JP2002075108A - 封止接点装置の製造方法 - Google Patents
封止接点装置の製造方法Info
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Abstract
減と加工コストの低減を果たし、しかも、気密性に優れ
た封止接点装置を提供する。 【解決手段】 金属べ一ス10と金属キャップ20とを
接合してできる内部空間に接点100を有し、接点10
0の周囲の内部空間が水素混合ガスで充填された封止接
点装置を製造する方法である。チャンバー30内に金属
キャップ20と金属べ一ス10とを配置する工程(a)
と、チャンバー30内を水素混合ガス雰囲気にする工程
(b) と、水素混合ガス雰囲気中で金属キャップ20と金
属べ一ス10との接合部22、14を溶接する工程(c)
とを含む。
Description
点及び電気絶縁性ガスが気密空間に配置された封止接点
装置に関するものである。
定接点と可動接点とが配置された封止接点装置が種々提
案されている。特開平9−320411号公報に示され
た封止接点装置の構造は、ハウジングを構成するセラミ
ック製の容器本体の開口端に金属蓋が気密的に接合され
ている。金属蓋に給排気用孔が形成されていて、この給
排気用孔からハウジング内の空気を排出したり電気絶縁
性ガスを充填したりする。給排気用孔を溶接等の手段で
接合して封止してしまえば、ハウジング内は気密状態に
なる。
合する技術において、接合面を水素ガス雰囲気または水
素を主成分とするガス雰囲気に置くことで、溶接強度を
向上させ得ることが知られている。接合面に存在して溶
接性を阻害する酸化皮膜が水素の還元作用によって除去
されるため、大気中で溶接する場合に比べて、はるかに
高い溶接強度が得られる。また、溶接時の電流が比較的
に低電流条件であっても高強度が得られ、溶接条件の幅
が広くなるという利点も有している。前記した封止接点
装置の製造においても、接合工程を水素ガス雰囲気で行
うことが提案されている。
方法では、容器本体に金属蓋を接合する工程と、給排気
用孔を封止する工程との2回の接合工程を行う必要があ
り、手間および時間がかかるという問題がある。特に、
ハンジングの気密性等を高めるために、2回の接合工程
を何れも、前記した水素ガス雰囲気中での溶接で行おう
とすると、それぞれの接合工程の度に、溶接を行う部材
を気密チャンバー内に搬入および搬出したり、チャンバ
ー内の雰囲気を水素ガスに置換したり水素ガスを排出し
たりする作業工程が必要になり、作業工数が大幅に増え
てしまう。
設ける加工の手間も増えるため、部品コストが増大した
り、全体の生産能率が損なわれるという問題も発生す
る。本発明の課題は、前記した封止接点装置の製造技術
において、工程の削減と加工コストの低減を果たし、し
かも、気密性に優れた封止接点装置を提供できるように
することである。
装置の製造方法は、金属べ一スと金属キャップとを接合
してできる内部空間に接点を有し、接点の周囲の内部空
間が水素混合ガスで充填された封止接点装置を製造する
方法である。チャンバー内に金属キャップと金属べ一ス
とを配置する工程(a) と、チャンバー内を水素混合ガス
雰囲気にする工程(b) と、水素混合ガス雰囲気中で金属
キャップと金属べ一スとの接合部を溶接する工程(c) と
を含む。前記工程(c) が、金属ベースと金属キャップと
の何れか一方の接合部にプロジェクションを配置してお
き、抵抗溶接することができる。
プとの接合部を密着させてレーザ溶接することができ
る。前記工程(c) が、チャンバーの外部から、チャンバ
ーに備えたレーザ透過部を通じて、チャンバー内の金属
ベースと金属キャップとの接合部にレーザを照射して、
接合部をレーザ溶接することができる。前記工程(c)
が、金属ベースと金属キャップとの接合部の間に、ろう
材を介在させて溶接することができる。前記工程(c) の
前に、金属ベースと金属キャップとの接合部を予熱する
工程(-c)をさらに含むことができる。
ンバー内に予熱された水素混合ガスを充填することによ
り果たされることができる。前記工程(c) が、抵抗溶接
で行われ、前記工程(-c)が、金属ベースと金属キャップ
との接合部に予備通電して予熱することができる。前記
工程(-c)が、金属ベースと金属キャップとの接合部にレ
ーザ照射して予熱することができる。前記工程(-c)が、
予熱に伴って、金属ベースと金属キャップとの接合部を
熱変形させて密着させることができる。
ャンバー内で、金属ベースおよび金属キャップに当接す
る一対の電極のうち少なくとも一方を、金属ベースと金
属キャップの接合部を互いに密着させる方向に移動させ
たあと、一対の電極に通電して接合部を溶接することが
できる。前記工程(b) が、チャンバー内を真空状態にす
る工程(b-1) と、真空状態のチャンバー内に水素混合ガ
スを充填する工程(b-2) とを含むことができる。前記工
程(b) が、前記工程(b-1) の前に、チャンバー内を窒素
ガス雰囲気にする工程(b-0) をさらに含むことができ
る。
ることができる。
装置の組立前の全体構造を示している。封止接点装置
は、接点部品100が搭載された金属ベース10と金属
キャップ20とで構成されている。金属キャップ20
は、鉄やステンレス等の金属を主体として構成され、概
略直方体のキャップ状をなしている。キャップ部20の
下端の開口部には、外周に延びるフランジ部22を有し
ており、フランジ部22の下面が、金属ベース10との
接合部になる。金属キャップ20は、全体が金属のみか
らなるものであってもよいし、一部がセラミックなど金
属以外の材料で構成されていても構わない。但し、接合
部については金属で構成されている必要がある。
された酸化アルミナなどからなる概略矩形のセラミック
基板部12と、セラミック基板部12の外周上面に接合
されて外周に延びている矩形の外周枠部14とで構成さ
れている。外周枠部14は、金属キャップ20と同じ
く、鉄やステンレスなどの金属で構成されている。外周
枠部14の上面を、金属キャップ20のフランジ部22
の下面と溶接することで、金属キャップ20と金属ベー
ス10とが接合される。金属ベース10は、全体を金属
のみで構成することもできる。金属ベース10に搭載さ
れる接点部品100は、通常の接点装置と同様の構造を
有する機構部材や部品で構成される。基本的な接点装置
の機能を果たすことができれば、使用する部品の形状構
造や配置などは特に限定されない。基本的な部品として
は、例えば、固定接点105、固定接点103と接離す
る可動接点103、可動接点103を駆動する電磁コイ
ル107などを含む。図には示されていないが、固定接
点105は、紙面奥側にも同じものが設けられており、
一対の固定接点105が可動接点103の接離によって
開閉動作する。固定接点105の一端は、金属ベース1
0を貫通して裏側に突出し、外部端子109を構成して
いる。
せ、フランジ部22を外周枠部14に接合することで、
接点部品100が収容された内部空間が気密状態で封止
される。この内部空間には電気絶縁性のガスが封入され
る。 〔製造装置の基本構造〕図2に示す実施形態は、金属ベ
ース10と金属キャップ20の接合工程を行う製造装置
であり、基本的な作業を行う部分を表している。気密空
間を構成するチャンバー30の内部に、上下一対の電極
42、44を備える。電極42、44には、チャンバー
30の外部に通じる配線46が接続されている。
10および金属キャップ20を配置する。上部電極42
の下面には、金属キャップ20が収容される空間43が
開口している。下部電極44の上面には、金属ベース1
0が収容される空間45が開口している。上部電極42
の外周縁部が金属キャップ20のフランジ部22の上面
に当接し、下部電極44の外周縁部が金属ベース10の
外周枠部14の下面に当接する。電極42、44の両方
あるいは一方は、上下方向に移動自在に取り付けられて
おり、フランジ部22と外周枠部14とを密着させる方
向に移動する。フランジ部22と外周枠部14とを電極
42、44で挟み付けて密着させた状態で電極42、4
4に通電すれば、電極42、44とフランジ部22およ
び外周枠部14を貫通して電流が流れ、フランジ部22
と外周枠部14との接合部で抵抗発熱が生じて、両者が
抵抗溶接されることになる。
ており、この配管50を通じて、チャンバー30内を真
空排気したり、チャンバー30内に特定のガスを供給し
たりすることができる。 〔製造装置の全体構造〕図3は、製造装置の全体構造を
示している。チャンバー30に設けられた電極42、4
4のうち、上部電極42は、チャンバー30の天井を貫
通して外部まで延びている。上部電極12の上端には、
昇降自在なエアシリンダ60が配置されており、エアシ
リンダ60の作動ピストン62が上部電極12に連結さ
れていて、上部電極12を昇降作動させる。
上面外壁との間には、弾性ゴムなどからなり蛇腹状をな
し伸縮自在なベローズ32が取り付けられている。上下
に移動する上部電極42と周囲のチャンバー30との間
に隙間があっても、ベローズ32によって、チャンバー
30の内部空間の気密が確実に維持される。上部電極4
2に当接している作動ピストン62に、電源48につな
がる配線46が接続されている。電源48から供給され
た電力は、配線46から作動ピストン62を経て上部電
極42へと給電される。下部電極44の下端は、チャン
バー30を貫通して外部に延びている。下部電極44と
チャンバー30の間には、Oリングなどの気密保持材3
6が配置されている。気密保持材36がOリングのよう
に摺動可能な構造を有していれば、下部電極44をチャ
ンバー30に対して昇降させることができる。気密保持
材36が電気絶縁性を有していれば、下部電極44とチ
ャンバー30との電気絶縁を図ることができる。
続部材49を介して配線46が接続され、配線46は電
源48につながっている。接続部材49が、前記した上
部電極42の場合と同様に昇降駆動する機構を備えてい
れば、下部電極44を昇降作動させることもできる。チ
ャンバー30の側壁途中に絶縁材34が設けられてお
り、上下の電極42、44間の絶縁を確保するのに有効
である。チャンバー30に連結された配管50は、バル
ブ51を経て真空ポンプ52につながっている。真空ポ
ンプ52を作動させることで、チャンバー30内を真空
排気することができる。
52の間には、2本の分岐配管があり、それぞれが、バ
ルブ53またはバルブ55を介して、窒素ガスタンク5
4と水素混合ガスタンク56とに連結されている。これ
によって、チャンバー30内に、窒素ガスあるいは水素
混合ガスを送り込むことができる。水素混合ガスは、水
素のみからなるガスであってもよいし、水素と窒素との
混合ガスであってもよい。配管50のうち、チャンバー
30に近い側の外周にはヒータ58が巻き付けられてい
る。ヒータ58を作動させることで、配管50を流れる
ガスを加熱することができる。
用いて、封止接点装置を製造する方法を説明する。図3
に示すように、チャンバー30内の電極42、44にそ
れぞれ、金属キャップ20と金属ベース10とを装着す
る。配管50のバルブ55、51を開いて、水素混合ガ
スタンク56からチャンバー30へと水素混合ガスを供
給する。チャンバー30内が水素混合ガス雰囲気になっ
た段階で、上部電極42を下降させる。
に、金属キャップ20のフランジ部22と金属ベース1
0の外周枠部14とが挟み付けられた状態になる。電極
42、44間に圧力を加えながら、電極42、44から
フランジ部22および外周枠部14に通電すると、抵抗
溶接によって、フランジ部22と外周枠部14との当接
面が接合される。通電する電流の量や時間、加圧力など
の溶接条件は、使用する部材の材質や形状、要求性能な
どに合わせて設定される。基本的には、通常の抵抗溶接
の場合と同様の範囲に設定できる。チャンバー30内は
水素混合ガス雰囲気になっており、フランジ部22と外
周枠部14との接合面にも水素混合ガスが存在している
ので、接合面の酸化皮膜が還元作用を受け、高い溶接強
度を得ることができる。その結果、金属ベース10と金
属キャップ20の内部空間の気密性を向上させることが
できる。溶接不良による欠陥品の発生が少なくなり、製
品歩留りが向上する。
よって、金属キャップ20と金属ベース10との間で密
閉された内部空間は、必然的に水素混合ガスが封入され
た状態になる。水素混合ガスが封入された封止接点装置
は、使用時に優れた接点機能を発揮することになる。金
属キャップ20および金属ベース10には、給排気用孔
などの特別な構造を設ける必要がないので、部品の構造
が簡素化され、部品コストも低減される。金属キャップ
20と金属ベース10の溶接と同時に、水素混合ガスの
封入も行われるので、作業工程が削減され、加工コスト
が低減される。チャンバー30内の全体を水素混合ガス
雰囲気にした状態で封入作業が行われるので、封入接点
装置の内部空間に水素混合ガスが確実に封入され、封入
接点装置の製造歩留りが向上する。
0のフランジ部22と金属ベース10の外周枠部14と
の溶接に、プロジェクション溶接を採用することができ
る。図5(a) に示すように、外周枠部14の上面に、プ
ロジェクション(突起)となる突条16を設けておく。
突条16は、外周枠部14の全周にわたって連続する環
状に配置されている。突条16の断面形状は、上端が尖
った三角形状をなしている。外周枠部14に突条16を
加工するには、プレス加工や切削加工、パンチ加工など
が採用される。
フランジ部22と外周枠部14とを圧接しながら通電す
ると、フランジ部22と外周枠部14とが接触している
突条16部分のみに集中的に電流が流れ、通常のプロジ
ェクション溶接と同様の作用によって、フランジ部22
と外周枠部14とが溶接される。図4に示すように、通
電する電流は、通電開始とともに急激に電流値が増え
て、tp時間後にピーク値Ipを示したあと、急激に電
流値が下がるパターン示す。図5(b) に示すように、突
条16が溶融して押し潰され、フランジ部22と外周枠
部14とが密着した状態になり、突条16およびその周
辺の材料による溶融部18によって、フランジ部22と
外周枠部14とが溶接される。
として、以下の条件が採用できる。 <溶接条件> 加圧力:24500N(2500kgf) 電流ピーク値Ip:85kA 通電時間 tp:20ms 上記したプロジェクション溶接を採用することで、溶接
時に接合部に高い圧力を加えて密着させるクランプ機構
を用いる必要がなくなる。比較的短時間で気密溶接を完
了することができる。
突条16を設けていたが、フランジ部22の下面に突条
16を設けたり、外周枠部14とフランジ部22の両方
に突条16を設けておくこともできる。プロジェクショ
ンの配置構造は、上記実施形態に限らず、通常のプロジ
ェクション溶接で採用されている技術を適用することが
できる。 〔ろう材による溶接〕金属ベース10と金属キャップ2
0との溶接に、ろう材を用いることができる。
枠部14との間に、薄いシート状のろう材70を配置し
ておく。ろう材70としては、JIS規格に規定される
BAg8などのろう材が使用できる。上下の電極42、
44で、フランジ部22、ろう材70および外周枠部1
4を圧接しながら通電すると、ろう材70が抵抗加熱に
よって発熱し溶融して、フランジ部22と外周枠部14
とを溶接する。接合部同士を直接に溶接する場合、フラ
ンジ部22および外周枠部14の材料自体が溶融しなけ
ればならないため、材料の溶融温度以上に加熱しなけれ
ばならないのに対し、ろう材を用いた溶接では、比較的
に融点の低いろう材70を溶融させるので、接合部の材
料自体は溶融しない程度の低い温度でも溶接できる。
プ20の材料に、熱伝導性の良い銅やアルミニウム、銅
合金等を用いた場合、通常の抵抗溶接やレーザ溶接で
は、溶接時に接合部に供給された熱が周囲に放熱されて
しまい、接合部で材料が溶融する温度まで昇温され難
く、溶接が非常に困難である。しかし、前記したろう材
を介する溶接であれば、このような熱伝導性の高い材料
であっても、簡単にかつ確実な気密接合を達成すること
ができる。なお、ろう材による溶接の際にも、チャンバ
ー30内が水素混合ガス雰囲気であることによって、水
素混合ガスが接合部の酸化皮膜を還元させる還元ガスと
して機能する。
抵抗加熱で、ろう材を溶融接合させる方法を説明した
が、後述するレーザ加熱によって、ろう材を溶融させて
溶接を行うこともできる。その他、通常のろう材を用い
た溶接あるいはろう付け技術において採用されている装
置や作業条件などを組み合わせることが可能である。 〔レーザ溶接〕電極42、44を用いた抵抗溶接の代わ
りに、レーザ照射による溶接を採用することができる。
図7(a) に示すように、チャンバー30の内部に設けら
れた載置台82の上に、金属ベース10を載せ、金属ベ
ース10の上に金属キャップ20を被せておく。
方へと弾力的に押圧力を加えて、金属キャップ20およ
び金属ベース10をクランプするクランプ治具84が配
置される。クランプ治具84の押圧力によって、フラン
ジ部22と外周枠部14とが密着して圧接された状態に
なる。チャンバー30の天井壁には、図示を省略したレ
ーザ照射装置に、光ファイバ81で接続されたレーザ出
射ユニット80が取り付けられている。レーザ出射ユニ
ット80がチャンバー30の天井壁を貫通する個所は、
気密構造になっている。
ザ光Lが照射され、金属キャップ20のフランジ部22
および金属ベース10の外周枠部14の接合部に当た
る。レーザ光Lが照射された部分は加熱昇温する。レー
ザ光Lの焦点位置を、フランジ部22と外周枠部14と
の接合位置に設定しておくことで、接合部に集中的にレ
ーザエネルギーを供給して、接合部を効率的に加熱し、
溶融させて溶接することができる。金属キャップ20の
外周に沿って環状に溶接を行うためには、環状の接合部
に沿ってレーザ光Lの照射位置を移動させる。レーザ光
Lの移動は、レーザ出射ユニット80を機械的に移動さ
せることで果たすことができる。例えば、直方体状をな
す封止接点装置であれば、金属キャップ20の外周に沿
って矩形の接合部が配置されるので、接合部の各辺に沿
って直線的に移動自在なレーザ出射ユニット80を配置
しておけばよい。1台のレーザ出射ユニット80を、接
合部の矩形輪郭に沿って直線および屈曲移動させること
も可能である。レーザ出射ユニット80を固定したま
ま、レーザ光Lの照射角度を変えることで、照射位置を
移動させることもできる。
ーザ溶接で採用されている範囲で適宜に設定できる。例
えば、以下の溶接条件が採用できる。 <溶接条件> レーザ種類:パルス式YAG エネルギ :15J/パルス 繰り返し数:10pps パルス幅 :10ms Df :0 移動速度 :1mm/sec 金属ベース10と金属キャップ20との接合に上記した
レーザ溶接を採用すれば、前記した抵抗溶接の場合に必
要な電極などの機構が不要になる。溶接する接合部の配
置構造に合わせて、レーザ光Lの照射経路を変えること
で、寸法形状の異なる封止接点装置にも比較的容易に対
応することができる。
レーザ照射装置の全体をチャンバー30の外部に設置し
ておくことができる。図7(b) に示すように、チャンバ
ー30の天井壁を、ガラスなどのレーザ透過材からなる
レーザ透過部86で構成しておく。レーザ透過部86と
周囲の壁構造との間は気密構造にしておく。図示を省略
したレーザ照射装置から照射されたレーザ光Lを、レン
ズやミラー等の光学系を経て、レーザ透過部86の上方
からチャンバー30の内部に照射させる。チャンバー3
0内に照射されたレーザ光Lは、金属ベース10と金属
キャップ20との接合部に照射されてレーザ溶接が行わ
れる。
は、通常のレーザ溶接と同様の範囲に設定できる。前項
で例示した具体的条件を採用することもできる。上記し
た実施形態では、チャンバー30の壁構造の一部にレー
ザ透過部86を設けておくだけで、その他のレーザ照射
のための構造部分は、チャンバー30の外部に設置して
おけばよいので、レーザ照射に関わる設備が簡易にな
る。チャンバー30の気密構造も簡単になる。レーザ照
射装置の点検や保守などの作業も容易に行える。 〔接合部の予熱〕金属ベース10と金属キャップ20と
の接合部を予熱した後で溶接を行うことができる。
合部、具体的にはフランジ部22の下面と外周枠部14
の上面およびその周辺を、予熱温度500〜800℃程
度に昇温させておくことで、接合部の表面における水素
還元反応が容易に起こるようになる。水素還元反応が良
好に生じることで、接合部の表面における酸化物を効率
的に除去して減少させることができる。その結果、溶接
強度が向上し、気密性の高い接合が可能になる。 〔水素混合ガスの予熱〕接合部の予熱方法として、水素
混合ガスを予熱しておくことができる。
素混合ガスを供給する配管50に設置されたヒータ58
を作動させれば、チャンバー30内に供給される水素混
合ガスが加熱される。加熱された水素混合ガスが、金属
ベース10および金属キャップ20に接触して昇温させ
る。その結果、金属ベース10と金属キャップ20との
接合部が予熱されることになる。この方法では、溶接す
る接合部に直接に水素混合ガスが接触して伝熱するの
で、加熱効率が高く、迅速に予熱することができる。
用いた抵抗溶接あるいはプロジェクション溶接を行うと
きに、予備通電を行って接合部を予熱することができ
る。通常の溶接時には接合される材料を溶融させること
ができるだけのエネルギが発生する電流値あるいは電気
エネルギを通電供給する。これに対し、予備通電では、
上記した溶接時の通電エネルギよりも低いエネルギを接
合部に供給する。接合部の材料は、抵抗発熱によって昇
温し、予熱が行われる。但し、接合部が溶融することは
ない。
界面付近のみが局所的に予熱されるので、加熱効率が高
く、エネルギの無駄がない。予熱のために特別な機構や
装置を備えておく必要がないので、設備が簡単である。
溶接と同じ操作を通電量を変えて実施するだけなので、
予熱作業は簡単である。予熱工程から溶接工程への移行
も連続的に行え、作業時間が短縮される。予熱工程の処
理条件の具体例を以下に示す。 <予熱条件> 加圧力:24500N(2500kgf) 電流ピーク値Ip:60kA 通電時間 tp:50ms なお、前記した水素混合ガスの予熱と予備通電による予
熱とを組み合わせて実施することも可能である。また、
予備通電による予熱は、ろう材による溶接の場合にも適
用することができる。
の予熱を、レーザ照射で行うことができる。接合部をレ
ーザ溶接する際に供給するレーザ光エネルギよりも低い
エネルギでレーザ光を接合部に照射すれば、接合部が予
熱されることになる。レーザ光の照射位置におけるエネ
ルギ密度は、焦点位置が最も高く、焦点位置から離れる
ほど弱くなる。溶接を行う際には当然、エネルギ密度の
高い焦点位置を接合部またはそれに近い位置に配置す
る。焦点位置を接合部から少し上方あるいは下方に移動
させることで、接合部に供給されるエネルギ密度を低く
して、予熱に適したエネルギを供給することができる。
レーザ光の焦点位置の変更は、照射経路に配置された光
学系の作動によって容易に行える。また、レーザ光の移
動速度を速くしたり1個所における照射時間を短くした
りして、照射位置に供給するエネルギを弱くすることも
できる。
予備通電による予熱と同様に、接合部だけを局所的に効
率的に予熱することができ、予熱工程から溶接工程への
移行も連続的に行うことができる。予熱工程の処理条件
の具体例を以下に示す。 <予熱条件> レーザ種類:パルス式YAG エネルギ :10J/パルス 繰り返し数:10pps パルス幅 :10ms Df :+10mm 移動速度 :5mm/sec 周回数 :3周 上記したレーザ照射による予熱方法は、前記した水素混
合ガスの予熱など他の予熱方法と併用することもでき
る。
部を熱変形させて、接合部の密着性あるいは一体性を高
めることができる。図8(a) に示すように、金属ベース
10の外周枠部14に、外周縁部よりも少し内側に収容
凹部15を設けておく。収容凹部15の内部に、金属キ
ャップ20のフランジ部22が収容される。収容凹部1
5の深さはフランジ部22の厚みと同程度である。収容
凹部15の内側形状はフランジ部22の外形状よりも1
回り大きい。
ャップ20を配置するときには、金属ベース10の収容
凹部15に金属キャップ20のフランジ部22が容易に
挿入される。しかも、収容凹部15とフランジ部22と
の係合によって、金属キャップ20と金属ベース10が
ほぼ位置決めされる。このような構造の金属ベース10
と金属キャップ20とを、レーザ照射によって予熱し溶
接する。図8(a) に示すように、金属キャップ20のフ
ランジ部22の上方からレーザ光L0 を照射する。この
場合のレーザ光L0 は、溶接に用いるレーザ光Lよりも
接合部に供給されるエネルギの密度が低い予熱用のレー
ザ光L0 である。この場合、レーザ光L0 の焦点位置
は、接合部よりも少し上方空間に設定されている。具体
的な予熱条件は、前項で例示された条件を採用すること
ができる。
は加熱昇温し熱膨張を起こす。フランジ部22だけでな
く、その下方にある金属ベース10の外周枠部14も予
熱されるが、レーザ光L0 が直接に照射されているフラ
ンジ部22のほうが、外周枠部14よりも強く加熱さ
れ、高い温度になり、大きな熱膨張を起こすことにな
る。図8(b) に示すように、外周枠部14よりも大きく
熱膨張したフランジ部22は、外周側に伸びて、フラン
ジ部22の外周端が外周枠部14の収容凹部15の内側
壁に当接して強く押しつけられ密着することになる。
部15の内側壁との密着部分に、溶接用のレーザ光Lを
照射する。フランジ部22の外周端と収容凹部15の内
側壁との密着部分が溶融して接合される。具体的な溶接
条件は、前項までで説明したレーザ溶接の実施形態と同
様でよい。この方法では、金属キャップ20と金属ベー
ス10との間にクランプ治具84などで大きな圧力を加
えておかなくても、予熱工程を経ることによって、接合
部であるフランジ部22の外周端と収容凹部15の内側
壁とが良好な密着状態になり、溶接によって良好な接合
を果たすことができる。
ャップ20の材料よりも熱膨張率の小さな材料を用いれ
ば、前記した熱膨張量の違いが大きくなり、フランジ部
22と収容凹部15との密着力を高めることができる。
金属ベース10の外周枠部14が当接する載置台82
を、放熱性の良い材料または構造にして、外周枠部14
が昇温し難いようにしておいても、フランジ部22と外
周枠部14との熱膨張量の差を大きくして、前記した密
着力を高めることができる。さらに、外周枠部14を積
極的に冷却すれば、フランジ部22と外周枠部14との
熱変形量の差はより大きくなり、密着効果はさらに向上
する。
0を水素混合ガス雰囲気にする前に、チャンバー30の
内部を真空状態にする工程を加えることで、防爆性を向
上できる。水素ガスの爆発限界は、濃度4%〜75%で
ある。したがって、チャンバー30内を水素混合ガス雰
囲気にする過程で、上記した水素ガスの爆発の危険性が
ある状態に出来るだけならないようにすることが、防爆
性を高める上で有効である。チャンバー30内に水素混
合ガスを供給する工程では、水素混合ガスの供給開始時
には、チャンバー30内に大気等の気体が存在している
可能性がある。水素混合ガスの供給によって大気等は追
い出され、徐々に水素混合ガスの濃度が高くなる。この
過程において、水素混合ガスの濃度が前記した爆発限界
内になる可能性が生じる。
バー30内に金属ベース10および金属キャップ20を
装着したあと、バルブ51を開き、ポンプ52を駆動さ
せて、チャンバー30内を真空排気する。チャンバー3
0内が、例えば真空度300Torr以上の真空状態に
なれば、ポンプ52を停止させる。バルブ55を開い
て、水素混合ガスタンク56からチャンバー30に水素
混合ガスを供給する。この方法によれば、チャンバー3
0内を真空状態にしてから水素混合ガスを供給するの
で、チャンバー30内で水素混合ガスの濃度が爆発限界
内に入ることが防げる。その結果、防爆性が高まる。
を用いた抵抗溶接を行う場合であるが、図7に示されて
いるようなレーザ溶接を採用する場合であっても、水素
混合ガスを使う場合には、上記した真空状態を経ること
が有用である。 〔窒素ガス充填〕チャンバー30内を水素混合ガス雰囲
気にする工程、あるいは、その前に真空状態にする工程
のさらに前に、チャンバー30内に窒素ガスを充填する
ことが有効である。図2に示す装置において、チャンバ
ー30内に金属ベース10および金属キャップ20が装
着された後、バルブ51、53を開いて、窒素ガスタン
ク54からチャンバー30内に窒素ガスを供給する。窒
素ガスが金属ベース10および金属キャップ20、特に
フランジ部22や外周枠部14の接合部の表面に接触す
ることで、表面に付着している水分や吸着ガスが除去さ
れる。また、金属ベース10に搭載された接点部品10
0の表面においても、水分や吸着ガスの除去が行われ
る。
度や接合性を損なう要因であり、窒素ガスによって水分
や吸着ガスを除去しておくことで、接合性能や気密性を
高めることができる。接点部品100の表面から水分や
吸着ガスを除去しておくことで、封止接点装置の使用時
における接点開閉特性を改善することもできる。窒素ガ
ス充填によって、水分や吸着ガスが除去されたあとは、
バルブ53を閉じて、ポンプ52を作動させれば、チャ
ンバー30内を真空状態にすることができる。さらに、
バルブ55を開いて、水素混合ガスをチャンバー30に
充填することができる。
空排気する工程で、チャンバー30内を昇温させておく
ことが有効である。図2に示す装置において、チャンバ
ー30には、ヒータなどの加熱手段を設けておく。チャ
ンバー30内が真空排気されるとともに昇温されると、
金属ベース10や金属キャップ20の表面に付着してい
る水分や吸着ガスが、付着している表面から脱落し易く
なる。真空排気される気体とともに水分や吸着ガスが、
チャンバー30の外に運び出される。
スの除去による溶接性能の向上、および、封止接点装置
を使用する際における接点開閉性能の向上を達成するこ
とができる。なお、昇温させる温度は高いほど水分や吸
着ガスの除去を果たすクリーニング効果は高まるが、接
点部品100などの品質劣化を起こす心配がある。そこ
で、これらの条件を考慮して昇温温度を設定する。具体
的には、50℃〜100℃の範囲に設定するのが好まし
い。また、チャンバー30内に水素ガスが存在している
と、昇温によって防爆性が低下する。昇温させる際の真
空度を300Torr以下に設定しておけば、防爆性を
良好に維持できる。
法は、チャンバーに配置された金属キャップと金属べ一
スとの接合部を水素混合ガス雰囲気中で溶接することに
より、気密溶接と同時に水素混合ガスの封入が行われ
る。その結果、気密接合工程が削減でき、加工コストを
削減でき、製品歩留りを向上できる。部品に給排気用孔
が不要であるため、部品コストが低減される。水素混合
ガスの還元作用によって、良好な溶接が可能になる。
立前の正面図
断面図
Claims (14)
- 【請求項1】金属べ一スと金属キャップとを接合してで
きる内部空間に接点を有し、接点の周囲の内部空間が水
素混合ガスで充填された封止接点装置を製造する方法で
あって、 チャンバー内に金属キャップと金属べ一スとを配置する
工程(a) と、 チャンバー内を水素混合ガス雰囲気にする工程(b) と、 水素混合ガス雰囲気中で金属キャップと金属べ一スとの
接合部を溶接する工程(c) とを含むことを特徴とする封
止接点装置の製造方法。 - 【請求項2】請求項1に記載の方法において、 前記工程(c) が、金属ベースと金属キャップとの何れか
一方の接合部にプロジェクションを配置しておき、抵抗
溶接する封止接点装置の製造方法。 - 【請求項3】請求項1に記載の方法において、 前記工程(c) が、金属ベースと金属キャップとの接合部
を密着させてレーザ溶接する封止接点装置の製造方法。 - 【請求項4】請求項3に記載の方法において、 前記工程(c) が、チャンバーの外部から、チャンバーに
備えたレーザ透過部を通じて、チャンバー内の金属ベー
スと金属キャップとの接合部にレーザを照射して、接合
部をレーザ溶接する封止接点装置の製造方法。 - 【請求項5】請求項1〜4の何れかに記載の方法におい
て、 前記工程(c) が、金属ベースと金属キャップとの接合部
の間に、ろう材を介在させて溶接する封止接点装置の製
造方法。 - 【請求項6】請求項1〜5の何れかに記載の方法におい
て、 前記工程(c) の前に、金属ベースと金属キャップとの接
合部を予熱する工程(-c)をさらに含む封止接点装置の製
造方法。 - 【請求項7】請求項6に記載の方法において、 前記工程(-c)が、前記工程(b) で前記チャンバー内に予
熱された水素混合ガスを充填することにより果たされる
封止接点装置の製造方法。 - 【請求項8】請求項6に記載の方法において、 前記工程(c) が、抵抗溶接で行われ、 前記工程(-c)が、金属ベースと金属キャップとの接合部
に予備通電して予熱する封止接点装置の製造方法。 - 【請求項9】請求項6に記載の方法において、 前記工程(-c)が、金属ベースと金属キャップとの接合部
にレーザ照射して予熱する封止接点装置の製造方法。 - 【請求項10】請求項9に記載の方法において、 前記工程(-c)が、予熱に伴って、金属ベースと金属キャ
ップとの接合部を熱変形させて密着させる封止接点装置
の製造方法。 - 【請求項11】請求項2に記載の方法において、 前記工程(c) が、気密状態に維持されたチャンバー内
で、金属ベースおよび金属キャップに当接する一対の電
極のうち少なくとも一方を、金属ベースと金属キャップ
の接合部を互いに密着させる方向に移動させたあと、一
対の電極に通電して接合部を溶接する封止接点装置の製
造方法。 - 【請求項12】請求項1〜11の何れかに記載の方法に
おいて、 前記工程(b) が、チャンバー内を真空状態にする工程(b
-1) と、真空状態のチャンバー内に水素混合ガスを充填
する工程(b-2) とを含む封止接点装置の製造方法。 - 【請求項13】請求項12に記載の方法において、 前記工程(b) が、前記工程(b-1) の前に、チャンバー内
を窒素ガス雰囲気にする工程(b-0) をさらに含む封止接
点装置の製造方法。 - 【請求項14】請求項12または13の何れかに記載の
方法において、 前記工程(b-1) でチャンバー内を昇温させる封止接点装
置の製造方法。
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