JP2002079559A - 金型温度制御装置 - Google Patents

金型温度制御装置

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JP2002079559A
JP2002079559A JP2001201287A JP2001201287A JP2002079559A JP 2002079559 A JP2002079559 A JP 2002079559A JP 2001201287 A JP2001201287 A JP 2001201287A JP 2001201287 A JP2001201287 A JP 2001201287A JP 2002079559 A JP2002079559 A JP 2002079559A
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    • B29C45/73Heating or cooling of the mould
    • B29C2045/7393Heating or cooling of the mould alternately heating and cooling

Abstract

(57)【要約】 【課題】金型温調機の冷却動作をなくすることである。
第二の目的は金型を直接加温、直接冷却をすることであ
る。第三の目的は金型温度調節システムの簡素化にあ
る。第四の目的は在来の金型を追加工することなく簡便
な方法で金型温度制御ができることにある。 【解決手段】金型22に設けた温度センサーと、金型に
設けた金型の加熱源13Aと、金型に設けた金型媒体路
22aに供給する媒体を制御する媒体制御バルブ15
と、温度センサーからの信号を受信して、加熱源あるい
は媒体制御バルブを選択して電流を供給する制御部21
とを有し、加熱時には加熱源に電流を供給し、冷却時に
は金型媒体路に冷却媒体を制御しながら供給して金型の
温度を調節する。好ましくは、金型媒体路は冷却媒体路
であり、加熱源は金型に形成された冷却媒体路内22a
に設けてあり、加熱源13Aは取付部材13dを介して
金型22に装着されており、取付部材13dには冷却媒
体路の一部を構成する貫通孔13fが貫設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金型を所定の成形
温度にするための金型温度制御装置に係り、詳しくは、
金型には媒体路と金型の温度を検出するセンサーを設
け、金型の加温時には加熱源(ヒーター、電磁誘導加熱
コイルなど)に電流を供給し、減温時には媒体路に冷却
媒体を制御しながら供給し金型の成形温度を制御する金
型温度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金型を用いて所定の製品を成形する場合
には、金型を所定の成形適温に保つことが必要であり、
熱媒体油や冷却水等の媒体やヒーター等を用いて金型の
温度調節を行っている。従来の金型温度調節の方法には
(イ)加熱した媒体を金型内媒体路に供給し、金型の温
度を制御するもの。(一般に使用されている媒体を用い
た金型温度調節機)、(ロ)冷却した媒体を金型媒体路
に供給し、金型の温度を制御するもの。(チラー等)、
(ハ)カートリッジヒーターを金型に挿入し、金型を加
温するもの。(ホットランナー形式等はこれにあら
る)、(ニ)平板状のヒーターを金型に装着し、金型を
加温するもの。(ホ)成形機付属の冷却水装置からの水
を金型媒体路に供給して、金型の温度上昇を抑えるもの
がある。
【0003】上記(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、
(ホ)の温度調節方法の特徴は以下のとおりである。
(イ)の金型温度調節機は、金型媒体路に金型温度調節
機の送、返媒用ホースを繋ぎ、温度を制御した媒体を供
給して金型温度をコントロールするものであり、一般的
に普及している金型温度調節機である。この媒体使用の
金型温度調節機は、媒体をヒーターで加熱し、冷却動作
のときは媒体を水で冷却して金型に送る間接加熱、間接
冷却であり、金型にヒーター等を装着して用いる直接加
熱や、冷却水で減温する直接冷却より効率がわるい。媒
体に水を用いて長く使用しているとスケールが育成され
付着する。熱交換率の低下、配管の閉塞等の原因にな
る。スケール噛み込みによるポンプインペラーの破損、
配管内流路閉塞による水量ダウン等を起こすこともあ
る。また、媒体収容容器にスラッジが溜まり、ときどき
清掃の必要がある。金型の交換で金型媒体路から送、返
媒路を外すとき金型媒体路や金型温度調節機の送、返媒
路ホースより残留媒体がこぼれ作業者の手に付着し、ま
た成形機を汚し媒体が高温のときなどは危険であり、金
型にヒーター等直接装着して用いる方法より効率がわる
い。
【0004】従来、金型温度制御に使われている金型加
温用の金型温度調節機や、冷却用のチラー等は、媒体収
容容器の中で媒体を加熱や冷却して、その媒体をポンプ
で金型に送り金型の温度を制御する。最低限、媒体収容
容器とポンプを用いるため、ある程度の大きさをもつ機
器になり、これが金型温度制御用機器として射出成形機
とは別体として存在しているが、できれば簡単かつスリ
ム化し成形機に組み込めればよい。
【0005】また、金型温度調節機が金型を加温すると
きは、媒体をヒーターで加温し金型に送り出すが、金型
への樹脂の注入により金型が金型温調機のセット温度よ
り上昇しだしたときは、金型から戻ってくる媒体は金型
を通過する祭に加温され媒体収容容器に戻ってくる。こ
の媒体を水で冷却して再び金型に送り金型を成形適温に
保っている。加温された媒体を冷却しながら金型温度調
節機の媒体温度を保つことを、金型温度調節機の冷却動
作と呼んでいる。この場合冷却動作をしないで、直接金
型に冷却水などを供給できれば、エネルギーの無駄ずか
いをなくし、不必要なコストを避けることができる、こ
のタイプの金型温度調節機の改良点である。
【0006】(ロ)は、成形サイクルをあげるために、
金型を冷却し金型に注入された樹脂をはやく硬化させる
ときや、外観の「ヒケ」の防止などに用いる。(ハ)
は、金型ランナー部にカートリッジヒーターを挿入し、
ランナーを硬化させないランナーを省いたホットランナ
ー形式や、金型の所望する位置にヒーターを挿入し必要
な箇所の加温に用いることが出来る。(ニ)は、金型に
平板ヒーターを装着し金型加温用として使われる。
(ホ)は、射出成形機に装着されている冷却水装置(た
だの水口が集合したもの)から冷却水を金型に接続し、
金型を減温するのみに用いる、成形加工中金型の温度上
昇を抑えたいときに用いる、ごく普通の金型冷却方法。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
の金型温度制御方法に照らして新しい着想に基づいて創
案されたものであって、第一の目的は金型温調機の冷却
動作をなくすることである。第二の目的は金型を直接加
熱、直接冷却をすることである。第三の目的は金型温度
調節システムの簡素化にある。第四の目的は在来の金型
を追加工することなく簡便な方法で金型温度制御が出来
ることにある。
【0008】
【問題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに本発明が採用した手段は、成形加工時に金型の温度
を調節する金型温度制御装置において、該装置は、金型
に設けた温度センサーと該金型の加熱源と、該金型に設
けた金型媒体路に供給する媒体を制御する媒体制御バル
ブと、該温度センサーからの信号を受信して、該加熱源
あるいは該媒体制御バルブを選択して電流を供給する制
御部とを有し、金型の温度調節にあたり、加熱時には該
加熱源に電流を供給し、冷却時には金型媒体路に冷却媒
体を制御しながら供給して金型の温度を調節することを
特徴とするものである。
【0009】加熱時には金型に装着された加熱源(例え
ば、平板ヒーター、カートリッジヒーター等のヒータ
ー、平板状電磁誘導加熱コイル、棒状電磁誘導加熱コイ
ル等の電磁誘導加熱コイル)に電流や高周波電流を供給
し、冷却時には加熱媒体路に冷却媒体を制御しながら供
給し金型の温度を調節する。このように加熱時は加熱源
が直接加熱、冷却時は水で直接冷却するので、エネルギ
ーの無駄使いをすると共に不必要なコストが生じる冷却
動作等を必要としない。該装置は媒体収容容器を持たな
くてもよいので、機器のスリム化が可能であり制御部を
成形機に取り付けてもよいし別体としてもよい。
【0010】一つの好ましい形態では、加熱源は金型に
設けてあり。さらに好ましくは、該金型媒体路は冷却媒
体路であり、該加熱源は金型に形成された冷却媒体路内
に設けてあり、該加熱源は取付部材を介して該金型に装
着されており、該取付部材には冷却媒体路の一部を構成
する貫設孔が貫設されており、好適には、該加熱源は媒
体路内に延出する電磁誘導加熱コイルである。殆どの従
来の金型に形成されている金型媒体路を利用して加熱源
を装着することで、金型温度調節システムを簡素化する
ことができ、在来の金型を追加工することなく簡便な方
法で金型温度制御が出来る。また、電磁誘導加熱コイル
の寸法や装着位置を選択することで、金型の所望部位を
選択して加熱することが出来る。
【0011】尚、前記の金型温度制御装置に、金型用媒
体路装置を併設することも可能である該金型用媒体路装
置については、特許2992934号に詳述されてい
る。本発明に金型用媒体路装置を採用した一つの形態に
ついて、図5に基づいて説明する。送媒口31、少なく
とも一つ以上の媒体入口(32a,32b)媒体排出口
33を互いに流体連通してなる送媒用ブロックAと、返
媒口34、少なくとも一つ以上の媒体出口(35a,3
5b)媒体排出口36を互いに流体連通してなる返媒用
ブロックBと、該送媒口31と媒体路取付口13fとを
流体連通連結する送媒路Cと、該返媒口34と金型媒体
出口22cとを流体連通連結する返媒路Dとを有し、送
媒用ブロックA返媒用ブロックBの少なくてもいずれか
一方には圧縮空気入口38、39を設け、少なくとも一
つの媒体入口(32a,32b)および媒体出口(35
a,35b)を適宜選択した媒体源に連結するようにし
たことを特徴とする金型用媒体路装置を併設してもよ
い。金型用媒体路装置を併設することにより金型媒体路
の媒体抜きが自在に出来るので、金型交換のとき媒体が
こぼれて機械やその周りを汚すことがなく作業環境が改
善される。媒体の温度が高いときなどは、作業者の手に
付着することがないので安心である。必要があれば他の
金型温度調節機の媒体ホースを送媒用ブロックAの、媒
体入口、返媒用ブロックBの、媒体出口に接続すれば、
簡単に異なった媒体を供給し金型の温度調節をすること
もできる。尚、金型媒体路装置を使用したものでは、金
型と媒体路の接続にバルブ付きカプラ等を使用する必要
がないので低い圧力で流量が充分流せる。メーカーのデ
ータ‐では同じ流量を流す場合バルブ付きカプラとバル
ブのないカプラでは圧力差が約4倍にもなる。同じ圧力
では流量は約倍という結果もある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は第1の実施の形態に係る金型温度
制御装置のブロック図である。成形金型22は通常、可
動金型と固定金型とから構成されるが、便宜上、一つの
金型のみを図示している。成形金型22には金型媒体路
22aが貫設されており、金型媒体路22aの一端側が
金型媒体入口22b,他端側が金型媒体出口22cとな
っている。金型22に貫設された、媒体路22aの一端
側の金型媒体入口22bには、金型用電磁誘導加熱コイ
ル13Aが設けられている。金型用電磁誘導加熱コイル
13Aの媒体路取付口13fと、他端側の金型媒体出口
22cには冷却媒体源23が接続ホースを介して接続さ
れている。
【0013】金型22には金型の温度を検出する温度セ
ンサー12(センサーは非接触式でもよい)を設けてあ
り、その信号を受信する部分2が制御ボックス21に設
けてある。金型22には加熱源(電磁誘導加熱コイル)1
3Aを装着してあり、それに高周波電流を供給する部分
3が制御ボックス21に設けてある。金型媒体路22a
に供給する冷却媒体は媒体制御バルブ15によって制御
され、該バルブ15は金型22と冷却媒体源23を結ぶ
媒体路の適切な部位に設けてある。制御ボックス21に
は、該バルブ15に電流を供給する部分5を有してい
る。
【0014】金型22に貫設されている金型媒体路22
aの、一端の金型媒体入口22bには、金型用電磁誘導
加熱コイル13Aのコイル部が金型媒体路の奥に向かっ
て差し入れてある。コイル部と金型媒体路22aとは冷
却水が流れるのに十分な隙間が確保されている。金型電
磁誘導加熱コイル13Aは、金型媒体出口22c側に取
り付けてもよい。又両端に取り付けてもよく、金型の加
温のさせかたによる。
【0015】図2に示すように、金型取付用電磁誘導加
熱コイル13Aは、コイル線13cが巻かれたコイル芯
13a、コイル保護の外枠13bと、コイル部を金型に
取付けるための取付金具13dとからなる。コイル芯の
コイルの巻き方は、取付金具13dは加熱の必要がない
ので、取付金具13dより少しはなれた箇所より、エナ
メル銅線(これに準ずる物でもよい)13cが密状に巻か
れている。コイル部の長さは、金型媒体路22aの長さ
や金型22の加温のさせよう等、用途により、いろいろ
な長さのものがある。コイルの外側をコイルの保護のた
めに外枠13bで覆ってある。コイル芯13a,外枠1
3bはPET等の樹脂で出来ている。外枠13bは非磁
性ステンレス(18−8、18−10)材などを用いて
もよい。金型に取付けるときは、金型媒体入口22bま
たは金型媒体出口22cに取付ネジ13eで取付けるが
複数の媒体路が設けてある場合は、必要な箇所に必要な
個数取付ければよい。コイル部を金型媒体路に入れるよ
うに金型に取付けられた、金型用電磁誘導加熱コイル1
3Aのリード線に高周波電流を通電すると、コイルに近
接した、媒体路に誘導される渦電流による金型自信の発
熱を利用し金型を加温する。尚、図2の例では、金型用
誘導電磁加熱コイル13Aは、金型媒体入口22bに取
り付けられ、加熱コイル13cのコイル線は金型媒体入
口22bより入りコイル芯13aに巻かれ、金型媒体入
口22bに戻ってきている。別な方法としてコイル線1
3cは金型媒体入口22bより入り金型媒体出口22c
に出るように、即ち金型媒体路22aを加熱コイルが貫
通するようにしてもよい。
【0016】金型用電磁誘導加熱コイル13Aの使用方
法について説明する。通常成形金型22には、媒体路2
2aが貫設されており、その媒体路22aに冷却媒体源
より冷却水を供給したり、金型温度調節機を用いて加熱
媒体を供給したりして、金型22の温度を調節している
場合、金型22の冷却と加熱に温度の異なった媒体を使
用しているので、金型へ接続されている媒体路は繋ぎ変
えをしている。金型媒体路22aの媒体入口22b又は
媒体出口22cなどに金型用電磁誘導加熱コイル13A
を設け、金型用電磁誘導加熱コイル13Aと制御ボック
ス21の高周波出力装置3とを接続する。金型用電磁誘
導加熱コイル13Aの媒体路取付口13fと金型媒体出
口22cに冷却媒体源23から媒体ホースを接続する。
制御ボックス21の電源を入れ、制御ボックス21の温
度調節器を成形適温にセットする。金型22が成形適温
より低いときは、高周波電流が金型用電磁誘導加熱コイ
ル13Aに流れ媒体路22a内に入れてあるコイルに高
周波電流が流れる。コイルに近接した金型媒体路に誘導
される渦電流による金型22自身の発熱を利用して金型
22を加温する。成形適温になると電磁加熱コイル13
Aに供給されている高周波電流は切れる。成形適温より
上昇しだしたら、冷却媒体源23から冷却水が、金型用
電磁誘導加熱コイル13Aの媒体取付口13fから金型
媒体路22aに入り金型を冷却する。金型に装着されて
いる媒体路の付け替えなしに金型の直接加温と直接冷却
ができる。
【0017】金型温度調節の方法を、媒体を用いた金型
温度調節機の使用から、直接冷却水で冷却する方法に変
更する場合には、金型に接続されている媒体路の繋ぎ変
えをする。金型媒体入口22bや金型媒体出口22c
に、金型用電磁加熱コイル13A設けたものについて
は、加温時には、高周波電流を制御ボックス21の高周
波出力部3より供給し、金型22を加温する。冷却時に
は、冷却水を金型用電磁誘導加熱コイル13Aの媒体路
取付口13fに接続されている冷却水ホースより、供給
し金型22を冷却する。媒体路の交換なしに冷却水を供
給できる。金型用電磁誘導加熱コイル13Aを装着して
いるものでは、媒体ホースを交換することなしに、電磁
誘導加熱コイル13Aに高周波電流を流すことによる直
接加熱、冷却水による直接冷却ができ、エネルギーの有
効利用ができる。
【0018】成形時の金型温度を測るために温度センサ
ー12が、金型22に設けられたセンサー差込穴に挿入
されている。温度センサー12は制御ボックス21のセ
ンサー入力部2に接続されている。この温度センサー1
2からの信号で、制御ボックス21内の、温度調節器6
が作動し設定温度より低ければ、金型用電磁誘導加熱コ
イル13Aが入力されて金型22を加温し、高ければ媒
体制御バルブ15、が入力されて金型22を冷却し金型
を設定温度に保つ。冷却媒体をコントロールする媒体制
御バルブ15は金型媒体入口22bと冷却媒体源23と
の間の適切な部位に設けられており、制御ボックス21
内のバルブ出力部5と接続されている。媒体制御バルブ
15を設けなくともよいがその場合は冷却媒体源のバル
ブ23aの操作で制御する。冷却媒体源は成形機付属の
冷却水装置でもよい。金型の冷却時、媒体制御バルブ1
5は弁の「開」「開」によって冷却水を制御しているが、
弁の「開」 「閉」でなく弁が可変的に動き、弁の動く量に
より流量を制御する弁(例えば、ボール弁や止弁、バタ
フライ弁など)で冷却水の量を調節し金型に冷却水を供
給し金型の温度を調節してもよくこのこの弁が自動弁で
あってもよい。
【0019】金型を成形機に取付けるために、金型には
合ボルト用の穴があいている。金型に温度センサーを取
付ける場合、この穴を利用して取付けると便利である。
測温体には、白金測温抵抗体、熱電対、サーミスタ等あ
るがステンレスの保護管付きのものがよい。簡単には、
ボルトや合ボルトに測温体の通過する穴をあけ、それを
合ボルト穴に入れ測温体を通す、これでも金型の測温は
できる。ばねやネジを用いて測温体を金型に密着させれ
ばなおよい。小さな金型には、固定側に合ボルトの穴が
あいていない金型もある。このような場合には、測温体
を、マグネットを利用して金型に密着させて金型温度を
計測することもある。とくに、可動金型側にセンサーや
金型用電磁誘導加熱コイル、媒体路を取付ける場合、こ
れらには補償導線、電線、ホースが付いている。可動金
型側は往復運動をしているので、これらがマシンボデ
ィ、タイバー、シューター等成形機周辺に、接触して損
傷し危険が生じないよう、成形機可動盤などに、媒体路
等保持具を使用して、媒体路等を、成形機周辺に接触し
ないように、規制した状態で予め装着しておけば損傷す
るようなことはない。
【0020】このような装置の運転方法について説明す
ると、金型に加温も、冷却もしない状態で成形作業を開
始し、作業を続行した場合、金型に注入される樹脂の熱
で時間の経過とともに金型温度は上昇するが、その成形
品に求められる最適な金型温度に、イ、達しない場合、
ロ、達する場合、ハ、金型の温度が高くなりすぎる場合
がある。
【0021】イの、注入される樹脂の熱だけでは金型温
度が成形適温に達しない場合は、ヒーターか金型温度調
節機を用いて加温のみをすればよい。ロの、金型温度が
成形適温に達する場合は、成形作業の開始から金型への
樹脂の注入により金型温度が適温になるまで金型を加温
すればよく、適温に達したら加熱装置を切ればよい。ハ
の、金型温度が高くなりすぎる場合は、成形作業を開始
し、金型への樹脂の注入により金型の温度が上昇し適温
にならまでは金型を加温すればよく、その後は冷却すれ
ばよい。
【0022】ハの場合、一般的には、金型に媒体液使用
の金型温度調節機を繋ぎ金型を加温する、金型が成形適
温になったら成形作業を開始する。金型に注入される樹
脂の熱で時間の経過とともに金型温度が上昇し、成形適
温より上がりだすと、金型温度調節機は冷却動作に入り
金型を冷やし金型の温度上昇を抑えて適温を保つ。
【0023】金型温度調節機が金型を加温するときは、
媒体収容容器の媒体をヒーターで加温し金型に送り出
す、金型温度が成形適温より上昇しだすと、金型から戻
ってくる媒体は金型を通過する祭、加温され媒体収容容
器に戻ってくる、この媒体を水で冷却して再び金型に送
り金型を成形適温に保っている。加温された媒体を冷却
しながら金型温度調節機の媒体温度を保つことを、金型
温度調節機の冷却動作と呼んでいる。この間接冷却を使
用する冷却動作は、エネルギーの無駄が大きく不必要な
動作である。別な方法としては、この加温装置を止め
て、冷却水を直接金型に接続すれば一番効率がよい。
【0024】金型に繋いだ金型温度調節機の、ホースを
外して冷却水のホースに繋ぎ換えれば良いわけだが、成
形適温になって成形作業が順調なとき、作業を中断して
金型に繋がれている、金型温度調節機のホースと冷却水
のホースとの繋ぎ変えは、まず手間がかかってめんど
う、金型温度が下がる、成形機加熱筒内樹脂の滞留な
ど、成形作業の条件が変わり、成形作業の調子を狂わせ
る要員が多いので、普通ならばホースの繋ぎ変えはしな
いで、金型温度調節機の冷却動作にたよる。
【0025】図3に示すように、制御ボックス21には
センサー入力部2、温度調節器6、高周波出力装置3、
バルブ出力リレー5を持つ。金型22の媒体入口22b
に金型用電磁誘導加熱コイル13Aを取付け、金型用電
磁誘導加熱コイル13Aの媒体路取付口13fには冷却
源からの媒体ホースが媒体制御バルブ15を介して接続
されている。金型媒体出口22cは冷却媒体源23の返
媒口に接続されている。金型の温度測定にはセンサー1
2が金型に設けてある。冷却媒体源とは成形機付属の冷
却水装置でもよい。
【0026】このような装置の運転方法について説明す
ると、金型に加温も、冷却もしない状態で成形作業を開
始し作業を続行した場合、金型に注入される樹脂の熱で
時間の経過とともに金型温度は上昇するが、その成形品
に求められる最適な金型温度に、イ、達しない場合、
ロ、達する場合、ハ、金型の温度が高くなりすぎる場合
がある。具体的には、金型に注入される樹脂の熱で時間
の経過とともに金型温度が上昇し、水冷却で成形適温が
保てる場合について考える。はじめの金型温度10℃成
形適温50℃金型を外部から加熱も冷却もしない状態で
成形を続行した場合、注入される樹脂の熱で金型温度は
70℃になる。
【0027】制御ボックス21の電源スイッチ7aを入
れると、温度調節器6も「ON」になる。高周波入力ス
イッチ3a、バルブ出力スイッチ5aを「ON」にす
る。金型温度調節器6に金型の成形適温50℃をセット
する。作業開始時の金型温度は、温度調節器6にセット
した温度より低く10℃なので、温度調節器6より金型
加温の信号が出力されリレー3Aが励磁される。高周波
装置3が作動し、金型媒体入口22cに取付けてある金
型用電磁誘導加熱コイル13Aに、高周波電流が出力さ
れて、金型媒体路22aに入れてあるコイル部が励磁さ
れ、それに近接している媒体路周辺から加温されだす、
しだいに金型温度が上昇する。金型22に装着されてい
る温度センサー12が、制御ボックス21のセンサー入
力部2に信号を送り、その信号を温度調節器6が感知し
設定した温度に到達したら、高周波電流の出力はカット
される。成形金型22が成形適温50℃に達したら成形
作業を開始する。このまま成形作業を続行すると金型温
度は70℃まで上昇するが、成形金型22が成形適温5
0℃より上昇すると温度センサー12が温度調節器6に
信号を送る。その信号で温度調節器6が作動しバルブ出
力リレー5が「ON」する。媒体制御バルブ15が開き
冷却媒体源23から冷却媒体が金型用電磁誘導加熱コイ
ル13Aの媒体路取付口13fより、金型媒体路22a
に流れ金型22を冷やし成形金型22の成形適温を保つ
仕組みに成っている。
【0028】温度調節器6は、加熱冷却制御のタイプを
使用している、金型の温度調節の精度により、調節感度
やデットバンドの値は決定すればよい。温度調節器も加
熱や冷却が管理できるものであればよい。温度調節器6
が金型用電磁誘導加熱コイル13Aや媒体制御バルブ1
5の制御を管理する、制御方法も、この場合は、「O
N」「OFF」動作で説明したが、時分割比例動作で行
ってもよく、この制御方法の方が、金型温度のゆれが少
なく正確に金型温度の管理が出来るが、金型温度の必要
精度によりどちらかを選べばよい。金型用電磁加熱コイ
ル13Aへ高周波電流を送る方法として、この場合は、
周波数が固定した高周波電流を用い、この高周波電流を
「ON」「OFF」して金型温度を制御する(この場合
は、ヒーターに流す電流を「ON」「OFF」して温度
を制御するのと同じ感じ)が、高周波電流を細かく「O
N」「OFF」して高周波の出力を決めてもよく、出力
の増減は「ON」幅の調整より決める。(この方法は電
磁誘導加熱の調理器にも用いられており、「ON」幅の
設定により出力が決まる)
【0029】図7は金型の加熱源に電磁誘導加熱コイル
やヒーターを設けたものを示しており、通常はどちらか
を用いればよいが、便宜上、両方を図示している。金型
加熱源に平板状や棒状の電磁誘導加熱コイル13B(ヒ
ーターを選択時は、平板状や棒状のヒーター11を用い
る)を用いたものを示している。制御ボックス21の電
源スイッチ7aを入れると、温度調節器6も「ON」に
なる。高周波入力スイッチ3a(ヒーター11を選択時
は、ヒーター出力スイッチ1a)とバルブ出力スイッチ
5aを「ON」にする。金型温度調節器6に金型の成形
適温をセットする。作業開始時の金型温度は、温度調節
器6のセット温度より低いので、温度調節器6より金型
加温の信号が出力され、高周波入力リレー3Aが励磁さ
れ金型22に装着されている電磁加熱コイル13B(ヒ
ーターを選択時は、ヒーター11)に高周波電流が流れ
金型が加温される。金型22に装着されている温度セン
サー12が、制御ボックス21のセンサー入力部2に信
号を送り、その信号を温度調節器6が感知し設定した温
度に到達したら、高周波出力装置3(ヒーター選択時は
ヒーター出力リレー1)からの出力はカットされる。成
形金型22が成形適温に達したら成形作業を開始する。
このまま作業を続行すると金型温度は上昇を続けるが、
成形金型22が成形適温より上昇すると温度センサー1
2が温度調節器6に信号を送る。その信号で温度調節器
6が作動しバルブ出力リレー5が「ON」する。媒体制
御バルブ15が開き冷却媒体源23から冷却媒体が金型
媒体入口22bより、金型媒体路22aに流れ金型22
を冷やし成形金型22の成形適温を保つ仕組みに成って
いる。
【0030】図6に基づいて(図3も参照)、媒体路に加
熱源を設けたものに係わる運転方法について説明する。
金型の温度調節にあたり、加熱時には金型媒体路22a
を含めた閉鎖循環媒体路を設け、その回路の適切な部位
に電磁誘導加熱コイル13(ヒーターや冷却源を用いる
別例もある)を設け媒体を加温しながら循環させる。制
御ボックス21にはセンサー入力部2、高周波出力装置
3、ポンプ出力スイッチ4a、と温度調節器6を持ち、
それぞれ、温度センサー12電磁誘導加熱コイル13ポ
ンプ14と接続されている。冷却媒体源23は媒体路E
と接続されている。金型22の媒体入口22bと冷却媒
体源23とは媒体ホースC,Eで接続されている。金型
媒体出口22cには媒体ホースDが接続されている。媒
体ホースDと媒体ホースC,Eの連結点40aとはポン
プ14と電磁誘導加熱コイル13を挟み接続されてい
る。コック50は空気抜き用に設けられている。該金型
温度制御装置は、金型の温度調節にあたり、加温時には
金型媒体路22aを含めた閉鎖循環媒体路(C,22
a,D,41a,14,13,40a)を設け、その回
路の適切な部位に電磁誘導加熱コイル13を設け媒体を
加温しながら循環させることを特徴とする。尚、閉鎖循
環媒体路を形成する形態では、温度センサーの取付け位
置は、金型に装着するとは限定せず、循環媒体液の温度
を計れるような媒体路の適切な部位に設けてもよい。
【0031】バルブ52を閉め、空気抜き用のコック5
0を少し開けておき、媒体源の送媒バルブ23a開くと
冷却媒体源23より冷却水は媒体ホースE,Cを通り金
型媒体路22aを通過し媒体ホースDからポンプ14を
通過し電磁誘導加熱コイル13の中を抜け、コック50
から、媒体路内の空気を押しだしながら冷却水も一緒に
出てきたらコック50を止める。これで閉鎖循環媒体路
(C,22a,D,41a,14,13,40a)に水
が満たされた。金型に加温も、冷却もしない状態で成形
作業を開始し作業を続行した場合、金型に注入される樹
脂の熱で時間の経過とともに金型温度は上昇するが、そ
の成形品に求められる最適な金型温度に、イ、達しない
場合、ロ、達する場合、ハ、金型の温度が高くなりすぎ
る場合がある。前記方法は、イの、注入される樹脂の熱
だけでは金型温度が成形適温に達しない場合に用いられ
る。
【0032】制御ボックス21の電源スイッチ7aを入
れると、温度調節器6も「ON」になる。ポンプ出力ス
イッチ4aを「ON」にするとポンプ14が作動しだし
閉鎖媒体循環路(C,22a,D,41a,14,1
3,40a)の中を媒体が循環しだす。金型温度調節器
6に金型の成形適温50℃をセットする。高周波入力ス
イッチ3aを「ON」にする。作業開始時の金型温度
は、温度調節器6のセット温度より低く10℃なので、
温度調節器6より金型加温の信号が出力され、リレー3
Aが励磁され、高周波出力装置3が作動する。高周波電
流が出力されて、閉鎖循環媒体路内の電磁誘導加熱コイ
ル13が励磁され、コイル芯に渦電流が発生しコイル芯
を加温する。その中を通過する媒体も加温され、閉鎖循
環媒体路(C,22a,D,41a,14,13,40
a)内の循環している媒体全体が温まり、しだいに金型
温度が上昇する。金型22に装着されている温度センサ
ー12が、制御ボックス21のセンサー入力部2に信号
を送り、その信号を温度調節器6が感知し設定した温度
50℃に達したら、高周波電流の出力はカットされる。
成形金型22が成形適温の50℃に達したら成形作業を
開始する。リリーフ弁24は閉鎖循環媒体路の最高圧力
を決定する。閉鎖循環媒体路内の媒体液がたらないとき
は連結点40aで閉鎖循環媒体路と媒体源とが接続され
ているので媒体液の補給がされる。42は逆止弁であ
り、閉鎖循環媒体路からの冷却源への逆流はない。
【0033】他の運転方法について図8に基づいて説明
する。金型の温度調節にあたり、加温時には金型媒体路
22aを含めた閉鎖循環媒体路(C,22a,D,41
a,14,13,40a)を設け、その回路の適切な部
位に電磁誘導加熱コイル13(ヒーターや冷却源を用い
る別例もある)を設け媒体を加温しながら循環させ、冷
却時には閉鎖循環媒体路を解除し、金型媒体路に冷却媒
体を制御しながら供給し金型の温度を調節することを特
徴とする。制御ボックス21、ポンプ14、電磁誘導加
熱コイル13、媒体源23との各接続は、前述の方法と
同じである。新たに追加されるものは、バルブ出力リレ
ー5、媒体制御バルブ15、バルブ54、連結点41a
で媒体源23の媒体ホースFと返媒路Dが接続されてい
る。連結点40a、41aに冷却源23が接続されるこ
とになる。バルブ52、54を閉め、空気抜き用のコッ
ク50を少し開けておき、制御ボックス21の電源スイ
ッチ7aを入れ、手動バルブスイッチ5bを入れる。媒
体制御バルブ15が励磁される。媒体源バルブ23aを
開くと冷却媒体源23より冷却水は媒体ホースE,Cを
通り金型媒体路22aを通過し媒体ホースDからポンプ
14を通過し電磁誘導加熱コイル13の中を抜け、コッ
ク50から、媒体路内の空気を押しだしながら冷却水も
一緒に出てきたらコック50を止める。これで閉鎖循環
媒体路(C,22a,D,41a,14,13,40
a)に水が満たされた。ポンプ出力スイッチ4aを「O
N」にするとポンプ14が回りだし閉鎖循環媒体路
(C,22a,D,41a,14,13,40a)の中
を媒体が循環しだす。温度調節器6に金型の成形適温を
セットする。高周波入力スイッチ3aを「ON」にす
る。高周波電流が出力されて、閉鎖循環媒体路内の電磁
加熱コイル13が励磁される。しだいに金型温度が上昇
する。金型22に装着されている温度センサー12が、
制御ボックス21のセンサー入力部2に信号を送り、そ
の信号を温度調節器6が感知し、設定した温度に到達し
たら、高周波電流の出力はカットされる。成形金型22
が成形適温に達したら手動バルブスイッチ5bを切り、
バルブ出力スイッチ5aを入れ、高周波入力スイッチ3
aを切り、バルブ54を開き、バルブ53は閉じて、成
形作業を開始する。このまま成形作業を続行すると金型
温度は注入される樹脂の熱で少しずつ上昇をする。成形
金型22が成形適温より上昇すると温度センサー12が
温度調節器6に信号を送る。その信号で温度調節器6が
作動しバルブ出力リレー5が「ON」する。媒体制御バ
ルブ15が開き冷却媒体源23から冷却媒体が金型媒体
入口22bより,金型媒体路22aに流れ金型22を冷
やし成形金型22の成形適温を保つ仕組みに成ってい
る。
【0034】さらに他の実施の形態を図4に基づいて説
明する。該形態は、上記に記載した金型温度制御装置
に、金型媒体路装置(特許第2992934号)の一例を
併設したものである。送媒口31、少なくとも一つ以上
の媒体入口(32a,32b)媒体排出口33、を互い
に流体連通してなる送媒用ブロックAと、返媒口34、
少なくとも一つ以上の媒体出口(35a,35b)、媒
体排出口36を互いに流体連通してなる返媒用ブロック
Bと、該送媒口31と金型媒体入口22bとを流体連通
連結する送媒路Cと該返媒口34と金型媒体出口22c
とを流体連通連結する返媒路Dとを有し、送媒用ブロッ
クA返媒用ブロックBの少なくともいずれか一方には圧
縮空気入口38、39を設けて、少なくとも一つの該媒
体入口(32a,32b)および媒体出口(35a,3
5b)を適宜選択した媒体源に連結するようにしたこと
を特徴とする金型用媒体路装置を併設してもよい。金型
媒体路装置を併設することにより金型媒体路の媒体抜き
が自在に出来るので、金型交換のとき媒体がこぼれて機
械やその周りを汚すことがなく、媒体の温度が高いとき
などは、作業者の手に付着することがないので安心であ
る。必要があれば他の金型温度調節機の媒体ホースを送
媒用ブロックAの、媒体入口、返媒用ブロックBの、媒
体出口に接続すれば、簡単に異なった媒体を供給し、そ
れによって金型温度を調節することが出来る。
【0035】このものについての運転方法について説明
する。金型の温度調節にあたり、加温時には金型媒体路
22aを含めた閉鎖循環媒体路(C,22a,D,4
1,14,13,40)を設けて、その回路の適切な部
位(金型媒体入口22a,金型媒体出口22c,等でも
よい)に電磁誘導加熱コイル13(ヒーターや冷却源を
もちいる別例もある)を設け媒体を加温しながら循環さ
せ、冷却時には閉鎖循環媒体路を解除し、金型媒体路2
2aに冷却媒体を制御しながら供給し金型22の温度を
調節する。冷却媒体源23は送媒用ブロックA、返媒用
ブロックBを介して金型22に接続されている。作業が
安全かつ便利なように、金型22の交換時には、金型2
2や媒体路内(C,22a,D)の媒体を排出すること
ができる。制御ボックス21には、センサー入力端子
2、高周波装置3、ポンプ出力スイッチ4a、バルブ出
力リレー5と温度調節器6を持ち、それぞれ、金型22
に装着されている温度センサー12電磁誘導加熱コイル
13ポンプ14媒体制御バルブ15に接続されている。
送媒用ブロックAの送媒口31と金型媒体入口22bは
送媒路Cで接続されている、返媒用ブロックBの返媒口
34と金型媒体出口22cは返媒路Dで接続されてい
る。媒体出口41と媒体入口40は間にポンプ14と電
磁誘導加熱コイル13を介して接続されている。媒体入
口32a媒体出口35aは冷却媒体源23と繋がれてお
り、冷却媒体源23と媒体入口32aとの適切な箇所に
媒体制御バルブ15が繋がれている。
【0036】まず送媒用ブロックA返媒用ブロックBの
バルブをすべて閉じる。媒体入口32a、バルブ55、
バルブ56とバルブ53を開け、空気抜き用のコック5
0を少し開けておき、媒体バルブ23aと23bを開
き、制御ボックス21の手動バルブスイッチ5bを入れ
ると、媒体制御バルブ15が開き、冷却媒体源23より
冷却水が送媒用ブロックAの媒体入口32aより入り送
媒路Cを通り金型媒体路22aを抜け返媒路Dより返媒
ブロックBに入り媒体出口41からポンプ14電磁誘導
加熱コイル13を通過し、コック50から媒体路内の空
気を押しだしながら冷却水も一緒に出てきたら、コック
50を止める。51は受皿である。これで閉鎖循環媒体
路(C,22a,D,41,14,13,40)に水が
満たされた。送媒用ブロックAの媒体入口32aと返媒
用ブロックBの媒体出口35aは媒体路を介して媒体源
23と接続されている。尚、手動バルブスイッチ5b
は、金型を成形機に取付けた時、その金型に金型温度制
御用の媒体ホースを取付ける。そのとき金型と媒体ホー
スの連結部から媒体が漏れるか手動バルブスイッチ5b
を「ON」にして予め確認することが出来る。成形作業
が開始される前に媒体漏れの有無がわかるので便利であ
る。
【0037】このような装置の運転方法について説明す
ると。金型に加温も、冷却もしない状態で成形作業を開
始し作業を続行した場合、金型に注入される樹脂の熱で
時間の経過とともに金型温度は上昇する。その成形品に
求められる最適な成形温度に、イ、達しない場合、ロ、
達する場合、ハ、金型の温度が高くなりすぎる場合があ
るが、この装置の説明にハの、金型の温度が高くなりす
ぎる場合を例にして説明する。具体的には、金型に注入
される樹脂の熱で時間の経過とともに金型の温度が上昇
し、水冷却で成形適温が保てる場合について考える。は
じめの金型温度10℃成形適温50℃金型を外部から加
熱も冷却もしない状態で成形を続行した場合、注入され
る樹脂の熱で金型温度は70℃になる。
【0038】制御ボックス21の電源スイッチ7aを入
れると、温度調節器6も「ON」になる。ポンプ出力ス
イッチ4aを「ON」にするとポンプ14が回りだし、
閉鎖循環媒体路(C,22a,D,41,14,13,
40)の中を媒体が循環しだす。温度調節器6に金型の
成形適温50℃をセットする。高周波入力スイッチ3a
を「ON」にする。初めの金型温度が温度調節器6にセ
ットした値より低く、10℃なので温度調節器6からの
信号でリレー3Aが励磁され、閉鎖循環媒体路(C,2
2a,D,41,14,13,40)内の適切な部位に
装着されている電磁誘導加熱コイル13も励磁される。
電磁誘導加熱コイル13の芯が加熱しその中を通過する
媒体も加熱され、しだいに金型温度が上昇する。金型2
2に装着されている温度センサー12が、制御ボックス
21のセンサー入力部2に信号を送り、その信号を温度
調節器6が感知し設定した温度に到達したら、高周波電
流の出力は停止する。閉鎖循環媒体路の中の媒体は循環
している。しばらくしてからポンプ14を切ればよい。
手動バルブスイッチ5b高周波入力スイッチ3aも切
る。媒体出口35aを開き、バルブ53,52を閉じ
る。金型22と冷却媒体源23を結ぶ媒体回路となり、
これで閉鎖循環媒体路が解除されたことになる。バルブ
出力スイッチ5aを入れる。成形適温50度に達したの
で成形作業を開始する。成形作業を続行すると金型温度
は注入される樹脂の熱で少しずつ上昇しだす、成形金型
22が成形適温50℃より上昇すると温度センサー12
が温度調節器6に信号を送る。その信号で温度調節器6
が作動しバルブ出力リレー5が「ON」する、媒体制御
バルブ15が開き冷却媒体源23から冷却媒体が金型媒
体入口22bより、金型媒体路22aに流れ金型22を
冷やし成形金型22の成形適温を保つ仕組みに成ってい
る。
【0039】金型用媒体路装置の使い方について説明す
ると、成形作業が終了して金型を交換する場合、まず制
御ボックス21の各出力スイッチを切り、電源スイッチ
7aも切る。送媒用ブロックA返媒用ブロックBに装着
されている各口のバルブを閉じる。バルブ55、56を
開き、媒体出口35aも開く、初めは、ゆっくりと圧縮
空気を圧縮空気入口38から送る。圧縮空気は送媒路
C、金型媒体路22a、返媒路D、から返媒口34に入
り返媒用ブロックBの媒体出口35aから、媒体路
(C,22a,D)にある媒体を排出する。これで概ね
の媒体は排出される。次に圧縮空気入口38を閉じ媒体
出口35aも閉じる。媒体排出口36を開き圧縮空気入
口38より圧縮空気を再度入れる。媒体排出口36に
は、背圧が生じるものが接続されていないので、媒体路
(C,22a,D)内の残り媒体は、媒体排出口36よ
りきれいに排出される。圧縮空気入口38を閉じ媒体排
出口36も閉じる。通常はこれで媒体抜きは完了であ
る。
【0040】金型媒体路が複雑でポケット部などがある
場合には、再度媒体路(C,22a,D)の掃除をす
る。媒体排出口33を開き圧縮空気入口39より圧縮空
気を入れる。残りの媒体は返媒路D、金型媒体路22
a,送媒路C、から送媒用ブロックAの送媒口31に入
り媒体排出口33より媒体路(D,22a,C)に残留
媒体があれば排出される。これで金型媒体路は更にきれ
いになった。このように媒体路(C,22a,D)をき
れいに清掃すれば、金型の交換のときに媒体がこぼれて
成形機やその周りを汚したりしない、媒体が加熱媒体で
あっても作業者は安心して作業ができる。また冷却水等
が残らないように、金型媒体路の中がきれいに清掃され
ているので、媒体路にポケット部があってもその部分か
らの腐食の心配がない。通常は、送媒用ブロックA返媒
用ブロックBをマニホルドに形成して成形機の反操作側
に装着する。送媒路C,返媒路Dは金型側に着脱自在に
装着される。また送媒路Cと返媒路Dとは媒体の種類に
かかわらず、共通の媒体供給路となるので、使用し得る
であろう全ての媒体に対応するような材質から形成する
のがよい。
【0041】閉鎖循環媒体路の一部であり、ポンプ14
電磁誘導加熱コイル13が接続されている、箇所(4
1,14,13,40)の媒体抜きが必要な場合は、送
媒用ブロックA返媒用ブロックBのバルブを全て閉じ
る。媒体出口35a,41媒体入口40を開き、圧縮空
気入口38より圧縮空気を入れて、媒体出口35aより
媒体を排出してもよいが、媒体排出口36を開き媒体出
口35aを閉じ、圧縮空気を圧縮空気入口38より入れ
れば、媒体は媒体排出口36より排出される。又は送、
返媒用ブロックA,Bのバルブを全て閉じ媒体排出口3
3、バルブ53、52を開け、圧縮空気入口39より圧
縮空気を入れれば、媒体は媒体排出口33から抜ける。
【0042】成形金型には、通常固定金型と可動金型が
ある。その固定金型と可動金型とを前記した別々な実施
の形態を用いて、それぞれの金型の温度管理をしてもよ
い。閉鎖循環媒体路には、リリース弁が設けてあり、閉
鎖循環媒体路の圧力を決める.この媒体路の媒体が水の
場合でも、リリース弁の調節で、媒体路の媒体の温度を
100℃以上にして金型の温度を調節することができ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきた本発明は特に以下に述
べるような効果を奏する。 直接加熱、直接冷却を用いることで、冷却動作をなく
した。エネルギーの有効利用ができる。 媒体収容容器をなくし、金型用電磁誘導加熱コイルな
どの採用により、金型温度制御システムの簡素化が出来
る。成形機に組み込むことができる。 従来の金型を追加工することなく、金型媒体路に金型
用電磁誘導加熱コイル等を装着する簡便な方法で、金型
温度制御ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態に係る金型温度制御装置のブ
ロック図である。
【図2】金型用電磁誘導加熱コイルの詳細図である。
【図3】制御ボックスにおける制御回路図である。
【図4】他の実施の形態に係る金型温度制御装置のブロ
ック図である。
【図5】第一の実施の形態に金型媒体路装置を設けたも
のを示すブロック図である。
【図6】他の実施の形態に係る金型温度制御装置のブロ
ック図である。
【図7】他の実施の形態に係る金型温度制御装置のブロ
ック図である。
【図8】他の実施の形態に係る金型温度制御装置のブロ
ック図である。
【符号の説明】
11 ヒーター 12 温度センサー 13 電磁誘導加熱コイル 13A 金型用電磁誘導加熱コイル 15 媒体制御バルブ 21 制御ボックス 22 金型 22a 金型媒体路 22b 金型媒体路入口 22c 金型媒体路出口 23 冷却媒体源

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形加工時に金型の温度を調節する金型温
    度制御装置において、該機器は、(a)金型に設けた温
    度センサーと、(b)該金型の加熱源と、(c)該金型
    に設けた金型媒体路に供給する媒体を制御する媒体制御
    バルブと、(d)該温度センサーからの信号を受信し
    て、該加熱源あるいは該媒体制御バルブを選択して電流
    を供給する制御部とを有し、 金型の温度調節にあたり、加熱時には該加熱源に電流を
    供給し、冷却時には金型媒体路に冷却媒体を制御しなが
    ら供給して金型の温度を調節することを特徴とする金型
    用温度制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記加熱源は金型に設
    けてあることを特徴とする金型用温度制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記加熱源は金型に設
    けた電磁誘導加熱コイルであることを特徴とする金型用
    温度制御装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、該金型媒体路は冷却媒
    体路であり、該加熱源は金型に形成された冷却媒体路内
    に設けてあり、該加熱源は取付部材を介して該金型に装
    着されており、該取付部材には冷却媒体路の一部を構成
    する貫通孔が貫設されていることを特徴とする金型用温
    度制御装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、該加熱源は媒体路内に
    延出する電磁誘導加熱コイルであることを特徴とする金
    型用温度制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、該装置は、(a)金型
    に設けた金型媒体路を含む閉鎖循環媒体路と、(b)該
    閉鎖循環媒体路の適宜部位に設けられた加熱源、及び媒
    体を循環させるポンプとを有し、 金型の温度調節にあたり、加熱時には該加熱源を選択す
    ることで該閉鎖循環媒体路を構成し、媒体を加温しなが
    ら循環させて、金型の温度を調節することを特徴とする
    金型用温度制御装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、冷却時、該閉鎖循環媒
    体路を開放し、該制御バルブによって金型媒体路に供給
    する冷却媒体を制御するように構成したことを特徴とす
    る金型温度制御装置。
  8. 【請求項8】請求項1において、該装置は、(a)金型
    に設けた金型媒体路を含む閉鎖循環媒体路と、(b)該
    閉鎖循環媒体路の適宜部位に設けられた冷却源、及び媒
    体を循環させるポンプとを有し、 金型の温度調節にあたり、減温時には冷却源を選択する
    ことで、該閉鎖循環媒体路を構成し、媒体を冷却しなが
    ら循環させて、金型の温度を調節することを特徴とする
    金型用温度制御装置。
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