JP2002078543A - 収納装置 - Google Patents
収納装置Info
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- JP2002078543A JP2002078543A JP2000270384A JP2000270384A JP2002078543A JP 2002078543 A JP2002078543 A JP 2002078543A JP 2000270384 A JP2000270384 A JP 2000270384A JP 2000270384 A JP2000270384 A JP 2000270384A JP 2002078543 A JP2002078543 A JP 2002078543A
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- JP
- Japan
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- storage device
- handrail
- mounting member
- fixing
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 実際の使用状態を考慮して,手摺りの取付け
高さを任意かつ容易に定めることができると共に意匠性
にも優れた収納装置を提供すること。 【解決手段】 下駄箱,玄関収納箱などに手摺りを取付
けてなる手摺り付きの収納装置10において,該収納装
置10は,上記手摺り20の支持固定部材2を取付ける
ための取付け用部材1,15を有している。また,該取
付け用部材1,15はビス等の固定具を固定する固定相
当位置に,上下方向に沿った,例えば断面V字形の3列
位置決め溝11〜13を設けてなる。
高さを任意かつ容易に定めることができると共に意匠性
にも優れた収納装置を提供すること。 【解決手段】 下駄箱,玄関収納箱などに手摺りを取付
けてなる手摺り付きの収納装置10において,該収納装
置10は,上記手摺り20の支持固定部材2を取付ける
ための取付け用部材1,15を有している。また,該取
付け用部材1,15はビス等の固定具を固定する固定相
当位置に,上下方向に沿った,例えば断面V字形の3列
位置決め溝11〜13を設けてなる。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は,下駄箱,玄関収納箱などの収納
装置に手摺りを設けた手摺り付き収納装置,特に上記手
摺りを取付けるときの位置決めが容易で,かつ意匠性に
も優れた収納装置に関する。
装置に手摺りを設けた手摺り付き収納装置,特に上記手
摺りを取付けるときの位置決めが容易で,かつ意匠性に
も優れた収納装置に関する。
【0002】
【従来技術】靴やサンダル等の履き物を収納する下駄箱
や,帽子,傘,買物篭などを収納する玄関収納箱は,家
屋の玄関に設置されている。近年,高齢者,子供,障害
者等の人達が,行動し易いように,建物,インテリア等
にもバリアフリーが採用され始めている。そして,例え
ば下駄箱や玄関収納箱等の収納装置に,手摺りを設ける
ことが提案されている(特開平8−154752,特開
平10−57164,特開2000−23764な
ど)。
や,帽子,傘,買物篭などを収納する玄関収納箱は,家
屋の玄関に設置されている。近年,高齢者,子供,障害
者等の人達が,行動し易いように,建物,インテリア等
にもバリアフリーが採用され始めている。そして,例え
ば下駄箱や玄関収納箱等の収納装置に,手摺りを設ける
ことが提案されている(特開平8−154752,特開
平10−57164,特開2000−23764な
ど)。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来の収
納装置は,手摺りの取付け位置が固定されている。即
ち,例えば下駄箱の上端部或いは左右両端部の一定位置
において,手摺りが固定されている。そのため,手摺り
の取付け高さ,つまり床から手摺り棒までの高さは,当
該下駄箱,玄関収納箱などの収納装置毎に一定となって
しまう。
納装置は,手摺りの取付け位置が固定されている。即
ち,例えば下駄箱の上端部或いは左右両端部の一定位置
において,手摺りが固定されている。そのため,手摺り
の取付け高さ,つまり床から手摺り棒までの高さは,当
該下駄箱,玄関収納箱などの収納装置毎に一定となって
しまう。
【0004】これは,当該収納装置における構造,つま
り手摺りを固定できる部材が収納装置のどこに設けてあ
るかによって定まるからである。また,逆に取付け高さ
を決めると,手摺りの取付け高さに応じて収納装置の構
造を変更しなければならないという問題もある。
り手摺りを固定できる部材が収納装置のどこに設けてあ
るかによって定まるからである。また,逆に取付け高さ
を決めると,手摺りの取付け高さに応じて収納装置の構
造を変更しなければならないという問題もある。
【0005】ところで,下駄箱を例にとって説明する
と,家屋の玄関に設けられる上り框は,玄関床からの高
さが一定でなく,各家屋によって異なることが多い(図
10参照)。そのため,従来の手摺り付き下駄箱を玄関
に配置すると,各家屋毎に上り框の上面から手摺りまで
の高さが異なってしまう。
と,家屋の玄関に設けられる上り框は,玄関床からの高
さが一定でなく,各家屋によって異なることが多い(図
10参照)。そのため,従来の手摺り付き下駄箱を玄関
に配置すると,各家屋毎に上り框の上面から手摺りまで
の高さが異なってしまう。
【0006】かかる状態は,バリアフリーの目的を充分
達成しているとは言えない。また,手摺りの取付け高さ
は,その家で生活する人の,身長,体形,動作範囲など
によって異なる。そのため,手摺りは,実際の使用状態
を考慮した取付け高さに設置する必要がある。
達成しているとは言えない。また,手摺りの取付け高さ
は,その家で生活する人の,身長,体形,動作範囲など
によって異なる。そのため,手摺りは,実際の使用状態
を考慮した取付け高さに設置する必要がある。
【0007】本発明は,かかる従来の問題点に鑑み,実
際の使用状態を考慮して,手摺りの取付け高さを任意か
つ容易に定めることができると共に意匠性にも優れた収
納装置を提供しようとするものである。
際の使用状態を考慮して,手摺りの取付け高さを任意か
つ容易に定めることができると共に意匠性にも優れた収
納装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,下駄箱,
玄関収納箱などに手摺りを取付けてなる手摺り付きの収
納装置において,該収納装置は,上記手摺りの支持固定
部材を取付けるための取付け用部材を有し,かつ該取付
け用部材は上記支持固定部材を取付ける際にビス等の固
定具を固定する固定相当位置に,上下方向に沿った位置
決め溝を設けてなることを特徴とする収納装置にある。
玄関収納箱などに手摺りを取付けてなる手摺り付きの収
納装置において,該収納装置は,上記手摺りの支持固定
部材を取付けるための取付け用部材を有し,かつ該取付
け用部材は上記支持固定部材を取付ける際にビス等の固
定具を固定する固定相当位置に,上下方向に沿った位置
決め溝を設けてなることを特徴とする収納装置にある。
【0009】本発明において,上記収納装置としては,
下駄箱,玄関収納箱,食器棚,本棚,タンス等,諸物品
を収納する装置を言う。また,上記固定具としては,ビ
ス,ボルト,釘等がある。また,固定相当位置とは,上
記取付け用部材に手摺りの支持固定部材を取付ける際
に,ビス等の固定具を固定する位置をいい,通常は上記
支持固定部材に設けたビス穴等の固定用穴が位置する部
分である。
下駄箱,玄関収納箱,食器棚,本棚,タンス等,諸物品
を収納する装置を言う。また,上記固定具としては,ビ
ス,ボルト,釘等がある。また,固定相当位置とは,上
記取付け用部材に手摺りの支持固定部材を取付ける際
に,ビス等の固定具を固定する位置をいい,通常は上記
支持固定部材に設けたビス穴等の固定用穴が位置する部
分である。
【0010】また,上記位置決め溝は,固定具を固定す
る位置に,上下方向に設けた凹部であり,この位置決め
溝に沿って支持固定部材を上下させて,手摺り棒の高さ
を調整し,取付け用部材に対して所望の取付け高さに手
摺りを位置決めする。そして,ビス等の固定具を上記位
置決め溝に挿入して,収納装置の取付け用部材に手摺り
の支持固定部材を固定する。
る位置に,上下方向に設けた凹部であり,この位置決め
溝に沿って支持固定部材を上下させて,手摺り棒の高さ
を調整し,取付け用部材に対して所望の取付け高さに手
摺りを位置決めする。そして,ビス等の固定具を上記位
置決め溝に挿入して,収納装置の取付け用部材に手摺り
の支持固定部材を固定する。
【0011】次に,本発明の作用効果につき説明する。
本発明においては,取付け用部材が,上記固定相当位置
に上下方向に沿った位置決め溝を有する。それ故,収納
装置に対して手摺りの支持固定部材を取付けるに当って
は,例えば上記取付け用部材に対して,まず装着しよう
とする支持固定部材を当接させ,次いで該支持固定部材
を左右方向,回転方向等に動かして,支持固定部材に設
けたビス穴等の固定用穴を上記取付け用部材に設けた位
置決め溝に合せる。次に,支持固定部材を上下動させ
て,手摺り棒の取付け高さを決める。
本発明においては,取付け用部材が,上記固定相当位置
に上下方向に沿った位置決め溝を有する。それ故,収納
装置に対して手摺りの支持固定部材を取付けるに当って
は,例えば上記取付け用部材に対して,まず装着しよう
とする支持固定部材を当接させ,次いで該支持固定部材
を左右方向,回転方向等に動かして,支持固定部材に設
けたビス穴等の固定用穴を上記取付け用部材に設けた位
置決め溝に合せる。次に,支持固定部材を上下動させ
て,手摺り棒の取付け高さを決める。
【0012】そして,支持固定部材の固定用穴にビス等
を挿通し,上記位置決め溝に対してビス等を挿入し,手
摺りを取付け用部材に固定する。このように,本発明に
よれば,取付け用部材に支持固定部材を取付けるに当っ
ては,上記位置決め溝を目標として支持固定部材の左右
方向に位置決めを行ない,次いで所望する取付け高さに
おいて,上記位置決め溝にビス等の固定具により支持固
定部材を固定すれば良い。
を挿通し,上記位置決め溝に対してビス等を挿入し,手
摺りを取付け用部材に固定する。このように,本発明に
よれば,取付け用部材に支持固定部材を取付けるに当っ
ては,上記位置決め溝を目標として支持固定部材の左右
方向に位置決めを行ない,次いで所望する取付け高さに
おいて,上記位置決め溝にビス等の固定具により支持固
定部材を固定すれば良い。
【0013】そのため,手摺りの取付け高さ,取付け位
置を容易に定めることができる。それ故,例えば上り框
の高さに関係なく,高齢者などの実際の使用状態を考慮
して,手摺りの取付け高さを任意かつ容易に定めること
ができる。また,上記の位置決め溝は,上下方向に設け
られており,該位置決め溝は通常は3本である(実施形
態例参照)。そのため,位置決め溝が取付け用部材,更
には収納装置の意匠の一部としても目を惹き,意匠性も
向上させる。
置を容易に定めることができる。それ故,例えば上り框
の高さに関係なく,高齢者などの実際の使用状態を考慮
して,手摺りの取付け高さを任意かつ容易に定めること
ができる。また,上記の位置決め溝は,上下方向に設け
られており,該位置決め溝は通常は3本である(実施形
態例参照)。そのため,位置決め溝が取付け用部材,更
には収納装置の意匠の一部としても目を惹き,意匠性も
向上させる。
【0014】このように,本発明によれば,実際の使用
状態を考慮して,手摺りの取付け高さを任意かつ容易に
定めることができると共に意匠性にも優れた収納装置を
提供することができる。
状態を考慮して,手摺りの取付け高さを任意かつ容易に
定めることができると共に意匠性にも優れた収納装置を
提供することができる。
【0015】次に,請求項2の発明のように,上記位置
決め溝は,取付け用部材の上端から下端まで設けてある
ことが好ましい。この場合には,手摺りを上下方向に任
意の取付け高さとすることができると共に,必要に応じ
て上下2段に手摺りを取付ける作業も容易となる。
決め溝は,取付け用部材の上端から下端まで設けてある
ことが好ましい。この場合には,手摺りを上下方向に任
意の取付け高さとすることができると共に,必要に応じ
て上下2段に手摺りを取付ける作業も容易となる。
【0016】次に,請求項3の発明のように,上記位置
決め溝は3本併列して設けてあることが好ましい。この
場合には,固定用穴が3つある支持固定部材(実施形態
例参照)について,位置決め溝との位置決めを容易に行
なうことができる。また,3本の位置決め溝により,取
付け用部材の意匠性も向上する。
決め溝は3本併列して設けてあることが好ましい。この
場合には,固定用穴が3つある支持固定部材(実施形態
例参照)について,位置決め溝との位置決めを容易に行
なうことができる。また,3本の位置決め溝により,取
付け用部材の意匠性も向上する。
【0017】次に,請求項4の発明のように,上記位置
決め溝は,V字形を有していることが好ましい。この場
合には,ビス等の固定具の先端を位置決めし易く,また
取付け用部材の意匠性も向上する。
決め溝は,V字形を有していることが好ましい。この場
合には,ビス等の固定具の先端を位置決めし易く,また
取付け用部材の意匠性も向上する。
【0018】次に,請求項5の発明のように,上記取付
け用部材は,収納装置の左右両端部に設けてあることが
好ましい。この場合には,取付け用部材の前面の全ての
領域に手摺りを設けることができる。
け用部材は,収納装置の左右両端部に設けてあることが
好ましい。この場合には,取付け用部材の前面の全ての
領域に手摺りを設けることができる。
【0019】次に,請求項6の発明のように,上記収納
装置は引き戸を有し,該引き戸よりも前面に上記取付け
用部材が設けてあり,該取付け用部材のうち,左右両端
部以外の中間部に配設してある中間取付け用部材は,そ
の左右側面に,左右の引き戸の側端が入り込む,入り込
み段部を有することが好ましい。この場合には,引き戸
を閉じた際,中間取付け用部材の上記入り込み段部に,
上記引き戸の側端が入り込む。そのため,引き戸の閉止
時には引き戸の側端が入り込み段部によって隠され,中
間取付け用部材に対する引き戸の戸締り状態が確実にな
ると共に,正面の外観性も向上する。
装置は引き戸を有し,該引き戸よりも前面に上記取付け
用部材が設けてあり,該取付け用部材のうち,左右両端
部以外の中間部に配設してある中間取付け用部材は,そ
の左右側面に,左右の引き戸の側端が入り込む,入り込
み段部を有することが好ましい。この場合には,引き戸
を閉じた際,中間取付け用部材の上記入り込み段部に,
上記引き戸の側端が入り込む。そのため,引き戸の閉止
時には引き戸の側端が入り込み段部によって隠され,中
間取付け用部材に対する引き戸の戸締り状態が確実にな
ると共に,正面の外観性も向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる,手摺り付き収納装置につ
き,図1〜図11を用いて説明する。本例は,収納装置
としての下駄箱に本発明を適用した例を示す。図1〜図
6に示すごとく,本例の収納装置は,手摺り20を取付
けるための取付け用部材1及び中間取付け用部材15を
有し,かつ該取付け用部材1(特に言及しない限り中間
取付け用部材15も含む)はビス等の固定具を固定する
固定相当位置に,上下方向に沿った位置決め溝11,1
2,13を設けてなる。
き,図1〜図11を用いて説明する。本例は,収納装置
としての下駄箱に本発明を適用した例を示す。図1〜図
6に示すごとく,本例の収納装置は,手摺り20を取付
けるための取付け用部材1及び中間取付け用部材15を
有し,かつ該取付け用部材1(特に言及しない限り中間
取付け用部材15も含む)はビス等の固定具を固定する
固定相当位置に,上下方向に沿った位置決め溝11,1
2,13を設けてなる。
【0021】上記位置決め溝11〜13は,取付け用部
材1の上端から下端まで設けてある(図1,図3,図
5,図6)。上記位置決め溝11〜13は図5,図6に
示すごとく,断面V字形を呈し,3本併列して設けてあ
る。上記取付け用部材1は,収納装置10の左右両端部
に,中間取付け用部材15は収納装置10の中央部に,
それぞれ底板18と天板19との間に設けてある。
材1の上端から下端まで設けてある(図1,図3,図
5,図6)。上記位置決め溝11〜13は図5,図6に
示すごとく,断面V字形を呈し,3本併列して設けてあ
る。上記取付け用部材1は,収納装置10の左右両端部
に,中間取付け用部材15は収納装置10の中央部に,
それぞれ底板18と天板19との間に設けてある。
【0022】上記収納装置10は,引き戸41〜44を
有し,該引き戸よりも前面に上記取付け用部材1が設け
てある。上記中間取付け用部材15は,その左右側面
に,左右の引き戸42,43の側端421,431が入
り込む,入り込み段部151を有する(図1,図6)。
また,収納装置10は,図4に示すごとく,脚部17を
有する。引き戸41,42,43,44は,凹状の取手
410,420,430,440を有する。
有し,該引き戸よりも前面に上記取付け用部材1が設け
てある。上記中間取付け用部材15は,その左右側面
に,左右の引き戸42,43の側端421,431が入
り込む,入り込み段部151を有する(図1,図6)。
また,収納装置10は,図4に示すごとく,脚部17を
有する。引き戸41,42,43,44は,凹状の取手
410,420,430,440を有する。
【0023】また,図1〜図4に示すごとく,上記手摺
り20は,手摺り棒26と,これを支持すると共に収納
装置の取付け用部材1に固定する支持固定部材2とより
なる。支持固定部材2は,図7〜図8に示すごとく,取
付け用部材1に取付ける円板部21と,該円板部21か
ら上方へ湾曲して伸びるアーム22と,該アーム22の
先端に設けた支持部23とよりなる。該支持部23は,
収納装置10の左右両端部に設けられた取付け用部材1
に,支持固定部材2を固定する場合には,一端を閉止し
た筒状体である(図1)。中間取付け用部材15に固定
した支持固定部材2においては,上記受部23は上方へ
拡開する半円板である(図1)。
り20は,手摺り棒26と,これを支持すると共に収納
装置の取付け用部材1に固定する支持固定部材2とより
なる。支持固定部材2は,図7〜図8に示すごとく,取
付け用部材1に取付ける円板部21と,該円板部21か
ら上方へ湾曲して伸びるアーム22と,該アーム22の
先端に設けた支持部23とよりなる。該支持部23は,
収納装置10の左右両端部に設けられた取付け用部材1
に,支持固定部材2を固定する場合には,一端を閉止し
た筒状体である(図1)。中間取付け用部材15に固定
した支持固定部材2においては,上記受部23は上方へ
拡開する半円板である(図1)。
【0024】また,上記円板部21は,固定用穴25を
有する。該固定用穴25は,3ケ所に設けてある。この
3つの固定用穴25の位置が上記固定相当位置であり,
取付け用部材1にはこの固定相当位置に上下方向に沿っ
た位置決め溝11,12,13が設けられている。そし
て,上記支持固定部材2は,上記円板部21を,上記3
つの固定用穴25において,固定具としてのビス29に
より,取付け用部材1,中間取付け用部材15に固定す
る(図1〜図4,図9)。
有する。該固定用穴25は,3ケ所に設けてある。この
3つの固定用穴25の位置が上記固定相当位置であり,
取付け用部材1にはこの固定相当位置に上下方向に沿っ
た位置決め溝11,12,13が設けられている。そし
て,上記支持固定部材2は,上記円板部21を,上記3
つの固定用穴25において,固定具としてのビス29に
より,取付け用部材1,中間取付け用部材15に固定す
る(図1〜図4,図9)。
【0025】次に,本例の作用効果につき説明する。本
例においては,取付け用部材1が,上記固定相当位置に
上下方向に沿った位置決め溝11〜13を有する。それ
故,収納装置10に対して手摺り20を取付けるに当っ
ては,例えば上記取付け用部材1に対して,まず装着し
ようとする支持固定部材2を当接させ,次いで支持固定
部材2を左右方向,回転方向等に動かして,支持固定部
材2に設けた固定用穴25を上記取付け用部材に設けた
位置決め溝11〜13に合せる。次に,支持固定部材2
を上下動させて,手摺り棒26の取付け高さを決める。
例においては,取付け用部材1が,上記固定相当位置に
上下方向に沿った位置決め溝11〜13を有する。それ
故,収納装置10に対して手摺り20を取付けるに当っ
ては,例えば上記取付け用部材1に対して,まず装着し
ようとする支持固定部材2を当接させ,次いで支持固定
部材2を左右方向,回転方向等に動かして,支持固定部
材2に設けた固定用穴25を上記取付け用部材に設けた
位置決め溝11〜13に合せる。次に,支持固定部材2
を上下動させて,手摺り棒26の取付け高さを決める。
【0026】そして,手摺りの固定用穴25にビス29
を挿通し,上記位置決め溝11〜13に対してビス29
をねじ込み,支持固定部材2を取付け用部材1,中間取
付け用部材15に固定する。このように,本例によれ
ば,取付け用部材1に支持固定部材2を取付けるに当っ
ては,上記位置決め溝11〜13を目標として左右方向
に位置決めを行ない,次いで所望する取付け高さにおい
て,上記位置決め溝にビス29を固定すれば良い。
を挿通し,上記位置決め溝11〜13に対してビス29
をねじ込み,支持固定部材2を取付け用部材1,中間取
付け用部材15に固定する。このように,本例によれ
ば,取付け用部材1に支持固定部材2を取付けるに当っ
ては,上記位置決め溝11〜13を目標として左右方向
に位置決めを行ない,次いで所望する取付け高さにおい
て,上記位置決め溝にビス29を固定すれば良い。
【0027】そのため,手摺り20の取付け高さ,取付
け位置を容易に定めることができる(図4)。また,上
記の位置決め溝11〜13は,上下方向に設けられてお
り,該位置決め溝は3本である。そのため,位置決め溝
11〜13が取付け用部材,更には収納装置の意匠の一
部としても目を惹き,意匠性も向上する。
け位置を容易に定めることができる(図4)。また,上
記の位置決め溝11〜13は,上下方向に設けられてお
り,該位置決め溝は3本である。そのため,位置決め溝
11〜13が取付け用部材,更には収納装置の意匠の一
部としても目を惹き,意匠性も向上する。
【0028】このように,本例によれば,実際の使用状
態を考慮して,手摺り20の取付け高さを任意かつ容易
に定めることができると共に意匠性にも優れた収納装置
10を提供することができる。
態を考慮して,手摺り20の取付け高さを任意かつ容易
に定めることができると共に意匠性にも優れた収納装置
10を提供することができる。
【0029】また,上記位置決め溝11〜13は,取付
け用部材1,中間取付け用部材15の上端から下端まで
設けてある。そのため,手摺り20を上下方向に任意の
取付け高さとすることができると共に,必要に応じて上
下2段に手摺りを取付けることも容易となる。
け用部材1,中間取付け用部材15の上端から下端まで
設けてある。そのため,手摺り20を上下方向に任意の
取付け高さとすることができると共に,必要に応じて上
下2段に手摺りを取付けることも容易となる。
【0030】また,上記位置決め溝11〜13は3本併
列して設けてある。そのため,固定用穴25が3つある
支持固定部材2について,位置決め溝との位置決めを容
易に行なうことができる。また,3本の位置決め溝によ
り,取付け用部材の意匠性も向上する。また,上記位置
決め溝11〜13は,V字形を有しているので,ビス2
9の先端を位置決めし易く,また取付け用部材の意匠性
も向上する。
列して設けてある。そのため,固定用穴25が3つある
支持固定部材2について,位置決め溝との位置決めを容
易に行なうことができる。また,3本の位置決め溝によ
り,取付け用部材の意匠性も向上する。また,上記位置
決め溝11〜13は,V字形を有しているので,ビス2
9の先端を位置決めし易く,また取付け用部材の意匠性
も向上する。
【0031】また,上記取付け用部材1は,収納装置1
0の左右両端部に設けてあるので,取付け用部材1の前
面の全ての領域に手摺りを設けることができる。
0の左右両端部に設けてあるので,取付け用部材1の前
面の全ての領域に手摺りを設けることができる。
【0032】次に,上記中間取付け用部材15は,その
左右側面に,左右の引き戸42,43の側端421,4
31が入り込む,入り込み段部151を有する。そのた
め,図2,図9に示すごとく,引き戸42,43の閉止
時には引き戸の上記側端が,上記入り込み段部151に
よって隠され,中間取付け用部材15における引き戸の
戸締り状態が確実になると共に,正面の外観性も向上す
る。
左右側面に,左右の引き戸42,43の側端421,4
31が入り込む,入り込み段部151を有する。そのた
め,図2,図9に示すごとく,引き戸42,43の閉止
時には引き戸の上記側端が,上記入り込み段部151に
よって隠され,中間取付け用部材15における引き戸の
戸締り状態が確実になると共に,正面の外観性も向上す
る。
【0033】また,本例における収納装置10において
は,上記のごとく,位置決め溝11〜13に沿って,任
意の位置に支持固定部材2を固定することができる。そ
のため,図10A,B,Cに示すごとく,上り框5の高
さが異なっても,床面51からの任意の所定高さH(例
えば70cm)に,手摺り20を容易に取付けることが
できる。また,図11A,B,Cに示すごとく,上り框
5の高さKが同じ場合でも,手摺り利用者の希望や使用
状態に応じて任意の高さに手摺り20を取付けることが
できる。
は,上記のごとく,位置決め溝11〜13に沿って,任
意の位置に支持固定部材2を固定することができる。そ
のため,図10A,B,Cに示すごとく,上り框5の高
さが異なっても,床面51からの任意の所定高さH(例
えば70cm)に,手摺り20を容易に取付けることが
できる。また,図11A,B,Cに示すごとく,上り框
5の高さKが同じ場合でも,手摺り利用者の希望や使用
状態に応じて任意の高さに手摺り20を取付けることが
できる。
【0034】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,実際の
使用状態を考慮して,手摺りの取付け高さを任意かつ容
易に定めることができると共に意匠性にも優れた収納装
置を提供することができる。
使用状態を考慮して,手摺りの取付け高さを任意かつ容
易に定めることができると共に意匠性にも優れた収納装
置を提供することができる。
【図1】実施形態例1における,手摺り付き収納装置の
正面図。
正面図。
【図2】図1のA−A線矢視断面図。
【図3】図1の要部拡大図。
【図4】実施形態例1における,収納装置の側面図。
【図5】実施形態例1における,左右両端部の取付け用
部材の斜視図。
部材の斜視図。
【図6】実施形態例1における,中間取付け用部材の斜
視図。
視図。
【図7】実施形態例1における,支持固定部材の側面
図。
図。
【図8】実施形態例1における,取付け用部材に支持固
定部材を固定した状態の要部正面図。
定部材を固定した状態の要部正面図。
【図9】実施形態例1における,取付け用部材に支持固
定部材を固定した状態の要部断面図。
定部材を固定した状態の要部断面図。
【図10】実施形態例1における,異なる高さの上り框
の場合の手摺りの位置の説明図。
の場合の手摺りの位置の説明図。
【図11】実施形態例1における,同じ高さの上り框の
場合の手摺りの位置の説明図。
場合の手摺りの位置の説明図。
1...取付け用部材, 10...収納装置, 11,12,13...位置決め溝, 15...中間取付け用部材, 2...支持固定部材, 20...手摺り, 26...手摺り棒, 25...固定用穴, 41〜44...引き戸, 5...上り框,
Claims (6)
- 【請求項1】 下駄箱,玄関収納箱などに手摺りを取付
けてなる手摺り付きの収納装置において,該収納装置
は,上記手摺りの支持固定部材を取付けるための取付け
用部材を有し,かつ該取付け用部材は上記支持固定部材
を取付ける際にビス等の固定具を固定する固定相当位置
に,上下方向に沿った位置決め溝を設けてなることを特
徴とする収納装置。 - 【請求項2】 請求項1において,上記位置決め溝は,
取付け用部材の上端から下端まで設けてあることを特徴
とする収納装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2において,上記位置決め
溝は3本併列して設けてあることを特徴とする収納装
置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
上記位置決め溝は,V字形を有していることを特徴とす
る収納装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項において,
上記取付け用部材は,収納装置の左右両端部に設けてあ
ることを特徴とする収納装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項において,
上記収納装置は引き戸を有し,該引き戸よりも前面に上
記取付け用部材が設けてあり,該取付け用部材のうち,
左右両端部以外の中間部に配設してある中間取付け用部
材は,その左右側面に,左右の引き戸の側端が入り込
む,入り込み段部を有することを特徴とする収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000270384A JP2002078543A (ja) | 2000-09-06 | 2000-09-06 | 収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000270384A JP2002078543A (ja) | 2000-09-06 | 2000-09-06 | 収納装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002078543A true JP2002078543A (ja) | 2002-03-19 |
Family
ID=18756834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000270384A Pending JP2002078543A (ja) | 2000-09-06 | 2000-09-06 | 収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002078543A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006200246A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Matsuroku Kk | 手摺り棒 |
JP2007002622A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 階段の手摺取付構造 |
-
2000
- 2000-09-06 JP JP2000270384A patent/JP2002078543A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006200246A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Matsuroku Kk | 手摺り棒 |
JP2007002622A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 階段の手摺取付構造 |
JP4544058B2 (ja) * | 2005-06-27 | 2010-09-15 | パナソニック電工株式会社 | 階段の手摺取付構造 |
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