JP2002082038A - 花粉計測装置 - Google Patents

花粉計測装置

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JP2002082038A JP2000275274A JP2000275274A JP2002082038A JP 2002082038 A JP2002082038 A JP 2002082038A JP 2000275274 A JP2000275274 A JP 2000275274A JP 2000275274 A JP2000275274 A JP 2000275274A JP 2002082038 A JP2002082038 A JP 2002082038A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 花粉数や花粉の飛散速度を容易に自動的に測
定できるようにすること。 【解決手段】 ハウジング1内に垂直にシリンダ2を配
置し、下方のファン6を回転させて外気をシリンダ上部
からシリンダ2内に導く。ファン6を停止すると花粉が
落下し、ある時間後に発光部11の位置を全て通過す
る。この通過時間に基づいて花粉の沈降速度を測定す
る。又ファン6を回転させた状態で単位時間毎に測定領
域を通過する花粉数を計測することで、花粉数を示す情
報が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気中を飛散する花
粉の数と飛散速度を測定するための花粉計測装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】今日では春にスギ花粉等が大量に飛散
し、多くの人に花粉症を引き起こす原因となっている。
花粉の飛散量は天候,風向きによって大きく変動するた
め、飛散の程度を容易に測定することが求められてい
る。
【0003】従来大気中の花粉の量を調べるものとして
ダーハム(Durham)型捕集器による方法が知られてい
る。これは2枚の円板を水平に配置し、その間にスライ
ドガラスを配置して一定時間経過した後、スライドガラ
ス上に捕集された花粉を顕微鏡で測定するものである。
又捕集用のスライドガラスを回転自在とし、風の向きに
合わせて回動させ、一定の流速(0.5m3/hr)で大気を吸
引して補集するようにしたバーカード(Burkard)型捕集
器も広く用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の花粉捕集器によれば、スライドガラス上に付着した花
粉数を顕微鏡で計数する必要があり、花粉数の計測に極
めて多くの手間がかかるという欠点があった。
【0005】又花粉を染色して蛍光を測定する方法や、
円形の程度によって花粉かどうかを判定し、その個数を
計測する方法も知られているが、測定方法が複雑で多く
の手間がかかり、又測定が高価になるという問題点があ
った。
【0006】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたものであって、容易にほぼリアルタイムで自
動的に花粉の飛散状態を把握できるようにすることを技
術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、筐体内に垂直に配置された筒状体と、前記筒状体の
下部に設けられ、筒状体の上部から外気を吸入する吸引
部と、前記筒状体の所定位置に取付けられ、筒状体内に
光を照射する発光部と、前記筒状体を通過する微粒子か
らの散乱光を受光する受光部と、前記受光部からの受光
信号を所定の閾値によって弁別し、前記閾値を越える受
光信号を計数する計数部と、前記吸引部の動作を停止し
た後に前記計数部から得られる単位時間当たりの平均計
数値を算出し、算出された前記平均計数値の1/2を閾
値として吸引部の停止から前記計数部からの計数値が半
減値以下となる沈降時間を計測し、沈降時間に基づいて
花粉の沈降速度を算出する信号処理手段と、を具備する
ことを特徴とするものである。
【0008】本願の請求項2の発明は、筐体内に垂直に
配置された筒状体と、前記筒状体の下部に設けられ、筒
状体の上部から外気を吸入する吸引部と、前記筒状体の
所定位置に取付けられ、筒状体内に光を照射する発光部
と、前記筒状体を通過する微粒子からの散乱光を受光す
る受光部と、前記受光部からの受光信号を所定の閾値に
よって弁別し、前記閾値を越える受光信号を計数する計
数部と、前記吸引部の動作中に所定単位時間毎に前記計
数部より得られる計数値に基づいて花粉数を計測する信
号処理手段と、を具備することを特徴とするものであ
る。
【0009】本願の請求項3の発明は、請求項1の花粉
計測装置において、外部からの信号を受信して前記信号
処理手段に花粉の沈降速度の計測開始信号を与え、計測
した沈降速度データを送出する通信手段を更に含むこと
を特徴とするものである。
【0010】本願の請求項4の発明は、請求項2の花粉
計測装置において、外部からの信号を受信して前記信号
処理手段に花粉数の計測開始信号を与え、計測した花粉
数データを送出する通信手段を更に含むことを特徴とす
るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】現在花粉症の原因はスギの花粉が
大部分といわれている。スギ花粉は球形で直径約30μ
mでほぼ均一であり、飛散のし易さは湿度や温度の気象
条件と高い相関がある。又スギに次いで花粉症の原因と
なるヒノキ花粉は粒径30〜45μmである。一方一般
の大気中の粉塵は大半が10μm以下と小さい。そこで
本発明では粒径が約20μm以上の粒子を花粉とみなし
て光散乱法を用いて散乱光を発した粒子数を測定するこ
とによって、花粉の飛散状態を計測するものである。
【0012】図1は本発明の一実施の形態による花粉計
測装置を示す断面図である。本図において円筒形のハウ
ジング1内に筒状体であるシリンダ2が垂直に配置され
る。ハウジング1の中央部分には側方に張り出し下方を
開放したカバー3を有している。カバー3の内側のハウ
ジング1の側面には、メッシュ4が形成され、カバー3
の下方から空気がメッシュ4を介してハウジング1内に
流入するように構成される。ハウジング1の上部は図示
のように密封されている。ハウジング1内ではシリンダ
2が中心軸に沿って垂直に保持される。シリンダ2の上
部は開放されており、下部には円錐形に広がった吸引部
5が設けられ、その内部にはファン6が取付けられる。
ファン6はモータ7によって駆動され、シリンダ2内の
空気を下向きに吸引し、ハウジング1の下方から外部に
放出することによってハウジング1の外部から空気をシ
リンダ2に流入させるものである。
【0013】さてシリンダ1の下方には、その上方のフ
レームから所定の間隔L1、例えば1m下方に発光部1
1から設けられる。発光部11は、例えば光源となるレ
ーザダイオード11aやコリメータレンズを含んでお
り、光をシリンダ2の内部に向けて照射するものであ
る。発光部11からのレーザ光は光のビーム径を円形と
してもよく、又シリンドリカルレンズを用いて楕円形と
してもよい。更にシリンダ2の発光部が取付けられる水
平面を全て覆うようにスリット状の光を照射するように
してもよい。この光ビームの水平面上の最大面積が測定
面積となる。又この発光部11と対向する位置には光を
受光するモニタ用のフォトダイオード12が配置されて
いる。更にシリンダ2の上部には、散乱光を集光するた
めのレンズ13、及び集光された散乱光を受光するため
のフォトダイオード14から成る受光部が設けられる。
レンズ13の外周部分にはレンズ13の曇り止めのため
のヒータ15がフレーム16に保持されている。又フォ
トダイオード14はレンズ13の焦点位置に配置され
る。レーザダイオード11a、フォトダイオード12,
14は信号処理部に接続される。
【0014】次にこの花粉計測装置の信号処理部につい
て図2を用いて説明する。花粉検出用のフォトダイオー
ド14の出力は電圧信号に変換され、増幅器20によっ
て増幅されて弁別回路21において所定閾値を越えるレ
ベルが弁別される。このとき外乱光の影響を除くために
パルス成分のみを通過させるハイパスフィルタを弁別回
路21の前段に設けておいてもよい。弁別回路21の閾
値はレベル設定器22で任意に設定することができるも
のとし、弁別した出力はカウンタ23に入力される。カ
ウンタ23はマイクロコンピュータ24からのリセット
信号によりリセットされ、弁別回路21からのパルス数
を計数するものであって、増幅器20,弁別回路21,
レベル設定器22と共に計数部を構成している。カウン
タ23の計数出力は信号処理手段であるマイクロコンピ
ュータ24に入力される。又モニタ用のフォトダイオー
ド12の出力は電圧信号に変換され、増幅器25で増幅
され、A/D変換器26でデジタル値に変換されてマイ
クロコンピュータ24に与えられる。マイクロコンピュ
ータ24には所定周波数のクロックを発生するクロック
発生器27及びインターフェース回路28が接続され
る。インターフェース回路28にはファン駆動用のモー
タ7を駆動するモータドライバ、光源であるレーダダイ
オード11aを駆動するLDドライバ30及びヒータ1
5を加熱するヒータドライバ31が接続される。ヒータ
15は高湿度の際にレンズ13の曇り止めのためにマイ
クロコンピュータ24からの制御信号に基づいてレンズ
を加熱するものである。又このマイクロコンピュータ2
4には、外部からの制御信号を受信し、検出結果を送信
する通信部32が接続される。この花粉計測装置を山林
等に設置しておくものとすると、有線又は無線通信回線
を介して多数の花粉計測装置を図示しないホストコンピ
ュータに接続し、ホストコンピュータ側でデータを収集
してデータ処理を行わせることができる。有線通信回線
を接続する場合には通信部32はモデムを含むものと
し、無線通信回線で接続する場合には通信部32は無線
送受信装置を含むものとする。
【0015】次に本実施の形態の動作について説明す
る。計測を開始すると、まず一定の速度でモータ7を駆
動しファン6を回転させる。こうすれば外部からカバー
3の下部を通って花粉を含む空気がメッシュ4を通り抜
けてハウジング1内に流入し、シリンダ2の上部よりシ
リンダ2内に流入する。従って発光部11より光をシリ
ンダ2内に照射すると、光の照射部分を花粉が通過した
ときに散乱光が得られる。空気中には他の粉塵も存在し
ているが、大気中の粉塵の大半は10μm以下である。
一方花粉症の原因となっているスギ花粉やヒノキ花粉は
前述のように30μm以上の粒径を持っており、これら
の花粉が流入すると、比較的高いレベルの散乱光が得ら
れる。この花粉計測装置を設置する場所を考慮すると、
飛散する花粉の種類は既知であるといえる。従ってレベ
ル設定器22に適当なレベルの閾値を設定しておくこと
により、ほぼスギなどの花粉のみからの散乱光が得られ
る。これを弁別回路21で波形整形し、単位時間Δt毎
にカウンタ23をリセットして計数することによって、
単位時間内にシリンダ2の測定面積を通過する花粉数N
0が計測できることとなる。
【0016】こうして花粉の流入が安定した後、モータ
7を停止してファン6を停止する。この停止時点t1
シリンダ2内及びその上部に残留する花粉は図3(a)
に示される状態となっている。そしてモータ7を停止し
た後に落下を開始する。その落下速度は空気抵抗によっ
て限定されるため、層流場での粒子の沈降速度Vとな
り、その最終沈降速度は次式で示される。
【数1】 ここでg:重力加速度 μ:空気の粘性係数 dp :粒子の大きさ ρp :花粉の密度 ρf :空気の密度
【0017】例えば花粉の密度を1g/cm3 、粒子径を
30μmとすると、沈降速度Vは約5mm/sec となる。
モータ7を停止した後、図3(a)から徐々に花粉がシ
リンダ内を落下し、図3(b)、次いで図3(c)に示
す状態となる。この間は理想的には単位時間Δtにレー
ザ光で照射される花粉数の平均値は一定と考えられ、落
下中もレーザダイオードで照射される毎に花粉から散乱
光が連続して得られるため、単位時間Δt当たりのカウ
ント数N1は図4(a)に示すように一定となる。そし
てファンを停止した時刻t1 にフレーム16の真下の任
意にあった花粉が落下して発光部11の測定位置を通過
すると、それ以降は図3(d)に示すようにカウント数
はほぼ0となる。従って理想的には、単位時間当たりの
カウント数は図4(a)に示すように変化すると考えら
れる。
【0018】しかし実際には花粉に粒径分布のばらつき
があり、且つ空間的にも分布のばらつきがあり、流れも
完全な層流でなく対流等の影響があるため、図4(b)
に示すようにある時間内では単位時間当たりのカウント
数はほぼ一定値となり、ある時間経過後に徐々にカウン
ト数が0に近づくこととなる。図4(c)はこのグラフ
の包絡線を示すものである。ここで単位時間(例えば1
〜3秒)当たりの粒子数がほぼ一定となっているとき
に、その平均値N2を求める。そしてその平均値N2の
1/2、即ち半減値N2/2を閾値とすれば、発光部1
1の通過を終える時間T1が求まり、この通過時間T1
から沈降速度、即ち花粉の飛散し易さの情報を得ること
ができる。この沈降速度Vは前述した式で示され、変数
である花粉の密度ρp は湿度によって決定される数値と
なる。例えば湿度が低く密度が小さければ飛散し易く、
この場合には包絡線波形は図4(c)に示す曲線Bのよ
うに通過時間T2が長くなる。又湿度が高く密度が大き
ければ、沈降速度も大きく飛散しにくくなり、曲線Cで
示すように沈降時間T3が短くなる。又半減値N2/2
を閾値とすることで正規化されるため、花粉数の絶対値
に影響されることはなくなる。又測定対象となる花粉の
粒径が平均粒径を中心として分散が大きければ、カウン
ト値の変化のカーブの傾きがよりなだらかになることが
考えられるが、半減値を閾値として計測することによ
り、粒径が不均一であることの影響を除くことが可能と
なる。
【0019】そのためこの花粉計測装置は単位時間当た
りのカウント数の平均値N0から花粉数が得られる。又
ファンを停止した後の沈降時間Tから沈降速度V(=L
1/T)を得ることができ、飛散速度情報を得ることが
できる。このような処理を繰り返すことによって、一定
のサイクルタイム毎に自動的に花粉の飛散状態を把握す
ることができるという効果が得られる。
【0020】又通信部32は上位のホストコンピュータ
から測定開始信号を受け取ると、その信号をマイクロコ
ンピュータ24に与えることによって花粉数の計測や沈
降速度の計測を開始させ、この結果得られるデータをホ
ストコンピュータ側に送信するように構成することがで
きる。又そのときの気象条件や花粉数等に基づいて単位
時間Δtを適宜変更する信号を与えるようにすることも
できる。この場合にはカウンタ23をリセットするタイ
ミングを変えるのみで足りる。
【0021】尚この実施の形態ではスギ花粉として花粉
の大きさを約30μmとしたが、ヒノキなどより大きい
花粉に対しては花粉に応じた適切な閾値を設定して計数
することかできることはいうまでもない。又吸引を停止
せずに連続的にファンによる吸引をすることによって、
空気中を飛散する花粉数の変化を連続してモニタするこ
とも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
1,3の発明によれば、空中を飛散する花粉の沈降速度
から飛散し易さを示す情報を得ることができる。このた
めこの計測装置を山林等に配置しておくことによって、
その位置での花粉の飛散速度が検出できることとなる。
又請求項2,4の発明によれば、空中を飛散する花粉数
を示す情報を得ることができる。この計測装置を山林に
配置しておくことによって、その位置での花粉数が計測
できる。又請求項3,4の発明によれば、この花粉計測
装置を用いて花粉の飛散の程度を示す情報を遠隔地で収
集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による花粉計測装置の構成
を示す断面図である。
【図2】この実施の形態による花粉計測装置の信号処理
部の構成を示すブロック図である。
【図3】この実施の形態による花粉計測装置のファン停
止後の花粉の沈降を示す図である。
【図4】本実施の形態によるファン停止後の単位時間当
たりの計数値の変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 シリンダ 3 カバー 4 メッシュ 5 吸引部 6 ファン 7 モータ 11 発光部 12 モニタ用フォトダイオード 13 レンズ 14 受光フォトダイオード 21 弁別回路 23 カウンタ 24 マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福嶋 信彦 大阪府吹田市清水二番一号 日本カノマッ クス株式会社内 (72)発明者 平野 元久 東京都千代田区大手町二丁目三番一号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 安田 英典 東京都千代田区大手町二丁目三番六号 株 式会社三菱総合研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に垂直に配置された筒状体と、 前記筒状体の下部に設けられ、筒状体の上部から外気を
    吸入する吸引部と、 前記筒状体の所定位置に取付けられ、筒状体内に光を照
    射する発光部と、 前記筒状体を通過する微粒子からの散乱光を受光する受
    光部と、 前記受光部からの受光信号を所定の閾値によって弁別
    し、前記閾値を越える受光信号を計数する計数部と、 前記吸引部の動作を停止した後に前記計数部から得られ
    る単位時間当たりの平均計数値を算出し、算出された前
    記平均計数値の1/2を閾値として吸引部の停止から前
    記計数部からの計数値が半減値以下となる沈降時間を計
    測し、沈降時間に基づいて花粉の沈降速度を算出する信
    号処理手段と、を具備することを特徴とする花粉計測装
    置。
  2. 【請求項2】 筐体内に垂直に配置された筒状体と、 前記筒状体の下部に設けられ、筒状体の上部から外気を
    吸入する吸引部と、 前記筒状体の所定位置に取付けられ、筒状体内に光を照
    射する発光部と、 前記筒状体を通過する微粒子からの散乱光を受光する受
    光部と、 前記受光部からの受光信号を所定の閾値によって弁別
    し、前記閾値を越える受光信号を計数する計数部と、 前記吸引部の動作中に所定単位時間毎に前記計数部より
    得られる計数値に基づいて花粉数を計測する信号処理手
    段と、を具備することを特徴とする花粉計測装置。
  3. 【請求項3】 外部からの信号を受信して前記信号処理
    手段に花粉の沈降速度の計測開始信号を与え、計測した
    沈降速度データを送出する通信手段を更に含むことを特
    徴とする請求項1記載の花粉計測装置。
  4. 【請求項4】 外部からの信号を受信して前記信号処理
    手段に花粉数の計測開始信号を与え、計測した花粉数デ
    ータを送出する通信手段を更に含むことを特徴とする請
    求項2記載の花粉計測装置。
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