JP2002078681A - 無人レンズ情報発信方法およびその装置 - Google Patents

無人レンズ情報発信方法およびその装置

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JP2002078681A
JP2002078681A JP2000201299A JP2000201299A JP2002078681A JP 2002078681 A JP2002078681 A JP 2002078681A JP 2000201299 A JP2000201299 A JP 2000201299A JP 2000201299 A JP2000201299 A JP 2000201299A JP 2002078681 A JP2002078681 A JP 2002078681A
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Takehiko Yoshida
武彦 吉田
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Vision Megane Inc
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    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C13/00Assembling; Repairing; Cleaning
    • G02C13/003Measuring during assembly or fitting of spectacles

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対面販売的要素を残したしかも職住に近接し
た便利な位置においてレンズに関する情報を発信し、必
要に応じて購入することができる、無人レンズ情報発信
装置およびその方法を提供する。 【解決手段】 この無人レンズ情報発信装置は、人間が
入ることができる一定の空間からレンズに関する情報を
送信する装置であって、レンズを外した状態における矯
正視力の測定を行う視力測定手段103と、前記視力測
定手段103によって測定されたデータを情報処理し、
有人のレンズ処理センタに送信する通信手段104と、
レンズに関する指示を表示および/または音声で伝える
出力手段105と、レンズに関する指示を入力する入力
手段106とを含む、無人レンズ情報発信装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、職住近接した比
較的近い場所において、何人でも検眼をすることがで
き、必要に応じレンズを購入することができる、無人の
レンズ情報発信方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、裸眼視力あるいは矯正後の視力の
測定を行うには、眼科医に行って診療を受けることによ
って行われたりあるいは眼鏡店に用意されている視力測
定機器をもって視力の測定が行われている。近年、たと
えば、インターネットのようなネットワーク上で、仮想
的な商店街が形成されているが、この仮想的な商店街に
設けられた眼鏡店舗においてオンラインでメガネをオー
ダーすることができ且つ販売することができるシステム
は存在しない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】眼鏡店に行くには、時
間や距離等から困難な場合に、通信販売によりコンタク
トレンズをオーダーし販売することができる方法が考え
られる。しかしながら、コンタクトレンズの販売は、対
面販売をその典型的な販売形態とするもので、ヒューマ
ン的な部分が全くないアプローチからクロージングまで
利用者一人で完結する通信販売形態でのコンタクトレン
ズの販売は利用者に受け入れられにくい面があることが
懸念されている。それゆえに、この発明の主たる目的
は、対面販売的要素を残したしかも職住に近接した便利
な位置においてレンズに関する情報を発信し、必要に応
じて購入することができる、無人レンズ情報発信装置お
よびその方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の発
明は、人間が入ることができる一定の空間からレンズに
関する情報を送信する装置であって、レンズを外した状
態における矯正視力の測定を行う視力測定手段と、前記
視力測定手段によって測定されたデータを情報処理し、
有人のレンズ処理センタに送信する通信手段と、レンズ
に関する指示を表示および/または音声で伝える出力手
段と、レンズに関する指示を入力する入力手段とを含
む、無人レンズ情報発信装置である。この発明の請求項
2の発明は、さらに、既に使用しているレンズの度数を
パッケージに記載のコンタクトのレンズデータを入力す
るレンズ度数入力手段を含む、請求項1に記載の無人レ
ンズ情報発信装置である。この発明の請求項3の発明
は、通信手段は、前記既に使用しているレンズの度数を
入力する既使用レンズの度数入力手段によって入力され
たデータを情報処理し、有人のレンズ処理センタに送信
する手段を含む、請求項2に記載の無人レンズ情報発信
装置である。この発明の請求項4の発明は、視力測定手
段は、自動的に裸眼視力を測定し、裸眼視力の矯正に必
要なレンズ度数を算出する視力測定装置を含む、請求項
1ないし請求項4のいずれかに記載の無人レンズ情報発
信装置である。この発明の請求項5の発明は、通信手段
は、CPU、データ圧縮装置、画像処理装置、データの
格納、WWWブラウザのいずれかを含む、請求項1ない
し請求項4のいずれかに記載の無人レンズ情報発信装置
である。この発明の請求項6の発明は、出力手段および
入力手段には、タッチパネルを含む、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の無人レンズ情報発信装置であ
る。この発明の請求項7の発明は、入力手段にはカメラ
を含む、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の無
人レンズ情報発信装置である。この発明の請求項8の発
明は、入力手段には、キーボード、音声入力手段のいず
れかを含む、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載
の無人レンズ情報発信装置である。この発明の請求項9
の発明は、人間が入ることができる一定の空間は、一方
に入口が設けられたブースであって、入口には人間の出
入を検知する検知手段が形成され、前記検知手段の信号
によって前記した既使用レンズの度数測定手段、視力測
定手段、通信手段、出力手段および入力手段のうち少な
くとも一つがオン状態になり、退出時にはオフ状態にな
るように形成されている、請求項1ないし請求項8のい
ずれかに記載の無人レンズ情報発信装置である。この発
明の請求項10の発明は、既使用レンズの度数入力手段
および/または視力測定手段の使用に要する料金を投入
する料金受渡し手段を備える、請求項1ないし請求項9
のいずれかに記載の無人レンズ情報発信装置である。こ
の発明の請求項11の発明は、人間が入ることができる
一定の空間からレンズに関する情報を送信する方法であ
って、レンズを外した状態における矯正視力の測定を行
う視力測定ステップと、前記視力測定ステップによって
測定されたデータを情報処理し、有人のレンズ処理セン
タに送信する通信ステップと、レンズに関する指示を表
示および/または音声で伝える出力ステップと、レンズ
に関する指示を入力する入力ステップとを含む、無人レ
ンズ情報発信方法である。この発明の請求項12の発明
は、さらに、既に使用しているレンズの度数をパッケー
ジに記載のコンタクトのレンズデータを入力するレンズ
度数入力ステップを含む、請求項11に記載の無人レン
ズ情報発信方法である。この発明の請求項13の発明
は、通信ステップは、前記既に使用しているレンズの度
数を入力する既使用レンズの度数入力ステップによって
入力されたデータを情報処理し、有人のレンズ処理セン
タに送信するステップを含む、請求項12に記載の無人
レンズ情報発信方法である。この発明の請求項14の発
明は、利用者に、視力測定およびレンズの購入のうち、
少なくとも1つを選択させるステップを含む、請求項1
1ないし請求項13のいずれかに記載の無人レンズ情報
発信方法である。この発明の請求項15の発明は、使用
者が選択した少なくとも1つのレンズを表示し、使用者
の確認をとるステップおよび/または価格を表示して使
用者の購入を促すステップを含む、請求項11ないし請
求項14のいずれかに記載の無人レンズ情報発信方法で
ある。
【0005】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施の形態
における無人型カウンターブースによるレンズの情報発
信装置の図解図であり、図2は、その内部の構造を示す
図解図である。
【0007】1:カウンターブースの構成 図1および図2に示すように、この無人レンズ情報発信
装置におけるカウンターブース1は、コンタクトレンズ
購入者によりネットワークを活用してオーダー販売され
る際に利用される端末であり、例えば、パーソナルコン
ピュータにより実現され、利用者端末101と、度数測
定装置102と、既に使用しているコンタクトレンズの
データを入力する入力手段たるレンズデータ入力手段1
13と、利用者たる被検者がメガネを外した状態におけ
る矯正視力の測定を自動的に行う視力測定装置103
と、前記既使用レンズのデータ入力手段113および前
記視力測定装置103によって測定されたデータを情報
処理し、他所にある有人のレンズ処理センタに送信する
通信手段104と、レンズの度数測定に関する指示など
を表示および/または音声で伝える出力手段105と、
視力測定装置103などで視力を測定し、測定中の質問
に対し答えるときなどのレンズに関する指示を入力する
入力手段106とを備える。
【0008】カウンターブース1のメガネのレンズ情報
発信装置からは、通信手段104により広域コンピュー
タネットワーク(インターネット)を介して、他所にあ
る有人のレンズ処理センタ2に測定したレンズに関する
各種情報を送信するように構成されている。また、カウ
ンターブース1内には、コンタクトレンズのカタログな
どが備えられているが、それは種類等が限られるので、
必要最小限のものを取り揃えるに過ぎず、メガネ処理セ
ンタ2より送信されたレンズ等のカタログ情報を、利用
者端末101の出力手段105によって表示し、利用者
がそれを見て選択できるようにする。
【0009】利用者端末101は、パーソナルコンピュ
ータ等から構成され、購入者であるユーザとの間のイン
タフェースとなる入出力装置であり、具体的には、タッ
チパネル107、デジタルカメラ108を含む入力手段
106、並びに、液晶もしくはCRTディスプレイ、P
Cモニタ109、プリンタ112、スピーカを含む出力
手段105によって実現される。テキストデータ等の情
報入力装置としてはタッチパネル107が用意されてい
るが、マウス、トラックボール、ジョイスティックなど
のポインティングデバイス、キーボード、スイッチなど
の多種多用な入力装置を用いることができる。さらに、
画像情報の入力手段としてデジタルカメラ108が用意
されているが、テレビカメラ、ビデオカメラ、デジタル
スチルカメラなど画像情報をデジタイズして入力できる
装置であればもちろん良い。また、必要に応じて、フラ
ッシュ等の補助光を提供する装置を設けてもよい。ま
た、画像あるいはその他の情報を記憶可能な記憶装置と
しては、ハードディスクおよびCD−ROMドライブが
用意されており、CDに記憶された画像情報あるいはプ
ログラムなどを利用できるようになっている。もちろ
ん、DVD、MO、あるいはメモリユニットなどの記憶
媒体用の装置で構成することも可能である。さらに、こ
の利用者端末101は、コンピュータネットワーク(ネ
ットワーク)としてインターネットに接続できるように
なっており、ネットワークを介して画像情報あるいはソ
フトウェアなどの情報を授受できるようになっている。
また、利用者端末101は、レンズ処理センタ2のサー
バとの間のインタフェースとしてWWWブラウザを有す
る。利用者端末101がパーソナルコンピュータである
場合には、WWWブラウザは、そのメモリに格納される
プログラムとして実現される。
【0010】既に使用しているコンタクトレンズのデー
タ入力手段113は、パッケージに記載されているコン
タクトレンズのデータを入力するタッチパネル107か
らのデータを利用するが、別途音声入力手段やスキャナ
等の方法により、入力する入力方法を採用してもよい。
【0011】視力測定装置103は、両眼の屈折力を自
動的に他覚的且つ自覚的に測定する装置であって、自動
的に裸眼視力を測定し、裸眼視力の矯正に必要なレンズ
度数を演算することができるよう構成されている。その
一例を示せば図1ないし3に示されるようなものであ
り、この視力測定装置103は、ゴーグル状の顔当て1
03aが設けられ、被検眼の位置をほぼ固定することが
できるように構成され、ジョイステック103bおよび
応答スイッチ103cが設けられ、被検者が、タッチパ
ネル107、ジョイステック103bおよび応答スイッ
チ103cを操作あるいはタッチすることにより、所定
の入力を行うことができるように構成されている。この
視力測定装置103において、遠用・近用測定(但し、
近用は下方視ではなく水平視)を次のように行う。 a.遠用:水平視、3〜5m相当の内方視 b.近用:水平視、35cm相当(PD=64mmのと
き)の内方視 自覚検眼項目は、次の通りである。 視力測定 a)遠用(片眼、両眼):裸眼視力、矯正視力、0.5
D雲霧時視力 b)近用(両眼のみ):加入度入り視力 両眼R/Gテスト(両眼バランス:偏光2色相当) 近用度数測定(クロスシリンダー法) そして、左右眼の自覚検査の進行を行うと同時に使用者
のインストラクションとして、別途利用者端末101に
おいて、被検者を誘導するように形成されている。
【0012】この視力測定装置103の概略仕様は、次
のとおりである。この視力測定装置103は、図3に示
すように、両眼視における他覚および被検者たる使用者
の意思が反映する自覚検眼を行うもので、各眼に独立の
測定光学系装置103dを用意し、他覚・自覚検眼を行
う。一対の測定光学系装置103d、103dは、一対
の光学ヘッド103e、103eを備え、一対の光学ヘ
ッド103e,103eに入射する被験者の眼の画像を
プリズム103f、103fを通して検知し、画像処理
手段103i、103iを含む中央処理装置103jに
て光を電気信号に変換する等行い、利用者端末101に
送信するように構成されている。プリズム103fはソ
レノイド103gで角度を変えることがえできる。測定
光学系装置103d各々は、オートアライメント103
h、103hにて位置合わせを行い、指標は装置内部に
て提示するよう構成されている。
【0013】この視力測定装置103は、CPU等の中
央処理装置103jを備え、視力測定情報入力手段、画
像処理手段103i、視力データ作成手段、記憶手段を
備える。視力測定情報入力手段は、ジョイステック10
3b等より入力される視力測定に関する視力を測定する
ための基準を含むデータを登録するための手段である。
そして、この視力測定情報入力手段は、視力を測定する
ための視力データベースの各ファイルに各データを登録
して管理する手段である。
【0014】画像処理手段103iは、測定光学系装置
103dより出力された光に関する情報を電気信号に変
換する手段である。
【0015】視力データ作成手段は、入力された視力を
測定するための基準に基づいて、次の記憶手段により、
管理されているデータベースの近視、遠視および乱視の
度数等の視力測定データを検索し、そして検索して抽出
された該データを含む視力測定結果を作成する手段であ
る。
【0016】視力測定装置103は、次の視力測定デー
タファイル、視力表データファイル、近視情報データフ
ァイル、遠視情報データファイル、乱視情報データファ
イルを視力データベースとして記録し、管理する記憶手
段を備える。
【0017】視力測定データファイルには、裸眼視力、
矯正視力、瞳孔間距離、遠用矯正度数、近用矯正度数、
測定日付、度数決定者などのデータが格納される。
【0018】視力データファイルには、自覚検査用チャ
ートに関するデータ等が格納される。 a)他覚測定用チャート(風景) b)視力表1(0.1〜0.6) c)視力表2(0.7〜1.2) d)両眼R/G(両眼バランス用) e)放射チャート f)近用視力表 g)老視チェック用チャート(十字線デャート:クロス
シリンダー法用) h)ブランク(両眼開放にして、片眼の視力検査を行う
ため)
【0019】近視情報データファイルには、近視の度、
近視度と視力の関係、近視の種類(度数)、治療法が登
録されて管理され、なお、近視とは眼が調節を全く行っ
ていない時に眼に入った平行光線が網膜の前方の一点に
像を結ぶ眼(遠点が眼前有限)である。近視の度は遠点
距離の逆数をもって表す(例えば、遠点距離=50cm
1/0.5=2Dの如くである。) 近視度と視力の関係は、表1の通りである。
【0020】
【表1】
【0021】近視の種類(度数)は、次の通りである。 軽度近視(−4D)、中等度近視(−4D乃至−7
D)、強度近視(−7D乃至−10D)、最強度近視
(−10D以上) 近視の治療法として適度の凹レンズを装用する。
【0022】遠視情報データファイルには、遠視の度、
遠視の種類、遠視の治療法が登録されて管理される。な
お、遠視とは眼が調節を全く行っていない時に、眼に入
った平行光線が網膜の後方の一点に像を結ぶ眼(遠点が
眼後有限)である。遠視の度は、遠点距離の逆数(例え
ば遠点距離=50cm 1/0.5=2D)で表す。遠
視の種類は、例えばその度数で表すが次の通りである。
軽度遠視(+4D)、中等度遠視(+4D乃至+7
D)、強度遠視(+7D)遠視の治療として適度の凸レ
ンズを装用する。
【0023】乱視情報データファイルには、乱視の度、
乱視の種類、治療法が登録されて管理される。なお、乱
視とは、眼が調節を全く行っていない時に、眼に入った
平行光線が一点に結像しないことである。乱視の種類
は、次の通りである。 正乱視(屈折面の不均整が対称的) 不正乱視(同じ経線の中で変曲度が異なり、結像しな
い) 乱視の治療としては、次の通りである。 単性乱視(適度の円柱レンズを装用) 複性乱視(円柱レンズと球面レンズを組み合わせて装
用) 不正乱視(コンタクトレンズ装用)
【0024】この視力測定装置103は、顔当て103
aののぞき窓のレンズ部分に、矯正視力に基づいた矯正
用レンズがセットされ、レッドグリーンテストなどを行
うことによって、被検者のその見え方を聞き出し、また
掛けていたレンズの度数や今後作成するコンタクトレン
ズやメガネに対する希望を考慮することによって微調整
を行い、レンズ作成に必要な矯正度数を決定するもので
ある。
【0025】度数測定装置102は、利用者たる被検者
がメガネを外した状態における矯正視力の測定を自動的
に行う装置であり、掛けているメガネを所定の場所に置
くようなメガネ載置台が形成され、その上にレンズを置
くと、レンズをメータ光学中心に合わせることにより、
レンズメータがそのメガネレンズの度数を測定するよう
に構成されている。
【0026】1−2:動作環境について 次に、このカウンターブース1における各装置の動作概
要について説明する。カウンターブース1は、利用者が
その中に入ると同時に設けられたオートセンサー等のセ
ンサー110が利用者が入ったことを検知し、前記した
利用者端末101、度数測定装置102、レンズデータ
入力手段113、視力測定装置103、通信手段10
4、出力手段105、入力手段106がすべて通電した
オン状態になる。このとき、利用者端末101の判断に
よって、出力手段105により音声でたとえば「いらっ
しゃいませ」との歓迎の言葉が発信される。さらに、音
声にて「目の前にあるタッチパネルに触れて下さい」と
誘導し、入力手段106によりのタッチパネル107の
画面上においても、「このタッチパネルに触れて下さ
い」との誘導表示が表示される。タッチパネル107に
利用者が触れると同時に、利用者端末101、度数測定
装置102、レンズデータ入力手段113、視力測定装
置103、通信手段104、出力手段105が起動状態
となる。
【0027】利用者端末101は、レンズ処理センタ2
より「初期画面」を受信し、出力手段105によりタッ
チパネル107に表示されるよう、制御装置によって制
御する。初期画面において、このカウンターブース1に
おいて提供されるサービスとしては、「視力測定」、
「レンズ選び」、「コンタクトレンズの購入」である。
そして、利用が利用するサービスを初期画面の中におい
て選択すると、希望するサービスに対応する料金が表示
される。使用者が表示された料金を設置された料金投入
口111に投入すると、利用者端末101は、次に視力
測定サービスを提供するために、利用者に対しタッチパ
ネル107およびPCモニタ109上で各種質問を行
い、それに対し利用者より答えを出させるという方法に
より、視力検査に必要な問診を行った後、裸眼視力測定
を行う。次に、PCモニタ109、音声およびタッチパ
ネル107において利用者に対し、「今コンタクトレン
ズを使用していますか」との問診を行う。これに対し、
「コンタクトレンズを使用している」と答えた利用者に
対しては、今使用しているコンタクトレンズのパッケー
ジに記載されているコンタクトレンズデータをタッチパ
ネル107によって入力するように音声およびPCモニ
タ109上でも指示を出す。そして、利用者端末101
の制御手段によって、タッチパネル107によって入力
されたコンタクトレンズのデータをレンズデータ入力手
段113により処理がなされるように制御され、通信手
段104によってレンズ処理センタ2に送信される。
【0028】引き続き、出力手段105よりPCモニタ
109、音声およびタッチパネル107上において、裸
眼視力の測定を行うので、視力測定装置103の前に座
るよう指示を出す。たとえば、見え方や希望に関しては
「どちらがよく見えますか」、「右ですか」、「左です
か」というような二者択一の質問を音声およびPCモニ
タ109で行い、その答えをタッチパネル107で答え
る方法によって、被検者の回答を入力させるように構成
されている。また、矯正度数が決定したならば、備付け
のプリンタ112によってその結果をプリントアウトす
ることができるように構成されている。度数測定装置1
02および既に使用しているコンタクトレンズのデータ
を入力する入力手段たるレンズデータ入力手段113に
よって入力されたデータ、ならびに利用者たる被検者が
メガネを外した状態における矯正視力の測定を自動的に
行う視力測定装置103によって決定されたデータは、
通信手段104により広域コンピュータネットワーク
(インターネット)を介して、他所にある有人のレンズ
処理センタ2に測定したレンズに関する各種情報を送信
するように構成されている。
【0029】「視力測定」ステップにおいて、視力の測
定を終えた利用者は、次に「レンズ選び」に移る。視力
測定ステップにおいて測定した度数を反映させた3種類
程度のレンズをPCモニタ109の画面に表示し、価格
や厚みなどレンズの特徴などの条件から利用者に購入し
たいレンズを選定させる。さらに、視力測定ステップに
おいて測定された度数を反映したレンズを横から見た画
像をPCモニタ109の画面に表示し、レンズの厚み比
較を行い、利用者にレンズの確認をさせる。
【0030】利用者が、カウンターブース1を退出すれ
ば、レンズ処理センタ2との交信が切断され、利用者端
末101、度数測定装置102、レンズデータ入力手段
113、視力測定装置103、タッチパネル107、デ
ジタルカメラ108、PCモニタ109がスクリーンセ
ーブ状態となる。
【0031】1−3:レンズ処理センタの構成 次に、レンズ処理センタ2について、主として図1乃至
図9に基づいて説明する。レンズ処理センタ2は、電子
ショップ情報処理手段21、表示情報生成手段22、レ
ンズオーダー販売処理手段23、決済処理手段24及び
WWWサーバ/CGI25を備える。
【0032】レンズ処理センタ2は、具体的には、パー
ソナルコンピュー、ワークステーション、サーバなどの
情報処理機器を具備する。電子ショップ情報処理手段2
1は、これら情報処理機器が有する、磁気ディスク装
置、光ディスク装置などの記憶装置内に格納される。ま
た、上述した各処理手段、すなわち、WWWサーバ/C
GI25、表示情報生成手段22、レンズオーダー販売
処理手段23及び決済処理手段24は、実際には、情報
処理機器が有するメモリ内にプログラムの形で格納され
て実行される。
【0033】電子ショップ情報処理手段21は、入出力
装置を介し、商品定義部を用いて、レンズ処理センタ2
で取り扱うコンタクトレンズ等の商品データの定義を行
う。ここで定義された商品データは、商品データ情報と
して、商品データベースに格納される。この実施の形態
において、商品データ情報は、コンタクトレンズ等の商
品を陳列する商品棚の名称、コンタクトレンズ等の商品
番号、商品名、価格、商品の説明、そして商品管理情報
などのテキストデータと、商品の画像データを含んでい
る。レンズ処理センタ2は、また、電子カタログの作成
者とのインタフェースとして入出力装置を備えるが、入
出力装置は、カタログ作成者から商品定義に必要となる
商品棚名、商品目、価格などのテキストデータ、あるい
は、商品形状を表すようなイメージデータ等の商品情報
の入力を受け付ける。また、購入者により購入された商
品の受注情報として、商品番号、数量などの商品情報、
商品の送付先情報、外部決済処理機関名、決済日、金額
などの決済情報を含む情報の出力を行う。レンズ処理セ
ンタ2としては、入出力装置としてキーボード、マウ
ス、CRTディスプレイなどを備えるパーソナルコンピ
ュータのような情報処理機器を用いることができる。こ
の場合、商品定義部は、このような情報処理機機のメモ
リに格納されて実行されるプログラムにより実現するこ
とができる。
【0034】電子ショップ情報処理手段21には、ショ
ップデータベース、商品データベース、バスケットデー
タベースを含む電子ショップ出店情報手段が設けられ
る。ショップデータベースは、電子ショップを出店する
ための情報と、商品情報を表示するためのショップレイ
アウトを定義する情報を格納している。商品データベー
スは、定義された商品データ情報を格納する。また、バ
スケットデータベースは、カウンターブース1の利用者
端末101から購入を指示された商品の情報を蓄積する
ためのものである。電子ショップ情報処理手段21は、
転送された商品データ情報を商品データベースに格納す
る機能を実現する。
【0035】表示情報生成手段22は、カウンターブー
ス1の利用者端末101からの要求に応じて、電子カタ
ログなどの表示情報を生成する。表示情報生成手段22
は、パラメータ解析手段221、ファイル検索手段22
2、および表示データ生成手段223を含んで構成され
る。パラメータ解析手段221は、WWWサーバ/CG
I25を介して受け取ったカウンターブース1の利用者
端末101からの視力測定データ・フレーム選択情報等
を解析し、視力測定データ・フレーム選択情報等に含ま
れるパラメータを抽出する。ファイル検索手段222
は、パラメータ解析手段221により抽出されたパラメ
ータに基づいて、電子ショップ情報処理手段21によっ
て登録され記憶された各データベースを検索する。表示
データ生成手段223は、ファイル検索手段222によ
り検索されたデータをもとにWWWページとして表示可
能な表示データを生成する。すなわち、表示データ生成
手段223は、いわゆるWWWページジェネレータとし
ての機能を有する。
【0036】レンズオーダー販売処理手段23は、カウ
ンターブース1の利用者端末101により購入予定商品
(コンタクトレンズ等)が決定されたとき、表示情報生
成手段22から顧客IDと購入予定の商品IDを受け取
り、これらの情報をもとに、商品データベースから購入
する商品の詳細情報を取得して、バスケットデータベー
ス内の対象としている顧客用の顧客バスケットデータベ
ースにその商品の情報を格納する。その後、対象顧客が
購入予定の商品の一覧をバスケットデータベースから取
得し、表示情報生成手段22に渡す。
【0037】決済処理手段24は、カウンターブース1
の利用者端末101により商品の購入が決定されたと
き、表示情報生成手段22から顧客IDを受け取り、バ
スケットデータベースから購入者に対応する商品データ
情報を取り出す。そして、取り出した商品データ情報に
基づいて外部決済処理機関3に決済処理を依頼する。決
済処理手段24は、外部決済処理機関3から決済処理が
終了したことの通知を受け、レンズオーダー販売処理手
段23・電子ショップ情報処理手段21に受注処理が完
了したことを知らせるとともに、カウンターブース1の
利用者端末101に購入処理を知らせるため、ベースと
なる明細書データを作成し、表示情報生成手段22にそ
のデータを渡す。
【0038】WWWサーバ(World Wide W
eb)/CGI(Common Gateway In
terface)25は、カウンターブース1の利用者
端末101との間のインターフェースとして機能し、利
用者端末101から表示要求情報を受け取り、また、カ
ウンターブース1の利用者端末101に表示データを転
送する。
【0039】外部決済処理機関3では、レンズ処理セン
タ2の決済処理手段24から送られてくる依頼に基づ
き、レンズ処理センタ2に代わってオーダーされたレン
ズの代金の決済処理業務を行う。
【0040】1−4:動作概要について 更に、カウンターブース1およびレンズ処理センタ2の
動作概要について、以下説明する。レンズ処理センタ2
では、WWWサーバ/CGI25がカウンターブース1
の利用者端末101より送られてきたメガネオーダーペ
ージ情報を受け取り、表示情報生成手段22を起動す
る。
【0041】表示情報生成手段22は起動されると、W
WWサーバ/CGI25からレンズオーダーページ情報
を受け取り、パラメータ解析手段221により受け取っ
たレンズオーダーページ情報の解析を行う。パラメータ
解析手段221は、解析結果として、表示対象となる電
子ショップを特定するためのショップID、電子カタロ
グの背景画面の種類を特定するカタログテンプレート、
表示すべき商品の商品ID、購入者を特定するための顧
客IDなどの情報を出力する。パラメータ解析手段22
1により出力されたこれらのデータをもとに、ファイル
検索手段222は、ショップデータベース、商品データ
ベース、バスケットデータベースを検索し、カウンター
ブース1の利用者端末101から表示を要求されたホー
ムページの表示画面を作成するのに必要なデータを取得
する。
【0042】ファイル検索手段222によりデータが取
得されると、次に、表示データ生成手段223に処理が
移る。表示データ生成手段223は、まず、カウンター
ブース1の利用者端末101からの要求の種類を判別す
る。カウンターブース1の利用者端末101からの要求
が、“購入予定商品の決定”、“商品購入”以外であれ
ば、ファイル検索手段223により、検索された結果を
用いて表示データ生成手段223で表示用のデータを生
成する。
【0043】カウンターブース1の利用者端末101か
らの要求の種類を判別するステップにおける判別の結
果、カウンターブース1の利用者端末101からの要求
の種類が“購入予定商品の決定”であった場合、すなわ
ち、顧客が表示されている商品の購入予定を指示するべ
く「選択した商品を買物かごに入れる」の指示を行った
場合、表示データ生成手段223は、レンズオーダー販
売処理手段23を起動する。
【0044】レンズオーダー販売処理手段23は、起動
されると、表示データ生成手段223から顧客IDと顧
客から購入予定を指示された商品の商品IDを受け取
る。この商品IDをキー情報として商品データベースか
ら該当する商品についての詳細な商品データ情報を取得
する。そして、前記ステップで取得した商品データ情報
をバスケットデータベース内にある表示データ生成手段
223から受け取った顧客IDで識別される顧客の顧客
バスケットデータベースに格納する。このとき、該当す
る顧客バスケットデータベースが存在しないときには、
その顧客IDに対応した顧客バスケットデータベースを
作成して商品データ情報を格納する。さらに、この顧客
バスケットデータベースから顧客がこれまでに選択した
すべての商品データ情報を取り出して表示データ生成手
段223に渡す。この場合、表示データ生成手段223
は、メガネオーダー販売処理手段23から受け取った商
品データ情報から顧客が購入を予定している商品の一覧
の表示情報を作成し、カウンターブース1の利用者端末
101に送る。このとき表示される情報をもとに、顧客
は、購入しようとしている商品の確認、購入予定商品の
一部、あるいは全部の取消しを行うことが可能である。
【0045】カウンターブース1の利用者端末101か
らの要求の種類を判別するステップにおける判別の結
果、カウンターブース1の利用者端末101からの要求
の種類が“商品の購入”であった場合、つまり、顧客が
これまで選択した商品の購入決定を指示した場合、表示
データ生成手段223は、表示データの生成を行うのに
先立って決済処理手段24を起動する。
【0046】決済処理手段24は、起動されると、表示
データ生成手段223から顧客IDを受け取る。受け取
った顧客IDをキーとして、決済処理手段24は、バス
ケットデータベースから顧客IDで特定される顧客の顧
客バスケットデータベースに保持された購入商品の商品
データ情報を検索する。検索の結果得られた商品データ
情報に基づいて、外部決済処理機関3に決済処理を依頼
する。外部決済処理機関3は、この依頼に応じ、レンズ
処理センタ2に代わって決済処理業務を実行し、決済処
理が完了するとそのことをレンズ処理センタ2に通知す
る。外部決済処理機関3で行われる決済処理について
は、従来と特に変わるところはないので、ここでは詳細
な説明は省略する。外部決済処理機関3から決済処理が
終了した旨の通知を受けると、決済処理手段24は、商
品番号、受注数量など受注した商品に関する情報、商品
の送り先を示す送付先情報、及び、決済処理を代行する
外部決済処理機関3の名称、決済日、金額情報などから
なる決済情報を含む受注情報をレンズ処理センタ2に転
送する。レンズ処理センタ2では、入出力装置によりW
WWサーバ/CGI25から受け取った受注情報の表示
が行われる。顧客データ、購入商品や度数、支払い方
法、商品引き取り方法等すべてのデータが入力される
と、カウンターブース1においては、その確認のため
に、入力されたデータが記載されたものがプリンタ11
2によって2枚プリントされる。(そのうち、1枚はレ
シートとし、もう1枚は商品預かり証とする。)商品代
金は、クレジットカード支払い、或いは無人カウンター
ブース1が設置されている店頭での支払いのみとする。
コンビニ、ATM等の店頭支払いの場合は、レシート用
控に支払い後に領収印を押してもらう。店頭では支払い
済み情報をレンズ処理センタ2へ送信する。なお、メガ
ネ代金よりコンビニ、ATM等のサービス料を差し引
く。最後に決済処理手段24は、決済処理が終了したこ
とを知らせる明細書データを作成して表示データ生成手
段223に渡す。表示データ生成手段223は、受け取
った明細書データを用いて、決済処理完了を知らせる表
示画面を生成し、カウンターブース1の利用者端末10
1に転送する。代金支払いが確認されたら(店頭払いの
場合は、店舗からの支払いデータを確認後)、レンズ処
理センタ2のサーバに送信されてきたデータをもとに、
レンズやフレームの受発注が実施され、商品入荷と同時
に加工・物流センタが加工を行う。加工された商品は、
上記で指定された場所へ配送され、利用者が持参する預
かり証と引き換えに商品授受が行われる。
【0047】2−1:メガネのオーダー販売方法 次に、ネットワークによるメガネ・オーダ販売システム
を利用してメガネをオーダー販売する方法について以下
説明する。図5は、ネットワークによるメガネオーダー
販売システムの処理の流れの概要(その1)を示す図で
ある。図6は、ネットワークによるメガネオーダー販売
システムの処理の流れの概要(その2)を示す図であ
る。図7は、既に顧客であった場合のネットワークによ
るメガネオーダー販売システムの処理の流れの概要(ス
テップ2)を示す図である。図8は、顧客でなかったが
処方箋があった場合のネットワークによるメガネオーダ
ー販売システムの処理の流れの概要(ステップ3)を示
す図である。図9は、顧客でなく処方箋もなかった場合
のネットワークによるメガネオーダー販売システムの処
理の流れの概要(ステップ4)を示す図である。図10
は、顧客でなく処方箋もなかった場合のネットワークに
よるメガネオーダー販売システムの処理の流れの概要
(ステップ4´)を示す図である。図11は、既成老眼
鏡を選択した場合のネットワークによるメガネオーダー
販売システムの処理の流れの概要(ステップ5)を示す
図である。
【0048】まず、カウンターブース1の利用者端末1
01からレンズ処理センタ2に接続すると、利用者認証
画面としてのIDコード入力画面を送信する。利用者認
証画面は、利用者認証情報の入力を促す画面である。カ
ウンターブース1の利用者端末101では、利用者認証
画面を受信して表示し、利用者認証情報を入力して、レ
ンズ処理センタ2へ送信する。利用者認証情報は、パス
ワード、ユーザーID等の情報である。
【0049】レンズ処理センタ2では、利用者認証情報
を受信し、これを基にレンズオーダー販売処理手段23
・データベース管理手段により購入者情報データベース
を検索して認証を行う。レンズ処理センタ2より、カウ
ンターブース1の利用者端末101に購入者の基本属性
等を入力する基本属性入力画面を送信する。カウンター
ブース1の利用者端末101では、レンズ処理センタ2
より送信された基本属性入力画面に従って、住所、氏
名、生年月日、電話番号等の基本属性、目の調子(手元
が見えにくい等)、メガネに対する要望等を入力する。
【0050】レンズ処理センタ2においては、カウンタ
ーブース1の利用者端末101に送られた購入者の基本
属性等に基づいて、データベース管理手段により管理さ
れている顧客データベースを検索・抽出して、既に顧客
として登録されているかどうかを検索する。
【0051】その検索の結果、既に顧客であることが判
明した場合には、図7に示すステップ2に進み、レンズ
処理センタ2において管理されている視力測定データを
抽出する。顧客データベース(バスケットデータベー
ス)に管理されている視力測定データ、フレーム情報デ
ータ及びレンズ情報データに基づき、カウンターブース
1の利用者端末101に前回のデータに基づいてメガネ
を作成してよいかどうか問い合わせる問合せ画面を送信
する。
【0052】カウンターブース1の利用者端末101に
おいては、前回と同じフレームでよく、且つ、前回と同
じレンズでよい場合には、タッチパネル107の問合せ
画面におけるチェックボタン「フレームは前回と同じで
よい」を選択して、カウンターブース1の利用者端末1
01からレンズ処理センタ2に送信する。レンズ処理セ
ンタ2では、選択されたフレームの在庫を、電子ショッ
プ情報処理手段21により確認する。
【0053】また、新しいフレームおよび/または新し
いレンズにすることを希望する場合には、後述するフレ
ーム選択ステップおよび/または視力測定ステップおよ
び/またはレンズ選択ステップに移る。また、購入者が
医師の処方箋を所持している場合には、処方箋利用ステ
ップに移行する。購入者は、レンズ処理センタ2より送
信されたステップ選択画面において、タッチパネル10
7のチェックボタン「フレーム選択ステップ」「視力測
定ステップ」「レンズ選択ステップ」を選択して、カウ
ンターブース1の利用者端末101からレンズ処理セン
タ2に購入者の意向を送信する。なお、視力測定ステッ
プ又は処方箋利用ステップにおいて、レンズの選択基準
が明確になった段階において、レンズ選択ステップに移
行することになる。
【0054】レンズ処理センタ2においては、基本属性
入力画面において、購入者が入力した基本属性等から、
顧客データベース等を抽出・検索して顧客でないと判断
された時には、処方箋を所持しているか否かを問いかけ
る画面をカウンターブース1の利用者端末101にレン
ズ処理センタ2より送信する。購入者は、カウンターブ
ース1の利用者端末101に送信された処方箋を所持し
ているか否かを問い合わせる処方箋確認画面によって、
医師の処方箋を所持している場合には、タッチパネル1
07のチェックボタン「YES」を選択し、所持してい
ない場合には、タッチパネル107のチェックボタン
「NO」を選択する。
【0055】医師の処方箋を持っているとき、すなわち
「YES」を選択された場合には、図8に示すステップ
3に進み、レンズ処理センタ2より、処方箋をスキャナ
で読み込み送信するかあるいは処方箋のテキストデータ
を入力するかを問いかける問合せ画面を、カウンターブ
ース1の利用者端末101に送信する。
【0056】購入者は、レンズ処理センタ2より送られ
た処方箋データ入力画面に従って、医師の処方箋に基づ
きデータを入力するか、スキャナで処方箋を読み込み、
タッチパネル107の送信する旨のチェックボタンを選
択して、スキャナ(図示せず)で読み込んだ画像データ
をレンズ処理センタ2へ送信する。
【0057】次に、レンズ処理センタ2においては、フ
レーム選択ステップおよび/またはレンズ選択ステップ
に移行するために、順次カウンターブース1の利用者端
末101に送信する。
【0058】また、眼科医が処方した処方箋を持ってい
ない、すなわちタッチパネル107のチェックボタン
「NO」を選択した購入者に対しては、レンズ処理セン
タ2より、購入者の年齢が40ないし45才を超えてい
るか否かを問いかける問合せ画面を送信する。
【0059】購入者が40ないし45才を超えていると
きは、タッチパネル107のチェックボタン「YES」
を選択することによって、レンズ処理センタ2より更に
手元が見えにくいか否かを問いかける問合せ画面がカウ
ンターブース1の利用者端末101に送信される。
【0060】購入者が手元が見えにくいと自覚している
場合には、タッチパネル107のチェックボタン「YE
S」を選択すると、レンズ処理センタ2においては、老
眼と判断し、更に、老眼をオーダーしたいか否かを問い
かける問合せ画面をカウンターブース1の利用者端末1
01に送信する。
【0061】オーダー眼鏡を欲しい場合には、タッチパ
ネル107のチェックボタン「YES」を選択すると、
図10に示すステップ4´に進み、次にレンズ処理セン
タ2よりフレーム選択ステップおよびレンズ選択ステッ
プに移行するために、順次カウンターブース1の利用者
端末101に送信する。
【0062】また、購入者が手元が見にくいという自覚
症状が無い場合には、タッチパネル107のチェックボ
タン「NO」を選択すると、図10に示すステップ4´
に進み、レンズ処理センタ2においては、フレーム選択
ステップおよびレンズ選択ステップに移行するために、
順次カウンターブース1の利用者端末101に送信をす
る。この場合、年齢から判断すると老眼と思われるの
で、更に老眼鏡か遠近両用かを選ぶステップが増えるこ
とになる。
【0063】また、購入者が老眼をオーダーすることを
希望せず、既成老眼鏡で良いと判断する場合には、タッ
チパネル107のチェックボタン「NO」を選択して、
既成老眼鏡でよい旨レンズ処理センタ2に送信する。レ
ンズ処理センタ2においては、購入者の年齢から判断で
きる度数を決定し、簡単に老眼鏡を提供するための既成
老眼鏡オーダーシステム(図11図示ステップ5)に移
る。利用者の年齢が40ないし45才を超えていない場
合には、タッチパネル107のチェックボタン「NO」
を選択すると、図9に示すステップ4に進み、レンズ処
理センタ2においては、フレーム選択ステップおよび/
または視力測定ステップよりレンズ選択ステップに進
む。
【0064】2−2:レンズ選び 引き続き、レンズの選択ステップについて、以下説明す
る。レンズデータ入力手段113、度数測定装置102
によって入力されたような直近の視力データと同じでよ
いと購入者が判断し、タッチパネル107のチェックボ
タン「直近の視力データによるレンズ選択」を選択した
とき、医師の処方箋データに基づいてレンズを作成して
よいと顧客が判断し、タッチパネル107のチェックボ
タン「処方箋によるレンズ選択」を選択したとき、ある
いは年令から判断した既製の老眼鏡でよいと顧客が判断
し、タッチパネル107のチェックボタン「既製老眼鏡
でよい」を選択したときは、レンズ選択手段26によ
り、それぞれのデータに基づいてレンズを選択すること
になる。
【0065】ところが、直近の視力データがあるとき、
あるいは医師の処方箋があるときでも、視力を測定する
ことを希望するときは、視力測定装置103により、遠
隔視力測定ステップへ進むように指示される。
【0066】次に、タッチパネル107画面に、コンタ
クトレンズ選びに関わる質問を表示し、レンズの選択を
させる。「コンタクトレンズを装用するのは初めてです
か?」との質問を表示し、購入者がタッチパネル107
のチェックボタン「ハイ」をタッチすると、視力測定結
果が記載されたプリント用紙を持って、できるだけ早く
眼科へ行くように示唆し、それ以上ブースでの操作は続
行しないようにする。タッチパネル107のチェックボ
タン「イイエ」をタッチするか、前記「ハイ」をタッチ
した者で「自己責任で購入する」と答えた者に対して
は、「ハードですか?ソフトですか?」の画面をタッチ
パネル107に表示し、レンズの選択を促す。そして、
レンズの種類を選択させた後、それぞれ3種類程度のコ
ンタクトレンズを紹介しながら、メーカー、種類、価
格、カラー、使い捨て(1DAY/1WEEK)等の中
から選択させる。購入するレンズが決定したら、確認の
ため、PCモニタ109画面に再度決定した画像と価格
を表示し、利用者の確認をとる。
【0067】3−1:視力測定について 次に、視力測定システムおよびその方法について説明す
る。図14は、視力測定システムのシステム構成例を示
す図である。
【0068】3−2:視力測定システムの構成 図14に示すように、この遠隔視力測定システムは、カ
ウンターブース1の利用者端末101、度数測定装置1
02、視力測定装置103、レンズデータ入力手段11
3およびレンズ処理センタ1002のハードウェアから
構成される。これらはネットワークで物理的に接続され
ている。なお、以下の説明では、カウンターブース1の
利用者端末101、レンズ処理センタ1002を接続す
るネットワークがインターネットであるものとして説明
を行う。この遠隔視力測定システムは、カウンターブー
ス1の利用者端末101(度数測定装置102、視力測
定装置103、レンズデータ入力手段113)から入力
された視力を測定するための基準を置くデータに基づ
き、近視、遠視および乱視の度等の視力測定データを抽
出し、抽出された該データを含む視力測定結果を出力す
る出力手段を含むシステムであって、レンズ処理センタ
1002を備える。
【0069】レンズ処理センタ1002は、視力測定サ
ーバを備え、利用者情報登録手段1003、視力測定情
報入力手段1004、記憶手段1005、画像処理手段
1006、音声処理手段1007、視力データ作成手段
1008、および利用者情報収録手段1003、視力測
定情報入力手段1004、記憶手段1005、画像処理
手段1006、音声処理手段1007、視力データ作成
手段1008を制御する制御手段1009を備え、更に
WWWサーバ1010を備える。具体的には、パーソナ
ルコンピュータ、ワークステーション、サーバ等を含む
情報処理機器をもって構成されている。利用者情報登録
手段1003、視力測定情報入力手段1004、記憶手
段1005、画像処理手段1006、音声処理手段10
07、視力データ作成手段1008およびWWWサーバ
1010は、実際には情報処理機器が有するメモリ内に
プログラムの形で格納されて実行される。記憶手段10
05によって管理されるデータベースは、磁器ディスク
装置、光ディスク装置などの記憶装置内に格納される。
そして、レンズ処理センタ1002は、広域コンピュー
タネットワーク(インターネット)を介して、カウンタ
ーブース1の利用者端末101と接続される。
【0070】記憶手段1005は、利用者情報登録手段
1003、視力測定情報入力手段1004、画像処理手
段1006、音声処理手段1007によって、カウンタ
ーブース1の利用者端末101から収集した情報および
レンズ処理センタ1002によって作成した情報等を利
用者情報データベース、視力を測定するための基準デー
タベース、視力測定データベース、視力表データベー
ス、近視情報データベース、遠視情報データベースおよ
び乱視情報データベースとして管理し、且つ利用者情報
データベース、視力を測定するための基準データベー
ス、視力測定データベース、視力表データベース、近視
情報データベース、遠視情報データベースおよび乱視情
報データベースとして記憶装置に格納された情報を閲覧
する等の機能を有する手段である。また、制御手段10
09は、特定の条件に基づいて、データを抽出する抽出
手段も有し、また、カウンターブース1の利用者端末1
01へ一定の情報を送信する送信手段も有する。
【0071】利用者情報登録手段1003は、利用者す
なわち視力測定を求める者に関するデータ、例えば、住
所、氏名、生年月日、電話番号等の基本属性、目の調子
(手元が見えにくい等)、眼鏡に対する要望、利用者識
別子(ID)、利用者パスワード、利用者コード等、利
用者を特定するためのデータを収集し、利用者情報デー
タベースに登録して管理する手段である。その他、利用
者のデータとして、ファックス番号、メールアドレス、
URL等の利用者を特定したり送信するために必要なデ
ータ、及びコンピュータ環境についてのデータが登録さ
れる。
【0072】視力測定情報入力手段1004は、カウン
ターブース1の利用者端末101から送られてくる視力
測定に関するデータを登録するための手段である。そし
て、この視力測定情報入力手段1004は、視力測定デ
ータベースに各データを登録して管理する手段である。
【0073】画像処理手段1006は、視力に関連する
画像をカウンターブース1の利用者端末101へ送信し
表示したり、カウンターブース1の利用者端末101よ
り受信し処理する手段である。
【0074】音声処理手段1007は、カウンターブー
ス1の利用者端末101に送られた画面に基づき、利用
者にメッセージを音声によって送り、また、カウンター
ブース1の利用者端末101から送られてくる音声を判
断して、データとして登録し管理する手段である。
【0075】視力データ作成手段8は、カウンターブー
ス1の利用者端末101から入力された近視、遠視およ
び乱視の度数等の視力測定データを検索し、そして検索
して抽出された該データを含む視力測定結果を作成する
手段である。
【0076】WWWサーバ1010は、カウンターブー
ス1の利用者端末101がレンズ処理センタ1002の
制御手段1009等にアクセスするためのインタフェー
スとして用いられる、ホームページを構築するWWWサ
ーバ手段を有する。また、WWWサーバ1010は、記
憶手段1005が管理するデータベースに対する登録・
閲覧要求等をする利用者が正規の利用者であるかどうか
等をパスワード・識別子(ID)で認証する、利用者認
証手段を有する。
【0077】3−3:視力測定システムの動作概要 以下、この視力測定システムをインターネット(広域コ
ンピュータネットワーク)等のネットワーク上におい
て、ホームページ等を利用して実現する場合について説
明する。
【0078】まず、レンズ処理センタ1002は、WW
Wサーバ1010により、インターネット上にホームペ
ージを立ち上げる。利用者は、広域コンピュータネット
ワークに接続されたカウンターブース1の利用者端末1
01のWWWブラウザ等のアクセス手段により、レンズ
処理センタ2のホームページをインターフェースとする
利用者情報登録手段1003にアクセスし、視力測定を
要求する。レンズ処理センタ1002は、WWWサーバ
1010が有する利用者認証手段によって、利用者のパ
スワードおよび/又は利用者識別子(ID)の利用者認
証情報により、利用者が正規に登録された会員であるこ
とを認証した上で、レンズ処理センタ1002の利用者
情報登録手段1003は、利用者より広域コンピュータ
ネットワークを介して登録が要求されて送信された情報
を利用者情報データベースに書き込み管理する。
【0079】この時、利用者が初めて視力測定システム
を利用する者であることが判明した場合は、住所、氏
名、生年月日、電話番号等の基本属性、目の調子(手元
が見えにくい)、眼鏡に対する要望等を入力する、基本
属性等入力画面をカウンターブース1の利用者端末10
1に送信しカウンターブース1の利用者端末101によ
って利用者は必要な事項を入力しレンズ処理センタ10
02に送信する。更に、利用者は、パスワードおよび/
又は利用者会員識別子(ID)等の登録も行い、利用者
情報登録手段1003はかかる利用者からの情報を広域
コンピュータネットワークを介して利用者情報データベ
ースに書き込み管理する。
【0080】図15ないし図21は、レンズ処理センタ
1002において記憶手段1005が管理する各データ
ベースの構造の例を示す。利用者情報データベースに
は、例えば図15に示すように利用者を特定する情報と
して、利用者コード、利用者識別子(ID)、利用者パ
スワード、住所、氏名、生年月日、電話番号等の基本属
性等を含む、利用者のデータを利用者情報を格納し記憶
するデータベースである。これらの利用者情報は、利用
者情報登録手段1003によりカウンターブース1の利
用者端末101に送信される利用者情報登録画面に入力
されたデータが登録されるものである。なお、全項目に
ついて必ずしもデータが登録されていなくてもよい。利
用者情報識別子(ID)およびパスワードは、オフライ
ンで入手した利用者情報に基づいて、サービスセンタに
おいて決定してもよく、また利用者からの最初のアクセ
ス時に自動的に付与されるようにしても良い。
【0081】視力を測定するための基準データベースに
は、使用目的、年令、前度数、前度数での両眼視力、前
度数での左右バランス、前メガネの使用年数、コンタク
トの種類(併用の場合)、希望矯正視力、視力に関係す
る病気の有無などのデータが格納される。
【0082】視力測定データベースには、裸眼視力、矯
正視力、瞳孔間距離、遠用矯正度数、近用矯正度数、測
定日付、度数決定者などのデータが格納される。視力表
データベースには、度数とランドルト環との関係を示す
データが格納される。
【0083】近視情報データベースには、近視の度、近
視度と視力の関係、近視の種類(度数)、治療法が登録
されて管理され、なお、近視とは眼が調節を全く行って
いない時に眼に入った平行光線が網膜の前方の一点に像
を結ぶ眼(遠点が眼前有限)である。近視の度は遠点距
離の逆数をもって表す(例えば、遠点距離=50cm
1/0.5=2Dの如くである。) 近視度と視力の関係は、表1の通りである。近視の種類
(度数)は、次の通りである。 軽度近視(−4D)、中等度近視(−4D乃至−7
D)、強度近視(−7D乃至−10D)、最強度近視
(−10D以上) 近視の治療法として適度の凹レンズを装用する。
【0084】遠視情報データベースには、遠視の度、遠
視の種類、遠視の治療法が登録されて管理される。な
お、遠視とは眼が調節を全く行っていない時に、眼に入
った平行光線が網膜の後方の一点に像を結ぶ眼(遠点が
眼後有限)である。遠視の度は、遠点距離の逆数(例え
ば遠点距離=50cm 1/0.5=2D)で表す。遠
視の種類は、例えばその度数で表すが次の通りである。 軽度遠視(+4D)、中等度遠視(+4D乃至+7
D)、強度遠視(+7D) 遠視の治療として適度の凸レンズを装用する。
【0085】乱視情報データベースには、乱視の度、乱
視の種類、治療法が登録されて管理される。なお、乱視
とは、眼が調節を全く行っていない時に、眼に入った平
行光線が一点に結像しないことである。乱視の種類は、
次の通りである。 正乱視(屈折面の不均整が対称的) 不正乱視(同じ経線の中で変曲度が異なり、結像しな
い) 乱視の治療としては、次の通りである。 単性乱視(適度の円柱レンズを装用) 複性乱視(円柱レンズと球面レンズを組み合わせて装
用) 不正乱視(コンタクトレンズ装用)
【0086】3−3:視力測定の方法 まず、カウンターブース1における視力測定装置103
によって行う裸眼視力の測定方法の概略について、説明
する。 利用者は、一方の目を手でふさぎ、片目で裸眼視力測
定画面(図22)を見る。裸眼視力測定画面(図22)
には、片目で注視する点が示されている。 利用者は、頸を固定し、裸眼視力測定画面(図22)
からの距離を一定にする。例えば、顔を固定するために
手の平の上に頸を乗せ、肘を机の上につく。 視力測定装置103により、画面上の「×」のポイン
トに視力表のランドルト環1.0を表す。視力測定装置
103では、裸眼視力測定画面(図22)からの距離を
判断して、視力1.0に相当する大きさの視力表を表示
する。 片目で視力表(図23)のランドルト環を見つめる 視力測定装置103により、タッチパネル107へ画
面のメッセージまたは音声によって音声で「輪の空いて
いるところがみえますか?」と質問する。 見えれば、タッチパネル107の「YES」のところ
をタッチ(音声で返答)する。更に、視力測定装置10
3は、問診画面をタッチパネル107に送信し、タッチ
パネル107の問診画面で「どこが空いていますか」と
質問を続け、ランドルト環の空いている方向を「上、
下、左、右、左上、左下、右上、右下」の8方向から選
択させ、タッチパネル107のボタンをタッチ(音声で
返答)させる。その方向が合っていれば、度1.2の視
力表を表示させ、同じ手順を繰り返す。 見えなかった場合や空いている方向が間違っている場
合は、視力測定装置103より前の視力よりも低い視力
表をタッチパネル107に表示し、同じ手順を繰り返
す。 視力測定装置103は、間違いが2度続いた視力の直
前の正解度数を裸眼視力と判断する。 次にもう片方の目についても同じ作業をおこなう。
【0087】次に、カウンターブース1における視力測
定装置103によって行う矯正視力の測定方法について
説明する。 視力測定装置103は、裸眼視力データを入力する。
裸眼視力データとしては、 前記した「裸眼視力測定方法」の手順で測定したデータ 眼科医の処方箋データ レンズ処理センタ1002で管理する前回視力データが
ある。 レンズ処理センタ1002は、入力された前記裸眼視
力データをもとにして、片目ずつ矯正視力が度1.2に
なるようなレンズを使用した矯正後視力測定データを、
カウンターブース1の利用者端末101に送信し、視力
測定装置103に表示する。即ち、「そう見えているで
あろうランドルト環」を視力測定装置103の矯正後視
力測定画面上に表示する。 視力測定装置103では、片目をふさいだ状態の裸眼
で、視力測定装置103の画面に表示されたランドルト
環を見て、度1.2前後の見え方について、測定を行
う。 よく見えた場合は、タッチパネル107のチェックボ
タン「よく見える」をタッチすると、視力測定装置10
3では、その度数を矯正後の視力と判断する。よく見え
ない場合は、タッチパネル107のチェックボタン「よ
く見えない」をタッチすると、視力測定装置103では
乱視と判断し、乱視の検査を行うステップに進む。
【0088】乱視の検査ステップは、視力測定装置10
3において、真上に口のあいたランドルト環、真下、左
90度、右90度に口のあいた4つのランドルト環を表
した視力表を表示し、利用者は矯正後視力測定画面のラ
ンドルト環の見え具合により、乱視であること、並びに
乱視の軸を判断することができる。乱視測定時の度数決
定ポイントとしては、次の通りである。 ランドルト環をゆっくり回転させることで、ランドル
ト環の切れ目がつながる位置がないかどうかチェックす
ることになるが、つながる位置があれば、その時点で矯
正後視力測定画面にてジョイスティック103bで指示
する。指示された位置によって、視力測定装置103で
乱視の軸(AXIS)を特定する。数回同じテストを行
い、ばらつきがあれば、視力測定装置103は、球面度
数(SPH)を加えた矯正後視力測定画面を表し、再度
同様のテストを行う。もし、切れ目がつながらない場
合、視力測定装置103は、タッチパネル107の矯正
後視力測定画面にてチェックボタン「つながらない」を
タッチすることにより視力測定装置103では乱視はな
いと判断する。 更に、視力測定装置103は、放射線状の指標画像を
表示し、視力測定装置103は矯正後視力測定画面にて
一番濃い線と薄い線の位置を判断させ、その位置をジョ
イスティック103bで指示させることにより、視力測
定装置103では乱視の軸(AXIS)を特定する。 乱視が特定できた場合には、乱視の矯正を行った後の
ランドルト環を表した視力表を画面に表示し、見え方を
チェックする。
【0089】度1.2に矯正できた場合に、矯正視力
と判断する。矯正視力は、「きっちり矯正したい=1.
2」「ゆるめにしたい=0.8」「普通=1.0」位は
選択できるように設定されている。遠近両用を希望する
人に対しては、遠用、近用ともに測ることができる。
【0090】既成老眼鏡で良いと希望する人に対して
は、年齢から判断できる老眼度数を判断することができ
るが、老眼測定時の度数決定システムは、次の通りであ
る。 カウンターブース1の利用者端末101は、レンズ処
理センタ1002からカウンターブース1の利用者端末
101へ送信されたタッチパネル107のアンケート画
面で、年齢、職業、眼鏡の用途、趣味、スポーツ、病気
の有無等を入力する。 事前にレンズ処理センタ1002の利用者データベー
スに基づいて、前記したの条件での度数を決定してお
く。 とをリンクすることにより加入度数を決定する。
【0091】このようにして、近視の場合、近視の度、
近視度と視力の関係、近視の種類(度数)、に関するデ
ータを近視情報データベースから抽出して表示する。遠
視の場合には、遠視度と、遠視の種類(度数)を、遠視
情報データベースから抽出して表示する。乱視の場合
は、乱視の度、ランドルト環と度数との関係、乱視の軸
の関係から乱視情報データベースから抽出し表示する。
【0092】視力測定装置103の視力測定結果を、例
えば図24に示すような視力測定結果画面をタッチパネ
ル107に送信し表示する。DISTは遠用度数を表
し、READは近用度数を表す。SPHは球面度数を表
し、CYLは乱視度数を表し、AXISは軸を表し、
P.D.は右目の中心から左目の中心の距離を表す。即
ち、瞳孔間距離を表す。なお、遠用度数及び近用度数の
何れも、右目(R・)及び左目(L・)について表す。
【0093】この遠隔視力測定システムおよびその方法
によれば、インターネットにより遠隔的に何人でも裸眼
視力或いは矯正後の視力の測定を行うことができる。
【0094】この遠隔視力測定システムは、レンズ処理
センタ1002をレンズ処理センタ2に統合して同一機
能の手段を兼用することにより集中的に処理をするよう
にしてもよく、また、レンズ処理センタ1002とレン
ズ処理センタ2とを、複数のコンピュータ、サーバ等で
分散的に処理をする構成にしてもよい。
【0095】レンズは、種々データベースとして登録さ
れているが、レンズ処理センタ2のレンズ選択手段26
は、その中から直近の視力データ、医師の処方箋および
遠隔視力測定システムにより測定されたデータに基づい
て、顧客から購入者クライアント1によって入力され送
信された顧客の希望に沿ったレンズおよび/または、レ
ンズ処理センタ2において顧客に対し推奨するレンズを
表示したレンズ選択画面を、カウンターブース1の利用
者端末101に送信する。また、既に顧客であった場合
は、前回購入したレンズも、レンズ選択画面に表示す
る。そのレンズの選択肢としては、メーカー名、型版、
用途、レンズの機能(レンズの厚さ、レンズの軽さ、耐
久性、UVカット)、カラー、価格、度数等があり、顧
客はその選択肢を見て希望するレンズを選択し、レンズ
選択画面において希望するレンズの購入を入力し、レン
ズ処理センタ2へ送信する。レンズ処理センタ2におい
ては、レンズ選択手段26・メガネオーダー販売処理手
段23・決済処理手段24によってメガネオーダー販売
処理を行う。
【0096】4:フレームの選択について 次に、メガネも同様に選択したい顧客に対応して、フレ
ームの選択ステップについて説明する。例えば、既に顧
客であった場合など、フレームの機能面および装飾面に
ついてのデータが、レンズ処理センタ2において存在す
る場合は、ファッション、イメージ、デザイン等によっ
て、フレームを登録できる。
【0097】そこで、フレームの機能的なデータおよび
装飾的なデータがレンズ処理センタ2にある場合のフレ
ームの選択について、以下説明する。フレームは、レン
ズ処理センタ2において、データベースとして登録され
ているが、その中から代表的なフレームを表示したフレ
ーム選択画面を、フレーム選択手段27によって、カウ
ンターブース1の利用者端末101に送信する。そし
て、顧客は、フレーム選択画面において、ファッショ
ン、素材、デザイン、予算等をアンケート式の問い合わ
せに対し、回答することにより、顧客の意向を表したデ
ータに基づき、レンズ処理センタ2において、フレーム
選択手段27によって最適と判断されるフレームを選択
し、再び、レンズ処理センタ2よりカウンターブース1
の利用者端末101に、フレーム選択画面を送信する。
既に顧客であった場合は、前回購入したフレームもフレ
ーム選択画面に表示する。そのフレームの選択肢として
は、ファッション、素材、デザイン、価格等があり、顧
客はその選択肢を見て希望するフレームを選択し、フレ
ーム選択画面において希望するフレームの購入を入力
し、レンズ処理センタ2へ送信する。
【0098】次に、フレームの機能的なデータがレンズ
処理センタ2に存在しない場合あるいは顧客が購入した
い仮想フレームを仮想的に顧客の顔画像にかけてフレー
ムを選択したい場合には、フレーム選択手段27によっ
て、次のメガネ装用仮想体験ステップに進むように指示
される。
【0099】5−1:メガネ仮想体験 次に、メガネ装用仮想体験システム及びその方法につい
て説明する。図25は、メガネ装用仮想体験システムの
構成例を示す図である。この眼鏡の装用仮想体験システ
ムは、利用者の顔の画像に種々の眼鏡フレームを装用さ
せることのできるシステムであって、このシステムは、
カウンターブース1の利用者端末101、レンズ処理セ
ンタ2002から構成される。これらはネットワークで
物理的に接続されている。カウンターブース1の利用者
端末101、レンズ処理センタ2002を接続するネッ
トワークがインターネットであるとして、以下の説明を
する。
【0100】5−2:メガネ仮想体験システムの構成 レンズ処理センタ2002は、利用者情報登録手段20
03、フレーム選択情報入力手段2004、記憶手段2
005、フレーム情報登録手段2060、フレーム画像
登録手段2061、フレーム選択手段2008、画像処
理手段2007、出力手段2009、および利用者情報
登録手段2003、フレーム選択情報入力手段200
4、記憶手段2005、フレーム情報登録手段206
0、フレーム画像登録手段2061、画像処理手段20
07、フレーム選択手段2008、出力手段2009を
制御する制御手段2010を備え、更にWWWサーバを
含むサーバを備える。具体的には、パーソナルコンピュ
ータ、ワークステーション、サ−バなどを含む情報処理
機器を用いればよく、このレンズ処理センタ2は、広域
コンピュータネットワーク(インターネット)を介して
カウンターブース1の利用者端末101と接続される。
WWWサーバは、カウンターブース1の利用者端末10
1制御手段2010等にアクセスするためのインターフ
ェースとして用いられるホームページを構築するWWW
サーバを有する。また、WWWサーバは、データベース
管理手段2005が管理するデータベースに対する登録
・閲覧要求等をするカウンターブース1の利用者端末1
01からの利用者が正規の利用者であるか否か等をパス
ワード・識別子(ID)で認証する利用者認証手段を有
する。
【0101】レンズ処理センタ2002においては、キ
ーボード等の入力手段2006は、レンズ処理センタ2
002において提供できるフレームのそれぞれについて
入力する。そして、フレーム機能構造データおよびフレ
ーム装飾構造データに関するテキストデータは、登録さ
れ、管理される。
【0102】レンズ処理センタ2002の入力手段20
06のフレーム画像登録手段2061は、レンズ処理セ
ンタ2002によって提供できるフレームの画像を入力
する。そして、レンズ処理センタ2002において入力
されたフレーム画像が登録され、管理される。
【0103】レンズ処理センタ2002の利用者情報登
録手段2003は、カウンターブース1の利用者端末1
01から送信された顔画像等の利用者の情報を登録し、
管理する。記憶手段2005は、利用者情報登録手段2
003によって入力される利用者の顔画像、及び入力手
段2006のフレーム画像登録手段2061によって入
力されるフレームの画像を、記憶し、管理する。
【0104】レンズ処理センタ2002のフレーム選択
手段2008は、記憶手段2005によって管理されて
いる利用者の希望するフレームの選択基準、すなわち機
能構造データ、装飾構造データ、顔画像データに対応し
て、フレーム情報登録手段2060によって記憶されて
いる記憶手段2005の各フレームのフレーム機能構
造、フレーム装飾構造及びフレーム画像の中から適する
ものを選択し、いくつかの種類の異なる眼鏡フレームを
表示するフレーム画像を生成または選択することが可能
なように構成されている。
【0105】レンズ処理センタ2002の画像処理手段
2007は、前記したフレーム選択手段2008によっ
て選択された眼鏡フレーム画像を記憶手段2005によ
って管理されている顔画像データに合成したメガネ装用
画像を出力することができるように構成されている。
【0106】レンズ処理センタ2002の中核であるコ
ンピュータは、まず、キーボードからメガネ装用仮想体
験システムを操作する命令を受け付けると共に、利用者
の個人情報、視野画像の表示パラメーターなどのデータ
あるいは選択命令を受け付け可能な利用者情報登録手段
2003と、フレーム選択情報入力手段2004と、カ
ウンターブース1の利用者端末101のデジタルカメラ
108からデジタイズされた画像データの入力を受け付
け可能なフレーム画像登録手段2061とを備えてお
り、これらの入力データに従って画像処理を行い適当な
仮想のメガネ装用画像を選択または形成(生成)して出
力可能な画像処理手段2007を備えている。また、メ
ガネ装用仮想体験システムのソフトウェア、画像情報、
および選択して表示可能な視野画像のサンプルなどを記
憶・管理する記憶手段2005を備えている。画像処理
手段2007によって生成または選択された視野画像
は、出力手段2009からカウンターブース1の利用者
端末101のPCモニタ109に出力され、表示され
る。
【0107】5−3:メガネ仮想体験の方法 以下、このシステムをインターネット(広域コンピュー
タネットワーク)等のネットワーク上において、ホーム
ページ等を通じて実現する場合について説明する。
【0108】まず、レンズ処理センタ2は、WWWサー
バによりインターネット上にホームページを立ち上げ
る。利用者は、広域コンピュータネットワークに接続さ
れたカウンターブース1の利用者端末101のWWWブ
ラウザ等のアクセス手段により、レンズ処理センタ20
02のホームページをインターフェースとするフレーム
選択情報入力手段2004にアクセスし、フレーム選択
基準のデータの登録を要求する。
【0109】レンズ処理センタ2002は、WWWサー
バが有する利用者認証手段によって、利用者のパスワー
ドおよび/または利用者識別子(ID)等の利用者認証
情報により、利用者が正規に登録された利用者であるこ
とを認証する。
【0110】そのうえで、レンズ処理センタ2002の
フレーム選択情報入力手段2004は、利用者より広域
コンピュータネットワークを介して登録を要求された選
択基準データを記憶手段2005に書き込み管理する。
【0111】また、レンズ処理センタ2002は、利用
者基本属性の入力画面を、カウンターブース1の利用者
端末101に送信する。利用者は、利用者の基本属性、
例えば、氏名、住所、生年月日、電話番号及び目の調子
(手元が見えにくい等)およびメガネに対する要望を、
利用者クライアント1に送信された利用者基本属性入力
画面に入力する。さらに、フレームの選択基準、例え
ば、ファッション性、予算、機能、顔へのフィット感等
を、電子サービスセンタ2より送られた利用者基本属性
入力画面に入力する。レンズ処理センタ2002は、記
憶手段2005が管理する図26ないし図29に示す各
データベースの構造に示すように利用者の基本属性、フ
レームの選択基準等を記憶手段2005に記憶させ、登
録する。また、カウンターブース1の利用者端末101
の画像入力装置たるデジタルカメラ108によって入力
された顔画像についても、レンズ処理センタ2002に
送信される。なお、画像入力装置によって入力するとき
には、備え付けの顔の下に定規等を位置させ、定規とと
もに顔画像を入力する。
【0112】レンズ処理センタ2002に送られた顔画
像の正面と側面(左右とも)を基に、レンズ処理センタ
2002においてフレーム選択基準が作成される。すな
わち、レンズ処理センタ2002のフレーム選択情報入
力手段2004によって、カウンターブース1の利用者
端末101から送信されたテキストデータ及び画像デー
タに基づいて、フレームの機能構造データ及び装飾構造
データが作成され、記憶手段2005によって記憶さ
れ、管理される。
【0113】フレームの機能構造データとしては、例え
ば、左右の瞳孔間の距離、左右の瞳孔間の中心を基点と
した耳元までの幅、左右の瞳孔間の中心を基点とした耳
元までの幅より決定されたテンプルの開き角、耳元より
角膜頂点までの距離、テンプルの曲げる位置、角膜頂点
と鼻元までの距離、角膜頂点と鼻元までの距離を基に決
定される鼻のクリングス(鼻当て部)の開き角度及び予
算等である。また、レンズ処理センタ2002のフレー
ム選択情報入力手段2004によって、主として、カウ
ンターブース1の利用者端末101より送信された選択
基準(ファッション性、顔へのフィット感)等のテキス
トデータに基づき、フレームの装飾構造データが作成さ
れ、記憶手段2005によってに記憶され、管理され
る。
【0114】フレームの装飾構造データとしては、玉型
(シェイプ)は、ウェリントン、ロイド、オーバル、ス
クエア、トノー、ボストン、バタフライ、オート(ドロ
ップ)である。素材は、縁なし(ツーポイント、スリー
ポイント)、メタルナイロール、セルナイロール、メタ
ル、セル、ブロライン、コンビ、その他である。ブラン
ドは、各種ブランドである。カラーは、各種カラーであ
る。
【0115】レンズ処理センタ2002においては、キ
ーボード等の入力手段2006およびフレーム画像登録
手段2061によって提供できるフレームのそれぞれに
ついて、フレーム機能構造データおよびフレーム装飾構
造データに関するテキストデータを登録し、管理する。
レンズ処理センタ2002の入力手段2006のフレー
ム画像登録手段2061によって入力されたフレーム画
像は、登録され、管理される。
【0116】各フレームのフレーム機能構造データとし
ては、サイズは実寸(44Φ〜62Φ)であり、特徴
は、形状記憶合金、超軽量、超弾性、サングラス兼用、
携帯用、その他であり、機能は、左右の瞳孔間の距離、
左右の瞳孔間の中心を基点とした耳元までの幅、左右の
瞳孔間の中心を基点とした耳元までの幅より決定された
テンプルの開き角、耳元より角膜頂点までの距離、テン
プルの曲げる位置、角膜頂点と鼻もとまでの距離、角膜
頂点と鼻もとまでの距離を基に決定される鼻のクリング
ス(鼻当て部)の開き角度である。
【0117】また、各フレームのフレーム装飾構造デー
タとしては、玉型(シェイプ)は、ウェリントン、ロイ
ド、オーバル、スクエア、トノー、ボストン、バタフラ
イ、オート(ドロップ)である。素材は、縁なし(ツー
ポイント、スリーポイント)、メタルナイロール、セル
ナイロール、メタル、セル、ブロライン、コンビ、その
他である。ブランドは、各種ブランドである。カラー
は、各種カラーである。
【0118】レンズ処理センタ2002の利用者情報登
録手段2003において、カウンターブース1の利用者
端末101から送信された顔画像が登録され、管理され
る。レンズ処理センタ2002の入力手段2006のフ
レーム画像登録手段2061によって入力されたフレー
ム画像が登録され、管理される。利用者情報登録手段2
003によって入力される利用者の顔画像、及び入力手
段2006のフレーム画像登録手段2061によって入
力されるフレームの画像は、記憶手段2005によって
記憶される。
【0119】レンズ処理センタ2002のフレーム選択
手段2008によって、記憶手段2005によって管理
されている利用者の希望するフレームの選択基準、すな
わち機能構造データ、装飾構造データ、顔画像データに
対応して、フレーム情報登録手段2060によって記憶
されている記憶手段2005の各フレームのフレーム機
能構造、フレーム装飾構造及びフレーム画像の中から適
するものを選択し、いくつかの種類の異なる眼鏡フレー
ムを表示するフレーム画像を生成または選択することが
可能なように構成されている。
【0120】レンズ処理センタ2002の画像処理手段
2007は、前記したフレーム選択手段2008によっ
て選択された眼鏡フレーム画像を記憶手段2005によ
って管理されている顔画像データに合成したメガネ装用
画像を出力することができるように構成されている。
【0121】そして画像処理手段2007によって合成
されたメガネ装用画像は、WWWサーバによってインタ
ーネットを介しカウンターブース1の利用者端末101
に出力することができるように構成されている。
【0122】次に、前記したメガネ装用仮想体験システ
ムを利用して、利用者がいろいろなメガネを装用するこ
とのできる方法を以下説明する。まず、カウンターブー
ス1の利用者端末101からレンズ処理センタ2002
に接続すると、利用者認証画面としてのIDコード入力
画面を送信する。利用者認証画面は、利用者認証情報の
入力を促す画面である。
【0123】カウンターブース1の利用者端末101で
は、利用者認証画面を受信して表示し、利用者認証情報
を入力して、レンズ処理センタ2002へ送信する。利
用者認証情報は、パスワード、ユーザID等の情報であ
る。
【0124】レンズ処理センタ2002では、利用者認
証情報を受信し、これを基に記憶管理手段2005、利
用者情報登録手段2003により利用者情報データベー
スを検索して認証を行う。このとき、利用者が初めて利
用する者の場合は、更に、基本属性を入力する画面を、
レンズ処理センタ2002よりカウンターブース1の利
用者端末101へ送信する。カウンターブース1の利用
者端末101においては、レンズ処理センタ2002よ
り送信された画面に基づき、利用者の属性、例えば、氏
名、住所、生年月日、電話番号等の基本属性を入力す
る。
【0125】レンズ処理センタ2002では、利用者の
基本属性情報を受信し、これを基に、記憶手段200
5、利用者情報登録手段2003により、利用者情報デ
ータベースを作成し、併せてパスワード、ユーザID等
の登録を行う。
【0126】そして、レンズ処理センタ2002では、
フレーム選択基準を入力するためのフレーム選択基準画
面をカウンターブース1の利用者端末101に送信す
る。フレーム選択基準入力画面は、利用者がフレームを
選択するための基準(ファッション性、予算、機能、顔
へのフィット感等)を入力する画面である。利用者は、
カウンターブース1の利用者端末101のフレーム選択
基準入力画面に、ファッション性、予算、機能、顔への
フィット感等のフレーム選択基準を入力する。
【0127】さらに、かかるテキストデータによるフレ
ーム選択基準の入力を終えた後、利用者の顔画像の送信
を促す画面を、レンズ処理センタ2002よりカウンタ
ーブース1の利用者端末101に送信する。利用者は、
正面と側面(左右とも)の顔画像を画像入力装置、例え
ばデジタルカメラやスキャナによって、カウンターブー
ス1の利用者端末101に取りこむ。そして、利用者の
正面と側面の顔画像をカウンターブース1の利用者端末
101よりインターネットを介してレンズ処理センタ2
002へ送信する。
【0128】レンズ処理センタ2002では、カウンタ
ーブース1の利用者端末101から送られたフレームの
選択基準のテキストデータ及び画像データ(利用者の顔
の画像)をフレーム選択情報入力手段2004で受け取
り、記憶手段2005により登録し、管理する。 利用者の側面画像(図30)をもとにして、利用者の
耳元より角膜頂点までの距離(L1)を左右別々に測定
し、そのデータを記憶手段2005により登録し、管理
する。前記測定数値より、テンプル(つる)の曲げる位
置を左右別々に決定して、登録する。 利用者の側面画像をもとにして、利用者の目の角膜頂
点と鼻もとまでの距離(L2)を測定して、左右の平均
をとった数値を記憶手段2005により登録し、管理す
る。L2は通例12mmである。フレーム選択情報入力
手段2004により、前記測定した数値をもとにして、
鼻のクリングス(鼻当て部)の開き角度を決定し、登録
する。 利用者の正面画像(図31)をもとにして、左右の目
の瞳孔間の中心を基点として、耳元までの幅(L3)を
左右別々に測定し、そのデータを記憶手段2005によ
り登録し、管理する。フレーム選択情報入力手段200
4により、前記測定数値をもとにして、テンプルの開き
角θを左右別々に決定し、登録する。左右の目の瞳孔間
の中心を基点とした耳元までの幅は、まず瞳孔間距離
(PD)を求める。但し、レンズ処理センタ2002に
おいて、利用者の顔画像では瞳孔が明確に検知できない
ので、例えば左眼の左側と右眼の左側の距離(PD1
を求めることによって(PD)の近似値を求める。次
に、眼の瞳孔と耳元までの距離(L4)も瞳孔から求め
ることは瞳孔が顔画像では検知することができないの
で、左の耳元より眼の右側までの距離(La)及び左側
までの距離(Lb)を求め、演算して眼の瞳孔と耳元ま
での距離(L4)を求める。右眼側も同様にして求める
ことができる。メガネフレ−ムの右テンプル及び左テン
プルの開き角θは、次式より求めた分を補正してわん曲
させる等により調整する。 PD/2+L4 −L55は、メガネフレ−ムのフロントサイズ(図32参
照)である。 遠近両用レンズを指定された場合は、レンズ面の傾斜
角度をさらに5度加入するために、鼻のクリングスの開
き角度を、その加入数値により補正して決定し、登録す
る。
【0129】このように、レンズ処理センタ2002に
おいては、中央処理装置・フレーム選択情報入力手段2
004により、機能構造データ、装飾構造データ及び顔
画像データを演算・作成し、顔画像データと共に、記憶
手段2005によって記憶する。
【0130】レンズ処理センタ2002においては、予
めフレーム情報登録手段2060及びフレーム画像登録
手段2061によって、各フレームのフレーム機能構
造、フレーム装飾構造及びフレーム画像を入力記憶して
おり、かかるフレーム情報登録手段2060及びフレー
ム画像登録手段2061によって、記憶手段2005に
よって登録された各フレームのフレーム機能構造、フレ
ーム装飾構造及びフレーム画像から、カウンターブース
1の利用者端末101から送信されたフレームの選択基
準による機能構造データ、装飾構造データ、顔画像デー
タに対応して適合するフレームを選択する。
【0131】フレーム選択手段2008によって種類の
異なる眼鏡フレームを表示するフレーム画像を生成また
は選択した後、レンズ処理センタ2002の画像処理手
段2007によって、利用者の顔画像に適合するフレー
ムのフレーム画像と利用者の顔画像を合成したメガネ装
用画像を生成する。そして、画像処理手段2007によ
って生成された利用者の顔の画像にフレーム画像を合成
したメガネ装用画像を、出力手段2009・WWWサー
バにより、インターネットを介してカウンターブース1
の利用者端末101に送信される。
【0132】カウンターブース1の利用者端末101に
送信された画像を見た利用者は、自己の希望と合致した
フレームが選択されているか、そしてそのフレームを顔
にかけたときに、いかなる顔になるかを、メガネ装用画
面によって確認することができる。もし、利用者がこの
希望していたフレームと違う画像が送信されてきている
場合、あるいは別のフレームをかけた顔を見たいときに
は、さらに、その旨をレンズ処理センタ2002から送
られたメガネ装用画面に入力し、レンズ処理センタ20
02へ送信する。レンズ処理センタ2002において
は、前記した方法と同様の方法により別のフレームを選
択し、再びカウンターブース1の利用者端末101にW
WWサーバからインターネットを介してメガネ装用画面
を送信する。
【0133】このメガネ装用仮想体験システムおよびそ
の方法によれば、利用者が写真データにいろいろなメガ
ネフレームを装用させることができ、しかも職住に近い
カウンターブースでインターネット等のネットワークを
介して種々の眼鏡フレームをかけ変え、自分の好みにあ
った最適なフレームを選択することができる。しかも、
自分の顔に眼鏡フレームをかけた状態は、第3者的に通
例見ることができないが、このシステムおよび方法によ
れば、自分の既製のメガネやコンタクトレンズをかけた
ままで、すなわち適正な視力で、選択された眼鏡フレー
ムを顔にかけた状態にて選択できるので、自己に最適な
眼鏡フレームを選択することができる。
【0134】なお、レンズ処理センタ1002、200
2は、レンズ処理センタ2と単一のコンピュータ、サー
バで統合して処理するようにしてもよく、複数のコンピ
ュータ、サーバで分散的に処理をするようにしてもよ
い。
【0135】
【発明の効果】この発明によれば、無人のカウンターブ
ースを活用して、顧客それぞれの視力や要望に合わせた
コンタクトレンズを遠隔的にオーダー販売することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態における無人型カウン
ターブースによるレンズの情報発信装置の図解図であ
る。
【図2】無人型カウンターブースによるレンズの情報発
信装置内部の構造を示す図解図である。
【図3】視力測定装置の構造を示す図解図である。
【図4】この発明の一実施の形態におけるネットワーク
によるレンズオーダー販売システムのシステム構成例を
示す図である。
【図5】ネットワークによるメガネオーダー販売システ
ムの処理の流れの概要(その1)を示す図である。
【図6】ネットワークによるメガネオーダー販売システ
ムの処理の流れの概要(その2)を示す図である。
【図7】既に顧客であった場合のネットワークによるメ
ガネオーダー販売システムの処理の流れの概要(ステッ
プ2)を示す図である。
【図8】顧客でなかったが処方箋があった場合のネット
ワークによるメガネオーダー販売システムの処理の流れ
の概要(ステップ3)を示す図である。
【図9】顧客でなく処方箋もなかった場合のネットワー
クによるメガネオーダー販売システムの処理の流れの概
要(ステップ4)を示す図である。
【図10】顧客でなく処方箋もなかった場合のネットワ
ークによるメガネオーダー販売システムの処理の流れの
概要(ステップ4´)を示す図である。
【図11】既成老眼鏡を選択した場合のネットワークに
よるメガネオーダー販売システムの処理の流れの概要
(ステップ5)を示す図である。
【図12】レンズ選択基準データベースである。
【図13】レンズデータベースである。
【図14】遠隔視力測定システムのシステム構成例を示
す図である。
【図15】レンズ処理センタにおいて記憶手段が管理す
る利用者情報に関するデータベース構造の例を示す図で
ある。
【図16】レンズ処理センタにおいて記憶手段が管理す
る視力を測定するための基準情報に関するデータベース
の構造の例を示す図である。
【図17】レンズ処理センタにおいて記憶手段が管理す
る視力測定情報に関するデータベース構造の例を示す図
である。
【図18】レンズ処理センタにおいて記憶手段が管理す
る視力表に関するデータベース構造の例を示す図であ
る。
【図19】レンズ処理センタにおいて記憶手段が管理す
る、近視情報に関するデータベース構造の例を示す図で
ある。
【図20】レンズ処理センタにおいて記憶手段が管理す
る、遠視情報に関するデータベース構造の例を示す図で
ある。
【図21】レンズ処理センタにおいて記憶手段が管理す
る、乱視情報に関するデータベース構造の例を示す図で
ある。
【図22】利用者向け、裸眼視力測定画面である。
【図23】利用者向け視力表を表示する画面である。
【図24】視力測定結果を表す図である。
【図25】メガネ装用仮想体験システムの構成例を示す
図である。
【図26】レンズ処理センタにおいて記憶手段が管理す
る利用者情報に関するデータベース構造の例を示す図で
ある。
【図27】レンズ処理センタにおいて、フレーム選択情
報入力手段より入力されるデータの例を示す図である。
【図28】レンズ処理センタにおいて記憶手段が管理す
る各フレームのフレーム機能構造に関するデータベース
構造の例を示す図である。
【図29】レンズ処理センタにおいて記憶手段が管理す
る各フレームのフレーム装飾構造に関するデータベース
構造の例を示す図である。
【図30】顔画像の側面における測定方法を示す図解図
である。
【図31】顔画像の正面における測定方法を示す図解図
である。
【図32】フレームの調整方法を示す図解図である。
【符号の説明】
1 カウンターブース 101 利用者端末 102 度数測定装置 103 視力測定装置 103a 顔当て 103b ジョイスティック 103c 応答スイッチ 103d 測定光学系装置 103e 光学ヘッド 103f プリズム 103g ソレノイド 103h オートアライメント 103i 画像処理手段 103j 中央処理装置 104 通信手段 105 出力手段 106 入力手段 107 タッチパネル 108 デジタルカメラ 109 PCモニタ 110 センサ 111 料金投入口 112 プリンタ 113 レンズデータ入力手段 2、1002、2002 レンズ処理センタ 21 電子ショップ情報処理手段 22 表示情報生成手段 221 パラメータ解析手段 222 ファイル検索手段 223 表示データ生成手段 23 メガネオーダー販売処理手段 24 決済処理手段 25 WWWサーバ/CGI 26 レンズ選択手段 27 フレーム選択手段 28 視力決定手段 3 外部決済処理手段 1003 利用者情報登録手段 1004 視力測定情報入力手段 1005 記憶手段 1006 画像処理手段 1007 音声処理手段 1008 視力データ作成手段 1009 制御手段 1010 WWWサーバ 2003 利用者情報登録手段 2004 フレーム選択情報入力手段 2005 記憶手段 2006 入力手段 2007 画像処理手段 2008 フレーム選択手段 2009 出力手段 2060 フレーム情報登録手段 2061 フレーム画像登録手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人間が入ることができる一定の空間から
    レンズに関する情報を送信する装置であって、 レンズを外した状態における矯正視力の測定を行う視力
    測定手段と、 前記視力測定手段によって測定されたデータを情報処理
    し、有人のレンズ処理センタに送信する通信手段と、 レンズに関する指示を表示および/または音声で伝える
    出力手段と、 レンズに関する指示を入力する入力手段とを含む、無人
    レンズ情報発信装置。
  2. 【請求項2】 さらに、既に使用しているレンズの度数
    をパッケージに記載のコンタクトのレンズデータを入力
    するレンズ度数入力手段を含む、請求項1に記載の無人
    レンズ情報発信装置。
  3. 【請求項3】 通信手段は、前記既に使用しているレン
    ズの度数を入力する既使用レンズの度数入力手段によっ
    て入力されたデータを情報処理し、有人のレンズ処理セ
    ンタに送信する手段を含む、請求項2に記載の無人レン
    ズ情報発信装置。
  4. 【請求項4】 視力測定手段は、自動的に裸眼視力を測
    定し、裸眼視力の矯正に必要なレンズ度数を算出する視
    力測定装置を含む、請求項1ないし請求項4のいずれか
    に記載の無人レンズ情報発信装置。
  5. 【請求項5】 通信手段は、CPU、データ圧縮装置、
    画像処理装置、データの格納、WWWブラウザのいずれ
    かを含む、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の
    無人レンズ情報発信装置。
  6. 【請求項6】 出力手段および入力手段には、タッチパ
    ネルを含む、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の無人レンズ情報発信装置。
  7. 【請求項7】 入力手段にはカメラを含む、請求項1な
    いし請求項6のいずれかに記載の無人レンズ情報発信装
    置。
  8. 【請求項8】 入力手段には、キーボード、音声入力手
    段のいずれかを含む、請求項1ないし請求項7のいずれ
    かに記載の無人レンズ情報発信装置。
  9. 【請求項9】 人間が入ることができる一定の空間は、
    一方に入口が設けられたブースであって、入口には人間
    の出入を検知する検知手段が形成され、前記検知手段の
    信号によって前記した既使用レンズの度数測定手段、視
    力測定手段、通信手段、出力手段および入力手段のうち
    少なくとも一つがオン状態になり、退出時にはオフ状態
    になるように形成されている、請求項1ないし請求項8
    のいずれかに記載の無人レンズ情報発信装置。
  10. 【請求項10】 既使用レンズの度数入力手段および/
    または視力測定手段の使用に要する料金を投入する料金
    受渡し手段を備える、請求項1ないし請求項9のいずれ
    かに記載の無人レンズ情報発信装置。
  11. 【請求項11】 人間が入ることができる一定の空間か
    らレンズに関する情報を送信する方法であって、 レンズを外した状態における矯正視力の測定を行う視力
    測定ステップと、 前記視力測定ステップによって測定されたデータを情報
    処理し、有人のレンズ処理センタに送信する通信ステッ
    プと、 レンズに関する指示を表示および/または音声で伝える
    出力ステップと、 レンズに関する指示を入力する入力ステップとを含む、
    無人レンズ情報発信方法。
  12. 【請求項12】 さらに、既に使用しているレンズの度
    数をパッケージに記載のコンタクトのレンズデータを入
    力するレンズ度数入力ステップを含む、請求項11に記
    載の無人レンズ情報発信方法。
  13. 【請求項13】 通信ステップは、前記既に使用してい
    るレンズの度数を入力する既使用レンズの度数入力ステ
    ップによって入力されたデータを情報処理し、有人のレ
    ンズ処理センタに送信するステップを含む、請求項12
    に記載の無人レンズ情報発信方法。
  14. 【請求項14】 利用者に、視力測定およびレンズの購
    入のうち、少なくとも1つを選択させるステップを含
    む、請求項11ないし請求項13のいずれかに記載の無
    人レンズ情報発信方法。
  15. 【請求項15】 使用者が選択した少なくとも1つのレ
    ンズを表示し、使用者の確認をとるステップおよび/ま
    たは価格を表示して使用者の購入を促すステップを含
    む、請求項11ないし請求項14のいずれかに記載の無
    人レンズ情報発信方法。
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