JP2002078766A - マッサージ椅子 - Google Patents

マッサージ椅子

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JP2002078766A
JP2002078766A JP2001205043A JP2001205043A JP2002078766A JP 2002078766 A JP2002078766 A JP 2002078766A JP 2001205043 A JP2001205043 A JP 2001205043A JP 2001205043 A JP2001205043 A JP 2001205043A JP 2002078766 A JP2002078766 A JP 2002078766A
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massage
massage chair
frame
backrest
combination
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JP2001205043A
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Eugen Maier
マイアー オイゲン
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KRAUTMANN BERNHARD
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KRAUTMANN BERNHARD
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    • A47C9/002Stools for specified purposes with exercising means or having special therapeutic or ergonomic effects
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    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
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  • Massaging Devices (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主に座部14及び該座部に接続された背もた
れ20、該背もたれに備えられたマッサージ装置50か
ら成るマッサージ椅子18を改善して、取り扱いやすく
しかつ使用可能性を高くする。 【解決手段】 マッサージ椅子が折り畳み可能に構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マッサージ椅子で
あって、主に座部及び該座部に接続する背もたれから成
っており、背もたれがマッサージ装置を備えている形式
のものに関する。
【0002】
【従来の技術】マッサージ椅子は例えば、ドイツ連邦共
和国実用新案公開第29823109.3号公報により
公知である。この種のマッサージ椅子は種々のマッサー
ジ装置を有しており、マッサージ装置が有利には背もた
れに配置されていて、マッサージローラ若しくは類似の
部材を介して使用者の背中に作用を及ぼすようになって
いる。
【0003】冒頭に述べた形式のマッサージ椅子(Massa
gestuehl)は多くの場合、マッサージ安楽椅子(Massages
essel)として市販されている。公知のマッサージ安楽椅
子は嵩張り、従って取り扱いにくくかつ運搬しにくい。
従って運搬にも高い費用と労力がかかる。
【0004】今日、自由時間の増大及び健康志向に基づ
き、健康増進に多くの注意が払われるようになってきて
いる。種々の器具が家庭でもいつでも使用されるように
なってきている。しかしながら、マッサージ寝椅子を設
置するためのスペース不足が問題である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】マッサージ椅子を改善
して、マッサージ椅子の投入若しくは使用が拡大される
ようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明では、マッサージ椅子が折り畳み可能に構成さ
れている。
【0007】
【発明の効果】本発明に基づく折り畳み可能な構成によ
って、マッサージ椅子の所要スペースが著しく減少さ
れ、従ってマッサージ椅子が狭いスペース状態でも使用
できるようになった。特にマッサージ椅子を使用しない
場合には、マッサージ椅子が折り畳まれた状態で簡単に
積み込まれて、容易に運搬される。さらに、マッサージ
椅子の運搬が通常の車で(運搬人なしに)容易に可能で
ある。即ち本発明によって、背中マッサージの効果を提
供するために取り扱いの容易なマッサージ椅子が得られ
る。
【0008】有利には、背もたれと座部とが互いにヒン
ジ結合されている。これによって、椅子の運搬若しくは
収納のために、座部が背もたれに折り重ねられ、その結
果、所要スペースが著しく小さくなる。
【0009】本発明の有利な実施態様では、背もたれが
フレームを有しており、フレームがマッサージ装置を保
持している。背もたれが座部に対して角度を調節可能で
あるので、マッサージ装置も背中に向けて調節できる。
この場合、マッサージ装置はフレーム若しくは背もたれ
内に直接に取り付けられていてよい。
【0010】本発明の別の実施態様では、マッサージ装
置がモジュールとして形成されている。これによって利
点として、マッサージ装置の修理若しくは取り替え、或
いはマッサージ装置の一部分の修理若しくは取り替えの
ために、マッサージ装置がフレームから完全に外され得
る。従って椅子全体を例えば修理工場に送る必要がな
い。さらに該実施態様によって、モジュールとしてのマ
ッサージ装置のみを修理工場に容易に持ち込むことがで
き、マッサージ椅子の修理のために修理工員の出張を依
頼する必要がない。モジュール構造のマッサージ装置は
コンパクトに形成されていて、大きな容積を必要とせ
ず、かつマッサージ装置は完全なマッサージ椅子よりも
明らかに軽く、運送業者を介して容易に送り返される。
これによって修理費用も著しく軽減される。
【0011】もちろん椅子はマッサージ装置なしに使用
することもでき、若しくはマッサージ装置が後で椅子に
取り付けられてよい。この場合には、適当なクッション
がマッサージ装置の代わりにフレーム若しくは背もたれ
内に組み込まれ、若しくははめ込まれる。これによっ
て、椅子が例えばマッサージ装置の修理中に、通常の椅
子として使用できる。
【0012】有利には、マッサージ装置が台枠を有して
おり、台枠が駆動部及び該駆動部によって運動可能なマ
ッサージアームを支持している。このような台枠(支持
枠、フレーム)からモジュールが形成されており、該モ
ジュールによって交換が容易に行われる。
【0013】本発明の有利な実施態様では、マッサージ
椅子が1つ若しくは複数の支持ロッドを有しており、該
支持ロッドを介してマッサージ椅子が床に支えられるよ
うになっており、該支持ロッドがマッサージ椅子にヒン
ジ的に折り畳み可能に配置されている。該実施態様によ
って使用者の快適性が高められ、それというのは背もた
れが軽く傾斜されて支持ロッドを介して床に支えられる
からである。運搬若しくは積み込みのために、支持ロッ
ドが折り畳まれ、若しくはテレスコープ状(入れ子状)
に押し込まれ、その結果、所要スペースが小さくなる。
【0014】本発明の有利な実施態様では、マッサージ
装置が背もたれ若しくはフレームに堅く結合可能であ
る。即ち、マッサージ装置が例えばフレームに溶接さ
れ、若しくはねじ結合される。このような手段は、マッ
サージ装置のための個別の台枠を設けることなしに、マ
ッサージ装置の構成部分を背もたれのフレームに取り付
ける場合に実施される。該実施態様においては完全な背
もたれをマッサージ椅子から容易に外して、簡単に運搬
することができる。別の可能性として、マッサージ装置
を支持する台枠が、背もたれのフレームに堅く、例えば
ねじ止めによって結合されるようになっている。
【0015】本発明の有利な別の実施態様では、マッサ
ージ装置が背もたれ若しくはフレーム内にはめ込まれる
ようになっている。該実施態様によって、マッサージ装
置が修理のため若しくは別の目的のために背もたれ若し
くはフレームから外され、かつ再び装着される。マッサ
ージ装置の保守点検も該実施態様によって容易に行わ
れ、それというのはマッサージ装置が簡単に取り出され
て、あらゆる側からアクセス可能であるからである。該
椅子はマッサージ装置なしに折り畳み椅子としても利用
され得る。この場合には、背もたれとしてのマッサージ
装置の代わりに、場合によってはクッションを備えた通
常の背もたれが装着される。利点が特に両方の構成部分
の極めて迅速な交換にある。マッサージ装置の重量は、
マッサージ装置を簡単に難なくマッサージ椅子から持ち
上げられるように規定されている。
【0016】有利には、マッサージ装置と背もたれ若し
くはフレームとの間にフレキシブルな支承部、特にゴム
支承部が設けられている。この場合、フレキシブル若し
くは弾性的な支承部は、マッサージ装置の台枠とフレー
ム若しくは背もたれとの間に配置されるゴム製緩衝部材
若しくは類似のものである。このようなゴム製緩衝部材
は振動減衰作用を生ぜしめ、従って該マッサージ椅子の
快適性が高められる。ばね若しくは振動減衰作用のある
別の結合部材を設けることも可能である。フレキシブル
な支承若しくはゴム支承は堅い結合においても可能であ
り、この場合、ゴム支承部と同時にねじ結合部を一方は
フレームにかつ他方は台枠に配置して設けられている。
フレーム内へのマッサージ装置のはめ込みが、台枠の支
持ピンをフレームの対応するゴム支承部内に差し込んで
振動減衰作用を生ぜしめるように構成することによって
実施されてよい。
【0017】有利には、クッション被覆を設けてあり、
該クッション被覆がフレーム及びマッサージ装置を含め
て背もたれにかぶせられている。このようなクッション
被覆(クッションカバー)によって、マッサージ効果が
さらに良好で、椅子の外観が改善され、かつマッサージ
装置の個別の構成部分が汚れ及び損傷に対して保護され
る。このようなクッション被覆は容易にクリーニングさ
れてよく、交換若しくは取り替えも容易に可能である。
クッション被覆は例えば弾性的な適当なクッション材料
及び心材から成っていてよい。
【0018】有利には、座部が両方の側部にL字形の桁
材を有しており、及び/又はひじ掛けがL字形の桁材に
よって形成されており、この場合、L字形の桁材の短い
方の桁材区分の端部がヒンジを用いてフレームに取り付
けられている。この場合にヒンジは有利には、L字形の
桁材を上方へ旋回させ、かつ下方でストッパによって制
限するように構成されており、これによって座部若しく
はひじ掛けがほぼ水平な位置に保たれる。
【0019】安定性を改善するために有利には、座部の
前側に支え部が旋回可能に接続してある。座部と支え部
との結合が同じくヒンジによって行われ、その結果、支
え部も運搬若しくは積み込みのために折り畳まれる。
【0020】本発明の別の実施態様では、座部に足のせ
が有利には旋回可能に接続されている。足のせは一体的
に形成されて、床に支えられるか、複数の構成部分から
形成されていてよい。
【0021】座部のL字形の桁材のためのヒンジの領域
でフレームに有利には支持ロッドが旋回可能に配置され
ている。支持ロッドが例えばヒンジによってフレームに
配置されていて、運搬若しくは積み込みのために上方へ
旋回させられ、その結果、所要スペースが小さくなる。
【0022】別の実施態様では、支持ロッドが座部のた
めのL字形の桁材の下側に配置されて、一方の端部で下
方から座部を付加的に支持しており、支持ロッドの他方
の端部が床に支えられている。
【0023】ひじ掛けがL字形の桁材として若しくは簡
単な水平な構成部分としてフレームに同じく旋回可能に
配置されており、ひじ掛けを形成する該桁材若しくは構
成部分が上方へ折り畳まれるようになっている。
【0024】有利には、背もたれが床まで延びており、
背もたれ若しくはフレームの下側にローラが設けられて
いる。ローラによって、マッサージ椅子が折り畳まれた
状態で容易に移動させられる。マッサージ椅子の使用状
態での移動も可能である。
【0025】椅子の運搬がさらに取っ手によって容易に
なり、取っ手が背もたれの上側の領域に設けられてい
る。この場合、取っ手は例えばフレーム内に組み込まれ
ている。選択的に、マッサージ装置に若しくはマッサー
ジ装置の台枠に取っ手を配置することも可能である。取
っ手はクッション被覆をフレームにかぶせた場合でもつ
かまれて、マッサージ椅子の移動を可能にしている。取
っ手をマッサージ装置に配置することによって利点とし
て、マッサージ椅子からのマッサージ装置の分解のため
に、マッサージ装置を取っ手で取り扱うことができる。
【0026】有利には、背もたれ、座部、ひじ掛け及び
足のせがそれぞれクッションを備えている。この場合、
背もたれにとって例えばクッションカバーが設けられて
いるのに対して、座部、ひじ掛け及び足のせは固着され
たクッションを備えている。これによって、マッサージ
目的以外にも利用可能な快適な椅子が得られる。
【0027】本発明の有利な実施態様では、ひじ掛け、
足のせ、支持ロッド、支え部材及び/又は座部が、折り
畳まれた状態でフレーム若しくは背もたれに対してほぼ
平行に若しくは鋭角を成して延びている。これによっ
て、椅子が折り畳み状態でほぼフレームの寸法内に若し
くは背もたれのクッションの厚さの寸法内にまとめら
れ、即ち椅子がコンパクトな寸法に折り畳まれる。本発
明に基づくマッサージ椅子の構成に応じて、前述のすべ
ての構成部材が、若しくは座部のみが背もたれに折り重
ねられて、前述のすべての構成部材若しくは座部と背も
たれとが互いにほぼ平行に向けられる。このために、桁
材のL字形の構造が役立つ。L字形の構造は、桁材の1
つの桁材区分がフレームに対して平行に、それも折り畳
みを容易にする間隔で延在することを可能にするもので
あり、それというのは該桁材区分が容易につかまれるか
らである。この場合には、狭い間隔で並んで延びる2つ
の管部材(桁材及びフレーム材若しくはパイプ)との間
に指を挟み込むようなおそれが、避けられる。本発明に
基づくマッサージ椅子は個別の構成部材を互いにほぼ平
行にするまで折り畳む必要はなく、所要スペースを小さ
くして収納若しくは運搬するために椅子の構成部材をフ
レーム若しくは背もたれに対して鋭角(ほぼ0°乃至4
5°)に折り畳むだけでも十分である。
【0028】本発明の別の実施態様では、椅子が寝椅子
状の、即ち長い座部を有している。この場合、座部若し
くは座部支持面が直接に背もたれに接続していて、かつ
背もたれと逆の側の端部でほぼ垂直に下方へ向けられた
支え部を有しており、該支え部が床に支えられるように
なっている。座部支持面がフレームによって形成されて
おり、該フレームが後ろ側へ延長されていて、例えばロ
ーラを保持しており、該ローラによって椅子が折り畳ま
れた状態で若しくは使用状態で容易に移動させられ得
る。このような寝椅子にも背もたれ、取っ手並びにひじ
掛けが設けられてよい。
【0029】本発明は、冒頭に述べたマッサージ椅子に
だけではなく、マッサージ装置の配置を除いて同じ若し
くは類似の構造の折り畳み椅子にも用いられ得るもので
ある。
【0030】
【発明の実施の形態】椅子18が、主要部分として座部
14及び背もたれ20から成っており、背もたれ20が
フレーム2によって形成されており、フレームが背もた
れ20のほかの構成部材を受容している。さらに、フレ
ーム2にひじ掛け13が設けられている。図1及び図4
の実施例では椅子18は足のせ15を備えており、足の
せ(足のせ台、足支え部)は一体構造若しくは二部構造
で形成されている。
【0031】フレーム2が上側の端部に運搬用取っ手1
を有しており、下側の端部にローラ17が設けられてい
る。さらにフレーム2は主要なすべてのマッサージ装置
50、特にマッサージ装置50のための駆動モータ51
を受容している。モータ19によって駆動可能なスライ
ドスピンドル3がスライダー4を垂直方向に移動させる
ようになっており、スライダーが例えば2つのモータを
備えており、該モータがマッサージアーム5を運動させ
るようになっており、マッサージアームの端部にマッサ
ージローラを配置してあり、マッサージローラが利用者
の背部に作用するようになっている。電子ボックス6が
同じくフレーム2内に組み込まれている。フレーム2が
マッサージ装置50を含めてクッション被覆16によっ
て包み込まれている。
【0032】マッサージ装置50はフレーム2内に懸架
され若しくははめ込まれていて、従って再び外され得
る。この場合、フレーム2とマッサージ装置50との間
の結合のために、ゴム支承部49,49′を用いてあ
り、ゴム支承部は振動を減衰するためにも役立つ。フレ
ーム2内へのマッサージ装置の取り付けは、上側のゴム
支承部49にとって実施例では切欠きを設けてあり、切
欠き内にゴム支承部をはめ込み、若しくは適当な支持ピ
ンをはめ込んで、支持ピンにゴム支承部を装着すること
によって行われる。同じくマッサージ装置50がフレー
ム2に載せられていてよい。フレームの下側の領域にゴ
ム支承部49′が設けられており、該ゴム支承部を介し
てマッサージ装置50がフレーム2に支持され、若しく
は載せられている。ゴム支承部49′も振動減衰作用を
生ぜしめる。
【0033】マッサージ装置50をフレーム2に堅く、
例えば溶接若しくはねじによって結合することも可能で
ある。座部14に、適当なマッサージ装置が設けられて
もよい。
【0034】マッサージ装置50を含みフレーム2にク
ッション被覆16をかぶせてあり、従ってマッサージア
ーム5が使用者の身体に間接的に作用する。
【0035】フレームが、前に述べてあるようにひじ掛
け13並びに座部14を受容(保持)しており、ひじ掛
け及び座部がヒンジ7,8を用いて旋回可能に配置され
ていて、運搬或いは移動のために、若しくは非使用状態
で上方へ旋回させられ、即ち折り畳まれる。折り畳まれ
た状態が例えば図5及び図6に見られる。
【0036】図1に示す実施例では、座部14を保持す
るヒンジ8の下側に支持ロッド10を設けてあり、支持
ロッドがヒンジ9を用いて同じくフレーム2に配置され
ている。支持ロッド10は一方では端部12で以て座部
14を支持しており、かつ他方では伸縮ロッド(テレス
コープロッド)11を用いて延長されて、該伸縮ロッド
を介して床27に支えられる。
【0037】支持ロッド10の別の実施例が図3及び図
4に示してあり、この場合、支持ロッド10のためのヒ
ンジ9がヒンジ8と同じ高さでフレーム2に配置されて
いる。ここでは支持ロッド10は、床27で支えるため
にのみ用いられていて、例えば下方へ旋回させられ、即
ち畳み込まれるようになっている。
【0038】座部、ひじ掛け及び支持ロッドなどのすべ
てのヒンジは、構造形式に応じてスライドホルダー、ク
ランプ、止め金具、係止部材若しくは固定ねじによって
代替されていてよい。図5に示す運搬状態若しくは搬送
状態では、符号10乃至15で示す構成部分が折り畳ま
れて、フレーム2に重ねられてよく、これによって椅子
の外側寸法が著しく小さくなる。
【0039】座部14のための有利な実施例では座部に
L字形の2つの桁材22を設けてあり、該桁材が互いに
平行にフレーム2の両方の側部に取り付けられおり、こ
の場合、ヒンジ8がL字形の桁材の短い方の桁材区分2
4をフレームに旋回可能に結合している。桁材22が座
部14を支持しており、座部が例えばクッション30を
備えている。座部14に、ヒンジ28を介して足のせ1
5を接続してあり、足のせが同じくクッション32(図
4)を備えていてよい。足のせ15は直接に床27に支
えられるか、若しくは別のヒンジ29を用いて足のせに
結合された支え部材25を介して床に支えられるように
なっている。
【0040】ひじ掛け13は、図1に示してあるよう
に、直線的な構成部分としてヒンジ7によって直接にフ
レームに取り付けられているか、若しくは図2乃至図5
の実施例で示すように、L字形の桁材33を備えてお
り、該桁材(支持材)の短い方の桁材区分34が、L字
形の桁材22の短い方の桁材区分24と同様に、ヒンジ
7を介してフレーム2に結合されている。ヒンジ7が旋
回可能若しくは回動可能であり、従ってL字形の桁材3
3が上方へ旋回させられ、即ち折り畳まれる。快適性を
高めるために、L字形の桁材33が上側にクッション3
1を備えていてよい。
【0041】図2に示す変化例においては、寝椅子(デ
ッキチェア)40が同じく折り畳み可能に構成されてい
る。寝椅子40の背もたれ20が同じくフレーム2によ
って形成されており、フレームがマッサージ装置を備え
ている。フレーム2の上側の端部に運搬用取っ手1が配
置されており、座部のための座面を形成する桁材42の
延長部45にローラ41が配置されている。桁材42が
同じくヒンジ43を用いてフレーム2の下側の領域44
に配置されている。折り畳まれた状態では、座部が上方
へ旋回させられているのに対して、桁材の延長部45は
下方を向いており、ローラ41が床27に沿って転がさ
れる。桁材42の端部46にほぼ垂直な支え部47を設
けてあり、該支え部が使用状態で床27に支えられる。
桁材によって規定された座部が、クッション48若しく
はパッドを備えている。
【0042】椅子をマッサージ目的に使用する場合に、
フレーム2の領域21に配置されたマッサージ装置50
が作動される。スライドスピンドル3によってマッサー
ジ装置50がフレーム2の上側の領域26内まで移動さ
せられて、使用者の背中全体及び頸を処置(マッサー
ジ)する。この場合、マッサージアーム5が駆動部若し
くはマッサージ装置の軸によって動かされて、適当なも
み運動若しくはあんま運動を生ぜしめる。マッサージ装
置はスライドスピンドル(調節スピンドル)を介して高
さ調節可能であって、従って背中の、マッサージを所望
する箇所に位置決めされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二部構造の足支え部を備えた本発明に基づくマ
ッサージ椅子の側面図。
【図2】本発明に基づく寝椅子の側面図。
【図3】足支え部なしのマッサージ椅子の側面図。
【図4】一体構造の足支え部を備えた椅子の側面図。
【図5】折り畳まれた状態のマッサージ椅子の側面図。
【図6】折り畳まれた状態の本発明に基づくマッサージ
椅子の側面図。
【符号の説明】
1 運搬用取っ手、 2 フレーム、 3 スライ
ドスピンドル、 4スライダー、 5 マッサージ
アーム、 6 電子ボックス、 7,8,9 ヒン
ジ、 10 支持ロッド、 11 伸縮ロッド、
13 ひじ掛け、 14 座部、 15 足の
せ、 16 クッション被覆、 17 ローラ、
18 椅子、 19 モータ、 20 背もた
れ、 22 桁材、 24 桁材区分、 25
支え部材、 27 床、 28,29 ヒンジ、
30,31,32 クッション、 33 桁材、
34 桁材区分、 49,49′ ゴム支承部、
40 寝椅子、 41ローラ、 42 桁材、
43 ヒンジ、 44 領域、 45 延長部、
47 支え部、 48 クッション、 50
マッサージ装置、51 駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A47C 7/62 A47C 7/62 Z A61H 7/00 323 A61H 7/00 323H (72)発明者 オイゲン マイアー ドイツ連邦共和国 バート グレーネンバ ッハ−イッテルスブルク モルケライシュ トラーセ 2 Fターム(参考) 3B084 JA02 JC13 4C100 AD11 AE01 CA06 DA04 DA05 DA06 EA09 EA10 EA12 EA13

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マッサージ椅子であって、主に座部及び
    該座部に接続する背もたれから成っており、背もたれが
    マッサージ装置を備えている形式のものにおいて、マッ
    サージ椅子(18)が折り畳み可能に構成されているこ
    とを特徴とするマッサージ椅子。
  2. 【請求項2】 背もたれ(20)と座部(14)とが互
    いにヒンジ結合されている請求項1記載のマッサージ椅
    子。
  3. 【請求項3】 背もたれ(20)がフレーム(2)を有
    しており、フレームがマッサージ装置(50)を保持し
    ている請求項1又は2記載のマッサージ椅子。
  4. 【請求項4】 マッサージ装置(50)がモジュールと
    して形成されている請求項1から3のいずれか少なくと
    も1項と組み合わせてなるマッサージ椅子。
  5. 【請求項5】 マッサージ装置(50)が台枠を有して
    おり、台枠が駆動部(51)及び該駆動部(51)によ
    って運動可能なマッサージアーム(5)を保持している
    請求項1から4のいずれか少なくとも1項と組み合わせ
    てなるマッサージ椅子。
  6. 【請求項6】 マッサージ椅子(18)が1つ若しくは
    複数の支持ロッド(10,25)を有しており、該支持
    ロッドを介してマッサージ椅子(18)が床(27)に
    支えられるようになっており、該支持ロッドがマッサー
    ジ椅子(18)にヒンジ的に折り畳み可能に配置されて
    いる請求項1から5のいずれか少なくとも1項と組み合
    わせてなるマッサージ椅子。
  7. 【請求項7】 マッサージ装置(50)が背もたれ(2
    0)若しくはフレーム(2)に堅く結合可能である請求
    項1から3のいずれか少なくとも1項と組み合わせてな
    るマッサージ椅子。
  8. 【請求項8】 マッサージ装置(50)が背もたれ(2
    0)若しくはフレーム(2)内に懸架されている請求項
    1から7のいずれか少なくとも1項と組み合わせてなる
    マッサージ椅子。
  9. 【請求項9】 マッサージ装置(50)と背もたれ(2
    0)若しくはフレーム(2)との間にフレキシブルな支
    承部、特にゴム支承部(49)が設けられている請求項
    1から8のいずれか少なくとも1項と組み合わせてなる
    マッサージ椅子。
  10. 【請求項10】 クッション被覆(16)を設けてあ
    り、該クッション被覆がフレーム(2)及びマッサージ
    装置(50)を含めて背もたれ(20)にかぶせられて
    いる請求項1から9のいずれか少なくとも1項と組み合
    わせてなるマッサージ椅子。
  11. 【請求項11】 座部(14)が両方の側部にL字形の
    桁材(22)を有しており、及び/又はひじ掛けがL字
    形の桁材(33)によって形成されており、この場合、
    L字形の桁材の短い方の桁材区分(24,34)の端部
    (23)がヒンジ(8)を用いてフレーム(2)に取り
    付けられている請求項1から10のいずれか少なくとも
    1項と組み合わせてなるマッサージ椅子。
  12. 【請求項12】 L字形の桁材(22)が上方へ旋回可
    能である請求項1から11のいずれか少なくとも1項と
    組み合わせてなるマッサージ椅子。
  13. 【請求項13】 座部(14)に、支え部(25)が旋
    回可能に接続されている請求項1から12のいずれか少
    なくとも1項と組み合わせてなるマッサージ椅子。
  14. 【請求項14】 座部(14)に、足のせ(15)が旋
    回可能に接続されている請求項1から13のいずれか少
    なくとも1項と組み合わせてなるマッサージ椅子。
  15. 【請求項15】 L字形の桁材(22)のためのヒンジ
    (8)の領域(21)でフレーム(2)に支持ロッド
    (10)が旋回可能に配置されている請求項1から14
    のいずれか少なくとも1項と組み合わせてなるマッサー
    ジ椅子。
  16. 【請求項16】 フレーム(2)が旋回可能に配置され
    たひじ掛け(13)を有している請求項1から15のい
    ずれか少なくとも1項と組み合わせてなるマッサージ椅
    子。
  17. 【請求項17】 背もたれが床まで延びている請求項1
    から16のいずれか少なくとも1項と組み合わせてなる
    マッサージ椅子。
  18. 【請求項18】 マッサージ椅子、特に背もたれ(2
    0)及び/又はフレーム(2)にローラ(17)が設け
    られている請求項1から17のいずれか少なくとも1項
    と組み合わせてなるマッサージ椅子。
  19. 【請求項19】 背もたれ(20)若しくはマッサージ
    装置(50)の上側の領域(26)内に取っ手(1)若
    しくは類似のものが設けられている請求項1から18の
    いずれか少なくとも1項と組み合わせてなるマッサージ
    椅子。
  20. 【請求項20】 背もたれ(20)、座部(14)、ひ
    じ掛け(13)及び足のせ(15)がそれぞれクッショ
    ン(16,30,31,32)を備えている請求項1か
    ら19のいずれか少なくとも1項と組み合わせてなるマ
    ッサージ椅子。
  21. 【請求項21】 ひじ掛け(13)、足のせ(15)、
    支持ロッド(10)、支え部材(25)及び/又は座部
    (14)が、折り畳まれた状態でフレーム(2)若しく
    は背もたれ(20)に対してほぼ平行に若しくは鋭角を
    成して延びている請求項1から20のいずれか少なくと
    も1項と組み合わせてなるマッサージ椅子。
  22. 【請求項22】 椅子が寝椅子状の座部を有している請
    求項1から21のいずれか少なくとも1項と組み合わせ
    てなるマッサージ椅子。
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