JP2002078588A - 枕 - Google Patents

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JP2002078588A
JP2002078588A JP2000272425A JP2000272425A JP2002078588A JP 2002078588 A JP2002078588 A JP 2002078588A JP 2000272425 A JP2000272425 A JP 2000272425A JP 2000272425 A JP2000272425 A JP 2000272425A JP 2002078588 A JP2002078588 A JP 2002078588A
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JP
Japan
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pillow
cotton
layer
layers
head
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JP2000272425A
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Inventor
Koji Ando
光二 安道
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WATAKYU SEIMOA CORP
Original Assignee
WATAKYU SEIMOA CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭部の熱や湿気を速やかに吸収放散させると
共に、何回丸洗いしても型崩れしない枕を提供する。 【解決手段】 枕1は、洗濯可能な綿2からなる層3
A,3Bと、この綿層3A,3Bの一方面に設けられた
樹脂製の筒状チップ4からなる層5とで構成される。綿
層3A,3Bは、そのほぼ中央部で2重縫い7により2
層に仕切られており、枕1は中央部がくびれた形状を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、丸洗い可能な枕に
関する。
【0002】
【従来の技術】枕は、例えば最も単純な形態では、図6
に示すようなものであり、その中材にはソバ殻が古くか
ら使用されているが、昨今ではポリウレタン、羽毛、
綿、新素材等も使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中材が
いずれにせよ、図6のような枕30では、図7に示すよ
うに使用者40の頭部41が高くなり易く、首42の角
度が悪くなり、頭部41や首42に余分な負担が掛か
る。また、図8のように、睡眠中の寝返り等により枕3
0が頭部41から逃げて行くことが多く、枕30として
の機能を果たさなくなる。
【0004】一方、図9の(a),(b)に示すよう
に、中央部にそれぞれ窪み31a,32aを設けた枕3
1,32もあるが、寝る時の頭部41の位置が枕31,
32の窪み31a,32aに保持されてしまい、寝返り
をうち難く、しかも熱や湿気も集中し易い。
【0005】他方、上記のような中材(特にソバ殻)の
枕30は丸洗いができず、丸洗い可能であっても、何度
も洗ううちに一部分に中材が集中して固まったり偏った
りし、型崩れを起こし易い。
【0006】本発明は、そのような問題点に着目してな
されたものであって、頭部の熱や湿気を速やかに吸収放
散させると共に、何回丸洗いしても型崩れしない枕を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の枕は、洗濯可能な綿からなる層と、この綿
層の少なくとも一方面に設けられた樹脂製の筒状チップ
からなる層とで構成されることを特徴とする。
【0008】この枕では、一方面が樹脂製の筒状チップ
からなる層であるため、このチップ層を特に夏場に上に
して寝れば、筒状チップの作用により、枕にこもりがち
な頭部の熱や湿気が速やかに吸収放散されるだけでな
く、適度なシャリ感が得られ快適である。反対に、綿層
を冬場に上にして寝れば、適度の保温効果により暖か
い。勿論、筒状チップだけでなく、綿層は洗濯可能な綿
からなるので、丸洗いが可能である。また、綿層をその
ほぼ中央部で2層に仕切ることにより、型崩れしなくな
る。
【0009】なお、本発明において、洗濯可能な綿は特
定されないが、例えばシリコン処理を施したクラレ製の
中空糸を使用し、樹脂製の筒状チップは例えば寝研製の
抗菌“パイロン”(商品名)を使用する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明を更に詳細に説明する。
【0011】実施形態に係る枕の斜視図を図1に、その
横断面図を図2に示す。この枕1は、洗濯可能な綿2か
らなる層3A,3Bと、この綿層3A,3Bの一方面に
設けられた樹脂製の筒状チップ4からなる層5とで構成
される。綿層3A,3Bは、そのほぼ中央部で長手方向
に2層に仕切られており、この中央部がくびれた形状を
有する。綿層3A,3B及びチップ層5はカバー6で覆
われており、強化スパン糸を用いて、枕1の中央部には
立体まちをループ状にした2重縫い7が施され、外周部
にはステッチ縫い8が施されている。枕1の中央部の2
重縫い7により、綿層3A,3Bが仕切られる。
【0012】綿層3A,3Bに使用される綿2は、前記
したように例えばシリコン処理を施したクラレ製の洗濯
可能な中空糸である。チップ層5に使用される樹脂製の
筒状チップ4は、例えば寝研製の抗菌パイロンであり、
図3に示すように空胴4aを有するスリーブ形状であ
る。因みに、この筒状チップ4の直径は4mm、長さは
6mmである。また、カバー6の生地には45番手双糸
が使用され、これに抗菌ノモス加工が施される。
【0013】このように構成された枕1は、それぞれ独
立した綿層3A,3B及びチップ層5からなり、中央部
がくびれた形状、即ち人間工学に基づいた曲面形状にな
っているので、図4に模式的に示すように、各層3A,
3B、5が矢印方向に回転移動し易い。このため、図5
において、使用者40の頭部41と首42を載せると、
枕1は矢印方向に回転移動しながら、頭部41及び首4
2の自重をその形状に応じてスムーズに受け止める。ま
た、頭部41の直下における枕1の厚さdが約5cmと
なり、首42が最適な角度に保たれる。そして、頭部4
1及び首42を保持した後は、枕1は頭部41及び首4
2から逃げて行かない。これにより、睡眠中に、頭部4
1及び首42に掛かる余分な負担が軽減し、長時間の使
用でも快適さが保たれる。勿論、寝返りもうち易い。
【0014】これに加えて、チップ層5の筒状チップ4
は勿論のこと、綿層3A,3Bの綿2が洗濯可能である
ので、枕1は丸洗い可能である。しかも、2層の綿層3
A,3Bとチップ層5からなる構造であるので、何回丸
洗いしても型崩れを起こさず、当初の形態が維持される
だけでなく、常に清潔さを保つことができる。また、チ
ップ層5の筒状チップ4は、適度な通気性があるので、
頭部41の熱や湿気が速やかに吸収放散される。更に、
筒状チップ4として抗菌パイロンを用いれば、抗菌効果
も期待できるし、カバー6の生地に抗菌ノモス加工を施
せば、より抗菌性が高くなる。この他、綿層3A,3B
の綿2に前記中空糸を採用することで、へたりが少なく
優しい使用感が得られる。
【0015】一方、製品管理者にとっては、丸洗いでき
るので衛生的な製品を供給でき、繰り返しの洗濯に耐え
るので経済的である。例えば昭和59年4月6日付け厚
生省医務局総務課長通達『病院における洗濯について』
の全ての基準を満たす洗濯乾燥法に耐えるもの、更には
平成9年2月改訂の医療法人・医療関連サービス振興会
『医療関連サービスマーク制度要綱集』の全ての基準を
満たす洗濯乾燥法に耐えるものとすることができる。ま
た、ソバ殻を使用した同じサイズの枕に比べて、約50
%の重量減となるので、軽くて製品の集配時に作業者が
楽である。回収袋等に圧縮して詰め込めば、ソバ殻を使
用した同じサイズの枕に比べて、約60%の嵩に減るの
で、移動時に嵩張らず、運送費用を軽減できる。この
他、中材の詰め替えや補充の手間が省け、経費を節減で
きる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の枕によ
れば、次の効果が得られる。 (1)一方面が樹脂製の筒状チップからなる層であるた
め、このチップ層では、枕にこもりがちな頭部の熱や湿
気が速やかに吸収放散されるだけでなく、適度なシャリ
感が得られ快適である。 (2)綿層では、適度の保温効果により暖かい。 (3)筒状チップは勿論のこと、綿層は洗濯可能な綿か
らなるので、丸洗いが可能である。 (4)使用者の頭部及び首にフィットし、頭部や首に掛
かる負担が軽減し、長時間の使用でも快適であり、寝返
りもうち易い。 (5)綿層をそのほぼ中央部で2層に仕切ることによ
り、型崩れしなくなる。 (6)仕切られた中央部をくびれた形状とすることによ
り、使用者の頭部及び首へのフィット性が増し、より快
適になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る枕の斜視図である。
【図2】同枕の横断面図である。
【図3】同枕のチップ層に使用される樹脂製の筒状チッ
プの斜視図である。
【図4】同枕の作用を説明する模式図である。
【図5】同枕に使用者の頭部及び首を載せた状態を示す
模式図である。
【図6】従来例に係る一般的な枕の斜視図である。
【図7】図6の枕に頭部及び首を載せた状態を示す模式
図である。
【図8】図6の枕が頭部からずれたときの状態を示す模
式図である。
【図9】別の従来例に係る枕の斜視図(a)、(b)で
ある。
【符号の説明】
1 枕 2 洗濯可能な綿 3A,3B 綿層 4 樹脂製の筒状チップ 5 チップ層 6 カバー 7,8 縫い 40 使用者 41 頭部 42 首

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯可能な綿からなる層と、この綿層の少
    なくとも一方面に設けられた樹脂製の筒状チップからな
    る層とで構成されることを特徴とする枕。
  2. 【請求項2】前記綿層は、そのほぼ中央部で2層に仕切
    られていることを特徴とする請求項1記載の枕。
  3. 【請求項3】前記仕切られた中央部は、くびれた形状で
    あることを特徴とする請求項2記載の枕。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000060704A (ja) * 1998-08-24 2000-02-29 Maruhachi Mawata Co Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000060704A (ja) * 1998-08-24 2000-02-29 Maruhachi Mawata Co Ltd

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