JP2002080001A - 粉体供給装置及び粉体充填装置 - Google Patents

粉体供給装置及び粉体充填装置

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JP2002080001A
JP2002080001A JP2000272566A JP2000272566A JP2002080001A JP 2002080001 A JP2002080001 A JP 2002080001A JP 2000272566 A JP2000272566 A JP 2000272566A JP 2000272566 A JP2000272566 A JP 2000272566A JP 2002080001 A JP2002080001 A JP 2002080001A
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powder
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supply device
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Hirosato Amano
浩里 天野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、乾式トナー等の粉体の切り出し量
を安定化させ、充填精度を高めることにより生産性の向
上を図れる粉体供給装置及び粉体充填装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 本発明の粉体供給装置は、少なくとも1
つの振動伝達部材(28)と、振動伝達部材(28)を
振動させる振動発生装置(29)とを有し、振動発生装
置(29)からの振動が供給される振動伝達部材(2
8)の一端はホッパの内周壁面に設置され、振動を発す
る振動伝達部材(28)の他端がホッパの内部方向に延
びている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粉体供給装置及び粉
体充填装置に関し、詳細には電子写真式画像径装置等に
おける静電荷像を現像するための乾式トナー等の粉体を
収納し次工程に供給する粉体供給装置及び当該粉体供給
装置から供給される粉体を所定量切り出して容器等に充
填する粉体充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式画像形成装置に用いられる乾
式トナー等の粉体は粉体切り出し機能を有する粉体供給
装置によって一定量づつ切り出され、粉体充填装置によ
って各種容器に充填される。この場合、この切り出し量
を安定させ充填精度を高めることで生産性を上げること
ができる。この切り出し量は、粉体の含んでいる空気の
割合(以下、締まり具合と呼ぶ)により安定したり不安
定になったりする。この粉体充填装置は、サブホッパ
部、メインホッパ部及び粉体切り出し部を含んで構成さ
れるが、各部位における粉体の締まり具合が充填精度に
密接に関係していることが知られている。メインホッパ
部は粉体切り出し部に切り出すための粉体を貯蔵してい
るホッパであり、このメインホッパ部に供給される粉体
をストックするものがサブホッパ部である。このサブホ
ッパ部内の粉体は空気輸送等により供給されるので、空
気が多く含まれているために他の部位に比較して粉体の
締まり具合がより密接に充填精度を左右する。よって、
サブホッパ部に振動を加え粉体の空気を抜き、粉体の締
まり具合を良くする必要がある。
【0003】従来のサブホッパ部に振動を加える方法と
して、特開平7−41082号公報(以下従来例と称
す)に開示されている、サブホッパ部の外面に装備した
電磁式バイブレータ等の振動発生装置により行う方法が
知られている。従来例の構成を図10に示し、同図に基
づいて従来例の構成について以下に説明する。図10に
おいて、従来例の粉体高密度化用粉体供給装置は、下細
りテーパ状に形成されたテーパ周壁101を有する装置
本体と、このテーパ周壁101の内面に沿って配置され
ると共にテーパ周壁101に弾性支持装置102を介し
て弾性支持される少なくとも1つの網体103と、この
網体103を振動させる少なくとも1つのバイブレータ
104とを備えている。すなわち、網体103は、弾性
支持装置102に嵌入すると共にバイブレータ104に
連結する連結軸105を介して振動発生装置に連結され
ている。よって、網体103は弾性支持装置102に弾
性支持されていることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の方法では、網体の取り付け部位がホッパ面に沿っ
ており、ホッパ面近傍からホッパ内中心部に向かって粉
体内に振動が伝達するため、ホッパ面近傍では振動が強
いが、ホッパ面から離れたホッパ中心部の粉体には振動
が伝わり難いため、粉体の締まり具合に場所による偏り
が発生したり、ホッパ内の粉体全体に十分な締まり具合
を確保できないため、粉体切り出し部での切り出し量が
不安定になり、充填精度が低下する等の問題があった。
また、これらの問題点を補うために、より強力なバイブ
レータを取り付けたり、バイブレータの台数を増加する
ことにより粉体の締まり具合を確保しようとする方法も
あるが、騒音の増大、ランニングコストの増加等の問題
があった。更に、弾性支持装置と連結軸との間で粉体に
圧力がかかるためにトナーなどの軟化しやすい粉体で
は、凝集体等が発生し易く、よって品質低下を招くとい
う問題点もあった。
【0005】本発明はこれらの問題点を解決するための
ものであり、乾式トナー等の粉体の切り出し量を安定化
させ、充填精度を高めることにより生産性の向上を図れ
る粉体供給装置及び粉体充填装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、ホッパに貯蔵された粉体を次工程に供給する、本
発明に係る粉体供給装置は、少なくとも1つの振動伝達
部材と、振動伝達部材を振動させる振動発生装置とを有
している。そして、振動発生装置からの振動が供給され
る振動伝達部材の一端はホッパの内周壁面に設置され、
振動を発する前記振動伝達部材の他端が前記ホッパの内
部方向に延びている。よって、ホッパ内に貯蔵されてい
る粉体内部まで延びている振動伝達部材の他端から発す
る振動が粉体全体に伝達され、粉体の切り出し量を安定
化させ、充填精度を高めることにより生産性の向上が図
れる。
【0007】また、振動伝達部材の他端が延びている方
向を可変する連結部材を介して振動伝達部材の一端がホ
ッパの内周壁面に設置することにより、粉体に対して広
範囲に振動を伝達することができる。
【0008】また、振動伝達部材は多角形を成したり、
多角形を成す振動伝達部材の各角部をR付けにしたり、
振動伝達部材を湾曲にしたりすることにより、粉体に対
して広範囲に振動を伝達することができる。更に、各振
動伝達板における各振動伝達部材の各他端同士が連結さ
れることにより、同様に粉体に対してホッパの中心部も
含めた全範囲に振動を伝達することができる。
【0009】更に、各振動伝達部材を振動させる複数の
振動発生装置の各振動周期が異なるように設定し、また
は各振動位相が異なるように設定し、更には各振動伝達
部材を振動させる複数の振動発生装置の各振動周期と各
振動位相を同期させることにより、振動発生装置による
振動から生じる波にうねりが発生し、より一層粉体の締
まり具合を促進することができる。
【0010】また、各振動伝達部材を振動させる複数の
振動発生装置の各振動振幅が異なることにより、又は各
振動伝達部材を振動させる複数の振動発生装置の各振動
振幅が同じであることにより、振動発生装置による振動
から生じる波に更なる大きなうねりが発生し、粉体の締
まり具合を更に促進することができる。
【0011】更に、振動発生装置による振動を間欠的に
発生させることにより、振動停止時での粉体自身の自然
重量による締まり具合を利して充填精度を高めることが
できる。
【0012】また、ホッパを弾性部材で支持することに
より、ホッパ全体がより振動し易くなり、粉体の締まり
具合をより一層増進することができる。
【0013】また、別の発明として、上記粉体供給装置
を有し、この粉体供給装置に貯蔵された粉体を所定量づ
つ切り出して容器に充填する粉体充填装置を提供するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る粉体供給装置は、振
動伝達部材の一端がホッパの内周壁面に設置され、振動
伝達部材の他端がホッパの内部方向に延びている少なく
とも1つの振動伝達板と、この振動伝達板を振動させる
振動発生装置とを具備する。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る粉体充填装置
の構成を示す概略断面図である。同図において、本実施
例の粉体充填装置1は、主に、サブホッパ部11及びメ
インホッパ部12を含んで構成される粉体供給装置と、
粉体切り出し部13とを含んで構成されている。また、
サブホッパ部11は、当該サブホッパ部11全体を支持
するサブホッパ支持体23が弾性部材24を介して架台
21上に支柱されたレベルセンサ支持柱22に支持され
ている。更に、サブホッパ部11は、粉体が供給される
粉体供給管25と、密閉するためのサブホッパ蓋26
と、サブホッパ部11内の粉体のレベルを測定するレベ
ルセンサ27と、サブホッパ部11の外部に設けられた
バイブレータ29からの振動をサブホッパ部11内の粉
体に伝達し、サブホッパ部11の内部方向に延びている
振動伝達板28と、メインホッパ部12へ一定量の粉体
を供給するためのレベルパイプ30とを具備している。
また、メインホッパ部12には、密閉するメインホッパ
蓋31が設けられている。
【0016】なお、振動伝達板28は、剛性と弾性を備
える金属が好ましいが特に限定されず、またホッパ内面
に直接固定しても良いし、或いはホッパ内面にピース板
を溶接等で固定して、そのピース板にボルト止めをして
固定しても良い。更に、ホッパ内面に固定したピース板
と振動伝達板28とを軸回動可能となる連結部材を介し
て連結し、振動伝達板28が向いているサブホッパ部1
1の内部方向を可変することにより、サブホッパ部11
の内部に貯蔵されている粉体に対して広範囲に振動を伝
達することができる。また、本実施例におけるバイブレ
ータ29はサブホッパ部11の外部に設けたがサブホッ
パ部の内部に設けてもよく、内部に設けることにより装
置の小型化が期待できる。更に、本実施例の粉体充填装
置1に、図示しない吸引排気装置を設け、サブホッパ部
11内を負圧状態に保持することにより、サブホッパ部
11内の粉体の空気抜けをより良くすることができ、本
実施例の振動伝達板28の振動による作用と共に粉体の
脱気を促進できる。
【0017】このような構成を具備する本実施例の粉体
充填装置1は、レベルセンサ27によって粉体供給管2
5から供給される所定量の粉体が先ずサブホッパ部11
内に一時収納される。収納されている間、サブホッパ部
11内に収納されている粉体には、サブホッパ部11内
部に延びてバイブレータ29と連結する振動伝達板28
から発生する振動が伝達され、粉体内の存在する空気が
脱気され、粉体の締まり具合が高まる。そして、サブホ
ッパ部11内の粉体の一部はレベルパイプ30を通りメ
インホッパ部12まで到達し一定の粉面レベルで貯蔵さ
れる。その後、粉体切り出し部13により所定量排出さ
れ充填容器32に充填される。充填されたことによりメ
インホッパ部12の粉面レベルが下がり、不足分がサブ
ホッパ部11からレベルパイプ30を通り供給される。
また、サブホッパ部11の粉面レベルが下がると、レベ
ルセンサ27により前工程にセンサ信号が送られ粉体供
給管25を通って新たな粉体が補充、供給される。以上
の動作を繰り返す。
【0018】このような一連の粉体供給動作において、
本実施例によれば、サブホッパ部11の内面に装備し、
収納されている粉体の収納内部に至る振動伝達板28に
よりバイブレータ29からの振動がサブホッパ部11内
の粉体全体に伝わることにより、サブホッパ部11内の
締まり具合がサブホッパ部11内で均一かつ十分となり
充填精度が向上するのである。ここで、本実施例による
締まり具合に相当する工程能力に換算して従来例と比較
してみると、本実施例の工程能力Cpは1.33<Cp
となり、一方従来例の方法では、1.0<Cp≦1.33
で工程能力はあるが余裕がややあるかほとんどないレベ
ルであった。ここで示す工程能力Cpは充填精度の指標
の一つでありCp=充填量規格幅/6σn−1で示され
る値である。(σ:標準偏差,n:サンプル数)
【0019】また、一台のバイブレータの場合のみで広
範囲に振動を伝えることが可能となり、騒音の抑制、設
備コストの低減が可能となる。
【0020】次に、図1の振動伝達板の多種の設置形態
について各設置形態を図2〜図5に示して説明する。な
お、各図の(a)はサブホッパ部の平面図、各図の
(b)はサブホッパ部の断面図である。また、各図に示
す振動伝達板は、サブホッパ部の内周壁面に対して概垂
直方向に設置されているがこれに限定する必要はなく、
内周壁面に対して任意に角度を持たせて設置させてもよ
く、また上述したように当該角度を可変可能に設置させ
てもよい。更に、各図に示す振動伝達板の平面は平坦で
あるがこれに限定する必要はなく、湾曲等の形状を成し
てもよい。また、本実施例において粉体に振動を発する
部材として振動伝達板をもって説明しているが板状に限
定する必要はなく、格子状や網状、或いは棒状、又は櫛
形等の形状を成したものでも構わない。
【0021】先ず、図2に示す各振動伝達板28の一端
はサブホッパ部11の中心部を挟んで互いに対向する位
置であるサブホッパ部11の2箇所の内周面であって下
細り長手方向に設けられ、各振動伝達板28の他端がサ
ブホッパ部11の中心部に向かって延びている。図3に
示す各振動伝達板28の一端はサブホッパ部11の中心
部を挟んで互いに対向する位置であるサブホッパ部11
の4箇所の内面であって下細り長手方向に設けられ、各
振動伝達板28の他端がサブホッパ部11の中心部に向
かって延びている。図4に示す各振動伝達板28の一端
はサブホッパ部11の中心部を挟んで互いに対向する位
置であるサブホッパ部11の4箇所の内面であって下細
り長手方向に設けられ、かつサブホッパ部11の中心部
に向かって延びて対向する振動伝達板同士が中心部で接
合されている。図5に示す振動伝達板28はサブホッパ
部11の3箇所の内面であって下細り長手方向に設けら
れ、かつサブホッパ部11の中心部に向かって延びて3
つの振動伝達板同士が中心部で接合されている。
【0022】また、図1の振動伝達板自身の多種の形状
について各形状を図6〜図9に示して説明する。なお、
図6〜図9はサブホッパ部の断面図である。また、上述
したように、各図に示す振動伝達板の平面は平坦である
がこれに限定する必要はなく、湾曲等の波形状を成して
もよい。先ず、図6に示す振動伝達板28の平面形状に
おける端部であってサブホッパ部11の内周面に向かっ
て延びている両端の角部がR付けされている。図7に示
す振動伝達板28の平面形状が三角形を成している。図
8に示す振動伝達板28の平面形状が台形を成してい
る。図9に示す振動伝達板28の平面形状における端部
であってサブホッパ部11の内周面に向かって延びてい
る両端の角部がR付けされ、かつ振動伝達板28におけ
るサブホッパ部11の下細り側の端部から末広がりにな
る扇形を成している。
【0023】よって、上述した振動伝達板の多種の設置
形態や形状によれば、サブホッパ部内の粉体に対して広
範囲に振動を伝えることが可能となる。
【0024】また、本実施例によれば、図1に示すよう
に、サブホッパ部11を弾性部材24で支持することに
よりサブホッパ部11全体がより振動し易くなり、より
一層効果的である。なお、弾性部材24にはエアダンパ
を用いることが望ましい。
【0025】更に、本実施例における各バイブレータ2
9の各振動周期、各振動位相又は各振動振幅を同じにし
たり、あるいは異ならせることにより、また各バイブレ
ータ29の各振動周期及び各振動位相を同期させること
により、サブホッパ部内の粉体を伝達する振動から生じ
る波にうねりが発生し、かつ大きなうねりを増長させる
ことより一層サブホッパ部内の粉体全てに振動が伝達し
易くなる。また、本実施例におけるバイブレータ29の
振動を間欠的に発生させることにより、振動停止時粉体
自体が有する自然重量による締まり具合の促進を利する
ことができる。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変
形や置換可能であることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、ホッパに貯蔵され
た粉体を次工程に供給する、本発明に係る粉体供給装置
は、少なくとも1つの振動伝達部材と、振動伝達部材を
振動させる振動発生装置とを有している。そして、振動
発生装置からの振動が供給される振動伝達部材の一端は
ホッパの内周壁面に設置され、振動を発する前記振動伝
達部材の他端が前記ホッパの内部方向に延びている。よ
って、ホッパ内に貯蔵されている粉体内部まで延びてい
る振動伝達部材の他端から発する振動が粉体全体に伝達
され、粉体の切り出し量を安定化させ、充填精度を高め
ることにより生産性の向上が図れる。
【0028】また、振動伝達部材の他端が延びている方
向を可変する連結部材を介して振動伝達部材の一端がホ
ッパの内周壁面に設置することにより、粉体に対して広
範囲に振動を伝達することができる。
【0029】また、振動伝達部材は多角形を成したり、
多角形を成す振動伝達部材の各角部をR付けにしたり、
振動伝達部材を湾曲にしたりすることにより、粉体に対
して広範囲に振動を伝達することができる。更に、各振
動伝達板における各振動伝達部材の各他端同士が連結さ
れることにより、同様に粉体に対してホッパの中心部も
含めた全範囲に振動を伝達することができる。
【0030】更に、各振動伝達部材を振動させる複数の
振動発生装置の各振動周期が異なるように設定し、また
は各振動位相が異なるように設定し、更には各振動伝達
部材を振動させる複数の振動発生装置の各振動周期と各
振動位相を同期させることにより、振動発生装置による
振動から生じる波にうねりが発生し、より一層粉体の締
まり具合を促進することができる。
【0031】また、各振動伝達部材を振動させる複数の
振動発生装置の各振動振幅が異なることにより、又は各
振動伝達部材を振動させる複数の振動発生装置の各振動
振幅が同じであることにより、振動発生装置による振動
から生じる波に更なる大きなうねりが発生し、粉体の締
まり具合を更に促進することができる。
【0032】更に、振動発生装置による振動を間欠的に
発生させることにより、振動停止時での粉体自身の自然
重量による締まり具合を利して充填精度を高めることが
できる。
【0033】また、ホッパを弾性部材で支持することに
より、ホッパ全体がより振動し易くなり、粉体の締まり
具合をより一層増進することができる。
【0034】また、別の発明として、上記粉体供給装置
を有し、この粉体供給装置に貯蔵された粉体を所定量づ
つ切り出して容器に充填する粉体充填装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る粉体充填装置の構成を
示す概略断面図である。
【図2】図1の振動伝達板の設定形態の一例を説明する
ためのサブホッパ部を示す図である。
【図3】図1の振動伝達板の設定形態の一例を説明する
ためのサブホッパ部を示す図である。
【図4】図1の振動伝達板の設定形態の一例を説明する
ためのサブホッパ部を示す図である。
【図5】図1の振動伝達板の設定形態の一例を説明する
ためのサブホッパ部を示す図である。
【図6】図1の振動伝達板の形状の一例を説明するため
のサブホッパ部を示す断面図である。
【図7】図1の振動伝達板の形状の一例を説明するため
のサブホッパ部を示す断面図である。
【図8】図1の振動伝達板の形状の一例を説明するため
のサブホッパ部を示す断面図である。
【図9】図1の振動伝達板の形状の一例を説明するため
のサブホッパ部を示す断面図である。
【図10】従来例の粉体供給装置の一部の構成を示す概
略断面図である。
【符号の説明】
1;粉体充填装置、11;サブホッパ部、12;メイン
ホッパ部、13;粉体切り出し部、21;架台、22;
レベルセンサ支持柱、23;サブホッパ支持体、24;
弾性部材、25;粉体供給管、26;サブホッパ管、2
7;レベルセンサ、28;振動伝達板、29;バイブレ
ータ、30;レベルパイプ、31;メインホッパ蓋、3
2;充填容器。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパに貯蔵された粉体を次工程に供給
    する粉体供給装置において、 少なくとも1つの振動伝達部材と、該振動伝達部材を振
    動させる振動発生装置とを有し、 該振動発生装置からの振動が供給される前記振動伝達部
    材の一端は前記ホッパの内周壁面に設置され、振動を発
    する前記振動伝達部材の他端が前記ホッパの内部方向に
    延びていることを特徴とする粉体供給装置。
  2. 【請求項2】 前記振動伝達部材の他端が延びている方
    向を可変する連結部材を介して前記振動伝達部材の一端
    を前記ホッパの内周壁面に設置する請求項1記載の粉体
    供給装置。
  3. 【請求項3】 前記振動伝達部材の他端が延びている方
    向は概垂直方向である請求項1記載の粉体供給装置。
  4. 【請求項4】 前記振動伝達部材は多角形を成す請求項
    1〜3のいずれかに記載の粉体供給装置。
  5. 【請求項5】 多角形を成す前記振動伝達部材の各角部
    をR付けする請求項1〜4のいずれかに記載の粉体供給
    装置。
  6. 【請求項6】 前記振動伝達部材は湾曲を成す請求項1
    〜5のいずれかに記載の粉体供給装置。
  7. 【請求項7】 前記各振動伝達板における前記各振動伝
    達部材の各他端同士が連結される請求項1〜6のいずれ
    かに記載の粉体供給装置。
  8. 【請求項8】 前記各振動伝達板を振動させる複数の前
    記振動発生装置の各振動周期が異なる請求項1記載の粉
    体供給装置。
  9. 【請求項9】 前記各振動伝達板を振動させる複数の前
    記振動発生装置の各振動位相が異なる請求項1記載の粉
    体供給装置。
  10. 【請求項10】 前記各振動伝達板を振動させる複数の
    前記振動発生装置の各振動周期と各振動位相を同期させ
    る請求項1記載の粉体供給装置。
  11. 【請求項11】 前記各振動伝達板を振動させる複数の
    前記振動発生装置の各振動振幅が異なる請求項1記載の
    粉体供給装置。
  12. 【請求項12】 前記各振動伝達板を振動させる複数の
    前記振動発生装置の各振動振幅が同じである請求項1記
    載の粉体供給装置。
  13. 【請求項13】 前記振動発生装置による振動を間欠的
    に発生させる請求項1、8〜12のいずれかに記載の粉
    体供給装置。
  14. 【請求項14】 前記ホッパを弾性部材で支持する請求
    項1記載の粉体供給装置。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれかに記載の粉
    体供給装置を有し、該粉体供給装置に貯蔵された粉体を
    所定量づつ切り出して容器に充填することを特徴とする
    粉体充填装置。
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