JP2002075682A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2002075682A
JP2002075682A JP2000306838A JP2000306838A JP2002075682A JP 2002075682 A JP2002075682 A JP 2002075682A JP 2000306838 A JP2000306838 A JP 2000306838A JP 2000306838 A JP2000306838 A JP 2000306838A JP 2002075682 A JP2002075682 A JP 2002075682A
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switching
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circuit
pulse transformer
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JP2000306838A
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Eiji Abe
英治 阿部
Toshihiro Shibata
利弘 芝田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Harison Toshiba Lighting Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 放電灯を安定点灯させるために、ランプ電圧
およびランプ電流の立ち上がり、立ち下がりを最適化
し、バックライトユニットに使用してもちらつきのない
放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】 パルストランス14の2次巻線に放電灯
を接続し、1次巻線にコンデンサ4、5を並列に接続
し、かつパルストランスの1次巻線の一方の端子にコン
デンサ4を介して直流電源2の正極と接続し、直流電源
2の正極にはスイッチング素子10、11を接続し、ス
イッチング素子10と11の間とパルストランスの1次
巻線の他方の間にダイオード8と抵抗成分を有する素子
6の直列回路を挿入接続し、さらに当該直列回路に抵抗
成分を有する素子7とダイオード9の直列回路を並列に
接続し、駆動回路3からスイッチング素子10,11に
駆動信号を出力する。また、電源および駆動信号回路3
以外の回路素子はシールドケースに組み込まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータやワードプロセッサー等に使用される液晶表示装
置の背面光源として用いる外部電極式の放電灯を点灯さ
せる放電灯点灯装置に関し、特に、放電灯をバックライ
トユニットのシールドケース内に組み込んだ場合でも液
晶画面にちらつきを生じることなく放電灯を安定点灯さ
せる放電灯点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の放電灯点灯装置について
図15を参照にして説明する。パルストランス1の2次
巻線15に外部電極式の放電灯12を接続し、パルスト
ランス1の1次巻線14と並列にコンデンサ4、5が接
続され、直流電源2の正極はコンデンサ4を介して、パ
ルストランス1の1次巻線14の一方の端子と接続され
ている。直流電極2の正極は、スイッチング素子10、
11と直列に接続され、スイッチング素子10、11に
は駆動信号回路3からの駆動信号1、2を出力可能に構
成している。スイッチング素子10とスイッチング素子
11との間と、パルストランス1の1次巻線14の他方
の端子との間には抵抗成分を有する素子36を直列に挿
入接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術の放電灯点灯装置は、抵抗成分を有する素子を外
部電極式の放電灯の点灯時における配光を調節するため
に使用していた。調光を行わない場合は、抵抗成分を有
する素子はインダクタや抵抗等を使用していた。抵抗成
分を有する素子は、パルストランスの1次巻線に直列に
接続されており、ランプ電圧の立上がり、立下がりの両
方を同時に制御されており、調光を行った場合に安定放
電が困難であった。特に、外部電極式の放電灯をバック
ライトユニットの金属ケースに組み込んだ場合、図15
中の一点鎖線で示すように放電灯と金属ケースとの間に
浮遊容量が発生し、金属ケースに電流が流れ、ランプ電
圧に影響を及ぼし安定点灯できなかった。又、図16に
示すようにランプ電流の負電流も正電流もピーク電流が
略同一であるためランプ電圧波形が、ランプ点灯に最適
な矩形波に整形できないという問題点があった。
【0004】本発明は、上記諸事情に鑑みて創案された
もので、放電灯を安定点灯させるために電流の流れる方
向に依存して流れる電流を切り換える電流値切換回路を
パルストランスの1次巻線に直列に挿入接続すること
で、ランプ電圧波形を最適な矩形波にし、結果的にラン
プ電圧及びランプ電流波形の立上がり、立下がりを個別
的に最適化する放電灯点灯装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、ランプ電流を
通電されて矩形波点灯する外部電極式の放電灯をパルス
トランスの2次巻線側に接続し、前記パルストランスの
1次巻線側には直流電源と、並列に接続されたコンデン
サと、前記パルストランスの1次巻線に電流を流すため
の2個のスイッチング素子と、該スイッチング素子に夫
々駆動信号を印加可能な駆動信号回路と、電流の流れる
方向に依存して電流値を切り換える電流値切換回路を設
け、該電流値切換回路を前記パルストランプの1次巻線
と前記スイッチング素子間との間に直列に挿入接続して
構成されている。又、外部電極式の放電灯と、1次巻線
と2次巻線を有するパルストランス、コンデンサ、スイ
ッチング素子及び電流値切換回路をシールドケース内に
組み込んで放電灯スイッチングユニットとしシールドケ
ースの外部に設けた駆動信号回路よりスイッチング素子
に駆動信号を夫々出力するように構成する。又、複数の
放電灯スイッチングユニットに一の駆動信号回路より各
放電灯スイッチングユニットの夫々のスイッチング素子
に駆動信号を出力可能に、信号線を結線して構成する。
又、上記電流値切換回路は、抵抗成分を有する素子と単
方向に成分電流を通電する素子の直列回路と、前記抵抗
成分を有する素子とは異なる抵抗値の抵抗成分を有する
素子と前記単方向に成分電流を通電する素子と反対方向
に成分電流を通電する素子の直列回路を並列に接続して
構成されていることを特徴とする。又、上記電流値切換
回路は、抵抗成分を有する素子をパルストランスの1次
巻線と上記スイッチング素子間との間に直列に挿入接続
し、前記抵抗成分を有する素子とは異なる抵抗値の抵抗
成分を有する素子と単方向に成分電流を通電する素子と
の直列回路を、前記抵抗成分を有する素子を跨ぐ位置に
並列に接続して構成されてなることを特徴とする。又、
上記抵抗成分を有する素子の抵抗値は、放電灯に流れる
負電流になる単方向に成分電流を通電する素子の抵抗値
の方が大になるように設定されている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図を参照にして本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形
態における放電灯点灯装置の回路図である。図1におい
て、放電灯点灯装置は、パルストランス1の1次側には
直流電源2と、駆動信号回路3と、2個のコンデンサ
4、5と、抵抗成分を有する素子6、7と、ダイオード
8、9と、スイッチング素子10、11とを備え、2次
側には放電灯12を負荷として備えて構成されている。
これら構成要素の内、直流電源2及び駆動信号回路3を
除く放電灯12等の回路素子はバックライトユニットを
構成するシールドケース13内に設けて放電灯スイッチ
ングユニットを構成している。具体的に説明すると、直
流電源2の正極には、コンデンサ4.5が直列に接続さ
れており、コンデンサ5のコンデンサ4と接続されてい
ない側は接地されている。また、直流電源2の正極に
は、パルストランス1の1次巻線14の一方の端子がコ
ンデンサ4を介して接続されている。また、直流電源2
の正極にはスイッチング素子10、11が直列に接続さ
れている。駆動信号回路3は直流電源2を矩形波電流電
圧に整形して2つの波形データを生成し、この波形を駆
動信号イ、ロに割り当てて出力し、この駆動信号回路3
より出力する駆動信号イがスイッチング素子10を動作
させ、駆動信号ロがスイッチング素子11を動作させる
ようにしている。スイッチング素子11のスイッチング
素子10と接続されていない側は接地されている。スッ
チング素子10、11間とパルストランス1の1次巻線
14の他方の端子との間に、ダイオード8、9及び抵抗
成分を有する素子6、7で構成される電流値切換回路1
00が挿入接続されている。つまり、スイッチング素子
10、11間にはダイオード8のカソードが接続され、
ダイオード8のアノードは抵抗成分を有する素子6を介
してパルストランス1の1次巻線14の他方の端子と接
続され、ダイオード8及び抵抗成分を有する素子6を跨
いで、ダイオード9のカソードがパルストランス1の1
次巻線14の他方の端子と接続し、ダイオード9のアノ
ードが抵抗成分を有する素子7を介してダイオード8の
カソード側の端子と接続されている。抵抗成分を有する
素子6、7はインダクタ若しくは抵抗等を用い、直流抵
抗値は0.1オーム以上で10オーム未満のものを使用
する。直流抵抗値が10オーム以上のものを使用する
と、ランプ電圧の立上がり及び立下がりが遅くなり矩形
波動作をしなくなるため直流抵抗値が10オーム未満の
ものを使用する必要性がある。2個の抵抗成分を有する
素子6、7は互いに異なる抵抗値に設定されている。そ
の理由は図9に示すように、ランプ電圧を最適化するた
めにはランプ電流の負電流のピーク電流を正電流のピー
ク電流よりも低く設定する必要性があり、負電流のピー
ク電流を低くするために抵抗成分を有する素子6、7の
抵抗値を異ならしめた。ダイオード8、9は単方向成分
電流を通電する素子であればよく、トランジスタを用い
てもよい。パルストランス1の2次巻線15は外部電極
式の放電灯12と接続されている。図2及び図3に示す
ように、放電灯12は、密閉された放電空間を構成する
ガラスバルブ16の内面に蛍光体被膜17を被着形成
し、ガラスバルブ16の一端に内部電極18を封着し、
ガラスバルブ16の外面には導電線を螺旋状に巻着した
外部電極19を設け、さらに短絡防止のために外周面に
透光性樹脂製フィルム20を巻着して形成されたもの
や、図4及び図5に示すように内面に蛍光体被膜21、
22を夫々被着形成した外管23と内管24とよりなる
二重管形蛍光ランプの外管23の一端に内部電極25を
封着し、外管23の外面に導電線を螺旋状に巻着してな
る外部電極26を設け、さらに外周面に透光性樹脂製フ
ィルム27を巻着して形成されたものを用いる。放電灯
12は、図2〜図5に示される放電灯に限定せず、複数
の電極の内、少くとも1の電極がガラスバルブ外面に設
けられていればよい。
【0007】次に動作について図6〜図8を参照にして
説明する。直流電源2を投入し、駆動信号回路を駆動さ
せ、駆動信号イ、ロが出力されると、駆動信号イにより
スイッチング素子10がオン状態になり、スイッチング
素子11はオフ状態となる。駆動信号ロによりスイッチ
ング素子11がオン状態となり、スイッチング素子10
はオフ状態になる。つまり、駆動信号イと駆動信号ロは
互いに位相の反転したパルス信号であるため、スイッチ
ング素子10とスイッチング素子11は、常にオンの状
態とオフの状態が互いに反対の状態にあるスイッチとし
ての作用をする。図6において、駆動信号イによりスイ
ッチング素子10がオン状態で、スイッチング素子11
がオフ状態では、電流はA点からB点に向って流れよう
とする。A点からB点に電流が流れる場合は、抵抗成分
を有する素子7及びダイオード9を通ってパルストラン
ス1の1次巻線14に電流が流れ、等価回路は図7に示
す状態となる。つまり、電流が抵抗成分を有する素子7
及びダイオード9を経て、さらにパルストランス1の1
次巻線14を通って、図7中の矢印で示す方向に流れ、
コンデンサ4は放電し、コンデンサ5が充電し、C点の
電位は電源電位に向って上昇する。スイッチング素子1
0がオフ状態でスイッチング素子11がオン状態での等
価回路は図8に示す状態となり、電流はB点からA点に
向って流れる。つまり、パルストランス1の1次巻線1
4を経て、抵抗成分を有する素子6及びダイオード8を
通って図8中の矢印で示す方向に流れ、コンデンサ4が
充電し、コンデンサ5が放電されることによりC点の電
位は接地電位に向って下降する。図7及び図8に示され
るC点の電位が変化するタイミングは、抵抗成分を有す
る素子6、7、パルストランス1の1次巻線14及びコ
ンデンサ4、5で形成される回路の時定数に依存する。
抵抗成分を有する素子6、7の定数が大きくなれば、回
路の時定数は大きくなり、電位の上昇若しくは下降に要
する時間が長くなる。換言すれば、ランプ電圧の立上が
り及び立下がりが遅くなり、矩形波動作をしなくなる。
本実施の形態では0.1オーム以上で10オーム未満の
範囲内で互いに異なる抵抗値の抵抗成分を有する素子
6、7を回路素子としているため、ランプ電圧に最適な
矩形波に整形することができる。駆動信号回路3からの
駆動信号イと駆動信号ロの出力により、図7と図8に示
される状態が交互に発生し、パルストランス1の1次巻
線14には交番電流が流れ、2次側に昇圧された電圧が
出力され、放電灯12を点灯させる。
【0008】本実施の形態における放電灯点灯装置にお
いては、電流の流れる方向毎にパルストランス1の1次
巻線14に直列に挿入接続される抵抗成分を有する素子
6、7の定数を別々に設定できることになり、結果的に
ランプ電圧及びランプ電流波形の立上がり、立下がりを
個別的に最適化できる効果がある。又、本実施の形態の
放電灯点灯装置における調光時の放電灯のちらつき評価
を図10に示す。比較のために、図15に示す従来の放
電灯点灯装置であって、図2及び図3に示す放電灯を用
いたものに関しても調光時の放電灯ちらつき評価を行っ
た。点灯状態は目視により確認し、図10中、○は安定
点灯を、△はちらつきを、×は点滅等の大きなちらつき
を示す。調光パルス(調光信号)のオン期間とオフ期間
とのデューティ比別に放電灯の点灯状態を確認した。
尚、調光周波数は100Hzに設定し、放電灯5灯を1
個の金属ケースに組み込んで行った。図10より、従来
の放電灯点灯装置であるとデューティ比20%の調光よ
りちらつき発生が開始したのに対し、本実施の形態にお
ける放電灯点灯装置はデューティ比が1%まで調光が可
能になる。
【0009】図11に示される実施の形態について説明
する。図1と異なる点は、パルストランス1の1次巻線
14の他方の端子とスイッチング素子10、11との間
に挿入接続される電流値切換回路100の構成のみであ
る。具体的に説明すると、パルストランス1の1次巻線
14の他方の端子にはダイオート28のカソードが接続
され、ダイオード28のアノードは抵抗成分を有する素
子29を介してスイッチング素子10とスイッチング素
子11との間に接続されている。また、ダイオード30
と抵抗成分を有する素子31は、ダイオード28及び抵
抗成分を有する素子29を跨ぐ位置に接続され、つまり
パルストランス1の1次巻線14の他方の端子は、ダイ
オード30のアノードと接続され、ダイオード30のカ
ソードは抵抗成分を有する素子31を介してスイッチン
グ素子10とスイッチング素子11との間に接続されて
いる。駆動信号イによりスイッチング素子10がオン状
態でスイッチング素子11がオフ状態での等価回路は図
7に示す状態になる。駆動信号ロによりスイッチング素
子11がオン状態で、スイッチング素子10がオフ状態
での等価回路は図8に示す状態となる。駆動信号イ、ロ
の出力により、図7と図8に示す状態が交互に発生し、
パルストランス1の1次巻線14には交番電流が流れ、
2次側に昇圧された電圧が出力され、放電灯12を点灯
させる。
【0010】図12に示される実施の形態について説明
する。図12においては、パルストランス1の1次巻線
14の他方の端子とスイッチング素子10、11との間
に抵抗成分を有する素子32を介装接続し、ダイオード
33及び抵抗成分を有する素子34は、抵抗成分を有す
る素子32を跨ぐ位置に配置接続されている。つまり、
パルストランス1の1次巻線14の他方の端子とダイオ
ード33のカソードが接続し、ダイオード33のアノー
ドが抵抗成分を有する素子34を介装してスイッチング
素子10とスイッチング素子11との間に接続されてい
る。本実施の形態では、駆動信号イによりスイッチング
素子10がオン状態となり、スイッチング素子11がオ
フ状態において、ダイオード33が導通(オン)し、電
流は抵抗成分を有する素子34を通り、ダイオード33
を経て、パルストランス1の1次巻線14へと流れ、等
価回路は図7と同様になる。抵抗成分を有する素子3
2、34が並列に接続されているため抵抗値が低くな
り、電流が流れやすくなる。駆動信号ロによりスイッチ
ング素子11がオン状態となり、スイッチング素子10
がオフ状態において、ダイオード33が導通せず、電流
は抵抗成分を有する素子32を通って流れ、等価回路は
図8と同様になる。
【0011】図13に示される実施の形態について説明
する。図13において、抵抗成分を有する素子32を跨
ぐ位置に、ダイオード35及び抵抗成分を有する素子3
4が接続されている。つまり、ダイオード35のアノー
ドがパルストランス1の1次巻線14の他方の端子と接
続し、ダイオード35のカソードは抵抗成分を有する素
子34を介装してスイッチング素子10とスイッチング
素子11との間に接続されている。他の構成は、前述の
図12に示される実施の形態と同様である。本実施の形
態では、駆動信号ロによりスイッチング素子11がオン
状態となった場合に、ダイオード35が導通し、電流が
パルストランス1の1次巻線14を経て、ダイオード3
5を通り、抵抗成分を有する素子34及びスイッチング
素子11へと流れる。
【0012】図14に示される実施の形態について説明
する。図14において、図11に示される放電灯スイッ
チングユニットを複数設け、一の駆動信号回路3から駆
動信号イ、ロを各放電灯スイッチングユニットの夫々の
スイッチング素子10、11に夫々出力可能に、各スイ
ッチング素子10に駆動信号イを出力する線を結線し、
各スイッチング素子11に駆動信号ロを出力する線を結
線して構成している。このように、駆動信号イ、ロを出
力する線を夫々結線することにより、一の駆動信号回路
で2以上の放電灯スイッチングユニットを駆動できる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、電流の流れる方向毎にパルス
トランスの1次巻線に直列に挿入される電流切換回路の
抵抗成分を有する素子の定数を別々に設定できることに
なり、ランプ電圧波形及びランプ電流波形を立上がり、
立下がりを個別的に最適化できるという効果がある。
【0014】又、従来の放電灯点灯装置はランプ電圧が
立上がり直後と立下がり直後に共振して動作していた
が、本発明の放電灯点灯装置はランプ電圧の立上がりと
立下がり直後に共振が少なく、周囲の影響を受けにくく
安定動作するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における放電灯点灯装置の
回路図である。
【図2】放電灯を示す一部切欠正面図である。
【図3】放電灯の断面図である。
【図4】放電灯を示す一部切欠正面図である。
【図5】放電灯の断面図である。
【図6】動作を説明するためにA点、B点、C点の位置
を表示した説明図である。
【図7】要部の動作を示す説明図である。
【図8】要部の動作を示す説明図である。
【図9】ランプ電圧とランプ電流を示す波形図である。
【図10】調光時の放電灯のちらつき評価を示す図であ
る。
【図11】本発明の他の実施の形態における放電灯点灯
装置の回路図である。
【図12】本発明の他の実施の形態における放電灯点灯
装置の回路図である。
【図13】本発明の他の実施の形態における放電灯点灯
装置の回路図である。
【図14】本発明の他の実施の形態における放電灯点灯
装置の回路図である。
【図15】従来例の放電灯点灯装置の回路図である。
【図16】図15における放電灯のランプ電圧波形とラ
ンプ電流を示す波形図である。
【符号の説明】
1 パルストランス 2 直流電源 3 駆動信号回路 4、5 コンデンサ 6、7、29、31、32、34 抵抗成分を有する素
子 8、9、28、30、33、35 ダイオード 10、11 スイッチング素子 12 放電灯 13 シールドケース 14 1次巻線 15 2次巻線 100 電流値切換回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプ電流を通電されて矩形波点灯する
    外部電極式の放電灯をパルストランスの2次巻線側に接
    続し、前記パルストランスの1次巻線側には直流電源
    と、並列に接続されたコンデンサと、前記パルストラン
    スの1次巻線に電流を流すための2個のスイッチング素
    子と、該スイッチング素子に夫々駆動信号を印加する駆
    動信号回路と、電流の流れる方向に依存して電流値を切
    り換える電流値切換回路を設け、該電流値切換回路を前
    記パルストランスの1次巻線と前記スイッチング素子間
    との間に直列に挿入接続したことを特徴とする放電灯点
    灯装置。
  2. 【請求項2】 パルストランスの2次巻線側に接続した
    ランプ電流を通電されて矩形波点灯する放電灯と、前記
    パルストランスの1次巻線と並列にコンデンサを接続
    し、前記パルストランスの1次巻線に電流を流すための
    2個のスイッチング素子とを備え、電流の流れる方向に
    依存して電流値を切り換える電流値切換回路を前記パル
    ストランスの1次巻線と前記スイッチング素子間との間
    に直列に接続して構成される回路とをシールドケース内
    に組み込んで放電灯スイッチングユニットとなし、前記
    シールドケースの外部より、前記回路に直流電源を印加
    可能にすると共に前記シールドケースの外部に設けた駆
    動信号回路より前記スイッチング素子に夫々駆動信号を
    印加するように構成されてなる放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 パルストランスの2次巻線側に接続した
    ランプ電流を通電されて矩形波点灯する放電灯と、前記
    パルストランスの1次巻線と並列にコンデンサを接続
    し、前記パルストランスの1次巻線に電流を流すための
    2個のスイッチング素子を備え、電流の流れる方向に依
    存して電流値を切り換える電流値切換回路を前記パルス
    トランスの1次巻線と前記スイッチング素子間との間に
    直列に接続して構成される回路とをシールドケース内に
    組み込んで放電灯スイッチングユニットとなし、該放電
    灯スイッチングユニットを複数設けて、前記シールドケ
    ースの外部に設けた一の駆動信号回路より、前記各放電
    灯スイッチングユニットの前記夫々のスイッチング素子
    に駆動信号を出力可能に信号線を結線して構成されてな
    る放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 上記電流値切換回路は、抵抗成分を有す
    る素子と単方向に成分電流を通電する素子の直列回路
    と、前記抵抗成分を有する素子とは異なる抵抗値の抵抗
    成分を有する素子と前記単方向に成分電流を通電する素
    子と反対方向に成分電流を通電する素子の直列回路を並
    列に接続して構成されてなることを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 上記電流値切換回路は、抵抗成分を有す
    る素子をパルストランスの1次巻線と上記スイッチング
    素子間との間に直列に挿入接続し、前記抵抗成分を有す
    る素子とは異なる抵抗値の抵抗成分を有する素子と単方
    向に成分電流を通電する素子との直列回路を、前記抵抗
    成分を有する素子を跨ぐ位置に並列に接続して構成され
    てなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の放電
    灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 上記抵抗成分を有する素子の抵抗値は、
    放電灯に流れる負電流になる単方向に成分電流を通電す
    る素子の抵抗値の方が大なるように設定されていること
    を特徴とする請求項4又は5記載の放電灯点灯装置。
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WO2002078406A1 (fr) * 2001-03-23 2002-10-03 Harison Toshiba Lighting Corporation Lampe a decharge electrique et appareil d'alimentation de lampe a decharge electrique
US6903518B2 (en) 2002-05-31 2005-06-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Discharge lamp device and backlight using the same

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