JP2002076827A - 振動片、振動子、発振器及び携帯電話装置 - Google Patents

振動片、振動子、発振器及び携帯電話装置

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JP2002076827A
JP2002076827A JP2000265592A JP2000265592A JP2002076827A JP 2002076827 A JP2002076827 A JP 2002076827A JP 2000265592 A JP2000265592 A JP 2000265592A JP 2000265592 A JP2000265592 A JP 2000265592A JP 2002076827 A JP2002076827 A JP 2002076827A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストを上昇させずに、簡単な構成で電
極に不良が生じるのを未然に防ぐことをができる振動
片、振動子、発振器及び携帯電話装置を提供すること。 【解決手段】 基部電極部140dが形成されている基
部140と、この基部から突出して形成される少なくと
も1本の振動細棒120と、この振動細棒の表面130
c及び/又は裏面に形成されている溝電極部120dを
有する溝部120aと、前記振動細棒の前記溝部が形成
されていない前記振動細棒の側面120bに形成されて
いる側面電極部120eと、前記基部電極部と前記溝電
極部とを接続する溝電極用接続電極部142と、前記基
部電極部と前記側面電極部とを接続する側面電極用接続
電極部141と、を有する振動片であって、前記振動細
棒の表面及び/又は裏面には、前記側面電極用接続電極
部と前記溝部電極部及び/又は前記溝電極用接続電極部
とが、短絡しないための接続電極配置部Dが形成されて
いることで振動片100を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば水晶等から
成る振動片、この振動片を有する振動子、この振動子を
備える発信器や携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、振動片である例えば音叉型水晶振
動片は、例えば図11に示すように構成されている。
【0003】すなわち、音叉型水晶振動片10は、基部
11と、この基部11から突出するように形成されてい
いる2本の腕部12、13を有している。そして、この
2本の腕部12,13には、溝12a及び溝13aが設
けられている。
【0004】この溝12a,13aは、図11において
は表れていない腕部12,13の裏面にも同様に設けら
れている。
【0005】このため、図11のA−A’断面図である
図12に示すように腕部12,13は、その断面形状が
略H状に形成されることになる。
【0006】このような略H型の音叉型水晶振動片10
は、振動片の大きさを従来より著しく小型化しても、腕
部12,13の振動損失が低くCI値(クリスタルイン
ピーダンス又は等価直列抵抗)も低く抑えることができ
るという特性を有する。
【0007】このため、略H型の音叉型水晶振動片10
は、例えば特に小型でも高精度な性能を求められる振動
子に適している。このような振動子としては、例えば共
振周波数が32.768kHの小型の振動子等があり、
このような振動子の振動片として前記略H型の音叉型水
晶振動片10を用いることが検討されている。そして、
この共振周波数が32.768kHの小型の振動子等
は、最終的には、例えば時計等の精密機器に組み込まれ
て使用されることになる。
【0008】ところで、上述のような略H型の音叉型水
晶振動片10は、外部より電流が印加されると腕部1
2、13が振動するようになっている。具体的には、図
11及び図12に示す溝12a、13aに溝電極が形成
され、これら溝12a,13aが設けられていない腕部
12、13の面である両側面12b,13bに側面電極
が形成される。そして、電流が印加されると溝電極と側
面電極との間で電界が生じ腕部12,13が振動するよ
うになっている。
【0009】ところで、このような溝電極と側面電極
は、上述のように外部から電流が印加されるのである
が、具体的には、外部から音叉型水晶振動片10の基部
11に設けられている基部電極を介して、電流は溝電極
や側面電極に供給されることになる。
【0010】このため、基部電極と溝電極や側面電極と
を接続する接続電極が必要となる。この接続電極のうち
基部電極と溝電極とを接続する溝電極用接続電極は、図
11における基部表面11cに配置される。また、基部
電極と側面電極とを接続する側面電極用接続電極は、例
えば、基部表面11cと腕部表面12cとに配置され
る。
【0011】ところが、この腕部表面12cには、溝1
2a及び溝電極が形成されているため、腕部表面12c
に配置される側面電極用接続電極は、溝12aが形成さ
れていない部分(図11における斜線部分)に配置せざ
るを得ないことになり、この領域に側面電極用接続電極
を配置していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のよう
に、略H型の音叉型水晶振動片10は、例えば共振周波
数が32.768kHの小型の振動子等に搭載されるた
め、特に小型化が要求されており、これに伴い腕部1
2、13の図11における横方向に幅が例えば0.1m
m程度、溝12a、13aの図において横方向の幅が例
えば0.07mm程度まで小型化されている。
【0013】したがって、上述の基部電極と側面電極と
を接続する側面電極用接続電極を配置する腕部表面12
cにおける領域(図11における斜線部分)の図におけ
る幅Wは、例えば0,015mm程度と制限されてしま
う。
【0014】ところで、腕部表面12cに配置しようと
する側面電極用接続電極の幅は、最も狭くても0.01
mm程度は必要である。これでは、理論上、側面電極用
接続電極と溝電極又は溝電極用接続電極との間は僅か
0.01mmであり、実際の製造工程における誤差を考
慮すると側面電極用接続電極と溝電極又は溝電極用接続
電極とが接触したり、その他の短絡を起こす可能性が高
く、振動片の不良の原因となってしまうという問題があ
った。
【0015】また、このような電極同士の接触を防ぐよ
うに製造すると、製造コストが著しく上昇してしまうと
いう問題もあった。
【0016】そこで、本発明は、以上の点に鑑み、製造
コストを上昇させずに、簡単な構成で電極に不良が生じ
るのを未然に防ぐことをができる振動片、振動子、発振
器及び携帯電話装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的は、請求項1の
発明によれば、基部電極部が形成されている基部と、こ
の基部から突出して形成される少なくとも1本の振動細
棒と、この振動細棒の表面及び/又は裏面に形成されて
いる溝電極部を有する溝部と、前記振動細棒の前記溝部
が形成されていない前記振動細棒の側面に形成されてい
る側面電極部と、前記基部電極部と前記溝電極部とを接
続する溝電極用接続電極部と、前記基部電極部と前記側
面電極部とを接続する側面電極用接続電極部と、を有す
る振動片であって、前記振動細棒の表面及び/又は裏面
には、前記側面電極用接続電極部と前記溝部電極部及び
/又は前記溝電極用接続電極部とが、短絡しないための
接続電極配置部が形成されていることを特徴とする振動
片により、達成される。
【0018】請求項1の構成によれば、前記振動細棒の
表面及び/又は裏面には、前記側面電極用接続電極部と
前記溝部電極部及び/又は前記溝電極用接続電極部と
が、短絡しないための接続電極配置部が形成されている
ので、前記側面電極用接続電極部、前記溝部電極部、前
記溝電極用接続電極部に不良が発生するのを未然に防ぐ
ことができる。したがって、振動片の不良の発生も未然
に防ぐことができる。
【0019】好ましくは、請求項2の発明によれば、請
求項1の構成において、前記接続電極配置部は、前記溝
部の近傍であって、前記基部に近接している部分に形成
されていることを特徴とする振動片である。
【0020】請求項2の構成によれば、前記接続電極配
置部は、前記溝部の近傍であって、前記基部に近接して
いる部分に形成されているので、前記溝部の近傍であっ
て、前記基部に近接している部分の前記側面電極用接続
電極部と前記溝部電極部とが近接する部分をできるだけ
小さくすることができるため、製造上、短絡する確率を
減ずることができる。
【0021】好ましくは、請求項3の発明によれば、請
求項1又は請求項2の構成において、前記接続電極配置
部は、前記溝部の短手方向の幅を他の幅の部分より短く
することにより形成されることを特徴とする振動片であ
る。
【0022】請求項3の構成によれば、前記接続電極配
置部は、前記溝部の短手方向の幅を他の幅の部分より短
くすることにより形成されるので、前記接続電極配置部
を容易に構成することができる。
【0023】好ましくは、請求項4の発明によれば、請
求項1乃至請求項3のいずれかの構成において、前記溝
部の短手方向の他の幅の部分が、約0.07mmであ
り、前記溝部の他の幅の部分より短く形成されている部
分の幅が、約0,06mmであり、前記溝部が形成され
ている振動細棒の表面又は/及び裏面の短手方向の幅が
約0.1mmであるように形成されたことを特徴とする
振動片である。
【0024】請求項4の構成によれば、前記溝部の短手
方向の他の幅の部分が、約0.07mmであり、前記溝
部の他の幅の部分より短く形成されている部分の幅が、
約0,06mmであり、前記溝部が形成されている振動
細棒の表面又は/及び裏面の短手方向の幅が約0.1m
mであるような著しく小さい小型の振動片に対し容易に
前記接続電極配置部を形成することができる。
【0025】好ましくは、請求項5の発明によれば、請
求項1乃至請求項4のいずれかの構成において、前記溝
部が前記振動細棒の表面及び裏面に形成されていると共
に、これら各々の振動細棒の断面を溝部の深さ方向に形
成した場合、その断面が略H型に形成されることを特徴
とする振動片である。
【0026】請求項5の構成によれば、前記略H型に形
成される溝部を備える振動細棒を有する振動片に対して
も容易に前記接続電極配置部を形成することができる。
【0027】好ましくは、請求項6の発明によれば、請
求項1乃至請求項5のいずれかの構成において、前記振
動片が音叉型水晶振動片により形成されていることを特
徴とする振動片である。
【0028】請求項6の構成によれば、前記音叉型水晶
振動片により形成される振動片に対しても容易に前記接
続電極配置部を形成することができる。
【0029】好ましくは、請求項7の発明によれば、請
求項6の構成において、前記音叉型水晶振動片の共振周
波数が略32kHに成っていることを特徴とする振動片
である。
【0030】請求項7の構成によれば、共振周波数が略
32kHに成っている前記音叉型水晶振動片に対しても
容易に前記接続電極配置部を形成することができる。
【0031】前記目的は、請求項8の発明によれば、基
部電極部が形成されている基部と、この基部から突出し
て形成される少なくとも1本の振動細棒と、この振動細
棒の表面及び/又は裏面に形成されている溝電極部を有
する溝部と、前記振動細棒の前記溝部が形成されていな
い前記振動細棒の側面に形成されている側面電極部と、
前記基部電極部と前記溝電極部とを接続する溝電極用接
続電極部と、前記基部電極部と前記側面電極部とを接続
する側面電極用接続電極部と、を有する振動片であり、
この振動片が、パッケージ内に収容されている振動子で
あって、前記振動片の前記振動細棒の表面及び/又は裏
面には、前記側面電極用接続電極部と前記溝部電極部及
び/又は前記溝電極用接続電極部とが、短絡しないため
の接続電極配置部が形成されていることを特徴とする振
動子により、達成される。
【0032】請求項8の構成によれば、前記振動片の前
記振動細棒の表面及び/又は裏面には、前記側面電極用
接続電極部と前記溝部電極部及び/又は前記溝電極用接
続電極部とが、短絡しないための接続電極配置部が形成
されているので、前記側面電極用接続電極部、前記溝部
電極部、前記溝電極用接続電極部に不良が発生するのを
未然に防ぐことができる。したがって、振動子の不良の
発生も未然に防ぐことができる。
【0033】好ましくは、請求項9の発明によれば、請
求項8の構成において、前記振動片の前記接続電極配置
部は、前記溝部の近傍であって、前記基部に近接してい
る部分に形成されていることを特徴とする振動子であ
る。
【0034】請求項9の構成によれば、前記振動片の前
記接続電極配置部は、前記溝部の近傍であって、前記基
部に近している部分に形成されているので、前記溝部
の近傍であって、前記基部に近接している部分の前記側
面電極用接続電極部と前記溝部電極部の不良の発生を特
に効果的に防ぐことができる。
【0035】好ましくは、請求項10の発明によれば、
請求項8又は請求項9の構成において、前記振動片の前
記接続電極配置部は、前記溝部の短手方向の幅を他の幅
の部分より短くすることにより形成されることを特徴と
する振動子である。
【0036】請求項10の構成によれば、前記振動片の
前記接続電極配置部は、前記溝部の短手方向の幅を他の
幅の部分より短くすることにより形成されるので、前記
接続電極配置部を容易に構成することができる。
【0037】好ましくは、請求項11の発明によれば、
請求項8乃至請求項10のいずれかの構成において、前
記振動片の前記溝部の短手方向の他の幅の部分が、約
0.07mmであり、前記溝部の他の幅の部分より短く
形成されている部分の幅が、約0,06mmであり、前
記溝部が形成されている振動細棒の表面又は/及び裏面
の短手方向の幅が約0.1mmであるように形成された
ことを特徴とする振動子である。
【0038】請求項11の構成によれば、前記振動片の
前記溝部の短手方向の他の幅の部分が、約0.07mm
であり、前記溝部の他の幅の部分より短く形成されてい
る部分の幅が、約0,06mmであり、前記溝部が形成
されている振動細棒の表面又は/及び裏面の短手方向の
幅が約0.1mmであるような著しく小さい小型の振動
片を有する振動子に対し容易に前記接続電極配置部を形
成することができる。
【0039】好ましくは、請求項12の発明によれば、
請求項8乃至請求項11のいずれかの構成において、前
記振動片の前記溝部が前記振動細棒の表面及び裏面に形
成されていると共に、これら各々の振動細棒の断面を溝
部の深さ方向に形成した場合、その断面が略H型に形成
されることを特徴とする振動子である。
【0040】請求項12の構成によれば、前記略H型に
形成される溝部を備える振動細棒を有する振動片を有す
る振動子に対しても容易に前記接続電極配置部を形成す
ることができる。
【0041】好ましくは、請求項13の発明によれば、
請求項8乃至請求項12のいずれかの構成において、前
記振動片が音叉型水晶振動片により形成されていること
を特徴とする振動子である。
【0042】請求項13の構成によれば、前記音叉型水
晶振動片により形成される振動片を有する振動子に対し
ても容易に前記接続電極配置部を形成することができ
る。
【0043】好ましくは、請求項14の発明によれば、
請求項13の構成において、前記音叉型水晶振動片の共
振周波数が略32kHに成っていることを特徴とする振
動子である。
【0044】請求項14の構成によれば、共振周波数が
略32kHに成っている前記音叉型水晶振動片を有する
振動子に対しても容易に前記接続電極配置部を形成する
ことができる。
【0045】好ましくは、請求項15の発明によれば、
請求項8乃至請求項14の構成において、前記パッケー
ジが箱状に形成されていることを特徴とする振動子であ
る。請求項15の構成によれば、前記パッケージが箱状
に形成されている振動子に収容される振動片に対しても
容易に前記接続電極配置部を形成することができる。
【0046】好ましくは、請求項16の発明によれば、
請求項8乃至請求項14のいずれかの構成において、前
記パッケージが所謂シリンダータイプに形成されている
ことを特徴とする振動子である。
【0047】請求項16の構成によれば、前記パッケー
ジが所謂シリンダータイプに形成されている振動子に収
容される振動片に対しても容易に前記接続電極配置部を
形成することができる。
【0048】前記目的は、請求項17の発明によれば、
基部電極部が形成されている基部と、この基部から突出
して形成される少なくとも1本の振動細棒と、この振動
細棒の表面及び/又は裏面に形成されている溝電極部を
有する溝部と、前記振動細棒の前記溝部が形成されてい
ない前記振動細棒の側面に形成されている側面電極部
と、前記基部電極部と前記溝電極部とを接続する溝電極
用接続電極部と、前記基部電極部と前記側面電極部とを
接続する側面電極用接続電極部と、を有する振動片であ
り、この振動片と集積回路が、パッケージ内に収容され
ている発振器であって、前記振動片の前記振動細棒の表
面及び/又は裏面には、前記側面電極用接続電極部と前
記溝部電極部及び/又は前記溝電極用接続電極部とが、
短絡しないための接続電極配置部が形成されていること
を特徴とする発振器により、達成される。
【0049】請求項17の構成によれば、前記振動片の
前記振動細棒の表面及び/又は裏面には、前記側面電極
用接続電極部と前記溝部電極部及び/又は前記溝電極用
接続電極部とが、短絡しないための接続電極配置部が形
成されているので、前記側面電極用接続電極部、前記溝
部電極部、前記溝電極用接続電極部に不良が発生するの
を未然に防ぐことができる。したがって、発振器の不良
の発生も未然に防ぐことができる。
【0050】前記目的は、請求項18の発明によれば、
基部電極部が形成されている基部と、この基部から突出
して形成される少なくとも1本の振動細棒と、この振動
細棒の表面及び/又は裏面に形成されている溝電極部を
有する溝部と、前記振動細棒の前記溝部が形成されてい
ない前記振動細棒の側面に形成されている側面電極部
と、前記基部電極部と前記溝電極部とを接続する溝電極
用接続電極部と、前記基部電極部と前記側面電極部とを
接続する側面電極用接続電極部と、を有する振動片であ
り、この振動片がパッケージ内に収容されている振動子
であり、この振動子を制御部に接続して用いている携帯
電話装置であって、前記振動片の前記振動細棒の表面及
び/又は裏面には、前記側面電極用接続電極部と前記溝
部電極部及び/又は前記溝電極用接続電極部とが、短絡
しないための接続電極配置部が形成されていることを特
徴とする携帯電話装置により、達成される。
【0051】請求項18の構成によれば、前記振動片の
前記振動細棒の表面及び/又は裏面には、前記側面電極
用接続電極部と前記溝部電極部及び/又は前記溝電極用
接続電極部とが、短絡しないための接続電極配置部が形
成されているので、前記側面電極用接続電極部、前記溝
部電極部、前記溝電極用接続電極部に不良が発生するの
を未然に防ぐことができる。したがって、携帯電話装置
の不良の発生も未然に防ぐことができる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0053】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る電極が設けられていない略H型の
音叉型水晶振動片100を示す概略斜視図である。
【0054】この略H型の音叉型水晶振動子100は、
例えば水晶の単結晶から切り出され音叉型に加工されて
形成されている。このとき、図1に示すX軸が電気軸、
Y軸が機械軸及びZ軸が光軸となるように水晶の単結晶
から切り出されることになる。
【0055】このように電気軸が図1のX軸方向に配置
されることにより、高精度が要求される携帯電話装置等
の電子機器全般に好適な略H型の音叉型水晶振動片10
0となる。
【0056】また、水晶の単結晶から切り出す際、上述
のX軸、Y軸及びZ軸からなる直交座標系において、X
軸回りに、X軸とY軸とからなるXY平面を反時計方向
に約1度乃至5度傾けた、所謂水晶Z板として、略H型
の音叉型水晶振動片100が形成されることになる。
【0057】この略H型の音叉型水晶振動片100は、
基部130と、この基部140から図においてY軸方向
に突出するように形成された例えば2本の振動細棒であ
る腕部120,130とを有している。
【0058】また、この2本の腕部120、130の表
面120c、130cには、図1に示すように溝部12
0a,130aがそれぞれ形成されている。また、この
溝部は2本の腕部120,130の裏面にも同様に形成
されている(図示せず)。
【0059】したがって、図4に示すように腕部12
0、130には、溝部120a等が図において上下方向
に設けられているため、その断面形状が略H型に形成さ
れる。そして、この断面形状が略H型なので略H型の音
叉型水晶振動片100と称している。
【0060】この略H型の音叉型水晶振動片100に
は、図2に示すように電極が形成される。すなわち、図
2に示すように、基部140には、基部電極140dが
形成され、腕部120、130の溝部120a,130
aには、溝電極120d,130dがそれぞれ形成され
る。
【0061】また、腕部120,130のそれぞれの両
側面120b,120b,130b,130bには、側
面電極120e,130eが形成されている。
【0062】さらに、図2に示すように腕部120の一
方側の側面電極120e(図において腕部120の内
側)と基板電極140dとを接続するための側面電極用
接続電極141が設けられている。この側面電極用接続
電極141は、具体的には、基部表面140c及び腕部
120の表面120cに設けられ、その端部が前記一方
側の側面電極120eと接続するようになっている。
【0063】また、図2に示すように溝電極120d、
130dと基板電極140dとを接続するための溝電極
用接続電極142が,図においては2個形成されてい
る。具体的には、基部表面140cに配置され、その端
部が溝電極120d、130dと接続するようになって
いる。
【0064】このような基部電極140d、側面電極用
接続電極141、溝電極用接続電極142、側面電極1
30e及び溝電極130dの詳細な構成を示したのが、
図3である。
【0065】図3の丸で囲んだ部分に示すように、略H
型の音叉型水晶振動片100の一方の腕部120の溝部
120aの形状が、他方の腕部130の溝部130aの
形状と異なっている。
【0066】すなわち、溝部120aの基部140に近
接している部分の幅が他の溝120aの部分より狭く形
成され、この部分に腕部120の内側の側面電極120
eと接続される側面電極用接続電極141が形成されて
いる。
【0067】ところで、略H型の音叉型水晶振動子10
0は、例えば共振周波数が32.768kHであるにも
かかわらず、従来の32.768kHの音叉型水晶振動
子と比べ、著しく小型となっている。
【0068】すなわち、図4に示すように、略H型の音
叉型水晶振動子00のY軸方向の長さは、例えば約2.
2mm程度となっており、略H型の音叉型水晶振動子1
00のX軸方向の幅は、約0.56mm程度となってい
る。
【0069】この寸法は、従来の音叉型水晶振動片の一
般的な寸法である、3.6mm(Y軸方向)、0.69
mm(X軸方向)と比べ著しく小さくなっている。
【0070】また、図4に示す腕部120のY軸方向の
長さは、例えば約1.6mm程度であり、各腕部12
0、130のX軸方向の幅は、例えば0.1mm程度と
なっている。
【0071】このような腕部120の大きさは、従来の
一般的な腕部の寸法である2.4mm(Y軸方向)、
0.23mm(X軸方向)と比べ、著しく小さくなって
いる。
【0072】このように従来の音叉型水晶振動片と比べ
著しく小さくなっている腕部120、130には、上述
のように溝部120a,130aが形成されており、こ
の溝部120a、130aは、腕部120,130の表
面120c、130c上においてY軸方向に例えば約
1.3mm程度の長さに形成されている。この溝部13
0aのX軸方向の幅は、図4に示すように例えば約0.
07mm程度であり、そのZ軸方向の深さは、例えば約
0.02から0.045mm程度となっている。
【0073】以上のような寸法に形成されている略H型
の音叉型水晶振動片100の図3における丸で囲った部
分の寸法は、図5に示すようになる。
【0074】すなわち、溝部120aの基部140に近
接している部分(図においてCの部分)の幅が例えば約
0.06mm程度に形成され、他の溝120aの部分の
幅である約0.07mmと比べ0.01mm狭く形成さ
れている。
【0075】また、この溝部120aに設けられている
溝電極120dも同様の寸法で配置されている。
【0076】一方、腕部120の内側の側面120bに
形成された側面電極120eに対して側面電極用接続電
極141が配置されている。具体的には、腕部120の
表面120cのうち溝部120aが設けられていない領
域で、且つこの溝部120aと接触等の短絡が生じない
位置である、図において腕部120の表面120cの左
端部に配置される。
【0077】このように配置される側面電極用接続電極
141は、腕部120の表面120cの左端部に幅約
0.01mm程度で配置され、基部表面140cに形成
されている側面電極用接続電極141に繋がっている。
【0078】ところで、前記溝電極120dにも、図5
に示すように、溝電極用接続電極142が接続され、前
記側面電極用接続電極141と一定の間隔を空けて配置
され、図2に示す基部電極140dと接続されている。
【0079】また、腕部130の溝部130aに形成さ
れている溝電極130dには、他の溝電極用接続電極1
42が接続されている。この他の溝電極用接続電極14
2は、図2に示すように途中で、前記側面電極用接続電
極141と合流し、基部電極140dに接続されてい
る。
【0080】図2及び図5に示す電極の配置は、略H型
の音叉型水晶振動片100の表面側のみを示したものあ
るが、裏面側にも、表面側と対称に同様の電極が配置さ
れる。
【0081】上述のように、腕部120の溝部120a
うち、図においてCの部分の幅を約0.07mmから約
0.06mmに狭くして形成しているため、腕部120
の表面120cのうち、図において左端部と溝部120
aとの間は、約0.015mmから約0.025mmま
で広がることになる。したがって、この広がった部分
(図においてDで示す部分)が、腕部120の内側の側
面120dの側面電極120eと接続するための側面電
極用接続電極142を配置するための接続電極配置部と
なる。
【0082】すなわち、この接続電極配置部Dの部分が
設けられない場合は、腕部120の表面120cに形成
された側面電極用接続電極141と溝電極120d及び
溝電極120dと接続される溝電極用接続電極142と
の間の距離は約0.015mm程度しかなく、製造上の
誤差があると、側面電極用接続電極141と溝電極12
0d等との間に接触やその他の短絡等が生じ、略H型の
音叉型水晶振動片100の不良等が生じるおそれがあ
る。
【0083】しかし、本実施の形態に係る略H型の音叉
型水晶振動片100では、上述の図5においてDで示す
接続電極配置部が形成されているため、製造上の誤差が
あっても、側面電極用接続電極141と溝電極120d
等との間に接触やその他の短絡等が生じることががな
く、略H型の音叉型水晶振動片100の不良等が生じる
原因を取り除くことができる。
【0084】また、この接続電極配置部の形成は、腕部
120の溝部120aの幅を狭くするだけで形成するこ
とができるため、特別な構成を略H型の音叉型水晶振動
片100に設ける必要がなく、製造上のコストを上昇さ
せることがない。
【0085】ところで、このように配置される溝電極1
20d,側面電極120e等の電極は、具体的には、複
数層、例えば2層から成り、下地としてCr、上層がA
uから形成されている。この場合、Crの代わりにNi
やTi等を使用してもよい。
【0086】また、1層からなる場合もあり、このとき
は、例えばAl層が用いられる。この他にも、Al電極
で表面を陽極酸化した電極やCr電極1層で、このCr
層の上に保護膜としてSiO2 等を形成する電極も用い
ることができる。
【0087】さらに、電極の厚みは、例えば下層Crが
100オングストロームで上層Auが1000オングス
トロームと成っている。
【0088】次に、上述のような略H型の音叉型水晶振
動子100の腕部120の断面を示したのが図6であ
る。図6に示すように腕部120には溝部120aが図
において上下方向にそれぞれ設けられているため、その
断面形状が略H形に形成されている。そして、この2カ
所の溝部120aには、それぞれ溝電極120dが設け
られている。また、腕部120の両側面120bにも側
面電極120eがそれぞれ設けられている。
【0089】本実施の形態に係る略H型の音叉型水晶振
動片100は以上のように構成されるが、以下その動作
等について説明する。
【0090】先ず、略H型の音叉型水晶振動片100の
外部の図示しない電源より電流が基部140の基部電極
140dに供給される。すると、この電流は、側面電極
用接続電極141と溝電極用接続電極142を経て側面
電極120eと溝電極120dにそれぞれ供給される。
【0091】このとき、側面電極用接続電極141と溝
電極120d等との間には、上述のの図5においてDで
示す接続電極配置部が形成されているため、製造上の誤
差があっても、側面電極用接続電極142と溝電極12
0d等との間に接触やその他の短絡等が生じることがな
い。
【0092】このように溝電極120dと側面電極12
0eに電流が印加されると、図6に示す溝電極120d
と側面電極120eとの間に電界を発生し、圧電体であ
る水晶の内部に電界が深く分布することになる。
【0093】この電界の分布によって、圧電体である腕
部120、130が振動し、音叉型振動片100が振動
することになる。
【0094】このときの共振周波数は、例えば32.7
68kHとなっており、本実施の形態に係る略H型の音
叉型水晶振動片100は、上述のように、腕部120、
130の断面形状が略H型に形成されているため、従来
の32.768kHの音叉型水晶振動子と比べ、著しく
小型となっているにもかかわらず、性能が向上してい
る。
【0095】(第2の実施の形態)図7は、本実施の第
2の形態に係る振動子であるセラミックパッケージ音叉
型振動子200を示す図である。
【0096】このセラミックパッケージ音叉型振動子2
00は、上述の第1の実施の形態の略H型の音叉型水晶
振動片100を使用している。したがって、略H型の音
叉型水晶振動片100の構成、 作用等については、同一
符号を付する等して、その説明を省略する。
【0097】図7は、セラミックパッケージ音叉型振動
子200の構成を示す概略断面図である。図7に示すよ
うに、セラミックパッケージ音叉型振動子200は、そ
の内側に空間を有する箱状のパッケージ210を有して
いる。このパッケージ210には、その底部にベース部
211を備えている。このベース部211は、例えばア
ルミナ等のセラミックス等で形成されている。
【0098】ベース部211の上には、封止部212が
設けられており、この封止部212は、蓋体213と同
様の材料から形成されている。また、この封止部212
の上には蓋体213が載置され、これらベース部21
1、封止部212及び蓋体213で、中空の箱体を形成
することになる。
【0099】このように形成されているパッケージ21
0のベース部211上にはパッケージ側電極214が設
けられている。このパッケージ側電極214の上には導
電性接着剤等を介して電極140が形成されてた略H型
の音叉型水晶振動片100の端部が固定されている。
【0100】この略H型の音叉型水晶振動片100は、
パッケージ側電極214から一定の電流が与えられると
振動するようになっている。このとき、略H型の音叉型
水晶振動片100には、図5に示すように、側面電極用
接続電極141と溝電極120d等との間には、図5に
おいてDで示す接続電極配置部が形成されているため、
製造上の誤差があっても、側面電極用接続電極142と
溝電極120d等との間に接触やその他の短絡等が生じ
ることがない。したがって、略H型の音叉型水晶振動片
100の性能を十分に発揮できるセラミックパッケージ
音叉型振動子200となる。また、製造コストを上昇さ
せることなく、セラミックパッケージ音叉型振動子20
0を製造することができる。
【0101】(第3の実施の形態)図8は、本実施の第
3の形態に係る携帯電話装置であるデジタル携帯電話3
00を示す図である。
【0102】このデジタル携帯電話300は、上述の第
3の実施の形態のセラミックパッケージ音叉型振動子2
00と略H型の音叉型水晶振動片100を使用してい
る。したがって、セラミックパッケージ音叉型振動子2
00と略H型の音叉型水晶振動片100の構成、 作用等
については、同一符号を付する等して、その説明を省略
する。
【0103】図8は、デジタル携帯電話300の回路ブ
ロックを示す概略図である。図8に示すように、デジタ
ル携帯電話300で送信する場合は、使用者が、自己の
声をマイクロフォンに入力すると、信号はパルス幅変調
・符号化のブロックと変調器/復調器のブロックを経て
トランスミッター、アンテナスイッチを介しアンテナか
ら送信されることになる。
【0104】一方、他人の電話から送信された信号は、
アンテナで受信され、アンテナスイッチ、受信フィルタ
ー等を経て、レシーバーから変調器/復調器のブロック
に入力される。そして、変調又は復調された信号がパル
ス幅変調・符号化のブロックを経てスピーカーに声とし
て出力されるようになっている。
【0105】このうち、アンテナスイッチや変調器/復
調器ブロック等を制御するためにコントローラが設けら
れている。
【0106】このコントローラは、上述の他に表示部で
あるLCDや数字等の入力部であるキー、さらにはRA
MやROM等も制御するため、高精度であることが求め
られ、この高精度なコントローラの要求に応えられるよ
うに高精度の上述のセラミックパッケージ音叉振動子2
00が用いられることになる。
【0107】すなわち、セラミックパッケージ音叉振動
子200に収容されている略H型の音叉型水晶振動片1
00には、図5に示すように、側面電極用接続電極14
1と溝電極120d等との間には、図5においてDで示
す接続電極配置部が形成されているため、製造上の誤差
があっても、側面電極用接続電極142と溝電極120
d等との間に接触やその他の短絡等が生じることがな
い。したがって、略H型の音叉型水晶振動片100の性
能を十分に発揮できるセラミックパッケージ音叉型振動
子200を有するデジタル携帯電話300となる。ま
た、製造コストを上昇させることなく、デジタル携帯電
話300を製造することができる。
【0108】(第4の実施の形態)図9は、本実施の第
4の実施の形態に係る発振器である音叉水晶発振器40
0を示す図である。
【0109】このデジタル音叉水晶発振器400は、上
述の第3の実施の形態のセラミックパッケージ音叉型振
動子200と多くの部分で構成が共通している。したが
って、セラミックパッケージ音叉型振動子200と略H
型の音叉型水晶振動片100の構成、 作用等について
は、同一符号を付する等して、その説明を省略する。
【0110】図9に示す音叉型水晶発振器400は、図
5に示すセラミックパッケージ音叉振動子200の略H
型の音叉型水晶振動片100の下方で、ベース部211
の上に、図9に示すように集積回路410を配置したも
のである。
【0111】すなわち、音叉水晶発振器400では、そ
の内部に配置された、略H型の音叉型水晶振動片100
が振動すると、その振動は、集積回路410に入力さ
れ、その後、所定の周波数信号を取り出すことで、発振
器として機能することになる。
【0112】すなわち、音叉水晶発振器400に収容さ
れている略H型の音叉型水晶振動片100には、図5に
示すように、側面電極用接続電極141と溝電極120
d等との間には、図5においてDで示す接続電極配置部
が形成されているため、製造上の誤差があっても、側面
電極用接続電極142と溝電極120d等との間に接触
やその他の短絡等が生じることがない。したがって、略
H型の音叉型水晶振動片100の性能を十分に発揮でき
る音叉水晶発振器400となる。また、製造コストを上
昇させることなく、音叉型水晶発振器400を製造する
ことができる。
【0113】(第5の実施の形態)図10は、本実施の
第5の実施の形態に係る振動子であるシリンダータイプ
音叉振動子500を示す図である。
【0114】このシリンダータイプ音叉振動子500
は、上述の第1の実施の形態の略H型の音叉型水晶振動
片100を使用している。したがって、略H型の音叉型
水晶振動片100の構成、 作用等については、同一符号
を付する等して、その説明を省略する。
【0115】図10は、シリンダータイプ音叉振動子5
00の構成を示す概略図である。
【0116】図10に示すようにシリンダータイプ音叉
振動子500は、その内部に略H型の音叉型水晶振動片
100を収容するための金属製のキャップ530を有し
ている。このキャップ530は、ステム520に対して
圧入され、その内部が真空状態に保持されるようになっ
ている。
【0117】また、キャップ530に収容された略H型
の音叉型水晶振動片100を保持すうためのリード51
0が2本配置されている。
【0118】このようなシリンダータイプ音叉振動子5
00に外部より電流を印加すると略H型の音叉型水晶振
動片100の腕部120が振動し、振動子として機能す
ることになる。
【0119】このとき、略H型の音叉型水晶振動片10
0には、図5に示すように、側面電極用接続電極141
と溝電極120d等との間には、図5においてDで示す
接続電極配置部が形成されているため、製造上の誤差が
あっても、側面電極用接続電極142と溝電極120d
等との間に接触やその他の短絡等が生じることがない。
したがって、略H型の音叉型水晶振動片100の性能を
十分に発揮できるシリンダータイプ音叉振動子500と
なる。また、製造コストを上昇させることなく、シリン
ダータイプ音叉振動子500を製造することができる。
【0120】また、上述の各実施の形態では、32.7
38kHの音叉型水晶振動子を例に説明したが、15k
H乃至155kHの音叉型水晶振動子に適用できること
は明らかである。
【0121】なお、上述の実施の形態に係る略H型の音
叉型水晶振動片100は、上述の例のみならず、他の電
子機器、携帯情報端末、さらに、テレビジョン、ビデオ
機器、所謂ラジカセ、パーソナルコンピュータ等の時計
内蔵機器及び時計にも用いられることは明らかである。
【0122】さらに、本発明は、上記実施の形態に限定
されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更
を行うことができる。そして、上記実施の形態の構成
は、その一部を省略したり、上述していない他の任意の
組み合わせに変更することができる。
【0123】
【発明の効果】本発明によれば、製造コストを上昇させ
ずに、簡単な構成で電極に不良が生じるのを未然に防ぐ
ことをができる振動片、振動子、発振器及び携帯電話装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電極形成前の
略H型の音叉型水晶振動片を示す概略斜視図である。
【図2】図1の略H型の音叉型水晶振動片に電極が形成
された状態を示す概略斜視図である。
【図3】図2の電極の配置の詳細を示した概略斜視図で
ある。
【図4】図1に示す略H型の音叉型水晶振動片の寸法を
示す概略図である。
【図5】図3の丸で囲んだ部分を示す概略拡大図であ
る。
【図6】図2の略H型の音叉型水晶振動片の腕部の概略
断面図である。
【図7】セラミックパッケージ音叉型振動子の構成を示
す概略断面図である。
【図8】デジタル携帯電話の回路ブロックを示す概略図
である。
【図9】音叉水晶発振器の構成を示す概略断面図であ
る。
【図10】シリンダータイプ音叉振動子の構成を示す概
略図である。
【図11】従来の音叉型水晶振動片の構成を示す概略図
である。
【図12】図11のA−A’断面図である。
【符号の説明】
100・・・略H型の音叉型水晶振動片 120、130・・・腕部 120a、130a・・・溝部 120b、130b・・・側面 120c、130c・・・表面 120d、130d・・・溝電極 120e、130e・・・側面電極 140・・・基部 140c・・・基部表面 140d・・・基部電極 141・・・側面電極用接続電極 142・・・溝電極用接続電極 C・・・溝部の基部に近接している部分 D・・・接続電極配置部 200・・・セラミックパッケージ音叉振動子 210・・・パッケージ 211・・・ベース部 212・・・封止部 213・・・蓋体 214・・・パッケージ側電極 300・・・デジタル携帯電話 400・・・音叉水晶発振器 410・・・集積回路 500・・・シリンダータイプ音叉振動子 510・・・リード 520・・・ステム 530・・・キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 41/18 101A Fターム(参考) 5J079 AA02 AA04 BA43 BA44 HA07 HA09 HA16 HA28 HA29 KA05 5J108 BB02 CC06 CC09 EE03 EE07 FF02 FF04 GG03 KK01 KK02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部電極部が形成されている基部と、 この基部から突出して形成される少なくとも1本の振動
    細棒と、 この振動細棒の表面及び/又は裏面に形成されている溝
    電極部を有する溝部と、 前記振動細棒の前記溝部が形成されていない前記振動細
    棒の側面に形成されている側面電極部と、 前記基部電極部と前記溝電極部とを接続する溝電極用接
    続電極部と、 前記基部電極部と前記側面電極部とを接続する側面電極
    用接続電極部と、を有する振動片であって、 前記振動細棒の表面及び/又は裏面には、前記側面電極
    用接続電極部と前記溝部電極部及び/又は前記溝電極用
    接続電極部とが、短絡しないための接続電極配置部が形
    成されていることを特徴とする振動片。
  2. 【請求項2】 前記接続電極配置部は、前記溝部の近傍
    であって、 前記基部に近接している部分に形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の振動片。
  3. 【請求項3】 前記接続電極配置部は、前記溝部の短手
    方向の幅を他の幅の部分より短くすることにより形成さ
    れることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の振
    動片。
  4. 【請求項4】 前記溝部の短手方向の他の幅の部分が、
    約0.07mmであり、前記溝部の他の幅の部分より短
    く形成されている部分の幅が、約0,06mmであり、
    前記溝部が形成されている振動細棒の表面又は/及び裏
    面の短手方向の幅が約0.1mmであるように形成され
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
    記載の振動片。
  5. 【請求項5】 前記溝部が前記振動細棒の表面及び裏面
    に形成されていると共に、これら各々の振動細棒の断面
    を溝部の深さ方向に形成した場合、その断面が略H型に
    形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のい
    ずれかに記載の振動片。
  6. 【請求項6】 前記振動片が音叉型水晶振動片により形
    成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の
    いずれかに記載の振動片。
  7. 【請求項7】 前記音叉型水晶振動片の共振周波数が略
    32kHに成っていることを特徴とする請求項6に記載
    の振動片。
  8. 【請求項8】 基部電極部が形成されている基部と、 この基部から突出して形成される少なくとも1本の振動
    細棒と、 この振動細棒の表面及び/又は裏面に形成されている溝
    電極部を有する溝部と、 前記振動細棒の前記溝部が形成されていない前記振動細
    棒の側面に形成されている側面電極部と、 前記基部電極部と前記溝電極部とを接続する溝電極用接
    続電極部と、 前記基部電極部と前記側面電極部とを接続する側面電極
    用接続電極部と、を有する振動片であり、 この振動片が、パッケージ内に収容されている振動子で
    あって、 前記振動片の前記振動細棒の表面及び/又は裏面には、
    前記側面電極用接続電極部と前記溝部電極部及び/又は
    前記溝電極用接続電極部とが、短絡しないための接続電
    極配置部が形成されていることを特徴とする振動子。
  9. 【請求項9】 前記振動片の前記接続電極配置部は、前
    記溝部の近傍であって、 前記基部に近接している部分に形成されていることを特
    徴とする請求項8に記載の振動子。
  10. 【請求項10】 前記振動片の前記接続電極配置部は、
    前記溝部の短手方向の幅を他の幅の部分より短くするこ
    とにより形成されることを特徴とする請求項8又は請求
    項9に記載の振動子。
  11. 【請求項11】 前記振動片の前記溝部の短手方向の他
    の幅の部分が、約0.07mmであり、前記溝部の他の
    幅の部分より短く形成されている部分の幅が、約0,0
    6mmであり、前記溝部が形成されている振動細棒の表
    面又は/及び裏面の短手方向の幅が約0.1mmである
    ように形成されたことを特徴とする請求項8乃至請求項
    10のいずれかに記載の振動子。
  12. 【請求項12】 前記振動片の前記溝部が前記振動細棒
    の表面及び裏面に形成されていると共に、これら各々の
    振動細棒の断面を溝部の深さ方向に形成した場合、その
    断面が略H型に形成されることを特徴とする請求項8乃
    至請求項11のいずれかに記載の振動子。
  13. 【請求項13】 前記振動片が音叉型水晶振動片により
    形成されていることを特徴とする請求項8乃至請求項1
    2のいずれかに記載の振動子。
  14. 【請求項14】 前記音叉型水晶振動片の共振周波数が
    略32kHに成っていることを特徴とする請求項13に
    記載の振動子。
  15. 【請求項15】 前記パッケージが箱状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項8乃至請求項14のいずれか
    に記載の振動子。
  16. 【請求項16】 前記パッケージが所謂シリンダータイ
    プに形成されていることを特徴とする請求項8乃至請求
    項14のいずれかに記載の振動子。
  17. 【請求項17】 基部電極部が形成されている基部と、 この基部から突出して形成される少なくとも1本の振動
    細棒と、 この振動細棒の表面及び/又は裏面に形成されている溝
    電極部を有する溝部と、 前記振動細棒の前記溝部が形成されていない前記振動細
    棒の側面に形成されている側面電極部と、 前記基部電極部と前記溝電極部とを接続する溝電極用接
    続電極部と、 前記基部電極部と前記側面電極部とを接続する側面電極
    用接続電極部と、を有する振動片であり、 この振動片と集積回路が、パッケージ内に収容されてい
    る発振器であって、 前記振動片の前記振動細棒の表面及び/又は裏面には、
    前記側面電極用接続電極部と前記溝部電極部及び/又は
    前記溝電極用接続電極部とが、短絡しないための接続電
    極配置部が形成されていることを特徴とする発振器。
  18. 【請求項18】 基部電極部が形成されている基部と、 この基部から突出して形成される少なくとも1本の振動
    細棒と、 この振動細棒の表面及び/又は裏面に形成されている溝
    電極部を有する溝部と、 前記振動細棒の前記溝部が形成されていない前記振動細
    棒の側面に形成されている側面電極部と、 前記基部電極部と前記溝電極部とを接続する溝電極用接
    続電極部と、 前記基部電極部と前記側面電極部とを接続する側面電極
    用接続電極部と、を有する振動片であり、 この振動片がパッケージ内に収容されている振動子であ
    り、 この振動子を制御部に接続して用いている携帯電話装置
    であって、 前記振動片の前記振動細棒の表面及び/又は裏面には、
    前記側面電極用接続電極部と前記溝部電極部及び/又は
    前記溝電極用接続電極部とが、短絡しないための接続電
    極配置部が形成されていることを特徴とする携帯電話装
    置。
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