JP2002078016A - 無線通信装置及び無線通信システム - Google Patents

無線通信装置及び無線通信システム

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JP2002078016A
JP2002078016A JP2000262795A JP2000262795A JP2002078016A JP 2002078016 A JP2002078016 A JP 2002078016A JP 2000262795 A JP2000262795 A JP 2000262795A JP 2000262795 A JP2000262795 A JP 2000262795A JP 2002078016 A JP2002078016 A JP 2002078016A
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JP2000262795A
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Takashi Iwasaki
俊 岩崎
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Original Assignee
Kyocera Corp
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声通信かデータ通信かを検出して符号化方
式を切り換えることにより、無線回線の効率的な利用が
図れる無線通信装置を提供する。 【解決手段】 音声信号又はデータ信号を所定の符号化
手段で符号化をして通信を行う無線通信装置において、
前記無線通信装置に外部から入力される通信種別識別信
号により、前記無線通信装置に入力される信号の種類を
判定し、送信する信号の種類によって圧縮率の異なる符
号化手段25、26により符号化して信号を送信する送
信手段を有することを特徴とする無線通信装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、音声通信とデータ
通信とを行う無線通信装置に関しを、特に音声通信とみ
なし音声によるデータ通信とが効率よく行えるWLL
(WirelessLocal Loop)システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル方式の無線通信では、音声通信
に最適化された符号化方式(コーデック)を用いて信号
を符号化することにより効率的にデータ量を削減して通
信を行う。またデジタル(データ)信号をモデムにてア
ナログ信号に変換してみなし音声として、音声信号と同
様に符号化して送受信することもできる。
【0003】一方、WLLシステムでは、交換機に接続
された無線基地局と、電話機に接続された加入者端末と
の間を無線回線で接続することにより、遠隔地であって
も電話線を敷設することなく、加入者電話網に接続され
た電話通信を提供できるものである。この無線回線は1
チャネルに複数の回線を収容して多重化するために、デ
ジタル方式の無線方式を用いることが多い。例えば、P
HS(パーソナル・ハンディホン・システム)方式を用
いて、32kbps−ADPCMコーデックにより音声
信号を圧縮・符号化して多重化することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したWLLシステ
ムでは、音声通信を行うことが主であるが、最近はモデ
ムを用いたみなし音声通信によりデータ通信を行う用途
も拡大しており、効率よくデータ通信ができるシステム
が望まれている。しかし、このWLLシステムにおい
て、データ通信を行う場合には以下のような問題があっ
た。
【0005】まず、みなし音声通信をする場合に、32
kbps−ADPCMのような音声の冗長度に適した圧
縮率の高いコーデックを用いると、みなし音声通信のア
ナログ信号を適切に圧縮することができず、通信速度が
極端に低下してしまう。一方、高速なデータ通信を実現
可能なコーデック(64kbps−PCM)を用いる
と、多くの情報量の伝送が必要であり、複数の無線チャ
ネル(タイムスロット)を使用してしまい、無線回線の
利用効率が悪くなってしまう。特に、音声通信時にも6
4kbps−PCMコーデックを用いると、常に無線回
線を無駄に使ってしまう。さらに、音声信号とデータ信
号とを最適な条件で通信する(例えば、データ信号をデ
ジタル信号として伝送する)ためには、音声用とデータ
用にそれぞれ専用の無線通信装置を使用して、通信方式
を変える必要があった。
【0006】本発明は、これから行われる通信が、音声
通信かデータ通信かを検出してデータの圧縮(符号化)
方式を切り換えることにより、高速なデータ通信を実現
しつつ、無線回線の効率的な利用が図れる無線通信装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、音声信号
又はデータ信号を所定の符号化手段で符号化をして通信
を行う無線通信装置において、前記無線通信装置に外部
から入力される通信種別識別信号(例えば、所定の周波
数のトーン信号)により、前記無線通信装置に入力され
る信号の種類(例えば、データ信号であるか否か)を判
定し、送信する信号の種類によって圧縮率の異なる符号
化手段(例えば、データ信号である場合には圧縮率の低
い符号化・復号化部26)により符号化して信号を送信
する送信手段を有することを特徴とする。
【0008】第2の発明は、音声信号又はデータ信号が
入力される入力手段(例えば、インターフェース変換部
28)と、前記信号を圧縮して符号化する、少なくとも
2種類の符号化手段(例えば、圧縮率の異なる符号化・
復号化部25、26)と、前記符号化された信号を送信
する無線部とを有する無線通信装置において、前記無線
通信装置に外部から入力される通信種別識別信号(例え
ば、所定の周波数のトーン信号)を検出する検出手段
(例えば、ベースバンド部23)と、前記検出手段によ
る検出結果に基づいて、前記無線通信装置に入力される
信号の種類(例えば、音声信号であるか、データ信号で
あるか)を判定する判定手段(例えば、ベースバンド部
23)と、前記判定手段の判定結果により、前記符号化
手段を切り換える切換手段(例えば、切替部24、2
7)とを有することを特徴とする。
【0009】なお、第1、第2の発明において、前記通
信種別識別信号により通信相手方装置に対して自装置が
コーデックを切り替えることを意味する(又は通信相手
方装置にコーデックを切り替えることを要求する)コー
デック切替信号を送信するように構成することもでき
る。
【0010】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、前記無線通信機は第1の符号化手段(例えば、AD
PCMコーデック)と第2の符号化手段(例えば、PC
Mコーデック)とを有し、前記通信種別識別信号によ
り、前記第2の符号化手段により符号化をした信号の送
信を開始した後に、前記第1の符号化手段による符号化
した信号の送信を停止するように制御する制御手段を有
することを特徴とする。
【0011】第4の発明は、第1〜第3の発明におい
て、前記入力信号が音声信号であるときは、入力された
音声信号をADPCM方式により符号化し、前記入力信
号がデータ信号であるときは、入力されたデータ信号を
PCM方式により符号化して信号を送信することを特徴
とする。
【0012】第5の発明は、第1〜第4の発明におい
て、前記無線通信装置はパーソナル・ハンディホン・シ
ステムにより通信をする無線通信装置であって、前記音
声信号が入力されて送信されるときには1つのスロット
を用いて送信し、前記データ信号が入力されて送信され
るときには2つのスロットを用いて送信することを特徴
とする。
【0013】第6の発明は、音声信号又はデータ信号が
加入者端末側から入力される端末装置と、加入者電話網
に接続される基地局装置とを備え、前記端末装置と前記
基地局装置との間で符号化された信号を伝送するデジタ
ル方式(例えば、PHS方式)の無線通信システムにお
いて、前記端末装置に前記加入者端末から通信種別識別
信号(例えば、所定の周波数のトーン信号)が入力され
ると、前記加入者端末側から入力される信号の符号化手
段を切り替えて前記基地局装置に信号を伝送するととも
に、前記基地局装置に第1のコーデック切替信号を送信
し、前記基地局装置は前記端末装置からの第1のコーデ
ック切替信号により復号化手段を切り替え、前記基地局
装置に前記加入者電話網側から通信種別識別信号(例え
ば、所定の周波数のトーン信号)が入力されると、前記
加入者電話網側からの信号の符号化手段を切り替えて前
記端末装置に伝送するとともに、前記端末装置に第2の
コーデック切替信号を送信し、前記端末装置は前記基地
局装置からの第2のコーデック切替信号により復号化手
段を切り替えることを特徴とする。
【0014】第7の発明は、第6の発明において、前記
端末装置は、前記基地局装置側から通信種別識別信号が
入力されると、前記基地局装置からの信号の復号化手段
を切り替えて信号を受信し、前記基地局装置は、前記端
末装置側から通信種別識別信号が入力されると、前記端
末装置からの信号の復号化手段を切り替えて信号を受信
することを特徴とする。
【0015】第8の発明は、第6又は7の発明におい
て、前記端末装置及び前記基地局装置は第1の符号化手
段(例えば、ADPCMコーデック)と第2の符号化手
段(例えば、PCMコーデック)とを有し、前記通信種
別識別信号により、前記第2の符号化手段により符号化
した信号の送信を開始した後に、前記第1の符号化手段
により符号化した信号の送信を停止するように制御する
制御手段を有することを特徴とする。
【0016】
【発明の作用および効果】本発明では、入力信号の種類
によって異なる符号化手段により信号を符号化して送信
(伝送)するように構成したので、ユーザーは音声通信
とデータ通信との切替を考慮する必要がない。また、デ
ータ通信時に音声通信時より圧縮率の低い符号化手段を
用いて信号を符号化して通信をすることから、データ通
信の速度を向上させることができるとともに、音声通信
時に無線リソース(チャネル、スロット)を無駄に使用
することがない。
【0017】特に、第3、第8の発明では、新しい符号
化手段により符号化した信号の送信を開始した後に、従
来の符号化手段により符号化した信号の送信を停止する
ように構成したので、一定期間両者が重複して送信され
ることから、符号化手段の切替時に通信が中断すること
がなく、信号の連続性を確保することができる。
【0018】また、第4、第5の発明では、音声信号を
ADPCM方式により符号化し、データ信号をPCM方
式により符号化するように構成したので、PHS方式に
おいては、音声通信では1スロットを使用し、データ通
信では2スロットを使用して通信できることから、常に
最適な無線リソースを活用することができる。特に、3
2kbps−ADPCMと64kbps−PCMとのよ
うに伝送速度が整数倍の関係にあるコーデックを用いる
と、圧縮率の低いコーデックを用いる場合に複数のチャ
ネル(タイムスロット)を使用する場合でも伝送容量に
無駄が生じることがない。
【0019】また、第7の発明では、通信相手側からの
通信種別識別信号により復号化手段を切り替えて信号を
受信するように構成したので、より確実に、簡単な構成
で復号化手段を切り替えることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明が適用されるWLLシステ
ム全体の構成図である。
【0022】加入者電話網(PSTN)に接続された交
換機1には基地局装置(BS)10が接続されている。
基地局装置10は、端末装置(SU)20とPHS(パ
ーソナル・ハンディ・ホン)方式による無線回線により
通信をすることができるように構成されており、通常は
局舎(例えば電話局)内に交換機1とともに設置され
る。
【0023】端末装置20は、交換機1(無線基地局装
置10)から数キロメートル〜数十キロメートル離れた
地点に設置される電話機2の近傍に設置される。また、
端末装置20と基地局装置10との間は無線回線で接続
されており、電話線を敷設することなく遠隔地において
も電話通信のサービスを提供する。この端末装置20に
は、加入者端末として音声通信のために電話機2や、デ
ータ通信のためのモデム3、モデム3にデジタルのデー
タ信号を送信するパーソナルコンピュータ等のデータ端
末4が接続されている。モデム3はデータ端末4からの
デジタルのデータ信号をアナログ信号に変換して、デー
タ信号としてのみなし音声信号を端末装置20に送る。
【0024】電話機2に対して呼出があったときは、交
換機1は基地局装置10に着信先の電話番号を送信し、
基地局装置10は無線回線により着信先の電話機2が接
続されている端末装置20を呼び出し、加入者電話網と
電話機2とを接続する。一方、電話機2から発呼すると
きは、電話機2のオフフックを検出した端末装置20
は、基地局装置10を呼び出し、基地局装置10との間
に無線回線を設定して、交換機1を介して、電話機2を
加入者電話網に接続する。
【0025】図2は、本発明の実施の形態の端末装置2
0のブロック図である。
【0026】端末装置20はアンテナ21により基地局
装置10からの電波(下りの信号)を受信し、基地局装
置10に対して電波(上りの信号)を送信する。アンテ
ナ21で受信された基地局装置10からの下りの信号は
無線部(TRX)22にて周波数変換処理等をしてベー
スバンド部23に送られる。ベースバンド部23は検波
(復調)等のベースバンド処理をする。符号化・復号化
部25、26はベースバンド処理がされた信号を復号化
しアナログ信号に変換する。本実施の形態では送受信す
る信号の種類に応じて複数の符号化・復号化部25、2
6を有しており、ベースバンド部23により制御される
切替部24、27により切り替えられる。符号化・復号
化部25、26は、一方が音声信号の圧縮に適し、他方
がデータ信号の圧縮に適した圧縮率を有しており、本実
施の形態では後述するように、符号化・復号化部25が
32kbps−ADPCMコーデックを、符号化・復号
化部26が64kbps−PCMコーデックを用いて符
号化、復号化できるように構成されている。このように
ベースバンド部23は、後述するように基地局装置10
と連携をとりながら、伝送される信号の種類に応じてコ
ーデックを切り替える。符号化・復号化部25、26で
復号化された信号は、インターフェース変換部28に
て、電話機2が接続可能な、加入者回線と同レベルの信
号に変換され、電話機2、モデム3に供給される。
【0027】一方、電話機2からの音声信号は、インタ
ーフェース変換部28により内部信号のレベルに変換さ
れ、符号化・復号化部25、26により符号化されてベ
ースバンド部23を介して、無線部22に送られ変調、
高周波信号に変換の後、アンテナ21から基地局への上
りの信号として送信される。
【0028】ベースバンド部23は通信種別識別信号
(データ送信開始信号)を検出する手段を有し、モデム
3から所定のデータ送信開始信号が送信されてくると、
これを検出し、データ信号が入力されてくると判定した
ら、送信用(符号化用)コーデックを通常の音声通信に
適したADPCMコーデックから、データ通信に適した
PCMコーデックに切り替えるように切替部24、27
を動作させて、符号化・復号化部25から符号化・復号
化部26に切り替える。本実施の形態では、データ送信
開始信号に2.1kHzのトーン信号を用いている。こ
れに対応して、ベースバンド部23は検出手段として特
定周波数のトーン信号を検出するトーン検出手段を有し
ている。この2.1kHzのトーン信号はFAX、デー
タ通信等の非音声通信の最初に付加されるもので、電話
網において発生するエコーを除去するために網内に設け
られているエコーキャンセラを非動作状態にするために
用いられているものである。
【0029】また、このデータ送信開始信号としての
2.1kHzのトーン信号は、交換機1側から送られて
くることもある。ベースバンド部23は基地局装置10
からのトーン信号を受信すると受信用(復号化用)コー
デックを、APDCMコーデックから、データ通信に適
したPCMコーデックに切り替えるように切替部24、
27を動作させて、符号化・復号化部25から符号化・
復号化部26に切り替える。
【0030】このとき、コーデック切替中の一時期にお
いて、上りの信号と下りの信号とのコーデックが異な
る、すなわち送信用と受信用のコーデックが異なる場合
もあるが、そのときは送受動作に合わせて送信時と受信
時とでコーデックを切り替えるように構成すればよい。
【0031】この音声通信用のコーデックには、音声の
圧縮に最適化された圧縮率の高い32kbps−ADP
CM(適応デルタパルス符号化変調、Adaptive
Delta Palse Code Modulati
on)を、データ通信用のコーデックには、適用範囲が
広く、通常の電話回線でも用いられている64kbps
−PCM(パルス符号化変調、Palse Code
Modulation)を用いる。このとき64kbp
s−PCMは32kbps−ADPCMに比べてデータ
伝送量が2倍になるが、本実施の形態では基地局装置1
0と端末装置20との間の無線区間にPHS方式を用い
ているので、32kbps−ADPCMの場合には1ス
ロットを、64kbps−PCMの場合には2スロット
を用いることにより効率的に通信をすることができる。
すなわち、通信する信号の種類に応じて選択されるコー
デックが整数倍のデータ伝送量を有する関係にあれば、
伝送するタイムスロットを1又は複数使用することによ
り、常に過不足なく伝送容量を使用することができ、無
駄が生じることがない。
【0032】図3は、本発明の実施の形態の基地局装置
10のブロック図である。
【0033】基地局装置10は交換機1を介して加入者
電話網に接続されている。交換機1から基地局装置10
に入力された信号はインターフェース変換部11にてレ
ベル変換され、切替部12、15により選択された符号
化・復号化部13、14によって符号化され、ベースバ
ンド部16、無線部17で変調、逓倍、増幅等の処理が
されて、高周波信号としてアンテナ18から端末装置2
0に対して下りの信号として送信される。
【0034】一方、アンテナ18により受信された端末
装置20からの上りの信号は、無線部17にて周波数変
換、復調等の処理がされベースバンド部16に送られ、
検波(復調)等のベースバンド処理がされる。符号化・
復号化部13、14はベースバンド処理がされた信号を
復号化しアナログ信号に変換する。本実施の形態では基
地局装置10も端末装置20と同様に、送受信する信号
の種類に応じて圧縮率の異なる複数の符号化・復号化部
13、14を有しており、ベースバンド部16により制
御される切替部12、15により切り替えられる。符号
化・復号化部13は32kbps−ADPCMコーデッ
クを、符号化・復号化部14は64kbps−PCMコ
ーデックを用いて符号化、復号化できるように構成され
ている。復号化された信号は、インターフェース変換部
11にて、交換機1に入力可能なレベルに変換され、交
換機1に送られる。
【0035】基地局装置10のベースバンド部16も端
末装置20のベースバンド部23と同様に、特定周波数
のトーン信号を検出するトーン検出手段を有している。
ベースバンド部16は、交換機1(加入者電話網)側か
らデータ送信開始信号としての2.1kHzのトーン信
号が送信されてくると、この信号を検出し、後続する信
号がデータ信号であると判定し、コーデックを切り替え
るように切替部12、15を動作させる。すなわち、送
信用(符号化用)コーデックを通常の音声通信に適した
コーデック(ADPCM)から、データ通信にも適した
コーデック(PCM)に切り替えるように動作する。
【0036】また、この2.1kHzのトーン信号は、
端末装置20側から送られてくることもある。ベースバ
ンド部16は端末装置20からのデータ送信開始信号を
検出すると受信用(復号化用)コーデックを、データ通
信に適したコーデックに切り替えるように切替部12、
15を動作させて、符号化・復号化部13から符号化・
復号化部14に切り替える。
【0037】なお、前述した2.1kHzのトーン信号
とは別に、モデム3から端末装置20にデータ送信開始
信号を送出し、交換機1から基地局装置10にデータ送
信開始信号を送出してコーデックを切り替えるように構
成することもできる。
【0038】また、本実施の形態では、基地局装置10
及び端末装置20のベースバンド部16、23の両方に
データ送信開始信号としての2.1kHzのトーン信号
を検出するトーン検出回路を備えているが、基地局装置
10又は端末装置20の一方のベースバンド部にトーン
信号検出機能を持たせ、一方の装置で検出したトーン信
号に基づいて、他方の装置にコーデック切替を要求する
コーデック切替信号を送信するように構成してもよい。
【0039】さらに、基地局装置10及び端末装置20
のベースバンド部16、23の両方にトーン信号検出機
能を持たせ、それぞれ一方向のトーン信号のみを検出す
るように構成することも、両方向からのトーン信号を検
出するように構成してもよい。すなわち、基地局装置1
0は交換機1側から、端末装置20は加入者端末2、3
側からのトーン信号のみを検出して、自装置の符号化用
コーデックを切り替えるとともに、他方の装置にコーデ
ック切替信号を送信するように構成してもよい。
【0040】また、基地局装置10は交換機1側から、
端末装置20は加入者端末2、3側からのトーン信号を
検出して、自装置の送信用(符号化用)コーデックを切
り替え、基地局装置10は端末装置20側から、端末装
置20は基地局装置10側からのトーン信号を検出し
て、自装置の受信用(復号化用)コーデックを切り替え
るように構成することもできる。
【0041】図4は、本発明の第1の実施の形態の端末
装置20の符号化・復号化部の切替動作を示すフローチ
ャートである。
【0042】基地局装置10と端末装置20とは制御チ
ャネルで通信を確立した後に、通話チャネルで通信を開
始する。この通信開始時には両者は音声モードで通信を
行い、コーデックとして音声圧縮に適したADPCMを
用いる。(ステップS101)。
【0043】その後、端末装置20のベースバンド部2
3のトーン検出手段が、モデム3からの通信種別識別信
号としての2.1kHzのトーン信号を検出すると(ス
テップS102)、基地局装置10に対して、データ通
信用のコーデックに切り替えることを示すコーデック切
替信号を送信する(ステップS103)。端末装置20
は、基地局装置10がコーデック切替信号を受信したこ
とにより返送されてくる確認信号(ACK)を受信する
と(ステップS104)、データ通信モードに入る(ス
テップS105)。一方、基地局装置10が確認信号を
返送してこないと、コーデック切替信号を再送する(ス
テップS103、S104)。
【0044】データ通信モードに入った端末装置20は
符号化・復号化手段をPCMコーデックに切り替えて
(ステップS106)、PCMコーデックによりデータ
を符号化して、基地局装置10に対して送信する(ステ
ップS107)。また、端末装置20は、基地局装置1
0がデータを受信したことにより返送されてくる確認信
号(ACK)を受信するまでデータを再送する(ステッ
プS107 、S108)。
【0045】このステップS102における2.1kH
zのトーン信号の検出は、通信中いつでも行うようにす
ることもできるが、通信開始から所定時間内にトーン信
号が検出された場合にのみPCMコーデックに切り替え
るように構成してもよい。このように構成すると、音声
通話にデータ切替用と同一周波数のトーン信号が含まれ
ていたとしても、誤ってコーデックを切り替えてしまう
ことがない。
【0046】図5は、本発明の第1の実施の形態の端末
装置20と基地局装置10とのコーデックの切替を示す
手順図である。本図にはモデム3、端末装置(SU)2
0、基地局装置(BS)10における通信手順を示す。
【0047】モデム3はデータを送信する前に、加入者
電話網に向けて2.1kHzのトーン信号を発信する。
このトーン信号を検出した端末装置20は、基地局装置
10に対してコーデック切替信号を送信する。この切替
信号は、モデム3が発生して端末装置20を経由して基
地局装置10に送られる2.1kHzのトーン信号をそ
のまま用いてもよいが、本実施の形態のように制御チャ
ネルを使用して、トーン信号とは別個の制御信号として
送信してもよい。
【0048】この切替信号を受信した基地局装置10は
コーデックをPCMに切り替えて、端末装置20に対し
て確認信号(ACK)を返送する。この確認信号を受け
た端末装置20は、コーデックをPCMに切り替え、モ
デム3に対して確認信号を返送する。この確認信号を受
けたモデム3は、端末装置20に対してデータの送信を
開始する。
【0049】端末装置20は、モデム3からのデータを
PCMコーデックにて符号化し、基地局装置10に対し
てデータの送信を開始する。このデータを受けた基地局
装置10はPCMコーデックにて復号化して、交換機1
に送る。なお交換機1がデジタル交換機である場合には
PCMコーデックにて符号化されたデータのまま交換機
1に送信するように構成することもできる。データを受
信した基地局装置10は端末装置20に確認信号(AC
K)を返送する。
【0050】このように、第1の実施の形態において
は、音声通信時は音声に適合した圧縮率の高いコーデッ
ク(ADPCM)を用い、データ通信は適用範囲が広く
圧縮率の低いコーデック(PCM)を用いて信号を符号
化して通信をするので、常にADPCMコーデックを用
いる場合と比べて、データ転送速度を向上させることが
できる。また、常にPCMコーデックを用いる場合と比
べて、音声のように高圧縮が可能な場合は1スロットし
か使用せずに通信できることから、無線リソースを無駄
に使用することがない。
【0051】図6は、本発明の第2の実施の形態の端末
装置20と基地局装置10とのコーデックの切替を示す
手順図である。本図も図5と同様にモデム3、端末装置
(SU)20、基地局装置(BS)10における手順を
示す。
【0052】モデム3はデータを送信する前に、加入者
電話網に向けて2.1kHzのトーン信号を発信する。
このトーン信号を検出した端末装置20は、基地局装置
10に対してコーデック切替信号を送信する。この切替
信号を受信した基地局装置10は、端末装置20に対し
て確認信号(ACK)を返送する。この確認信号を受け
た端末装置20は、PCMコーデックを起動し、モデム
3に対して確認信号を返送する。この確認信号を受けた
モデム3は、端末装置20に対してデータの送信を開始
する。
【0053】端末装置20は、モデム3からの信号を2
つの符号化手段(ADPCM、PCM)により符号化
し、基地局装置10に対して複数のスロット(ADPC
Mで1スロット、PCMで2スロット)を用いてデータ
を送信する。このデータを受けた基地局装置10はAD
PCMコーデックとPCMコーデックとにより復号化し
て、信号を交換機1に渡す。なお交換機1がデジタル交
換機である場合にはPCMコーデックにより符号化され
たデータのまま交換機1にデータを送信することもでき
る。基地局装置10がPCMコーデックにより符号化さ
れた信号を正常に受信すると、ADPCMコーデックに
より符号化された信号の受信を停止し、PCMコーデッ
クにより符号化された信号を正常に受信できたことを意
味する確認信号(ACK)を端末装置20に返送する。
【0054】その後、端末装置20はADPCMコーデ
ックによる信号の符号化を停止し、ADPCMコーデッ
クにより符号化した信号の送信を停止し、基地局装置1
0とPCMコーデックにより符号化された信号によって
データを送信し、通信をする。
【0055】以上、図5、図6にて、端末装置20でモ
デム3からのトーン信号を検出して、基地局装置10に
コーデック切替信号を送信する構成を示したが、同様の
手順で、基地局装置10で交換機1側からのトーン信号
を検出して、端末装置20にコーデック切替信号を送信
するように構成することもできる。
【0056】また、基地局装置10で端末装置20を経
由したモデム3からのトーン信号と、端末装置20から
のコーデック切替信号とのいずれかを検出して、符号化
・復号化手段の切替動作を始めるように構成することも
できる。この場合、トーン信号とコーデック切替信号と
の一方の信号の受信に失敗しても、もう一方の信号でコ
ーデックを切り替えるので、確実にコーデックを切り替
えることができる。
【0057】図7は、本発明の第2の実施の形態のコー
デックの切替を説明する図である。
【0058】第2の実施の形態では、コーデックを切り
替える際に、送信側は2種類のコーデックにより符号化
された信号を重複して送信する。そして、受信側が切替
前に使用していたコーデック(ADPCM)により符号
化された信号の受信を停止した後に、このコーデックに
よる符号化を中止し、このコーデックにより符号化され
た送信を中止する。
【0059】本実施の形態ではPHS方式を用いて通信
をするので、32kbpsの伝送容量を持つ3つのスロ
ットを通信用に使用することができる。このうち第1ス
ロットで32kbps−ADPCMコーデックにて音声
を符号化して通信をしていたが、データ送信開始信号に
基づきPCMコーデックが起動し、第2、第3スロット
で64kbps−PCMコーデックにて符号化を開始す
る。その後、受信側でPCMコーデックにより符号化さ
れたデータが安定して受信できるようになると、ADP
CMコーデックにより符号化された信号のの送信を停止
して、第1スロットを開放する。
【0060】このように、第2の実施の形態において
は、コーデックの切替時において、ADPCMによる送
信と、PCMによる送信とを重複させて送信するように
構成したので、切替時に通信が中断することがなく、連
続性を保つことができる。
【0061】前述した実施の形態においては、PHS方
式にて通信を行う場合について説明したが、本発明は他
のTDMA方式にも適用することができる。例えば、P
DC方式において、ハーフレートで音声通信を行い、み
なし音声によるデータ通信の場合はフルレートを用いる
等である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるWLLシステム全体の構
成図である。
【図2】 本発明の実施の形態の端末装置のブロック図
である。
【図3】 同じく基地局装置のブロック図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の端末装置の動作
を示すフローチャートである。
【図5】 同じくの端末装置と基地局装置とのコーデッ
クの切替を示す手順図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態の端末装置と基地
局装置とのコーデックの切替を示す手順図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態のコーデックの切
替を示す説明する図である。
【符号の説明】
1 交換機 2 電話機 3 モデム 4 データ端末 10 基地局装置(BS) 11 インターフェース変換部 12 切替部 13 第1の符号化・復号化部(CODEC1) 14 第2の符号化・復号化部(CODEC2) 15 切替部 16 ベースバンド部(B/B) 17 無線部(TRX) 18 アンテナ 20 端末装置(SU) 21 アンテナ 22 無線部(TRX) 23 ベースバンド部(B/B) 24 切替部 25 第1の符号化・復号化部(CODEC1) 26 第2の符号化・復号化部(CODEC2) 27 切替部 28 インターフェース変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J064 AA02 BA05 BC02 BD02 5K014 AA03 DA01 DA02 FA03 FA08 HA10 5K028 AA12 BB04 KK01 KK23 PP03 5K067 AA11 AA14 AA33 AA42 BB04 DD03 DD24 DD54 EE04 EE10 EE16 EE22 EE71 HH07 HH28 JJ12 JJ13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号又はデータ信号を所定の符号化
    手段で符号化をして通信を行う無線通信装置において、 前記無線通信装置に外部から入力される通信種別識別信
    号により、前記無線通信装置に入力される信号の種類を
    判定し、送信する信号の種類によって圧縮率の異なる符
    号化手段により符号化して信号を送信する送信手段を有
    することを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 音声信号又はデータ信号が入力される入
    力手段と、 前記信号を圧縮して符号化する、少なくとも2種類の符
    号化手段と、 前記符号化された信号を送信する無線部とを有する無線
    通信装置において、 前記無線通信装置に外部から入力される通信種別識別信
    号を検出する検出手段と、 前記検出手段による検出結果に基づいて、前記無線通信
    装置に入力される信号の種類を判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果により、前記符号化手段を切り
    換える切換手段とを有することを特徴とする無線通信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記無線通信機は第1の符号化手段と第
    2の符号化手段とを有し、前記通信種別識別信号によ
    り、前記第2の符号化手段により符号化した信号の送信
    を開始した後に、前記第1の符号化手段により符号化し
    た信号の送信を停止するように制御する制御手段を有す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記入力信号が音声信号であるときは、
    入力された音声信号をADPCM方式により符号化し、 前記入力信号がデータ信号であるときは、入力されたデ
    ータ信号をPCM方式により符号化して信号を送信する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載
    の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記無線通信装置はパーソナル・ハンデ
    ィホン・システムにより通信をする無線通信装置であっ
    て、前記音声信号が入力されて送信されるときには1つ
    のスロットを用いて送信し、前記データ信号が入力され
    て送信されるときには2つのスロットを用いて送信する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載
    の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 音声信号又はデータ信号が加入者端末側
    から入力される端末装置と、加入者電話網に接続される
    基地局装置とを備え、前記端末装置と前記基地局装置と
    の間で符号化された信号を伝送するデジタル方式の無線
    通信システムにおいて、 前記端末装置に前記加入者端末側から通信種別識別信号
    が入力されると、前記加入者端末側から入力される信号
    の符号化手段を切り替えて前記基地局装置に信号を伝送
    するとともに、前記基地局装置に第1のコーデック切替
    信号を送信し、前記基地局装置は前記第1のコーデック
    切替信号により復号化手段を切り替え、 前記基地局装置に前記加入者電話網側から通信種別識別
    信号が入力されると、前記加入者電話網側からの信号の
    符号化手段を切り替えて前記端末装置に伝送するととも
    に、前記端末装置に第2のコーデック切替信号を送信
    し、前記端末装置は前記第2のコーデック切替信号によ
    り復号化手段を切り替えることを特徴とする無線通信シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記端末装置は、前記基地局装置側から
    通信種別識別信号が入力されると、前記基地局装置から
    の信号の復号化手段を切り替えて信号を受信し、 前記基地局装置は、前記端末装置側から通信種別識別信
    号が入力されると、前記端末装置からの信号の復号化手
    段を切り替えて信号を受信することを特徴とする請求項
    6に記載の無線通信システム。
  8. 【請求項8】 前記端末装置及び前記基地局装置は第1
    の符号化手段と第2の符号化手段とを有し、前記通信種
    別識別信号により、前記第2の符号化手段により符号化
    した信号の送信を開始した後に、前記第1の符号化手段
    により符号化した信号の送信を停止するように制御する
    制御手段を有することを特徴とする請求項6又は7に記
    載の無線通信システム。
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