JP2002080258A - コンクリート組成物およびその製造方法 - Google Patents
コンクリート組成物およびその製造方法Info
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Abstract
つ強度の発現性が良好なコンクリート組成物を提供す
る。 【解決手段】 普通形エコセメントを用い、ポリカルボ
ン酸系分散剤(高性能AE減水剤)を配合したことを特
徴とするコンクリート組成物。
Description
下水汚泥等の廃棄物を原料として製造されたセメント
(以下、エコセメントと称す)を用いることにより、廃
棄物の再利用を図ったコンクリート組成物であって、特
に長期強度の発現性に優れたコンクリート組成物および
その製造方法に関する。
著しく増加し、廃棄物の有効利用、資源化が求められて
いるが、廃棄物処理に関する決定的な方法は無く、現状
は埋め立て処理に頼っている。しかし、最近では、セメ
ント製造分野において、廃棄物の有効利用および再資源
化を目的に、都市ごみ焼却灰や下水汚泥等の廃棄物を原
料としてエコセメントが製造されるようになった。
高いアルミン酸三カルシウム(C3A)を比較的多量に含
有するため、長期強度の伸びが少なく、また水の添加混
練時に流動性が急激に低下しやすく、混練後の作業が著
しく困難となる問題がある。このためエコセメントを用
いたコンクリートの施工においては、スランプロスを低
減し、良好な流動性を確保する必要がある。
対する方策として、水セメント比を減少させるか、また
はセメント量を増加させる方法が挙げられるが、セメン
ト量の増加や水セメント比の減少はコンクリートの流動
性をさらに低下させやすい。一方、流動性の低下に対す
る方策として、減水剤を増量してワーカビリティーを改
善する方法、またはクエン酸、ショ糖などの公知の有機
系遅延剤を使用して初期水和反応を抑制する方法が挙げ
られる。しかし、減水剤の増量は流動性の改善には有効
であるが圧縮強度の低下を招く場合がある。また、有機
系遅延剤を使用すると初期水和反応が過度に抑制されや
すく、初期の強度発現性が低下する場合がある。特に、
ショ糖などの糖類はその添加量によってはエコセメント
の水和反応が促進され、流動性がさらに低下する場合も
ある。
トを用いたコンクリート組成物における従来の上記問題
を解決したものであって、混練後の一定時間、流動性を
確保でき、かつ長期強度の発現性が良好なコンクリート
組成物を提供することを目的とする。なお、本発明にお
いてコンクリート組成物とはモルタルおよびセメントペ
ーストも含む。
題を解決すべく鋭意検討した結果、水和活性が高く、早
期の強度発現性に優れたC3Aを比較的多量に含有する
エコセメントを用いたコンクリート組成物について、ポ
リカルボン酸系分散剤(高性能AE減水剤)を添加する
ことにより、混練後の流動性の低下を抑制し、しかも初
期の強度発現性を低下させずに長期強度を向上できるこ
とを見出した。本発明はかかる知見に基づく。
ンクリート組成物とその製造方法に関する。 (1) 都市ごみ焼却灰、下水汚泥の一種類以上を原料
として製造されたセメントを用い、ポリカルボン酸系分
散剤(高性能AE減水剤)を配合したことを特徴とする
コンクリート組成物。 (2) 都市ごみ焼却灰、下水汚泥の一種類以上を原料
とした焼成物からなる塩素量0.1重量%以下のセメン
トを用いた上記(1)のコンクリート組成物。 (3) 下記A成分とB成分を含有するセメントを用い
た上記(1)または(2)のコンクリート組成物。 A成分;都市ごみ焼却灰、下水汚泥の一種類以上を原料
としてなる焼成物であって、C3Aを10〜25重量
%、C4AFを10〜20重量%、C3AとC4AFの合
計量が20〜35重量%、塩素を0.1重量%以下、並
びにC2SまたはC3Sの一種以上を含有する焼成物 B成分;石膏 (4) ポリカルボン酸系分散剤が下記一般式[1]と一
般式[2]との二元共重合体、またはこれらと共重合が可
能なモノマーとの多元共重合体からなる上記(1)〜(3)の
何れかに記載のコンクリート組成物。 (式中、R1〜R4は同種または異種であって、水素原
子、メチル基またはエチル基を表し、R5は炭素数1〜
3のアルキル基を表す。X1は水素原子、メチル基また
は(CH2)mCOOMを表し、X2はCOOMを表す。M
は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモ
ニウムまたは有機アミンの塩のいずれかを表す。Yは−
CH2O−または−COO−を表す。mは0〜2の整
数、nは20〜300の整数である。) (5) ポリカルボン酸系分散剤の添加量が、セメント
100重量部に対し0.5〜4.0重量部である上記(1)
〜(4)の何れかに記載のコンクリート組成物。 (6) 有機系遅延剤を含むことを特徴とする上記(1)
〜(5)の何れかに記載のコンクリート組成物。 (7) 都市ごみ焼却灰、下水汚泥の一種類以上を原料
として製造されたセメントと、骨材、水およびポリカル
ボン酸系分散剤(高性能AE減水剤)をミキサによって同
時に練り混ぜて上記(1)〜(6)の何れかに記載のコンクリ
ート組成物を製造することを特徴とする方法。 (8) 都市ごみ焼却灰、下水汚泥の一種類以上を原料
として製造されたセメントと、骨材、水および減水剤ま
たはAE減水剤をミキサにより練り混ぜて製造したコン
クリート組成物を型枠に打ち込む直前に、該コンクリー
ト組成物にポリカルボン酸系分散剤(高性能AE減水剤)
を添加し、混合して上記(1)〜(6)の何れかに記載のコン
クリート組成物を製造することを特徴とする方法。
き詳細に説明する。
ントにポリカルボン酸系分散剤(高性能AE減水剤)を
配合したことを特徴とするものであり、好ましくは、塩
素量0.1重量%以下の普通形エコセメントにポリカル
ボン酸系分散剤を配合したものである。
等の廃棄物を原料として製造されたセメントである。エ
コセメントの原料は都市ゴミ焼却灰や下水汚泥焼却灰を
主体にするが、これらに加えて、貝殻や下水汚泥に生石
灰を混合した下水汚泥乾粉、その他の一般廃棄物、さら
には普通のセメント原料である石灰石、粘土、珪石、ア
ルミ灰、ボーキサイト、鉄等を混合して成分調整した原
料なども用いられる。このような原料を1200〜14
50℃で焼成して得た焼成物を粉砕し、この粉砕物に石
膏を添加するか、または焼成物と石膏を同時に粉砕して
エコセメントを製造する。石膏は特に限定されず、例え
ば無水石膏、半水石膏、二水石膏が用いられる。
以下の普通形エコセメントと、塩素量が0.1〜1.5重
量%であって、塩素成分をクリンカー鉱物として固定し
た速硬形エコセメントとがある。速硬形エコセメントは
無筋コンクリートに用いられ、普通形エコセメントは無
筋コンクリートおよび一般の鉄筋コンクリートに広く用
いることができる。
は普通形エコセメントを用いる。その焼成物の鉱物成分
は、概ね、C3A(アルミン酸三カルシウム)を10〜25重量%、
C4AF(鉄アルミン酸四カルシウム)を10〜20重量%、これら
のC3AとC4AFの合計量が20〜35重量%、並びに
C2S(ケイ酸二カルシウム)またはC3S(ケイ酸三カルシウム)の一種以
上を含有し、塩素量0.1重量%以下である。
ウム源は、主として焼却灰から由来しているため、C3
Aが10重量%未満であると焼却灰の使用量が少なくな
り、廃棄物の有効利用および再資源化の観点から好まし
くない。この量が25重量%を上回ると注水直後の瞬結
や凝結が進み、可使時間が確保し難くなるので使い勝手
が悪くなる。また、C4AFが10重量%未満であると
相対的にC3Aの生成量が多くなり上記と同様に可使時
間が確保し難く、使い勝手が悪くなる。また、この量が
20重量%を上回ると凝結時間等の物性に悪影響を及ぼ
す可能性がある。さらにC3AとC4AFの合計量が35
重量%より多いと焼成物を製造する際にキルン内に溶融
物が付着して、安定した製造が困難になるため、C3A
とC4AFの合計量は20〜35重量%が望ましい。
と、コンクリートの単位セメント量が多くなった場合
に、日本工業規格(JIS A 5308)、土木学会標準示方書ま
たは日本建築学会の規定(JASS 5)で定める塩素量の制限
(Cl重量:0.3kg/m3以下)を超える場合があるので、一
般のコンクリートには塩素量0.1重量%以下の普通形
エコセメントが用いられる。
リカルボン酸系分散剤は高性能AE減水剤として作用す
る。このポリカルボン酸系分散剤はアクリル酸、メタク
リル酸、無水マレイン酸等の不飽和カルボン酸の一種ま
たは二種以上を必須の構成モノマーとする共重合体から
なり、例えば、これらの不飽和カルボン酸とアルキレン
グリコール鎖を有するビニル化合物との共重合体、更に
はこれらと共重合が可能なモノマーとの多元共重合体か
らなるものが挙げられる。その中でも特に、以下の一般
式[1]と一般式[2]との2元共重合体、またはこれらと
共重合が可能なモノマーとの多元共重合体が好適であ
る。これらは入手し易く、高性能AE減水剤としての効
果にも優れる。
メチル基またはエチル基を表し、R5は炭素数1〜3の
アルキル基を表す。X1は水素原子、メチル基または(C
H2)mCOOMを表し、X2はCOOMを表す。Mは水素
原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム
または有機アミンの塩のいずれかを表す。Yは−CH2
O−または−COO−を表す。mは0〜2の整数、nは
20〜300の整数である。
セメント100重量部に対して0.5〜4.0重量部が好
ましい。添加量が0.5重量部未満ではコンクリート組
成物の流動性が小さく、4.0重量部より多いと強度発
現性が低下する場合がある。
ため、クエン酸、酒石酸、グルコン酸またはこれらの塩
やショ糖等の有機系遅延剤をポリカルボン酸系分散剤と
共に使用できる。有機系遅延剤の添加量は、コンクリー
ト組成物の可使時間に応じて調節され、一般的にはエコ
セメント100重量部に対し、0.1〜3重量部が好ま
しい。
によって製造すると良い。 (1)エコセメント、骨材、水およびポリカルボン酸系
分散剤を、コンクリートミキサを用いて同時に練り混ぜ
ることによりコンクリート組成物を製造する。 (2)AE減水剤または減水剤を用いて製造したコンク
リート組成物に、所定時間経過後、流動性の向上のため
ポリカルボン酸系分散剤を添加して攪拌することにより
コンクリート組成物を製造する。 なお、ここでAE減水剤または減水剤とは、ナフタレン
スルホン酸塩・ホルムアルデヒド縮合物、リグニンスル
ホン酸塩、またはメラミンスルホン酸塩・ホルマリン縮
合物等を含むセメント用分散剤である。
E減水剤または減水剤を添加してコンクリート組成物の
水セメント比およびスランプを小さくすることにより、
運搬の際のブリーディングや材料分離等を抑制すること
ができ、打設時にはポリカルボン酸系分散剤をさらに添
加して攪拌することにより所定の流動性が確保され、良
好な充填性が得られると云う利点を有する。さらに、コ
ンクリート組成物の練り混ぜ後、経時により流動性が低
下した場合には、コンクリート組成物にポリカルボン酸
系分散剤を添加して攪拌することにより、流動性を回復
させてワーカビリティーを改善することもできる。
材は、通常のコンクリート等に使用される骨材でよく、
例えば、川砂、川砂利、山砂、山砂利、海砂、海砂利等
の天然骨材および砕石、砕砂等の人工骨材が使用可能で
ある。
配合量は、エコセメント100重量部に対し30〜70
重量部が好ましい。30重量部未満ではコンクリート組
成物のワーカビリティーが低く作業性が低下し、70重
量部より多いと強度が低く、耐久性を確保できない場合
がある。
らは例示であり本発明の実施範囲を限定するものではな
い。
2の配合に従ってコンクリート組成物を調製し、そのス
ランプと空気量を規格(JIS A 1101、JIS A 1128)に準拠
して測定した。この結果を表3に示す。表3から分かる
ように、ポリカルボン酸系分散剤を使用した本発明のコ
ンクリート組成物(配合No.9,10)は、スランプおよび
空気量ともに、リグニン系AE減水剤またはナフタレン
系減水剤を使用したコンクリート組成物(配合No.2,5,
6)よりも経時変化が小さい。
クリート組成物を用い、混練後60分経過したときに、
おのおのナフタレン系減水剤をエコセメントに対し0.
5重量%、またはポリカルボン酸系分散剤(高性能AE
減水剤)をエコセメントに対し0.2重量%を添加して
攪拌し、スランプおよび空気量の経時変化を測定した。
その結果を表4に示す。
P)もコンクリート組成物のスランプおよび空気量を回
復させることはできるが、スランプと空気量の経時変化
は、ポリカルボン酸系分散剤を添加したもの(配合No.2
-2)が、ナフタレン系減水剤を添加したもの(配合No.2
-1)より少なく、良好な結果が得られた。
物について、凝結時間および圧縮強度を規格(JISA 6204
付属書1、JIS A 1108)に準拠して測定した。その結果を
表5および図1に示す。本発明のポリカルボン酸系分散
剤を用いたもの(配合No.9)は遅延剤を併用(配合No.1
0)しても凝結の遅延が認められないが、ナフタレン系
減水剤を用いたもの(配合No.5)は1時間程度の凝結遅
延が認められた。さらに遅延剤を併用したもの(配合No.
6)は3時間程度もの凝結遅延が生じた。また、ポリカ
ルボン酸系分散剤を用いた本発明のコンクリート組成物
(配合No.8〜11、2-2)は初期強度が低下せず、良好
な強度発現性を示した。さらに、図1に示すようにポリ
カルボン酸系分散剤を用いた本発明のコンクリート組成
物は、水セメント比の広い範囲において、ナフタレン系
減水剤を用いたもの、リグニン系減水剤を用いたものの
何れよりも高い圧縮強度を示した。
動性を確保でき、かつ強度の発現性が良好なコンクリー
ト組成物を提供することができる。
組成物の、セメント水比と材齢28日における圧縮強度
の関係を示すグラフ。
Claims (8)
- 【請求項1】 都市ごみ焼却灰、下水汚泥の一種類以上
を原料として製造されたセメントを用い、ポリカルボン
酸系分散剤(高性能AE減水剤)を配合したことを特徴
とするコンクリート組成物。 - 【請求項2】 都市ごみ焼却灰、下水汚泥の一種類以上
を原料とした焼成物からなる塩素量0.1重量%以下の
セメントを用いた請求項1のコンクリート組成物。 - 【請求項3】 下記A成分とB成分を含有するセメント
を用いた請求項1または2のコンクリート組成物。 A成分;都市ごみ焼却灰、下水汚泥の一種類以上を原料
としてなる焼成物であって、C3Aを10〜25重量
%、C4AFを10〜20重量%、C3AとC4AFの合
計量が20〜35重量%、塩素を0.1重量%以下、並
びにC2SまたはC3Sの一種以上を含有する焼成物 B成分;石膏 - 【請求項4】 ポリカルボン酸系分散剤が下記一般式
[1]と一般式[2]との二元共重合体、またはこれらと共
重合が可能なモノマーとの多元共重合体からなる請求項
1〜3の何れかに記載のコンクリート組成物。 (式中、R1〜R4は同種または異種であって、水素原
子、メチル基またはエチル基を表し、R5は炭素数1〜
3のアルキル基を表す。X1は水素原子、メチル基また
は(CH2)mCOOMを表し、X2はCOOMを表す。M
は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモ
ニウムまたは有機アミンの塩のいずれかを表す。Yは−
CH2O−または−COO−を表す。mは0〜2の整
数、nは20〜300の整数である。) - 【請求項5】 ポリカルボン酸系分散剤の添加量が、セ
メント100重量部に対し0.5〜4.0重量部である請
求項1〜4の何れかに記載のコンクリート組成物。 - 【請求項6】 有機系遅延剤を含むことを特徴とする請
求項1〜5の何れかに記載のコンクリート組成物。 - 【請求項7】 都市ごみ焼却灰、下水汚泥の一種類以上
を原料として製造されたセメントと、骨材、水およびポ
リカルボン酸系分散剤(高性能AE減水剤)をミキサによ
って同時に練り混ぜて請求項1〜6の何れかに記載のコ
ンクリート組成物を製造することを特徴とする方法。 - 【請求項8】 都市ごみ焼却灰、下水汚泥の一種類以上
を原料として製造されたセメントと、骨材、水および減
水剤またはAE減水剤をミキサにより練り混ぜて製造し
たコンクリート組成物を型枠に打ち込む直前に、該コン
クリート組成物にポリカルボン酸系分散剤(高性能AE
減水剤)を添加し、混合して請求項1〜6の何れかに記
載のコンクリート組成物を製造することを特徴とする方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000270189A JP2002080258A (ja) | 2000-09-06 | 2000-09-06 | コンクリート組成物およびその製造方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101130047B1 (ko) | 2012-01-20 | 2012-03-28 | 주식회사 에코탑 | 비소성 시멘트를 이용한 생태복원용 블록 조성물 |
CN110467363A (zh) * | 2019-09-16 | 2019-11-19 | 中建商品混凝土有限公司 | 一种以预拌厂废渣为原料的绿色生态水泥及其生产方法 |
CN111574116A (zh) * | 2020-04-10 | 2020-08-25 | 南京鹿晶混凝土有限公司 | 工业废渣微细骨料配置混凝土方法 |
-
2000
- 2000-09-06 JP JP2000270189A patent/JP2002080258A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100119 |