JP2002075733A - 回転機の磁極用永久磁石片着磁方法およびその装置 - Google Patents

回転機の磁極用永久磁石片着磁方法およびその装置

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JP2002075733A
JP2002075733A JP2000266618A JP2000266618A JP2002075733A JP 2002075733 A JP2002075733 A JP 2002075733A JP 2000266618 A JP2000266618 A JP 2000266618A JP 2000266618 A JP2000266618 A JP 2000266618A JP 2002075733 A JP2002075733 A JP 2002075733A
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magnetizing
magnet piece
rotating machine
yoke
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Tomonori Yokoyama
智紀 横山
Koji Miyata
浩二 宮田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒状回転機ヨークに固着した未着磁永久磁
石片を均一かつ強く磁化できる回転機の磁極用永久磁石
片着磁方法及び装置を提供する。 【解決手段】 円筒状回転機ヨークに固着した磁極用永
久磁石片を着磁ヘッドで磁化する着磁方法において、該
着磁ヘッドを回転機ヨークの外側または内側に設け、所
定の角度で回転させパルス電流を流して磁化することを
特徴とする回転機の磁極用永久磁石片着磁方法及び装置
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転機の固定子ま
たは回転子を構成する円筒状回転機ヨークに固着した未
着磁永久磁石片を磁化する着磁方法とその装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】モータ等の回転機には、図6に示すよう
に、円筒状回転機ヨーク内に、電磁石の代りに、永久磁
石片を等間隔に埋め込んだ構造の回転子が多用されてい
る。図6は固定界磁型のモータで、固定子1と、円筒状
回転機ヨーク4内に永久磁石片3を埋め込んだ回転子2
で構成されている。
【0003】永久磁石片3の一般的な磁化容易方向を図
7の(a)、(b)、(c)に示す。(a)は永久磁石
片3の磁化容易方向Xが永久磁石片の厚みに対して平行
に向いている。(b)は永久磁石片3の磁化容易方向X
が永久磁石片の外径方向(円筒状回転機ヨークの外径方
向)に対して広がる方向(永久磁石片の磁化容易方向が
円筒状回転機ヨークの外径方向に対して負の角度をもつ
方向)を向いている。(c)は永久磁石片3の磁化容易
方向Xが永久磁石片の外径方向に対して狭まる方向(正
の角度をもつ方向)を向いている。ここで、永久磁石片
の磁化容易方向Xに角度をつけることは、その対象とな
る回転機の駆動トルクリップル(トルクの波動)を小さ
くするために行なわれる。磁化方向のパターンは、固定
子及び回転子の形状の関係によって決定される。
【0004】永久磁石片はアルニコ系、フェライト系等
の永久磁石であるが、未着磁の状態で円筒状回転機ヨー
クに埋め込まれているため、従来は図8(a)に示すよ
うに回転機ヨーク4に固着された永久磁石片3の表面近
くに着磁ヘッド7を配置した着磁装置を使用して磁化し
ていた。着磁磁場が不足する時は図8(b)に示すよう
に図8(a)に加えて、永久磁石片3の内側にも着磁ヘ
ッド7′を近接させて配置した着磁装置を使用して磁化
していた。
【0005】回転機ヨーク4には、一例を挙げると内部
に4個の未着磁永久磁石片3が埋め込まれている。着磁
装置は図8(a)のように円柱状鉄心5の周囲に放射状
に永久磁石片3と同数の着磁ヘッド6を設けた構造であ
って、これに円筒状回転機ヨーク4を挿入すると、各着
磁ヘッド6は各永久磁石片3に対面する。そこで着磁ヘ
ッド6の着磁コイル7にパルス大電流を流すと、各永久
磁石片3が磁化される。また着磁に必要な磁場が足りな
い場合図8(b)のように回転機ヨーク4の内部に、円
柱状鉄心5′の周囲に放射状に永久磁石片3と同数の着
磁ヘッド6′を追加した構造にし、着磁ヘッド6′の着
磁コイル7′にもパルス大電流を流すと、各永久磁石片
3がより磁化される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな着磁方法では、着磁ヘッドに対面する各永久磁石片
の磁化容易方向が、図9のように永久磁石片の外径方向
(円筒状回転機ヨークの外径方向)に対して角度αを向
いていて、着磁コイルから発生する磁力線Yが永久磁石
片の磁化容易方向に対する角度αと異なる場合、矢印X
で示す磁化容易方向に均一かつ強く磁化することができ
ない。その理由は図9に示すように、着磁コイルにパル
ス電流を流したことにより発生した矢印Yで示す磁場B
1が、必ずしも永久磁石片の容易磁化方向αを向いてい
ないため、永久磁石片周縁部分では着磁に有効な磁場B
2が発生磁場B1の余弦成分しか効かず、磁化の強さが弱
くなるからである。すなわち、着磁ヘッドから発生する
磁力線の永久磁石片の厚みに対する角度をα′とする
と、 B2=B1×cos(α‐α′)
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決する方法とこの方法を実施する装置を提供するもの
で、これは円筒状回転機ヨークに固着した磁極用永久磁
石片を着磁ヘッドで磁化する着磁方法において、該着磁
ヘッドを回転機ヨークの外側または内側に設け、所定の
角度で回転させ複数回に分けてパルス電流を流して磁化
することを特徴とする回転機の磁極用永久磁石片着磁方
法及びこの方法を実施する装置である。ここで、着磁ヘ
ッドは図8(b)のように回転機ヨークの内側と外側に
対向して設け、図2に示すように内側の着磁ヘッドを所
定の角度回転させても、または図3に示すように外側の
着磁ヘッドを所定の角度回転させても良い。また、永久
磁石片は図11のように円筒状回転機ヨークの外側に固
着されている、または内側に固着されている、または円
筒状回転機ヨーク内部に埋め込まれている。ここで、永
久磁石片の磁化容易方向は図7に示すように厚み方向に
平行、または外径方向に向かって広がる方向、または外
径方向に向かって狭まる方向である。
【0008】かかる本発明の着磁装置により磁力線は各
永久磁石片の磁化容易方向に向かい、各永久磁石片は均
一に強く磁化される。各永久磁石片を間にして対向する
内、外着磁ヘッドは同一方向の磁力線を生じるよう各着
磁コイルの巻き線方向または電流方向を定めることはも
ちろんである。ここで、着磁ヘッドを回転させる角度θ
は着磁ヘッドより発生する磁力線の角度α′が、回転機
ヨークに固着された永久磁石片3の磁化容易方向αとほ
とんど同じ方向を向くように決め、好ましくは最大でも
360°を極数で割った角度Φの1/2、即ちΦの50
%以内、特に好ましくはΦの10%から50%の範囲に
するとよい。また、永久磁石片の対向面に対する各着磁
ヘッドの端面は、広さを永久磁石片の対向面より広くす
るとともに、着磁装置を回転機ヨークに取り付けるのに
支障のない程度に永久磁石片に近接させることが望まし
い。さらに外側着磁ヘッドを取り付けた外側着磁部の外
側着磁ヨークは着磁の磁束に飽和しない程度の断面積を
有することが必要である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の回転機は、永久磁石片を
用いるものではあれば特に限定されず、モータ、発電機
等である。本発明のヨークは、特に限定されず、通常の
磁気回路を構成するヨークが用いられる。
【0010】本発明の着磁の対象となる永久磁石片は、
特に限定されないが、好ましくはアルニコ系、フェライ
ト系、希土類−Co系、希土類−鉄−ボロン系等であ
り、特に希土類磁石のように大きな着磁磁場を必要とす
るものに対しては着磁の効率が高いため有効である。永
久磁石片は、円筒状回転機ヨークの内側に固着されてい
ても、外側に固着されていても、又は円筒状回転機ヨー
ク内部に埋め込まれていてもよい。また、永久磁石片の
磁化容易方向は、永久磁石片の厚み方向に平行でも、永
久磁石片の外径方向に対して広がる方向でも狭まる方向
でもよい。着磁の対象となる永久磁石片の数は、特に限
定されず、複数の永久磁石片を用いる場合はこれらを等
間隔に配置することがより効果的である。永久磁石の形
状は、特に限定しないが、断面が長方形、楕円形、扇
形、台形の形状等である。
【0011】着磁ヘッドは、着磁コイルを有し、パルス
電流を流すことにより永久磁石片を磁化できるものであ
れば特に限定されない。着磁ヘッドは、対象となる永久
磁石片に対して内側または外側に設けてもよい。着磁に
必要な磁場をかせぐために、着磁ヘッドを内側と外側に
対向して設けてもよい。
【0012】着磁ヘッドは、永久磁石片の着磁容易方向
に応じて円筒状ヨークに沿って所定の角度で回転させら
れる。着磁ヘッド回転手段としては、図12のように内
側に取り付けられた着磁装置を回転させる場合、回転機
ヨーク4を外側円柱状鉄心5を固定台15に固定し、内
側円柱状鉄5′に取り付けられたハンドル16によっ
て、所定の角度に自由にまわすことができる。回転させ
る角度の精度は所定の角度の±5%以下が好ましい。着
磁ヘッドを回転させる角度θは着磁ヘッドより発生する
磁力線の角度α′が、回転機ヨークに固着された永久磁
石片3の磁化容易方向αとほとんど同じ方向を向くよう
に決め、好ましくは最大でも360°を極数で割った角
度Φの2分の1の角度以内、即ち、Φの50%以内、特
に好ましくはΦの10%から50%の範囲である。これ
は、永久磁石片を逆に着磁しないようにするためであ
る。なお、極数とは、回転機ヨークに固着された永久磁
石片が作る磁極の数であり、好ましくは2極以上であ
り、さらに好ましくは4〜16極とするとよい。
【0013】つぎに、図面によって本発明の装置を詳し
く説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。一例として、円筒状の回転機ヨーク4の内部に未着
磁の永久磁石片3が等間隔に4個埋め込まれている場合
を図1に示す。着磁装置は外側着磁ヨーク5の内側に各
永久磁石片3に対向して外側着磁ヘッド6を配置し、こ
れに外側着磁コイル7を巻きつける。着磁装置は図1の
ように所定の角度で回転させる。図1(a)は本発明で
ある回転機ヨークの外側に取り付けられた着磁装置を左
側に回転させることをあらわし、図1(b)は回転機ヨ
ークの外側に取り付けられた着磁装置を右側に回転させ
ることをあらわす。
【0014】各着磁コイルに励磁電流を流す励磁電流源
の回路の一例を図10に示す。各着磁コイルを直列にし
て励磁電流原の出力端子8に接続する。切り替えスイッ
チ9を充電側に切り替えると、コンデンサ10は高圧直
流電源11により抵抗12を介して充電される。つぎに
切り替えスイッチを放電側に切り替える。そこでサイリ
スタ13のゲート14に電圧を与えてサイリスタを導通
状態にすると、前記コンデンサ10に蓄えられた電荷は
瞬間的なパルス電流iとなって各着磁コイル7、7′を
流れ各永久磁石片3を磁化する。パルス電流を流し磁化
することにより永久磁石片を着磁することができる。こ
の際、パルス電流を360/極数/2以内で、好ましく
は2回以上、更に好ましくは2〜5回に分けて電流を流
し磁化させるとよい。
【0015】このとき、図4に示すように例えば永久磁
石片の磁化容易方向が外径方向に対して広がる方向を向
いている場合、図4(a)に示すように着磁装置が角度
θ右側に回転され、永久磁石片3の端部A部分を均一に
強く磁化する。さらに、図4(b)に示すように着磁装
置が角度θ左側に回転され、今度は永久磁石片3の端部
A′部分を均一に強く磁化する。なお、着磁装置は着磁
に必要な磁場をかせぐため着磁ヘッドを内側と外側に対
向して設けてもよい。このとき、図2に示すように外側
部を所定の角度回転させてもよい。図2(a)は回転機
ヨークをはさんで内側と外側に対向しておかれた着磁装
置の外側の着磁装置を右側に回転し、同(b)は回転機
ヨークをはさんで内側と外側に対向しておかれた着磁装
置の外側の着磁装置を左側に回転したものである。また
は、図3に示すように内側部を所定の角度回転させても
よい。図3(a)は回転機ヨークをはさんで内側と外側
に対向しておかれた着磁装置の内側の着磁装置を右側に
回転し、同(b)は回転機ヨークをはさんで内側と外側
に対向しておかれた着磁装置の内側の着磁装置を左側に
回転したものである。また、永久磁石片は図11
(b)、(c)に示すように円筒状回転機ヨークの内側
に固着されていても、外側に固着されていても良い。も
ちろん図11(a)に示すように円筒状回転機ヨーク内
部に埋め込まれていてもよい。ここで、永久磁石片の磁
化容易方向は図7に示すように厚み方向に平行でも、外
径方向に対して広がる方向でも狭まる方向でもよい。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 一例として4極よりなる回転機用永久磁石片を図1に示
す本発明の着磁装置で磁化した。この場合、回転機ヨー
ク4は、外径150mm、内径96mm、高さ58mm
のスチール製円筒体であり、永久磁石片3はNd−Fe
−B系磁石で、Br=1.23T、ic=1671kA/
m、bc=923kA/m、(BH)m=286kJ/m3
縦58mm、横36mm、厚さ15mmの、図7(b)
に示すように磁化容易方向が外径方向に対して33°広
がる方向を向いている板状体である。このとき、着磁装
置の回転角度θは10°であった。なお、Brは残留磁
束密度、icは磁化I=0に対する保磁力、bcは磁束
密度B=0に対する保磁力、(BH)mは反磁場が−Hd
ときのBの値をBdとしたときのエネルギー積であるHd
dの最大値(最大エネルギー積)である。励磁電流源
は図10のもので、1000μFのコンデンサを1〜5
kVの範囲の電圧で充電して20,000Aの直流電流
を放電したときの着磁率Kを測定し、その結果を図5に
示す。この場合着磁率Kとは、未着磁永久磁石片をヨー
クに固着し、本発明の着磁装置で着磁したときの永久磁
石片を通る磁束量φ1と、未着磁永久磁石片をヨークに
固着する以前に、あらかじめ電磁石で完全に着磁した後
ヨークに固着したとき永久磁石片を通る磁束量φ2との
100分比である。すなわち K=(φ1/φ2)×100% 図5より明らかなように、本発明の着磁装置によれば、
着磁率Kは10,000A以上の直流電流でほぼ100
%となる。
【0017】比較例1 図8(a)に示す従来の着磁装置を使用した以外は実施
例と同じ条件で着磁率Kを測定した結果を図5に示す。
このように従来の装置では20,000A以上の直流電
流で着磁率Kは漸く90%に達するに過ぎなかった。
【0018】
【発明の効果】本発明の着磁装置によれば、円筒状回転
機ヨークに固着した未着磁永久磁石片を均一かつ強く磁
化できるので、優れた回転機用固定子または回転子を得
ることができるとともに、必要な磁化程度に着磁するた
めの直流電流を低く抑えることができるので、着磁ヘッ
ドの発熱を小さくしてその寿命を大幅に延ばすことがで
きる。これは希土類磁石のように大きな着磁磁場を必要
とする永久磁石片の着磁装置としては特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明である回転機ヨークの外側に取
り付けられた着磁装置を左側に回転させることをあらわ
した概略図、(b)は回転機ヨークの外側に取り付けら
れた着磁装置を右側に回転させることをあらわした概略
図である。
【図2】(a)は回転機ヨークをはさんで内側と外側に
対向しておかれた着磁装置の外側の着磁装置を右側に回
転した状態図、(b)は回転機ヨークをはさんで内側と
外側に対向しておかれた着磁装置の外側の着磁装置を左
側に回転した状態図である。
【図3】(a)は回転機ヨークをはさんで内側と外側に
対向しておかれた着磁装置の内側の着磁装置を右側に回
転した状態図、(b)は回転機ヨークをはさんで内側と
外側に対向しておかれた着磁装置の内側の着磁装置を左
側に回転した状態図である。
【図4】(a)は回転機ヨークの外側に取り付けられた
着磁装置を右側に回転させた時に、回転機ヨークに埋め
込まれた永久磁石片の磁化容易方向と着磁ヘッドから生
じる磁力線の関係をあらわした概略図、(b)は回転機
ヨークの外側に取り付けられた着磁装置を左側に回転さ
せた時に、回転機ヨークに埋め込まれた永久磁石片の磁
化容易方向と着磁ヘッドから生じる磁力線の関係をあら
わした概略図である。
【図5】実施例と比較例におけるパルス電流Aと着磁率
Kの関係曲線図である。
【図6】固定界磁型の回転機をあらわす概略図である。
【図7】(a)は永久磁石片の磁化容易方向が厚みに対
して平行である状態、(b)は永久磁石片の磁化容易方
向が外径方向に対して広がっている状態、(c)は永久
磁石片の磁化容易方向が外径方向に対して狭まっている
状態をそれぞれ表す状態図である。
【図8】(a)は回転機の固定子または回転子用永久磁
石片を従来の着磁装置により磁化する状態図、(b)は
回転機の固定子または回転子用永久磁石片を着磁に必要
な磁場が足りない時に行なう従来の着磁装置を表す状態
図である。
【図9】従来の着磁ヘッドから生じる磁力線と永久磁石
片の磁化容易方向の関係を示す概略図である。
【図10】励磁電流源の回路図である。
【図11】(a)は回転機ヨークに固着される永久磁石
片が回転機ヨーク内部に埋め込まれている状態を示す状
態図、(b)は回転機ヨークに固着される永久磁石片が
回転機ヨーク外側に固着された状態を示す状態図、
(c)は回転機ヨークに固着される永久磁石片が回転機
ヨーク内側に固着された状態を示す状態図である。
【図12】着磁装置を示す。
【符号の説明】
1 固定子 2 回転子 3 永久磁石片 4 回転機ヨーク 5 外側円柱状鉄心 5′ 内側円柱状鉄心 6 外側着磁ヘッド 6′内側着磁ヘッド 7 外側着磁コイル 7′内側着磁コイル 8 出力端子 9 切り替えスイッチ 10 コンデンサ 11 高圧直流源 12 抵抗 13 サイリスタ 14 ゲート 15 固定台 16 ハンドル 17 目盛 X 永久磁石片の磁化容易方向 Y 着磁ヘッドから発生する磁力線 A 永久磁石片の右側端部 A′ 永久磁石片の左側端部 i パルス電流 θ 着磁装置が回転する角度 θ′ 着磁装置が回転する角度 α 永久磁石片の磁化容易方向が外径方向に対する角度 α′ 着磁ヘッドから発生する磁力線が永久磁石片の外
形方向に対する角度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状回転機ヨークに固着した磁極用永
    久磁石片を着磁ヘッドで磁化する着磁方法において、該
    着磁ヘッドを該円筒状回転機ヨークに沿って所定の角度
    で回転させ、パルス電流を流し磁化することを特徴とす
    る回転機の磁極用永久磁石片着磁方法。
  2. 【請求項2】 磁極用永久磁石片と、パルス電流を流す
    着磁ヘッドと、該磁極用永久磁石片を固着する円筒状回
    転機ヨークとを含む磁極用永久磁石片を磁化する着磁装
    置において、該着磁ヘッドを該永久磁石片に対して所定
    の角度で回転させることができる着磁ヘッド回転手段を
    含むことを特徴とする回転機の磁極用永久磁石片着磁装
    置。
  3. 【請求項3】 上記所定の角度が、360°を極数で割
    った角度の2分の1以内の角度である請求項1に記載の
    回転機の磁極用永久磁石片着磁方法。
  4. 【請求項4】 上記所定の角度が、360°を極数で割
    った角度の2分の1以内の角度である請求項2に記載の
    回転機の磁極用永久磁石片着磁装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011015475A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Nissan Motor Co Ltd 回転電機の着磁装置及び永久磁石の着磁方法
JP2020100314A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 三菱重工業株式会社 船舶および電源システム

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