JP2002077384A - 簡易型ネットワーク接続装置、方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
簡易型ネットワーク接続装置、方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2002077384A JP2002077384A JP2000269248A JP2000269248A JP2002077384A JP 2002077384 A JP2002077384 A JP 2002077384A JP 2000269248 A JP2000269248 A JP 2000269248A JP 2000269248 A JP2000269248 A JP 2000269248A JP 2002077384 A JP2002077384 A JP 2002077384A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回線交換を利用した公衆回線網を介し、簡易
型端末とインターネット等のコンピュータネットワーク
上の情報サーバの通信を可能とする簡易型ネットワーク
接続装置、方法、及びそのプログラムを記録した記録媒
体を提供する。 【解決手段】 簡易型端末2が発信すると、交換機3は
該電話番号を設定されているモデム11に回線を接続
し、簡易型端末2の発信者IDを送出する。次に、簡易
型端末2の発信者IDとパスワードを用いて、発信者I
D確認処理部12がユーザの認証を行い、簡易型端末2
と簡易型ネットワーク接続装置1の間で接続が確立され
る。接続制御処理部15が、情報サーバ5のメニュー情
報を送出し、簡易型端末2で選択されると、ID変換処
理部13が発信者IDを契約者IDへ変換する。ルータ
17が、これとメニュー情報のIPアドレスをコンピュ
ータネットワーク6へ送出し、簡易型端末2と情報サー
バ5の間で通信が確立される。
型端末とインターネット等のコンピュータネットワーク
上の情報サーバの通信を可能とする簡易型ネットワーク
接続装置、方法、及びそのプログラムを記録した記録媒
体を提供する。 【解決手段】 簡易型端末2が発信すると、交換機3は
該電話番号を設定されているモデム11に回線を接続
し、簡易型端末2の発信者IDを送出する。次に、簡易
型端末2の発信者IDとパスワードを用いて、発信者I
D確認処理部12がユーザの認証を行い、簡易型端末2
と簡易型ネットワーク接続装置1の間で接続が確立され
る。接続制御処理部15が、情報サーバ5のメニュー情
報を送出し、簡易型端末2で選択されると、ID変換処
理部13が発信者IDを契約者IDへ変換する。ルータ
17が、これとメニュー情報のIPアドレスをコンピュ
ータネットワーク6へ送出し、簡易型端末2と情報サー
バ5の間で通信が確立される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電話機やFAX
のような簡単な制御機構を持つ端末においても、簡易型
のネットワーク接続機能を付加することで、インターネ
ット等のコンピュータネットワーク上の情報サーバとの
通信を可能とする簡易型ネットワーク接続装置、方法、
及びそのプログラムを記録した記録媒体に関する。
のような簡単な制御機構を持つ端末においても、簡易型
のネットワーク接続機能を付加することで、インターネ
ット等のコンピュータネットワーク上の情報サーバとの
通信を可能とする簡易型ネットワーク接続装置、方法、
及びそのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット上でCP(Conten
ts Provider )が情報公開する時には、情報サーバ上
に、HTML(Hyper Text Markup Language)等の言語
で書かれた情報を公開する。情報を受ける側の利用者
は、コンピュータ端末を、ISP(Internet Service Pr
ovider)の運用するインターネット接続サーバに接続
し、インターネット接続サーバ経由で、情報サーバにH
TTP(Hyper Text TransferProtocol)等のプロトコ
ルを用いてアクセスする。また、利用者が、コンピュー
タ端末を、ISPの運用するインターネット接続サーバ
に接続するには、回線交換による通信を利用したPST
N( Public Switch Telephone Network)やISDN
(Integrated Services Digital Network )等の公衆回
線網を介した、ダイヤルアップIP(Internet Protoco
l )接続等が用いられる。しかし、このHTMLやHT
TPという言語やプロトコルは、コンピュータ端末を利
用することを前提に作られているため、電話機やFAX
のような簡単な制御機構を持つ簡易型の端末には実装で
きなかった。このため、近年は、簡易型HTMLや簡易
型HTTPといった簡易型の言語やプロトコルが開発さ
れ、電話機やFAXのような簡単な制御機構を持つ簡易
型の端末にも、情報提供機能を実装することが可能とな
った。この簡易型のプロトコルや言語による情報提供機
能を利用したインターネット上の情報提供サービスの代
表的なものとして、携帯電話やPHS(Personal Handy
phone System)等の移動通信端末による情報提供サービ
スがある。
ts Provider )が情報公開する時には、情報サーバ上
に、HTML(Hyper Text Markup Language)等の言語
で書かれた情報を公開する。情報を受ける側の利用者
は、コンピュータ端末を、ISP(Internet Service Pr
ovider)の運用するインターネット接続サーバに接続
し、インターネット接続サーバ経由で、情報サーバにH
TTP(Hyper Text TransferProtocol)等のプロトコ
ルを用いてアクセスする。また、利用者が、コンピュー
タ端末を、ISPの運用するインターネット接続サーバ
に接続するには、回線交換による通信を利用したPST
N( Public Switch Telephone Network)やISDN
(Integrated Services Digital Network )等の公衆回
線網を介した、ダイヤルアップIP(Internet Protoco
l )接続等が用いられる。しかし、このHTMLやHT
TPという言語やプロトコルは、コンピュータ端末を利
用することを前提に作られているため、電話機やFAX
のような簡単な制御機構を持つ簡易型の端末には実装で
きなかった。このため、近年は、簡易型HTMLや簡易
型HTTPといった簡易型の言語やプロトコルが開発さ
れ、電話機やFAXのような簡単な制御機構を持つ簡易
型の端末にも、情報提供機能を実装することが可能とな
った。この簡易型のプロトコルや言語による情報提供機
能を利用したインターネット上の情報提供サービスの代
表的なものとして、携帯電話やPHS(Personal Handy
phone System)等の移動通信端末による情報提供サービ
スがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この移動通信
端末による情報提供サービスでは、端末とインターネッ
ト接続サーバとの間の通信は、パケット交換網によるパ
ケット通信を行っている。そのため、写真や音楽のデー
タ等、通信するデータ量が多い情報では、パケットが送
信相手に到達する率が悪くなり、パケットの再送制御が
頻繁に発生する。このパケットの再送制御の増加は伝送
効率の低下につながるので、かえって通信費が高額にな
るという問題がある。また、従来のコンピュータ端末を
利用してISPの運用するインターネット接続サーバを
経由した方法では、ISPは単純な接続サービスを提供
するだけで、情報に対して何らの付加価値も付けていな
い。そのため、キーボード等の入力デバイスや大きなモ
ニタ画面を備え、複雑な操作が可能なコンピュータ端末
であればできる情報取得操作も、簡単な制御機構しか持
たない簡易型の端末を用いた場合には大きな負荷となる
という問題があった。また、ISPの運用するインター
ネット接続サーバにおける移動通信端末の認証は、移動
通信端末に予め付与された固有の端末ID情報により行
われる。しかし、唯一の移動通信端末に付与されている
はずの固有の端末ID情報が何らかの方法でコピーされ
てしまうと、認証するべき移動通信端末が特定できなく
なるという問題があった。更に、CPの運用する情報サ
ーバに対する端末のアクセス、特に有料コンテンツに対
するアクセスでは、インターネット接続サーバに接続さ
れた移動通信端末に割り振られた端末ID情報、もしく
はダイヤルアップIP接続で接続されたコンピュータ端
末のID情報によりユーザの識別・認証、及び課金が行
われるが、この方法では、CPに対して情報を受ける側
のID情報がすべて開示されてしまう場合があり、個人
情報の保護の観点から問題があった。また、インターネ
ット上に上記の個人情報を含む信号が送出されるため、
いつどこでID情報が盗まれるか分からず、問題があっ
た。以上の理由により、インターネット等のコンピュー
タネットワーク上の情報を受ける側の利用者は、従来の
ネットワーク接続方法を有効に使用することができなか
った。
端末による情報提供サービスでは、端末とインターネッ
ト接続サーバとの間の通信は、パケット交換網によるパ
ケット通信を行っている。そのため、写真や音楽のデー
タ等、通信するデータ量が多い情報では、パケットが送
信相手に到達する率が悪くなり、パケットの再送制御が
頻繁に発生する。このパケットの再送制御の増加は伝送
効率の低下につながるので、かえって通信費が高額にな
るという問題がある。また、従来のコンピュータ端末を
利用してISPの運用するインターネット接続サーバを
経由した方法では、ISPは単純な接続サービスを提供
するだけで、情報に対して何らの付加価値も付けていな
い。そのため、キーボード等の入力デバイスや大きなモ
ニタ画面を備え、複雑な操作が可能なコンピュータ端末
であればできる情報取得操作も、簡単な制御機構しか持
たない簡易型の端末を用いた場合には大きな負荷となる
という問題があった。また、ISPの運用するインター
ネット接続サーバにおける移動通信端末の認証は、移動
通信端末に予め付与された固有の端末ID情報により行
われる。しかし、唯一の移動通信端末に付与されている
はずの固有の端末ID情報が何らかの方法でコピーされ
てしまうと、認証するべき移動通信端末が特定できなく
なるという問題があった。更に、CPの運用する情報サ
ーバに対する端末のアクセス、特に有料コンテンツに対
するアクセスでは、インターネット接続サーバに接続さ
れた移動通信端末に割り振られた端末ID情報、もしく
はダイヤルアップIP接続で接続されたコンピュータ端
末のID情報によりユーザの識別・認証、及び課金が行
われるが、この方法では、CPに対して情報を受ける側
のID情報がすべて開示されてしまう場合があり、個人
情報の保護の観点から問題があった。また、インターネ
ット上に上記の個人情報を含む信号が送出されるため、
いつどこでID情報が盗まれるか分からず、問題があっ
た。以上の理由により、インターネット等のコンピュー
タネットワーク上の情報を受ける側の利用者は、従来の
ネットワーク接続方法を有効に使用することができなか
った。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、回線交換を利用した公衆回線網を介して、簡易型
の端末とインターネット等のコンピュータネットワーク
上の情報サーバとの通信を可能とする簡易型ネットワー
ク接続装置を提供することを目的とする。より具体的に
は、簡易型の言語やプロトコルにより、インターネット
上の情報をメニュー化して提供し、メニューから簡易型
の端末が選択した情報の所在情報と、公衆回線網上の交
換機が送出する簡易型の端末の発信者IDから変換した
ID情報により、情報サーバと通信を可能とする簡易型
ネットワーク接続装置、方法、及びそのプログラムを記
録した記録媒体を提供することを目的とする。
ので、回線交換を利用した公衆回線網を介して、簡易型
の端末とインターネット等のコンピュータネットワーク
上の情報サーバとの通信を可能とする簡易型ネットワー
ク接続装置を提供することを目的とする。より具体的に
は、簡易型の言語やプロトコルにより、インターネット
上の情報をメニュー化して提供し、メニューから簡易型
の端末が選択した情報の所在情報と、公衆回線網上の交
換機が送出する簡易型の端末の発信者IDから変換した
ID情報により、情報サーバと通信を可能とする簡易型
ネットワーク接続装置、方法、及びそのプログラムを記
録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、端末を簡易プロトコルを用いてコンピ
ュータネットワーク上の情報サーバに接続する簡易型ネ
ットワーク接続装置であって、公衆回線網に用意された
交換機を介して、端末と回線交換によるコネクション型
通信を確立するコネクション型通信手段と、交換機から
出力される発信者IDを利用して、コネクション型通信
手段に接続された端末の認証を行う発信者ID認証手段
と、メニュー情報データベースの与えるメニューに従
い、端末に、メニュー形式により情報サーバが提供する
情報の選択を促す接続制御手段と、端末において選択さ
れた情報の所在情報を用いて、該所在情報が示すコンピ
ュータネットワーク上の情報サーバと、パケット交換に
よるコネクションレス型通信を確立するコネクションレ
ス型通信手段と、コネクションレス型通信手段とコネク
ション型通信手段の仲介を行う通信形態変換手段とを設
けたことを特徴とする。ここで、発信者IDとは、Ca
ller−IDとも記述され、公衆回線網の中で、端末
が接続される加入者回線に与えられた番号(いわゆる端
末の電話番号)のことである。以上の構成により、通信
するデータ量が多い場合でも、端末と簡易型ネットワー
ク接続装置間は回線交換を用いた通信によって回線を占
有し、安定した情報の送受信を可能とする。また、簡易
型ネットワーク接続装置における端末の認証が、端末を
収容する交換機が出力する、端末の接続された加入者回
線に与えられた発信者IDで行うことを可能とする。更
に、簡易型の言語やプロトコルを用いて、インターネッ
ト上の情報をメニュー化して提供し、簡易型の端末にお
いて選択された情報の所在情報が示すコンピュータネッ
トワーク上の情報サーバと、簡易型の端末が通信するこ
とを可能とする。
めに、本発明は、端末を簡易プロトコルを用いてコンピ
ュータネットワーク上の情報サーバに接続する簡易型ネ
ットワーク接続装置であって、公衆回線網に用意された
交換機を介して、端末と回線交換によるコネクション型
通信を確立するコネクション型通信手段と、交換機から
出力される発信者IDを利用して、コネクション型通信
手段に接続された端末の認証を行う発信者ID認証手段
と、メニュー情報データベースの与えるメニューに従
い、端末に、メニュー形式により情報サーバが提供する
情報の選択を促す接続制御手段と、端末において選択さ
れた情報の所在情報を用いて、該所在情報が示すコンピ
ュータネットワーク上の情報サーバと、パケット交換に
よるコネクションレス型通信を確立するコネクションレ
ス型通信手段と、コネクションレス型通信手段とコネク
ション型通信手段の仲介を行う通信形態変換手段とを設
けたことを特徴とする。ここで、発信者IDとは、Ca
ller−IDとも記述され、公衆回線網の中で、端末
が接続される加入者回線に与えられた番号(いわゆる端
末の電話番号)のことである。以上の構成により、通信
するデータ量が多い場合でも、端末と簡易型ネットワー
ク接続装置間は回線交換を用いた通信によって回線を占
有し、安定した情報の送受信を可能とする。また、簡易
型ネットワーク接続装置における端末の認証が、端末を
収容する交換機が出力する、端末の接続された加入者回
線に与えられた発信者IDで行うことを可能とする。更
に、簡易型の言語やプロトコルを用いて、インターネッ
ト上の情報をメニュー化して提供し、簡易型の端末にお
いて選択された情報の所在情報が示すコンピュータネッ
トワーク上の情報サーバと、簡易型の端末が通信するこ
とを可能とする。
【0006】本発明は、上記簡易型ネットワーク接続装
置において、交換機から出力される発信者IDを、コン
ピュータネットワーク上に送出される契約者IDに変換
するID変換手段を更に設け、コネクションレス型通信
手段は、端末において選択された情報が示す情報サーバ
に、該契約者IDを更に通知することを特徴とする。以
上の構成により、簡易型の端末の発信者IDから変換し
た仮のID情報(契約者ID)を情報サーバに通知し、
CP側はこの契約者IDに対して課金を行うことを可能
とする。
置において、交換機から出力される発信者IDを、コン
ピュータネットワーク上に送出される契約者IDに変換
するID変換手段を更に設け、コネクションレス型通信
手段は、端末において選択された情報が示す情報サーバ
に、該契約者IDを更に通知することを特徴とする。以
上の構成により、簡易型の端末の発信者IDから変換し
た仮のID情報(契約者ID)を情報サーバに通知し、
CP側はこの契約者IDに対して課金を行うことを可能
とする。
【0007】本発明は、上記簡易型ネットワーク接続装
置において、コンピュータネットワークは、インターネ
ット、あるいは専用線接続により実現されるネットワー
クであることを特徴とする。
置において、コンピュータネットワークは、インターネ
ット、あるいは専用線接続により実現されるネットワー
クであることを特徴とする。
【0008】本発明は、上記簡易型ネットワーク接続装
置において、ID変換手段は、発信者IDと契約者ID
の変換テーブル、あるいは変換演算式によりID変換を
行うことを特徴とする。
置において、ID変換手段は、発信者IDと契約者ID
の変換テーブル、あるいは変換演算式によりID変換を
行うことを特徴とする。
【0009】本発明は、端末を簡易プロトコルを用いて
コンピュータネットワーク上の情報サーバに接続する簡
易型ネットワーク接続方法であって、公衆回線網に用意
された交換機を介して、端末と回線交換によるコネクシ
ョン型通信を確立する処理と、交換機から出力される発
信者IDを利用して、コネクション型通信手段に接続さ
れた端末の認証を行う処理と、メニュー情報データベー
スの与えるメニューに従い、端末に、メニュー形式によ
り情報サーバが提供する情報の選択を促す処理と、端末
において選択された情報の所在情報を用いて、該所在情
報が示すコンピュータネットワーク上の情報サーバと、
パケット交換によるコネクションレス型通信を確立する
処理と、コネクションレス型通信とコネクション型通信
の仲介を行う処理とを含むことを特徴とする。
コンピュータネットワーク上の情報サーバに接続する簡
易型ネットワーク接続方法であって、公衆回線網に用意
された交換機を介して、端末と回線交換によるコネクシ
ョン型通信を確立する処理と、交換機から出力される発
信者IDを利用して、コネクション型通信手段に接続さ
れた端末の認証を行う処理と、メニュー情報データベー
スの与えるメニューに従い、端末に、メニュー形式によ
り情報サーバが提供する情報の選択を促す処理と、端末
において選択された情報の所在情報を用いて、該所在情
報が示すコンピュータネットワーク上の情報サーバと、
パケット交換によるコネクションレス型通信を確立する
処理と、コネクションレス型通信とコネクション型通信
の仲介を行う処理とを含むことを特徴とする。
【0010】本発明は、上記簡易型ネットワーク接続方
法において、交換機から出力される発信者IDを、コン
ピュータネットワーク上に送出される契約者IDに変換
する処理を更に含み、コンピュータネットワーク上の情
報サーバと、パケット交換によるコネクションレス型通
信を確立する処理は、端末において選択された情報が示
す情報サーバに、該契約者IDを更に通知することを特
徴とする。
法において、交換機から出力される発信者IDを、コン
ピュータネットワーク上に送出される契約者IDに変換
する処理を更に含み、コンピュータネットワーク上の情
報サーバと、パケット交換によるコネクションレス型通
信を確立する処理は、端末において選択された情報が示
す情報サーバに、該契約者IDを更に通知することを特
徴とする。
【0011】本発明は、端末を簡易プロトコルを用いて
コンピュータネットワーク上の情報サーバに接続する簡
易型ネットワーク接続に用いられるプログラムを記録し
た記録媒体であって、プログラムは、公衆回線網に用意
された交換機を介して、端末と回線交換によるコネクシ
ョン型通信を確立する処理と、交換機から出力される発
信者IDを利用して、コネクション型通信手段に接続さ
れた端末の認証を行う処理と、メニュー情報データベー
スの与えるメニューに従い、端末に、メニュー形式によ
り情報サーバが提供する情報の選択を促す処理と、端末
において選択された情報の所在情報を用いて、該所在情
報が示すコンピュータネットワーク上の情報サーバと、
パケット交換によるコネクションレス型通信を確立する
処理と、コネクションレス型通信とコネクション型通信
の仲介を行う処理とをコンピュータに実行させることを
特徴とする。
コンピュータネットワーク上の情報サーバに接続する簡
易型ネットワーク接続に用いられるプログラムを記録し
た記録媒体であって、プログラムは、公衆回線網に用意
された交換機を介して、端末と回線交換によるコネクシ
ョン型通信を確立する処理と、交換機から出力される発
信者IDを利用して、コネクション型通信手段に接続さ
れた端末の認証を行う処理と、メニュー情報データベー
スの与えるメニューに従い、端末に、メニュー形式によ
り情報サーバが提供する情報の選択を促す処理と、端末
において選択された情報の所在情報を用いて、該所在情
報が示すコンピュータネットワーク上の情報サーバと、
パケット交換によるコネクションレス型通信を確立する
処理と、コネクションレス型通信とコネクション型通信
の仲介を行う処理とをコンピュータに実行させることを
特徴とする。
【0012】本発明は、上記簡易型ネットワーク接続に
用いられるプログラムを記録した記録媒体において、交
換機から出力される発信者IDを、コンピュータネット
ワーク上に送出される契約者IDに変換する処理を更に
含み、コンピュータネットワーク上の情報サーバと、パ
ケット交換によるコネクションレス型通信を確立する処
理は、端末において選択された情報が示す情報サーバ
に、該契約者IDを更に通知する処理をコンピュータに
実行させることを特徴とする。
用いられるプログラムを記録した記録媒体において、交
換機から出力される発信者IDを、コンピュータネット
ワーク上に送出される契約者IDに変換する処理を更に
含み、コンピュータネットワーク上の情報サーバと、パ
ケット交換によるコネクションレス型通信を確立する処
理は、端末において選択された情報が示す情報サーバ
に、該契約者IDを更に通知する処理をコンピュータに
実行させることを特徴とする。
【0013】本発明は、端末を簡易プロトコルを用いて
コンピュータネットワーク上の情報サーバに接続する簡
易型ネットワーク接続システムであって、端末からの該
簡易型ネットワーク接続システムのアクセスポイントに
対する電話接続要求を受け、該アクセスポイントへ端末
の発信者IDを送出する交換機と、上記のいずれかの簡
易型ネットワーク接続装置とにより構成されることを特
徴とする。
コンピュータネットワーク上の情報サーバに接続する簡
易型ネットワーク接続システムであって、端末からの該
簡易型ネットワーク接続システムのアクセスポイントに
対する電話接続要求を受け、該アクセスポイントへ端末
の発信者IDを送出する交換機と、上記のいずれかの簡
易型ネットワーク接続装置とにより構成されることを特
徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の
形態の構成を示すブロック図である。この図において、
符号1は、本実施の形態を説明する簡易型ネットワーク
接続装置である。符号2は、簡易型ネットワーク接続装
置1に接続される利用者が使用する簡易型端末である。
符号3は、簡易型端末2を収容する交換機であって、簡
易型端末2が簡易型ネットワーク接続装置1のアクセス
ポイントへかけた電話を中継する交換機である。本実施
の形態では、簡易型ネットワーク接続装置1と交換機3
により、簡易型ネットワーク接続システムが構築され
る。符号4は、簡易型ネットワーク接続装置1と交換機
2を含んだ、PSTNやISDNによる公衆回線網であ
る。符号5は、簡易型端末2が、簡易型ネットワーク接
続装置1を介して情報を取得しようとする情報サーバ
で、簡易型の言語とプロトコルにより作成された情報を
公開している。符号6は、簡易型ネットワーク接続装置
1と情報サーバ5を繋ぐ、インターネット、あるいは専
用線接続により実現されるネットワーク等によるコンピ
ュータネットワークである。なお、図1において、情報
サーバ5は、コンピュータネットワーク6上に1個、ま
たは複数個存在するものとする。また、簡易型ネットワ
ーク接続装置1は、公衆回線網4とコンピュータネット
ワーク6とのインターフェース装置の役割を果たす。
施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の
形態の構成を示すブロック図である。この図において、
符号1は、本実施の形態を説明する簡易型ネットワーク
接続装置である。符号2は、簡易型ネットワーク接続装
置1に接続される利用者が使用する簡易型端末である。
符号3は、簡易型端末2を収容する交換機であって、簡
易型端末2が簡易型ネットワーク接続装置1のアクセス
ポイントへかけた電話を中継する交換機である。本実施
の形態では、簡易型ネットワーク接続装置1と交換機3
により、簡易型ネットワーク接続システムが構築され
る。符号4は、簡易型ネットワーク接続装置1と交換機
2を含んだ、PSTNやISDNによる公衆回線網であ
る。符号5は、簡易型端末2が、簡易型ネットワーク接
続装置1を介して情報を取得しようとする情報サーバ
で、簡易型の言語とプロトコルにより作成された情報を
公開している。符号6は、簡易型ネットワーク接続装置
1と情報サーバ5を繋ぐ、インターネット、あるいは専
用線接続により実現されるネットワーク等によるコンピ
ュータネットワークである。なお、図1において、情報
サーバ5は、コンピュータネットワーク6上に1個、ま
たは複数個存在するものとする。また、簡易型ネットワ
ーク接続装置1は、公衆回線網4とコンピュータネット
ワーク6とのインターフェース装置の役割を果たす。
【0015】また、簡易型ネットワーク接続装置1は、
モデム11と、発信者ID認証処理部12と、ID変換
処理部13と、ユーザ情報データベース14と、接続制
御処理部15と、メニュー情報データベース16と、ル
ータ17と、通信形態変換処理部18とから構成されて
いる。
モデム11と、発信者ID認証処理部12と、ID変換
処理部13と、ユーザ情報データベース14と、接続制
御処理部15と、メニュー情報データベース16と、ル
ータ17と、通信形態変換処理部18とから構成されて
いる。
【0016】モデム11は、交換機3を介して、簡易型
端末2と、回線交換によるコネクション型通信を確立す
るコネクション型通信手段である。また、モデム11
は、簡易型ネットワーク接続システムのアクセスポイン
トの電話番号が付与された加入者回線に接続されてい
る。発信者ID認証処理部12は、交換機3から出力さ
れる発信者IDを含む信号により、モデム11に接続さ
れた簡易型端末2の認証を行う。ID変換処理部13
は、交換機3から出力される発信者IDを、コンピュー
タネットワーク6上に送出される契約者IDに変換す
る。ユーザ情報データベース14は、ID変換処理部1
3における発信者IDと契約者IDの変換に必要な、個
別のユーザ情報による変換テーブル、あるいは変換演算
式を予め記録してあるデータベースである。接続制御処
理部15は、メニュー情報データベースの与えるメニュ
ーに従い、簡易型端末2に、メニュー形式により情報サ
ーバ5の与える情報の選択を促す。メニュー情報データ
ベース16は、コンピュータネットワーク6上の情報サ
ーバ5が提供する情報を、予め簡易型の言語とプロトコ
ルでメニュー化して記録してあるデータベースである。
ルータ17は、簡易型端末が選択した情報サーバ5の与
える情報の所在情報と発信者IDにより、該所在情報が
示すコンピュータネットワーク6上の情報サーバ5と、
パケット交換によるコネクションレス型通信を確立する
コネクションレス型通信手段である。通信形態変換処理
部18は、コネクションレス型通信手段とコネクション
型通信手段の仲介を行い、簡易型端末2と情報サーバ5
の間の通信を可能とする。
端末2と、回線交換によるコネクション型通信を確立す
るコネクション型通信手段である。また、モデム11
は、簡易型ネットワーク接続システムのアクセスポイン
トの電話番号が付与された加入者回線に接続されてい
る。発信者ID認証処理部12は、交換機3から出力さ
れる発信者IDを含む信号により、モデム11に接続さ
れた簡易型端末2の認証を行う。ID変換処理部13
は、交換機3から出力される発信者IDを、コンピュー
タネットワーク6上に送出される契約者IDに変換す
る。ユーザ情報データベース14は、ID変換処理部1
3における発信者IDと契約者IDの変換に必要な、個
別のユーザ情報による変換テーブル、あるいは変換演算
式を予め記録してあるデータベースである。接続制御処
理部15は、メニュー情報データベースの与えるメニュ
ーに従い、簡易型端末2に、メニュー形式により情報サ
ーバ5の与える情報の選択を促す。メニュー情報データ
ベース16は、コンピュータネットワーク6上の情報サ
ーバ5が提供する情報を、予め簡易型の言語とプロトコ
ルでメニュー化して記録してあるデータベースである。
ルータ17は、簡易型端末が選択した情報サーバ5の与
える情報の所在情報と発信者IDにより、該所在情報が
示すコンピュータネットワーク6上の情報サーバ5と、
パケット交換によるコネクションレス型通信を確立する
コネクションレス型通信手段である。通信形態変換処理
部18は、コネクションレス型通信手段とコネクション
型通信手段の仲介を行い、簡易型端末2と情報サーバ5
の間の通信を可能とする。
【0017】なお、ユーザ情報データベース14と、メ
ニュー情報データベース16は、ハードディスク装置や
光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性の
メモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記録
媒体、RAM(Random Access Memory)のような揮発性
のメモリ、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュ
ータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成される
ものとする。
ニュー情報データベース16は、ハードディスク装置や
光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性の
メモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記録
媒体、RAM(Random Access Memory)のような揮発性
のメモリ、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュ
ータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成される
ものとする。
【0018】また、モデム11と、発信者ID認証処理
部12と、ID変換処理部13と、接続制御処理部15
と、ルータ17と、通信形態変換処理部18は、専用の
ハードウェアにより実現されるものであってもよく、ま
た、メモリおよびCPU(中央演算装置)により構成さ
れ、上記の各部の機能を実現するためのプログラムをメ
モリにロードして実行することによりその機能を実現さ
せるものであってもよい。
部12と、ID変換処理部13と、接続制御処理部15
と、ルータ17と、通信形態変換処理部18は、専用の
ハードウェアにより実現されるものであってもよく、ま
た、メモリおよびCPU(中央演算装置)により構成さ
れ、上記の各部の機能を実現するためのプログラムをメ
モリにロードして実行することによりその機能を実現さ
せるものであってもよい。
【0019】また、簡易型ネットワーク接続装置1に
は、周辺機器として入力装置、表示装置等(いずれも図
示せず)が接続されるものとする。ここで、入力装置と
はキーボード、マウス等の入力デバイスのことをいう。
表示装置とはCRT(CathodeRay Tube)ディスプレイ
装置や液晶表示装置等のことをいう。更に、ここで示し
た簡易型端末とは、有線の回線交換通信を利用して情報
を送受信する電話機やFAXのような簡単な制御機構を
持つ簡易型の端末に、電話番号入力用に備えられた
「0」から「9」の数字ボタンキーや、「アスタリス
ク」、「シャープ」といった特殊キーの他に、操作画面
を表示する表示装置と、簡易型HTMLや簡易型HTT
Pといった簡易型の言語やプロトコルを処理する機能を
付加したものを言う。また、この簡易型端末には、更に
ポインティングデバイス等の特殊な入力装置を備えても
良い。
は、周辺機器として入力装置、表示装置等(いずれも図
示せず)が接続されるものとする。ここで、入力装置と
はキーボード、マウス等の入力デバイスのことをいう。
表示装置とはCRT(CathodeRay Tube)ディスプレイ
装置や液晶表示装置等のことをいう。更に、ここで示し
た簡易型端末とは、有線の回線交換通信を利用して情報
を送受信する電話機やFAXのような簡単な制御機構を
持つ簡易型の端末に、電話番号入力用に備えられた
「0」から「9」の数字ボタンキーや、「アスタリス
ク」、「シャープ」といった特殊キーの他に、操作画面
を表示する表示装置と、簡易型HTMLや簡易型HTT
Pといった簡易型の言語やプロトコルを処理する機能を
付加したものを言う。また、この簡易型端末には、更に
ポインティングデバイス等の特殊な入力装置を備えても
良い。
【0020】次に、図2を参照して、本実施の形態の動
作を説明する。図2は、図1に示す本実施の形態の動作
を説明するシーケンス図である。まず、簡易型端末2に
おいて、簡易型ネットワーク接続システムのアクセスポ
イントへ電話回線を接続するために、簡易型端末2のオ
フフックが行われる(ステップS1)。簡易型端末2の
オフフックが行われると、簡易型端末2に接続された加
入者回線に、交換機3へ向けて、極性反転信号が送出さ
れる(ステップS2)。簡易型端末2から極性反転信号
が送出されると、交換機3は、簡易型端末2が接続され
た加入者回線に、簡易型端末2へ向けてダイヤルトーン
を送出する(ステップS3)。ダイヤルトーンを受けた
簡易型端末2は、交換機3が待ち受け状態にあることを
認識し、アクセスポイントへの発信を行う(電話をかけ
る)(ステップS4)。簡易型端末2がアクセスポイン
トへの発信を行うと、簡易型端末2に接続された加入者
回線に、交換機3へ向けて、アクセスポイントの電話番
号が送出される(ステップS5)。次に、アクセスポイ
ントの電話番号を確認した交換機3は、該電話番号を設
定されている加入者回線に接続された、簡易型ネットワ
ーク接続装置1のアクセスポイントであるモデム11に
対して回線を接続し、簡易型端末2に接続された加入者
回線に割り当てられている発信者ID(加入者回線の電
話番号)を送出する(ステップS6)。発信者IDを確
認した簡易型ネットワーク接続装置1では、発信者ID
確認処理部12が簡易型端末2に対してパスワード要求
の信号を送出する(ステップS7)。パスワードを要求
された簡易型端末2は、簡易型ネットワーク接続装置1
へパスワードを送出する(ステップS8)。
作を説明する。図2は、図1に示す本実施の形態の動作
を説明するシーケンス図である。まず、簡易型端末2に
おいて、簡易型ネットワーク接続システムのアクセスポ
イントへ電話回線を接続するために、簡易型端末2のオ
フフックが行われる(ステップS1)。簡易型端末2の
オフフックが行われると、簡易型端末2に接続された加
入者回線に、交換機3へ向けて、極性反転信号が送出さ
れる(ステップS2)。簡易型端末2から極性反転信号
が送出されると、交換機3は、簡易型端末2が接続され
た加入者回線に、簡易型端末2へ向けてダイヤルトーン
を送出する(ステップS3)。ダイヤルトーンを受けた
簡易型端末2は、交換機3が待ち受け状態にあることを
認識し、アクセスポイントへの発信を行う(電話をかけ
る)(ステップS4)。簡易型端末2がアクセスポイン
トへの発信を行うと、簡易型端末2に接続された加入者
回線に、交換機3へ向けて、アクセスポイントの電話番
号が送出される(ステップS5)。次に、アクセスポイ
ントの電話番号を確認した交換機3は、該電話番号を設
定されている加入者回線に接続された、簡易型ネットワ
ーク接続装置1のアクセスポイントであるモデム11に
対して回線を接続し、簡易型端末2に接続された加入者
回線に割り当てられている発信者ID(加入者回線の電
話番号)を送出する(ステップS6)。発信者IDを確
認した簡易型ネットワーク接続装置1では、発信者ID
確認処理部12が簡易型端末2に対してパスワード要求
の信号を送出する(ステップS7)。パスワードを要求
された簡易型端末2は、簡易型ネットワーク接続装置1
へパスワードを送出する(ステップS8)。
【0021】パスワードが送出されると、簡易型ネット
ワーク接続装置1では、交換機3が送出する簡易型端末
2の発信者IDと簡易型端末2から送出されたパスワー
ドを用いて、簡易型端末2が簡易型ネットワーク接続装
置1に接続可能な端末かどうか、発信者ID確認処理部
12において、ユーザの認証が行われる(ステップS
9)。ユーザの認証において問題がないと判断される
と、簡易型端末2と簡易型ネットワーク接続装置1との
間で接続が確立される(ステップS10)。両者の間の
接続が確立されると、簡易型ネットワーク接続装置1の
接続制御処理部15が、簡易型端末2に対して、予めメ
ニュー情報データベース16に用意した情報サーバ5に
関するメニュー情報を送出する(ステップS11)。簡
易型端末2は、このメニュー情報の中から、取得したい
メニュー情報を選択する(ステップS12)。ここで、
簡易型端末2においてメニューを選択するには、簡易型
端末2に電話番号入力用に備えられた「0」から「9」
の数字ボタンキーや、「アスタリスク」、「シャープ」
といった特殊キーを共有して用いれば良い。また、前述
のポインティングデバイス等の特殊な入力装置を用いて
も良い。
ワーク接続装置1では、交換機3が送出する簡易型端末
2の発信者IDと簡易型端末2から送出されたパスワー
ドを用いて、簡易型端末2が簡易型ネットワーク接続装
置1に接続可能な端末かどうか、発信者ID確認処理部
12において、ユーザの認証が行われる(ステップS
9)。ユーザの認証において問題がないと判断される
と、簡易型端末2と簡易型ネットワーク接続装置1との
間で接続が確立される(ステップS10)。両者の間の
接続が確立されると、簡易型ネットワーク接続装置1の
接続制御処理部15が、簡易型端末2に対して、予めメ
ニュー情報データベース16に用意した情報サーバ5に
関するメニュー情報を送出する(ステップS11)。簡
易型端末2は、このメニュー情報の中から、取得したい
メニュー情報を選択する(ステップS12)。ここで、
簡易型端末2においてメニューを選択するには、簡易型
端末2に電話番号入力用に備えられた「0」から「9」
の数字ボタンキーや、「アスタリスク」、「シャープ」
といった特殊キーを共有して用いれば良い。また、前述
のポインティングデバイス等の特殊な入力装置を用いて
も良い。
【0022】メニューが選択されると、簡易型端末2か
ら簡易型ネットワーク接続装置1へ、選択されたメニュ
ーの情報が送出される(ステップS13)。簡易型ネッ
トワーク接続装置1では、選択されたメニューの情報が
確認されると、まず情報サーバ5へアクセスするため
に、ID変換処理部13がユーザ情報データベース14
を用いて、簡易型端末2の発信者IDを契約者IDへ変
換する(ステップS14)。この契約者IDは、ユーザ
情報データベース14に予め記録された変換テーブル、
あるいは変換演算式により発信者IDから返還される仮
のID番号で、契約者IDから発信者IDを一意に特定
することが不可能なID番号である。また、ユーザ情報
データベース14に記録された情報が、変換テーブルで
ある場合、変換に必要な演算時間の短縮化を図ることが
可能であり、変換演算式である場合、ユーザ情報データ
ベース14自体の容量の縮小化を図ることが可能であ
る。なお、接続の要求が発生する度に、発信者IDに対
してランダムに生成された契約者IDを割り当てても良
い。この場合、契約者IDがコンピュータネットワーク
上で盗まれたとしても、この契約者IDを常用してCP
の有料コンテンツを利用することは不可能であり、ID
情報の盗用に対する被害を最小限に押さえることが可能
である。次に、契約者IDが決定されると、簡易型ネッ
トワーク接続装置1では、ルータ17が、選択されたメ
ニュー情報により指定されている情報の所在情報(IP
アドレス)が示す情報サーバへ、契約者IDとコンテン
ツの取得要求信号をコンピュータネットワーク6上に送
出する(ステップS15)。コンピュータネットワーク
6上に送出された契約者IDとコンテンツの取得要求信
号は、コンピュータネットワーク6上の該IPアドレス
の示す情報サーバ5へ到達する。情報サーバ5では、契
約者IDにより利用者の識別・課金を行い、簡易型ネッ
トワーク接続装置1と情報サーバ5との間で、パケット
通信によるコネクションレス型の通信が確立される。こ
の後、簡易型ネットワーク接続装置1と情報サーバ5と
の間のコネクションレス型通信は、簡易型ネットワーク
接続装置1の通信形態変換処理部18により、簡易型ネ
ットワーク接続装置1と簡易型端末2との間の回線交換
によるコネクション型通信に変換され、簡易型ネットワ
ーク接続装置1は、簡易型端末2と情報サーバ5との間
の通信の仲介を行う(ステップS16)。これにより、
簡易型端末2と情報サーバ5との間で、簡易型の言語と
プロトコルによる情報の送受信が行われる。
ら簡易型ネットワーク接続装置1へ、選択されたメニュ
ーの情報が送出される(ステップS13)。簡易型ネッ
トワーク接続装置1では、選択されたメニューの情報が
確認されると、まず情報サーバ5へアクセスするため
に、ID変換処理部13がユーザ情報データベース14
を用いて、簡易型端末2の発信者IDを契約者IDへ変
換する(ステップS14)。この契約者IDは、ユーザ
情報データベース14に予め記録された変換テーブル、
あるいは変換演算式により発信者IDから返還される仮
のID番号で、契約者IDから発信者IDを一意に特定
することが不可能なID番号である。また、ユーザ情報
データベース14に記録された情報が、変換テーブルで
ある場合、変換に必要な演算時間の短縮化を図ることが
可能であり、変換演算式である場合、ユーザ情報データ
ベース14自体の容量の縮小化を図ることが可能であ
る。なお、接続の要求が発生する度に、発信者IDに対
してランダムに生成された契約者IDを割り当てても良
い。この場合、契約者IDがコンピュータネットワーク
上で盗まれたとしても、この契約者IDを常用してCP
の有料コンテンツを利用することは不可能であり、ID
情報の盗用に対する被害を最小限に押さえることが可能
である。次に、契約者IDが決定されると、簡易型ネッ
トワーク接続装置1では、ルータ17が、選択されたメ
ニュー情報により指定されている情報の所在情報(IP
アドレス)が示す情報サーバへ、契約者IDとコンテン
ツの取得要求信号をコンピュータネットワーク6上に送
出する(ステップS15)。コンピュータネットワーク
6上に送出された契約者IDとコンテンツの取得要求信
号は、コンピュータネットワーク6上の該IPアドレス
の示す情報サーバ5へ到達する。情報サーバ5では、契
約者IDにより利用者の識別・課金を行い、簡易型ネッ
トワーク接続装置1と情報サーバ5との間で、パケット
通信によるコネクションレス型の通信が確立される。こ
の後、簡易型ネットワーク接続装置1と情報サーバ5と
の間のコネクションレス型通信は、簡易型ネットワーク
接続装置1の通信形態変換処理部18により、簡易型ネ
ットワーク接続装置1と簡易型端末2との間の回線交換
によるコネクション型通信に変換され、簡易型ネットワ
ーク接続装置1は、簡易型端末2と情報サーバ5との間
の通信の仲介を行う(ステップS16)。これにより、
簡易型端末2と情報サーバ5との間で、簡易型の言語と
プロトコルによる情報の送受信が行われる。
【0023】更に、上述の簡易型端末において、PIA
FS(PHS Internet Access ForumStandard)等の、よ
り高速な通信プロトコルを採用しても良い。これによ
り、更に多くの情報を短時間で伝送することが可能とな
り、安価で信頼性の高い通信環境が構築できる。なお、
図1においては、簡易型ネットワーク接続装置1と簡易
型端末2の間に1台の交換機3を図示したが、中継交換
機等の何台かの交換機を経由していてもよい。この場
合、簡易型端末2を収容する交換機の送出する発信者I
Dは、上記の何台かの交換機を経由して簡易型ネットワ
ーク接続装置1へ伝送される。
FS(PHS Internet Access ForumStandard)等の、よ
り高速な通信プロトコルを採用しても良い。これによ
り、更に多くの情報を短時間で伝送することが可能とな
り、安価で信頼性の高い通信環境が構築できる。なお、
図1においては、簡易型ネットワーク接続装置1と簡易
型端末2の間に1台の交換機3を図示したが、中継交換
機等の何台かの交換機を経由していてもよい。この場
合、簡易型端末2を収容する交換機の送出する発信者I
Dは、上記の何台かの交換機を経由して簡易型ネットワ
ーク接続装置1へ伝送される。
【0024】また、上述の実施の形態では、図1に示す
示す簡易型ネットワーク接続装置1における機能を、す
べて1個のサーバにおける機能として説明したが、この
装置の機能は、複数のサーバに機能を分割して、この複
数のサーバの組み合わせにより実現しても良い。更に、
上述の図1に示す簡易型ネットワーク接続装置1は、そ
の機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読
みとり可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録
されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ま
せ、実行することにより、上述の装置における機能を実
現しても良い。
示す簡易型ネットワーク接続装置1における機能を、す
べて1個のサーバにおける機能として説明したが、この
装置の機能は、複数のサーバに機能を分割して、この複
数のサーバの組み合わせにより実現しても良い。更に、
上述の図1に示す簡易型ネットワーク接続装置1は、そ
の機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読
みとり可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録
されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ま
せ、実行することにより、上述の装置における機能を実
現しても良い。
【0025】ここで、上記「コンピュータシステム」と
は、OSや周辺機器等のハードウェアを含み、さらにW
WW(World Wide Web)システムを利用
している場合であれば、ホームページ提供環境(あるい
は表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ
読みとり可能な記録媒体」とは、フロッピー(登録商
標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM
等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハー
ドディスク等の記憶装置のことをいう。更に、「コンピ
ュータ読みとり可能な記録媒体」とは、インターネット
等のコンピュータネットワークや電話回線等の通信回線
を介してプログラムを送信する場合のように、短時間の
間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしく
は伝送波)、その場合のサーバやクライアントとなるコ
ンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定
時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
は、OSや周辺機器等のハードウェアを含み、さらにW
WW(World Wide Web)システムを利用
している場合であれば、ホームページ提供環境(あるい
は表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ
読みとり可能な記録媒体」とは、フロッピー(登録商
標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM
等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハー
ドディスク等の記憶装置のことをいう。更に、「コンピ
ュータ読みとり可能な記録媒体」とは、インターネット
等のコンピュータネットワークや電話回線等の通信回線
を介してプログラムを送信する場合のように、短時間の
間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしく
は伝送波)、その場合のサーバやクライアントとなるコ
ンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定
時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0026】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためのものであっても良く、更に前述し
た機能をコンピュータシステムに既に記憶されているプ
ログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差
分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
一部を実現するためのものであっても良く、更に前述し
た機能をコンピュータシステムに既に記憶されているプ
ログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差
分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0027】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、端末を簡易
プロトコルを用いてコンピュータネットワーク上の情報
サーバに接続する簡易型ネットワーク接続装置に、公衆
回線網に用意された交換機を介して、端末と回線交換に
よるコネクション型通信を確立するコネクション型通信
手段と、交換機から出力される発信者IDを含む信号に
より、コネクション型通信手段に接続された端末の認証
を行う発信者ID認証手段と、メニュー情報データベー
スの与えるメニューに従い、端末に、メニュー形式によ
り情報サーバの与える情報の選択を促す接続制御手段
と、端末において選択された情報の所在情報を用いて、
該所在情報が示すコンピュータネットワーク上の情報サ
ーバと、パケット交換によるコネクションレス型通信を
確立するコネクションレス型通信手段と、コネクション
レス型通信手段とコネクション型通信手段の仲介を行う
通信形態変換手段とを設けた。これにより、通信するデ
ータ量が多い場合でも、端末と簡易型ネットワーク接続
装置間は回線交換を用いた通信によって回線を占有し、
安定した情報の送受信が可能となる。従って、情報量が
多い時に再送制御が発生する確率が増え、伝送効率が低
下するパケット通信と違い、安定した情報の送受信によ
り短時間に多量の情報伝送ができるので、安価に情報の
送受信が行えるという効果が得られる。
プロトコルを用いてコンピュータネットワーク上の情報
サーバに接続する簡易型ネットワーク接続装置に、公衆
回線網に用意された交換機を介して、端末と回線交換に
よるコネクション型通信を確立するコネクション型通信
手段と、交換機から出力される発信者IDを含む信号に
より、コネクション型通信手段に接続された端末の認証
を行う発信者ID認証手段と、メニュー情報データベー
スの与えるメニューに従い、端末に、メニュー形式によ
り情報サーバの与える情報の選択を促す接続制御手段
と、端末において選択された情報の所在情報を用いて、
該所在情報が示すコンピュータネットワーク上の情報サ
ーバと、パケット交換によるコネクションレス型通信を
確立するコネクションレス型通信手段と、コネクション
レス型通信手段とコネクション型通信手段の仲介を行う
通信形態変換手段とを設けた。これにより、通信するデ
ータ量が多い場合でも、端末と簡易型ネットワーク接続
装置間は回線交換を用いた通信によって回線を占有し、
安定した情報の送受信が可能となる。従って、情報量が
多い時に再送制御が発生する確率が増え、伝送効率が低
下するパケット通信と違い、安定した情報の送受信によ
り短時間に多量の情報伝送ができるので、安価に情報の
送受信が行えるという効果が得られる。
【0028】また、簡易型ネットワーク接続装置におけ
る端末の認証が、端末を収容する交換機が出力する、端
末の接続された加入者回線に与えられた発信者IDで行
うことが可能となる。従って、端末本体に付与されたI
Dにより端末の認証を行うシステムが、端末のIDをコ
ピーした装置を作成されてしまうと認証の意味がなくな
るのと違い、発信者IDによる認証は、交換機側で発信
者IDが管理されているので、信頼性の高い認証を行う
ことができるという効果が得られる。更に、簡易型の言
語やプロトコルを用いて、インターネット上の情報をメ
ニュー化して提供し、簡易型の端末において選択された
情報の所在情報が示すコンピュータネットワーク上の情
報サーバと、簡易型の端末が通信することが可能とな
る。従って、電話機やFAXのような簡単な制御機構を
持つ簡易型の端末を情報サーバに接続する際に、単に接
続サービスを供給するだけでなく、簡易型の端末の操作
性も考慮したサービスを供給することで、簡単な制御機
構しか持たない簡易型の端末に対する負荷を軽減し、キ
ーボード等の入力デバイスや大きなモニタ画面を用いて
複雑な操作を行うコンピュータ端末でなくても、情報サ
ーバへ接続できるという効果が得られる。
る端末の認証が、端末を収容する交換機が出力する、端
末の接続された加入者回線に与えられた発信者IDで行
うことが可能となる。従って、端末本体に付与されたI
Dにより端末の認証を行うシステムが、端末のIDをコ
ピーした装置を作成されてしまうと認証の意味がなくな
るのと違い、発信者IDによる認証は、交換機側で発信
者IDが管理されているので、信頼性の高い認証を行う
ことができるという効果が得られる。更に、簡易型の言
語やプロトコルを用いて、インターネット上の情報をメ
ニュー化して提供し、簡易型の端末において選択された
情報の所在情報が示すコンピュータネットワーク上の情
報サーバと、簡易型の端末が通信することが可能とな
る。従って、電話機やFAXのような簡単な制御機構を
持つ簡易型の端末を情報サーバに接続する際に、単に接
続サービスを供給するだけでなく、簡易型の端末の操作
性も考慮したサービスを供給することで、簡単な制御機
構しか持たない簡易型の端末に対する負荷を軽減し、キ
ーボード等の入力デバイスや大きなモニタ画面を用いて
複雑な操作を行うコンピュータ端末でなくても、情報サ
ーバへ接続できるという効果が得られる。
【0029】更に、本発明は、上記簡易型ネットワーク
接続装置において、交換機から出力される発信者ID
を、コンピュータネットワーク上に送出される契約者I
Dに変換するID変換手段を更に設け、コネクションレ
ス型通信手段は、端末において選択された情報が示す情
報サーバに、該契約者IDを更に通知する構成とした。
これにより、簡易型の端末の発信者IDから変換した仮
のID情報(契約者ID)を情報サーバに通知し、CP
側はこの契約者IDに対して課金を行うことが可能とな
る。従って、情報サーバに対して端末の発信者IDを知
られることなく有料コンテンツの利用が可能となり、ま
た、コンピュータネットワーク上に端末の発信者IDが
送出されることがないので、ID情報を盗まれる機会が
なくなり、個人情報の保護という観点から非常に安全性
に優れた通信を行うことができるという効果が得られ
る。
接続装置において、交換機から出力される発信者ID
を、コンピュータネットワーク上に送出される契約者I
Dに変換するID変換手段を更に設け、コネクションレ
ス型通信手段は、端末において選択された情報が示す情
報サーバに、該契約者IDを更に通知する構成とした。
これにより、簡易型の端末の発信者IDから変換した仮
のID情報(契約者ID)を情報サーバに通知し、CP
側はこの契約者IDに対して課金を行うことが可能とな
る。従って、情報サーバに対して端末の発信者IDを知
られることなく有料コンテンツの利用が可能となり、ま
た、コンピュータネットワーク上に端末の発信者IDが
送出されることがないので、ID情報を盗まれる機会が
なくなり、個人情報の保護という観点から非常に安全性
に優れた通信を行うことができるという効果が得られ
る。
【図1】 本発明の一実施の形態の構成を説明するブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】 同実施の形態の動作を説明するシーケンス図
である。
である。
1 簡易型ネットワーク接続装置 2 簡易型端末 3 交換機 4 公衆回線網 5 情報サーバ 6 コンピュータネットワーク 11 モデム 12 発信者ID認証処理部 13 ID変換処理部 14 ユーザ情報データベース 15 接続制御処理部 16 メニュー情報データベース 17 ルータ 18 通信形態変換処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大賀 公子 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 園田 雅文 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 宮下 晋一 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 徳本 雅明 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GA04 GA34 HA10 JB15 KA17 KB06 KB13 KC58 KF06 KG05 KH03 5K024 AA01 BB04 CC08 DD01 GG05 5K030 GA15 GA16 GA20 HA01 HA08 HC01 HD01 HD05 JA11 JT02 LB18 LB19 5K051 AA05 BB03 CC01 DD01 HH19 5K101 KK01 KK02 LL01 LL12 NN03 NN18 NN21
Claims (9)
- 【請求項1】 端末を簡易プロトコルを用いてコンピュ
ータネットワーク上の情報サーバに接続する簡易型ネッ
トワーク接続装置であって、 公衆回線網に用意された交換機を介して、前記端末と回
線交換によるコネクション型通信を確立するコネクショ
ン型通信手段と、 前記交換機から出力される発信者IDを利用して、前記
コネクション型通信手段に接続された端末の認証を行う
発信者ID認証手段と、 メニュー情報データベースの与えるメニューに従い、前
記端末に、メニュー形式により情報サーバが提供する情
報の選択を促す接続制御手段と、 前記端末において選択された情報の所在情報を用いて、
該所在情報が示す前記コンピュータネットワーク上の情
報サーバと、パケット交換によるコネクションレス型通
信を確立するコネクションレス型通信手段と、 前記コネクションレス型通信手段と前記コネクション型
通信手段の仲介を行う通信形態変換手段と、 を設けたことを特徴とする簡易型ネットワーク接続装
置。 - 【請求項2】 前記交換機から出力される発信者ID
を、前記コンピュータネットワーク上に送出される契約
者IDに変換するID変換手段を更に設け、 前記コネクションレス型通信手段は、前記端末において
選択された情報が示す情報サーバに、該契約者IDを更
に通知することを特徴とする請求項1に記載の簡易型ネ
ットワーク接続装置。 - 【請求項3】 前記コンピュータネットワークは、イン
ターネット、あるいは専用線接続により実現されるネッ
トワークであることを特徴とする請求項1または請求項
2に記載の簡易型ネットワーク接続装置。 - 【請求項4】 前記ID変換手段は、発信者IDと契約
者IDの変換テーブル、あるいは変換演算式によりID
変換を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のい
ずれかに記載の簡易型ネットワーク接続装置。 - 【請求項5】 端末を簡易プロトコルを用いてコンピュ
ータネットワーク上の情報サーバに接続する簡易型ネッ
トワーク接続方法であって、 公衆回線網に用意された交換機を介して、前記端末と回
線交換によるコネクション型通信を確立する処理と、 前記交換機から出力される発信者IDを利用して、前記
コネクション型通信手段に接続された端末の認証を行う
処理と、 メニュー情報データベースの与えるメニューに従い、前
記端末に、メニュー形式により情報サーバが提供する情
報の選択を促す処理と、 前記端末において選択された情報の所在情報を用いて、
該所在情報が示す前記コンピュータネットワーク上の情
報サーバと、パケット交換によるコネクションレス型通
信を確立する処理と、 前記コネクションレス型通信と前記コネクション型通信
の仲介を行う処理と、 を含むことを特徴とする簡易型ネットワーク接続方法。 - 【請求項6】 前記交換機から出力される発信者ID
を、前記コンピュータネットワーク上に送出される契約
者IDに変換する処理を更に含み、 コンピュータネットワーク上の前記情報サーバと、パケ
ット交換によるコネクションレス型通信を確立する処理
は、前記端末において選択された情報が示す情報サーバ
に、該契約者IDを更に通知することを特徴とする請求
項5に記載の簡易型ネットワーク接続方法。 - 【請求項7】 端末を簡易プロトコルを用いてコンピュ
ータネットワーク上の情報サーバに接続する簡易型ネッ
トワーク接続に用いられるプログラムを記録した記録媒
体であって、 前記プログラムは、 公衆回線網に用意された交換機を介して、前記端末と回
線交換によるコネクション型通信を確立する処理と、 前記交換機から出力される発信者IDを利用して、前記
コネクション型通信手段に接続された端末の認証を行う
処理と、 メニュー情報データベースの与えるメニューに従い、前
記端末に、メニュー形式により情報サーバが提供する情
報の選択を促す処理と、 前記端末において選択された情報の所在情報を用いて、
該所在情報が示す前記コンピュータネットワーク上の情
報サーバと、パケット交換によるコネクションレス型通
信を確立する処理と、 前記コネクションレス型通信と前記コネクション型通信
の仲介を行う処理と、 をコンピュータに実行させるコンピュータ読み取り可能
な記録媒体。 - 【請求項8】 前記交換機から出力される発信者ID
を、前記コンピュータネットワーク上に送出される契約
者IDに変換する処理を更に含み、 コンピュータネットワーク上の前記情報サーバと、パケ
ット交換によるコネクションレス型通信を確立する処理
は、前記端末において選択された情報が示す情報サーバ
に、該契約者IDを更に通知する処理をコンピュータに
実行させることを特徴とする請求項7に記載のコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項9】 端末を簡易プロトコルを用いてコンピュ
ータネットワーク上の情報サーバに接続する簡易型ネッ
トワーク接続システムであって、 前記端末からの該簡易型ネットワーク接続システムのア
クセスポイントに対する電話接続要求を受け、該アクセ
スポイントへ前記端末の発信者IDを送出する交換機
と、 請求項1から請求項4のいずれかに記載の簡易型ネット
ワーク接続装置と、 により構成されることを特徴とする簡易型ネットワーク
接続システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000269248A JP2002077384A (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | 簡易型ネットワーク接続装置、方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000269248A JP2002077384A (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | 簡易型ネットワーク接続装置、方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002077384A true JP2002077384A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18755893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000269248A Pending JP2002077384A (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | 簡易型ネットワーク接続装置、方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002077384A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018157292A (ja) * | 2017-03-16 | 2018-10-04 | ソフトバンク株式会社 | ネットワーク調査装置、ネットワーク調査方法、及びプログラム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000078129A (ja) * | 1998-08-27 | 2000-03-14 | Ntt Mobil Communication Network Inc | 情報通信ネットワークの課金方法 |
JP2000090033A (ja) * | 1998-09-11 | 2000-03-31 | Ntt Mobil Communication Network Inc | サーバ装置、通信端末装置、サーバ装置の制御方法及び通信端末装置の制御方法 |
-
2000
- 2000-09-05 JP JP2000269248A patent/JP2002077384A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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