明する。サマータイム3:00AMになり自動受信を開始するとき、送信されてくる時刻データはウインタータイム2:00AMに切り替っているから(図6(1))、自動受信処理の間に電波時計内部の時刻データが3:00AMからウインタータイム2:02AMに更新され、自動受信が終了したときの時刻は2:02AMが表示され、実際の時刻と一致しており問題は無い(図6(2))。
【0011】
ただし2:00自動受信の時同様、受信処理中の送信時刻ウインタータイム2:00‘00AM〜2:01‘59AMの間の約2分間は電波時計に表示される時刻はサマータイム3:00’00AM〜3:01‘59AMであり、実際の時刻に対し1時間進んでいるが、夜間でもあるし短時間であるので大きな問題とはならない。
【0012】
今度はこの電波時計がウインタータイムからサマータイムに切り替るときの受信について図7の説明図により説明する。まず、送信時刻はウインタータイム2:00AMに時刻を1時間進める。つまり、ウインタータイム1:59AMの1分後にサマータイム3:00AMになる(図7(1))。このとき電波時計の表示時刻はウインタータイム2:00AMであるから、自動受信時刻とはなっていないので、送信時刻つまり実際の時刻に対し電波時計の表示時刻は1時間遅れることになる(図7(2))。
【0013】
その後1時間後の電波時計表示時刻がウインタータイム3:00AMの自動受信時刻となると、電波時計内部の時刻データはウインタータイム3:00AMから処理時間後のサマータイム4:02AMに更新されこの時点で遅れは解消される(図7(3))。しかし、ウインタータイムの2:00AMから3:00AMまでの間は電波時計は1時間遅れることとなる。
【0014】
以上が自動受信時刻を、2:00AM1回の場合と3:00AM1回の場合としたときの各々の説明である。ところでこの他に自動受信を複数回に増やそうとする技術も、特許文献1には記載されている。
【0015】
【特許文献1】
特開2000−171576号公報(第2頁 第1欄 第44行〜第49行 及び 第5頁 第8欄 第1行〜第49行と第4図)
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上記に説明したように、1日に1回の受信しかしない場合、例えば2:00AMの場合は、ウインタータイムからサマータイムに替わる場合は2分程度の表示狂いで大きな問題は無いが、サマータイムからウインタータイムに替わる場合は1時間の進みが次回の自動受信が成功するまで(最大1日間)継続することとなる。更にこの時サマータイム2:00AMの受信が成功しているので、受信結果確認を行っても表示時刻が実際の時間より1時間進んでいるにも関わらず“受信OK”が表示されてしまうと言う課題を有することとなり、時刻精度を求められる電波時計としては致命的な欠陥となってしまう。
【0017】
では1日1回の受信を3:00AMとした時はどうかと言うと、サマータイムからウインタータイムへ替わるときは大きな問題はないが、ウインタータイムからサマータイムに替わる場合、自動受信が成されるまでの1時間は表示時刻が遅れる結果となり、表示狂いが発生してしまうと言う欠点を有することとなる。
【0018】
もう1つの従来例として、特許文献1にあるように、サマータイムとウインタータイム切替え発生のときに、受信回数を増やす方法については、消費電力を極力低減しようとする時計にとって電池の消耗を早めることとなり、特に腕時計に用いるのは大きな不利を生ずる。
【0019】
本願の目的は、サマータイムとウインタータイムとで自動受信する時刻を変更することによって、切替え日当日の切替え時刻から正しい時刻を表示させることの出来る、時刻修正を正確に行える電波修正時計を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決する為に成されたもので以下の要旨を有する。即ち、標準時刻を受信して時刻補正を行う電波時計であって、サマータイムの受信時刻とウインタータイムの受信時刻とで、その自動受信時刻が同一時刻では受信しないように異ならせたものであり、詳しくはウインタータイムの受信時刻よりサマータイムの受信時刻を1時間遅らせて自動受信させようとするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて本発明の一実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態を示すシステムブロック図である。
図1において、1はアンテナで、発信されてくる標準時刻の電波を受信する。2は受信回路で、アンテナ1で受信した電波信号を増幅しフィルタ処理して検波を行なう。3は受信データ蓄積部で、受信された時刻情報を一時蓄積し記憶しておく回路である。4は受信データ検査手段で、受信データ蓄積部3に記憶されている時刻情報が正しく受信されたかどうかを検査する回路である。
【0022】
5はサマータイム検出手段で、受信された情報がサマータイム情報であるかウインタータイム情報であるかを検出するところ。例えば予備ビットとして、SU1=SU2=0では「6日以内にサマータイムへの変更無し」、SU1=1・SU2=0では「6日以内にサマータイムへの変更有り」、SU1=0・SU2=1では「サマータイム実施中」、SU1=SU2=1では「6日以内にサマータイム終了」のような検出を行い(詳細は特許文献1を参照)、この情報を送信する。そして、サマータイム検出手段5でサマータイムが検出されたときは後述の受信開始時刻記憶手段へ送信し、サマータイムが検出されないときは後述のメインカウンタへ信号を送信する。
【0023】
6は受信開始時刻記憶手段で、ウインタータイムとサマータイムそれぞれの期間中の自動受信を開始する時刻を記憶する。即ち、ウインタータイム期間中の自動受信開始時刻データ2:00AMを記憶しておくウインタータイム用受信開始時刻6Aと、サマータイム期間中の自動受信開始時刻データ3:00AMを記憶しておくサマータイム用受信開始時刻6Bとより成る。7はメインカウンタで、電波時計内の時刻のメインカウントを行なうと同時に、受信が正しく行なわれた場合は時刻データとカレンダーデータを変更する。
【0024】
8は表示駆動回路、9は表示駆動回路8からの信号により情報を表示する表示部で、時刻データを表示する時刻表示部9Aとカレンダーデータを表示するカレンダー表示部9B、及びサマータイムが検出された場合はサマータイム情報を表示するサマータイム情報表示部9Cより成る。
【0025】
10は受信開始時刻検出手段で、受信開始時刻記憶手段6から出力される自動受信開始時刻とメインカウンタ−7の時刻からの各情報を入力し両者を比較することによって一致した場合は受信回路ON/OFF手段へ受信開始命令を出力する。即ち、サマータイム検出手段5の検出結果により、サマータイムが検出されたときは受信開始時刻記憶手段6のサマータイム用受信開始時刻6Bを選択して受信開始時刻検出手段10に出力し、また、サマータイム検出手段5がサマータイムを検出しなかったときはウインタータイム用受信開始時刻6Aを受信開始時刻検出手段10に出力する。
【0026】
この情報とメインカウンタ−7の時刻情報を比較し一致したとき受信開始命令を出力するのである。11は受信回路ON/OFF手段で、受信開始時刻検出手段10からの受信開始命令を受け取った場合は受信回路にON命令を出力する。
【0027】
次に本実施形態のシステムの動作を、図1及び図2と図3の受信システム図と受信態様を説明する説明図を用いて詳述する。
本実施形態の電波時計は、前述の予備ビットのうちSU1=SU2=0の「6日以内にサマータイムへの変更無し」即ちウインタータイム実施中のビットと、SU1=0・SU2=1の「サマータイム実施中」のビットを検出するものとする。
【0028】
例えば現在、ウインタータイムを受信中であるとすると、受信回路2はウインタータイム時刻情報を受信し受信データ蓄積部3に情報を一時蓄積する。そしてサマータイム検出手段5で受信された情報がウインタータイム情報を受信したことを検出するとメインカウンタ7へ送信し、メインカウンタ7の時刻を修正する。この修正された時刻を表示駆動回路8を介して表示部9へ送信し、時刻表示部9Aで時刻を、カレンダー表示部9Bでカレンダーを各々表示する。電波時計は次の受信があるまではメインカウンタ7で計時する時刻を表示部9にて表示する。
【0029】
次にウインタータイムが終わってサマータイムへ移行する動作について図3を参考して説明する。移行前では電波時計はウインタータイムが2:00AMに受信するよう構成されている。電波時計のメインカウンタ7が2:00AMになると、受信開始時刻検出手段10へ2:00AMの時刻信号を送信する。受信開始時刻記憶手段6からはこの時点ではウインタータイム用受信開始時刻6Aの2:00AMが送信されているから、この時点では受信開始時刻記憶手段6で設定された時刻とメインカウンタ7の時刻が一致する。すると受信回路ON/OFF手段11がON命令を出し受信回路2が受信を開始する。
【0030】
ここで受信回路2が受信する時刻はウインタータイムの2:00AMの予定であるが、送信時刻はこの時点ではサマータイムの3:00AMに変更されている。即ちアンテナ1から得られる電波を受ける受信回路2は、予備ビットがSU1=0・SU2=1のデータを含んだ3:00AMを受信することとなる。
【0031】
受信回路2はこの受信データを受信データ蓄積部3へ送る。蓄積されたデータは受信データ検査手段4へ送られデータが正しければサマータイム検査手段5へ送られる。前述のように送信時刻情報は既にサマータイムの予備ビットを含む3:00AMとなっている(図3の送信時刻参照)ため、サマータイム検出手段5ではサマータイムを検出し、受信開始時刻記憶手段6へこの情報を送信する。受信開始時刻記憶手段6はこの情報によってサマータイム用受信開始時刻6Bの3:00AMで受信を開始するように受信開始時刻検出手段10へ命令を送る。
【0032】
同時にサマータイム検出手段5はこの受信したサマータイム時刻3:00AMをメインカウンタ7へ送信しメインカウンタ7の時刻をサマータイム時刻に修正する動作に入る。従来技術で述べたように、電波時計は自動受信をしてから表示が替わるまでに2分程掛かるので2:01‘59AMまではウインタータイムを表示しているが、その1秒後には図3に示すように、サマータイム3:02AMを表示することとなる。尚、メインカウンタ7は、この時刻を表示駆動回路8を介して表示部9にて時刻やカレンダーを表示する。同時にサマータイム情報表示部9Cにてサマータイム時刻を表示していることを明示する。以降は電波時計がサマータイム時刻を受信表示する。
【0033】
さて次に、サマータイムからウインタータイムへ移行する動作について図2を参照して説明する。まず、メインカウンタ7がサマータイムの3:00AMになると、受信開始時刻検出手段10へ3:00AMの時刻信号を送信する。受信開始時刻記憶手段6からは未だサマータイム用受信開始時刻6Bの3:00AMが送信されているから、一致を検出すると受信回路ON/OFF手段11がON命令を出し、受信回路2が受信を開始する。
【0034】
サマータイム変更時と同様、受信時刻はサマータイムの3:00AMの予定であるが、送信されてくる時刻はウインタータイムの2:00AMに変更されている。このため受信回路2がアンテナ1から得る時刻情報は、予備ビットがSU1=SU2=0のデータを含んだ2:00AMである。即ち、受信回路2はウインタータイムの予備ビットを含む2:00AMを受信する。
【0035】
受信回路2はこの受信データを受信データ蓄積部3へ送る。この蓄積部3に蓄積された時刻情報は受信データ検査手段4にて検査され、情報が正しければサマータイム検査手段5へ送られる。送信されてきた時刻情報は既にウインタータイム時刻の2:00AMとなっている(図2の送信時刻参照)。このためサマータイム検出手段5は予備ビットによりウインタータイムを検出し、受信開始時刻記憶手段6へこの情報を送信する。受信開始時刻記憶手段6はこの情報によってウインタータイム用受信開始時刻6Aの2:00AMで受信を開始するように受信開始時刻検出手段10へ命令を送る。
【0036】
サマータイム検出手段5は受信したウインタータイム時刻2:00AMを、同時にメインカウンタ7へ送信しメインカウンタ7の時刻をウインタータイム時刻に修正する。電波時計は、3:01‘59AMまではサマータイムを表示しているが、その1秒後にはウインタータイム2:02AMを表示する(図2自動受信時刻参照)。そしてメインカウンタ7は、この時刻を表示駆動回路8を介して表示部9にて時刻やカレンダーを表示する。以降は電波時計がウインタータイム時刻を受信し表示する。
【0037】
以上により、サマータイム中は3:00AMに自動受信を行い、サマータイムからウインタータイムへ切替え時は当日の切替え時刻に2分程の遅延はあるがウインタータイム時刻を受信し表示することが出来る。またウインタータイム中は2:00AMに自動受信を行い、ウインタータイムからサマータイムへの切替え時はその当日の切替え時刻に、やはり2分程の遅延はあるが、サマータイム時刻を受信し表示することができる。
【0038】
本実施例では自動受信の受信時刻をサマータイム中は3:00、ウインタータイム中は2:00としたが、この時刻に拘ることなく他の時刻でも良いことはもちろんである。サマータイムからウインタータイムへの切替え時刻またはウインタータイムからサマータイムへの切替え時刻は実情にあわせて、受信時刻を設定するとよい。要はサマータイムの受信時刻とウインタータイムの受信時刻を異ならせることであり、この際サマータイムの受信時刻を1時間遅らせた受信時刻にすれば良い。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、サマータイム中は、例えば3:00AMに自動受信を実施することにより、サマータイムからウインタータイムへ切替え当日の切替え時刻に受信を行うため、切替え時刻直後から正しい時刻を表示することができるようになる。同様に、ウインタータイム中は、例えば2:00AMに自動受信を行うことにより、ウインタータイムからサマータイムへの切替え当日の切替え時刻に受信を行うため、切替え直後より正しい時刻を表示することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すシステムブロック図である。
【図2】本実施の形態によるサマータイムからウインタータイムへ移行する時の受信システムを説明する説明図である。
【図3】本実施の形態によるウインタータイムからサマータイムへ移行する時の受信システムを説明する説明図である。
【図4】従来技術による自動受信時間を午前2時とした時のサマータイムからウインタータイムへ移行するときの受信システムを説明する説明図である。
【図5】従来技術による自動受信時間を午前2時とした時のウインタータイムからサマータイムへ移行するときの受信システムを説明する説明図である。
【図6】従来技術による自動受信時間を午前3時とした時のサマータイムからウインタータイムへ移行するときの受信システムを説明する説明図である。
【図7】従来技術による自動受信時間を午前3時とした時のウインタータイムからサマータイムへ移行するときの受信システムを説明する説明図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 受信回路
3 受信データ蓄積部
5 サマータイム検出手段
6 受信開始時刻記憶手段
6A ウインタータイム用受信開始時刻
6B サマータイム用受信開始時刻
7 メインカウンタ
8 表示駆動回路
9 表示部
10 受信開始時刻検出手段
11 受信回路ON/OFF手段

Claims (4)

  1. 標準時刻を受信して時刻補正を行う電波時計において、サマータイムの受信時刻とウインタータイムの受信時刻とで、その自動受信時刻を異ならせたことを特徴とする電波時計。
  2. サマータイムの受信時刻とウインタータイムの受信時刻とでは、自動受信時刻が同一時刻では受信しないよう自動受信時刻を異ならせたことを特徴とする請求項1に記載の電波時計。
  3. ウインタータイムの受信時刻よりサマータイムの受信時刻を、その自動受信時刻を1時間遅らせたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電波時計。
  4. 標準時刻を受信して時刻補正を行う電波時計において、受信した時刻情報がサマータイムであるかウインタータイムであるかを検出するサマータイム検出手段と、サマータイムかウインタータイムかを検出した時受信開始時刻を変更するよう信号を送出する受信開始時刻記憶手段と、時計内の時刻をカウントするメインカウンタと、前記受信開始時刻記憶手段の開始時刻と前記メインカウンタの時刻が一致したことを検出する受信開始時刻検出手段と、該受信開始時刻検出手段の信号により受信回路をON/OFFさせる受信回路ON/OFF手段より成り、前記受信開始時刻記憶手段はウインタータイムの受信開始時刻よりサマータイムの受信開始時刻を1時間遅らせた時刻が記憶されていることを特徴とする電波時計。
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