JP2002078027A - 無線ネットワークシステム - Google Patents

無線ネットワークシステム

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JP2002078027A
JP2002078027A JP2000268264A JP2000268264A JP2002078027A JP 2002078027 A JP2002078027 A JP 2002078027A JP 2000268264 A JP2000268264 A JP 2000268264A JP 2000268264 A JP2000268264 A JP 2000268264A JP 2002078027 A JP2002078027 A JP 2002078027A
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JP
Japan
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wireless
network system
identification code
wireless network
storage medium
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Application number
JP2000268264A
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English (en)
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Tsuguro Honma
嗣朗 本間
Yoshio Horiike
良雄 堀池
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、無線ネットワークシステムを構成
する機器同士の無線通信を中継する無線機器について、
記憶媒体により登録ミスがなく簡単に機器識別符号を登
録することを課題とするものである。 【解決手段】 使用者が無線ネットワークを構成する場
合、無線機器1aから1cをそれぞれ端末装置6aから
6cと接続するが、この時点ではまだ無線機器1aから
1cには各無線機器を識別するための機器識別符号が設
定されていない。次に使用者は各無線機器1aから1c
にお互い重複しないユニークな機器識別符号を記憶した
記憶媒体8aから8cを無線機器1aから1cの情報読
込手段7aから7cにそれぞれ挿入する。従って無線ネ
ットワークシステムにおいて複数の無線機器に同一の機
器識別符号が設定されて無線誤送信をすることを防止で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線ネットワーク
システムを構成する機器同士の無線通信を中継する無線
機器に関し、特に記憶媒体により登録ミスがなく簡単に
機器識別符号を登録する無線ネットワークシステムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の無線ネットワークシステ
ムでは、コードレス電話機など無線ネットワークシステ
ムを構成するような無線機器としてのコードレス電話機
の親機や子機へ自分宛の無線通信かどうかを区別するた
めの機器識別符号を工場出荷時に書き込み、設置場所で
の登録は不要としている。もし機器識別符号がコードレ
ス電話機に登録されてなければ、子機が複数台ある場合
には違う、親機が子機を呼び出したいときに子機を区別
することができない。
【0003】また新たに無線ネットワークシステムにコ
ードレス電話機の子機を追加する場合には、製造元へコ
ードレス電話機の親機と複数の子機を送り、工場にて無
線システム識別符号や機器識別符号の再登録する必要が
あった。無線システム識別符号は、無線の届く範囲に同
一種のコードレス電話機ある場合に、そのコードレス電
話機への無線着信でない無線を受信してしまうことを防
ぐものである。
【0004】また設置場所で登録する無線機器で構成さ
れる無線ネットワークにおいては、無線機器間同士で無
線システム識別符号や機器識別符号の登録をするための
ボタンを備え、設置者によりボタンが押されると互いに
無線通信をして登録処理をするものが一般的である。こ
の一般的な無線ネットワークシステムの構成図は図5に
示すようになる。また図6に無線ネットワークシステム
の無線機器部分のブロック構成図、図7に無線ネットワ
ークシステムの通信シーケンス図を示す。
【0005】図5に示すように無線ネットワークシステ
ムは、無線機器11a、11bとネットワークシステム
内で情報のやりとりをおこなう端末装置6a、6bから
構成されている。ここで無線機器11a、11bを図4
により説明すると、無線機器11aの情報記憶手段5に
は、あらかじめ無線システム識別符号と自分の機器識別
符号が登録済みで、かつスレーブである無線機器11b
へ無線システム識別符号と自分の機器識別符号を通知す
るマスタとする。また無線機器11bはマスタである無
線機器11aから無線システム識別符号を受信してこれ
を情報記憶手段5bへ登録するスレーブである。また各
無線機器11a、11bの無線機器部分のブロック構成
図を図6に示す。
【0006】図6において、11は無線ネットワークシ
ステムを構成するための無線機器、2は無線ネットワー
クシステムとして構成されている無線機器11a、11
bと無線電文の送受信をする無線通信手段、3はネット
ワークシステム内で情報のやり取りをおこなう機器6と
の有線通信をする有線通信手段、4は無線通信手段2と
有線通信手段3とを制御すると共に情報記憶手段5から
機器識別符号を読み込んで、この機器識別符号以外の無
線電文の受信をおこなわない制御をする通信制御手段、
5はあらかじめ書き込まれたユニークな無線システム識
別符号と機器識別符号を記憶している情報記憶手段、6
は無線機器11を介してネットワークシステム内で通信
をおこなう機器、10は無線機器11に備え、無線通信
により無線システム識別符号や機器識別符号の情報のや
り取りを設置者が要求するための登録要求スイッチであ
る。
【0007】次に図5を参照して一般的な無線ネットワ
ークシステムの動作を説明する。設置者が無線機器11
a、11bをそれぞれ機器6a、6bに接続したのち、
無線機器11a、11bを通信可能にするためにはお互
いの機器識別符号と無線システム識別符号の登録作業を
する必要がある。一般的な登録作業例として図7を用い
てこれを説明する。図5、図6、図7において、設置者
は無線機器11a、11bの設置が完了するとそれぞれ
の無線機器11a、11bの登録要求スイッチ手段10
a、10bを押す(701、702)。登録要求スイッ
チ手段10a、10bが押されると通信制御手段4a、
4bがこれを検知し登録モードへ移行する。マスタの無
線機器11aの通信制御手段4aは情報記憶手段5aに
記憶されている無線システム識別符号と自分の機器識別
符号を無線通信手段2aによってあらかじめ決められた
システム設定用の無線チャネルを使って無線システム識
別符号・機器識別符号登録電文703を無線送信する。
スレーブの無線機器11bでは登録モードに移行してい
るため、システム設定用の無線チャネルの無線受信待ち
なので、無線機器11aからの無線電文を無線通信手段
2bで受信しこれを通信制御手段4bに送信する。通信
制御手段4bでは受信して無線システム識別符号と無線
機器11aの機器識別符号を情報記憶手段5bに書き込
み、無線機器11bは自分の機器識別符号の入った機器
識別符号登録電文704を無線機器11aへ送信して登
録モードを終了する。機器識別符号登録電文704によ
り無線機器11bの機器識別符号を無線機器11aは受
信すると、これを情報記憶手段5aに書き込んで登録モ
ードを終了する。
【0008】機器6aが機器6bと通信する場合、機器
6aは無線機器11aの有線通信手段3aに無線送信電
文705を送信する。これを無線機器11aが受信する
と通信制御手段4aは情報記憶手段5aに記憶されてい
る無線システム識別符号と無線機器11bの機器識別符
号を送信先として無線要求電文706のヘッダ部分に付
与して無線送信する。無線機器11bでは情報記憶手段
5bに記憶されている無線システム識別符号と自分の機
器識別符号が無線通信手段2bが受信した無線要求電文
706のヘッダ部分と一致すればこれを受信し通信制御
手段4bに送信する。通信制御手段4bは有線通信手段
3bを介して機器6bへ無線受信電文707に受信した
無線電文の内容を送信する。そして機器6bはその応答
の内容を無線送信電文708で無線機器11bに送信す
る。無線機器11bでは機器6bから受信した無線送信
電文708の内容を、情報記憶手段5bに記憶されてい
る無線システム識別符号と無線機器11aの機器識別符
号をヘッダ部分に付与して無線応答電文709により無
線通信手段2bを制御して無線送信する。これを無線受
信した無線機器11aは有線通信手段2aを介して、そ
の電文内容を無線受信電文710に入れて機器6aへ送
信する。これにより機器6aと機器6bは相互に無線通
信することが可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の無線ネットワークシステムでは、無線機器を設置する
ときに登録要求スイッチをマスタとスレーブである無線
機器の登録要求スイッチを押すことで無線システム識別
符号と送信先の機器識別符号を無線通信により登録しな
いとお互い通信ができなかった。そのため設置者にとっ
て設置作業は面倒かつ複雑で、短時間で正確に作業を終
えることは困難であった。
【0010】また無線ネットワークシステムに新規にス
レーブとしての無線機器が追加される毎に、マスタの無
線機器は新規に追加されたスレーブとしての無線機器と
登録通信をおこなう必要があるが、マスタとしての無線
機器には無線ネットワークシステムを構成する無線アダ
プタ数が多くなりすぎて通信輻輳状態にならないように
管理するための処理が必要である課題を有している。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、無線ネットワークシステムを構成する複数の
無線機器と、前記無線機器が自分宛の無線電文を区別し
て受信するための機器識別符号をあらかじめ登録してい
る複数の記憶媒体とからなり、複数の前記記憶媒体は同
一無線ネットワークシステムにおいてお互い重複しない
ユニークな機器識別符号を記憶している情報記憶手段を
それぞれ有し、前記無線機器は無線ネットワークシステ
ムを構成している別の無線機器と無線電文の送受信をす
る無線通信手段と、無線ネットワークシステム内で情報
のやり取りをおこなう機器と有線通信する有線通信手段
と、記憶媒体と接続することで情報記憶手段に登録して
いる機器識別符号を読み込む情報読込手段と、前記無線
通信手段と前記有線通信手段とを制御すると共に、前記
情報読込手段が読み込んだ機器識別符号と無線受信電文
における電文受信先を指定するための受信先機器識別符
号が一致するなら無線受信電文を受信して電文解析する
通信制御手段とを備えたものである。
【0012】上記発明によれば、一つの無線ネットワー
クシステムを構成するための無線機器に接続する複数の
記憶媒体にそれぞれ重複しない機器識別符号をあらかじ
め登録してあるので、無線ネットワークシステムにおい
て複数の無線機器に同一の機器識別符号が設定されて、
無線送信電文が本来送信した無線機器宛だけでなく、別
の同一の機器識別符号を設定されてしまった無線機器に
誤送信をすることを防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、無線ネットワークシス
テムを構成する複数の無線機器と、前記無線機器が自分
宛の無線電文を区別して受信するための機器識別符号を
あらかじめ登録している複数の記憶媒体とからなり、複
数の前記記憶媒体は同一無線ネットワークシステムにお
いてお互い重複しないユニークな機器識別符号を記憶し
ている情報記憶手段をそれぞれ有し、前記無線機器は無
線ネットワークシステムを構成している別の無線機器と
無線電文の送受信をする無線通信手段と、無線ネットワ
ークシステム内で情報のやり取りをおこなう機器と有線
通信する有線通信手段と、記憶媒体と接続することで情
報記憶手段に登録している機器識別符号を読み込む情報
読込手段と、前記無線通信手段と前記有線通信手段とを
制御すると共に、前記情報読込手段が読み込んだ機器識
別符号と無線受信電文における電文受信先を指定するた
めの受信先機器識別符号が一致するなら無線受信電文を
受信して電文解析する通信制御手段とを備えた。
【0014】そして一つの無線ネットワークシステムを
構成するための無線機器に接続する複数の記憶媒体にそ
れぞれ重複しない機器識別符号をあらかじめ登録してあ
るので、無線ネットワークシステムにおいて複数の無線
機器に同一の機器識別符号が設定されて、無線送信電文
が本来送信した無線機器宛だけでなく、別の同一の機器
識別符号を設定されてしまった無線機器に誤送信をする
ことを防止できる。
【0015】また、記憶媒体の情報記憶手段は機器識別
符号だけでなく、複数の無線ネットワークシステムを区
別するためのユニークな無線システム識別符号も記憶し
た特徴を有した。
【0016】そして、記憶媒体の情報記憶手段に機器識
別符号だけでなく、複数の無線ネットワークシステムを
区別するためのユニークな無線システム識別符号も記憶
することで無線機器への無線システム識別符号の設置時
の設定が不要となり設置作業が楽になる。
【0017】また、あらかじめ無線機器の最大数が定め
られた無線ネットワークシステムを構成するための記憶
媒体において、前記記憶媒体の情報記憶手段にあらかじ
め登録する無線システム識別符号は同一の無線ネットワ
ークシステムを構成する記憶媒体のみ同じものとした特
徴を有した。
【0018】そして、あらかじめ無線ネットワークシス
テムで構成する無線機器数が決めて、その無線機器に接
続する数量だけの記憶媒体に無線システム識別符号を登
録することで、規格等で定められた数量以上の無線機器
で無線ネットワークシステムを構成することを防止する
ことができる。
【0019】また、記憶媒体は標準規格に準拠したメデ
ィアである特徴を有した。
【0020】そして、記憶媒体はSDカード、コンパク
トフラッシュ等の標準規格に準拠したメディアを使用す
ることで、記憶媒体の価格を安くすることができる。
【0021】また、無線機器の情報読込手段に記憶媒体
が接続されていない場合には、前記無線機器の設置者に
記憶媒体の接続を促す表示をする未登録表示手段を備え
た。
【0022】そして、使用者が無線機器を設置時に記憶
媒体の接続を忘れても、未登録表示手段により接続し忘
れを使用者に知らせることで記憶媒体の未接続を防ぎ、
確実に無線機器の設置作業を完了させることができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0024】(実施例1)図1に本発明の実施例1にお
ける無線ネットワークシステムの構成図、また図2は本
実施例における無線機器部分のブロック構成図、図3に
は本実施例における通信シーケンス図を示す。
【0025】図1において、1a〜1cは無線ネットワ
ークシステムを構成する無線機器、6a〜6cは無線機
器1a〜1cを介してネットワークシステム内で通信を
おこなう機器、7a〜7cは記憶媒体8a〜8cと接続
することで機器識別符号を読み込む情報読込手段、8a
〜8cは無線機器1a〜1cが自分宛の無線電文を区別
して受信するための機器識別符号をあらかじめ登録して
いる記憶媒体である。
【0026】図2において、1は無線ネットワークシス
テムを構成する無線機器、2は無線ネットワークシステ
ムを構成している別の無線機器1と無線電文の送受信を
する無線通信手段、3は無線ネットワークシステム内で
情報のやり取りをおこなう機器6と有線通信する有線通
信手段、4は無線通信手段2と有線通信手段3とを制御
すると共に、情報読込手段7が読み込んだ機器識別符号
と無線受信電文の受信先機器識別符号が一致するなら無
線受信電文を受信して電文解析する通信制御手段、5は
同一無線ネットワークシステムにおいてお互い重複しな
いユニークな機器識別符号を記憶している情報記憶手
段、6は無線機器1を介してネットワークシステム内で
通信をおこなう機器、7は記憶媒体8と接続することで
情報記憶手段5に登録している機器識別符号を読み込む
情報読込手段、8は無線機器1が自分宛の無線電文を区
別して受信するための機器識別符号をあらかじめ登録し
ている記憶媒体である。
【0027】次に動作、作用について説明する。使用者
が図1のような無線ネットワークを構成する場合、無線
機器1aから1cをそれぞれ端末装置6aから6cと接
続する。この時点ではまだ無線機器1aから1cには各
無線機器を識別するための機器識別符号が設定されてい
ない。次に使用者は各無線機器1aから1cにお互い重
複しないユニークな機器識別符号を記憶した記憶媒体8
aから8cを、無線機器1aから1cの情報読込手段7
aから7cにそれぞれ挿入する。
【0028】そのときの無線機器1aの動作を図2の無
線機器1のブロック構成図によって説明する。図2にお
いて情報読込手段7に記憶媒体8が接続されると、接続
されたことを情報読込手段7は通信制御手段4に通知す
る。無線機器1に接続されている機器6が無線ネットワ
ークを構成している他の機器6と通信する場合、機器6
は送信要求電文601を有線通信手段に送信する。この
送信要求電文601を受信した通信制御手段4は情報読
込手段7を介して記憶媒体8における情報記憶手段5か
ら機器識別符号を読みとり受信した送信要求電文601
の送信データを送信するための無線電文のヘッダ部分に
おけるどの無線機器1が送信したかどうかを識別するた
めの機器識別符号のデータに、情報記憶手段5に登録し
ている機器識別符号を付加して無線通信手段2により無
線要求電文602を送信する。
【0029】次に他の機器6から無線応答電文605の
無線送信があった場合、無線通信手段2は無線電文の取
り込みをおこない通信制御手段4へ送信する。通信制御
手段4では受信した無線電文のヘッダ部分にある送信先
を指定するための機器識別符号のデータと、情報読込手
段7を介して情報記憶手段5に登録された機器識別符号
とを照合する。もし不一致ならば受信した無線応答電文
605を破棄する。一致したならば受信した無線応答電
文605から受信データを抜き出して、機器6に有線通
信手段3を介して無線受信電文606を送信する。これ
により無線ネットワークシステムにおいて機器6はお互
いが通信可能となる。そして記憶媒体8の情報記憶手段
5にあらかじめ登録されているお互い重複しないユニー
クな機器識別符号を無線機器間の通信で使用するため機
器識別符号の重複による無線誤送信を防止することがで
きる。なお無線機器1b、1cの動作についても同様で
ある。
【0030】(実施例2)本発明の実施例2における無
線ネットワークシステムの構成図は図1、また無線機器
部分のブロック構成図は図2、通信シーケンス図は図3
を引き続き参照する。図2において、記憶媒体8の情報
記憶手段5は機器識別符号だけでなく、複数の無線ネッ
トワークシステムを区別するためのユニークな無線シス
テム識別符号も記憶した特徴を有する。なお、実施例2
と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0031】次に動作、作用について説明する。家庭内
に複数の無線ネットワークシステムを構成するために
は、お互いの無線ネットワークを区別するための無線シ
ステム識別符号が必要となってくる。図1のように同一
の無線ネットワークシステムを構成する記憶媒体8aか
ら8cにはあらかじめ同じ無線システム識別符号を登録
しておく。図3において、無線機器1bが無線要求電文
602を送信すると、無線電文のヘッダ部分にある送信
先を指定するための無線システム識別符号のデータと、
情報読込手段7を介して情報記憶手段5に登録された無
線システム識別符号とを照合する。もし不一致ならば受
信した無線要求電文602を破棄する。一致したならば
受信した無線要求電文602から受信データを抜き出し
て、端末機器6に有線通信手段3を介して無線応答電文
605を送信する。
【0032】これによって無線機器への無線システム識
別符号の設置時の設定が不要となり設置作業が楽にな
る。
【0033】(実施例3)本発明の実施例3における無
線ネットワークシステムの構成図は図1、また無線機器
部分のブロック構成図は図2、通信シーケンス図は図3
を引き続き参照する。図2において、あらかじめ無線機
器1の最大数が定められた無線ネットワークシステムを
構成するための記憶媒体8において、記憶媒体8の情報
記憶手段5にあらかじめ登録する無線システム識別符号
は同一の無線ネットワークシステムを構成する記憶媒体
8のみ同じものとした特徴を有する。なお、実施例2と
同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0034】次に動作、作用について説明する。無線機
器1の製造メーカーが無線ネットワークシステムを構成
する無線機器1は3台までと制限したい場合には、同一
の無線システム識別符号が登録された記憶媒体8を3台
分だけ用意する。もし使用者が無線機器1を4台所有し
ていたとしても、同一の無線システム識別符号が登録さ
れた記憶媒体8は3台分しかないため、図1に示すよう
に無線機器1aから1cによる3台でしか無線ネットワ
ークシステムを構成することができない。よって規格等
で定められた数量以上の無線機器1で無線ネットワーク
システムを構成することを防止することができる。
【0035】(実施例4)本発明の実施例4における無
線ネットワークシステムの構成図は図1、また無線機器
部分のブロック構成図は図2、通信シーケンス図は図3
を引き続き参照する。図2において、記憶媒体8はSD
カード、コンパクトフラッシュ等の標準規格に準拠した
メディアである。なお、実施例3と同一符号のものは同
一構造を有し、説明は省略する。
【0036】次に動作、作用について説明する。図2に
おいて、記憶媒体8はSDカード、コンパクトフラッシ
ュ、スマートメディア、マルチメディアカードの標準規
格に準拠したメディアを使用して、機器識別符号や無線
システム識別符号を登録しておく。これにより記憶媒体
8の価格を安くなり無線ネットワークシステムの全体的
なコストを下げることができる。
【0037】(実施例5)本発明の実施例5における無
線ネットワークシステムの構成図は図1に示す。また無
線機器のブロック構成の構成図は図4、通信シーケンス
図は図3を引き続き参照する。図4において、無線機器
1の情報読込手段7に記憶媒体8が接続されていない場
合には、無線機器1の設置者に記憶媒体8の接続を促す
表示をLEDの光やスピーカーから発する音にておこな
う未登録表示手段9を備える。なお、実施例4と同一符
号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0038】次に動作、作用について説明する。使用者
が図1のような無線ネットワークを構成する場合、無線
機器1aから1cをそれぞれ端末装置6aから6cと接
続するが、この時点ではまだ無線機器1aから1cには
各無線機器を識別するための機器識別符号が設定されて
いない。次に使用者は各無線機器1aから1cにお互い
重複しないユニークな機器識別符号を記憶した記憶媒体
8aから8cを、無線機器1aから1cの情報読込手段
7aから7cにそれぞれ挿入する必要があるが、これが
挿入されていない時には、未登録表示手段9は記憶媒体
8が挿入されていないことを使用者にLEDによる発光
やスピーカーからの音によりこれを通知する。これによ
って使用者が無線機器1を設置時に記憶媒体8の接続を
忘れても、未登録表示手段9により接続し忘れを使用者
に知らせることで記憶媒体8の未接続を防ぎ、確実に無
線機器1の設置作業を完了させることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無線ネット
ワークシステムによれば、次のような効果が得られる。
【0040】(1)一つの無線ネットワークシステムを
構成するための無線機器に接続する複数の記憶媒体にそ
れぞれ重複しない機器識別符号をあらかじめ登録してあ
るので、無線ネットワークシステムにおいて複数の無線
機器に同一の機器識別符号が設定されて、無線送信電文
が本来送信した無線機器宛だけでなく、別の同一の機器
識別符号を設定されてしまった無線機器に誤送信をする
ことを防止できるという効果がある。
【0041】(2)記憶媒体の情報記憶手段に機器識別
符号だけでなく、複数の無線ネットワークシステムを区
別するためのユニークな無線システム識別符号も記憶す
ることで無線機器への無線システム識別符号の設置時の
設定が不要となり設置作業が楽になるという効果があ
る。
【0042】(3)あらかじめ無線ネットワークシステ
ムで構成する無線機器数が決めて、その無線機器に接続
する数量だけの記憶媒体に無線システム識別符号を登録
することで、規格等で定められた数量以上の無線機器で
無線ネットワークシステムを構成することを防止するこ
とができるという効果がある。
【0043】(4)記憶媒体はSDカード、コンパクト
フラッシュ等の標準規格に準拠したメディアを使用する
ことで、記憶媒体の価格を安くすることができるという
効果がある。
【0044】(5)使用者が無線機器を設置時に記憶媒
体の接続を忘れても、未登録表示手段により接続し忘れ
を使用者に知らせることで記憶媒体の未接続を防ぎ、確
実に無線機器の設置作業を完了させることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1から5における無線ネットワ
ークシステムの構成図
【図2】同実施例1から4における無線機器部分のブロ
ック構成図
【図3】同実施例1から5における通信シーケンス図
【図4】本発明の実施例5における無線機器部分のブロ
ック構成図
【図5】従来の無線ネットワークシステムの構成図
【図6】従来の無線機器部分のブロック構成図
【図7】従来の無線ネットワークシステムの通信シーケ
ンス図
【符号の説明】
1 無線機器 2 無線通信手段 3 有線通信手段 4 通信制御手段 5 情報記憶手段 6 機器 7 情報読込手段 8 記憶媒体 9 未登録表示手段 10 登録要求スイッチ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 CB06 DA17 DB12 EC03 5K067 AA34 BB02 BB21 DD17 DD51 EE02 EE10 EE25 FF23 FF25 HH22 HH23 HH32

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線ネットワークシステムを構成する複
    数の無線機器と、前記無線機器が自分宛の無線電文を区
    別して受信するための機器識別符号をあらかじめ登録し
    ている複数の記憶媒体とからなり、複数の前記記憶媒体
    は同一無線ネットワークシステムにおいてお互い重複し
    ないユニークな機器識別符号を記憶している情報記憶手
    段をそれぞれ有し、前記無線機器は無線ネットワークシ
    ステムを構成している別の無線機器と無線電文の送受信
    をする無線通信手段と、無線ネットワークシステム内で
    情報のやり取りをおこなう機器と有線通信する有線通信
    手段と、記憶媒体と接続することで情報記憶手段に登録
    している機器識別符号を読み込む情報読込手段と、前記
    無線通信手段と前記有線通信手段とを制御すると共に、
    前記情報読込手段が読み込んだ機器識別符号と無線受信
    電文における電文受信先を指定するための受信先機器識
    別符号が一致するなら無線受信電文を受信して電文解析
    する通信制御手段とを備えた無線ネットワークシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 記憶媒体の情報記憶手段は機器識別符号
    だけでなく、複数の無線ネットワークシステムを区別す
    るためのユニークな無線システム識別符号も記憶した請
    求項1記載の無線ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 あらかじめ無線機器の最大数が定められ
    た無線ネットワークシステムを構成するための記憶媒体
    において、前記記憶媒体の情報記憶手段にあらかじめ登
    録する無線システム識別符号は同一の無線ネットワーク
    システムを構成する記憶媒体のみ同じものとした請求項
    2記載の無線ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 記憶媒体はSDカード、コンパクトフラ
    ッシュ(登録商標)等の標準規格に準拠したメディアで
    ある請求項1から3のいずれか1項記載の無線ネットワ
    ークシステム。
  5. 【請求項5】 無線機器の情報読込手段に記憶媒体が接
    続されていない場合には、記憶媒体の接続を促す表示を
    する未登録表示手段を備えた請求項1から4のいずれか
    1項記載の無線ネットワークシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008538458A (ja) * 2005-02-11 2008-10-23 アクサルト・エス・アー スレーブデバイスがネットワークピアとなることを可能にするデータ通信のためのシステムおよび方法

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