JP2002076716A - 導波管および導波管フランジ - Google Patents

導波管および導波管フランジ

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JP2002076716A
JP2002076716A JP2000255295A JP2000255295A JP2002076716A JP 2002076716 A JP2002076716 A JP 2002076716A JP 2000255295 A JP2000255295 A JP 2000255295A JP 2000255295 A JP2000255295 A JP 2000255295A JP 2002076716 A JP2002076716 A JP 2002076716A
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waveguide
flange
metal
semiconductor substrate
block
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JP2000255295A
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English (en)
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Morishige Hieda
護重 檜枝
Kenichi Miyaguchi
賢一 宮口
Kazuhiko Nakahara
和彦 中原
Sunao Takagi
直 高木
Osami Ishida
修己 石田
Kenji Kawakami
憲司 川上
Tomio Ito
富美夫 伊藤
Kazuhiko Tsutsumi
和彦 堤
Koichi Yamada
康一 山田
Tsukasa Matsuura
司 松浦
Soichi Matsumoto
操一 松本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P11/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing waveguides or resonators, lines, or other devices of the waveguide type
    • H01P11/001Manufacturing waveguides or transmission lines of the waveguide type
    • H01P11/002Manufacturing hollow waveguides

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Waveguide Connection Structure (AREA)
  • Waveguides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 導波管または導波管フランジの接続面におけ
る隙間からの電磁波の漏れ出しを抑制し、高い加工精度
を要求することなく低損失な導波管および導波管フラン
ジを実現する。また、導波管の接続面における張合わせ
強度を高くすることを実現する。 【解決手段】 導波管を構成する溝の張り合わせ面の角
を面取りする。また、互いに対向するように張り合わさ
れたブロックで構成された導波管の張合わせ面に複数の
穴を設ける。さらに、この張り合わせるブロックの間に
誘電体を挟み込む。また、導波管を接続する導波管フラ
ンジにおいて、フランジ張合わせ面に複数の穴を設け
る。さらに、この張合わせるフランジ間に誘電体を挟み
込む。エッチングして加工した半導体基板をブロックに
マウントすること。また、マウントした半導体基板とブ
ロック壁面または端面にバネを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロ波帯、
ミリ波帯で信号を伝送する導波管および導波管を接続す
る導波管フランジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、例えばIEEE Transaction on
Microwave Theory and Techniques,Vol. MTT-22, No.1
2, pp.1209-1216, Dec.1974に示された従来の導波管の
全体図、図15は導波管の分解図である。図において、
1a、1bは金属ブロック、2a、2b、2c、2dは
溝、3は導波管である。
【0003】次に構成について説明する。金属ブロック
1aは、一方の面に溝2a、2b、2cが設けられてい
る。また、金属ブロック1bは、一方の面に溝2dが設
けられている。溝2aと溝2bの間隔および溝2aと溝
2cの間隔は、λ/4(λ:自由空間波長)になってい
る。金属ブロック1aと金属ブロック1bは、溝を構成
した面を互いに対向させて張り合わせ、溝2aと溝2d
により導波管3が構成される。
【0004】電磁波は導波管3の中を伝播するが、金属
ブロック1aと金属ブロック1bの張り合わせ面に隙間
が生じている場合、導波管3の中を伝播する電磁波は、
隙間から漏れ出してしまい、導波管3の伝送損失が増加
する。そのため、導波管を構成する溝2aと溝2bの間
隔、および導波管を構成する溝2aと溝2cの間隔をλ
/4にしたチョーク構造を設けることにより、金属ブロ
ックの張り合わせ面の隙間からの電磁波の漏れを防ぎ、
伝送損失の防止を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の導波管では、金
属ブロックの張り合わせ面にλ/4のチョーク構造を設
けて張り合わせ面の隙間から電磁波が漏れ出ないように
していたが、漏れ出しを防止できる周波数範囲が狭く、
また、電磁波の漏れ出しを抑えるためには張り合わせ面
の高い加工精度が要求されるといった問題点があった。
さらに、従来の構造では、張り合わせ面の広い範囲に溝
を設ける必要があるため、張り合わせ面積が狭くなり、
機械強度が大きく出来ないという問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、高い加工精度を要求すること
なく低損失な導波管および導波管フランジを実現するこ
とを目的とするものである。
【0007】また、張り合わせ強度が十分に高い導波管
を実現することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る導波管
は、導波管を構成する溝の張り合わせ面の角を面取りし
たものである。
【0009】また、他の発明に係る導波管は、互いに対
向するように張り合わされたブロックの接する面に複数
の穴を設けたものである。
【0010】また、張り合わせるブロックの間に誘電体
を挟み込んだものである。
【0011】また、この発明に係る導波管フランジは、
導波管を接続する導波管フランジにおいて、対向したフ
ランジの面に複数の穴を設けたものである。
【0012】また、導波管を接続する導波管フランジの
対向した面の間に誘電体を挟み込んだものである。
【0013】また、さらに他の発明に係る導波管は、半
導体基板をエッチングして溝を形成し、互いに張り合わ
せた半導体基板をブロックにマウントして構成したもの
である。
【0014】さらに、半導体基板をブロックの壁面およ
び端面に押し出すバネを設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1に係る導波管を示す構成図である。また、
図2は、図1に示す導波管を構成する部品の構造を示す
構成図である。図において、1a、1bは金属ブロッ
ク、2a、2b、2c、2dは溝、3は導波管、4は面
取り部である。
【0016】次に構成について説明する。金属ブロック
1aには、一方の面に溝2a、2b、2cが設けられて
いる。また、金属ブロック1bには、一方の面に溝2d
が設けられている。溝2aと溝2bの間隔および溝2a
と溝2cの間隔は、λ/4(λ:自由空間波長)になっ
ている。金属ブロック1aと金属ブロック1bは、溝を
構成した面を互いに対向させて張り合わせ、溝2aと溝
2dにより導波管3が構成される。
【0017】ここで、上記溝の張り合わせ面における角
の面取り4を行うことにより、張り合わせ部における導
波管3の金属壁間の対面距離が長くなるため、張り合わ
せ位置における導波管3内の電界強度が弱くなる。そし
て、張り合わせ位置における電界強度が弱くなることに
より、金属ブロックの張り合わせ面における高い加工精
度は要求されず、さらに金属ブロック間に隙間が生じて
いる場合においても、導波管3の中を伝播する電磁波の
張り合わせ部から漏れ出す量は小さくなり導波管の伝送
損失が小さくなる。
【0018】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2に係る導波管を示す構成図である。また、図4は、
図3に示す導波管を構成する部品の構造を示す構成図で
ある。これらの図において、図1および図2と同一符号
は同一部分を示し、その説明は省略する。新たな符号と
して、5は穴である。
【0019】次に構成について説明する。金属ブロック
1aには、一方の面に溝2aと、溝2aが形成された面
の溝2aの両側に複数の穴5が周期的に設けられてい
る。また、金属ブロック1bには、一方の面に溝2bが
設けられている。金属ブロック1aと金属ブロック1b
は、溝を構成した面を互いに対向させて張り合わせ、溝
2aと溝2bにより導波管3が構成される。
【0020】ここで、金属ブロックを張り合わせた面
の、導波管3を構成する溝2aの両側に複数の穴5を周
期的に配置することにより、Photonic Band Gap効果に
て隙間から漏れ出す電磁波を遮断するため、金属ブロッ
クの張り合わせ面における高い加工精度は要求されず、
さらに金属ブロック間に隙間が生じている場合において
も、導波管3の中を伝播する電磁波の張り合わせ部から
漏れ出す量は小さくなり導波管の伝送損失が小さくな
る。
【0021】また、複数の穴5を設けることにより、チ
ョーク構造に比べて金属ブロックの張り合わせ面積が大
きくなるために、張り合わせ強度も高くなり、機械的強
度が向上する。
【0022】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3に係る導波管を示す構成図である。図において、図
1と同一符号は同一部分を示し、その説明は省略する。
新たな符号として、6は誘電体である。ここで、張り合
わせるブロック間に誘電体6を挟み込んだ導波管3を構
成する溝2a、2dと誘電体6と接する角の面取り4を
行うことにより、誘電体6と接する位置における導波管
3の金属壁間の対面距離が長くなるため、誘電体6位置
における導波管3内の電界強度が弱くなる。そして、電
界強度が弱くなることにより、導波管3の中を伝播する
電磁波が誘電体の中を伝播して漏れ出す量が小さくなり
導波管の伝送損失が小さくなる。
【0023】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4に係る導波管を示す構成図である。図において、図
3または図5と同一符号は同一部分を示し、その説明は
省略する。
【0024】ここで、張り合わせるブロック間に誘電体
6を挟み込んだ導波管3を構成する金属ブロック1aと
誘電体6が接する面の溝2aの両側に複数の穴5を周期
的に配置することにより、Photonic Band Gap効果にて
誘電体内を伝播する電磁波を遮断することが出来るた
め、金属ブロックの張り合わせ面における高い加工精度
は要求されず、さらに金属ブロック間に隙間が生じてい
る場合においても、導波管3の中を伝播する電磁波の張
り合わせ部から漏れ出す量は小さくなり導波管の伝送損
失が小さくなる。
【0025】実施の形態5.図7はこの発明の実施の形
態5に係る導波管フランジを示す構成図である。また、
図8は導波管フランジにて接続した導波管の断面図であ
る。これらの図において、1は金属ブロック、3a、3
bは導波管、5は穴、7a、7bはフランジである。
【0026】次に構成について説明する。金属ブロック
1は、内部に導波管3aが構成されており、導波管の端
面がある面がフランジ7aになっている。フランジ7a
には、導波管3aの周囲に周期的に配置された複数の穴
5が設けられている。導波管3aと導波管3bはフラン
ジ7aとフランジ7bとが対向するように接続する。
【0027】ここで、接続したフランジ7aとフランジ
7bの間に隙間がある場合、フランジ7aに複数の穴5
を周期的に配置することにより、Photonic Band Gap効
果にて隙間から漏れ出す電磁波が遮断されるため、導波
管3a、3bを伝播する電磁波は張り合わせ部から漏れ
出す量が小さくなり導波管の伝送損失は小さくなる。
【0028】実施の形態6.図9はこの発明の実施の形
態6に係る誘電体を挟み込んだ導波管フランジを示す構
成図である。図において、図8と同一符号は同一部分を
示し、その説明は省略する。新たな符号として6は誘電
体を示す。
【0029】次に構成について説明する。導波管3aと
導波管3bとを接続する場合、誘電体6を間にはさんで
フランジ7aとフランジ7bとが対向するように接続す
る。
【0030】ここで、導波管3a、3bを伝播する電磁
波は、誘電体6の内部を伝播し伝送損失となるが、フラ
ンジ7aに複数の穴5を設けることにより、Photonic B
andGap効果にて誘電体6内部を伝播する電磁波が遮断さ
れるため、導波管3a、3bを伝播する電磁波は張り合
わせ部から漏れ出す量が小さくなり導波管の伝送損失は
小さくなる。また、フランジ7a、7bの間に誘電体6
を挟むことにより、導波管接続部を気密にすることがで
きる。
【0031】なお、上記各実施の形態1〜6では、導波
管を形成する材料として金属を用いた例について示した
が、誘電体やSi等の半導体基板の表面を金属メッキな
どで覆ったもので形成しても同様の効果が得られる。
【0032】実施の形態7.図10はこの発明の実施の
形態7に係る導波管を示す構成図である。図において、
1は金属ブロック、3は導波管、8a、8bは半導体基
板である。
【0033】次に構成について説明する。半導体基板8
aおよび8bにエッチングにて溝を作成し、溝が対向す
るように半導体基板8aと半導体基板8bを張り合わせ
て、導波管3を構成する。導波管を構成するために張り
合わせた半導体基板8aおよび8bを金属ブロック1に
設けた穴にマウントする。
【0034】ここで、導波管3は、半導体基板8a、8
bに作成された溝により構成されているため、写真製版
を用いた高精度な半導体加工プロセスにより高精度に作
成することが出来るため、導波管内の伝送損失は小さく
なる。また、導波管を構成した半導体基板8a、8bを
金属ブロック1にマウントすることにより、導波管およ
びコネクタを接続するための取り付け穴を金属ブロック
1上に作成可能になり、導波管の接続が容易になる。
【0035】実施の形態8.なお、上記実施の形態7に
おいて、導波管を構成する溝を作成した半導体基板を金
属ブロックに設けた穴にマウントする際に、完全に固定
せず、バネで半導体基板を押す構造にしても同等の効果
が得られる。図11はかかる発明の実施の形態8を示す
導波管の構成図である。また、図12は、他の導波管と
接続した場合の断面図である。図において、図9または
10と同一符号は同一部分を示し、その説明は省略す
る。新たな符号として9a、9bは金属バネ、10a、
10bはネジである。
【0036】次に構成について説明する。導波管3aを
構成する半導体基板8aおよび8bを金属ブロック1に
設けた穴に挿入し、金属ブロック1に設けた穴の側面と
底面の半導体基板8a、8bとの隙間に金属バネ9aお
よび9bを挿入する。導波管3aに接続する導波管3b
は、その端面にフランジが設けらており、フランジ7
は、金属ブロック1に、ネジ10a、10bにより固定
される。ここで、金属バネ9aは、張り合わされた半導
体基板8a、8bを金属ブロックに押し当てる構造にな
っており、半導体基板を金属ブロックに固定する。ま
た、金属バネ9bは張り合わされた半導体基板8a、8
bを接続する導波管3bに設けられたフランジ7に押し
当てる構造になっており、半導体基板8a、8bとフラ
ンジ7との隙間を防ぐ。半導体基板8a、8bは金属ブ
ロックおよびフランジに固定されるが、金属バネ9a、
9bの弾力により、半導体基板8a、8bと金属ブロッ
ク1との線膨張係数が異なる場合でも、金属ブロックが
変形したり、半導体基板が割れたりすることを防ぐこと
が出来る。
【0037】上記実施の形態では、金属バネを金属ブロ
ックに設けられた穴の一方の側面および底面に挿入した
が、複数の側面または、全側面に挿入しても同等の効果
が得られる。
【0038】また、上記実施の形態では、金属バネを金
属ブロックに設けられた穴の一方の側面および底面に挿
入したが、側面にバネを挿入せず、底面だけにバネを挿
入しても同等の効果が得られる。
【0039】図13は上記実施の形態の導波管を他の導
波管と接続した場合の断面図である。図において、図1
2と同一符号は同一部分を示し、その説明は省略する。
新たな符号として11a、11bは金属ピンである。
【0040】次に構成について説明する。導波管3aを
構成する半導体基板8aおよび8bを金属ブロック1に
設けた穴に挿入し、金属ブロック1に設けた穴の底面の
半導体基板8a、8bとの隙間に金属バネ9を挿入す
る。導波管3aに接続する導波管3bは、その端面にフ
ランジが設けらており、フランジ7は、金属ブロック1
に、ネジ10a、10bにより固定される。また、金属
ピン11a、11bをフランジ7に設けた穴と半導体基
板8a、8bに設けた穴に差し込まれている。
【0041】ここで、金属バネ9は、張り合わされた半
導体基板8a、8bを接続する導波管3bに設けられた
フランジ7に押し当てる構造になっており、半導体基板
8a、8bとフランジ7との隙間を防ぐ。また、金属ピ
ン11a、11bをフランジ7に設けた穴と半導体基板
8a、8bに設けた穴に差し込むことにより、フランジ
7と半導体基板8a、8bの位置関係が定まり、導波管
3aと導波管3bが一定の位置関係に保たれるために、
接続作業が容易になる。また、金属バネ9の弾力によ
り、半導体基板8a、8bと金属ブロック1との線膨張
係数が異なる場合でも、金属ブロックが変形したり、半
導体基板が割れたりすることなく、半導体基板8a、8
bは金属フランジに固定される。
【0042】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0043】導波管を構成する溝の張り合わせ面の角を
面取りすることにより、ブロック張り合わせ面の隙間か
らの電磁波が漏れ出すのを抑制させることができ、導波
管の張り合わせ面における高い加工精度を要求すること
なく、伝送損失を小さくすることができる。
【0044】また、ブロックを張り合わせた面の溝の両
側に複数の穴を設けることにより、張り合わせ面の隙間
からの電磁波の漏れを抑制させることができ、導波管の
張り合わせ面における高い加工精度を要求することな
く、伝送損失を小さくすることができる。さらに、チョ
ーク構造に比べてブロックの張り合わせ面積が大きくな
るために、張り合わせ強度も高くなり、機械的強度が向
上する。
【0045】さらに、ブロックを張り合わせる面の間に
誘電体を挟み込むことにより、張り合わせ面の隙間から
電磁波が漏れ出すのを抑制させることができ、導波管内
の伝送損失を小さくすることができる。
【0046】また、導波管を接続する導波管フランジに
おいて、対向するフランジの面に複数の穴を設けること
により、張り合わせ面の隙間からの電磁波の漏れを抑制
させることができ、導波管内の伝送損失を小さくするこ
とができる。
【0047】さらに、対向するフランジ間に誘電体を挟
み込むことにより、張り合わせ面の隙間からの電磁波の
漏れを抑制させることができ、また、導波管内の伝送損
失を小さくすることができる。
【0048】また、半導体基板をエッチングして溝を形
成し、溝が形成された半導体基板をブロックに設けた穴
にマウントすることにより、高精度で伝送損失の低い導
波管が実現でき、ブロック上に設けた取り付け穴により
導波管の接続を容易にすることができる。
【0049】さらに、半導体基板をブロックにマウント
する際に、半導体基板を壁面および端面に押し出すバネ
を設けることにより、フランジと半導体基板の隙間を防
ぎ、導波管内の伝送損失を小さくすることができる。ま
た、半導体基板とブロックのバネの弾力によりブロック
の変形、半導体基板の割れを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の導波管を示す構成
図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の導波管を構成する
部品である。
【図3】 この発明の実施の形態2の導波管を示す構成
図である。
【図4】 この明の実施の形態2の導波管を構成する部
品である。
【図5】 この発明の実施の形態3の導波管を示す構成
図である。
【図6】 この発明の実施の形態4の導波管を示す構成
図である。
【図7】 この発明の実施の形態5の導波管フランジを
示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態5の導波管フランジの
断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態6の導波管フランジを
示す構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態7の導波管を示す構
成図である。
【図11】 この発明の実施の形態8の導波管を示す構
成図である。
【図12】 この発明の実施の形態8の導波管を他の導
波管と接続した場合の断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態8の導波管を他の導
波管と接続した場合の断面図である。
【図14】 従来の導波管を示す構成図である。
【図15】 従来の導波管を構成する部品である。
【符号の説明】
1 金属ブロック、2a 溝、2b 溝、2c 溝、2
d 溝、3 導波管、4 面取り部、5 穴、6 誘電
体、7 フランジ、8a 半導体基板、8b半導体基
板、9a バネ、9b バネ、10a ネジ、10b
ネジ、11a金属ピン、11b 金属ピン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中原 和彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 高木 直 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 石田 修己 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 川上 憲司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 富美夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 堤 和彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山田 康一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 松浦 司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 松本 操一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J011 DA04 5J014 DA01 DA08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に溝を設けられ、かつ少なくとも表
    面が金属で覆われたブロックを互いに溝が対向するよう
    に張り合わせることにより構成した導波管において、上
    記溝の張り合わせ面の角を面取りしたことを特徴とする
    導波管。
  2. 【請求項2】 表面に溝を設けられ、かつ少なくとも表
    面が金属で覆われたブロックを互いに溝が対向するよう
    に張り合わせることにより構成した導波管において、ブ
    ロックの互いに接する少なくとも一方の面に複数の穴を
    設けたことを特徴とする導波管。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の導波管におい
    て、張り合わせるブロック間に誘電体を挟み込んだこと
    を特徴とする導波管。
  4. 【請求項4】 導波管を接続する導波管フランジにおい
    て、対向したフランジの少なくとも一方の面に、複数の
    穴を設けたことを特徴とする導波管フランジ。
  5. 【請求項5】 導波管を接続する導波管フランジにおい
    て、対向したフランジの間に誘電体を挟み込んだことを
    特徴とする導波管フランジ。
  6. 【請求項6】 半導体基板をエッチングして溝を形成
    し、溝が形成された半導体基板を少なくとも表面が金属
    で覆われたブロックに設けた穴にマウントしたことを特
    徴とする導波管。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の導波管において、上記
    半導体基板を少なくとも表面が金属で覆われたブロック
    に設けた穴にマウントする際に、壁面と半導体基板との
    間に上記半導体基板を壁面および端面に押し出すバネを
    設けたことを特徴とする導波管。
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